JPH11206616A - トイレットペーパーホルダー - Google Patents

トイレットペーパーホルダー

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JPH11206616A
JPH11206616A JP10017590A JP1759098A JPH11206616A JP H11206616 A JPH11206616 A JP H11206616A JP 10017590 A JP10017590 A JP 10017590A JP 1759098 A JP1759098 A JP 1759098A JP H11206616 A JPH11206616 A JP H11206616A
Authority
JP
Japan
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toilet paper
cover member
holder
cover
holder body
Prior art date
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Application number
JP10017590A
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English (en)
Inventor
Takeshi Sakai
武之 酒井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トイレットペーパーの先端縁部をスムーズに
且つ適切量だけ引き出して簡単に切断することができる
トイレットペーパーホルダーを提供する。 【解決手段】 トイレットペーパー1が摺接自在に載置
されるホルダー本体2とカバー部3の両側端に側片部4
を突設して形成されたカバー部材5とを軸支部7を介し
回動自在に結合して、カバー部材5が回動されることで
ホルダー本体2の上方開口が開閉されるようになし、カ
バー部材5が上方へ回動されてホルダー本体2の上方開
口が閉じられた状態で、より以上に後方へ回動すること
を阻止するストッパー8をカバー部材5に設けると共
に、同状態で、ホルダー本体2の底部9前端10とカバー
部材5のカバー部3前端縁11との間に取出口12が形成さ
れるようになして、この取出口12から引き出されたトイ
レットペーパー1がカバー部3前端縁11で切断されるよ
うになした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回動自在に保持さ
れるトイレットペーパーを引き出して切断することがで
きるトイレットペーパーホルダー関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図4に示す如く、トイレット
ペーパー1を回動自在に保持するホルダー本体2に同ト
イレットペーパー1の上方を覆うカバー部材5が付設さ
れ、該カバー部材5の前端縁11によって引き出されたト
イレットペーパー1が切断されるトイレットペーパーホ
ルダーは知られている。この場合、ホルダー本体2はト
イレ壁面16に取着固定される背板部15と該背板部15の両
側に前方へ突設される両側板部18とでなり、該両側板部
18間に支持軸19が架設され、該支持軸19にトイレットペ
ーパー1は回動自在に保持される。又、カバー部材5は
トイレットペーパー1の外周面に略沿うよう湾曲板状に
形成され、その後端縁の枢支軸部20を介してホルダー本
体2の背板部15の上端縁に枢着され、同枢支軸部20を中
心にして回動され得るものである。
【0003】したがって、該トイレットペーパーホルダ
ーにおいては、カバー部材5を上方へ回動させ、この状
態で、支持軸19にトイレットペーパー1を保持させてセ
ットすることができる。又、セットされたトイレットペ
ーパー1の外周面上にはカバー部材5が下方へ回動して
当接され、該トイレットペーパー1を支持軸19を中心に
回動させてその先端縁部1aを前方へ引き出し、適宜の長
さで同引き出されたトイレットペーパー1の先端縁部1a
を上方へ折り返しつまみ上げて、同カバー部材5の前端
縁11で切断することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、トイレットペーパー1の先端縁部
1aを引き出す際に、回動される同トイレットペーパー1
の外周面がその裏面に摺接されるカバー部材5は、枢支
軸部20を中心に回動して上下に振れ動き易い。それ故
に、トイレットペーパー1は安定した状態で回動され
