JPH1120755A - 旋回作業車 - Google Patents
旋回作業車Info
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- JPH1120755A JPH1120755A JP17603797A JP17603797A JPH1120755A JP H1120755 A JPH1120755 A JP H1120755A JP 17603797 A JP17603797 A JP 17603797A JP 17603797 A JP17603797 A JP 17603797A JP H1120755 A JPH1120755 A JP H1120755A
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Abstract
を向上させるために、旋回体の後部が走行装置からはみ
出さないように構成すると、機体の落下や転倒を防止す
るために、バランスウェイトの重量を相当大きくする必
要があった。 【解決手段】 クローラ1の芯金突起部1aを、該クロ
ーラ1の左右中心位置よりも機体外側へ偏心させ、クロ
ーラ1外周面の左右に形成したラグ1bを、クローラ1
長手方向に対する同一位置に配置し、該クローラ1のラ
グ1b形状を、前記旋回体Fの回転中心を中心とした点
対称となる形状に形成した。
Description
回作業車の走行装置の構造に関する。
ラ形状に関する技術は公知とされている。例えば、特開
平8−53079号公報、特開平8−85482号公
報、特開平8−99656号公報等の如くである。
図5に示す如く構成されていた。即ち、旋回体F’とバ
ケット4等の作業機を、走行装置K’の進行方向に対し
て略90度旋回して直交させた場合に、走行装置K’の
左右幅よりも、旋回体F’の後端が突出するように構成
されていた。図5に示す如く、旋回作業車を作業現場等
へ輸送する場合には、2トンダンプトラックや4トンダ
ンプトラック等の普通免許で運転できる小型のダンプト
ラックTの荷台2に載せて搬送するが、このように旋回
作業車を荷台2に載せた状態で、バケット4と旋回体
F’とを機体の進行方向に対して略直角に旋回させる
と、旋回体F’の後端に設けたバランスウェイトW1が
走行装置K’の外側へ突出していた。
クローラ1の芯金突起部1aよりもバランスウェイトW
1側部分と、該芯金突起部1a’よりもバケット4側部
分との重量バランスを取るために設けられており、該芯
金突起部1a’は、この重量バランスの均衡支点Pとな
っている。そして、本構成においては、該均衡支点Pか
らバケット4の重心までの距離a1に比べて、均衡支点
PからバランスウェイトW1の重心までの距離b1を大
きくなるように構成しているので、バランスウェイトW
1を軽量にしても、バケット4側部分とバランスウェイ
トW1側部分との重量バランスをとることができた。こ
れにより、バケット4等の作業機を、走行装置K’の進
行方向に対して略90度旋回して直交させて作業を行な
った場合でも、作業車の幅がダンプトラックTの荷台2
に搭載できる程小さいにもかかわらず、安定した状態で
作業できるのである。
る作業性を向上させるために、旋回体Fの後部を円形に
形成して、左右の走行装置Kの幅内に該後部の円形部分
を配置し、該旋回体Fの後部が走行装置Kからはみ出す
ことのないように構成した小旋回型の旋回作業車におい
て、バケット4等の作業機を、走行装置K’の進行方向
に対して略90度旋回して直交させて作業を行なった場
合には、バケット4やバケットアーム5の重量によって
バランスウェイトW2との均衡が崩れて、機体がバケッ
ト4側へ傾き、旋回作業車が作業中に転倒する危険性が
あった。
ては、バケット4側へ旋回作業車が転倒しないようにす
るために、バランスウェイトW2の重量を相当大きくす
る必要があった。そして、この図3における旋回作業車
と、図5における旋回作業車とを比較すると、図3の旋
回作業車は旋回性能と作業性能は優れているが、バラン
スウェイトW2がバランスウェイトW1に比して大きく
なっているので、これに起因して掘削性能が低下した
り、値段が高くなるといった不具合があった。
図3に示した旋回作業車において、例えば、バケット4
等の作業機を、走行装置K’の進行方向に対して略90
度旋回して直交させた場合に、機体がバケット4側へ転
倒しないように、作業機のバケット4側と、バランスウ
ェイトW2側との均衡支点Pとなるクローラ1の芯金突
