JPH11209238A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPH11209238A
JPH11209238A JP1018998A JP1018998A JPH11209238A JP H11209238 A JPH11209238 A JP H11209238A JP 1018998 A JP1018998 A JP 1018998A JP 1018998 A JP1018998 A JP 1018998A JP H11209238 A JPH11209238 A JP H11209238A
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pigment
color
alumina
cosmetic
red
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JP1018998A
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Taisuke Aosaki
泰輔 青崎
Hiroyuki Sugaya
博之 菅谷
Takashi Kawada
貴史 川田
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 着色顔料であって、当該着色顔料の濃度
が5重量%となるように硫酸バリウムと混合してなる試
料の分光反射スペクトルが、600nm以上の波長領域に
おいて変曲点を有する着色顔料を含有する化粧料。 【効果】 シミ・ソバカス等の色むらをカバーすること
ができ、しかもくすんだ肌の色を改善し、自然で健康的
な肌色にする効果に優れたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、くすんだ肌の色を
改善し、自然で健康的な肌色にする効果に優れた化粧料
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に化粧料はその化粧効果の性質上、
肌に塗布した際に肌に存在するシミ・ソバカス等の色む
らを隠すことが要求されている。この要求に応えるた
め、従来は隠蔽力、着色力の高い顔料である酸化チタ
ン、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、有機色素等を着色
顔料として配合し、カバー力を高めることが行われてき
た。しかし、このような隠蔽力の高い顔料を多く配合し
た化粧料は、シミ・ソバカス等の色むらを見えにくくす
るという点では優れているものの、色彩学的には肌の色
彩値と同じ色に等色するだけで、健康的な素肌の分光反
射率(スペクトル)とは異なり、不透明で自然な感じが
失われるという欠点があった。
【0003】一般に、健康的な素肌は、分光反射スペク
トルにおいて、波長500〜620nmの領域でスペクト
ルに窪みを有するが、これとは逆に素肌がくすむにつれ
て波長500〜620nmの領域でスペクトルの窪みが小
さくなることが知られている。従来の化粧料、特にファ
ンデーションでは、550nmより長波長の領域のスペク
トルの反射率が低いため、これを塗布すると本来素肌が
有している長波長(550nm以上)側の反射率を小さく
してしまい、分光反射スペクトルがくすんだ肌と同様の
状態となり、自然で健康的な化粧肌を得ることは困難で
あった。これは、従来の化粧料に用いられている赤色顔
料が赤色酸化鉄(α−Fe23)であり、該赤色酸化鉄
の変曲点波長が580nm付近であることが原因である。
すなわち、従来の着色顔料を用いた化粧料においては、
肌に存在するシミ・ソバカス等の色むらをカバーするこ
とと、くすみのない自然で健康的な肌色の再現の両者を
同時に満足することはできなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、シミ・ソバカス等の色むらをカバーすることができ
るとともに、くすみがなく自然で健康的な肌色を得るこ
とができる化粧料を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは鋭意研究を行った結果、特定の光学的性質を
有する着色顔料を用いれば、シミ・ソバカス等の色むら
をカバーすることができ、しかもくすんだ肌の色を改善
し、自然で健康的な肌色にする効果に優れた化粧料が得
られることを見出し、本発明を完成した。
【0006】すなわち、本発明は、着色顔料であって、
当該着色顔料の濃度が5重量%となるように硫酸バリウ
ムと混合してなる試料の分光反射スペクトルが、600
nm以上の波長領域において変曲点を有する着色顔料を含
有することを特徴とする化粧料を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明で用いられる着色顔料は、
当該着色顔料の濃度が5重量%となるように硫酸バリウ
ムと混合してなる試料の分光反射スペクトルが、600
nm以上の波長領域において変曲点を有するものである。