ず、該トイレットペーパー1の先端縁部1aをスムーズに
は引き出すことができず、しかも、同トイレットペーパ
ー1が勢い良く回動してしまって適切な量だけを引き出
すことが困難になるという問題があった。又、引き出さ
れたトイレットペーパー1の先端縁部1aをカバー部材5
の前端縁11で切断する際にも、該カバー部材5が枢支軸
部20を中心に上方へ回動してしまうので切断し難く、こ
れを防止するために同カバー部材5上に手を添えること
になると、片手で簡単に切断することができなくなると
う問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の技術における問題を
悉く解決するために発明されたもので、その課題は、ト
イレットペーパーが安定した状態で回動されて、該トイ
レットペーパーの先端縁部をスムーズに且つ適切量だけ
引き出すことができ、引き出された同トイレットペーパ
ーの先端縁部を片手でも簡単に切断することができるト
イレットペーパーホルダーを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
トイレットペーパーホルダーは、トイレットペーパーが
摺接回動自在に載置収容される上方へ開口した略塵取り
状のホルダー本体と、該ホルダー本体の上方開口を覆う
カバー部の両側端に側片部を突設して略コ字状に形成さ
れたカバー部材とを、該カバー部材の両側片部とホルダ
ー本体の両側壁部との間の軸支部を介し回動自在に結合
して、同カバー部材が回動されることでホルダー本体の
上方開口が開閉されるようになした。
【0007】更に、カバー部材が上方へ回動されてホル
ダー本体の上方開口が閉じられた状態で、該カバー部材
がより以上に後方へ回動することを阻止するストッパー
を同カバー部材に設けると共に、同状態で、ホルダー本
体の底部前端とカバー部材のカバー部前端縁との間にト
イレットペーパーが引き出される取出口が形成されるよ
うになして、該取出口から引き出されたトイレットペー
パーが同カバー部材のカバー部前端縁で切断されるよう
にもなした。
【0008】したがって、この場合、カバー部材を下方
へ回動させてホルダー本体の上方開口を開け、該上方開
口からトイレットペーパーを同ホルダー本体の底部上に
載置収容することができる。その後、カバー部材を上方
へ回動させホルダー本体の上方開口を閉じて、トイレッ
トペーパーを覆い隠すことができる。
【0009】しかも、ホルダー本体の上方開口が閉じら
れた状態では、ホルダー本体の底部前端とカバー部材の
カバー部前端縁との間にトイレットペーパーが引き出さ
れる取出口が形成されるので、該取出口からトイレット
ペーパーの先端縁部を引き出すことができ、その際、ト
イレットペーパーはその外周面がホルダー本体の底部と
カバー部材のカバー部との間に挟持された状態で両者に
摺接しながら回動されると共に、同カバー部材がより以
上には後方へ回動しないようストッパーで阻止される。
【0010】それ故に、トイレットペーパーは適度な抵
抗を伴って安定した状態で回動されることになり、該ト
イレットペーパーの先端縁部をスムーズに且つ適切量だ
け引き出すことができる。しかも、同引き出されたトイ
レットペーパーの先端縁部を片手で切断しても、カバー
部材がより以上に後方へ回動することはないので、該カ
バー部材のカバー部前端縁で簡単に切断することができ
る。
【0011】本発明の請求項2記載のトイレットペーパ
ーホルダーは、上記請求項1記載のトイレットペーパー
ホルダーにて、ホルダー本体の内側でカバー部材が回動
自在となるように両者を配置結合し、下方へ回動された
状態にあるカバー部材のカバー部裏面上にトイレットペ
ーパーが載置されてその自重により同カバー部材が上方
へ回動し、該カバー部材からホルダー本体へとトイレッ
トペーパーが移動して同ホルダー本体の底部上に載置収
容されるようになしたことを特徴とする。
【0012】したがって、この場合は特に、ホルダー本
体の内側でカバー部材が回動自在となるように両者は配
置結合されており、ホルダー本体の上方開口が開けられ
て下方へ回動された状態にあるカバー部材のカバー部裏
面上にトイレットペーパーを載置してやると、該トイレ
ットペーパーの自重によって同カバー部材は上方へ自動
的に回動すると共に、該カバー部材からホルダー本体へ
とトイレットペーパーが自ずと移動して、該トイレット
ペーパーは同ホルダー本体の底部上に簡単に載置収容さ
れる。
【0013】本発明の請求項3記載のトイレットペーパ
ーホルダーは、上記請求項1又は2記載のトイレットペ
ーパーホルダーにて、ホルダー本体の底部上にトイレッ
