JPH08192134A - 埋立残渣中の廃ガラス類の再資源化装置 - Google Patents

埋立残渣中の廃ガラス類の再資源化装置

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JPH08192134A
JPH08192134A JP541795A JP541795A JPH08192134A JP H08192134 A JPH08192134 A JP H08192134A JP 541795 A JP541795 A JP 541795A JP 541795 A JP541795 A JP 541795A JP H08192134 A JPH08192134 A JP H08192134A
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JP
Japan
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waste glass
glass
landfill
waste
residue
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Pending
Application number
JP541795A
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English (en)
Inventor
Takeshi Takei
武志 武居
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MATSUMOTO TEKKOSHO KK
Matsumoto Iron Works Co Ltd
Original Assignee
MATSUMOTO TEKKOSHO KK
Matsumoto Iron Works Co Ltd
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Publication date
Application filed by MATSUMOTO TEKKOSHO KK, Matsumoto Iron Works Co Ltd filed Critical MATSUMOTO TEKKOSHO KK
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/91Use of waste materials as fillers for mortars or concrete

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 埋立残渣として殆どが処分されていた廃ガラ
ス類を再資源として効果的に利用するための埋立残渣中
の廃ガラス類の再資源化装置を提案すること。 【構成】 廃ガラス骨材化装置1において、埋立残渣W
0は選別機4によってガラス類W1とそれ以外に分別さ
れ、ガラス類W1は、破砕機9に搬送されて細かく破砕
される。細破砕後のガラス類は、振動スクリーン13に
おいて粒度に応じて篩分けされ、目標とする細かさまで
粉砕された廃ガラス類W7が骨材として回収部31にて
回収される。廃ガラス類に混在していた異物は、バグフ
ィルタ15、あるいは振動スクリーン13を介して分離
されて廃棄される。廃ガラス類を所望の粒度に破砕処理
することにより、コンクリート、アスファルト等の骨材
として、これらを再利用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、廃棄物から再利用可能
な金属類等が分別された後の埋立残渣に含まれる廃ガラ
ス類を再資源として利用するための廃ガラス類の再資源
化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】産業廃棄物、一般廃棄物、各種の公共施
設、交通機関の駅又はパーキングエリア、サービスエリ
ア等から回収される不燃塵(廃棄物)は、鉄、アルミニ
ウム等の再利用可能な資源塵を分別した後は、埋立残渣
として処分されるのが一般的である。このような埋立残
渣の中にはガラス瓶の破片等の廃ガラス類が含まれてい
る。
【0003】廃ガラス類のうちのガラス瓶は、有形のも
のは手選別等によって選別され、消毒殺菌された後に再
利用され、又ガラス片は例えば色彩選別機等によってカ
レットとして再利用される。しかし、再利用される廃ガ
ラス類は極僅かであり、多くの廃ガラス類は埋立塵とし
て処分されているのが実情である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、この
点に鑑みて、埋立塵として処分されている廃ガラス類を
分別回収して再利用するための埋立残渣中の廃ガラス類
の再資源化装置を提案することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の埋立残渣中の廃ガラス類の再資源化装置
は、廃棄物処理過程で発生する埋立残渣の中からガラス
類を採り出す選別手段と、選別された廃ガラス類を破砕
する破砕手段と、破砕された後の廃ガラス類を粒度に基
づき分級する分級手段と、分級された後の廃ガラス類を
再資源として回収する回収手段とを有する構成を採用し
ている。
【0006】埋立残渣は混在塵の状態で回収されるの
で、回収された混在廃棄物を分別して廃ガラス類を回収
する廃ガラス類分別手段を設けた構成を採用する。
【0007】ここで、破砕手段としては、選別された廃
ガラス類を再度粉砕する破砕手段を用いて、所望の粒度
となるように効率良く廃ガラス類の破砕を行うことが好
ましい。
【0008】また、廃ガラス類にはそれ以外の微細な異
物も混入しているので、分級手段によって分級された廃
ガラス類以外の異物を回収する異物回収手段も備えてい
ることが好ましい。
【0009】本発明の装置により得られたガラス砕片
は、コンクリート、アスファルト等に代表される建築用
資材等の骨材として再利用することができる。
【0010】
【作用】埋立残渣の中から回収された廃ガラス類は、破
砕手段を介して所望の寸法に破砕される。この後に、分
級手段によって粒度毎に選別され、分級された後のガラ
ス砕片が回収手段によって別々に回収される。回収され
た後のガラス砕片は、コンクリート、アスファルト等の
骨材として用いられる。
【0011】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の一実施例を
説明する。
【0012】図1に示す実施例は、埋立残渣中の廃ガラ
ス類を処理してコンクリート、アスファルトの骨材とし
て利用できるようにするための埋立残渣中の廃ガラス骨
材化装置である。
【0013】本例の廃ガラス骨材化装置1の構成を処理
手順に従って説明する。まず、廃ガラス類を含む埋立残
渣W0は、ショベルローダ等の搬送手段を用いて埋立残
渣受入れホッパー2に投入される。ホッパー2に投入さ
れた廃ガラス類を含む埋立残渣W0は、その下端開口か
ら自重により切り出し振動コンベア3上に落下する。
【0014】このコンベア3によって加振されながら埋
立残渣W0は横方向に搬送されて、比重差選別機4に定
量投入される。この選別機4を通って、廃ガラス類W1
は廃ガラス類破砕物搬送コンベヤ6に落下する。これに
対して、ガラス類以外の埋立残渣中の不燃塵W2は、搬
送コンベア6Aの側に分離されて排出され、コンベア6
Aによって埋立不燃物ホッパー6Bに回収される。他
方、埋立残渣中の可燃塵W3は、可燃塵搬送コンベア6
Cの側に分離されて排出され、このコンベア6Cによっ
て焼却炉(図示せず)の側に搬送されて処分される。
【0015】廃ガラス類W1は、コンベア6によって破
砕機供給ホッパー7に投入される。
【0016】ホッパー7に投入されたガラス片W1は直
下に配置されている破砕機供給フィーダー8に落下し、
このフィーダー8によって定量づつ破砕機9に供給され
る。
【0017】破砕機9はガラス片W1を細かなガラス細
片W5にするための細破砕機であり、例えば、高速回転
するハンマー又はローターを用いてガラス片を細かに破
砕する構成となっている。この破砕機により発生する風
によって、細かく破砕されたガラス細片W5は輸送管1
1を通って、空気分離器12に供給される。この空気分
離器12においてガラス細片W5は、ガラス粉末等の細
かな塵を含む空気流と分離されて、下側開口から直下の
振動スクリーン13に落下する。ガラス粉末等を含む空
気流は、空気ダクト14を介してバグフィルタ15に至
り、ここでガラス粉末等が濾過された後に、誘引排風機
16によって大気中に放出される。バグフィルター15
で捕捉された細かな粉末状の塵W6は、ダスト回収部1
7に回収される。
【0018】一方、振動スクリーン13に落下したガラ
ス細片W5は、加振されながら篩に掛けられて、最も細
かなガラス細片W7が骨材用のガラス細片として回収部
31に回収される。ガラス細片W5のうち最も目の荒い
篩目を通過したなかったものは、ガラス以外の異物片W
8であるとして、異物搬送コンベア18、19によっ
て、異物として回収部32に排出される。この異物片W
8よりも細かいが、骨材用としては荒すぎるガラス片W
9は、不図示のダクトによってリターンコンベヤ21に
導かれ、このコンベヤによって、二次破砕機供給ホッパ
ー7に投入されて、再度、破砕機9によって破砕され
る。この振動スクリーンの分級粒度の種類数は3種類に
限定されるものではなく、3種類以外の所要の種類数に
出来ることは勿論である。
【0019】このように、本例の装置1においては、比
重差選別機4によって選別手段が構成され、破砕機9に
よって破砕手段が構成され、振動スクリーン13によっ
て分級手段が構成され、回収部31によって回収手段が
構成されている。また、異物搬送コンベヤ18、19、
および回収部32によって、分級された廃ガラス類以外
の異物を回収する異物回収手段が構成されている。
【0020】また、本例において使用している各部分の
機構は、同様な機能を達成できるものであれば、どのよ
うな形式のものであってもよい。例えば、選別機4、1
3、破砕機9は、各種の形式のものを使用することがで
きる。
【0021】さらに、本例では、破砕を一回行っている
が、複数回の破砕工程を行うようにしてもよい。
【0022】一方、本例の装置は廃ガラス類を骨材とし
て再利用するためのものであるが、この他の廃ガラス類
の再利用のための用途としては、より細かなパウダー状
のものは、陶磁器の釉薬などに混入する混入材として用
いることができ、細片化した廃ガラス類の用途は骨材に
限定されるものではない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の埋立残渣
中の廃ガラス類再資源化装置によれば、従来において殆
ど埋立残渣として処分されていた廃ガラス類を効果的に
再利用することができ、したがって、近年不足している
最終処分地(埋立地)の延命が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の廃ガラス骨材化装置の全体
構成を示す概略構成図である。
【符号の説明】
2 ホッパー 3 振動コンベア 4 選別機 6 コンベア 7 ホッパー 8 供給フィーダー 9 破砕機 11 輸送管 12 空気分離器 13 振動スクリーン 14 空気ダクト 15 バグフィルタ 16 誘引排風機 W0 埋立残渣 W1 廃ガラス類 W5 ガラス細片 W7 骨材として再利用される廃ガラス類 W8 異物

