JPH11207313A - 廃蛍光灯の処理方法及び処理装置 - Google Patents

廃蛍光灯の処理方法及び処理装置

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JPH11207313A
JPH11207313A JP10249701A JP24970198A JPH11207313A JP H11207313 A JPH11207313 A JP H11207313A JP 10249701 A JP10249701 A JP 10249701A JP 24970198 A JP24970198 A JP 24970198A JP H11207313 A JPH11207313 A JP H11207313A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】廃蛍光灯内の蛍光剤、水銀を効率よく除去する
ことにより、蛍光管破砕後の処理工程の負担を軽減し、
蛍光管のガラス材料としての再生及び蛍光剤の回収を容
易にし、環境汚染を防ぐ為の廃蛍光灯の処理方法及び装
置を提供する。 【解決手段】廃蛍光灯の蛍光管を切断しその蛍光管の開
口部より吸引管を脱着自在に挿入しながら、内部を減圧
して外部より空気等の気体を吸引することにより、蛍光
管と吸引管との間隙に高速気流、吸引管の端部付近に旋
回気流を発生させ、蛍光管内部の蛍光剤、水銀をこの気
流により吸引除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、寿命終了後の蛍光
灯あるいは製造工程中に出る不良蛍光灯等の、いわゆる
廃蛍光灯の内部に付着もしくは滞留する蛍光剤及び水銀
等の残留物を吸引除去する方法及び装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】蛍光灯の製造工程で発生する不良蛍光灯
や寿命終了後の蛍光灯では、ガラス製の蛍光管内に水銀
が封入されているので、これを除去することが公害防止
上重要な課題である。また省資源化の面から蛍光管の内
面に付着する蛍光剤を上記水銀と共に取り除いて回収
し、さらにガラス材料を回収再利用することが必要であ
る。廃蛍光灯の処理は、電極を有する両端の口金部を切
断除去した後、蛍光管を適当な大きさに破砕して水銀や
蛍光剤を除去することが通常行われている。
【0003】破砕された蛍光管より水銀及び蛍光剤を除
去する方法としては、水又は薬液で破砕蛍光管を洗浄す
る湿式法、ふるい分けや加熱あるいは攪拌による乾式法
があるが、湿式法ではかなりの水量を必要とし、洗浄装
置や回収装置が大規模となり設備費用が高くつくという
欠点がある。また乾式法では処理時間が長く水銀や蛍光
剤の除去効率が十分でないという欠点がある。
【0004】最近では、破砕前の蛍光管内に空気を吹き
込み、管内に付着する水銀や蛍光剤を吹き飛ばすことに
より予め除去し、蛍光管破砕後の乾式法による処理工程
の負荷を低減する技術が開示されている(特開平9−1
50138号公報)。しかしこのような空気を吹き込む
方法は、未だ水銀や蛍光剤の除去が十分でなく周辺雰囲
気への水銀の拡散の可能性があるという問題点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、水銀
や蛍光剤の付着した蛍光管を破砕する以前に、減圧法に
より処理することによりこれらの物質をガラス管より効
率よく分離せしめ、蛍光管の再生に有効な廃蛍光灯の処
理方法及び処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、廃蛍光
灯の蛍光管を切断し、その開口部より減圧吸入装置に接
続した吸引管を挿入して外部からの気体を吸引すること
により、蛍光管の内表面と吸引管の外表面との間に形成
される間隙部に発生する高速気流及び/もしくは吸引管
端部付近に発生する旋回気流により、蛍光管内に付着も
しくは滞留する蛍光剤及び水銀を除去することを特徴と
