JPH11502153A - 処分された蛍光灯管及び同様のランプを潰して様々な材料/物質を機械的に分離するための方法及びシステム - Google Patents

処分された蛍光灯管及び同様のランプを潰して様々な材料/物質を機械的に分離するための方法及びシステム

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JPH11502153A
JPH11502153A JP52833596A JP52833596A JPH11502153A JP H11502153 A JPH11502153 A JP H11502153A JP 52833596 A JP52833596 A JP 52833596A JP 52833596 A JP52833596 A JP 52833596A JP H11502153 A JPH11502153 A JP H11502153A
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マンソン,ハンス−エリク
スンドベルグ,クリステル
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エムアールティー システム アクチーボラグ
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B03BSEPARATING SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS
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Abstract

(57)【要約】 粉砕される捨てられた蛍光灯管から材料を機械的に分離するための方法及びシステム。システムはファンで駆動される排出空気システムを有しており、排出空気システムは材料破片を空気輸送し、且つ、分離するよう設計されており、また、排出空気システムには3つの分離タワー(8、8’、8”)からの空気が供給される。蛍光灯管を粉砕するミル(2)は蛍光灯管材料を第1の分離タワー(8)に引き渡し、第1の分離タワー(8)では、大き目の材料破片は分離され、一方、小さ目の材料破片及び粒子は流出空気とともにそのタワーを離れる。スクリーン(22)はタワーからの粗片をガラス破片と金属破片とに分割する。スクリーンからの金属破片は金属クラッシャ(28)を通過し金属クラッシャ(28)は第2の分離タワー(8’)に接続されている。磁気分離器(34)はガラス破片及び金属破片のためのコンベア(32)から磁気材料を分離する。そのコンベア(32)から、ガラス破片はガラスクラッシャ(42)を通過しガラスクラッシャ(42)は第3の分離タワー(8”)に接続されている。第3のタワーの粗片出口から、ガラス破片はタンブラを介して廃棄物容器(54)に搬送される。下流側フィルタ(66、70)を備えたサイクロン(58)は排出空気から蛍光粉末を分離する。

Description

【発明の詳細な説明】 処分された蛍光灯管及び同様のランプを潰して様々な材料/ 物質を機械的に分離するための方法及びシステム 本発明は、一方において、請求の範囲第1項のプリアンブルに記載された形式 の方法に関し、他方において、請求の範囲第6項のプリアンブルに記載された形 式のシステムに関する。 かくて、本発明は、捨てられた蛍光灯管及び同様の低圧放電ランプを粉砕して 様々な材料/物質を機械的に分離するための方法及びシステムの双方に関わる。技術の状態 蛍光灯管は、多くの場合、各端にカソードを備えた(例えば、真っ直ぐでも、 円形でも、あるいは、U字形に曲げられたものでも有り得る)閉じたガラス管と して設計されている低圧放電ランプの一形式である。ガラス管は水銀蒸気を含ん でいるガス充填体を包囲している。蛍光灯管が点灯される際、電子流は一方のカ ソードから他方のカソードへガス充填体を通って流れる。次いで、このガス充填 体における水銀原子は、目に見えない紫外線の放射を発するように、電子流によ り作用されるようになっている。ガラス管の内側には、蛍光粉末(蛍光物質)の 層があり、短波長の紫外線放射を長波長の可視光に変換する特性を有している。 それ故、蛍光灯管は、ある(とはいえ、わずかな)量の水銀を含んでいるので 、用いられた蛍光灯管を処理する際、有効な、そして、安全な態様でこれらの管 から水銀を処理することは、環境の観点から、極めて重要である。それ故、捨て られる蛍光灯管は特に危険な廃棄物として処理されなければならず、水銀を処理 することができ且つ効率のよい、また、環境保護の観点から、完全に満足のゆく 態様で水銀を回収することができる特殊な破壊プラントに送られる。 処理されるべき蛍光灯管においては、水銀蒸気から凝縮した水銀はガラス管の 壁の内側にある、また、この内側は蛍光粉末層で被覆されているので、それ故、 凝縮された水銀の多くは蛍光粉末中にある。 