JPH11205349A - 非同期転送モードスイッチ - Google Patents

非同期転送モードスイッチ

Info

Publication number
JPH11205349A
JPH11205349A JP2012998A JP2012998A JPH11205349A JP H11205349 A JPH11205349 A JP H11205349A JP 2012998 A JP2012998 A JP 2012998A JP 2012998 A JP2012998 A JP 2012998A JP H11205349 A JPH11205349 A JP H11205349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
queue
transfer
bandwidth
atm
connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012998A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3075248B2 (ja
Inventor
Ryota Motobayashi
良太 本林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2012998A priority Critical patent/JP3075248B2/ja
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to FR9900531A priority patent/FR2775546B1/fr
Priority to US09/233,084 priority patent/US6731603B1/en
Priority to AU12163/99A priority patent/AU745528B2/en
Publication of JPH11205349A publication Critical patent/JPH11205349A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3075248B2 publication Critical patent/JP3075248B2/ja
Priority to US10/795,299 priority patent/US7391726B2/en
Priority to US10/795,536 priority patent/US7065088B2/en
Priority to US12/123,138 priority patent/US7787468B2/en
Priority to US12/840,992 priority patent/US8009565B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
    • H04L49/50Overload detection or protection within a single switching element
    • H04L49/505Corrective measures
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L12/5602Bandwidth control in ATM Networks, e.g. leaky bucket
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
    • H04L49/25Routing or path finding in a switch fabric
    • H04L49/253Routing or path finding in a switch fabric using establishment or release of connections between ports
    • H04L49/254Centralised controller, i.e. arbitration or scheduling
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
    • H04L49/30Peripheral units, e.g. input or output ports
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
    • H04L49/30Peripheral units, e.g. input or output ports
    • H04L49/3081ATM peripheral units, e.g. policing, insertion or extraction
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
    • H04L49/50Overload detection or protection within a single switching element
    • H04L49/501Overload detection
    • H04L49/503Policing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0428Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
    • H04Q11/0478Provisions for broadband connections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L2012/5629Admission control
    • H04L2012/5631Resource management and allocation
    • H04L2012/5632Bandwidth allocation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L2012/5678Traffic aspects, e.g. arbitration, load balancing, smoothing, buffer management
    • H04L2012/5681Buffer or queue management
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L49/00Packet switching elements
    • H04L49/25Routing or path finding in a switch fabric
    • H04L49/253Routing or path finding in a switch fabric using establishment or release of connections between ports