ここで、変曲点とは、分光光度計を用い、380〜78
0nmの可視波長範囲での分光反射スペクトルを測定し、
得られたスペクトルにおいて一次微分導関数の最大値又
は二次微分導関数が0となる波長を変曲点波長として求
めたものである。本発明においては、この変曲点波長が
600nm以上、好ましくは600〜640nm、特に好ま
しくは620〜635nmのものを用いる。変曲点波長が
600nm未満のものでは、肌のくすみを改善することが
できない。
【0008】このような光学的性質を有する着色顔料と
しては、例えば(1)式:
【0009】
【化2】CaxFeyx+(3y/2)
【0010】(式中、xは0.6〜2の数、yは2〜3
の数を示す)で表される複合酸化物、(2)天然色素で
あるコチニール(カルミン酸)をアルミナ又はアルミナ
水和物に吸着させた複合顔料、(3)有機色素(タール
色素)をアルミニウムレーキさせたもの又はアルミナ若
しくはアルミナ水和物に吸着させた複合顔料などが挙げ
られる。
【0011】具体的には、(1)カルシウム・鉄複合酸
化物としては、複合酸化物を構成しているCaとFeの
モル比(Ca/Fe)の値が、0.3〜0.7の範囲内
であるものが好ましく、0.4〜0.55の範囲内であ
るものがより好ましい。
【0012】また、カルシウム・鉄複合酸化物中のα−
Fe23 の含有量は、変曲点波長が600nmよりも短
波長の領域で存在しないようにし、また化粧料に配合し
た際にスペクトルに大きな窪みを得ることができるよう
にする観点から、30重量%以下、特に15重量%以下
であるのが好ましい。
【0013】一方、カルシウム・鉄複合酸化物中のCa
2Fe25 の含有率は、彩度及び明度を良好にする観点
から、40重量%以下、特に10重量%以下であるのが
好ましい。
【0014】更に、カルシウム・鉄複合酸化物をイオン
交換水に1重量%懸濁させたとき、該カルシウム・鉄複
合酸化物を構成しているCa及びFeの溶出量は、あま
りにも多い場合には、該懸濁液の液性が高アルカリとな
り、化粧料に配合したときに、皮膚に刺激を与えるよう
になるので、それぞれ500ppm 以下、特に100ppm
以下であるのが好ましい。
【0015】このようなカルシウム・鉄複合酸化物は、
例えばα−Fe23 などの酸化鉄粉末、α−FeOO
H、β−FeOOH、γ−FeOOHなどのオキシ水酸
化鉄、Fe(OH)3 で表される水酸化鉄などの粉末
と、CaO、Ca(OH)2、CaCO3 などの粉末と
を水やエタノールなどの溶媒中でスラリー状にして十分
に混合したのち、溶媒を除去し、800〜1000℃で
焼成する固相反応法などにより製造することができる。
かかる方法に用いられる原料は特に限定されず、焼成す
ることによって、カルシウム・鉄複合酸化物(CaO−
Fe23複合酸化物)を生成することができれば、いず
れのものでもよい。
【0016】また、前記方法以外にも、例えば、CaC
2、Ca(NO32などのCa塩と、FeCl2、Fe
Cl3、Fe(NO33 などの可溶性のFe塩との混合
水溶液を、例えば、NaOH、KOH、LiOH、NH
3 などのアルカリで中和して得られる水酸化物を焼成す
る方法を採用することもできる。
【0017】なお、Ca及びFeの供給源は、前記した
ものに限定されず、例えば、中和によって水酸化物を生
じるものであれば特に限定されない。また、沈殿剤とし
て、シュウ酸、クエン酸などの有機酸を用いることがで
きるが、生成した沈殿物を焼成してCaO−Fe23
複合酸化物を生じるものであれば、特にこれらに限定さ
れるものではない。また、水熱反応法による焼成を必要
としない方法や、噴霧熱分解法などの気相法によっても
得ることができる。更に、α−Fe23 及びCa2Fe
25 を存在させるために、CaとFeとの仕込みモル
比を調整する以外に、第三成分としてCaと化合物をつ
くる物質、例えばSiO2 やZrO2 などを添加し、C
2SiO4 やCaZrO3 を生成させることでα−F
23 の存在量を調整することも可能である。
【0018】また、(2)コチニール複合顔料は、例え
ばα−Al23、γ−Al23などのアルミナ粉末やA
23・H2O、Al23・3H2Oで表されるようなア
ルミナ水和物を、天然色素のコチニール水溶液中に分散
させ、加熱攪拌し上記粉体に吸着させた後、濾過洗浄す
ることにより製造することができる。
【0019】更に、(3)有機色素複合顔料の有機色素
(タール色素)としては、例えば赤色104号、赤色1
06号、赤色201号、赤色202号、赤色220号、
赤色226号、赤色227号などの赤色有機色素が挙げ
られる。このような有機色素のうち、赤色104号、赤
色106号、赤色227号などの水溶性染料は、水中に
分散させた後、AlCl3 等のアルミニウム塩を加えて
アルミニウムレーキさせたものを使用することができ
る。また、このように水溶性染料をアルミニウムレーキ
したものや、赤色201号、赤色202号、赤色220
号、赤色226号などの水不溶性の色素を、前記と同様
にしてアルミナ又はアルミナ水和物に吸着させた複合顔