起部1aの位置を、できる限り外側へ位置させて、該芯
金突起部1aからバケット4側の重心までの距離a2を
短くし、芯金突起部1aからバランスウェイトW2側の
重心までの距離b2を長くして、バランスウェイトW2
をできる限り軽く構成するものである。また、このよう
に構成するために、クローラ1の外周面に形成するラグ
の形状を、前述の如くクローラ1の芯金突起部1aを外
側に偏心させた場合においても、該ラグの偏摩耗が防止
できる形状に、また、左右のクローラ1をお互いに交換
して使用することができる形状に、また、クローラ1の
土はけを良くする形状に形成したものである。
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、下部に走行装置を配置し、上
部に旋回体を配置し、該旋回体の上に、上下回動自在と
した作業機を設けた旋回作業車において、走行装置を構
成するクローラの芯金突起部を、該クローラの左右中心
位置よりも機体外側へ偏心させたことである。
回体を配置し、該旋回体の上に、上下回動自在とした作
業機を設けた旋回作業車において、走行装置を構成する
クローラの芯金突起部を、該クローラの左右中心位置よ
りも機体外側へ偏心させ、クローラ外周面の左右に形成
したラグの形状を、左右で略同一に形成し、該左右のラ
グを、クローラ長手方向に対する同一位置に配置したこ
とである。
回体を配置し、該旋回体の上に、上下回動自在とした作
業機を設けた旋回作業車において、走行装置を構成する
クローラの芯金突起部を、該クローラの左右中心位置よ
りも機体外側へ偏心させ、クローラ外周面の左右に形成
したラグを、クローラ長手方向に対する同一位置に配置
し、機体左右両側に配設したクローラのラグ形状を、前
記旋回体の回転中心を中心とした点対称となる形状に形
成したことである。
回体を配置し、該旋回体の上に、上下回動自在とした作
業機を設けた旋回作業車において、走行装置を構成する
クローラの芯金突起部を、該クローラの左右中心位置よ
りも機体外側へ偏心させ、クローラ外周面の左右に形成
したラグを、クローラ長手方向に対する同一位置に配置
し、該ラグの形状を、クローラ左右外側へいくにつれ
て、前後幅が同一、又は、小さくなるよう形成したこと
である。
する。図1は本発明の旋回作業車の全体側面図、図2は
同じく旋回作業車の全体平面図、図3は本発明の旋回作
業車をダンプトラックの荷台に載置した状態の後面図、
図4はクローラの芯金突起部の位置を変更した場合のバ
ランス均衡支点の位置変化を示す図、図5は従来の旋回
作業車であり、旋回体の後部が走行装置の幅内から突出
したバックホーをダンプトラックの荷台に載置した状態
の後面図、図6はクローラのラグを旋回中心において点
対称となるよう形成した構成を示す平面図、図7はクロ
ーラの芯金突起部を偏心した状態を示す図である。
す正面図、図9は同じく背面図、図10は右側面図、図
11は同じく左側面図、図12は同じく平面図、図13
は同じく底面図、図14はクローラの第3の実施例を示
す正面図、図15は同じく背面図、図16は同じく右側
面図、図17は同じく左側面図、図18は同じく平面
図、図19は同じく底面図、図20はクローラの第4の
実施例を示す正面図、図21は同じく背面図、図22は
同じく右側面図、図23は同じく左側面図、図24は同
じく平面図、図25は同じく底面図、図26はクローラ
の第5の実施例を示す正面図、図27は同じく背面図、
図28は同じく右側面図、図29は同じく左側面図、図
30は同じく平面図、図31は同じく底面図である。
示す正面図、図33は同じく背面図、図34は同じく右
側面図、図35は同じく左側面図、図36は同じく平面
図、図37は同じく底面図、図38はクローラの第7の
実施例を示す正面図、図39は同じく背面図、図40は
同じく右側面図、図41は同じく左側面図、図42は同
じく平面図、図43は同じく底面図、図44はクローラ
の第8の実施例を示す正面図、図45は同じく背面図、
図46は同じく右側面図、図47は同じく左側面図、図
48は同じく平面図、図49は同じく底面図、図50は
クローラの第9の実施例を示す正面図、図51は同じく
背面図、図52は同じく右側面図、図53は同じく左側
面図、図54は同じく平面図、図55は同じく底面図で
ある。
いて、図1、図2により説明する。旋回作業車は、クロ
ーラ式の走行装置KをトラックフレームGで支持し、該
トラックフレームGの中央部に旋回台軸受7を配置し、