トペーパーの外周面に沿う周方向の凸条を複数並設した
ことを特徴とする。
【0014】したがって、この場合は特に、ホルダー本
体の底部上に並設された複数の周方向の凸条上にトイレ
ットペーパーが載置され、該トイレットペーパーはその
外周面が同凸条に沿ってこれに摺接されながら回動する
ことになり、同トイレットペーパーは少ない適度の摩擦
抵抗を伴ってより安定した状態で回動される。
【0015】本発明の請求項4記載のトイレットペーパ
ーホルダーは、上記請求項1〜3のいずれか一つの請求
項記載のトイレットペーパーホルダーにて、カバー部材
のカバー部に操作窓を開口形成し、該操作窓を通して指
先でトイレットペーパーを回動操作できるようになした
ことを特徴とする。
【0016】したがって、この場合は特に、カバー部材
のカバー部に開口形成された操作窓を通して指先でトイ
レットペーパーを回動操作することができ、切断後にト
イレットペーパーの先端縁部が同カバー部の裏側に隠さ
れても、該先端縁部を同回動操作により前下方へと導出
させて簡単に引き出すことができる。
【0017】本発明の請求項5記載のトイレットペーパ
ーホルダーは、上記請求項4記載のトイレットペーパー
ホルダーにて、カバー部をトイレットペーパーの外周面
に略沿うよう湾曲板状に形成して、該カバー部に周方向
で長い長溝開口状に操作窓を開口形成したことを特徴と
する。
【0018】したがって、この場合は特に、カバー部が
トイレットペーパーの外周面に略沿うよう湾曲板状に形
成されると共に、上記操作窓が周方向で長い長溝開口状
に開口形成されているので、操作窓内で指先を周方向へ
大きな範囲で動かすことができ、上記トイレットペーパ
ーの回動操作を効率良く楽に行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1〜3は、本発明の請求項1〜
5全てに対応する一実施形態を示し、該実施形態のトイ
レットペーパーホルダーは、トイレットペーパー1が摺
接回動自在に載置収容される上方へ開口した略塵取り状
のホルダー本体2と、該ホルダー本体2の上方開口を覆
うカバー部3の両側端に側片部4を突設して略コ字状に
形成されたカバー部材5とを、該カバー部材5の両側片
部4とホルダー本体2の両側壁部6との間の軸支部7を
介し回動自在に結合して、同カバー部材5が回動される
ことでホルダー本体2の上方開口が開閉されるようにな
したものである。
【0020】更に、カバー部材5が上方へ回動されてホ
ルダー本体2の上方開口が閉じられた状態で、該カバー
部材5がより以上に後方へ回動することを阻止するスト
ッパー8を同カバー部材5に設けると共に、同状態で、
ホルダー本体2の底部9前端10とカバー部材5のカバー
部3前端縁11との間にトイレットペーパー1が引き出さ
れる取出口12が形成されるようになして、該取出口12か
ら引き出されたトイレットペーパー1が同カバー部材5
のカバー部3前端縁11で切断されるようになしたもので
もある。
【0021】又、該実施形態のトイレットペーパーホル
ダーでは、ホルダー本体2の内側でカバー部材5が回動
自在となるように両者を配置結合し、図3に示す如く、
下方へ回動された状態にあるカバー部材5のカバー部3
裏面上にトイレットペーパー1が載置されてその自重に
より同カバー部材5が上方へ回動し、該カバー部材5か
らホルダー本体2へとトイレットペーパー1が移動して
同ホルダー本体2の底部9上に載置収容されるようにな
している。この場合に、ホルダー本体2の底部9上にト
イレットペーパー1の外周面に沿う周方向の凸条13を複
数並設してもいる。
【0022】更に、又、該実施形態のトイレットペーパ
ーホルダーでは、カバー部材5のカバー部3に操作窓14
を開口形成し、該操作窓14を通して指先でトイレットペ
ーパー1を回動操作できるようになしている。この場合
に、カバー部3をトイレットペーパー1の外周面に略沿
うよう湾曲板状に形成し、前記操作窓14を同カバー部3
に周方向で長い長溝開口状となるよう開口形成してもい
る。
【0023】ホルダー本体2は金属、合成樹脂等で略塵
取り状に一体に形成され、上側が凹むように湾曲した板
状の底部9と、該底部9の両側に配置突設される両側壁
部6と、同底部9の後上縁に延設される背板部15と、で
なる。該背板部15がトイレ壁面16にネジ釘、接着剤等で
取着固定されて、同トイレットペーパーホルダーはトイ
レ内に施工される。両側壁部6の上縁はカバー部材5の
湾曲板状のカバー部3に対応するよう湾曲状に形成され
ており、該上縁付近の同両側壁部6の内面には各々軸受