酸化水銀及び/またはアマルガムの形態の水銀も、ガラス管の壁の内側に、特 に、蛍光灯管の両端のところのカソードの近くに堆積した凝結粒子として見られ る。 加えて、潰された、あるいは、粉砕された蛍光灯管の様々な部品を分析したと ころ、いわゆるカソードスクリーン(通常は、カソードの回りに曲げられた鉄系 ストリップ)はそれ自体比較的高い水銀濃度を有することが判った。そのため、 水銀を分離するための特殊な処理、例えば、蒸留が課題となってきている。 破棄された蛍光灯管からの水銀含有蛍光粉末を処理する多くの方法が、既に、 知られている。これらの既知の方法のうちの一つにおいては、蛍光灯管の金属製 端部スリーブ(接触ピンを備えた端部ソケット)を含む端部分及びカソードは緩 く切断され、即ち、チューブの残部から切り離され、そのチューブがそれの両端 で開くようになっている。次いで、チューブから蛍光粉末を吸引、あるいは、或 る適宜の形式のプランジャのようなスクレーパ工具によりかき出す。スクレーパ 工具は長い軸を有しているとともに、両端で開いているガラス管を通して一端か ら他端へ引っ張られ、あるいは、押される。 水銀を含んでいる蛍光粉末の多くが、このようにして、両端で切断されたガラ ス管から洗浄され得るのは事実であるが、蛍光灯管の切断された端部部分に見ら れる酸化水銀及び水銀を含んでいる蛍光粉末はこのようにして処理することがで きず、また、回収することができない。もちろん、切断された端部部分は、それ ら自身、後処理することができ、また、蒸留することができる。 捨てられた蛍光灯管の破壊(例えば、スクリューフィーダーで)の際には、そ の蛍光灯管全体が潰され、結果として、ガラス管の端部シールとして、また、カ ソード保持器として用いられている酸化鉛ガラスが蛍光灯管の残部からのクラウ ンガラスと混合もしてしまう。このことはかなりの欠点である。何故なら、その ことは、新しいガラス製品を製造するための原料として回収されたガラスの利用 性が、それ故、制限されてしまうということを意味しているからである。このよ うにして、新しいガラス製品を製造するための回収原料としての回収されたガラ スの価値が激減してしまう。発明の目的 本発明の目的は、様々な材料/物質を機械的に分離するための、特に、粉砕さ れる捨てられた蛍光灯管の全ての部品から、全ての水銀を分離するための新規な 方法及びシステムを利用可能とすることである。 より具体的には、本発明の目的は、全く一般的な表現で、蛍光灯管の構成部品 を4つの部分に、即ち、非磁性及び磁性の端部スリーブ材料(端部ソケット材料 )と、ガラスと、蛍光粉末とに分離し且つ分割する蛍光灯管の機械的な処理分離 を可能とすることである。回収されたガラスに関しては、端部スリーブからの鉛 ガラスが蛍光灯管の残部からのクラウンガラスと混合しないことを確実にするこ とが、特に、望ましい。発明の説明 本発明によれば、上述した目的は、方法が請求の範囲第1項の特徴事項記述部 分に明記された手段を含むという事実によって達成され、一方、この方法を実施 するのに用いられる対応するシステムは請求の範囲第6項の特徴事項記述部分に 明記された特徴を有している。 本発明の方法によれば、捨てられた蛍光灯管はミル(好ましくは、ハンマーミ ル)に給送され、相等に大きな片体あるいは材料破片に粉砕される。次いで、比 較的高速(例えば、20m/s)で流れる空気流により、材料破片はミルから、 入り口を介して第1の分離タワーに輸送される。第1の分離タワーでは、ガラス 及び金属の大きな材料破片は空気流から分離され、タワーから(好ましくは、タ ワーの底端のところの粗片出口を介して)排出され、一方、蛍光粉末のごとき小 さな材料破片及び粒子は空気流によりタワーの空気出口を介して前方に搬送され る。この空気出口は細かな小片出口として機能する。 タワーから排出された大きな材料破片は、スクリーン掛け/ふるい掛けにより 、ガラス破片及び金属破片に分割され、ガラス破片は磁気セパレータを通り過ぎ て前方に搬送され、一方、金属破片はクラッシャに給送され、そのクラッシャで は、金属破片は潰され、空気流により、入り口を介して第2の分離タワーに導入 される。この第2のタワーの粗片出口から排出された金属破片も磁気セパレータ を通り過ぎて搬送される。その後、このセパレータにより分離された磁気材料破 片は、起こり得る更なる処理、例えば、蒸留のためにの容器に集められる。 磁気セパレータを通り過ぎたガラス破片はガラスクラッシャに給送され、寸法 が更に減少され、新たな空気流により、入り口を介して第3の分離タワーに導入 される。このタワーの粗片出口から排出されたガラス破片は後処理を受け、最終 的に、廃棄物容器に集められる。3つの分離タワーの出口からの排出空気の流れ に伴出される蛍光粉末は、最初に、サイクロンによりこの排出空気から分離され 、その後、ダストフィルタにより分離される。