該旋回台軸受7により旋回体Fを左右旋回可能に軸受支
持している。該トラックフレームGの前後一端部におい
て、左右の走行装置K・Kの間に排土板Yを上下回動可
能に配設している。
ンネットBと運転席Sが配設され、該ボンネットBと運
転席Sの上方にはキャノピーNが設けられている。旋回
体Fの前部には、メインブーム6の基部が上下回動可
能、かつ、左右旋回可能に枢支されている。該メインブ
ーム6の先端部はバケットアーム5を枢支し、該バケッ
トアーム5の先端部はバケット4を枢支している。ま
た、前記メインブーム6はメインブームシリンダ23に
より回動され、バケットアーム5はバケットアームシリ
ンダ25により回動され、バケット4はバケットアーム
24により回動される。
い路地内で掘削作業を行う場合を考慮して、旋回作業車
全体を小型に構成し、該作業車下部に走行装置を配置し
て、上部には旋回体Fを配置し、該旋回体Fの上部には
上下左右に回動自在に構成した作業機を設けている。そ
して、旋回体Fの後部を、旋回台軸受7の旋回中心Oを
中心とする略円弧形状に形成して、少なくとも旋回体F
の旋回中心よりも後方部分は、左右の走行装置K・Kの
幅内に入るように構成している。このように構成してあ
るので、旋回体Fが旋回しても、該旋回体Fの後部は左
右の走行装置K・Kの幅内から、突出することがなく、
旋回作業車の周囲の障害物などに該旋回体Fを衝突させ
る恐れがない。また、旋回作業車における本構成は、他
に標準機、及び超小型旋回機などに適用した場合にも効
果を奏する。
て、左右走行装置K・Kの幅内からはみ出ないように構
成すれば、更に機体を障害物に衝突させる恐れが無くな
って安心となる。しかし、超小旋回型の旋回作業車でこ
のような構成にすると、メインブーム6の枢支基部を、
旋回体Fの中央近くに配置しなければならず、この状態
でバケット4を左右に旋回可能とするためには、バケッ
トアーム5とメインブーム6との間にスイングアームを
別に設ける必要があり、これにより作業機部分の重量が
増加して、逆に重量バランスが悪くなるのである。
業車の場合には、旋回体Fの後部側のみを、旋回中心O
を中心とする略円弧状に形成して、該旋回体Fの前部
は、走行装置K・Kの幅内からメインブーム6の基部が
やや突出するように構成しているが、機体前方はオペレ
ーターが常時監視しているので、旋回時において該前部
を障害物などに衝突させることはない。
の幅内で旋回可能とした場合において、図3の如く、旋
回作業車をダンプトラックTの荷台2に載せて、旋回体
Fとバケット4等の作業機を、走行装置Kの進行方向に
対して直交させると、旋回体Fの均衡支点Pから後方へ
の突出量が少ないので、均衡支点Pからバランスウェイ
トW2の重心までの距離b2が、均衡支点Pからバケッ
ト4側の重心までの距離a2に比して短くなる。距離a
2と距離b2との関係をこのままにしながら、旋回作業
車がバケット4側へ傾いて転倒することのないようにバ
ランスウェイトW2を設けると、該バランスウェイトW
2の重量は、図5におけるバランスウェイトW1より
も、相当に大きな重量とする必要がある。そして、バラ
ンスウェイトW2が大重量となることに伴って、旋回作
業車全体の重量が重くなり、コスト高になるのである。
そこで、本発明においては、この旋回作業車の小旋回の
利点を活かしながら、バランスウェイトW2を軽量化で
きるように構成したものである。
バケット4側とバランスウェイトW2側との重量バラン
スの均衡支点Pを、できるだけ機体外側へ移動させて、
図3における距離a2を小さく、且つ、距離b2を大き
くするよう構成している。このように、均衡支点Pを外
側に移動させる方法としては、先ず、図4に示す如く、
履帯幅を縮小するという方法がある。これにより、均衡
支点Pであるクローラ1の芯金突起部1aが、広幅のク
ローラ1の場合よりも外側に移動するので、履帯幅を縮
小した場合の均衡支点P1を、通常の広幅のクローラ1
の場合の均衡支点Pよりも外側へ移動させることができ
る。
狭くしたままで、芯金突起部1aの位置を外側へ偏心さ
せることによって、均衡支点P1を更に外側に移動させ
た、均衡支点P2としたものである。これにより、前記
距離a2が短くなるとともに、距離b2が長くなり、バ
ランスウェイトW2を軽量に構成しても、機体がバケッ
ト4側に傾いて転倒する恐れが無くなった。
偏心させた状態のクローラ1を示しており、該クローラ
1と、転動輪10及び転動輪フレーム14との位置関
