JPH11204558A - 半導体装置製造用基板の樹脂封止方法 - Google Patents

半導体装置製造用基板の樹脂封止方法

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JPH11204558A
JPH11204558A JP392098A JP392098A JPH11204558A JP H11204558 A JPH11204558 A JP H11204558A JP 392098 A JP392098 A JP 392098A JP 392098 A JP392098 A JP 392098A JP H11204558 A JPH11204558 A JP H11204558A
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resin
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mold
manufacturing
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JP392098A
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Fumio Miyajima
文夫 宮島
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂封止後の半導体装置製造用基板より不要
樹脂の剥離性を高めると共に、基板製造工程を簡略化し
て製造コストの低減を図った半導体装置製造用基板の樹
脂封止方法を提供する。 【解決手段】 一方の面に半導体素子が搭載され、他方
の面にはんだボールが形成される半導体装置製造用基板
10を、型開きしたモールド金型のパーティング面へ搬
入して樹脂封止する半導体装置製造用基板10の樹脂封
止方法において、前記モールド金型のポット16から前
記キャビティ13の辺縁13aに至るパーティング面に
リリースフィルム31を密着するように張設し、前記半
導体装置製造用基板10を前記モールド金型のパーティ
ング面へ搬入し、該半導体装置製造用基板10の一辺1
0a側より前記キャビティ13の辺縁13aに至る樹脂
充填用の樹脂路を前記リリースフィルム31で覆った状
態で前記モールド金型により前記半導体装置製造用基板
10をクランプして樹脂封止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板の一方の面に
半導体素子が搭載され、他方の面にはんだボールが形成
される所謂BGA(Ball・Grid・Array )タイプの半導
体装置製造用基板を、型開きしたモールド金型のキャビ
ティに搬入して型閉じして樹脂封止する半導体装置製造
用基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、表面実装型の半導体装置の一例と
してBGAタイプの半導体装置が用いられている。図4
において、BGAタイプの半導体装置51は、ガラスエ
ポキシ樹脂等の樹脂基板52の一方の面に搭載した半導
体素子が樹脂封止された樹脂封止部54が形成され、該
基板52の他方の面に上記半導体素子と電気的に接続
し、外部接続端子となるはんだボール56がそれぞれ形
成されている。
【0003】上記半導体装置51を樹脂封止する場合、
例えば図5に示すように半導体素子58が搭載された短
冊状の基板52を、樹脂封止装置の金型のキャビティ6
0にセットし、図示しないポットに樹脂を装填した後、
モールド金型をクランプして樹脂封止が行われる。上記
キャビティ60は、基板52の側縁から若干内側位置に
あるため、樹脂封止される場合には、上記基板52の端
縁から上記キャビティ60のコーナ部まで金型ランナを
延出して樹脂路62が形成され、樹脂は基板52の表面
を通過してキャビティ60に充填される。そして、樹脂
封止後、上記樹脂路62に硬化して残留する成形品ゲー
ト及び成形品ランナなどの不要樹脂64を剥離除去して
いた。
【0004】上記樹脂路62には、樹脂との剥離性を考
慮して例えば金めっきが施されている(図4,図5の斜
線部参照)。上記基板52には配線パターンを形成する
際に金めっきを施す工程があることから、上記樹脂路6
2に金めっきを施すことは比較的容易である。或いは、
特開平7−60805号公報に示すように、BGA用パ
ッケージより成形品ゲート及び成形品ランナの剥離性を
高めるため、ランナゲートが位置する基板上部分に予め