このようにフィルタ掛けされた排 出空気に、たぶん残っているかも知れない水銀蒸気は、最終的に、その水銀蒸気 が大気に達するのを阻止するために、チャコールフィルタにより分離される。 本発明による方法は、さらに、請求の範囲第2項から第5項までに明記された 付加的な手段により特徴付けられる。 分離タワー内の空気の輸送流から分離された大きな材料破片は、配備されてい るロータリバルブによって、タワーから、例えば、タワーの底端のところの粗片 出口を通って排出される。 第1の分離タワーの下流側のスクリーン掛け/ふるい掛けにより分離されたガ ラス破片、及び、第2のタワー内で分離された金属破片は共通のコンベア通路、 例えば、ベルトコンベアの形をしたコンベア通路上で磁気セパレータを通して輸 送される。 第3の分離タワーの粗片出口から排出されたガラス破片の後処理は、好ましく は換気されている回転ドラム給送器あるいはタンブラで、例えば、数分間行われ る。次いで、ガラスは、回転ドラム給送器あるいはタンブラから、排出コンベア により、前方に、廃棄ガラス容器に輸送される。 上述した方法を実施するためには、請求の範囲第6項の特徴事項記述部に明記 されている特徴を有するシステムを、好ましくは、用いることができる。本発明 によるシステムの基本的な特徴は、そのシステムが、好ましくは、ファンで駆動 される排出空気システムを有していることであり、排出空気システムは、材料破 片及び粒子を輸送し、且つ、分離するように設計されており、また、排出空気シ ステムには3個の分離タワーからの空気が供給され、3個の分離タワーの各々は 材料入り口と、粗片出口と、空気出口とを有しており、空気出口はタワーの最上 部のところに置かれているとともに細かな小片の出口として機能する。供給され た、廃棄された蛍光灯管の最初の粉砕を行うミルは、好ましくは、ハンマーミル で有り、その材料出口は第1のタワーの材料入り口に接続されている。 蛍光灯管を最初に粉砕するためにハンマーミルを用いることが好ましい。何故 なら、この種のミルは蛍光灯管を大きな片体に粉砕し、あるいは、割るからであ り、このことは、酸化鉛ガラスが内部に位置している金属製の端部スリーブが比 較的もとのまま残ることを意味するからである。かくて、鉛ガラスの多くは端部 スリーブに残るので、ガラスの残部と混合しない。 第1の分離タワーの粗片出口から排出された材料を受領するスクリーン即ちふ るいは、一方で、こうしてガラス破片に排出された材料破片を分割するのに用い られ、他方で、スクリーン掛け/ふるい掛けにより金属破片を分割するのに用い られる。これら金属破片を更に粉砕するために、特殊な金属クラッシャが用いら れており、金属クラッシャの材料出口は第2の分離タワーの入り口に接続されて いる。金属クラッシャ及びガラスクラッシャ並びに3つの分離タワーの双方は、 それら自体既に周知のタイプのものであり得る。分離タワーの空気出口と、排出 空気システムの吸引ファンとの間に接続され下流排出空気フィルタを備えたサイ クロンは既に知られている任意適宜のタイプのものであり得る。サイクロン内の 空気から分離された蛍光粉末は、便宜上、サイクロンの底部出口を介して蛍光粉 末のための容器内に向けて、真っ直ぐ下に、抜き出される。 本発明によるシステムの更なる展開は、請求の範囲第7項から第11項までに 明記されている特徴を有する。 環境保護の観点から特に得策なシステムの一実施例においては、システムは閉 じたハウジング内に、好ましくは、閉じた標準容器の形をした閉じたハウジング 内に完全に収容され、その閉じた標準容器の内側には特定の圧力が維持されてお り、その圧力は空間内の周囲大気圧よりも下であり、あるいは、閉じたハウジン グ/容器が組み立てられた位置での周囲大気圧よりも下である。このようにして 、ハウジングの外側の周囲環境に水銀あるいは水銀蒸気が漏れる危険性は有効に 回避される。図面における図の簡単な説明 さて、添付図面を参照して本発明を、以下に、より詳細に記載し、且つ、説明 する。添付図面は、一方で、本発明によるシステムの基本的な構造及び該システ ムを通る様々な蛍光灯管材料の流れを示し、また、他方で、どのようにしてシス テムに含まれるユニットが該システムを収容している容器ハウジング内に置かれ 、且つ、グループ化され得るのかの一例を示している。 図面における図において: 図1は、本発明によるシステムを概略的に示しており、より具体的には、どの ようにしてシステムに含まれるユニットが互いに関係して配備されているのかを 概略的に示しており、「流れ矢印」はシステムにおける蛍光灯管材料の輸送経路 を示しており、また、どのようにしてシステムのファンで駆動される排出空気シ ステムにおいて空気が流れるのかを示しており; 図2は、本発明によるシステムの市場での実施例を収容している容器ハウジン グの内側を、水平投射で示しており; 図3は、図2による容器ハウジングの内側のシステム構造を、垂直投射で示し ている。例示的実施例の説明 さて、最初に図1のシステム解明ダイアグラムについて説明する。