する廃蛍光灯の処理方法が提供される。なお吸引管は吸
引しながら蛍光管に挿入しても良いし、蛍光管に挿入後
吸引しても良い。また上記の切断個所が、蛍光管の中央
部付近又は蛍光管の両端間の任意の個所であることを特
徴とする廃蛍光灯の処理方法、及び上記の切断個所が蛍
光管の一端もしくは両端の口金接続部であることを特徴
とする廃蛍光灯の処理方法が提供される。さらに外部か
ら吸引する気体中に、ブラスト材として固体微粒子を供
給することを特徴とする廃蛍光灯の処理方法が提供され
る。
【0007】また、本発明によれば、廃蛍光灯内に付着
もしくは滞留する蛍光剤及び水銀を吸引除去する装置で
あって、廃蛍光灯の蛍光管を切断した開口部より脱着自
在に間隙部を介して挿入可能な吸引管、減圧吸引装置、
吸引管と減圧吸引装置とを連結する導管、該導管経路内
に設けたガス濾過機及び該導管経路内もしくは減圧吸収
装置の排気経路内に設けられた水銀吸着剤充填塔を有す
ることを特徴とする廃蛍光灯の処理装置が提供される。
【0008】さらに上記装置において、該吸引管に、減
圧吸引装置の作動により外部からの気体を吸引して吸引
管端部付近に旋回気流を発生させるための旋回装置を取
り付けたことを特徴とする処理装置が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明を図面により具体的に説明
する。図1は本発明方法の1例を示し、図1(a)のよ
うに処理される廃蛍光灯1’は両端の口金部2,2と蛍
光管1(ガラス管)よりなる。蛍光管1の中央部付近S
を切断して2分し、図1(b)に示すように2分された
各蛍光管1,1にはその開口部3,3より吸引管4,4
を脱着自在に挿入できるようになっている。蛍光管1,
1の内表面と吸引管4,4の外表面との間には環状の間
隙部7,7が形成される。吸引管4,4はその先端が開
口部5,5となり、基部は可撓性導管6,6によって減
圧吸引装置(図6の14、図1〜4には示されていな
い)に連結されている。いま減圧吸引装置を作動させて
吸引管4,4を蛍光管の開口部3,3より挿入していく
と、外部の気体(一般的には空気であるが、窒素等の気
体であってもよい。)は開口部3,3より蛍光管1,1
内に吸引され、間隙部7,7を通って開口部5,5より
吸引管4,4内に入り減圧吸引装置に導かれ排気され
る。この際、間隙部7,7では吸引力により高速気流が
発生し、さらに開口部5,5の先端部分には旋回気流が
発生し、蛍光管1,1及び口金部2,2の内表面に付着
した蛍光剤、水銀、及び内部に滞留する水銀蒸気等はこ
れらの気流に巻き込まれ矢印方向に排出される。なお蛍
光管1の切断個所Sは必ずしも中央部付近でなくとも両
端の口金接続部間の任意の個所であってもよい。
【0010】図2は本発明方法の他の例を示し、図2
(a)のように処理される廃蛍光灯1’の蛍光管1にお
いて一端の口金接続部S’を切断し、口金部2’を除去
する。口金部除去後の蛍光管1には図2(b)に示すよ
うに、その開口部3より、減圧吸引装置を作動させて吸
引管4を挿入する。外部の気体は開口部3より蛍光管1
内に吸引され、間隙部7を通って開口部5より吸引管4
内に入り減圧吸引装置によって排気される。
【0011】図3は本発明方法の他の例を示し、図3
(a)のように処理される廃蛍光灯1’の蛍光管1にお
いて両端の口金接続部S’,S’を切断し口金部2,2
を除去する。図3(b)は一方の開口部3を当て板2”
によって封止し、他方の開口部3より吸引管4を挿入し
た例で、当て板2”を使用する以外は図2に示す方法と
同様である。
【0012】図3(c)は両端の口金部2,2を切断除
去した蛍光管1の両端開口部3,3には2つの吸引管
4,4がそれぞれ脱着自在に挿入できるようになってい
る。蛍光管1の内表面と吸引管4,4の外表面との間に
は2つの間隙部7,7が形成されている。吸引管4,4
の基部は可撓性導管6,6によって減圧吸引装置に連結
されている。減圧吸引装置を作動させて両端開口部3,
3より吸引管4,4を挿入していくと、外部の気体は2