料を使用することができる。
【0020】本発明で用いる着色顔料は、前記のような
光学的性質を有するものであるが、更に、当該着色顔料
の濃度が5重量%となるように硫酸バリウムと混合して
なる試料の分光反射スペクトルが、500〜620nmの
波長領域でスペクトルに窪みを有し、500nm及び62
0nmの反射率を直線で結び、この窪みとの間に形成され
た部分の面積が300%・nm以上であるのが好ましい。
【0021】また、本発明で用いる着色顔料は、体積平
均粒子径が0.01〜50μm、特に0.05〜2μm
であるのが、分散性が良好で、着色力も高いので好まし
い。
【0022】本発明で用いる着色顔料としては、前記
(1)カルシウム・鉄複合酸化物が特に好ましい。
【0023】本発明で用いる着色顔料は、1種又は2種
以上を組合わせて用いることができ、全組成中に0.1
〜100重量%、特に0.01〜50重量%、更に1〜
20重量%配合すると、くすんだ肌の色を十分に改善す
ることができるので好ましい。
【0024】本発明の化粧料には、前記着色顔料のほ
か、通常の化粧料に用いられる成分、例えば各種オイ
ル、界面活性剤、水溶性高分子、保湿剤、防腐剤、薬
剤、他の粉末、色素、香料、紫外線吸収剤、水等を、本
発明の効果を損わない範囲で適宜配合することができ
る。
【0025】具体的には、オイルとしては、例えば流動
パラフィン、ワセリン、パラフィンワックス、スクワラ
ン、ミツロウ、カルナバロウ、オリーブ油、ラノリン、
高級アルコール、脂肪酸、高級アルコールと脂肪酸の合
成エステル油等の化粧品に汎用される油分が挙げられ
る。界面活性剤としては、例えばポリオキシエチレンア
ルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、
ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセ
リン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル・
ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビ
トール脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤;ステア
リン酸ナトリウム、パルミチン酸トリエタノールアミン
等の脂肪酸石鹸で代表されるアニオン界面活性剤;及び
カチオン界面活性剤、両性界面活性剤の化粧品に汎用さ
れる界面活性剤が挙げられる。
【0026】水溶性高分子としては、例えばカルボキシ
メチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシメチ
ルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロ
リドン、トラガントガム、カラギーナン、ローカストビ
ーンゴム、デキストリン、デキストリン脂肪酸エステ
ル、カルボキシビニルポリマー、キサンタンゴム、ゼラ
チン、アルギン酸ナトリウム、アラビアゴム等の化粧品
に汎用される水溶性高分子が挙げられる。保湿剤として
は、例えばソルビトール、キシリトール、グリセリン、
マルチトール、プロピレングリコール、1,3−ブチレ
ングリコール、1,4−ブチレングリコール、ピロリド
ンカルボン酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、乳酸ナトリ
ウム、ポリエチレングリコール等の化粧品に汎用される
保湿剤が挙げられる。
【0027】防腐剤としては、例えばパラオキシ安息香
酸アルキルエステル、安息香酸ナトリウム、ソルビン酸
カリウム等の化粧品に汎用される防腐剤が挙げられる。
薬剤としては、例えばビタミン類、生薬、消炎剤、殺菌
剤等の化粧品に汎用される薬剤が挙げられる。
【0028】他の粉末としては、例えばタルク、マイ
カ、カオリン、セリサイト、白雲母、合成雲母、金雲
母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、バーミキュライト、
炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、珪ソウ土、珪酸マ
グネシウム、珪酸カルシウム、珪酸アルミニウム、珪酸
バリウム、珪酸ストロンチウム、タングステン酸金属
塩、ヒドロキシアパタイト、含水珪酸、無水珪酸、酸化
アルミニウム、酸化マグネシウム、硫酸マグネシウム、
ベントナイト、ゼオライト、セラミックスパウダー、水
酸化アルミニウム等の無機粉体;ナイロンパウダー、ポ
リエチレンパウダー、ポリメチルベンゾグアナミンパウ
ダー、メタクリレートパウダー、四フッ化エチレンパウ
ダー、微結晶性セルロース、コメデンプン、ラウロイル
リジン等の有機粉体;ステアリン酸カルシウム、ステア
リン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム、ミリスチン酸
マグネシウム、セチルリン酸カルシウム、セチルリン酸