け凹部7aが配設されている。同両側壁部6の内面の底部
9付近の中程には各々当止凸起17が配置突設されてお
り、該両当止凸起17にカバー部材5のカバー部3前端縁
11が当止されることで、該カバー部材5が下方へ回動さ
れてホルダー本体2の上方開口が開けられた状態は保持
される。
【0024】カバー部材5は金属、合成樹脂等で略コ字
状に一体に形成され、湾曲板状のカバー部3と、該カバ
ー部3の両側端に配置突設される両側片部4と、でな
る。該両側片部4間の間隔寸法は、ホルダー本体2の両
側壁部6間の間隔寸法よりも小さく形成されていて、同
ホルダー本体2内にカバー部材5が納まる。両側片部4
の下縁はホルダー本体2の両側壁部6の上縁とは各々対
称的に湾曲しており、該両側片部4の外面の中程には各
々軸ピン部7bが配設されている。該両軸ピン部7bがホル
ダー本体2の前記両軸受け凹部7aに各々回動自在に嵌合
されることで、該ホルダー本体2内にカバー部材5は軸
支部7(軸受け凹部7aと軸ピン部7b)を介し回動自在と
なるように結合される。
【0025】又、カバー部材5のカバー部3の巾方向略
中央には長溝開口状の操作窓14が開口形成されており、
該操作窓14の巾寸法は指先一乃至三本が納まる2〜5cm
程度に設定される。カバー部3の後端縁は両側片部4よ
りも後方へ延出突設されており、該延出突設された部分
がストッパー8となる。該ストッパー8がホルダー本体
2の背板部15の上端縁に当止されることで、カバー部材
5が上方へ回動されてホルダー本体2の上方開口が閉じ
られた状態は保持される。又、その際、ホルダー本体2
の底部9前端10とカバー部材5のカバー部3前端縁11と
の間に取出口12が形成保持される。
【0026】したがって、該実施形態のトイレットペー
パーホルダーでは、図3(a)に示す如く、カバー部材
5を下方へ回動させてホルダー本体2の上方開口を開
け、該上方開口からトイレットペーパー1を同ホルダー
本体2の底部9上に載置収容することができる。その
後、図3(b)(c)に示す如く、カバー部材5を上方
へ回動させホルダー本体2の上方開口を閉じて、トイレ
ットペーパー1を体裁良く覆い隠すことができる。
【0027】しかも、図3(c)に示す如く、ホルダー
本体2の上方開口が閉じられた状態では、ホルダー本体
2の底部9前端10とカバー部材5のカバー部3前端縁11
との間にトイレットペーパー1が引き出される取出口12
が形成されるので、該取出口12からトイレットペーパー
1の先端縁部1aを引き出すことができ、その際、トイレ
ットペーパー1はその外周面がホルダー本体2の底部9
とカバー部材5のカバー部3との間に挟持された状態で
両者に摺接しながら回動されると共に、同カバー部材5
がより以上には後方へ回動しないようストッパー8で阻
止される。
【0028】それ故に、この場合、トイレットペーパー
1は適度な抵抗を伴ってがたつかず安定した状態で回動
されることになり、該トイレットペーパー1の先端縁部
1aをスムーズに且つ適切量だけ引き出すことができる。
しかも、同引き出されたトイレットペーパー1の先端縁
部1aを片手で切断しても、カバー部材5がより以上に後
方へ回動することはないので、該カバー部材5のカバー
部3前端縁11で簡単に切断することができる。
【0029】又、該実施形態のトイレットペーパーホル
ダーでは、カバー部材5のカバー部3前端縁11が鋸刃状
に形成されており、該鋸刃状のカバー部3前端縁11によ
ってトイレットペーパー1の先端縁部1aを確実に切断す
ることができる。又、ホルダー本体2の底部9前端10も
同様に鋸刃状に形成されており、該ホルダー本体2上に
トイレットペーパー1をその巻き方向が逆になるよう載
置収容して、同鋸刃状の底部9前端10によっても同トイ
レットペーパー1の先端縁部1aを確実に切断することが
できる。
【0030】更に、該実施形態のトイレットペーパーホ
ルダーでは、ホルダー本体2の内側でカバー部材5が回
動自在となるように両者は配置結合されており、図3
(a)に示す如く、ホルダー本体2の上方開口が開けら
れて下方へ回動された状態にあるカバー部材5のカバー
部3裏面上にトイレットペーパー1を載置してやること
で、図3(b)に示す如く、該トイレットペーパー1の
自重によって同カバー部材5は上方へ自動的に回動する
と共に、該カバー部材5からホルダー本体2へとトイレ
ットペーパー1が自ずと移動して、図3(c)に示す如
く、該トイレットペーパー1は同ホルダー本体2の底部
9上に簡単に載置収容される。
【0031】又、この場合、カバー部材5の重心は軸支
部7よりもカバー部3側で且つストッパー8が設けられ