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 SVC方式による最適キューの割り当てを簡
素な構成で実現し、シェーピングのために有するセルバ
ッファを構成するキューの数を超すコネクション要求に
も対応して通信トラヒック制御を行うことができるAT
Mスイッチを提供する。 【解決手段】 ATMスイッチ40は、複数の入力回線
411〜41Nを有しており、これら入力回線から入力さ
れるATMセルのヘッダ部に記入されているVPIおよ
びVCIにもとづいて出力回線に接続するスイッチ部4
2と、このスイッチ部42によって入力回線と接続され
る複数の出力回線431〜43Nとを備える。これら出力
回線それぞれはシェーピング処理部441〜44Nによっ
て送出帯域を制限されて送出される。シェーピング処理
部441〜44Nはコネクションの属性それぞれに対応し
て互いに異なる送出帯域をもつキューを有し、申告され
た帯域値以下で直近の帯域値を有するキューを割り当て
るとともに、SVC方式でも同一のキューに重複して割
り当てるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラヒック制御を
行う非同期転送モード(Asynchronous TransferMode:
ATM)スイッチに係わり、詳細には転送データの送出
帯域を予め設定した送出帯域に抑えるようにした非同期
転送モードスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】ATM交換技術によれば、セルと呼ばれ
る固定長ブロックを単位として音声やデータや画像など
各種異なるメディアからの情報を通信することができ
る。このセルは、例えば53オクテット長で構成され、
5オクテット長のヘッダ部と残り48オクテット長のユ
ーザ情報部から構成されている。このヘッダ部には接続
先を識別する情報が付加されているため、ハードウェア
による高速な転送を実現する。さらに、送りたいときだ
け情報を転送することができるため、帯域を有効に活用
することができる。
【0003】従来の交換網に対してこのようなATM技
術を用いたATM網では、動画像などユーザに対してよ
り高度な情報を伝送できるとともに、各ユーザに対応し
た柔軟なサービスを提供することができるようになる。
このようなATM網の代表的な構成例として、構内など
で構築された私設網である複数のATM−LAN(Loca
l Area Network)とこれらを結ぶ公衆網であるATM
−WAN(Wide AreaNetwork)からなるATM網を挙
げ、これについて説明する。
【0004】図6は、2つのATM−LANとこれらを
結ぶATM−WANから構成されているATM網を模式
的に表わしたものである。このATM網は、ATM−W
AN10を介してATM−LAN111とATM−LA
N112が接続されており、ATM−WAN10内には
複数のATMスイッチ121、…、12Nを有している。
ATMスイッチ121はATM−LAN111内のATM
スイッチ131と通信回線141を介して接続されてい
る。またATMスイッチ12NはATM−LAN112
のATMスイッチ132と通信回線142を介して接続さ
れている。そして、ATM−WAN10内でATM−L
AN111やATM−LAN112からの通信コネクショ
ンを形成する。ATM−LAN111とATM−LAN
112にはそれぞれ図示しない複数のユーザを有してお
り、各LAN内で通信を行うことができる。通常、この
ようなLANは学校や企業内の特定範囲のネットワーク
として使用されることが多く、またそれぞれのネットワ
ークエリア内で管理されている。
【0005】ATM−WAN10の運用者は、その加入
者であるATM−LAN111、112の運用者との間で
ネットワーク運用上の契約として予め使用帯域を「ビッ
ト毎秒」あるいは「セル毎秒」の形で取り決めを行う。
このように契約として取り決めた使用帯域は、ATM−
WAN10の運用で提供したネットワークサービスの対
価としての通信費用の算出材料となったり、ATM−W
AN10内に新設する通信回線の帯域などの設備投資と
しての判断材料として使用されている。なお、このよう
な1秒あたり伝送ビット数を表わす「ビット毎秒」と1
秒あたりの伝送セル数を表わす「セル毎秒」は同義であ
り、例えばITU−T(International Telecommunica
tion Union-Telecommunication Standardization Se
ctor:国際電気通信連合−電気通信標準化部門)による
勧告I.361に準拠するATM通信では1セルを53
オクテット長と定めているため、“「セル毎秒」=「ビ
ット毎秒」/(53×8)”で表わすことができる。
【0006】このような契約のもと、ATM−LAN1
1、112のユーザはATM−WAN10を介して他の
ネットワークのリソースにアクセスすることができるよ
うになっている。またATM−LAN111、112は、
各ネットワーク内でそれぞれの状況に応じて適切に構築
されたものであり、営利を目的としたネットワークでは
ないため、一般ユーザが同一ネットワーク内の通信時に
その通信費用について考慮する必要はないことが多い。
しかし、ATM−WAN10は公衆網であり、図示しな
い他のLANからの通信データも流入している。例え
ば、ATM−LAN111のユーザが予め契約した使用
帯域を超過するトラヒックをATM−WAN10に流入
させた場合、ATM−WAN10の運用者がATM−L
AN111以外の加入者に対して確保していた通信帯域
をも使用することになってしまう。すると、ATM−W
AN10の運用者が加入者に対してその契約上提供すべ
きサービスを、提供できなくなる可能性がある。そこ
で、このような事態を回避するためにLANやWAN内
で使用されるATMスイッチでは各ユーザに対してそれ
ぞれ適切なサービスを提供できるように通信トラヒック
を制御している。
【0007】図7は、このような通信トラヒックを制御
するATMスイッチの構成要部を表わしたものである。
通信トラヒックの制御動作原理の把握を容易にするため
に、ATMスイッチが送信端末と受信端末との間に接続
され、送信端末からのATM転送セルを受信端末に転送
するものとする。すなわちATMスイッチ15は、送信
端末161と受信端末162の通信データ交換を行ってお
り、それぞれ回線171、172で接続されている。この
ATMスイッチ15は、予め設定されたコネクションに
割り当てられた入力回線と出力回線を接続するスイッチ
18と、スイッチ18の入力側前段に設けられ回線17
1を介して流入する送信端末からのATM転送セルの仮
想パス識別子(Virtual Path Identifier:以下、VP
Iと略す。)や仮想チャネル識別子(Virtual Channel
Identifier:以下、VCIと略す。)を識別して予め
決められた帯域どおり転送されてくるかを監視する使用
パラメータ制御(Usage Parameter Control:以下、
UPCと略す。)部19と、スイッチ18の出力側後段
に設けられ受信端末162へ出力する回線の帯域を越え
ないように転送セルの優先制御やバッファリングを行っ
て転送セルの送出帯域を制御するシェーピング部20と
を備えている。これらUPC部19とシェーピング部2
0は、転送に先立って行われるコネクション確立設定時
に通知されるコネクションの接続先やセル送出速度申告
値や優先順位度に基づいて呼受付制御(Call Admissio
n Control:CAC)部21によって制御される。
【0008】UPC部19は、上述のようにコネクショ
ン確立設定時に申告された帯域値に基づいて送信端末1
1からのトラヒックが流入し過ぎないように監視す
る。すなわち通信端末161からのトラヒックが申告帯
域値を越えていないときはそのままスイッチ18へ転送
させる。しかし、この申告帯域値を越えたときには、次
に示すATM通信分野に応じて最適である処理方法のい
ずれかにしたがって超過したセルを処理することが多
い。それらの処理方法とは、超過分のトラヒックをそ
のまま廃棄する処理方法と、超過分のトラヒックをマ
ーキングして、このマーキングした超過分はネットワー
クに輻輳が発生したときに選択的に廃棄したり、超過通
信料金の対象とする処理方法と、超過分のトラヒック
を申告帯域値になるようにネットワークが空いているタ
イムスロットで遅延させる処理方法などである。しか
し、マーキング処理や遅延処理は付加回路が必要と
なったり処理が複雑になって通信コストが高くなってし
まう。特に遅延処理についてはその遅延時間が問題と
なり、適用できるATM通信分野が限られてしまう。一
方、そのまま廃棄処理を行うと、構成を最も簡素化で
きる。
【0009】シェーピング部20は、次段のATMスイ
ッチが有するUPC部により申告帯域超過分を廃棄され
ることを回避するために、コネクションごとに割り当て
られたバッファリングに送出セルを蓄積して予め定めら
れた送出帯域を越えないように送出レートの制御を行
う。
【0010】実際にこのようなATMスイッチを図6に
示したATM網に適用するときは、ATM−LAN11
1のATMスイッチ131とATM−LAN112のAT
Mスイッチ132にシェーピング部20と同等の機能を
有するATMスイッチを、ATM−WAN10のATM
スイッチ121とATMスイッチ12NにUPC部19と
同等の機能を有するATMスイッチをそれぞれ備えるこ
とになる。通常、ATM−WAN10内にはUPC部1
9に相当する機能を有しているため、ATM−LAN1
1、112から送出する帯域をシェーピングで制限する
ことによって、ATM−WAN10内でトラヒック超過
分のトラヒックが廃棄されることを防ぐことができるよ
うになっている。
【0011】図8は、申告帯域に基づくATM−LAN
111とATM−WAN10とのトラヒックを制御する
UPC部20の機能を説明するために模式的に表わした
ものである。ATM−LAN111の運用者が予め定め
た契約値Bcに対して、時間経過にともない変化するト
ラヒックBuをATM−WAN10に流入させている。
このとき故意や過失にかかわらず契約帯域値Bcを越え
る帯域BuをATM−WAN10に流入させた場合、A
TM−WAN10の運用者は超過分のトラヒックBd
(BuとBcの差)を上述した処理方法のいずれかにし
たがい、例えばそのまま契約値の超過分トラヒックBd
を廃棄する。このようにATM−WAN10のATMス
イッチ121に設けられたUPC部19によるATM−
WAN10の加入者(この場合はATM−LAN1
1)が契約帯域値Bcの遵守を監視する動作を単に
“UPC”あるいは“ポリシング”(Policing)と称し
ている。これにより、ATM−WAN10内で契約帯域
値に基づいたトラヒック制御により他のユーザに対して
悪影響を与えてしまうことを防ぐことができる。
【0012】図9は、申告帯域に基づくATM−LAN
111とATM−WAN10とのトラヒックを制御する
シェーピング部19の機能を説明するために模式的に表
わしたものである。ATM−LAN111の運用者は予
め定められた契約帯域値Bcになるように、時間変化と
ともに変化する帯域Buをシェーパ25によって送出帯
域を制限している。このようにシェーピング部29によ
る送出制御動作を“トラヒックシェーピング”(Traffi
c Shaping)あるいは“シェーピング”と称する。これ
により、ATM−LAN111からの送出帯域がATM
−WAN10での“UPC”で制限する帯域を越えない
ように、必ず“シェーピング”により送出帯域を制限す
