JPH0427058Y2 - - Google Patents

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JPH0427058Y2
JPH0427058Y2 JP1987020480U JP2048087U JPH0427058Y2 JP H0427058 Y2 JPH0427058 Y2 JP H0427058Y2 JP 1987020480 U JP1987020480 U JP 1987020480U JP 2048087 U JP2048087 U JP 2048087U JP H0427058 Y2 JPH0427058 Y2 JP H0427058Y2
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base
base portion
auxiliary
elastic cover
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は防水及び防塵を目的とする弾性カバー
が装着された車両用ドアスイツチ装置に関する。
(従来の技術) 従来のドアスイツチ装置は、板材をプレスで折
曲加工したもので、車両のボデイに固着するため
のベース部の一端を略直角に折曲して支持部を設
け、その支持部にドアの開閉に応じて往復移動さ
れてスイツチ部を作動させるための可動ロツドを
支持し、防水及び防塵のために可動ロツドの先端
部及びベース部を覆う袋状の弾性カバーの開放端
がベース部を車両のボデイにねじ止め等で固着し
た時にそのベース部とボデイとの間に挾持される
ようにしていた。
(考案が解決しようとする問題点) この構成において、ベース部の一端の外側に位
置する部分にはベース部が存在せず、このために
弾性カバーの開放端のこの部分はベース部を締付
けても挾持された状態とはならず、この部分のシ
ールが不完全で、この部分から水分や塵埃が侵入
しやすい欠点があつた。そこで、このような欠点
を解消するためにベース部に例えばプラスチツク
製のプレートを重ねてそのプレートで弾性カバー
の開放端の全周をボデイとの間に挾持するように
したものも供されているが、このものは別部品の
プレートを必要とするから、コストが高くなる欠
点があつた。
従つて、本考案の目的は、低コストで弾性カバ
ーの開放端の全周を確実にシールできるようにし
た車両用ドアスイツチ装置を提供するにある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案は、車両のボデイに固着するためのベー
ス部を金属製板材にて製作し、そのベース部の一
端を略直角に折曲してドアの開閉に応動して往復
移動されてスイツチ部を作動させるための可動ロ
ツドを支持したほぼ板状の支持部を設けるように
したものにおいて、前記ベース部の前記一端部に
おける前記支持部の両側にそれぞれ一体に延出さ
れた一対の突片部と、一方の突片部から他方の突
片部方向へ一体に延出されて前記ベース部の一端
よりも位置するように形成された補助ベース部
と、前記可動ロツドの先端部及びベース部を覆う
袋状に形成され開放端が前記ベース部の周囲部及
び前記補助ベース部と前記車両のボデイとの間に
挾持される弾性カバーとを具備してなることを特
徴とするものである。
(作用) 上記手段によれば、支持部の両側にそれぞれ一
体に一対の突片部を形成し、前記補助ベース部
を、一方の突片部から他方の突片部方向へ一体に
延出させることでベース部の一端よりも外側に位
置するように形成しているから、ベース部と補助
ベース部とが両突片部を介してほぼ一連に連なる
関係となり、従つて、弾性カバーの開放端を前記
ベース部の周囲部及び前記補助ベース部と前記車
両のボデイとの間に挾持するときに、弾性カバー
の全周を挾持することができるようになる。この
結果、弾性カバーによるシールが確実にでき、し
かも、ベース部と補助ベース部と両突片部とは、
金属製板材の一体成形体であるので、別部品のプ
レートが不要で、低コストに製作できる。
(実施例) 以下本考案の第1の実施例について第1図乃至
第4図を参照して説明する。1は金属製の板材を
プレス加工によつて打抜き及び曲げ加工して製作
された枠体で、これのベース部2の一端に略直角
に折曲された略板状の支持部3が形成され、該支
持部3の先端に略直角に折曲された受部4が形成
されている。この受部4とベース部2に設けられ
た支持孔5,6には、プラスチツク製の可動ロツ
ド7が軸方向に摺動可能の挿通されている。この
可動ロツド7の先端部はベース部2から所定長さ
外方に突出されていて、図示しないドアが閉じら
れた時に矢印A方向に押込まれるようにしてい
る。そして、この可動ロツド7の受部4側の端部
には、ターミナル部8を有する可動コンタクト9
が取付けられている。可動ロツド7の外周部に巻
装されたコイルばね10は該可動ロツド7を反矢
印A方向に付勢している。
11,11はベース部2の一端部に支持部3を
両側から挾むように一体に突設された突片部で、
一方ほ突片部11にベース部2の一端の外側に位
置される補助ベース部12が延設されている。こ
の補助ベース部12は第3図の展開図に示すよう
に突片部11から外方に向けて延設された舌片部
13をプレス加工で折曲線aを境目として折返し
て形成されたもので、もつて、一方の突片部11
から他方の突片部11方向へ延出される。この場
合、補助ベース部12は各突片部11,11にラ
ツプした形態になつており、そして、ベース部2
と補助ベース部12とが両突片部11,11を介
して略一連に連なる関係となつている。14は例
えばゴムによつて形成された袋状の弾性カバー
で、これは可動ロツド7の先端部とベース部2及
び補助ベース部12の表面を覆う形状で、これの
開放端15がベース部2の裏面周囲部及び補助ベ
ース部12の裏面に回り込むように配設されてお
り、該開放端15に断面三角形のシールリブ16
が突設されている。尚、17はベース部2の中央
部に設けられた取付用の貫通孔で、弾性カバー1
4には、この貫通孔17に対応する開口18が形
成されている。
一方、19は車両のボデイで、これに支持部3
を貫通させる貫通孔20と貫通孔17に対応する
ねじ孔21が形成されている。そして、ねじ22
を貫通孔17を介してねじ孔21にねじ込むこと
によつてベース部2をボデイ19に固着すると、
弾性カバー14の開放端15がベース部2及び補