係、該クローラ1と、駆動スプロケット8及び駆動油圧
モータ3との位置関係、該クローラ1と、アイドラー9
との位置関係が図示されている。ここで、クローラ1の
左右の芯金突起部1a・1a間に形成されたスプロケッ
ト噛込用孔1cに、駆動スプロケット8の噛込歯8aが
嵌入して、駆動スプロケット8によりクローラ1を駆動
可能にしている。
ラ1の左右幅中心よりも外側へ偏心させると、左右のク
ローラ1の芯金突起部1aの位置は左右対称とはならな
いので、左のクローラと右のクローラとに、同一のクロ
ーラを用いることができない可能性がある。この不具合
を解消するために、本発明においては、図6に示すよう
に、左右のクローラ1の外周面に形成したラグ1bの形
状を、旋回台軸受7の旋回中心Oを中心として点対称に
なる形状に形成している。これにより、左右のクローラ
1を共通部品とすることができるので、低コスト化が図
れる。また、左右のクローラ1をお互いに交換可能とす
ることで、ラグの摩耗度合いによって、左右のクローラ
1を入れ換えたりすることが可能となり、該クローラ1
の寿命を延ばすことができる。更に、クローラ1の取り
扱い性が向上することとなるのである。
ローラの左右幅中心よりも外側へ偏心させ、左右のクロ
ーラの外周面に形成したラグの形状を、旋回台軸受7の
旋回中心Oを中心として点対称になる形状に形成したク
ローラの別実施例である、クローラ31・33・35・
37・39・41・43・45を図8乃至図55に示
す。該クローラ31・33・35・37・39・41・
43・45の内周面には、芯金突起部31a・33a・
35a・37a・39a・41a・43a・45aを設
けて、左右方向のクローラ幅の中心に対して偏心させて
配置している。
部31a・33a・35a・37a・39a・41a・
43a・45aの間には、スプロケット8の前記噛込歯
8aが嵌入するスプロケット噛込用孔31c・33c・
35c・37c・39c・41c・43c・45cが形
成されている。また、これらのクローラ外周面には、ラ
グ31b・33b・35b・37b・39b・41b・
43b・45bが形成され、該ラグ31b・33b・3
5b・37b・39b・41b・43b・45bの形状
は、旋回台軸受7の旋回中心Oを中心として点対称にな
る形状に形成されている。
33・35・37・39・41・43・45において
は、ラグ33b・35b・37b・39b・41b・4
3b・45bは、クローラ中心部から左右方向外側へい
くにつれて、ラグの前後幅が小さくなるよう形成してい
る。これらのラグを、このように形成したので、ラグと
ラグとの間に噛込んだ土等が、作業車の走行に伴ってク
ローラ両端部へ掃き出され易くなり、土等の持ち回りが
減少して、クローラの土はけが良好となる。また、前記
クローラ31においても、ラグ31bの前後幅が、左右
にわたって同一になるよう形成しているので、土等の持
ち回りが減少して、クローラの土はけが良好となってい
る。
成したラグ41b・45bの形状を、互いに略同一面積
となるように形成して、更に、左右のラグを略同一形状
としている。これにより、左に形成したラグ41b・4
5bと、右に形成したラグ41b・45bの接地面積が
略同一となり、該ラグ41b・45bにかかる接地圧が
等しくなるので、左右のラグの内一方のみが摩耗する偏
摩耗の発生が防止でき、安定した走行を常に保つことが
できて、更にクローラ41・45の寿命を延ばすことが
できる。
37・39・41・43・45においては、左右に形成
したラグ31b・33b・35b・37b・39b・4
1b・43b・45bを、前後方向でそれぞれ同一位置
に、即ち、クローラ長手方向に対して同一位置に配置し
ている。即ち、左右に形成したラグ31b・33b・3
5b・37b・39b・41b・43b・45bの、そ
れぞれの前後方向における中心線C31・C33・C3
5・C37・C39・C41・C43・C45と、中心
線C31’・C33’・C35’・C37’・C39’
・C41’・C43’・C45’とが、クローラ長手方
向に対して同一位置になるよう配置されているのであ
る。これにより、旋回作業車が走行する場合は、クロー
ラに形成した左右のラグが同時に地面に対して接地し、
該作業車を駆動するので、駆動力を増大させることがで
きる。
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1記載の如
く、クローラの芯金突起部を、該クローラの左右中心位