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物処理過程で発生する埋立残渣の中
    から廃ガラス類を選別する選別手段と、選別回収された
    廃ガラス類を破砕する破砕手段と、破砕された後の廃ガ
    ラス類を粒度に基づき分級する分級手段と、分級された
    後の廃ガラス類を再資源として回収する回収手段とを含
    むことを特徴とする埋立残渣中の廃ガラス類の再資源化
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記選別手段は、埋
    立残渣の中から廃ガラス類を採りだす選別手段を含むこ
    とを特徴とする埋立残渣中の廃ガラス類の再資源化装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記破砕手
    段は、選別回収された廃ガラス類を再度粉砕する破砕手
    段を含むことを特徴とする埋立残渣中の廃ガラス類の再
    資源化装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3において、前記分
    級手段によって分級された廃ガラス類以外の異物を回収
    する異物回収手段を有していることを特徴とする埋立残
    渣中の廃ガラス類の再資源化装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、建築資材等の骨材に
    適した粒度のガラス砕片が得られるように、廃ガラス類
    が前記破砕手段によって破砕されるようになっているこ
    とを特徴とする埋立残渣中の廃ガラス類の再資源化装
    置。
JP541795A 1995-01-18 1995-01-18 埋立残渣中の廃ガラス類の再資源化装置 Pending JPH08192134A (ja)

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JP541795A Pending JPH08192134A (ja) 1995-01-18 1995-01-18 埋立残渣中の廃ガラス類の再資源化装置

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Cited By (6)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040609