金属で表面処理したり、テープを貼着したり、薬品処理
したりするランナゲートの除去方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4及
び図5に示すように、基板52の樹脂路62に対応する
部分に予め金めっきを施すのは、材料が高価なうえ、め
っき用のレジストマスクの作成が煩雑になるため製造コ
ストが高くなる。また、上記特開平7−60805号公
報に示すランナゲートの除去方法によれば、短冊状の基
板に複数箇所に設けられた半導体素子の樹脂路に、逐一
テープを貼り付けたり、薬品を塗布するのは作業に手間
取る上に、樹脂封止後にテープや薬品を除去する必要が
あるため製造工程が煩雑になる。
【0006】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、樹脂封止後の半導体装置製造用基板より不要樹脂
の剥離性を高めると共に、基板製造工程を簡略化して製
造コストの低減を図った半導体装置製造用基板の樹脂封
止方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、一方の面に半導
体素子が搭載され、他方の面にはんだボールが形成され
る半導体装置製造用基板を、型開きしたモールド金型の
パーティング面へ搬入して樹脂封止する半導体装置製造
用基板の樹脂封止方法において、前記モールド金型のポ
ットから前記キャビティの辺縁に至るパーティング面に
フィルムを張設し、前記半導体装置製造用基板を前記モ
ールド金型のパーティング面へ搬入し、該基板の一辺側
より前記キャビティの辺縁に至る樹脂充填用の樹脂路を
前記フィルムで覆った状態で前記モールド金型により前
記半導体装置製造用基板をクランプして樹脂封止するこ
とを特徴とする。
【0008】また、前記フィルムは、前記モールド金型
の両側に配設されたフィルム搬送機構の繰り出し側リー
ルより繰り出し、前記モールド金型のパーティング面を
通過して巻き取り側リールに巻き取られるように張設さ
れた長尺状のフィルムを用いても良い。この場合、前記
フィルム搬送機構は、上型側に装備され、前記モールド
金型の開閉に応じて上下動可能に装備されているのが好
ましく、前記フィルムは、前記半導体製造用基板を前記
モールド金型のパーティング面へ搬入する際に、前記モ
ールド金型の下型側パーティング面に吸着されていても
良い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の態様
を添付図面に基づいて詳細に説明する。本実施例は、半
導体装置製造用基板の一例として、一方の面に半導体素
子が搭されて樹脂封止され、他方の面にはんだボールが
形成されるBGAタイプの半導体装置に用いられる基板
を樹脂封止する方法について説明するものとする。図1
は半導体装置製造用のモールド金型の構成を示す断面
図、図2は図1のモールド金型の樹脂路近傍の拡大説明
図、図3はモールド金型を通過して張設されたフィルム
の説明図である。
【0010】先ず、本発明に係るBGAタイプの半導体
装置の構成について説明する。BGAタイプの半導体装
置製造用に用いられる半導体装置製造用基板としては、
一般に短冊状に連なるガラスエポキシ樹脂基板が用いら
れる。この半導体装置製造用基板の一方の面には、半導
体素子が搭載され、樹脂モールド装置により樹脂封止さ
れて樹脂封止部が形成される。この樹脂封止部が形成さ
れた一方の面には、半導体素子の端子に接続する配線パ
ターンが形成されており、その表面はソルダレジストに
より覆われている。また、上記半導体装置製造用基板の
他方の面には、前記一方の面に搭載された半導体素子が
樹脂封止された後、外部接続端子となるはんだボールが
形成される。
【0011】次に、上記半導体装置製造用基板を搬入さ
れて樹脂封止を行う樹脂モールド装置の構成について図
1を参照して説明する。11,12はモールド金型を形
成する上型及び下型である。本実施例では、下型12に
キャビティ13、金型ゲート14及び金型ランナ15が
それぞれ形成されている。また、上記下型12の中央部
には複数のポット16が形成されており、円柱状の樹脂
タブレット17が装填される。上記各ポット16内には
プランジャ18が装備されており、図示しない電動モー
タ或いは油圧などの駆動源により上下動可能になってい
る。
【0012】上記上型11及び下型12は、上型チェイ
スプレート19及び下型チェイスプレート20によりそ
れぞれ支持されている。また、上記上型チェイスプレー