ることができるため、ATM−WAN10に流入するト
ラヒックの帯域は契約帯域値Bcを越えることがなく、
ATM−LAN111から送出したトラヒックのうち契
約値を超過した分が違反として廃棄されることがなくな
る。
【0013】このシェーパ25は、セルバッファにより
構成されている。そして、ATM−LAN111からA
TM−WAN10に流入するセルを一旦蓄積してから、
ATM−WAN10に対して契約帯域値Bc以下の帯域
で送出するようになっている。
【0014】ATM−LAN111、112内では通常端
末からのコネクションが複数段のATMスイッチを経由
してからATM−WAN10に接続される。そのため、
ATM−LAN内のセル転送遅延や他のトラヒックの影
響によるセル転送遅延の変動を要因として、セルの転送
間隔が“疎”のときと“密”のときが不規則に変動する
“ゆらぎ”が発生する場合がある。通信トラヒックは、
この“ゆらぎ”によって例えば同一のコネクションに属
するセルの転送間隔が“密”になると、このコネクショ
ンの送出帯域が契約帯域値を超過してATM−WAN1
0に流入してしまう。そこで、上述したセルバッファ構
成により、この“ゆらぎ”を吸収することによって契約
帯域値以下で送出するように送出帯域を制御している。
【0015】このようなセルバッファは、複数のキュー
を並置することによって構成されており、それぞれのキ
ューに読み出し速度となる帯域が設定される。接続を要
求したコネクションは、これらのキューの中から最適と
思われる帯域のキューを割り当てることによって“シェ
ーピング”を実現する。
【0016】またこれまで説明した他に“シェーピン
グ”に関する技術として、“UPC”によるATMセル
の廃棄が生じるときのトラヒック条件に対応する最大セ
ル送出間隔をVPIおよびVCIごとに予め記憶してお
き、送出すべきATMセルが到着したときに記憶してい
た最大セル送出間隔に基づいて、空いた送出タイムスロ
ットへ送出することによってシェーピングを実現する技
術が、特開平8−125668号公報の「ATMインタ
フェースおよびシェーピング方法」に開示されている。
【0017】さらに別のシェーピングに関する技術とし
て、特開平8−288951号公報の「ATMスイッチ
およびATM−LANにおける輻輳制御方式」には、送
信端末と受信端末それぞれを収容するATM−LANと
輻輳が発生箇所に応じて、輻輳が発生したATMスイッ
チからの通知により送信端末と受信端末までの全ての領
域の送信帯域を狭めて輻輳に対応するBECN(Backwa
rd Explicit Congestion Notification)方式と、輻
輳が発生したATMスイッチからの通知により下流に対
して送信帯域を広げるような信号セルを送出することに
よって輻輳に対応するFRP(Fast Reservation Pro
tocol)方式と、輻輳が発生したATMスイッチから送
出されるセルヘッダのPT(Payload Type)に“輻輳
発生”の識別子を記入し、これを受け取った受信端末か
ら送信端末へ送信帯域を広めるように通知するFECN
(Forward Explicit Congestion Notification)方
式とを切り換えて、それぞれの接続状況に最適な輻輳対
応方式をとる技術が開示されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来は、ATM−LA
N111、112やATM−WAN10の運用者が、各ネ
ットワークのユーザやその利用状況を考慮して予めコネ
クションが確立する事前に、キューごとに帯域を設定す
るとともにコネクション自体が設定される固定接続(Pe
rmanent Virtual Connection:以下、PVCと略
す。)方式で行われていた。したがって、運用者が設定
したコネクションに対し、ATM−WAN10との契約
帯域値以下で直近のキューを選択することによって最適
と思われるキューを選択することができた。しかし、ユ
ーザが加入するたびに帯域の増加措置や再設定などの手
間がかかるという設定作業の問題がある。
【0019】このようなPVC方式に対して、今後、転
送する情報の多様化によりあらゆる帯域の情報転送が不
可欠になり、任意の相手と任意の時間に任意の速度でコ
ネクションを接続する選択接続(Switched Virtual C
onnection:以下、SVCと略す。)方式によるコネクシ
ョン接続方式が望まれており、これにより提供するサー
ビスの柔軟性を高めることができる。しかし、通信を開
始するごとにその相手を決定するため、セルバッファを
構成するキューを1つのコネクションが占有されてしま
うと、別のコネクションが同一の帯域を持たない限り多
重して割り当てることができない。したがって、ATM
スイッチのハードウェア的な電子回路部品実装面積など
の条件により、セルバッファを構成するキューの数が有
限(例えば、数本)となり、この数を越えるコネクショ
ン要求が発生したときには、もはやキューに割り当てる
ことができず、これまで説明した輻輳制御を実現するこ
とができなくなるという問題がある。例えば、通常のA
TMスイッチでは数千本のコネクションを同時に処理す
ることになるため、もはや対応できなくなっている。
【0020】さらに、確立するコネクションの帯域はピ
ーク帯域値あるいはそのレートに近い帯域値に基づいて
行うことになるため、上述したようにキューへ到達する
セルの間隔が不規則で他のネットワークの状況に応じて
変化して常にピーク帯域値で送出されるわけではなく、
キューなどのリソースを有効活用しているとは言い難
い。これにより、本来有する帯域分の送出能力を発揮す
ることができないという問題がある。
【0021】そこで本発明の目的は、SVC方式による
最適キューの割り当てを簡素な構成で実現してリソース
の有効に活用するばかりでなく、シェーピングのために
有するセルバッファを構成するキューの数を超すコネク
ション要求にも対応して通信トラヒック制御を行うこと
ができる非同期転送モードスイッチを提供することにあ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)転送に先立って所定の転送確立要求に基づい
て接続を確立する接続確立手段と、(ロ)申告帯域値と
してこの所定の転送確立要求に含まれる転送の帯域値を
抽出する帯域値抽出手段と、(ハ)転送データを蓄積す
る複数のキューと、(ニ)これらキューそれぞれに対応
して互いに異なる送出帯域を有し、それぞれのキューか
ら送出するデータの送出帯域がこれら対応するキューの
送出帯域を越えないように転送データを送出するデータ
送出手段と、(ホ)転送確立要求後に流入した転送デー
タに対して複数のキューのうち送出データを帯域値抽出
手段によって抽出された申告帯域値以下で直近の送出帯
域で送出するキューを割り当てるキュー割当手段と、
(ヘ)このキュー割当手段によって割り当てられたキュ
ーへ流入した転送データを転送するスイッチ手段とを非
同期転送モードスイッチに具備させる。
【0023】すなわち請求項1記載の発明では、所定の
転送確立要求に基づいて確立されるコネクションに対し
て、その転送確立要求に含まれる申告帯域値を抽出し、
互いに異なる送出帯域で転送データが送出される複数の
キューのうち抽出した申告帯域値以下で直近の帯域値で
転送データが送出されるキューを割り当てるようにし
た。
【0024】請求項2記載の発明では、(イ)転送に先
立って所定の転送確立要求に基づいて接続を確立する接
続確立手段と、(ロ)申告帯域値としてこの所定の転送
確立要求に含まれる転送の帯域値を抽出する帯域値抽出
手段と、(ハ)所定の転送確立要求に含まれる転送の種
類を示す属性を抽出する転送属性抽出手段と、(ニ)転
送の種類を示す属性ごとに転送データを蓄積する複数の
キューと、(ホ)これらキューにそれぞれ対応して互い
に異なる送出帯域を有し、これらキューから送出するデ
ータの送出帯域が各キューの送出帯域を越えないように
転送データを送出するデータ送出手段と、(ヘ)転送属
性抽出手段によって抽出された属性に応じて、対応する
属性のキューのうち帯域値抽出手段によって抽出された
申告帯域値以下で直近の送出帯域を有するキューを割り
当てるキュー割当手段と、(ト)このキュー割当手段に
よって割り当てられたキューへ流入した転送データを転
送するスイッチ手段とを非同期転送モードスイッチに具
備させる。
【0025】すなわち請求項2記載の発明では、転送の
種類を示す属性ごとにキューを設けるようにした。そし
て、所定の転送確立要求に基づいて確立されるコネクシ
ョンに対して、その転送確立要求に含まれる申告帯域値
および転送の種類を示す属性を抽出し、この抽出した転
送属性に対応して互いに異なる送出帯域で送出されるキ
ューのうち、同時に抽出した申告帯域値以下で直近の送
出帯域で送出されるキューを割り当てるようにした。
【0026】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2記載の非同期転送モードスイッチで、転送確立
要求はキュー割当手段がデータ送出手段で送出されるキ
ューに対して重複して割り当てることができることを特
徴としている。
【0027】すなわち、同一のキューに対してコネクシ
ョンを割り当てることができるようにしたので、送出帯
域値が常にピークレート値で送出されないような転送時
はコネクションを多重化することができる。これによ
り、キューの数を越えるコネクション要求が発生して
も、キューへの割り当てを行うことができる。
【0028】請求項4記載の発明では、請求項1〜請求
項3記載の非同期転送モードスイッチで、キュー割当手
段は、帯域値抽出手段によって抽出された申告帯域値
が、キューのうち最小の帯域を越えないときにはこの最
小帯域のキューに対して割り当てることを特徴としてい
る。
【0029】すなわち請求項4記載の発明では、所定の
転送確立要求に基づいて通常申告帯域値以下で直近の送
出帯域で送出できるキューに割り当てるようにしていた
が、申告帯域値が予め設定されている各キューの送出帯
域のどれよりも小さい場合は、最小帯域値を有するキュ
ーに割り当てるようにした。
【0030】請求項5記載の発明では、請求項1〜請求
項4記載の非同期転送モードスイッチで、帯域値抽出手
段によって抽出された申告帯域値を外部に通知する通知
手段を有することを特徴としている。
【0031】すなわち請求項5記載の発明では、転送確
立したコネクションの申告帯域値を外部に通知して、こ
の申告帯域値に基づいて後段の“UPC”機能を利用す
るようにしたので、トラヒック超過によるセル廃棄を皆
無にすることができるようになる。
【0032】請求項6記載の発明では、請求項2記載の
非同期転送モードスイッチで、転送属性抽出手段によっ
て抽出される転送の種類を示す属性は、非同期転送モー
ドの固定接続方式か、あるいは一定ピークレートで転送
が行われる選択接続方式か、あるいはそれ以外かを示す
ものであることを特徴としている。
【0033】すなわち請求項6記載の発明では、転送の
種類を示す属性を、非同期転送モードの固定接続(PV
C)方式か、あるいは一定ピークレートで転送が行われ
る(CBR)の選択接続(SVC)方式か、あるいはそ
れ以外を示すようにしたので、PVC方式は従来のよう
に運用者による最適なキュー割り当てを行わせるととも
に、CBRのSVC方式ではキューの割り当てを多重化
しないで、他の例えばUBRのSVC方式ではキューの
割り当ての多重化を行って最適なキュー割り当てを行う
ことができる。これにより、各転送の性質に応じて最適
なキュー選択を行うことができるようになるので、帯域