る後端側に偏位しており、該重心が軸支部7の前側に移
動した際にカバー部材5はその自重によって前下方へと
自動的に回動し、同重心が軸支部7の後側に移動した際
にカバー部材5はその自重によって後上方へと自動的に
回動するので、同カバー部材5による開閉操作を楽に行
うことができる。しかも、この場合、図3(a)に示す
如く、当止凸起17にカバー部材5のカバー部3前端縁11
が当止した状態、及び、図3(c)に示す如く、ストッ
パー8がホルダー本体2の背板部15の上端縁に当止され
た状態、の各々で同カバー部材5をその自重によって静
止保持させることができ、又、トイレットペーパー1が
載置収容されていない際にも同様に静止保持される。
【0032】しかも、図3(c)に示す如く、トイレッ
トペーパー1がホルダー本体2の底部9上に載置収容さ
れた際には、該ホルダー本体2の底部9上に並設された
複数の周方向の凸条13上に同トイレットペーパー1は載
置されるので、該トイレットペーパー1はその外周面が
同凸条13に沿ってこれに摺接されながら回動することに
なり、同トイレットペーパー1は少ない適度の摩擦抵抗
を伴ってスムーズにより安定した状態で回動される。
【0033】更に、又、該実施形態のトイレットペーパ
ーホルダーでは、カバー部材5のカバー部3に開口形成
された操作窓14を通して指先でトイレットペーパー1を
回動操作することができ、切断後にトイレットペーパー
1の先端縁部1aが同カバー部3の裏側に隠されても、該
先端縁部1aを同回動操作により前下方へと導出させて簡
単に引き出すことができる。しかも、この場合、カバー
部3がトイレットペーパー1の外周面に略沿うよう湾曲
板状に形成されると共に、上記操作窓14が周方向で長い
長溝開口状に開口形成されているので、操作窓14内で指
先を周方向へ大きな範囲で動かすことができ、前記トイ
レットペーパー1の回動操作を効率良く楽に行うことが
できる。
【0034】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載のト
イレットペーパーホルダーでは、トイレットペーパーが
適度な抵抗を伴って安定した状態で回動され、該トイレ
ットペーパーの先端縁部をスムーズに且つ適切量だけ引
き出すことができ、しかも、同引き出されたトイレット
ペーパーの先端縁部を片手でも簡単にカバー部材のカバ
ー部前端縁で切断することができる。
【0035】又、本発明の請求項2記載のトイレットペ
ーパーホルダーでは、特に、下方へ回動された状態にあ
るカバー部材のカバー部裏面上にトイレットペーパーを
載置してやると、該カバー部材が上方へ自動的に回動し
て同トイレットペーパーはホルダー本体の底部上に簡単
に載置収容される。
【0036】又、本発明の請求項3記載のトイレットペ
ーパーホルダーでは、特に、トイレットペーパーが周方
向で複数の凸条に沿ってこれに摺接されながら回動し、
それ故に、少ない適度の摩擦抵抗を伴ってより安定した
状態で回動される。
【0037】又、本発明の請求項4記載のトイレットペ
ーパーホルダーでは、特に、切断後にトイレットペーパ
ーの先端縁部がカバー部材のカバー部裏側に隠れても、
操作窓を通して指先で同トイレットペーパーを回動操作
することによりその先端縁部を簡単に引き出すことがで
きる。
【0038】又、本発明の請求項5記載のトイレットペ
ーパーホルダーでは、特に、トイレットペーパーの外周
面に略沿うカバー部に開口形成された周方向で長い操作
窓内で指先を大きな範囲で動かすことができ、上記トイ
レットペーパーの回動操作を効率良く楽に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるトイレットペーパー
ホルダーを示す断面図。
【図2】同トイレットペーパーホルダーを示す分解斜視
図。
【図3】同トイレットペーパーホルダーにおいてトイレ
ットペーパーを収容する過程を示し、(a)(b)
(c)各々その各過程での断面図。
【図4】従来例であるトイレットペーパーホルダーを示
す側面図。
【符号の説明】
1 トイレットペーパー 2 ホルダー本体 3 カバー部 4 側片部 5 カバー部材 6 側壁部 7 軸支部 8 ストッパー 9 底部 10 前端 11 前端縁 12 取出口 13 凸条 14 操作窓

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トイレットペーパーが摺接回動自在に載
    置収容される上方へ開口した略塵取り状のホルダー本体
    と、該ホルダー本体の上方開口を覆うカバー部の両側端