置よりも機体外側へ偏心させたので、均衡支点であるク
ローラの芯金突起部からバランスウェイトの重心までの
距離が長くなるとともに、均衡支点からバケット側の重
心までの距離が短くなって、バランスウェイトを軽量に
構成しても、機体がバケット側に傾いて機体が転倒する
恐れが無くなった。
周面の左右に形成したラグの形状を、左右で略同一に形
成したので、ラグにかかる接地圧が等しくなって、左右
のラグの内一方のみが摩耗する偏摩耗の発生が防止で
き、安定した走行を常に保つことができて、更にクロー
ラの寿命を延ばすことができた。また、左右のラグを、
クローラ長手方向に対する同一位置に配置したので、ク
ローラに形成した左右のラグが同時に地面に対して接地
して、該作業車を駆動することとなり、駆動力を増大さ
せることができた。
側に配設したクローラのラグ形状を、前記旋回体の回転
中心を中心とした点対称となる形状に形成したので、左
右のクローラを共通部品とすることができるので、低コ
スト化が図れた。また、左右のクローラをお互いに交換
可能とすることで、ラグの摩耗度合いによって、左右の
クローラをお互いに入れ換えたりすることが可能とな
り、該クローラの寿命を延ばすことができた。更に、ク
ローラの取り扱い性が向上することとなった。また、左
右のラグを、クローラ長手方向に対する同一位置に配置
したので、クローラに形成した左右のラグが同時に地面
に対して接地して、該作業車を駆動することとなり、駆
動力を増大させることができた。
周面に形成したラグの形状を、クローラ左右外側へいく
につれて、前後幅が同一、又は、小さくなるよう形成し
たので、ラグとラグとの間に噛込んだ土等が、作業車の
走行に伴ってクローラ両端部へ掃き出され易くなり、土
等の持ち回りが減少して、クローラの土はけを良好にす
ることができた。また、左右のラグを、クローラ長手方
向に対する同一位置に配置したので、クローラに形成し
た左右のラグが同時に地面に対して接地して、該作業車
を駆動することとなり、駆動力を増大させることができ
た。
載置した状態の後面図である。
バランス均衡支点の位置変化を示す図である。
装置の幅内から突出したバックホーをダンプトラックの
荷台に載置した状態の後面図である。
るよう形成した構成を示す平面図である。
である。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 下部に走行装置を配置し、上部に旋回体
を配置し、該旋回体の上に、上下回動自在とした作業機
を設けた旋回作業車において、走行装置を構成するクロ
ーラの芯金突起部を、該クローラの左右中心位置よりも
機体外側へ偏心させたことを特徴とする旋回作業車。 - 【請求項2】 下部に走行装置を配置し、上部に旋回体
を配置し、該旋回体の上に、上下回動自在とした作業機
を設けた旋回作業車において、走行装置を構成するクロ
ーラの芯金突起部を、該クローラの左右中心位置よりも
機体外側へ偏心させ、クローラ外周面の左右に形成した
ラグの形状を、左右で略同一に形成し、該左右のラグ
を、クローラ長手方向に対する同一位置に配置したこと
を特徴とする旋回作業車。 - 【請求項3】 下部に走行装置を配置し、上部に旋回体
を配置し、該旋回体の上に、上下回動自在とした作業機
を設けた旋回作業車において、走行装置を構成するクロ
ーラの芯金突起部を、該クローラの左右中心位置よりも
機体外側へ偏心させ、クローラ外周面の左右に形成した
ラグを、クローラ長手方向に対する同一位置に配置し、
機体左右両側に配設したクローラのラグ形状を、前記旋
回体の回転中心を中心とした点対称となる形状に形成し
たことを特徴とする旋回作業車。 - 【請求項4】 下部に走行装置を配置し、上部に旋回体
を配置し、該旋回体の上に、上下回動自在とした作業機
を設けた旋回作業車において、走行装置を構成するクロ
ーラの芯金突起部を、該クローラの左右中心位置よりも
機体外側へ偏心させ、クローラ外周面の左右に形成した
ラグを、クローラ長手方向に対する同一位置に配置し、
該ラグの形状を、クローラ左右外側へいくにつれて、前
後幅が同一、又は、小さくなるよう形成したことを特徴
とする旋回作業車。
Priority Applications (5)
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1997
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