つの開口部3,3よりそれぞれ蛍光管1内に吸引され、
間隙部7,7を通って開口部5,5より吸引管4,4内
に入り減圧吸引装置に導かれ排気される。2つの間隙部
7,7にはそれぞれ逆方向に高速気流が発生し、また開
口部5,5の先端付近には旋回気流が発生し、蛍光管1
内部の付着もしくは滞留物質は矢印方向に排出される。
【0013】外部より吸引する気体中には、ブラスト材
として砂粒、鉄粉等の金属粉あるいは活性炭等の固体微
粒子を同伴させることにより、これらの物質が蛍光管内
面を研磨してここに付着する水銀、蛍光剤等をより効率
良く除去し排出させることもできる。これらの固体微粒
子は、蛍光管1の開口部3付近より連続的に供給するこ
とができる。
【0014】図4(a)は環状の廃蛍光灯の両端もしく
は一端の口金部を切断除去した例を示し、環状の蛍光管
1の一端は口金部2又は当て板2”によって封止し、他
端開口部3より吸引管4を挿入したものである。この場
合、吸引管4は曲管に挿入するので可撓性の材質が使用
される。また図4(b)に示すように、両端もしくは一
端の口金部を切断除去した環状の蛍光管1をさらに複数
に切断し、切断後の短管の一端を口金部2又は当て板
2”で封止後、等しい曲率にて加工された吸引管4を挿
入することも可能である。環状の蛍光管1またはその短
管と吸引管4との間に形成される間隙部7に減圧吸引装
置の作動により高速気流が発生し、また開口部5付近に
旋回気流が発生し、蛍光管1内部の付着もしくは滞留物
質が吸引除去されることは前例と同様である。
【0015】上記各例に示した吸引管4には旋回装置と
して図5(a)(b)に示すようなスクリュ−状の旋回
羽根4’、又はその開口部には、プロペラ状の旋回羽根
を有する旋回装置5’を取り付けてもよい。このように
して高速気流により開口部の端部付近に発生する旋回気
流を生じやすくし上記付着もしくは滞留物質の除去効率
を高めることができる。また吸引管4の挿入途中におい
ても減圧吸引装置を作動させると、主として旋回気流の
みでこれらの付着もしくは滞留物質を除去することがで
きる。さらに、蛍光管1に対し吸引管4を偏心させて挿
入することにより旋回気流を発生しやすくすることもで
きる。
【0016】吸引管4の挿入長さは蛍光管長さの80%
以上が好ましい。蛍光管1は品種に応じて外径が約15
〜55mm、肉厚は約0.5〜1.5mmであり、吸引
管4の外径は蛍光管の内径に応じて適宜定められるが、
その間に形成される間隙部7の幅は0.5〜20mm程
度に調節するのが好ましい。吸引管より排出する気体量
は0.5〜10.0m3 /minが適当であり、水銀除
去を考慮した場合、1.0〜10.0m3 /minが好
ましい。気体量が0.5m3 /minより小さいと蛍光
管の内表面に付着する物質の剥離が悪くなり、10.0
3 /minを越えると間隙部及び吸引管での圧力損失
が大きくなり効率が悪くなる。
【0017】図6は本発明装置の全体を示す説明図であ
る。廃蛍光灯1’はホッパ−8内に投入され、切出し装
置8’によって順次コンベア9に送られた後、カッタ−
10により一端の口金部が切断される。口金部はシュ−
ト11より落下して下部のホッパ−12に捕集される。
口金部を除去した蛍光管1は押え装置13によって上部
より押圧固定され、減圧吸引装置14を作動させて一端
の開口部より吸引管4が挿入される。蛍光管1の内部は
減圧吸引装置14の作動により減圧され外部の気体を吸
引して、蛍光管と吸引管との間の間隙部に高速気流、及
び吸引管端部に旋回気流が流れ、蛍光管内部に付着した
又は滞留する蛍光剤や水銀が剥離除去される。これらの
物質を含む気流は可撓性導管6,6及び導管15を経て
ガス濾過機16に導かれ、蛍光剤等が濾別された後、減
圧吸引装置14により排気される。排気経路18内には
水銀吸着剤充填塔19が設けられ、排気中の水銀蒸気等
を捕集する。17は分離された蛍光剤等のホッパ−であ
る。また蛍光剤等が除去された蛍光管1は破砕機20に
より適当な大きさに破砕され、シュ−ト21より落下し