図1におい て、システムで処理されるべき捨てられた蛍光灯管がハンマーミル2に給送され 、矢印A参照、好ましくは、給送コンベア(ここには図示されていない)により 、ハンマーミル2に給送される。供給された蛍光灯管はミル2内で破片に粉砕さ れ、これらの破片はシステムのファン駆動式排出空気システム(詳細に後述する )により発生された空気流4によりミルから吸出される。こうして吸引によりミ ル2から除去された蛍光灯管の破片は入り口6を介して第1の垂直に配備された 分離タワー8に導入される。このタワーは、底部のところに、ガラス及び金属の 、大き目の材料破片をタワーから排出するためのロータリバルブ12を備えた粗 片出口10を有している。これらの大き目の材料破片は分離タワーにおける空気 流から分離されるが、他方、蛍光粉末のごとき小さな材料破片及び粒子は空気流 により前方に搬送され、また、空気出口14を介してタワーを離れる。空気出口 14はタワーの頂部に設けられているとともに細小片出口として機能する。図1 から明らかなとおり、システムは2つの更なる分離タワー8’及び8”を有して おり、それら分離タワー8’及び8”もシステムの一部を形成しているとともに 共通し た排出空気システムに接続されている。排出空気システムは吸引ファン16によ って駆動される。分離タワー8、8’、8”の各々の空気出口14は空気チャン ネル18及び20を介して互いに接続されている。 タワー8から排出された材料の大き目の破片はスクリーン即ちふるい22を通 過してガラス破片と金属破片とに分割される。ガラス破片は矢印24に従って前 方に搬送され、金属破片は金属クラシャ28へ矢印26に従って搬送される。用 語「スクリーン」は、以降、「スクリーン」並びに「ふるい」の双方を意味して いると理解されたい。しかし、明瞭化のために、用語「スクリーン」だけを用い る。同様に、用語「スクリーン掛け」は、スクリーン掛け及びふるい掛けの双方 を意味していると理解されたい。供給された金属破片はクラシャ28内で、小さ な片体に潰され、且つ、粉砕され、空気流30により、入り口6を介して第2の 分離タワー8’に導入される。この第2のタワーにおいて吸気流から分離された 金属破片はタワーのロータリバルブ12を介して排出され、且つ、ベルトコンベ ア32の一方の半分に移送される。そのベルトコンベア32の他方の半分にはス クリーン22からのガラス破片が堆積している(矢印24参照)。ベルトコンベ ア32の材料輸送上面のすぐ上には、磁気分離器34がコンベア32を跨って横 方向に配備されている。ベルトコンベア32の上面から磁気分離器34により分 離された、コンベアのガラス及び金属経路からの磁気粒子は、たぶん、別の処理 、例えば、蒸留のための容器(蒸留器胴部)36に集められる。分離されること なく磁気分離器34の下を通過した金属、プラスチック、電極及び鉛ガラスの破 片はベルトコンベア32の端のところの廃棄物容器38に集められる。 分離器34を通過したガラス破片はガラスクラシャ42に給送され(矢印40 参照)、そこで、寸法が更に縮小される。より細かく分割されたガラスは、空気 流44によりガラスクラシャ42から入り口6を介して第3の分離タワー8”に 搬送される。分離タワー8”内の空気流から分離され、且つ、タワーからロータ リバルブ12を介して排出されたガラスは、その後、コンベア46に移され、ド ラム給送器50の入り口端部に給送される(矢印48参照)。ドラム給送器50 の内側ではガラスが数分間最後の後処理を受ける。ドラム給送器50の出口端部 から、ガラスはベルトコンベア52へ移され、最終的に、廃棄物容器54へ引き 渡される(矢印B参照)。 空気チャンネル56を通って分離タワー8、8’及び8”の出口14から発せ られ、且つ、基本的に蛍光粉末からなっている気中材料はサイクロン58の上端 に、搬送され、蛍光粉末の多くは空気流から分離され、底部出口60を介して、 蛍光粉末のための廃棄物容器62へ排出される(矢印C参照)。次いで、サイク ロン58で清浄にされた空気はチャンネル64を介してダストフィルタ66に流 れ続け、そこでは、空気中のより細かな粒子も分離され、且つ、容器(蒸留器胴 部)に引き渡される。ダストフィルタ66からは、排出空気がチャンネル68を 通ってチャコールフィルタ70のバッテリまで搬送される。これらのチャコール フィルタでは、残っているいかなる水銀蒸気も空気流から最終的に分離され、空 気流はチャンネル72を介してチャコールフィルタからファン16の取り入れ側 に導かれる。完全に閉じた排出空気システムの場合では、ファン16に達した清 浄化された空気はファンの加圧引き渡し側(図示せず)から、ハンマーミル2の 下流側の流れ経路4に戻される。 上で指摘した通り、図1は本発明に従ったシステムの基本的な構造を示してお り、言い換えれば、システムに含まれるユニットがどのようにして互いに作用し 合うように設計されているのかを示している。