亜鉛ナトリウム等の活性剤金属塩粉末、酸化チタン、酸
化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化鉄(ベンガラ)、チタ
ン酸鉄、水酸化鉄、黄土、黒酸化鉄、カーボンブラッ
ク、マンガンバイオレット、コバルトバイオレット、酸
化クロム、水酸化クロム、コバルトチタン、群青、紺青
等の無機着色粉体;酸化チタンコーティング雲母、酸化
チタンコーティングオキシ塩化ビスマス、オキシ塩化ビ
スマス、酸化チタンコーティングタルク、魚鱗箔、着色
酸化チタンコーティング雲母等のパール顔料;アルミニ
ウムパウダー、ステンレスパウダー、カッパーパウダー
等の金属粉末顔料などが挙げられる。
【0029】色素としては、例えば赤色3号、赤色10
4号、赤色106号、赤色201号、赤色202号、赤
色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226
号、赤色227号、赤色228号、赤色230号、赤色
401号、赤色505号、黄色4号、黄色5号、黄色2
02号、黄色203号、黄色204号、黄色401号、
青色1号、青色2号、青色201号、青色404号、緑
色3号、緑色201号、緑色204号、緑色205号、
橙色201号、橙色203号、橙色206号、橙色20
7号等のタール色素、カルサミン、ラッカイン酸、ブラ
ジリン、クロシン等の有機顔料粉体及びジルコニア、バ
リウム、又はアルミニウムレーキ有機顔料粉体が挙げら
れる。
【0030】紫外線吸収剤としては、例えばパラアミノ
安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸系紫外線吸収
剤、サリチル酸系紫外線吸収剤、桂皮酸系紫外線吸収
剤、ベンソフェノン系紫外線吸収剤等が挙げられる。
【0031】本発明の化粧料は、通常の方法に従って製
造することができ、その形態は特に制限されず、例えば
粉末状、ケイク状、乳化状、オイル状、ゲル状等のいず
れでもよく、またファンデーション、粉白粉、固形白
粉、頬紅、アイシャドー、口紅、アイライナー等のメー
クアップ化粧料、及びクリーム、乳液等の基礎化粧料等
のいずれにも適用することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明の化粧料は、シミ・ソバカス等の
色むらをカバーすることができるとともに、くすんだ肌
の色を改善し、自然で健康的な肌色にする効果に優れた
ものである。
【0033】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を更に説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
なお、以下の製造例において得られた着色顔料の光学特
性(変曲点波長)、体積平均粒子径並びにCa及びFe
溶出量は、次の方法により求めた。
【0034】(1)光学特性の測定方法:着色顔料の濃
度が5重量%となるように硫酸バリウムと混合した試料
粉体1.0gを粉体測定用セルに詰め、標準白色板にて
補正を行った分光光度計(日立製作所社製、商品名:U
−4000)で380〜780nmの可視波長範囲での分
光反射スペクトルを測定し、得られたスペクトルにおい
て一次微分導関数の最大値又は二次微分導関数が0とな
る波長を変曲点波長として求めた。
【0035】(2)体積平均粒子径:堀場製作所社製、
レーザー散乱式粒度分布計(LA−700型)を用いて
測定した。
【0036】(3)Ca及びFeの溶出量の測定方法 着色顔料をイオン交換水(水温:20℃)に1重量%と
なるように懸濁させ、12時間攪拌後、フィルターによ
って粉体と溶液とを分離し、得られた濾液中のCa及び
Feの溶出量をプラズマ発光分析(ICP)にて測定し
た。
【0037】製造例1 Ca/Feモル比の値が0.5となるように原料粉末で
あるCa(OH)229.425重量部とα−FeOO
H 70.575重量部との割合で両者を秤量して合計
量を100gとした。これを容量が500mlのZrO2
製のボールミルポッドに入れ、10mmφのZrO2 製の
ボール1200gと溶媒として150gのエタノールを
用いて、12時間混合を行った。その後、スラリーとボ
ールとを分離し、スラリー中のエタノールを留去してC
a(OH)2−α−FeOOHの均一混合粉体を得た。
これを電気炉にて1000℃、3時間の焼成条件で焼成
することにより、着色顔料を得た。得られた着色顔料
は、X線回折分析の結果、CaFe24 単相であっ
た。また、変曲点波長は625nmであり、体積平均粒子
径は、1.35μm、Ca及びFeの溶出量、各々50
ppm 及び2ppm であった。
【0038】製造例2 製造例1において、Ca/Feモル比の値が0.4とな
るように調整した以外は、製造例1と同様の操作を行
い、着色顔料を得た。得られた着色顔料の変曲点波長は
623.5nmであり、得られた着色顔料をX線回折分析
したところ、CaFe24 相にα−Fe23 相が10
重量%含有されていた。また、体積平均粒子径は、1.