を有効に活用することができるとともに、その複雑な設
定を容易にすることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
【0035】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0036】図1は、本発明の一実施例におけるATM
スイッチの“シェーピング”動作に関する要部構成を表
わしたものである。このATMスイッチ40は、複数の
入力回線411、412、413、414、…、41Nを有
しており、これら入力回線から入力されるATMセルの
ヘッダ部に記入されているVPIおよびVCIに基づい
て出力回線に接続するスイッチ部42と、このスイッチ
部42によって入力回線と接続される複数の出力回線4
1、432、433、434、…、43Nとを備えてい
る。さらに、スイッチ部42と各出力回線431、4
2、433、434、…、43Nそれぞれには複数のキュ
ーを有しているシェーピング処理部441、442、44
3、444、…、44Nが挿入されており、転送データは
これら各シェーピング処理部を経てATMスイッチ40
から送出される。また、このATMスイッチ40は、コ
ネクション割当処理部45を備えており、図示しないA
TM−LANの送信端末からの発呼によるコネクション
確立要求が届くと、このコネクション確立のための呼設
定メッセージ中に含まれる申告帯域値を参照して、対応
するコネクションのシェーピング処理部441〜44N
キューを割り当てることができるようになっている。ま
た、シェーピング設定部46は、図示しない保守者用イ
ンタフェース装置により保守者インタフェース47を介
して各シェーピング処理部441〜44Nの複数のキュー
に対してそれぞれの送出帯域の設定と、蓄積するセルの
属性を定義することができるようになっている。
【0037】次に、このシェーピング設定部46によっ
て設定される送出帯域とセル属性について説明するため
に、まずシェーピング処理部441〜44Nの構成につい
て説明する。
【0038】図2は、図1に示したATMスイッチの構
成要部であるシェーピング処理部442を具体的に表わ
したものである。シェーピング処理部441〜44Nは、
出力回線ごとに挿入されているが、それぞれ同一の構成
をしているため、例えばシェーピング処理部442につ
いて説明して他のシェーピング処理部については説明を
省略する。シェーピング処理部442は、上述したよう
に複数のキューから構成されているが、保守者インタフ
ェース47を介してシェーピング設定部46によってそ
れぞれのキューに対してコネクションの属性および帯域
を設定することができるようになっている。
【0039】このコネクションの属性とは、これまで説
明したPVCか、SVCかを区分するものである。さら
にSVCである場合には、CBR(Constant Bit Rat
e)対象であるか、UBR(Unspecified Bit Rate)
対象であるかを区分する。
【0040】このようなコネクションの属性を区別し
て、それぞれの属性ごとにシェーピング処理部44
2は、PVC用のキュー50と、このCBRのSVC用
のキュー51と、UBRのSVC用のキュー52を備え
ている。PVC用のキュー50には第1の送出帯域値5
1を有する第1のPVCキュー501と、第2の送出帯
域値532を有する第2のPVCキュー502とを備えて
いる(“第1の送出帯域値531”<“第2の送出帯域
値532”)。CBRのSVC用のキュー51には、第
3の送出帯域値541を有する第1のCBRキュー511
と、第4の送出帯域値542を有する第2のCBRキュ
ー512と、第5の送出帯域値543を有する第3のCB
Rキュー513とを備えている(“第3の送出帯域値5
1”<“第4の送出帯域値542”<“第5の送出帯域
値543”)。UBRのSVC用キュー52には、第6
の送出帯域551を有する第1のUBRキュー521と、
第7の送出帯域552を有する第2のUBRキュー522
と、第8の送出帯域553を有する第3のUBRキュー
523とを備えている(“第6の送出帯域値551”<
“第7の送出帯域値552”<“第8の送出帯域値5
3”)。
【0041】これまで説明したようにATM通信方式に
は、PVCとSVCの通信方式がある。PVC方式の場
合は運用者によってコネクションの設定が行われるた
め、コネクションが使用すべきキューの選択についても
その運用者によって行うことができ、その帯域とともに
最適なキューにコネクションの割り当てを行うことがで
きる。また、SVC方式の場合は、端末からの発呼時の
申告帯域値に基づいてコネクションごとに使用される回
線の帯域が確保されるため、PVC方式のように予めど
のような種類のトラヒックがあるのかを認識できず運用
者が最適なキューの選択を行うことが難しい。そこで、
上述したCBR用とUBR用の場合でさらに属性の区分
をすることによって、有効に帯域を使用することができ
るようにしている。
【0042】CBRの場合は、トラヒックが常にピーク
セルレート値(Peak Cell Rate:以下、PCRと略
す。)で発生する。したがって、例えばPCR10メガ
ビット毎秒のCBR呼があると、常にPCR10メガビ
ット毎秒のトラヒックが発生してしまう。ここで、この
CBR呼に対して送出帯域が10メガビット毎秒のキュ
ーを割り当てたとする。このとき、このキューに対して
さらにPCRが10メガビット毎秒の別のCBR呼を割
り当ててしまうとすると、その両コネクションに対して
平均5メガビット毎秒分の超過分トラヒックとしてセル
廃棄を行わざるを得なくなってしまう。したがって、C
BRのコネクションに対しては、CBR専用のキューに
割り当てて同一キューへの重複割り当てを行わないよう
にすることが望ましい。
【0043】UBRの場合は、CBRと異なりトラヒッ
クが常にPCRで発生しないため、1つのキューに複数
のコネクションを割り当てて多重させることができる。
したがって、例えば送出帯域10メガビット毎秒に設定
したキューに対してUBR呼のPCR10メガビット毎
秒のコネクションを重複して複数本割り当てることがで
きる。
【0044】以上のように、CBRとUBRそれぞれの
性質を考慮して、重複割り当て不可能なCBRと重複割
り当て可能なUBRとで区別して専用のキューを設ける
ようにして、SVC方式の発呼時に発生したコネクショ
ンの最適キューへの割り当てを容易にすることができ
る。なお、PVC方式の場合は、運用者が確立されるコ
ネクションの種類について把握されているので、1つの
キューに複数のコネクションを割り当てるかどうかも運
用者自身が決定することができるので、CBRやUBR
について特に区別する必要はない。
【0045】次に、このようなシェーピング処理部44
1〜44Nのそれぞれ予め設定された帯域を有しコネクシ
ョンの属性に対応したキューを、送信端末からの発呼に
よるコネクション確立のための呼設定メッセージ中に含
まれる申告帯域値に基づいて、コネクションを最適なキ
ューに割り当てるコネクション割当処理部45について
説明する。コネクション割当処理部45は、図示しない
中央処理装置(Central Processing Unit:以下、C
PUと略す。)と読み出し専用メモリ(Read Only Me
mory:以下、ROMと略す。)を備えており、CPUが
ROMに記憶されているコネクションの割り当て処理手
順に基づいてコネクションの最適キューへの割り当てを
行うようになっている。
【0046】図3は、図1に示したATMスイッチの構
成要部であるコネクション割当処理部45の動作の概要
を表わしたものである。コネクション割当処理部45
は、まず送信端末からコネクション確立要求を所定の呼
設定メッセージとして受信する(ステップS60:Y)
と、その呼設定メッセージより、確立しようとするコネ
クションからSVC方式によるものか否かの判定を行う
(ステップS61)。このとき、SVC方式によるもの
であると判定されたとき(ステップS61:Y)には、
この呼設定メッセージより確立するコネクションの属性
の抽出を行う(ステップS62)。このコネクションの
属性の抽出とは、上述したようにコネクションがCBR
のSVC方式なのか、あるいはUBRのSVC方式なの
かを呼設定メッセージより抽出する。なお、コネクショ
ン確立のための呼設定メッセージを受信しないとき(ス
テップS60:N)には、この確立要求があるまで受信
を待つ。
【0047】ステップS62でコネクションの属性を抽
出後、さらに同じ呼設定メッセージに含まれる申告帯域
値を抽出する(ステップS63)。そして、この発呼に
よるコネクションがCBR呼であるか否かの判定を行う
(ステップS64)。このとき、ステップS62で判定
されたコネクションの属性がCBR呼であるとき(ステ
ップS64:Y)には、そのコネクションのVPIおよ
びVCIにより出力回線を選択するとともにその出力回
線に対応するシェーピング処理部の予め運用者によって
割り当てられたCBRキュー51のうち最適なキュー
(図2に示した第1のCBRキュー511、第2のCB
Rキュー512、第3のCBRキュー513のいずれか)
を特定する(ステップS65)。
【0048】ステップS65で行われる最適キューの特
定は、図2に示したように“第3の送出帯域値541
<“第4の送出帯域値542”<“第5の送出帯域値5
3”であるときにはステップS63で抽出した申告帯
域値以下で直近の帯域値に設定されているキューへ割り
当てを選択する。例えば、“第4の送出帯域値542
≦申告帯域値<“第5の送出帯域値543”であるとき
には、このコネクションの最適なキューとして第4の送
出帯域値542を有する第2のCBRキュー512を特定
することになる。
【0049】このように同一のコネクション属性を有す
るキューに対して互いに異なる送出帯域を持たせること
によって、最適キューの特定を容易化することができ
る。最も簡素化すべき場合には、申告帯域値以下で直近
の送出帯域で送出されるキューがないときに発呼を受け
付けないようにすればよい。
【0050】この特定したキューが占有されているか否
かを判定し(ステップS66)、占有されていると判定
されたとき(ステップS66:Y)には、この呼を受け
付けずに呼を解放(ステップS67)して一連の処理を
終了する。また、特定したキューが占有されていないと
判定されたとき(ステップS66:N)には、発呼によ
る確立要求したコネクションをこの特定したキューに割
り当てる(ステップS68)。
【0051】また、ステップS64で発呼によるコネク
ションがCBR呼ではないと判定されたとき(ステップ
S64:N)には、UBR呼であるか否かの判定が行わ
れる(ステップS69)。このコネクションがUBR呼
であると判定されたとき(ステップS69:Y)には、
ステップS65で最適なCBRキューを特定したのと同
様の方法で、そのコネクションのVPIおよびVCIに
より出力回線を選択するとともにその出力回線に対応す
るシェーピング処理部の予め運用者によって割り当てら
れたUBRキュー52のうち最適なキュー(図2に示し
た第1のUBRキュー521、第2のUBRキュー5
2、第3のUBRキュー523のいずれか)を特定する
(ステップS70)。
【0052】ステップS70で行われる最適キューへの
特定は、図2に示したように“第6の送出帯域値5
1”<“第7の送出帯域値552”<“第8の送出帯域
値553”であるときにはステップS63で抽出した申
告帯域値以下で直近の帯域値に設定されているキューへ
割り当てを選択する。例えば、“第7の送出帯域値55
2”≦申告帯域値<“第8の送出帯域値553”であると