実際上、もちろん、システムは、 空気輸送経路及び様々なベルトコンベアのコンベア経路の双方が不必要に長くな らないよう、且つ、余りにも多くの空間を取らないように設計されている。それ 故、含まれるユニット(ミル、分離タワー、クラッシャ、スクリーン、コンベア 、磁気分離器、回転ドラム給送器、サイクロン、フィルタ及びファン)がシステ ム構造の観点から最適な態様でグループ化されるように、加えて、それらが検査 及び維持のために近接可能であるようにシステム全体が設計されていることは望 ましいことである。 環境保護の観点から、システム全体を閉じたハウジングに収容することができ ることも望ましく、その閉じたハウジングでは、水銀あるいは水銀蒸気がシステ ムから周囲大気へ漏れることを阻止する特定の大気以下の圧力を維持することが できる。 上述した理由で、図1に示されたものよりもよりコンパクトな商用設計体をシ ステムに与えることが適切である。 システムが閉じたハウジングユニットに収容されているかような商用設計体は 、例えば、システムが609.6mm(20フィート)の標準容器74に収容さ れているかのような商用設計体は、図2及び図3に示されている。システムのこ の商用構造は図1に示されている基本的構造体に、全く、対応しており、違いは 、システムに含まれるユニットが、機能の観点から、また、システムの構造の観 点から任意適宜の態様で置かれている点だけである。それ故、図2及び図3は図 1の基本的実施例に従ったものと同じであるユニットに関しているので、システ ムの構造とそれの機能との更新された説明はここでは必要なく、その代わりに、 単に図2及び図3を参照し、その図2及び図3では、ユニットは図1におけるの と同じ参照番号を備えている。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年4月14日 【補正内容】 に、蛍光灯管の両端のところのカソードの近くに堆積した凝結粒子として見られ る。 加えて、潰された、あるいは、粉砕された蛍光灯管の様々な部品を分析したと ころ、いわゆるカソードスクリーン(通常は、カソードの回りに曲げられた鉄系 ストリップ)はそれ自体比較的高い水銀濃度を有することが判った。そのため、 水銀を分離するための特殊な処理、例えば、蒸留が課題となってきている。 破棄された蛍光灯管からの水銀含有蛍光粉末を処理する多くの方法が、既に、 知られている。これらの既知の方法のうちの一つにおいては、蛍光灯管の金属製 端部スリーブ(接触ピンを備えた端部ソケット)を含む端部分及びカソードは緩 く切断され、即ち、チューブの残部から切り離され、そのチューブがそれの両端 で開くようになっている。次いで、チューブから蛍光粉末を吸引、あるいは、或 る適宜の形式のプランジャのようなスクレーパ工具によりかき出す。スクレーパ 工具は長い軸を有しているとともに、両端で開いているガラス管を通して一端か ら他端へ引っ張られ、あるいは、押される。 水銀を含んでいる蛍光粉末の多くが、このようにして、両端で切断されたガラ ス管から洗浄され得るのは事実であるが、蛍光灯管の切断された端部部分に見ら れる酸化水銀及び水銀を含んでいる蛍光粉末はこのようにして処理することがで きず、また、回収することができない。もちろん、切断された端部部分は、それ ら自身、後処理することができ、また、蒸留することができる。 捨てられた蛍光灯管の破壊(例えば、スクリューフィーダーで)の際には、そ の蛍光灯管全体が潰され、結果として、ガラス管の端部シールとして、また、カ ソード保持器として用いられている酸化鉛ガラスが蛍光灯管の残部からのクラウ ンガラスと混合もしてしまう。このことはかなりの欠点である。何故なら、その ことは、新しいガラス製品を製造するための原料として回収されたガラスの利用 性が、それ故、制限されてしまうということを意味しているからである。このよ うにして、新しいガラス製品を製造するための回収原料としての回収されたガラ スの価値が激減してしまう。 EP−A−0 420 367号には、水銀含有ランプを衛生的にするための 方法及び装置が開示されている。 DE−A−40 30 732号には、蛍光ランプ/管及びそれの粉砕された 片体をリサイクルするための方法が開示されている。 WO−A−9301889号には、蛍光管クラッシャから引き出された粉砕さ れたガラスから金属製電気チップを除去する方法及び潰された蛍光灯管と用いる ためのチップ分離器が開示されている。発明の目的 本発明の目的は、様々な材料/物質を機械的に分離するための、特に、粉砕さ れる捨てられた蛍光灯管の全ての部品から、全ての水銀を分離するための新規な 方法及びシステムを利用可能とすることである。 より具体的には、本発明の目的は、全く一般的な表現で、蛍光灯管の構成部品 を3つの部分に、即ち、磁性の端部スリーブ材料(端部ソケット材料)と、ガラ ス破片と、水銀含有蛍光粉末とに分離し且つ分割する蛍光灯管の機械的な処理分 離を可能とすることである。