JPH1120851A - カバー構造 - Google Patents
カバー構造Info
- Publication number
- JPH1120851A JPH1120851A JP9174752A JP17475297A JPH1120851A JP H1120851 A JPH1120851 A JP H1120851A JP 9174752 A JP9174752 A JP 9174752A JP 17475297 A JP17475297 A JP 17475297A JP H1120851 A JPH1120851 A JP H1120851A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- housing
- contact
- vicinity
- cover structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 筐体に固定するボックス型のカバー構造にお
いて、筐体のどのような寸法の差異にも一種類のカバー
で対応することができると共に開口が筐体に確実に固定
できることを目的とする。 【構成】 筐体の幅方向および/もしくは厚さ方向の所
定方向にカバーの側面および上面にかけて伸縮部を弾性
材で形成すると共に開口端内部に筐体の端部周囲が当接
する当接面部を段状に形成したことを特徴とする。
いて、筐体のどのような寸法の差異にも一種類のカバー
で対応することができると共に開口が筐体に確実に固定
できることを目的とする。 【構成】 筐体の幅方向および/もしくは厚さ方向の所
定方向にカバーの側面および上面にかけて伸縮部を弾性
材で形成すると共に開口端内部に筐体の端部周囲が当接
する当接面部を段状に形成したことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば測定器具、
計測器具、電気装置等の小型の可搬筐体のボックス型の
カバー構造に関する。
計測器具、電気装置等の小型の可搬筐体のボックス型の
カバー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明が対象とする従来の小型の可搬筐
体のボックス型のカバー構造を以下に図面を用いて説明
する。図4は全体斜視図、図5は要部断面説明図であ
り、図において、1は筐体であり端部に把手2を有して
いる。3はボックス型のカバーであり、筐体1の把手2
側の端部を覆うように嵌められ、がたつかないように筐
体1の把手2に当接してカバー3を支持するガイド4が
内側に設けられている。5はこれら筐体1とカバー3と
を一体に固定するキャッチクリップである。
体のボックス型のカバー構造を以下に図面を用いて説明
する。図4は全体斜視図、図5は要部断面説明図であ
り、図において、1は筐体であり端部に把手2を有して
いる。3はボックス型のカバーであり、筐体1の把手2
側の端部を覆うように嵌められ、がたつかないように筐
体1の把手2に当接してカバー3を支持するガイド4が
内側に設けられている。5はこれら筐体1とカバー3と
を一体に固定するキャッチクリップである。
【0003】このような構造によると、筐体1の端部に
カバー3の開口端が当接するように嵌め、その際にガイ
ド4を把手2に当接させて装着することによりがたつか
ずに位置決めされて正確にカバー3を筐体1に装着する
ことができ、キャッチクリップによってカバー3を筐体
1に一体に固定することができる。
カバー3の開口端が当接するように嵌め、その際にガイ
ド4を把手2に当接させて装着することによりがたつか
ずに位置決めされて正確にカバー3を筐体1に装着する
ことができ、キャッチクリップによってカバー3を筐体
1に一体に固定することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来技術
によると、カバーを筐体に正確に装着するために筐体の
把手に当接するガイドをカバー内部の正確に位置決めさ
れた個所に形成する必要がある。また、筐体の厚さが変
わるとその都度それに合わせた大きさのカバーが要求さ
れ、その際に、筐体の把手の位置に合う個所に位置決め
されたガイドをカバー内に正確に設けておかなければな
らず、カバーの製造精度上大きな問題であった。
によると、カバーを筐体に正確に装着するために筐体の
把手に当接するガイドをカバー内部の正確に位置決めさ
れた個所に形成する必要がある。また、筐体の厚さが変
わるとその都度それに合わせた大きさのカバーが要求さ
れ、その際に、筐体の把手の位置に合う個所に位置決め
されたガイドをカバー内に正確に設けておかなければな
らず、カバーの製造精度上大きな問題であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、筐体に
固定するボックス型のカバー構造において、筐体の厚さ
方向および/もしくは幅方向の所定方向にカバーの側面
および上面にかけて伸縮部を弾性材で形成すると共に開
口端内部に筐体の端部周囲が当接する当接面部を段状に
形成したことを特徴とし、どのような寸法の差異にも対
応することができると共に開口が筐体に確実に固定でき
るカバー構造となる。
固定するボックス型のカバー構造において、筐体の厚さ
方向および/もしくは幅方向の所定方向にカバーの側面
および上面にかけて伸縮部を弾性材で形成すると共に開
口端内部に筐体の端部周囲が当接する当接面部を段状に
形成したことを特徴とし、どのような寸法の差異にも対
応することができると共に開口が筐体に確実に固定でき