きには、このコネクションの最適なキューとして第7の
送出帯域値552を有する第2のUBRキュー522を特
定することになる。
【0053】そして、特定したキューをこのコネクショ
ンに対して割り当てる(ステップS68)。このとき
は、UBR呼であるので、同一のキューに対して複数の
コネクションを割り当てることができる。
【0054】また、ステップS69でこのコネクション
がUBR呼でもないと判定されたとき(ステップS6
9:N)には、そのまま一連の処理を終了する。
【0055】ステップS61で、発呼によるコネクショ
ンがSVC方式でないと判定されたとき(ステップS6
1:N)には、従来のPVC方式として呼設定が行われ
る(ステップS71)。
【0056】次にこれまで説明したような出力回線43
1〜43Nごとにスイッチ部42の出力部との間に挿入さ
れたシェーピング処理部441〜44Nのそれぞれのキュ
ーに、運用者によって予め図2で示したような帯域が設
定されており、“第4の送出帯域値542”≦“コネク
ションの申告帯域値”<“第5の送出帯域値543”と
いう関係をもつCBR呼が発呼されたときの動作につい
て説明する。
【0057】図4は、このようにCBR呼の申告帯域値
が“第4の送出帯域値542”≦“コネクションの申告
帯域値”<“第5の送出帯域値543”の関係にある呼
が発呼されたときのCBRキューへの割り当てのようす
を説明するための説明図である。まず、CBRの発呼が
あると、図3に示したようにシェーピング処理部45を
構成するCPUはこのCBR呼の呼設定メッセージに基
づいて、コネクション要求している呼がSVC方式によ
るものであるか否かを判定する。この場合、CBR呼で
あるためSVC方式として、さらにこの呼設定メッセー
ジに含まれる申告帯域値の抽出が行われる。ここで、さ
らにCBR呼であるかUBR呼であるかの判定が行われ
る。このコネクションがCBR呼として判定された後
に、この抽出された申告帯域値が、上述のように“第4
の送出帯域値542”≦“コネクションの申告帯域値”
<“第5の送出帯域値543”であるので、申告帯域値
以下で直近の帯域に設定されているキューとしてCBR
キュー51のうち第4の送出帯域値542を有する第2
のCBRキュー512を最適キューとして選択する。C
BR呼は、これまで説明したように重複して割り当てを
行わないので、このキューが既に別のコネクションに割
り当てられているか否かをチェックして、割り当てられ
ていなければこの選択したキューに割り当てることにな
る(図4の75)。しかし、既に占有されているときに
は、この呼を受け付けずに呼の解放を行うために所定の
呼解放処理を行うようになっている。
【0058】次に、同様にこれまで説明したような出力
回線431〜43Nごとにスイッチ部42の出力部との間
に挿入されたシェーピング処理部441〜44Nのそれぞ
れのキューに、運用者によって予め図2で示したような
帯域が設定されており、“第7の送出帯域値552”≦
“コネクションの申告帯域値”<“第8の送出帯域値5
3”という関係をもつUBR呼が発呼されたときの動
作について説明する。
【0059】図5は、このようにUBR呼の申告帯域値
が“第7の送出帯域値552”≦“コネクションの申告
帯域値”<“第8の送出帯域値553”の関係にある呼
が発呼されたときのUBRキューへの割り当てのようす
を説明するための説明図である。事前に入力回線411
からのトラヒックがUBRのSVC方式で、出力回線4
32に対応するシェーピング処理部442の第2のUB
Rキュー522に割り当てられており(図5の76)、
新たに入力回線41Nから出力回線432へのコネクショ
ン確立要求が発生したとする。
【0060】まず、UBRの発呼があると、図3に示し
たようにシェーピング処理部45を構成するCPUはこ
のUBR呼の呼設定メッセージに基づいて、コネクショ
ン要求している呼がSVC方式によるものであるか否か
を判定する。この場合UBR呼であるため、SVC方式
としてこのUBR呼設定メッセージに含まれる申告帯域
値の抽出が行われる。ここで、さらにCBR呼であるか
UBR呼であるかの判定が行われる。このコネクション
がUBR呼として判定された後に、この抽出された申告
帯域値は、上述のように“第7の送出帯域値552”≦
“コネクションの申告帯域値”<“第8の送出帯域値5
3”であるので、申告帯域値以下で直近の帯域に設定
されているキューとしてUBRキュー52のうち第7の
送出帯域値552を有する第2のUBRキュー522を最
適キューとして選択する。UBR呼は、これまで説明し
たようにCBR呼と異なり同一のキューに対して重複し
て割り当てることができるので、この選択したキューを
そのまま割り当てることになる(図5の77)。
【0061】これまで説明したような“シェーピング”
機能を有するATMスイッチであれば、その後段の“U
PC”機能を有するATMスイッチが、この申告帯域値
を認識することができれば、常に「“ATM−LANか
らの送出帯域”≦“ATM−WANのUPCの帯域”」
の関係が成立することになるので、ATM−WANの
“UPC”機能により帯域超過分のセルがなくなり、セ
ル廃棄を回避することができる。
【0062】なお、本実施例のコネクション処理部45
は、CBR呼の割り当てを行うときに、特定したキュー
が既に別のコネクションに割り当てられている場合は、
そのCBR呼を受け付けずに呼を解放していたが、さら
に狭い帯域を有するキューがあれば、そのキューを選択
するようにしてもよい。例えば、図4の場合は、第3の
送出帯域値541を有する第1のCBRキュー511を選
択するようにしてもよい。
【0063】また本実施例では、最適キューの選択とし
て、申告帯域値以下で直近の帯域のキューを選択してい
たが、申告帯域値以下に帯域設定されたキューであれば
必ずしも直近の帯域のキューである必要はないが、申告
帯域値をあまりにも下回る場合は送信端末側から求めら
れる通信帯域などの通信品質を著しく劣化させてしまう
可能性がある。
【0064】さらに本実施例のように、1つのキューに
対して複数のコネクションを割り当てると、これらコネ
クションの帯域値の合計がキューの設定帯域値を超えな
いようにしなければならないという制約があるものの、
有限数(例えば、数本)のキューでこのキューの数をは
るかに超える数(例えば、数千)のコネクション要求が
ある場合、後段のATMスイッチによる“UPC”を回
避するということが最優先とされている通信用途であれ
ば、非常に効果的である。
【0065】また本実施例のATMスイッチは、ATM
−LANとATM−WANとを結ぶゲートウェイとして
いたが、“UPC”機能を有するATMスイッチの前段
に位置し、前段の“シェーピング”機能と後段の“UP
C”の機能による汎用的な通信トラヒック制御装置とし
てもよい。
【0066】さらに本実施例では、トラヒックの属性を
CBRとUBRについて説明したが、VBR(Variable
Bit Rate)やABR(Available Bit Rate)など
として定義されるATMの他のトラヒックについても、
例えば呼設定メッセージ中のPCR以外のトラヒックパ
ラメータを参照することによって、シェーピング割り当
てをおこなうことができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、所定の転送確立要求に基づいて確立されるコ
ネクションに対して、その転送確立要求に含まれる申告
帯域値を抽出し、互いに異なる送出帯域で転送データが
送出される複数のキューのうち抽出した申告帯域値以下
で直近の帯域値で転送データが送出されるキューを割り
当てるようにした。これにより、簡素な構成で帯域を有
効に活用するコネクション割り当て処理を行うことがで
きる。
【0068】また、請求項2記載の発明によれば、転送
の種類を示す属性ごとにキューを設けるようにした。そ
して、所定の転送確立要求に基づいて確立されるコネク
ションに対して、その転送確立要求に含まれる申告帯域
値および転送の種類を示す属性を抽出し、この抽出した
転送属性に対応して互いに異なる送出帯域で送出される
キューのうち、同時に抽出した申告帯域値以下で直近の
送出帯域で送出されるキューを割り当てるようにした。
これにより、例えば運用者がATMスイッチの各キュー
の送出帯域を設定するときに、転送の属性に応じてより
細かい送出帯域を設定することができるようになり、加
入者に対するサービスの質を向上させることができるよ
うになる。
【0069】さらに請求項3記載の発明によれば、同一
のキューに対してコネクションを割り当てることができ
るようにしたので、送出帯域値が常にピークレート値で
送出されないような転送時はコネクションを多重化する
ことができる。これにより、ATMスイッチの送出用の
キューの数を越えるコネクション要求が発生しても、キ
ューへの割り当てを行うことができ、キューに予め設定
された送出帯域の範囲でより多くのユーザのコネクショ
ン要求に対応することができるようになる。
【0070】さらに請求項4記載の発明によれば、所定
の転送確立要求に基づいて通常申告帯域値以下で直近の
送出帯域で送出できるキューに割り当てるようにしてい
たが、申告帯域値が予め設定されている各キューの送出
帯域のどれよりも小さい場合は、最小帯域値を有するキ
ューに割り当てるようにした。これにより、どのような
申告帯域値であっても対応できるATMスイッチを構成
することができるようになる。
【0071】さらに請求項5記載の発明によれば、転送
確立したコネクションの申告帯域値を外部に通知して後
段の“UPC”機能に利用できるようにしたので、トラ
ヒック超過によるセル廃棄を皆無にすることができるよ
うになる。
【0072】さらに請求項6記載の発明によれば、転送
の種類を示す属性を、非同期転送モードの固定接続(P
VC)方式か、あるいは一定ピークレートで転送が行わ
れる(CBR)の選択接続(SVC)方式か、あるいは
それ以外を示すようにしたので、PVC方式は従来のよ
うに運用者による最適なキュー割り当てを行わせるとと
もに、CBRのSVC方式ではキューの割り当てを多重
化しないで、他の例えばUBRのSVC方式ではキュー
の割り当ての多重化を行って最適なキュー割り当てを行
うことができる。これにより、各転送の性質に応じて最
適なキュー選択を行うことができるようになるので、帯
域を有効に活用することができるとともに、その複雑な
設定を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例におけるATMスイッチの
構成の概要を表わしたブロック構成図である。
【図2】 本実施例におけるシェーピング処理部の具体
的な構成を表わした構成図である。
【図3】 本実施例におけるコネクション割当処理部の
動作手順の概要を表わしたフロー図である。
【図4】 本実施例におけるCBRのSVC呼による最
適キューへの割り当てのようすを説明するための説明図
である。
【図5】 本実施例におけるUBRのSVC呼による最
適キューへの割り当てのようすを説明するための説明図
である。
【図6】 ATMスイッチを適用した網構成を表わした
模式図である。
【図7】 従来の通信トラヒック制御を行うATMスイ
ッチの構成要部を表わした構成図である。
【図8】 UPCの機能を説明するための説明図であ
る。
【図9】 シェーピングの機能を説明するための説明図
である。
【符号の説明】
40 ATMスイッチ 411〜41N 入力回線 42 スイッチ部 431〜43N 出力回線 441〜44N シェーピング処理部 45 コネクション割当処理部 46 シェーピング設定部 47 保守者インタフェース