回収されたガラスに関しては、端部スリーブからの 鉛ガラスが蛍光灯管の残部からのクラウンガラスと混合しないことを確実にする ことが、特に、望ましい。発明の説明 本発明によれば、上述した目的は、方法が請求の範囲第1項の特徴事項記述部 分に明記された手段を含むという事実によって達成され、一方、この方法を実施 するのに用いられる対応するシステムは請求の範囲第6項の特徴事項記述部分に 明記された特徴を有している。 本発明の方法によれば、捨てられた蛍光灯管はミル(好ましくは、ハンマーミ ル)に給送され、相等に大きな片体あるいは材料破片に粉砕される。次いで、比 較的高速(例えば、20m/s)で流れる空気流により、材料破片はミルから、 入り口を介して第1の分離タワーに輸送される。第1の分離タワーでは、ガラス 及び金属の大きな材料破片は空気流から分離され、タワーから(好ましくは、タ ワーの底端のところの粗片出口を介して)排出され、一方、蛍光粉末のごとき小 さな材料破片及び粒子は空気流によりタワーの空気出口を介して前方に搬送され る。この空気出口は細かな小片出口として機能する。 タワーから排出された大きな材料破片は、スクリーン掛け/ふるい掛けにより 、 ガラス破片及び金属破片に分割され、ガラス破片は磁気セパレータを通り過ぎて 前方に搬送され、一方、金属破片はクラッシャに給送され、そのクラッシャでは 、金属破片は潰され、空気流により、入り口を介して第2の分離タワーに導入さ れる。この第2のタワーの粗片出口から排出された金属破片も磁気セパレータを 通り過ぎて搬送される。その後、このセパレータにより分離された磁気材料破片 は、起こり得る更なる処理、例えば、蒸留のためにの容器に集められる。 磁気セパレータを通り過ぎたガラス破片はガラスクラッシャに給送され、寸法 バルブ(12)により、それぞれの分離タワー(8、8’、8”)から排出する ことを特徴とする方法。 3.請求の範囲第1項または第2項記載の方法において、空気流により各分離 タワー(8、8’、8”)に導入される気中粒状材料の少なくとも大部分、特に 、蛍光粉末を、空気流により前記タワーを介して更に上方に搬送し、前記タワー から流出する空気流とともに該タワーの上端を離れさせることを特徴とする方法 。 4.請求の範囲第1項から第3項までのいずれか一項に記載の方法において、 前記第1の分離タワー(8)の下流側のスクリーン掛け/ふるい掛けにより分離 された前記ガラス破片、及び、前記第2のタワー(8’)で分離された前記金属 破片を、共通のコンベア経路(32)上を前記磁気分離器(34)を通して輸送 することを特徴とする方法。 5.請求の範囲第1項から第4項までのいずれか一項に記載の方法において、 前記第3の分離タワー(8”)から排出された前記ガラス破片を回転する、好ま しくは、換気されたドラム給送器あるいはタンブラ(50)で数分間後処理し、 次いで、該換気されたドラム給送器あるいはタンブラ(50)からそれらガラス 破片を排出コンベア(52)により廃棄ガラス容器(54)に輸送することを特 徴とする方法。 6.粉砕される捨てられた蛍光灯管及び同様の低圧放電ランプから様々な材料 /物質を機械的に分離するための、例えば、請求の範囲第1項記載の方法を実施 するためのシステムにおいて、材料破片及び粒子を輸送するとともに分離するよ う設計され、且つ、入り口(6)と、粗片出口(10)と、細かい小片出口とし て機能する空気出口(14)とを備えている3つの分離タワー(8、8’、8” )から空気が供給されているファン駆動式排出空気システムと、供給された捨て られた蛍光灯管を粉砕するよう設計されているミル(2)であって、該ミルの出 口が第1の分離タワー(8)に接続され、該第1の分離タワーにおいて大きな材 料破片が空気流から分離され、該空気流が前記ミルから前記タワーへ粉砕された 材料を輸送し、一方、小さな材料破片及び粒子は空気の流れとともに前記タワー の前記空気出口(14)から前記排気空気システムに運び去られるようになって いる前記ミル(2)と、前記タワー(8)の前記粗片出口(10)から排出され た 材料破片を、ガラス破片と金属破片とに分割するよう設計されたスクリーンある いはふるい(22)と、該スクリーン(22)と第2の分離タワー(8’)との 間に配備され、且つ、該スクリーンから供給された金属破片を更に粉砕するのに 用いられる金属クラッシャ(28)と、前記金属クラッシャの出口に接続された 第2の分離タワー(8’)と、前記スクリーン(22)及び前記第2のタワー( 8’)の前記粗片出口(10)と、第3の分離タワー(8”)に接続された出口 を有するガラスクラッシャ(42)との間に配備された磁気分離器(34)と、 前記第3のタワー(8”)の前記粗片出口(10)からガラス破片を受領するよ うにされた廃棄ガラス容器(54)と、前記タワーの前記空気出口(56)と前 記排出空気システムの前記吸入ファン(16)との間に結合されているチャコー ルフィルタ(70)を有している下流側排出空気フィルタ(66、70)を備え たサイクロン(58)とを有していることを特徴とするシステム。 