ト19及び下型チェイスプレート20と上ベース21及
び下ベース22との間には、上下エジェクタピンプレー
ト23,24がそれぞれ設けられている。上記上下エジ
ェクタピンプレート23,24には、半導体装置製造用
基板10や樹脂封止部に突き出して離型させるための上
下エジェクタピン25,26が複数箇所に設けられてい
る。上記上下エジェクタピンプレート23,24は、上
下ベース21,22上に垂設された上下突き当てピン2
7,28が挿通している。該上下突き当てピン27,2
8の周囲には上下コイルスプリング29,30がそれぞ
れ設けられており、上型及び下型チェイスプレート1
9,20をそれぞれ対向する方向に付勢している。従っ
て、型閉じ状態にあるときは、上記上下エジェクタピン
25,26の先端部は金型表面と面一或いは若干突出し
た状態になっており、型開きすると突出するようになっ
ている。また、本実施例では、図示しない駆動源により
下ベース22を上下動させることにより下型12が上下
動してモールド金型を開閉するようになっている。尚、
上記上エジェクタピン25は、必ずしも必要ではなく省
略しても良い。
【0013】31はリリースフィルムであり、ポット1
6からキャビティ13の辺縁に至るパーティング面に沿
って張設される。上記リリースフィルム31は長尺状フ
ィルムが用いられ、上記モールド金型の両側(図1に垂
直方向)に配設されたフィルム搬送機構(図示せず)の
繰り出し側リールより繰り出されて金型面を通過して巻
き取り側リールに巻き取られる。このフィルム搬送機構
は、樹脂封止動作が1回終了する毎に、新たなフィルム
がパーティング面へ供給されるようにリリースフィルム
31を順次搬送する。上記リリースフィルム31は上記
キャビティ13に搬入された半導体装置製造用基板10
の一辺10a側より上記キャビティ13の辺縁13aに
至る樹脂充填用の樹脂路を覆うように張設される。
【0014】また、上記フィルム搬送機構は、本実施例
ではモールド金型のうち上型11側に装備されている。
上記リリースフィルム搬送機構は、上記リリースフィル
ム31上に上記半導体装置製造用基板10を搬入するた
め、上型側パーティング面と若干隙間を形成した状態か
ら、型閉じする際に上動させる必要があることから、上
記繰り出し側リール及び巻き取り側リールなどの搬送機
構は一体となって上下方向に移動可能になっている。
尚、上記フィルム搬送機構は下型側に装備されていても
良く、いずれの場合にもモールド金型とは別に上下動す
るようになっていれば良い。上記リリースフィルム31
は、モールド金型の加熱温度に耐えられる耐熱性、モー
ルド樹脂と容易に剥離できる剥離性、及び半導体装置製
造用基板10や金型面にならって支持される柔軟性等の
機能が要求される。上記リリースフィルム31の素材と
しては、例えばFEPシートフィルム、フッ素樹脂含浸
ガラスクロス、ポリ塩化ビニリジン、ETFE、PET
フィルム等が好適に用いられる。
【0015】また、図1において、下型12の金型ラン
ナ15以外のパーティング面には、エア吸引用のフィル
ム吸着穴32が設けられている(図1破線参照)。この
フィルム吸着穴32は、半導体装置製造用基板10をモ
ールド金型へ搬入する際に、リリースフィルム31が弛
んだり、皺になったりしないように下型12に密着させ
るべくエアを吸引するために設けられている。
【0016】上記リリースフィルム31がモールド金型
に張設された状態を図2及び図3に示す。図2におい
て、上記リリースフィルム31は、ポット16から両側
に設けられたキャビティ13の辺縁13aに至る樹脂路
を覆うようにパーティング面に沿って張設されている。
よって、金型ゲート14,金型ランナ15を含む樹脂路
部分において、モールド樹脂を半導体装置製造用基板1
0に直接接触させることがなくキャビティ13へ圧送す
ることができる。また、上記モールド樹脂が半導体装置
製造用基板10の側面10aにモールド樹脂が侵入して
サイドバリが生ずるのを防止できる。よって、上記半導
体装置製造用基板10上にモールド樹脂の樹脂路となる
長いゲートパターンを形成する必要はなく、しかも該樹
脂路上に不要樹脂剥離を促進するための高価な金属めっ
き、例えば金めっきなどを施す必要もなくなるため、基
板製造工程も簡略化でき、製造コストも低減することが
できる。また、図3に示すように、上記モールド金型に
形成されるキャビティ13に連通する金型ゲート14及
び金型ランナ15の位置は、ポット16側のキャビティ
辺縁13aにおける任意の位置に形成することが可能で