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転送に先立って所定の転送確立要求に基
    づいて接続を確立する接続確立手段と、 申告帯域値としてこの所定の転送確立要求に含まれる転
    送の帯域値を抽出する帯域値抽出手段と、 転送データを蓄積する複数のキューと、 これらキューそれぞれに対応して互いに異なる送出帯域
    を有し、前記それぞれのキューから送出するデータの送
    出帯域がこれら対応するキューの送出帯域を越えないよ
    うに転送データを送出するデータ送出手段と、 前記転送確立要求後に流入した転送データに対して前記
    複数のキューのうち送出データを前記帯域値抽出手段に
    よって抽出された申告帯域値以下で直近の送出帯域で送
    出するキューを割り当てるキュー割当手段と、 このキュー割当手段によって割り当てられたキューへ前
    記流入した転送データを転送するスイッチ手段とを具備
    することを特徴とする非同期転送モードスイッチ。
  2. 【請求項2】 転送に先立って所定の転送確立要求に基
    づいて接続を確立する接続確立手段と、 申告帯域値としてこの所定の転送確立要求に含まれる転
    送の帯域値を抽出する帯域値抽出手段と、 前記所定の転送確立要求に含まれる転送の種類を示す属
    性を抽出する転送属性抽出手段と、 前記転送の種類を示す属性ごとに転送データを蓄積する
    複数のキューと、 これらキューにそれぞれ対応して互いに異なる送出帯域
    を有し、これらキューから送出するデータの送出帯域が
    各キューの送出帯域を越えないように転送データを送出
    するデータ送出手段と、 前記転送属性抽出手段によって抽出された属性に応じ
    て、対応する属性のキューのうち前記帯域値抽出手段に
    よって抽出された申告帯域値以下で直近の送出帯域を有
    するキューを割り当てるキュー割当手段と、 このキュー割当手段によって割り当てられたキューへ前
    記流入した転送データを転送するスイッチ手段とを具備
    することを特徴とする非同期転送モードスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記転送確立要求は前記キュー割当手段
    が前記データ送出手段で送出されるキューに対して重複
    して割り当てることができることを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の非同期転送モードスイッチ。
  4. 【請求項4】 前記キュー割当手段は、前記帯域値抽出
    手段によって抽出された申告帯域値が、前記キューのう
    ち最小の帯域を越えないときにはこの最小帯域のキュー
    に対して割り当てることを特徴とする請求項1〜請求項
    3記載の非同期転送モードスイッチ。
  5. 【請求項5】 前記帯域値抽出手段によって抽出された
    申告帯域値を外部に通知する通知手段を有することを特
    徴とする請求項1〜請求項4記載の非同期転送モードス
    イッチ。
  6. 【請求項6】 前記転送属性抽出手段によって抽出され
    る転送の種類を示す属性は、非同期転送モードの固定接
    続方式か、あるいは一定ピークレートで転送が行われる
    選択接続方式か、あるいはそれ以外かを示すものである
    ことを特徴とする請求項2記載の非同期転送モードスイ
    ッチ。
JP2012998A 1998-01-19 1998-01-19 非同期転送モードスイッチ Expired - Fee Related JP3075248B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012998A JP3075248B2 (ja) 1998-01-19 1998-01-19 非同期転送モードスイッチ
FR9900531A FR2775546B1 (fr) 1998-01-19 1999-01-19 Commutateur de mode de transfert asynchrone avec une fonction d'attribution de file d'attente ayant un debit d'emission proche d'un debit declare
US09/233,084 US6731603B1 (en) 1998-01-19 1999-01-19 Asynchronous transfer mode switch with function for assigning queue having forwarding rate close to declared rate
AU12163/99A AU745528B2 (en) 1998-01-19 1999-01-19 Asynchronous transfer mode switch with function for assigning queue having forwarding rate close to declared rate
US10/795,299 US7391726B2 (en) 1998-01-19 2004-03-09 Switch with function for assigning queue based on forwarding rate
US10/795,536 US7065088B2 (en) 1998-01-19 2004-03-09 Asynchronous transfer mode switch with function for assigning queue having forwarding rate close to declared rate
US12/123,138 US7787468B2 (en) 1998-01-19 2008-05-19 Switch with function for assigning queue based on a declared rate transfer
US12/840,992 US8009565B2 (en) 1998-01-19 2010-07-21 Switch with function for assigning queue based on a declared transfer rate