るカバー構造となる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1は全体斜視図、図2は伸縮部を
伸ばした状態の要部断面説明図、図3は伸縮部を縮めた
状態要部断面説明図であり、図において、6は筐体、7
はこの筐体6のカバーである。
を用いて説明する。図1は全体斜視図、図2は伸縮部を
伸ばした状態の要部断面説明図、図3は伸縮部を縮めた
状態要部断面説明図であり、図において、6は筐体、7
はこの筐体6のカバーである。
【0007】このカバー7は合成樹脂やゴム等の弾性材
製であり、厚さ方向の両側面および上面にかけて複数本
の蛇腹状体等に折り畳んだ伸縮部8が連続形成されてお
り、厚さ方向に伸縮可能となっており、さらに、開口端
内部には筐体6の端部周囲が当接する当接面部9が段状
に形成されている。以上の構成によると、カバー7の伸
縮部8を筐体6の寸法に合わせて筐体6に嵌めることが
でき、当接面部9が筐体6の端部周囲に当接して納ま
り、カバー7の弾性によってカバー7の開口内周面が筐
体6の端部周囲に密着した状態で閉じることができる。
製であり、厚さ方向の両側面および上面にかけて複数本
の蛇腹状体等に折り畳んだ伸縮部8が連続形成されてお
り、厚さ方向に伸縮可能となっており、さらに、開口端
内部には筐体6の端部周囲が当接する当接面部9が段状
に形成されている。以上の構成によると、カバー7の伸
縮部8を筐体6の寸法に合わせて筐体6に嵌めることが
でき、当接面部9が筐体6の端部周囲に当接して納ま
り、カバー7の弾性によってカバー7の開口内周面が筐
体6の端部周囲に密着した状態で閉じることができる。
【0008】したがって、このカバー7によって閉止し
うる筐体6は、図2に示す如く、伸縮部8が伸びきった
状態の寸法の筐体6から図3に示す如く、伸縮部8が縮
みきった状態の寸法の筐体6まで対応することができる
ことになる。なお、上記の説明は、筐体6の厚さ方向に
対応する伸縮部8で説明を行ったが、筐体の幅方向に対
応できるカバーとすることも上記と同様であり、カバー
の幅方向の前後面および上面にかけて複数本の蛇腹状体
等に折り畳んだ伸縮部を形成してもよい。
うる筐体6は、図2に示す如く、伸縮部8が伸びきった
状態の寸法の筐体6から図3に示す如く、伸縮部8が縮
みきった状態の寸法の筐体6まで対応することができる
ことになる。なお、上記の説明は、筐体6の厚さ方向に
対応する伸縮部8で説明を行ったが、筐体の幅方向に対
応できるカバーとすることも上記と同様であり、カバー
の幅方向の前後面および上面にかけて複数本の蛇腹状体
等に折り畳んだ伸縮部を形成してもよい。
【0009】このように構成することにより、筐体の厚
さ方向の寸法の変化に対応したカバー構造とすることが
できる。さらには、厚さ方向および幅方向の両方向の調
整が可能なように形成してもよく、その場合、厚さ方向
の両側面および上面と幅方向の前後面および上面にかけ
て複数本の蛇腹状体等に折り畳んだ伸縮部を形成し、上
面における伸縮部の交差部は例えばそれぞれ四角錐に形
成し、その各4面に頂点から折り畳み線を形成したよう
な構成にすればよい。
さ方向の寸法の変化に対応したカバー構造とすることが
できる。さらには、厚さ方向および幅方向の両方向の調
整が可能なように形成してもよく、その場合、厚さ方向
の両側面および上面と幅方向の前後面および上面にかけ
て複数本の蛇腹状体等に折り畳んだ伸縮部を形成し、上
面における伸縮部の交差部は例えばそれぞれ四角錐に形
成し、その各4面に頂点から折り畳み線を形成したよう
な構成にすればよい。
【0010】このように構成することにより、筐体の厚
さ方向および幅方向の寸法の変化に対応したカバーとす
ることができる。以上説明した各構造において、カバー
全体を弾性材によって形成したが、必ずしもカバー全体
を弾性材製にする必要はなく、伸縮部8を弾性材製と
し、その他の部分は硬質や軟質の合成樹脂製や金属製で
あってもよい。
さ方向および幅方向の寸法の変化に対応したカバーとす
ることができる。以上説明した各構造において、カバー
全体を弾性材によって形成したが、必ずしもカバー全体
を弾性材製にする必要はなく、伸縮部8を弾性材製と
し、その他の部分は硬質や軟質の合成樹脂製や金属製で
あってもよい。
【0011】また、伸縮部は必ずしも蛇腹状体である必
要はなく、ゴムや合成樹脂等の弾性体製の帯状体でもよ
い。
要はなく、ゴムや合成樹脂等の弾性体製の帯状体でもよ
い。
【0012】
【発明の効果】以上詳細に説明した本発明によると、筐
体に固定するボックス型のカバー構造において、筐体の
厚さ方向および/もしくは幅方向の所定方向にカバーの
側面および上面にかけて伸縮部を弾性材で形成すると共
に開口端内部に筐体の端部周囲が当接する当接面部を段
状に形成したことにより、カバーの伸縮部を筐体の寸法
に合わせて筐体に嵌めることができる効果を有すると共
に当接面部が筐体の端部周囲に当接して納まり、カバー
の弾性によってカバーの開口内周面が筐体の端部周囲に
密着した状態で閉じることができる効果を有する。
体に固定するボックス型のカバー構造において、筐体の
厚さ方向および/もしくは幅方向の所定方向にカバーの
側面および上面にかけて伸縮部を弾性材で形成すると共
に開口端内部に筐体の端部周囲が当接する当接面部を段
状に形成したことにより、カバーの伸縮部を筐体の寸法
に合わせて筐体に嵌めることができる効果を有すると共
に当接面部が筐体の端部周囲に当接して納まり、カバー
の弾性によってカバーの開口内周面が筐体の端部周囲に
密着した状態で閉じることができる効果を有する。
【図1】実施の形態例を示す全体斜視図