7.請求の範囲第6項記載のシステムにおいて、前記スクリーン(22)から のガラス破片と、前記第2のタワー(8’)の前記粗片出口(10)からの金属 破片とを受領するベルトコンベア(32)は前記磁気分離器(34)を通り過ぎ て延在していて、材料が前記分離器に最も近くに置かれる際、前記コンベアの移 動するベルト表面上の磁気材料が前記分離器により除去され、前記コンベア(3 2)の下流側端は、ガラス破片を前記ガラスクラッシャ(42)に、金属破片を 廃棄金属容器(38)に引き渡(40)すよう構成されていることを特徴とする システム。 8.請求の範囲第6項または第7項記載のシステムにおいて、ガラス破片を前 記第3の分離タワー(8”)の前記粗片出口(10)から前記廃棄ガラス容器( 54)に輸送するためにコンベア経路が配備されており、このコンベア経路は、 連続して、ベルトコンベア(46)と、該ベルトコンベア(46)の排出端から の材料を受領するドラム給送器あるいはタンブラ(50)と、前記ドラム給送器 の排出端からの材料を受領するとともに該材料を前記廃棄物容器(54)に引き 渡す排出コンベア(52)とを有していることを特徴とするシステム。 9.請求の範囲第6項から第8項までのいずれか一項に記載のシステムにおい て、各分離タワーは、それの粗片出口(10)として回転ハルブ(12)を有し
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),UA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AU,BR ,CA,CN,CZ,EE,HU,JP,KR,LT, LV,MX,NO,NZ,PL,SG,TR,UA,U S 【要約の続き】 ら、ガラス破片はタンブラを介して廃棄物容器(54) に搬送される。下流側フィルタ(66、70)を備えた サイクロン(58)は排出空気から蛍光粉末を分離す る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.粉砕される捨てられた蛍光灯管及び同様の低圧放電ランプから様々な材料 /物質を機械的に分離するための方法において、 a)捨てられた蛍光灯管をミル(2)に給送し、そのミルで、それら蛍光灯管を 、空気流(4)により第1の分離タワー(8)に導入される材料破片に粉砕し、 該第1の分離タワー(8)で、ガラス及び金属の大きな材料破片を前記空気流か ら分離し、前記タワーから排出し、一方、蛍光粉末のごとき小さな材料破片及び 粒子を前記空気流により搬送し、 b)前記タワー(8)から排出された前記材料破片をスクリーン掛け/ふるい掛 けにより、ガラス破片及び金属破片に分割し、 c)磁気分離器(34)を通して前記ガラス破片を搬送し、一方、前記金属破片 をクラシャ(28)に給送し、そのクラシャ(28)で、それら金属破片を潰し 、空気流(30)により、該金属破片を第2の分離タワー(8’)に導入し、該 第2の分離タワー(8’)からそれら金属破片を前記磁気分離器を通して輸送し 、 d)前記磁気分離器(34)により分離された前記磁気材料破片を、起こり得る 更なる処理、例えば、蒸留のために容器(36)に集め、 e)前記磁気分離器を通り過ぎた前記ガラス破片をガラスクラッシャ(42)に 給送し、該ガラスクラッシャ(42)で、該ガラス破片の寸法を更に縮小させ、 次いで、空気流(44)により該ガラス破片を第3の分離タワー(8”)に導入 し、該第3の分離タワー(8”)からそれらガラス破片を排出し、次いで、最終 的に廃棄ガラス容器(54)に収集するために後処理を受けさせてもよく、 f)前記分離タワー(8、8’、8”)からの排出空気の流れに伴出される蛍光 粉末を、まず、サイクロン(58)によりこの空気から分離し、その後、ダスト フィルタ(66)によりこの空気から分離し、その後、空気中の残りのいかなる 水銀蒸気もチャコールフィルタ(70)により分離する、 ことを特徴とする方法。 2.請求の範囲第1項記載の方法において、各タワーの入ってくる空気流から 分離された大きな材料破片を、前記タワーの底端のところに配備されたロータリ バルブ(12)により、それぞれの分離タワー(8、8’、8”)から排出する ことを特徴とする方法。 3.請求の範囲第1項または第2項記載の方法において、空気流により各分離 タワー(8、8’、8”)に導入される気中粒状材料の少なくとも大部分、特に 、蛍光粉末を、空気流により前記タワーを介して更に上方に搬送し、前記タワー から流出する空気流とともに該タワーの上端を離れさせることを特徴とする方法 。 4.請求の範囲第1項から第3項までのいずれか一項に記載の方法において、 前記第1の分離タワー(8)の下流側のスクリーン掛け/ふるい掛けにより分離 された前記ガラス破片、及び、前記第2のタワー(8’)で分離された前記金属 破片を、共通のコンベア経路(32)上を前記磁気分離器(34)を通して輸送 することを特徴とする方法。 