54μm、Ca及びFeの溶出量は、各々48ppm 及び
2ppm であった。
【0039】製造例3 製造例1において、Ca/Feモル比の値が0.6とな
るように調整した以外は、製造例1と同様の操作を行
い、着色顔料を得た。得られた着色顔料の変曲点波長は
627nmであり、得られた着色顔料をX線回折分析した
ところ、CaFe24 相以外にCa2Fe25 相が2
2重量%含有されていた。また、体積平均粒子径は、
1.36μm、Ca及びFeの溶出量は、各々89ppm
及び3ppm であった。
【0040】製造例4 室温で攪拌下でNaOH 0.8モルを含む水溶液1リ
ットルに、CaCl20.1モル及びFeCl3 0.2
モルを含む水溶液(Ca/Feのモル比の値:0.5)
1リットルを定量ポンプを用いて10ml/min の速度で
滴下した。滴下終了後のpHは12.5であった。ここで
得られたCa及びFeの混合水酸化物を良く水洗した後
乾燥し、その乾燥物を電気炉にて900℃、3時間の焼
成を行い、着色顔料を得た。得られた着色顔料は、X線
回折分析により、CaFe24 単相であることが判明
した。また、変曲点波長は623nmであり、体積平均粒
子径は1.12μm、Ca及びFeの溶出量は、各々3
4ppm 及び3ppm であった。
【0041】製造例5 製造例4において、焼成温度及びその時間を800℃で
3時間とした以外は、製造例4と同様の操作を行い、着
色顔料を得た。得られた着色顔料は、X線回折分析よ
り、CaFe24 相であることが判明した。また、変
曲点波長は608.5nmであり、体積平均粒子径は0.
78μm、Ca及びFeの溶出量は、各々97ppm 及び
5ppm であった。
【0042】製造例6 製造例4において、Ca/Feモル比の値が0.4とし
た以外は、製造例4と同様の操作を行い、着色顔料を得
た。得られた着色顔料は、X線回折分析より、CaFe
24 相以外にα−Fe2 3 相が10重量%含有されて
いた。また、変曲点波長は618.5nmであり、体積平
均粒子径は1.32μm、Ca及びFeの溶出量は、各
々26ppm 及び2ppm であった。
【0043】製造例7 (COOH)2 0.3モルを含む水溶液1リットルを
100℃に加熱、攪拌し、CaCl2 0.1モル及び
FeCl2 0.2モルを含む水溶液(Ca/Feのモ
ル比の値:0.5)1リットルを滴下ロートにて1分間
で滴下し、そのままの温度で攪拌下1時間の熟成を行っ
た。その後、生成したCa及びFeのシュウ酸塩を濾別
し、水洗した後、乾燥した。この乾燥粉末を電気炉にて
1000℃、1時間焼成し、着色顔料を得た。得られた
着色顔料は、X線回折分析より、CaFe24 単相で
あることが判明した。また、変曲点波長は625nmであ
り、体積平均粒子径は1.34μm、Ca及びFeの溶
出量は、各々6ppm 及び3ppm であった。
【0044】製造例8 製造例7において、Ca/Feモル比の値が0.4とし
た以外は、製造例7と同様の操作を行い、着色顔料を得
た。得られた着色顔料は、X線回折分析より、CaFe
24 相以外にα−Fe2 3 相が8重量%含有されてい
た。また、変曲点波長は622.5nmであり、体積平均
粒子径は1.25μm、Ca及びFeの溶出量は、各々
56ppm 及び2ppmであった。
【0045】製造例9 製造例2におてい、Ca原料及びFe原料を各々CaC
3 及びα−Fe23 とした以外は、実施例1と同様の
操作を行い、着色顔料を得た。得られた着色顔料は、X
線回折分析より、CaFe24 単相であることが判明
した。また、変曲点波長は627.5nmであり、体積平
均粒子径は1.56μm、Ca及びFeの溶出量は、各
々52ppm 及び2ppm であった。
【0046】製造例10 製造例9において、Ca/Feのモル比の値を0.4と
した以外は、製造例9と同様の操作を行い、着色顔料を
得た。得られた着色顔料は、X線回折分析より、CaF
24 相以外にα−Fe2 3 相が12重量%含有され
ていた。また、変曲点波長は616.5nmであり、体積
平均粒子径は1.32μm、Ca及びFeの溶出量は、
