JPH11205022A - サイド窓ガラスアンテナ - Google Patents

サイド窓ガラスアンテナ

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JPH11205022A
JPH11205022A JP420998A JP420998A JPH11205022A JP H11205022 A JPH11205022 A JP H11205022A JP 420998 A JP420998 A JP 420998A JP 420998 A JP420998 A JP 420998A JP H11205022 A JPH11205022 A JP H11205022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window glass
side window
antenna conductor
elements
antenna
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP420998A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Kubota
聖人 窪田
Koji Tabata
耕司 田畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP420998A priority Critical patent/JPH11205022A/ja
Publication of JPH11205022A publication Critical patent/JPH11205022A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】FM放送の感度向上を目的とするサイド窓ガラ
スアンテナの提供。 【解決手段】車体開口縁6に沿って1周するように給電
点4からアンテナ導体3を延長し、給電点4近傍のアン
テナ導体3とアンテナ導体3の先端部である第5のエレ
メント3eとが略平行とし、エレメント3cとループを
形成する追加エレメント3fを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラジオFM放送帯
(76〜90MHz(日本))、ラジオFM放送帯(8
8〜108MHz(米国))、テレビVHF帯(90〜
108MHz、170〜222MHz)及びテレビUH
F帯(470〜770MHz)の受信に適するサイド窓
ガラスアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】ラジオFM放送帯、テレビVHF帯及び
テレビUHF帯の受信用のサイド窓ガラスアンテナとし
ては、図5に示すようなものが知られている(実開昭6
1−197716)。しかし、この従来例は、感度が充
分でない欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
有する前述の欠点を解消する新規なサイド窓ガラスアン
テナの提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、給電点とアン
テナ導体とが自動車の略四角形のサイド窓ガラス板に設
けられており、アンテナ導体が給電点に接続されている
サイド窓ガラスアンテナにおいて、アンテナ導体は第
1、第2、第3、第4及び第5のエレメントからなり、
第1のエレメントの一端は給電点に接続されて、車体開
口縁の第1の辺に略平行に設けられており、第2のエレ
メントの一端は第1のエレメントの他端又はその近傍に
接続され、第1の辺に隣接する第2の辺に略平行に設け
られており、第3のエレメントの一端は第2のエレメン
トの他端又はその近傍に接続され、第2の辺に隣接する
第3の辺に略平行に設けられており、第4のエレメント
の一端は第3のエレメントの他端又はその近傍に接続さ
れ、第3の辺に隣接する第4の辺に略平行に設けられて
おり、第5のエレメントの一端は第4のエレメントの他
端又はその近傍に接続され、第1の辺に略平行に設けら
れており、第1、第2、第3、第4及び第5のエレメン
トのうちの少なくとも一つとループを形成する追加エレ
メントが設けられていることを特徴とするサイド窓ガラ
スアンテナを提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面にしたがって、本発明
を詳細に説明する。図1は本発明のサイド窓ガラスアン
テナの一実施例の構成図である。図1において、1は自
動車のサイド窓ガラス板、2aは第1の補助アンテナ導
体、2bは第2の補助アンテナ導体、3はアンテナ導
体、3aは第1のエレメント、3bは第2のエレメン
ト、3cは第3のエレメント、3dは第4のエレメン
ト、3eは第5のエレメント、3fは追加エレメント、
4は給電点、5は同軸ケーブルの内部導体、6は車体開
口縁、6aは車体開口縁6の下辺(第1の辺)、6bは
車体開口縁6の右辺(第2の辺)、6cは車体開口縁6
の上辺(第3の辺)、6dは車体開口縁6の左辺(第4
の辺)、7は同軸ケーブル、Lは追加エレメント3fと
第3のエレメント3cとの間隔である。
【0006】以下の説明において、寸法の単位はmmと
し、方向は図面上での方向をいう。なお、車体開口縁6
とは略四角形のサイド窓ガラス板がはめ込まれる車体の
開口部の周縁であって車体アースとなるべきものをい
い、例えば、金属等の導電性材料で構成されている。
【0007】図1に示すように本発明では、給電点4と
アンテナ導体3とが自動車のサイド窓ガラス板1に設ら
れており、アンテナ導体3が給電点4に接続されてい
る。アンテナ導体3は第1、第2、第3、第4及び第5
のエレメントからなる。第1のエレメント3aは給電点
4から下辺6aに略平行に延長されている。
【0008】第1、第2、第3、第4及び第5のエレメ
ント3の導体長の総計(給電点4を含まない)、すなわ
ち、アンテナ導体の導体長、は所望の放送帯の中心周波
数の波長をλM とするとき、(λM /4)×K〜(1.
5・λM )×Kとすることが好ましい。この範囲内であ
る場合にはこの範囲外である場合と比較して数dB、所
望の放送帯の感度が向上する。第1、第2、第3、第4
及び第5のエレメント3の導体長の総計を調整すること
により、特に所望の放送帯の中心周波数近傍の感度の向
上を図れる。なお、Kはガラス短縮率であり、通常0.
64である。ここで、所望の放送帯とは、ラジオFM放