5.請求の範囲第1項から第4項までのいずれか一項に記載の方法において、 前記第3の分離タワー(8”)から排出された前記ガラス破片を回転する、好ま しくは、換気されたドラム給送器あるいはタンブラ(50)で数分間後処理し、 次いで、該換気されたドラム給送器あるいはタンブラ(50)からそれらガラス 破片を排出コンベア(52)により廃棄ガラス容器(54)に輸送することを特 徴とする方法。 6.粉砕される捨てられた蛍光灯管及び同様の低圧放電ランプから様々な材料 /物質を機械的に分離するための、例えば、請求の範囲第1項記載の方法を実施 するためのシステムにおいて、材料破片及び粒子を輸送するとともに分離するよ う設計され、且つ、入り口(6)と、粗片出口(10)と、細かい小片出口とし て機能する空気出口(14)とを備えている3つの分離タワー(8、8’、8” )から空気が供給されているファン駆動式排出空気システムと、供給された捨て られた蛍光灯管を粉砕するよう設計されているミル(2)であって、該ミルの出 口が第1の分離タワー(8)に接続され、該第1の分離タワーにおいて大きな材 料破片が空気流から分離され、該空気流が前記ミルから前記タワーへ粉砕された 材料を輸送し、一方、小さな材料破片及び粒子は空気の流れとともに前記タワー の前記空気出口(14)から前記排気空気システムに運び去られるようになって いる前記ミル(2)と、前記タワー(8)の前記粗片出口(10)から排出され た 材料破片を、ガラス破片と金属破片とに分割するよう設計されたスクリーンある いはふるい(22)と、該スクリーン(22)と第2の分離タワー(8’)との 間に配備され、且つ、該スクリーンから供給された金属破片を更に粉砕するのに 用いられる金属クラッシャ(28)と、前記金属クラッシャの出口に接続された 第2の分離タワー(8’)と、前記スクリーン(22)及び前記第2のタワー( 8’)の前記粗片出口(10)と、第3の分離タワー(8”)に接続された出口 を有するガラスクラッシャ(42)との間に配備された磁気分離器(34)と、 前記第3のタワー(8”)の前記粗片出口(10)からガラス破片を受領するよ うにされた廃棄ガラス容器(54)と、前記タワーの前記空気出口(56)と前 記排出空気システムの前記吸入ファン(16)との間に結合されている下流側排 出空気フィルタ(66、70)を備えたサイクロン(58)とを有していること を特徴とするシステム。 7.請求の範囲第6項記載のシステムにおいて、前記スクリーン(22)から のガラス破片と、前記第2のタワー(8’)の前記粗片出口(10)からの金属 破片とを受領するベルトコンベア(32)は前記磁気分離器(34)を通り過ぎ て延在していて、材料が前記分離器に最も近くに置かれる際、前記コンベアの移 動するベルト表面上の磁気材料が前記分離器により除去され、前記コンベア(3 2)の下流側端は、ガラス破片を前記ガラスクラッシャ(42)に、金属破片を 廃棄金属容器(38)に引き渡(40)すよう構成されていることを特徴とする システム。 8.請求の範囲第6項または第7項記載のシステムにおいて、ガラス破片を前 記第3の分離タワー(8”)の前記粗片出口(10)から前記廃棄ガラス容器( 54)に輸送するためにコンベア経路が配備されており、このコンベア経路は、 連続して、ベルトコンベア(46)と、該ベルトコンベア(46)の排出端から の材料を受領するドラム給送器あるいはタンブラ(50)と、前記ドラム給送器 の排出端からの材料を受領するとともに該材料を前記廃棄物容器(54)に引き 渡す排出コンベア(52)とを有していることを特徴とするシステム。 9.請求の範囲第6項から第8項までのいずれか一項に記載のシステムにおい て、各分離タワーは、それの粗片出口(10)として回転バルブ(12)を有し ており、該回転バルブ(12)は前記タワーの最下部に配備されているとともに 、該タワーに入ってくる空気流から分離された大きな材料破片を排出するのに用 いられていることを特徴とするシステム。 10.請求の範囲第6項から第9項までのいずれか一項に記載のシステムにおい て、前記ミルはハンマーミル(2)であり、該ハンマーミル(2)は供給された 蛍光管を相当に大きな小片に粉砕し、あるいは、割ることを特徴とするシステム 。 11.請求の範囲第6項から第10項までのいずれか一項に記載のシステムにお いて、システム全体は閉じたハウジング(74)に収容され、好ましくは、閉じ た609.6mm(20フィート)の容器の形をした閉じたハウジング(74) に収容され、該ハウジングが組み立てられた空間に、あるいは、その場所で周囲 大気圧よりも低い特定圧力が維持されていることを特徴とするシステム。
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