てホッパ−22に捕集される。図6において廃蛍光灯
1’の両端の口金部を切断する場合は2つの吸引管4,
4をその両端部分より挿入する。また予め口金 吸引除去後、別にカッタ−による口金部の切断工程を設
ければよい。
【0018】図6においてガス濾過機16は一般的には
サイクロン及び/もしくはバッグフィルタ−が使用され
る。また水銀吸着剤充填塔19は、図6では減圧吸引装
置14の排気経路18内に設けられているが、ガス濾過
機16より減圧吸引装置14に至る導管経路15’内に
設けてもよい。減圧吸引装置14としては真空ポンプ、
遠心式ブロア−等の各種排風機、エジェクタ−等が使用
され、減圧度は300〜5,000mm/Aq程度が適
当であるがこの範囲外でもよい。
【0019】
【実施例】以下、実施例、比較例により本発明を具体的
に説明する。廃蛍光灯(直管形40W、管内径32.5
mm、長さ1198mm)の一端の口金部を切断除去し
た蛍光管の開口部より吸引ブロア−により850〜30
00mm/Aqの減圧度にした吸引管(管外径15m
m、長さ650mm)を蛍光管の他端口金部付近まで挿
入し、蛍光管内部を吸引した。風量を変化させて蛍光管
内表面に付着した蛍光剤、水銀の除去率を測定した。さ
らに、蛍光管端の開口部付近にブラスト材を連続的に供
給した場合の除去率を測定した。その結果を表1に示
す。
【0020】
【表1】 蛍光剤等の除去率、溶出水銀濃度は下記の方法により求
めた。吸引処理後の蛍光管を、加熱切断により2分割
し、一方を蛍光剤除去率測定用、もう一方を溶出水銀濃
度測定用とした。蛍光剤除去率は、試料秤量後、管内付
着粉体を水洗しながら注意深くブラシにて擦り落とし、
500cc水溶液としたものの懸濁物質(ss)濃度を
測定し、非処理物との比率を求めた。溶出水銀濃度は、
試料100gを容器内で粗砕後、純水1リットルを加え
て6時間振とうした後、濾過処理液を原子吸光法により
測定した。
【0021】比較例 実施例と同様の廃蛍光灯を使用し、両端の口金部を切断
除去した後、蛍光管の一端の開口部から、管の内部に圧
力約5kgf/cm2 Gにて空気を吹き込み、他端の開
口部を吸引ブロア−に連結して排気した。蛍光管の内表
面に付着した蛍光剤、水銀等の除去率を実施例と同様の
方法で測定した。その結果を表2に示す。
【0022】
【表2】 以上の表1及び表2によって明らかなごとく、本発明方
法は空気吹き込み法よりも蛍光剤等除去率が優れてお
り、また水銀の残存量が遙に小である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、蛍光管を切断した廃蛍
光灯の内部に吸引管を挿入し、外部より気体を吸引する
ことにより蛍光管と吸引管との間隙部に高速気流を発生
させ、また吸引管の端部付近に旋回気流を生ぜしめ、こ
れにより蛍光管内部に付着又は滞留する蛍光剤、水銀等
を効率よく除去することができる。この方法は減圧操作
によるので蛍光剤、水銀等の有害物質が外部に飛散する
ことはない。後の蛍光管の粉砕工程においてもこれらの
有害物質が殆ど除かれているので、これによる環境汚染
を防ぐことができる。また破砕後に有害物質の除去を行
っていた従来法と比べてその処理負担が軽減され、破砕
された蛍光管は殆どその儘ガラス原料として再利用が可
能となる。また蛍光剤も単独で回収できるためリサイク
ルに適している。さらに本発明は操作も簡易でありまた
大規模な装置を必要としない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の一例を示し(a)は廃蛍光灯の切
断個所を示す説明図、(b)は切断された蛍光管及び吸
引管部分の略断面図である。
【図2】本発明方法の他の例を示し(a)は廃蛍光灯の
切断個所を示す説明図、(b)は切断された蛍光管及び
吸引管部分の略断面図である。
【図3】本発明方法の他の例を示し(a)は廃蛍光灯の
切断個所を示す説明図、(b)(c)はそれぞれ切断さ
れた蛍光管及び吸引管部分の略断面図である。