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012998A JP3075248B2 (ja) 1998-01-19 1998-01-19 非同期転送モードスイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11205349A true JPH11205349A (ja) 1999-07-30
JP3075248B2 JP3075248B2 (ja) 2000-08-14

Family

ID=12018532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012998A Expired - Fee Related JP3075248B2 (ja) 1998-01-19 1998-01-19 非同期転送モードスイッチ

Country Status (4)

Country Link
US (5) US6731603B1 (ja)
JP (1) JP3075248B2 (ja)
AU (1) AU745528B2 (ja)
FR (1) FR2775546B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6920139B2 (en) 2000-06-30 2005-07-19 Nec Corporation ATM switch and method for controlling traffic shaper thereof

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3075248B2 (ja) * 1998-01-19 2000-08-14 日本電気株式会社 非同期転送モードスイッチ
US6721789B1 (en) * 1999-10-06 2004-04-13 Sun Microsystems, Inc. Scheduling storage accesses for rate-guaranteed and non-rate-guaranteed requests
WO2001035243A1 (en) * 1999-11-08 2001-05-17 Megaxess, Inc. QUALITY OF SERVICE (QoS) NEGOTIATION PROCEDURE FOR MULTI-TRANSPORT PROTOCOL ACCESS FOR SUPPORTING MULTI-MEDIA APPLICATIONS WITH QoS ASSURANCE
AU2002326995A1 (en) * 2001-09-19 2003-04-01 Bay Microsystems, Inc. Vertical instruction and data processing in a network processor architecture
US20040223494A1 (en) * 2003-05-06 2004-11-11 Lg Electronics Inc. Traffic forwarding method in ATM based MPLS system and apparatus thereof
US20050058130A1 (en) * 2003-08-04 2005-03-17 Christ Chris B. Method and apparatus for assigning data traffic classes to virtual channels in communications networks
US8098669B2 (en) * 2003-08-04 2012-01-17 Intel Corporation Method and apparatus for signaling virtual channel support in communication networks
US7809128B2 (en) 2004-10-07 2010-10-05 Genband Us Llc Methods and systems for per-session traffic rate policing in a media gateway
JP2006262417A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Fujitsu Ltd 通信速度制御方法及びその装置
US7961612B2 (en) * 2006-12-04 2011-06-14 International Business Machines Corporation Limiting transmission rate of data
JP4894736B2 (ja) * 2006-12-27 2012-03-14 日本電気株式会社 レイヤ3スイッチ装置及びその制御方法
KR101554652B1 (ko) * 2014-07-04 2015-09-21 (주)대양하이테크 축광 페인트