    に側片部を突設して略コ字状に形成されたカバー部材と
    を、該カバー部材の両側片部とホルダー本体の両側壁部
    との間の軸支部を介し回動自在に結合して、同カバー部
    材が回動されることでホルダー本体の上方開口が開閉さ
    れるようになし、カバー部材が上方へ回動されてホルダ
    ー本体の上方開口が閉じられた状態で、該カバー部材が
    より以上に後方へ回動することを阻止するストッパーを
    同カバー部材に設けると共に、同状態で、ホルダー本体
    の底部前端とカバー部材のカバー部前端縁との間にトイ
    レットペーパーが引き出される取出口が形成されるよう
    になして、該取出口から引き出されたトイレットペーパ
    ーが同カバー部材のカバー部前端縁で切断されるように
    なしたトイレットペーパーホルダー。
  2. 【請求項2】 ホルダー本体の内側でカバー部材が回動
    自在となるように両者を配置結合し、下方へ回動された
    状態にあるカバー部材のカバー部裏面上にトイレットペ
    ーパーが載置されてその自重により同カバー部材が上方
    へ回動し、該カバー部材からホルダー本体へとトイレッ
    トペーパーが移動して同ホルダー本体の底部上に載置収
    容されるようになしたことを特徴とする請求項1記載の
    トイレットペーパーホルダー。
  3. 【請求項3】 ホルダー本体の底部上にトイレットペー
    パーの外周面に沿う周方向の凸条を複数並設したことを
    特徴とする請求項1又は2記載のトイレットペーパーホ
    ルダー。
  4. 【請求項4】 カバー部材のカバー部に操作窓を開口形
    成し、該操作窓を通して指先でトイレットペーパーを回
    動操作できるようになしたことを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか一つの請求項記載のトイレットペーパーホ
    ルダー。
  5. 【請求項5】 カバー部をトイレットペーパーの外周面
    に略沿うよう湾曲板状に形成して、該カバー部に周方向
    で長い長溝開口状に操作窓を開口形成したことを特徴と
    する請求項4記載のトイレットペーパーホルダー。
JP10017590A 1998-01-30 1998-01-30 トイレットペーパーホルダー Pending JPH11206616A (ja)

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JP10017590A JPH11206616A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 トイレットペーパーホルダー

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JP10017590A JPH11206616A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 トイレットペーパーホルダー

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JPH11206616A true JPH11206616A (ja) 1999-08-03

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JP10017590A Pending JPH11206616A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 トイレットペーパーホルダー

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005089612A1 (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Mikio Hanashima トイレットペーパーホルダー
WO2019098260A1 (ja) * 2017-11-15 2019-05-23 株式会社アスラビット ロール材ホルダー

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WO2005089612A1 (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Mikio Hanashima トイレットペーパーホルダー
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