各々46ppm 及び1ppm であった。
【0047】製造例11 薄片状の金属アルミニウムをアルカリ溶液中にて酸化反
応させて得られた板状酸化アルミニウム粉末(比表面積
270m2/g、アスペクト比50、平均粒子径20.0
μm)1.0gを水50gに懸濁させ、更に天然色素コ
チニール(カルミン酸、三栄化学製)0.35gを水4
0gに溶解したものを徐々に攪拌しながら加えた。60
℃、20分間攪拌し、濾過洗浄し、着色された薄片状粉
末を得た。更に、この着色粉末を水100gで沸騰処理
した後、濾過、水洗、次いでエタノール洗浄し、80℃
で乾燥すると粉体色の鮮明な暗褐色を示す着色顔料を得
た。得られた着色顔料の変曲点波長は622nmであり、
体積平均粒子径は1.5μmであった。
【0048】製造例12 製造例11において、吸着担体にアルミナゾルを噴霧乾
燥して得られた球状アルミナ粉末(平均粒径3μm)と
した以外は、製造例11と同様の操作を行い、暗赤色を
示す着色顔料を得た。得られた着色顔料の変曲点波長は
625nmであり、体積平均粒子径は1.3μmであっ
た。
【0049】製造例13 製造例11にて使用した薄片状アルミナ粉末1.0gを
水50gに懸濁させ、更に赤色201号(癸巳化成製)
0.15gを水40gに溶解したものを徐々に加え、次
いで濾過洗浄して、着色された薄片状粉末を得た。この
薄片状粉末をオートクレーブに入れ、水100gを加え
た懸濁液を30分で130℃まで昇温し、そのまま1時
間保持後、30分で70℃まで放冷した。更にこれを洗
浄、乾燥して粉体色の鮮明な赤色を示す着色顔料を得
た。得られた着色顔料の変曲点波長は、626.6nmで
あり、体積平均粒子径は1.4μmであった。
【0050】試験例1 製造例1、11及び13で得られた着色顔料並びに赤色
酸化鉄(ベンガラ)の分光反射スペクトルを測定した。
得られたスペクトルを図1〜図4に示す。
【0051】実施例1〜13、比較例1(パウダーファ
ンデーション) 表1〜表2に示す組成のパウダーファンデーションを製
造し、これを使用したときの仕上がり(健康的にみえ
る、血色の良さ、カバー力、くすみの改善)を評価し
た。結果を表1〜表2に併せて示す。
【0052】(製法)成分(1)〜(18)を混合し、
粉砕機を通して粉砕する。これを高速ブレンダーに移
し、更に成分(19)〜(21)を80℃に混合溶解し
たものを加えて均一混合する。この混合物に成分(2
2)を加え、混合した後再び粉砕し、ふるいを通す。こ
れを金皿に圧縮成型して、パウダーファンデーションを
得た。
【0053】(評価方法)実施例1〜13及び比較例1
で得られたパウダーファンデーションについて、これを
女性モデルの顔の左右に、実施例1〜13と比較例1を
ハーフフェイスに塗布したとき、健康的に見える、血色
の良さ、カバー力及びくすみの改善などの顔の見えにつ
いて評価した。条件としては、色温度約6100Kの照
明環境で左右の塗布肌が同じように見える(色、仕上が
りについて)ことを確認した後、色温度が4000Kの
照明環境で評価を行った。評価は、専門パネラー14名
により、各項目について、良いを5点、やや良いを4
点、普通を3点、やや悪いを2点、悪いを1点として行
い、14名の平均値を算出した。
【0054】
【表1】
【0055】
【表2】
【0056】表1〜表2の結果から明らかなように、本
発明のパウダーファンデーションを塗布した場合にはい
ずれも、健康的で、血色が良く見える仕上がりで、かつ
カバー力及びくすみの改善も良好であった。
【0057】実施例14(クリーム状ファンデーショ
ン) 下記組成のクリーム状ファンデーションを製造した。
【表3】 (組成) (重量%) (1)ステアリン酸 5.5 (2)親油型モノステアリン酸グリセリン 2.5 (3)セトステアリルアルコール 1.0 (4)モノラウリルプロピレングリコール 3.0 (5)スクワラン 7.0 (6)オリーブ油 8.0 (7)精製水 バランス (8)防腐剤 適量 (9)トリエタノールアミン 1.2 (10)ソルビット 3.0 (11)酸化チタン 8.0 (12)タルク 5.0 (13)黒酸化鉄 0.05 (14)製造例1の着色顔料 1.8 (15)黄酸化鉄 2.4 (16)比表面積25m2/gの酸化亜鉛(FINEX-25、堺化学社製) 4.0 (17)香料 微量