ある。また、上記リリースフィルム31のモールド金型
を覆う領域をキャビティ13にまで広げて、該リリース
フィルム31に樹脂封止用の穴を形成しても良い。
【0017】次に、上記半導体装置製造用基板10の樹
脂封止方法について図1を参照して説明する。先ず、モ
ールド金型を型開きした状態において、下動した下型1
2に形成された複数のポット16に樹脂タブレット17
を装填する。次に、上記下型12を上動させて上型側に
装備されたフィルム搬送機構により繰り出しリール及び
巻き取りリール間で張設されたリリースフィルム31が
下型側パーティング面に密着するまで移動させる。そし
て、上記下型12に設けられたフィルム吸着穴32に吸
引されてフィルム31は下型側パーティング面に吸着さ
れる。このとき、上記リリースフィルム31と上型11
との間には、半導体装置製造用基板10を搬入するた
め、若干の隙間が形成されている。
【0018】次に、半導体素子が搭載された半導体装置
製造用基板10が、図示しないローダーにより保持され
てモールド金型のキャビティ13に搬入される。このと
き、上記半導体装置製造用基板10は、上記リリースフ
ィルム31によりポット側の側面10aよりキャビティ
13の辺縁13aに至る樹脂路が覆われる。そして、上
記下型12を更に上動させると共にフィルム搬送機構を
上動させて、上記リリースフィルム31が上型11のパ
ーティング面に密着するまで上動させ、上記下型12と
上型11により上記半導体装置製造用基板10をクラン
プする。次いでプランジャ18を上動させて、ポット1
6より金型ランナ15,金型ゲート14とリリースフィ
ルム31により形成された樹脂路をモールド樹脂を圧送
して樹脂封止が行われる。
【0019】樹脂モールド後、下型12を下動させて型
開きをすると、上下エジェクタピン25,26がパーテ
ィング面より突き出して半導体装置製造用基板10を上
型11より離型させる。また、フィルム搬送機構も下動
させて半導体装置製造用基板10及びリリースフィルム
31が一体となって下型12に載置されたまま型開きが
行われる。上記半導体装置製造用基板10は、下型12
から離型した状態にあるので、リリースフィルム31と
共に半導体装置製造用基板10を取り出しても良く、或
いはゲートブレイクを行って不要樹脂を分離した後、半
導体装置製造用基板10のみを取り出すようにしても良
い。
【0020】上記構成によれば、リリースフィルム31
は、モールド金型のポット16から両側に設けられたキ
ャビティ13の辺縁13aに至る樹脂路を覆うようにパ
ーティング面に密着して張設され、モールド樹脂を半導
体装置製造用基板10に直接接触させることがなくキャ
ビティ13へ圧送するようにしたので、上記半導体装置
製造用基板10上にモールド樹脂の樹脂路となる長いゲ
ートパターンを形成する必要はないので基板製造工程も
簡略化でき、しかも該樹脂路上に樹脂封止後の不要樹脂
の剥離を促進するための高価な金属めっき、例えば金め
っきなどを施す必要もなくなるため、製造コストを低減
することができる。また、樹脂モールド工程において、
上記モールド樹脂が半導体装置製造用基板10の側面1
0aに侵入してサイドバリが生ずるのを防止できる。ま
た、上記リリースフィルム31は、上記キャビティ13
に連通する金型ゲート14が形成される辺縁13aを全
て覆うように張設可能であるため、金型のゲート位置を
任意に設計しても、樹脂封止後の上記半導体装置製造用
基板10を高品位に製造でき、モールド金型の設計の自
由度を向上させることも可能である。
【0021】以上のように、本発明はマイクロBGAな
どのBGAタイプの半導体装置に適用される半導体装置
製造用基板について説明したが、これら実施例に限定さ
れるものではなく、他のチップサイズパッケージ製造用
基板など種々の半導体装置製造用基板にも適用可能であ
る。また、上記樹脂モールド装置において、モールド金
型は、マルチポットでマルチプランジャを有する場合に
ついて例示したが、シングルプランジャでシングルポッ
トタイプのモールド金型についても適用可能である。ま
た、上記樹脂封止モールド装置は、下型駆動の装置につ
いて説明したが、上型駆動の装置についても適用可能で
ある等、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を
施し得るのはもちろんである。
【0022】
【発明の効果】本発明は前述したように、モールド金型
のポットから前記キャビティの辺縁に至るパーティング
面にフィルムを密着するように張設し、前記半導体装置