【図4】本発明方法の他の例を示し(a)は切断された
環状蛍光管及び吸引管部分を示す略断面図、(b)は
(a)の環状蛍光管を短く切断した場合に吸引管を挿入
する説明図である。
【図5】本発明装置の吸引管に旋回装置を取り付けた例
を示し(a)はその正面図、(b)は側面図である。
【図6】本発明装置の概略を示す説明図である。
【符号の説明】
1 蛍光管 1’ 廃蛍光灯 2 口金部 2’ 口金部 2” 当て板 3 蛍光灯の開口部 4 吸引管 4’ 旋回羽根 5 吸引管の開口部 5’ 旋回装置 6 可撓性導管 7 間隙部 8 廃蛍光灯ホッパ− 8’ 切出し装置 9 コンベア 10 カッタ− 11 口金部シュ−ト 12 口金部ホッパ− 13 蛍光灯押え装置 14 減圧吸引装置 15 導管 15’ 導管 16 ガス濾過機 17 蛍光剤等ホッパ− 18 排気経路 19 水銀吸着剤充填塔 20 破砕機 21 破砕品シュ−ト 22 破砕品ホッパ− S 蛍光管の中央部付近(切断個所) S’ 蛍光管の口金接続部(切断個所)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃蛍光灯の蛍光管を切断し、その開口部
    より減圧吸入装置に接続した吸引管を挿入して外部から
    の気体を吸引することにより、蛍光管の内表面と吸引管
    の外表面との間に形成される間隙部に発生する高速気流
    及び/もしくは吸引管端部付近に発生する旋回気流によ
    り、蛍光管内に付着もしくは滞留する蛍光剤及び水銀を
    除去することを特徴とする廃蛍光灯の処理方法。
  2. 【請求項2】 切断個所が、蛍光管の中央部付近又は蛍
    光管の両端間の任意の個所であることを特徴とする請求
    項1に記載の処理方法。
  3. 【請求項3】 切断個所が、蛍光管の一端の口金接続部
    であることを特徴とする請求項1又は2に記載の処理方
    法。
  4. 【請求項4】 切断個所が、蛍光管の両端の口金接続部
    であることを特徴とする請求項1又は2に記載の処理方
    法。
  5. 【請求項5】 外部から吸引する気体中に、ブラスト材
    として固体微粒子を供給することを特徴とする請求項
    1,2,3,又は4に記載の処理方法。
  6. 【請求項6】 廃蛍光灯内に付着もしくは滞留する蛍光
    剤及び水銀を吸引除去する装置であって、廃蛍光灯の蛍
    光管を切断した開口部より脱着自在に間隙部を介して挿
    入可能な吸引管、減圧吸引装置、吸引管と減圧吸引装置
    とを連結する導管、該導管経路内に設けたガス濾過機及
    び該導管経路内もしくは減圧吸引装置の排気経路内に設
    けた水銀吸着剤充填塔を有することを特徴とする廃蛍光
    灯の処理装置。
  7. 【請求項7】 吸引管に、減圧吸引装置の作動により外
    部からの気体を吸引して旋回気流を発生させるための旋
    回装置を取り付けたことを特徴とする請求項6に記載の
    処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002092267A (ja) * 2000-09-20 2002-03-29 Shinko Pantec Co Ltd 廃蛍光管のリサイクルシステム
EP1138741A3 (en) * 2000-03-30 2003-06-18 Toshiba Lighting & Technology Corporation Method of recycling fluorescent substance for fluorescent lamp, recycled fluorescent lamp and lighting apparatus using thereof
CN100357042C (zh) * 2003-11-27 2007-12-26 财团法人工业技术研究院 废日光灯管的拆解设备

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