【0058】(製法)成分(11)〜(16)を混合
し、粉砕機を通して粉砕する。別に水相成分(7)〜
(10)を混合した溶液を調製し、粉砕した顔料を加え
て分散した後、75℃に加熱する。油相成分(1)〜
(6)を80℃に加熱溶解したものを、先に調製した水
相に攪拌しながら加え、乳化する。これを攪拌しながら
冷却し、50℃で成分(17)を加え攪拌しながら冷却
し、クリーム状ファンデーションを得た。
【0059】実施例15(粉白粉) 下記組成の粉白粉を製造した。
【表4】 (組成) (重量%) (1)マイカ バランス (2)比表面積75m2/gの酸化亜鉛(FINEX-75、堺化学社製) 5.0 (3)タルク 30.0 (4)酸化チタン 0.5 (5)製造例2の着色顔料 0.1 (6)黄酸化鉄 0.1 (7)黒酸化鉄 0.01 (8)ステアリン酸マグネシウム 10.0 (9)防腐剤 適量
【0060】(製法)全成分を混合し、粉砕機を通して
粉砕し、ふるいを通して粉白粉を得た。
【0061】実施例16(固形白粉) 下記組成の固形白粉を製造した。
【表5】 (組成) (重量%) (1)マイカ バランス (2)比表面積50m2/gの酸化亜鉛(FINEX-50、堺化学社製) 6.0 (3)タルク 20.0 (4)酸化チタン 0.5 (5)製造例3の着色顔料 0.1 (6)黄酸化鉄 0.1 (7)黒酸化鉄 0.01 (8)流動パラフィン 8.0 (9)ミツロウ 2.0 (10) 防腐剤 適量 (11)香料 微量
【0062】(製法)成分(1)〜(8)を混合し、粉
砕機を通して粉砕する。これを高速ブレンダーに移し、
更に成分(9)〜(11)を80℃で混合溶解したもの
を加えて均一に混合する。この混合物に成分(12)を
加え混合した後、再び粉砕しふるいを通す。これを金皿
に圧縮成型して、固形白粉を得た。
【0063】実施例17(頬紅) 下記組成の頬紅を製造した。
【表6】 (組成) (重量%) (1)マイカ バランス (2)タルク 20.0 (3)比表面積25m2/gの酸化亜鉛(FINEX-25、堺化学社製) 7.0 (4)酸化チタン 4.0 (5)ステアリン酸亜鉛 5.0 (6)コメデンプン 5.0 (7)黒酸化鉄 0.05 (8)製造例12の着色顔料 1.8 (9)黄酸化鉄 0.8 (10)流動パラフィン 3.0 (11)防腐剤 適量 (12)香料 微量
【0064】(製法)成分(1)〜(10)を混合し、
展色する。次に、混合機の中で成分(11)〜(12)
を噴霧して加え、均一に混合し、ふるい通した後フレス
機を使って金皿の中に圧縮して固め、頬紅を得た。
【0065】実施例18(アイシャドウ) 下記組成のアイシャドウを、実施例17と同様にして製
造した。
【表7】 (組成) (重量%) (1)マイカ バランス (2)タルク 5.0 (3)比表面積75m2/gの酸化亜鉛(FINEX-75、堺化学社製) 7.0 (4)雲母チタン 5.0 (5)ステアリン酸亜鉛 5.0 (6)ラウリン酸亜鉛 3.0 (7)黒酸化鉄 0.05 (8)製造例11の着色顔料 2.1 (9)黄酸化鉄 1.8 (10)流動パラフィン 7.0 (11)防腐剤 適量 (12)香料 微量
【0066】実施例19(口紅) 下記組成の口紅を製造した。
【表8】 (組成) (重量%) (1)酸化チタン バランス (2)製造例13の着色顔料 3.0 (3)赤色202号 2.0 (4)黄色4号アルミニウムレーキ 1.0 (5)赤色223号 0.1 (6)微粒子酸化亜鉛(ジメチルポリシロキサン処理物) 4.0 (7)ヒマシ油 46.0 (8)オクチルドデカノール 15.0 (9)ラノリン 5.0 (10)液状ラノリン 5.0 (11)ミツロウ 5.0 (12)オゾケライト 4.0 (13)キャンデリラロウ 7.0 (14)カルナウバロウ 1.0 (15)酸化防止剤 適量 (16)防腐剤 適量 (17)香料 微量