Family Cites Families (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3014146A1 (de) 1980-04-12 1981-10-15 Josef Ing.(grad.) 5142 Hückelhoven Emunds Greifvorrichtung fuer rohre
US5153877A (en) * 1989-04-21 1992-10-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Packet network with communication resource allocation and call set up control of higher quality of service
JPH04177942A (ja) 1990-11-13 1992-06-25 Oki Electric Ind Co Ltd ポリシング方式
JPH05153155A (ja) 1991-11-29 1993-06-18 Nec Corp Atm端末トラヒツク制御システム
JP3044420B2 (ja) 1992-02-28 2000-05-22 富士通株式会社 ポリシング制御回路
JP2864071B2 (ja) 1992-07-06 1999-03-03 日本電信電話株式会社 セルトラフィック監視装置
JPH0758748A (ja) 1993-08-10 1995-03-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 輻輳解消atm交換機及びatm交換機における輻輳解消制御方法
JP3044983B2 (ja) * 1993-08-25 2000-05-22 株式会社日立製作所 Atmスイッチングシステムのセル制御方法
JPH07183888A (ja) * 1993-12-24 1995-07-21 Fujitsu Ltd Atm多重化制御方式
JPH07212365A (ja) 1994-01-11 1995-08-11 Toshiba Corp Atm交換機
JPH07212367A (ja) 1994-01-24 1995-08-11 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> バーチャルパスシェーピング装置
JP3354689B2 (ja) * 1994-02-28 2002-12-09 富士通株式会社 Atm交換機、交換機及びそのスイッチングパス設定方法
JP3438104B2 (ja) 1994-03-02 2003-08-18 富士通株式会社 ポリシング制御方式
JP3602893B2 (ja) 1994-09-02 2004-12-15 株式会社日立コミュニケーションテクノロジー Atmインタフェースおよびシェーピング方法
KR0161613B1 (ko) 1994-09-02 1998-12-01 가나이 쓰토무 Atm 인터페이스 및 섀핑 방법
US5584544A (en) * 1994-10-28 1996-12-17 Elf Technologies Corporation Electronic librarian and filing system
JPH08163145A (ja) 1994-12-08 1996-06-21 Nec Corp Atm交換機のトラフィックシェーピング方法とその装置
JPH08204721A (ja) 1995-01-27 1996-08-09 Fujitsu Ltd 非同期転送モード網における輻輳制御装置
JP3134702B2 (ja) 1995-03-03 2001-02-13 日本電気株式会社 通信制御装置及びその制御方法
JP3307792B2 (ja) 1995-04-13 2002-07-24 株式会社日立製作所 Atmスイッチおよびatm−lanにおける輻輳制御方式
JP2806304B2 (ja) 1995-06-01 1998-09-30 日本電気株式会社 Atm交換機のトラヒック監視装置
US6236655B1 (en) * 1995-07-19 2001-05-22 Fujitsu Network Communications, Inc. Port and link identification
JP3511763B2 (ja) * 1995-11-17 2004-03-29 株式会社日立製作所 Atm網システムおよびコネクション受付制御方法
US6034945A (en) * 1996-05-15 2000-03-07 Cisco Technology, Inc. Method and apparatus for per traffic flow buffer management
JP3436845B2 (ja) * 1996-06-18 2003-08-18 日本電信電話株式会社 マルチクラスatm呼受付制御方法及び装置
JPH1020129A (ja) 1996-06-28 1998-01-23 Fujikura Ltd 光ファイバの余長処理ケース
JP2882384B2 (ja) 1996-09-27 1999-04-12 日本電気株式会社 トラヒックシェーピング装置
US5982748A (en) * 1996-10-03 1999-11-09 Nortel Networks Corporation Method and apparatus for controlling admission of connection requests
JPH10163145A (ja) 1996-12-03 1998-06-19 Sugai:Kk 基板の洗浄方法およびその装置
US6046981A (en) * 1997-02-28 2000-04-04 Nec Usa, Inc. Multi-class connection admission control method for Asynchronous Transfer Mode (ATM) switches
JP3075248B2 (ja) * 1998-01-19 2000-08-14 日本電気株式会社 非同期転送モードスイッチ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6920139B2 (en) 2000-06-30 2005-07-19 Nec Corporation ATM switch and method for controlling traffic shaper thereof
DE10129837B4 (de) * 2000-06-30 2006-11-02 Nec Corp. ATM-Switch und Verfahren zum Steuern seiner Traffic-Shaper

Also Published As

Publication number Publication date
AU745528B2 (en) 2002-03-21
FR2775546A1 (fr) 1999-09-03
US20040170177A1 (en) 2004-09-02
FR2775546B1 (fr) 2004-10-29
US20040170178A1 (en) 2004-09-02
US7391726B2 (en) 2008-06-24
US8009565B2 (en) 2011-08-30
AU1216399A (en) 1999-08-05
US20100284406A1 (en) 2010-11-11
US7787468B2 (en) 2010-08-31
US7065088B2 (en) 2006-06-20
US20080285450A1 (en) 2008-11-20
US6731603B1 (en) 2004-05-04
JP3075248B2 (ja) 2000-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6108304A (en) Packet switching network, packet switching equipment, and network management equipment
JP2928452B2 (ja) Atm交換機及びatm交換機における呼受付け装置及び呼受付け方法
US6690678B1 (en) Method and system in a packet switching network for dynamically adjusting the bandwidth of a continuous bit rate virtual path connection according to the network load
US6438106B1 (en) Inter-class schedulers utilizing statistical priority guaranteed queuing and generic cell-rate algorithm priority guaranteed queuing
US6687228B1 (en) Method and system in a packet switching network for dynamically sharing the bandwidth of a virtual path connection among different types of connections
US8009565B2 (en) Switch with function for assigning queue based on a declared transfer rate
JP3354689B2 (ja) Atm交換機、交換機及びそのスイッチングパス設定方法
US6594265B1 (en) Method and system in an asynchronous transfer mode (ATM) network for providing an available bit rate interface to a continuous bit rate virtual path connection with adjustable bandwidth
CA2238795A1 (en) Er information acceleration in abr traffic
US5956322A (en) Phantom flow control method and apparatus
US5978357A (en) Phantom flow control method and apparatus with improved stability
US6167050A (en) User traffic control apparatus for asynchronous transfer mode networks
EP0884923B1 (en) Packet switching network, packet switching equipment, and network management equipment
US6430189B1 (en) Internal traffic in a telecommunications node
JP3742481B2 (ja) 固定長セル取扱式交換機及び固定長セルの読み出し速度制御方法
JP3139994B2 (ja) Atm交換機及びatmコネクションの品質制御方法
KR20000035007A (ko) 네트워크 적재에 따른 연속 비트율의 가상 패스 접속의 대역폭을 동적으로 조절하기 위한 패킷 교환망에서의 방법 및 시스템
AU717162B2 (en) Improved phantom flow control method and apparatus
WO1998043395A9 (en) Improved phantom flow control method and apparatus
Filipiak et al. Routing and bandwidth management options in high speed integrated services networks
Jain et al. Performance Analysis & QoS Guarantee in ATM Networks
Wong Performance Modeling of ATM-Based Networks

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080609

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090609

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100609

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100609

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110609

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110609

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120609

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120609

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130609

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees