JPH11204585A - Tabテープキャリアの製造方法 - Google Patents

Tabテープキャリアの製造方法

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JPH11204585A
JPH11204585A JP560098A JP560098A JPH11204585A JP H11204585 A JPH11204585 A JP H11204585A JP 560098 A JP560098 A JP 560098A JP 560098 A JP560098 A JP 560098A JP H11204585 A JPH11204585 A JP H11204585A
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JP
Japan
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tape carrier
plating
mounting
land
bump electrode
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Yuko Matsumoto
雄行 松本
Takumi Sato
佐藤  巧
Osamu Yoshioka
修 吉岡
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Hitachi Cable Ltd
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0393Flexible materials
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/10Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
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    • H05K3/181Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using precipitation techniques to apply the conductive material by electroless plating
    • H05K3/187Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using precipitation techniques to apply the conductive material by electroless plating means therefor, e.g. baths, apparatus
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    • H05K3/24Reinforcing the conductive pattern
    • H05K3/241Reinforcing the conductive pattern characterised by the electroplating method; means therefor, e.g. baths or apparatus

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  • Chemically Coating (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】BGA用TABテープキャリアの凹部となる直
径0.28〜0.45mmのパンプ搭載用のランド孔のめ
っき処理において、テープキャリアがめっき液に浸漬さ
れる際に気泡を巻き込み、めっき液がランド孔に濡れず
不めっきが生じるのを防ぐことにある。 【解決手段】BGA用TABテープキャリアのテープ凹
部となる直径0.28〜0.45mmのバンプ電極搭載用
のランド孔をめっきする際、超音波振動を当てつつめっ
き処理を行うことにより不めっきを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体パッケージ
用のTAB(Tape Automated Bonding)テープキャリ
ア、特に、多ピン化、高密度化に対応したBGAパッケ
ージ用として適したTABテープキャリアの製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化、高機能化が進
展し、これを支えるためLSIの高機能化に伴うパッケ
ージの高密度化、多ピン化が進んでいる。これに対応し
て、実装基板とパッケージとの接続リードとしてバンプ
電極を用いるべく、パッケージ裏面に格子状にボールバ
ンプを配置したBGA(Ball Grid Array )パッケージ
がある。このBGAパッケージを扱う場合の実装材料と
しては、薄い、軽い、多ピン化対応といった特徴からT
ABテープキャリアが用いられている。
【0003】BGAパッケージ用TABテープキャリア
の構成を図2に平面図(図3を下方からみた底面図)
で、また図3にそのA−A′断面図で示す。
【0004】図示するように、BGAパッケージ用TA
Bテープキャリア1は、絶縁性フイルムテープ2並びに
その上面に形成された所定パターンの銅リード(リード
パターン)3、バンプ電極搭載用のランド(ランドパタ
ーン)4、及びバンプ電極搭載用のランド孔7から構成
されている。銅リード3とバンプ電極搭載用ランド4
は、図2の紙面の反対側の面で電気的につながってい
る。
【0005】絶縁性フィルムテープ2は、ポリイミド、
ポリエステルからなる可撓性のフィルムにて形成されて
いる。一方、銅リード3及びバンプ電極搭載用のランド
4のパターン形成は、絶縁性フィルムテープ2の上面に
銅箔8(図3参照)を接着し、フォトエッチングによっ
て形成される。絶縁性フィルムテープ2のほぼ中央部に
は、ICやLSIなどの半導体チップを搭載するための
開口であるデバイスホール5が形成されている。さら
に、この絶縁性フィルムテープ2の両サイドには、搬送
や位置決めを行うためのスプロケットホール6がパンチ
ング加工によりフィルムを貫通するように形成されてい
る。
【0006】上記銅リード3、バンプ電極搭載用のラン
ド4及びバンプ電極搭載用のランド孔7の形成をより詳
細に説明すると、まず、絶縁性フィルムテープ2にテー
プ搬送用のスプロケットホール6、半導体チップ搭載用
のデバイスホール5、バンプ電極搭載用のランド孔7
(図3参照)をパンチング加工により設け、前記絶縁性
フィルムテープ2の表面に銅箔8(図3参照)をラミネ
ートし、デバイスホール5、バンプ電極搭載用のランド
孔7に露出した銅箔粗化面を化学研磨法により研磨し、
銅箔表面に感光性レジストを塗布し乾燥する。その後、
所定パターンのフォトマスクを通して感光し、さらに現
像して所定パターンのフォトレジス卜層を形成した後、
このフォトレジスト層をマスクとしてエッチングを行
い、銅リード3、バンプ電極搭載用のランド4及びバン
プ電極搭載用のランド孔7を形成する。
【0007】上記エッチング後に、形成された銅リード
3とバンプ電極搭載用のランド孔7には、電解めっき又
は無電解めっきにより、所定のめっきが施される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、BGA
用TABテープキャリアの上記めっき処理においては、
次のような問題がある。すなわち、テープの凹部となる
直径0.28〜0.45mmのバンプ電極搭載用のランド
孔をめっきする場合、めっき液にテープキャリアを浸漬
するが、その際、バンプ電極搭載用のランド孔がテープ
の凹部となっているため、気泡を巻き込み、めっき液が
ランド孔に濡れずに不めっきが生じることである。
【0009】そこで、本発明の目的は、パンプ搭載用の
ランド孔をめっきすべくBGA用等のTABテープキャ
リアをめっき液に浸漬した際、発生した気泡によって、
めっき液がランド孔に濡れずに不めっきが生じるのを防
止したTABテープキャリアの製造方法を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、次のように構成したものである。
【0011】請求項1に記載の発明は、可撓性を有する
テープ状の絶縁性材料に半導体チップ搭載用の開口と前
記半導体チップ搭載用の開口周辺に配置されるバンプ電
極搭載用のランド孔とをパンチングにより設けた後、銅
箔を接着し、フォトエッチングによってリードパターン
とバンプ電極搭載用のランドパターンとを形成した後に
前記リードパターンとバンプ電極搭載用のランド孔にめ
っきを施してなるTABテープキャリアの製造方法にお
いて、前記めっき処理中の前記テープキャリアにその片
面側から超音波を当てて処理するものである。
【0012】また請求項2に記載の発明は、可撓性を有
するテープ状の絶縁性材料に半導体チップ搭載用の開口
を設けた後、銅箔を接着し、フォトエッチングによって
リードパターンとバンプ電極搭載用のランドパターンと
を形成した後に、前記バンプ電極搭載用のランドパター
ンをレジストにより開孔してバンプ電極搭載用のランド
孔を形成し、前記リードパターンとバンプ電極搭載用の
ランド孔にめっきを施してなるTABテープキャリアの
製造方法において、前記めっき処理中の前記テープキャ
リアにその片面側から超音波を当てて処理するものであ
る。
【0013】いずれの発明においても、TABテープキ
ャリアのめっき処理において、テープの凹部となってい
る直径0.28〜0.45mmのバンプ電極搭載用のラン
ド孔をめっきする際、超音波を付加してめっき処理を行
うものであり、これにより、テープキャリアがめっき液
中に浸漬する際に凹部であるランド孔部に巻き込まれた
気泡を物理的に除くことができ、めっき液でバンプ電極
搭載用のランド孔に十分に濡らし、不めっきを防止する
ことができる。
【0014】この超音波を付与して不めっきを防止する
方法は、バンプ電極搭載用の多数のランド孔を有するB
GA用TABテープキャリアを処理する方法として特に
有効である。
【0015】上記超音波は、めっき処理槽中の入口側を
横方向に走行するテープキャリア部分、すなわち気泡の
発生する直後において、その下方から超音波を発生さ
せ、その超音波をテープキャリア部分の下面側に当てる
(請求項3)ようにすると、早期かつ効果的に気泡を除
去することができる。
【0016】上記めっきは、化学反応を用いた無電解め
っきであってもよいし(請求項4)、電気めっきであっ
てもよい(請求項5)。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態に
基づいて説明する。
【0018】図1に超音波処理を用いた無電解めっき処
理槽の構造を断面にて示す。10はBGA用TABテー
プキャリアであり、めっき処理槽11内に液面13a下
に配置された複数のロール12a〜12fにより掛け渡
されて、めっき液13中を搬送される。複数のロール1
2a〜12fのうち、搬送方向入口側の第1ロール12
aと次の第2ロール12bとは同じ高さでかつ一定の間
隔を置いて並置されており、この両ロール12a、12
b間をBGA用TABテープキャリア10が横方向に走
行するようになっている。なお、搬送方向出口側のロー
ル12fは、これらのロール12a、12bと同じ高さ
に配置され、残りのロール12c〜12eは、ロール1
2b〜12f間のBGA用TABテープキャリアを複数
回蛇行させるように配置されている。
【0019】このBGA用TABテープキャリア10の
めっき処理槽中の入口側を横方向に走行するテープキャ
リア部分、つまり上記入口側の第1ロール12aと次の
第2ロール12bとの間のテープキャリア部分10aに
おいては、その下方に超音波発振器ユニット15が載置
台14上に載せられて配設されており、これから発振さ
れる超音波がテープキャリア部分の下面側に当たるよう
になっている。めっき処理槽中の入口側において超音波
振動をBGA用TABテープキャリア10に付与する理
由は、テープキャリアをめっき液に浸漬する際に生じた
気泡の巻き込みを早期に除去し、めっき液をランド孔に
十分に湿潤させて、不めっきが生じるのを効果的に防止
するためである。なお、BGA用TABテープキャリア
10は、そのバンプ電極搭載用のランド孔7の存在する
側が下面側となるように走行させるのが好ましい。
【0020】しかし、超音波の付与は、上記の横方向に
走行するテープキャリア部分に付与する形態に限らず、
BGA用TABテープキャリア10のめっき処理槽中を
縦方向に走行するテープキャリア部分に付与する形態と
しても良い。例えば、第2ロール12bと次の第3ロー
ル12cとの間のテープキャリア部分10bに向けて超
音波発振器ユニット15を配設し、これから発振される
超音波を縦方向に走行するテープキャリア部分10bの
片面側、好ましくはバンプ電極搭載用のランド孔7の存
在する側に当たるようにしてもよい。
【0021】このように構成されためっき処理槽11中
に、BGA用TABテープキャリア10を連続的に通し
て無電解めっき処理する。BGA用TABテープキャリ
ア10には、バンプ電極搭載用のランド孔7がTABテ
ープキャリアの表面に開口している可撓性のあるもので
あれば全て適用できるが、次の2つのタイプについては
いずれも適用することができる。
【0022】第1は、図2及び図3で説明したように、
可撓性を有するテープ状の絶縁性材料に、半導体チップ
搭載用のデバイスホール5と、このデバイスホール周辺
にバンプ電極搭載用のランド孔7をパンチングにより設
けた後、銅箔8を接着し、フォトエッチングによって所
定パターンのリード(リードパターン)3とバンプ電極
搭載用のランド(ランドパターン)4とバンプ電極搭載
用のランド孔7とを形成した後に、リード3とバンプ電
極搭載用のランド孔7にめっきを施してなるBGA用T
ABテープキャリアである。
【0023】第2は、可撓性を有するテープ状の絶縁性
材料に、半導体チップ搭載用のデバイスホール5を設け
た後、銅箔8を接着し、フォトエッチングによって所定
パターンのリード(リードパターン)3とバンプ電極搭
載用のランド(ランドパターン)4とを形成した後に、
バンプ電極搭載用のランド4にレジストを塗布してフォ
トエッチングにより開孔してバンプ電極搭載用のランド
孔7を形成し、このリード3とバンプ電極搭載用のラン
ド孔7にめっきを施してなるBGA用TABテープキャ
リアである。
【0024】上記BGA用TABテープキャリア10を
めっき処理槽11中に連続的に通して無電解めっきした
場合、直径0.28〜0.45mmのバンプ電極搭載用の
ランド孔7がテープの凹部となるため、通常は、めっき
液にテープキャリアが浸漬されるときに気泡を巻き込む
ため、液が十分にランドに濡れない不めっき部分が生じ
る。しかし、この実施形態では超音波発振器ユニット1
5からバンプ電極搭載用のランド孔7に超音波振動が与
えられるので、気泡が釈放され除去される。このため、
不めっき部分の発生をなくすことができる。
【0025】
【実施例】以下、BGA用TABテープキャリアにおい
て、テープの凹部となる直径0.28〜0.45mmのバ
ンプ電極搭載用のランド孔をめっきする際、めっき対象
に超音波を付与ことにより、テープキャリアの浸漬時に
巻き込まれた気泡を物理的に取り除き、めっき液の不濡
れを防止して、不めっきの発生を防止する方法の実施例
を説明する。
【0026】BGA用TABテープキャリア10とし
て、半導体チップ搭載用のデバイスホール5、直径0.
28〜0.45mmのバンプ電極搭載用のランド孔7をパ
ンチングにより設け、銅箔を接着し、フォトエッチング
により所定パターンの銅リード3およびバンプ電極搭載
用のランド4を形成したテープキャリアを用いた。
【0027】このBGA用TABテープキャリア10
を、既に説明した図1のめっき処理槽11のロール12
a〜12fにかけて連続的に搬送する一方、このめっき
処理槽11内の入口側の載置台14上に、投げ込み型の
超音波発振器ユニット15を設置して超音波を発振さ
せ、その超音波振動をBGA用TABテープキャリア1
0にの下面に向けて送出し、これにより、当該BGA用
TABテープキャリア10が超音波で加振されている状
態にして無電解めっきを行った。
【0028】図1のめっき処理槽11において、めっき
液13には、有機酸を主成分とした無電解すずめっき液
を用い、温度50〜60℃で処理した。
【0029】表1に、不めっきの発生におよぼす超音波
処理の影響を、超音波処理の有無とめっき後の不めっき
発生数とにより示す。
【0030】
【表1】
【0031】表1に示すように、超音波処理無しの場合
すなわち超音波の発振無しでめっき処理をしたものは、
不めっき発生数が5/100pc(5%)の不めっきが
生じたのに対して、超音波処理有りの場合すなわち超音
波を発振しながらめっきをしたものは、不めっき発生数
が0/100pc(0%)であり、不めっきは生じなか
った。
【0032】本実施例では,化学反応を用いた無電解め
っき法によるめっき例を示したが、電気めっき法におい
ても同様の効果が得られる。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、可撓性を
有するテープ状の絶縁性材料に半導体チップ搭載用の開
口とこの半導体チップ搭載用の開口周辺に配置されるバ
ンプ電極搭載用のランド孔とをパンチングにより設けた
後、銅箔を接着し、フォトエッチングによってリードパ
ターンとバンプ電極搭載用のランドパターンとを形成し
た後に前記リードパターンとバンプ電極搭載用のランド
孔にめっきを施してなるTABテープキャリアの製造方
法において、又は、可撓性を有するテープ状の絶縁性材
料に半導体チップ搭載用の開口を設けた後、銅箔を接着
し、フォトエッチングによってリードパターンとバンプ
電極搭載用のランドパターンとを形成した後に、前記バ
ンプ電極搭載用のランドパターンをレジストを用いたフ
ォトエッチングにより開孔してバンプ電極搭載用のラン
ド孔を形成し、前記リードパターンとバンプ電極搭載用
のランド孔にめっきを施してなるTABテープキャリア
の製造方法において、前記めっき処理中の前記テープキ
ャリアにその片面側から超音波を当てて処理するもので
ある。
【0034】このようにTABテープの凹部となるバン
プ電極搭載用のランド孔をめっきする際、追加的に超音
波を付与することにより、テープキャリアをめっき液に
浸漬した際にランド孔に巻き込まれた気泡を物理的に除
くことができ、めっき液をバンプ電極搭載用のランド孔
に十分に濡らし、不めっきを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造方法の実施例に係るめっき槽の断
面図である。
【図2】本発明の製造方法の対象としたBGA用TAB
テープキャリアを示す平面図である。
【図3】図1のBGA用TABテープキャリアのA−
A′断面図である。
【符号の説明】
1 BGAパッケージ用TABテープキャリア 2 絶縁性フィルムテープ 3 銅リード 4 バンプ電極搭載用のランド 5 半導体チップ搭載用のデバイスホール 6 スプロケットホール 7 バンプ電極搭載用のランド孔 8 銅箔 10 BGA用TABテープキャリア 10a 横方向に走行するテープキャリア部分 10b 縦方向に走行するテープキャリア部分 11 めっき処理槽 12a〜12f ロール 13 めっき液 14 載置台 15 超音波発振器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性を有するテープ状の絶縁性材料に半
    導体チップ搭載用の開口と前記半導体チップ搭載用の開
    口周辺に配置されるバンプ電極搭載用のランド孔とをパ
    ンチングにより設けた後、銅箔を接着し、フォトエッチ
    ングによってリードパターンとバンプ電極搭載用のラン
    ドパターンとを形成した後に前記リードパターンとバン
    プ電極搭載用のランド孔にめっきを施してなるTABテ
    ープキャリアの製造方法において、前記めっき処理中の
    前記テープキャリアにその片面側から超音波を当てて処
    理することを特徴とするTABテープキャリアの製造方
    法。
  2. 【請求項2】可撓性を有するテープ状の絶縁性材料に半
    導体チップ搭載用の開口を設けた後、銅箔を接着し、フ
    ォトエッチングによってリードパターンとバンプ電極搭
    載用のランドパターンとを形成した後に、前記バンプ電
    極搭載用のランドパターンをレジストを用いたフォトエ
    ッチングにより開孔してバンプ電極搭載用のランド孔を
    形成し、前記リードパターンとバンプ電極搭載用のラン
    ド孔にめっきを施してなるTABテープキャリアの製造
    方法において、前記めっき処理中の前記テープキャリア
    にその片面側から超音波を当てて処理することを特徴と
    するTABテープキャリアの製造方法。
  3. 【請求項3】めっき処理槽中の入口側を横方向に走行す
    るテープキャリア部分の下方から超音波を発生させ、そ
    の超音波をテープキャリア部分の下面側に当てることを
    特徴とする請求項1又は2記載のTABテープキャリア
    の製造方法。
  4. 【請求項4】前記めっきが、化学反応を用いた無電解め
    っきであることを特徴とする請求項1又は2記載のTA
    Bテープキャリアの製造方法。
  5. 【請求項5】前記めっきが、電気めっきであることを特
    徴とする請求項1又は2記載のTABテープキャリアの
    製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100376595B1 (ko) * 2000-09-08 2003-03-15 주식회사 아큐텍반도체기술 도금용 음극 장치
KR100618250B1 (ko) * 2003-06-06 2006-09-01 미쓰이 긴조꾸 고교 가부시키가이샤 도금장치 및 전자부품 실장용 필름 캐리어 테이프의제조방법
JP2008071884A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Seiko Epson Corp 配線基板の製造方法及び製造装置

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