製造用基板を前記キャビティに搬入し、該基板の一辺側
より前記キャビティの辺縁に至る樹脂充填用の樹脂路を
前記フィルムで覆った状態で前記モールド金型により前
記半導体装置製造用基板をクランプして樹脂封止するの
で、モールド樹脂を前記半導体装置製造用基板に直接接
触させることがなくキャビティへ圧送できる。よって、
前記半導体装置製造用基板上にモールド樹脂の樹脂路と
なる長いゲートパターンを形成する必要はないので基板
製造工程も簡略化でき、しかも該樹脂路上に樹脂封止後
の不要樹脂の剥離を促進するための高価な金属めっき、
例えば金めっきなどを施す必要もなくなるため、製造コ
ストを低減することができる。また、樹脂モールド工程
において、前記モールド樹脂が前記半導体装置製造用基
板の側面に侵入してサイドバリが生ずるのを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体装置製造用のモールド金型の構成を示す
断面図である。
【図2】図1のモールド金型の樹脂路近傍の拡大説明図
である。
【図3】モールド金型を通過して張設されたフィルムの
説明図である。
【図4】従来の半導体装置の平面図である。
【図5】従来の半導体装置製造用基板の平面図である。
【符号の説明】
10 半導体装置製造用基板 11 上型 12 下型 13 キャビティ 14 金型ゲート 15 金型ランナ 16 ポット 17 樹脂タブレット 18 プランジャ 19 上型チェイスプレート 20 下型チェイスプレート 21 上ベース 22 下ベース 23 上エジェクタピンプレート 24 下エジェクタピンプレート 25 上エジェクタピン 26 下エジェクタピン 27 上突き当てピン 28 下突き当てピン 29 上コイルスプリング 30 下コイルスプリング 31 リリースフィルム 32 フィルム吸着穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の面に半導体素子が搭載され、他方
    の面にはんだボールが形成される半導体装置製造用基板
    を、型開きしたモールド金型のパーティング面へ搬入し
    て樹脂封止する半導体装置製造用基板の樹脂封止方法に
    おいて、 前記モールド金型のポットから前記キャビティの辺縁に
    至るパーティング面にフィルムを張設し、前記半導体装
    置製造用基板を前記モールド金型のパーティング面へ搬
    入し、該基板の一辺側より前記キャビティの辺縁に至る
    樹脂充填用の樹脂路を前記フィルムで覆った状態で前記
    モールド金型により前記半導体装置製造用基板をクラン
    プして樹脂封止することを特徴とする半導体装置製造用
    基板の樹脂封止方法。
  2. 【請求項2】 前記フィルムは、前記モールド金型の両
    側に配設されたフィルム搬送機構の繰り出し側リールよ
    り繰り出し、前記モールド金型のパーティング面を通過
    して巻き取り側リールに巻き取られるように張設された
    長尺状のフィルムを用いたことを特徴とする請求項1記
    載の半導体装置製造用基板の樹脂封止方法。
  3. 【請求項3】 前記フィルム搬送機構は、上型側に装備
    され、前記モールド金型の開閉に応じて上下動可能に装
    備されていることを特徴とする請求項2記載の半導体装
    置製造用基板の樹脂封止方法。
  4. 【請求項4】 前記フィルムは、前記半導体製造用基板
    を前記モールド金型のパーティング面へ搬入する際に、
    前記モールド金型の下型側パーティング面に吸着されて
    いることを特徴とする請求項1記載の半導体装置製造用
    基板の樹脂封止方法。
JP392098A 1998-01-12 1998-01-12 半導体装置製造用基板の樹脂封止方法 Pending JPH11204558A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220022861A (ko) * 2020-08-18 2022-02-28 토와 가부시기가이샤 수지 성형 장치 및 수지 성형품의 제조 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220022861A (ko) * 2020-08-18 2022-02-28 토와 가부시기가이샤 수지 성형 장치 및 수지 성형품의 제조 방법

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