【0067】(製法)成分(8)〜(15)を加熱融解
し、均一に混合する。これに成分(1)〜(7)を加
え、ロールミルで練り均一に分散させた後、再融解して
成分(16)〜(17)を加え、脱泡してから型に流し
込み、急冷して固める。固まったものを型から取り出
し、容器に充填する。次にスティックの外観を整えてか
ら炎の中を通し、表面を均一にして、口紅を得た。
【0068】実施例20(アイライナー) 下記組成のアイライナーを製造した。
【表9】 (組成) (重量%) (1)カルナウバロウ 5.0 (2)ミツロウ 1.0 (3)マイクロクリスタリンワックス 10.0 (4)白色ワセリン 1.0 (5)有機ベントナイト 0.5 (6)軽質流動パラフィン バランス (7)製造例9の着色顔料 2.0 (8)酸化チタン 3.0 (9)カーボンブラック 2.0 (10)防腐剤 適量
【0069】(製法)成分(6)の一部に成分(5)を
加え、コロイドミルを通して分散、ゲル化させる。一方
成分(1)〜(4)及び(11)を混合し、加熱して溶
解し、成分(7)〜(10)を加えた後、冷却してロー
ルミルで練り、再び加熱して溶かした中に、ベントナイ
トゲルと残部の成分(6)を加え、攪拌しながら冷却
し、アイライナーを得た。
【0070】実施例14〜20で得られた化粧料はいず
れも、健康的で、血色が良く見える仕上がりで、かつカ
バー力及びくすみの改善も良好であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】製造例1で得られた着色顔料の分光反射スペク
トルを示す図である。
【図2】製造例11で得られた着色顔料の分光反射スペ
クトルを示す図である。
【図3】製造例13で得られた着色顔料の分光反射スペ
クトルを示す図である。
【図4】赤色酸化鉄(ベンガラ)の分光反射スペクトル
を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 7/035 A61K 7/035 7/48 7/48

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色顔料であって、当該着色顔料の濃度
    が5重量%となるように硫酸バリウムと混合してなる試
    料の分光反射スペクトルが、600nm以上の波長領域に
    おいて変曲点を有する着色顔料を含有することを特徴と
    する化粧料。
  2. 【請求項2】 着色顔料が、式: 【化1】CaxFeyx+(3y/2) (式中、xは0.6〜2の数、yは2〜3の数を示す)
    で表される複合酸化物である請求項1記載の化粧料。
  3. 【請求項3】 複合酸化物が、α−Fe23 結晶相の
    含有率30重量%以下及びCa2Fe25 結晶相の含有
    率40重量%以下のものである請求項2記載の化粧料。
  4. 【請求項4】 複合酸化物をイオン交換水に1重量%懸
    濁させたときに、Ca及びFeの溶出量がそれぞれ50
    0ppm 以下のものである請求項2又は3記載の化粧料。
  5. 【請求項5】 着色顔料が、コチニールをアルミナ又は
    アルミナ水和物に吸着させたものである請求項1記載の
    化粧料。
  6. 【請求項6】 着色顔料が、有機色素をアルミニウムレ
    ーキさせたもの又はアルミナ若しくはアルミナ水和物に
    吸着させたものである請求項1記載の化粧料。
  7. 【請求項7】 着色顔料が、体積平均粒子径0.01〜
    50μmのものである請求項1〜6のいずれか1項記載
    の化粧料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006101122A1 (ja) * 2005-03-23 2006-09-28 Shiseido Co., Ltd. 肌化粧料用色材組成物、それを用いたファンデーション、化粧方法

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