送帯、テレビVHF帯及びテレビUHF帯をいう。
【0009】追加エレメント3fは、追加エレメント3
fと第1、第2、第3、第4及び第5のエレメント3の
少なくとも一つとループを形成するように設けられ、第
1、第2、第3、第4及び第5のエレメント3の一つと
略平行である。図1では第2のエレメント3bと第4の
エレメント3dとの間に接続されている。追加エレメン
ト3fが接続される箇所は図1に限定されない。追加エ
レメント3fを設けることにより、感度のピーク点の他
に感度の極大点を設けることができ、その結果、所望の
放送帯の平均感度が向上する。
【0010】間隔Lは、0.01・λM ×K〜0.05
・λM ×Kとすることが好ましい。この範囲内である場
合にはこの範囲外である場合と比較して0.5dB以
上、所望の放送帯の平均感度が向上する場合がある。
【0011】前述のとおり、第5のエレメント3eは第
1のエレメント3aと略平行とする。第5のエレメント
3eと第1のエレメント3aとの間隔は5mm以上とす
ることが好ましい。5mm以上である場合には5mm未
満である場合と比較して0.5dB以上、所望の放送帯
の感度が向上する。
【0012】第1の補助アンテナ導体2a又は第2の補
助アンテナ導体2bは必要に応じて給電点4に設けられ
る。図1では、第1の補助アンテナ導体2aと第2の補
助アンテナ導体2bとは第1のエレメント3aに略平行
に設けられている。第1の補助アンテナ導体2a又は第
2の補助アンテナ導体2bは所望の放送帯の感度を全域
にわたって向上させる機能を有する。第1の補助アンテ
ナ導体2a又は第2の補助アンテナ導体2bとは別の補
助アンテナ導体を給電点4に設けてもよい。
【0013】図2〜4は、図1とは別のタイプの本発明
のサイド窓ガラスアンテナの実施例の構成図であり、追
加エレメント3fが接続される箇所を変更している。給
電点4は図1〜4ではサイド窓ガラス板1の左下周縁近
傍に配設されている。しかし、これに限定されず、サイ
ド窓ガラス板1のどの位置に配設されていてもよい。ま
た、第1、第2、第3、第4及び第5のエレメント3は
反時計方向に設けられている。しかし、時計方向に設け
られてもよい。なお、本発明のサイド窓ガラスアンテナ
により所望の放送帯の他にAM放送を受信してもよい。
【0014】
【実施例】「例1」自動車の後部サイド窓ガラス板を使
用し、図1に示すようなサイド窓ガラスアンテナを製作
した。各部の寸法、定数は表1のとおりである。周波数
−感度特性を図6に示す。
【0015】「例2、3」間隔Lを20mm(例2)、
50mm(例3)に変更した以外は、例1と同様の仕様
としたサイド窓ガラスアンテナを製作した。周波数−感
度特性を図6に示す。
【0016】
【表1】
【0017】
【発明の効果】本発明のサイド窓ガラスアンテナでは、
面積の狭いサイド窓ガラス板を使用する場合において
も、ラジオFM放送帯、テレビVHF帯及びテレビUH
F帯の感度が充分である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のサイド窓ガラスアンテナの一実施例の
構成図
【図2】本発明のサイド窓ガラスアンテナの別の実施例
の構成図
【図3】本発明のサイド窓ガラスアンテナの別の実施例
の構成図
【図4】本発明のサイド窓ガラスアンテナの別の実施例
の構成図
【図5】従来例の構成図
【図6】例1、2、3の周波数−感度特性図
【符号の説明】
1:自動車のサイド窓ガラス板 2a:第1の補助アンテナ導体 2b:第2の補助アンテナ導体 3:アンテナ導体 3a:第1のエレメント 3b:第2のエレメント 3c:第3のエレメント 3d:第4のエレメント 3e:第5のエレメント 3f:追加エレメント 4:給電点 5:同軸ケーブルの内部導体 6:車体開口縁 6a:車体開口縁6の下辺 6b:車体開口縁6の右辺 6c:車体開口縁6の上辺 6d:車体開口縁6の左辺 L:追加エレメント3fと第3のエレメント3cとの間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給電点とアンテナ導体とが自動車の略四角
    形のサイド窓ガラス板に設けられており、アンテナ導体
    が給電点に接続されているサイド窓ガラスアンテナにお
    いて、 アンテナ導体は第1、第2、第3、第4及び第5のエレ
    メントからなり、 第1のエレメントの一端は給電点に接続されて、車体開
    口縁の第1の辺に略平行に設けられており、 第2のエレメントの一端は第1のエレメントの他端又は
    その近傍に接続され、第1の辺に隣接する第2の辺に略
    平行に設けられており、 第3のエレメントの一端は第2のエレメントの他端又は
    その近傍に接続され、第2の辺に隣接する第3の辺に略
    平行に設けられており、 第4のエレメントの一端は第3のエレメントの他端又は
    その近傍に接続され、第3の辺に隣接する第4の辺に略
    平行に設けられており、 第5のエレメントの一端は第4のエレメントの他端又は
    その近傍に接続され、第1の辺に略平行に設けられてお
    り、 第1、第2、第3、第4及び第5のエレメントのうちの
    少なくとも一つとループを形成する追加エレメントが設
    けられていることを特徴とするサイド窓ガラスアンテ
    ナ。
JP420998A 1998-01-12 1998-01-12 サイド窓ガラスアンテナ Withdrawn JPH11205022A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001168623A (ja) * 1999-12-14 2001-06-22 Asahi Glass Co Ltd 自動車用ガラスアンテナ
JP2007013821A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Nippon Sheet Glass Co Ltd 自動車用サイドガラスアンテナ装置
CN106654509A (zh) * 2015-10-30 2017-05-10 旭硝子株式会社 车辆用玻璃天线和具备该车辆用玻璃天线的后部窗玻璃
WO2018190011A1 (ja) * 2017-04-12 2018-10-18 セントラル硝子株式会社 アンテナ及び窓ガラス

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