助ベース部12の裏面とボデイ19と表面との間
に挾持され、シールリブ16の全周がボデイ19
の表面に圧接される。
上記した構成では、支持部3の両側にそれぞれ
一体に一対の突片部11,11を形成し、補助ベ
ース部12を、一方の突片部11から他方の突片
部11方向へ一体に延出させることでー前記ベー
ス部2の一端よりも外側へ位置するように形成し
ているから、ベース部2と補助ベース部12とが
両突片部11,11を介して略一連に連なる関係
となる。これによつてベース部2をねじ22にて
ボデイ19に締付けた時に、弾性カバー14の開
放端15の内のベース部2の一端の外側に位置さ
れた部分が、その補助ベース部12とボデイ19
との間に挾持され、それ以外の部分は従来と同様
にベース部2とボデイ19との間に挾持されるよ
うにしており、従つて、該開放端15の全周がボ
デイ19に圧接され、弾性カバー14によるシー
ルが確実に行われる。そして、補助ベース部12
はベース部2に一体に延設された舌片部13を折
曲することによつて形成しているから、部品点数
が増加することもなく、従つて、別部品のプレー
トを用いた従来のものに比べて低コストに製作で
きる。
第5図及び第7図は本考案の第2の実施例を示
すもので、第1の実施例と同一部分には同一符号
を付して説明を省略し、以下異なる部分のみ説明
する。23は一方の突片部11に補助ベース部1
2の代わりをなすように一体に延設された補助ベ
ース部で、これは第7図の展開図に示すように突
片部11から外方に向けて一体に延設された舌片
部24をプレス加工でスリツト状の溝25,25
をガイドとして矢印B方向に折曲して形成された
ものである。
この構成でも、ベース部2と補助ベース部23
とが両突片部11,11を介して略一連に連なる
関係となり、そして、弾性カバー14の開放端1
5の内のベース部2の一端の外側に位置する部分
が、補助ベース部23の裏面とボデイ19の表面
との間に挾持されるから、上記した第1の実施例
と同様に確実なシールが行われるとともに部品数
が増加せず、低コストで製作できる。
[考案の効果] 本考案は以上の説明から明らかなように、支持
部の両側にそれぞれ一体に一対の突片部を形成
し、補助ベース部を、一方の突片部から他方の突
片部方向へ一体に延出させることでベース部の一
端よりも外側に位置するように形成しているか
ら、ベース部と補助ベース部とが両突片部を介し
て略一連に連なる関係となり、従つて、弾性カバ
ーの開放端をベース部の周囲部及び補助ベース部
と車両のボデイとの間に挾持するときに、弾性カ
バーの全周を挾持することができ、この結果、弾
性カバーによるシールが確実にでき、しかも、ベ
ース部と補助ベース部と両突片部とは、金属製板
材の一体成形体であるので、別部品のプレートが
不要で、低コストに製作できる、という優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の第1の実施例を示
すもので、第1図は縦断面図、第2図は枠体の平
面図、第3図は枠体の展開図、第4図は枠体の側
面図、第5図乃至第7図は本考案の第2の実施例
を示すもので、第5図は縦断面図、第6図は枠体
の平面図、第7図は枠体の展開図である。 図面中、1は枠体、2はベース部、3は支持
部、7は可動ロツド、9は可動コンタクト、10
はコイルばね、11は突片部、12は補助ベース
部、13は舌片部、14は弾性カバー、15は開
放端、16はシールリブ、19はボデイ、23は
補助ベース部、24は舌片部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両のボデイに固着するためのベース部を金属
    製板材にて製作し、そのベース部の一端を略直角
    に折曲してドアの開閉に応動して往復移動されて
    スイツチ部を作動させるための可動ロツドを支持
    した略板状の支持部を設けるようにしたものにお
    いて、前記ベース部の前記一端部における前記支
    持部の両側にそれぞれ一体に延出された一対の突
    片部と、一方の突片部から他方の突片部方向へ一
    体に延出されて前記ベース部の一端よりも外側に
    位置するように形成された補助ベース部と、前記
    可動ロツドの先端部及びベース部を覆う袋状に形
    成され開放端が前記ベース部の周囲部及び前記補
    助ベース部と前記車両のボデイとの間に挾持され
    る弾性カバーとを具備してなる車両用ドアスイツ
    チ装置。
JP1987020480U 1987-02-13 1987-02-13 Expired JPH0427058Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987020480U JPH0427058Y2 (ja) 1987-02-13 1987-02-13

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JP1987020480U JPH0427058Y2 (ja) 1987-02-13 1987-02-13

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JPS63128644U JPS63128644U (ja) 1988-08-23
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JP1987020480U Expired JPH0427058Y2 (ja) 1987-02-13 1987-02-13

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5843142U (ja) * 1981-09-17 1983-03-23 日機装株式会社 高温用キヤンドモ−タの巻線構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59134240U (ja) * 1983-02-25 1984-09-07 株式会社東海理化電機製作所 車体直付形スイツチ

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JPS63128644U (ja) 1988-08-23

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