【図2】伸縮部を伸ばした状態の要部断面説明図
【図3】伸縮部を縮めた状態の要部断面説明図
【図4】従来例を示す全体斜視図
【図5】要部断面説明図
6 筐体 7 カバー 8 伸縮部 9 当接面部
Claims (7)
- 【請求項1】 筐体に固定するボックス型のカバー構造
において、 筐体の厚さ方向および/もしくは幅方向の所定方向にカ
バーの側面および上面にかけて伸縮部を弾性材で形成す
ると共に開口端内部に筐体の端部周囲が当接する当接面
部を段状に形成したことを特徴とするカバー構造。 - 【請求項2】 請求項1において、カバーの厚さ方向に
伸縮部を形成したことを特徴とするカバー構造。 - 【請求項3】 請求項1において、カバーの幅方向に伸
縮部を形成したことを特徴とするカバー構造。 - 【請求項4】 請求項1において、カバーの厚さ方向お
よび幅方向に伸縮部を形成したことを特徴とするカバー
構造。 - 【請求項5】 請求項1において、カバー全体を弾性材
製としたことを特徴とするカバー構造。 - 【請求項6】 請求項1において、伸縮部を弾性材製と
し、他を剛性材製としたことを特徴とするカバー構造。 - 【請求項7】 請求項1において、伸縮部を蛇腹状体に
形成したことを特徴とするカバー構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9174752A JPH1120851A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | カバー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9174752A JPH1120851A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | カバー構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1120851A true JPH1120851A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=15984072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9174752A Pending JPH1120851A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | カバー構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1120851A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006055981A1 (de) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Gross + Froelich Gmbh & Co. Kg | Transportschutzeinrichtung für Laufräder von Rollen |
WO2009028535A1 (ja) * | 2007-08-27 | 2009-03-05 | Ts Tech Co., Ltd. | フットカバー及び車両用シート |
GB2499208A (en) * | 2012-02-08 | 2013-08-14 | Victor Tuffen | Adjustable cover |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP9174752A patent/JPH1120851A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006055981A1 (de) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Gross + Froelich Gmbh & Co. Kg | Transportschutzeinrichtung für Laufräder von Rollen |
DE102006055981B4 (de) * | 2006-11-24 | 2017-07-13 | Gross + Froelich Gmbh & Co. Kg | Transportschutzeinrichtung für Laufräder von Rollen |
WO2009028535A1 (ja) * | 2007-08-27 | 2009-03-05 | Ts Tech Co., Ltd. | フットカバー及び車両用シート |
US8313149B2 (en) | 2007-08-27 | 2012-11-20 | Ts Tech Co., Ltd. | Foot cover and vehicle seat |
JP5474554B2 (ja) * | 2007-08-27 | 2014-04-16 | テイ・エス テック株式会社 | フットカバー及び車両用シート |
GB2499208A (en) * | 2012-02-08 | 2013-08-14 | Victor Tuffen | Adjustable cover |
GB2499208B (en) * | 2012-02-08 | 2017-04-05 | Tuffen Victor | Adjustable cover for a meter box |
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