JP2005085832A - 樹脂モールド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 リードフレームとともに粘着フィルムを確実にクランプし、リードフレームの露出面に樹脂ばりを生じさせずに樹脂モールドする。
【解決手段】 複数個の半導体チップが一方の面にマトリクス状に整列して搭載されたリードフレーム10を、リードフレームの他方の面に粘着フィルムを粘着して上型と下型とでクランプし、リードフレームの一方の面を、複数の半導体チップを一括して樹脂モールドする樹脂モールド装置において、前記リードフレーム10を樹脂モールドする上型と下型の一方に、ポット34と前記半導体チップを一括して樹脂モールドするキャビティ12と、キャビティとポットとを接続するゲート20およびランナー36が設けられ、上型と下型の他方に、前記粘着フィルムをクランプ面にエア吸着するエア吸着孔が設けられるとともに、前記キャビティ12の前記ゲート20が接続される辺上に、枝分かれ状に形成されたランナー36を介して均等間隔に複数のゲート20が配置されていることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は樹脂モールド装置に関し、より詳細にはリードフレームにマトリクス状に半導体チップが配置された被成形品を、半導体チップが搭載された片面のみを一括して樹脂モールドする樹脂モールド装置に関する。
半導体装置には、QFN(Quad Flat None lead)、QON(Quad Outline None lead)といった、半導体チップを搭載したリードフレームの片面のみを樹脂モールドし、リードフレームの他方の面は外面をそのまま露出させて製品とするものがある。この半導体装置の露出面にはリードの裏面が露出するから、この露出面をはんだ付け等により実装基板の端子に接合して半導体装置を実装する。したがって、半導体チップを搭載したリードフレームを樹脂モールドした際に、リードフレームの露出面側に樹脂ばりが生じると、実装時に半導体装置と実装基板との電気的接続の信頼性を損なうという問題がある。
QFNあるいはQONといった半導体装置は、きわめて小型に形成することが可能であり、これらの半導体装置を製造する方法として、1枚のリードフレームに多数個の半導体チップをマトリクス状に搭載し、一つのキャビティを用いて半導体チップを一括して樹脂モールドし、樹脂モールド後にモールド樹脂とともにリードフレームを個片に切断して半導体装置とする方法がある。このような製造方法によって半導体装置を製造する場合は、リードの実装面(露出面)に樹脂ばりが生じないようにリードフレームでリードの露出面となる側に粘着フィルムを粘着して、樹脂モールド金型を用いて粘着フィルムとともにリードフレームをクランプして樹脂モールドする方法が提案されている(たとえば、特許文献1、2参照)。
特開2001−170962号公報 特開2003−133500号公報
半導体チップを多数個搭載したリードフレームを一括して樹脂モールドする際に問題となるのが、キャビティ内への樹脂の充填性の問題と、リードフレームの露出面側に生じる樹脂ばりの問題である。
図8は、従来方法でリードフレーム10を樹脂モールドした場合、キャビティの中途まで樹脂を充填した状態でリードフレーム10を樹脂モールド金型から取り出した状態を示す。12はリードフレーム10を樹脂モールドするキャビティ12の配置位置を示す。14は樹脂モールド後に個片に分割されて半導体装置となる単位領域である。単位領域14には各々リードおよびダイパッドが形成されており、半導体チップが各々のダイパッドに搭載されている。図8に示すリードフレーム10では、半導体チップを一括して樹脂モールドするキャビティ領域をリードフレーム10の長手方向に複数配置し、各々のキャビティ12に一つずつ樹脂モールド金型のポットとを連通させる配置としている。
リードフレーム10を樹脂モールドする樹脂モールド金型に設けるゲート20を、従来はキャビティ12の辺方向の全幅に設け、キャビティ12の辺全体からキャビティ12に樹脂を注入するようにしている。しかしながら、このようにキャビティ12の一辺の全幅から樹脂22を注入すると、図のように、キャビティ12の辺方向の中央部分での樹脂22の流れ性が良いために、樹脂22の流れが均等にならず、最終的にキャビティ12の全体に樹脂22を充填した際に、樹脂の未充填や樹脂中にボイドが発生するといった問題が発生するおそれがある。
また、図8に示すように、キャビティ12の全幅にゲート20を配置して樹脂モールドする場合は、ゲート20を配置した部位での上型30と下型32のクランプ力が十分でなくなり、リードフレーム10の露出面側に樹脂ばりが発生する原因になる。図9は上型30と下型32とで粘着フィルム40を介して、半導体チップ11が搭載されたリードフレーム10をクランプした状態を示す。20が下型32に設けたゲート部分、34がポットである。図のように、ゲート20が形成された部位では、リードフレーム10にクランプ力が直接的に作用しないから、リードフレーム10の露出面に粘着フィルム40を粘着してもリードフレーム10の露出面に樹脂ばりが発生することが起こり得る。
本発明は、このようにリードフレーム10にマトリクス状に半導体チップを搭載した被成形品を一括して片面樹脂封止する際に、キャビティ12内に均等に樹脂22を充填することを可能にし、信頼性の高い樹脂モールドを可能にするとともに、リードフレームの露出面に樹脂ばりが生じないように樹脂モールドすることを可能にする樹脂モールド装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は次の構成を備える。
すなわち、複数個の半導体チップが一方の面にマトリクス状に整列して搭載されたリードフレームを、リードフレームの他方の面に粘着フィルムを粘着して上型と下型とでクランプし、リードフレームの一方の面を、複数の半導体チップを一括して樹脂モールドする樹脂モールド装置において、前記リードフレームを樹脂モールドする上型と下型の一方に、ポットと前記半導体チップを一括して樹脂モールドするキャビティと、キャビティとポットとを接続するゲートおよびランナーが設けられ、上型と下型の他方に、前記粘着フィルムをクランプ面にエア吸着するエア吸着孔が設けられるとともに、前記キャビティの前記ゲートが接続される辺上に、枝分かれ状に形成されたランナーを介して均等間隔に複数のゲートが配置されていることを特徴とする。
また、前記ゲートが、前記キャビティ内に配置される半導体チップの配列位置に位置合わせして、列ごとに一つずつ配置されていることにより、キャビティ内にさらに均等に樹脂を充填することができ、リードフレームの外面に樹脂ばりを生じさせずに樹脂モールドすることが可能になる。
また、前記キャビティが、前記リードフレームの長手方向に複数配置され、各々のキャビティに、ランナーおよびゲートを介して一つずつポットが接続されていることを特徴とする。キャビティはリードフレームの全面を一つのキャビティで一括して樹脂モールドするように配置することもできるし、リードフレームの長手方向に複数に分割して設けることもできる。キャビティを複数に分割することでキャビティ内での樹脂の充填性を良好にすることができる。
また、前記リードフレームが、樹脂モールド後に、リードとダイパッドの外面がともにリードフレームの他方の面側で露出すべく設けられ、上型と下型とで前記リードフレームをクランプした際に、前記粘着フィルムが前記リードとダイパッドの外面に粘着すべく設けられていることを特徴とする。
また、前記リードフレームが、樹脂モールド後に、リードの外面がリードフレームの他方の面側で露出し、ダイパッドの外面がリードフレームの一方の面側で露出すべく設けられ、上型と下型とで前記リードフレームをクランプした際に、前記粘着フィルムが前記リードの外面に粘着し、前記ダイパッドの外面が前記キャビティの底面に当接すべく設けられていることを特徴とする。
本発明に係る樹脂モールド装置によれば、キャビティに接続するゲートをキャビティの辺上で均等間隔で複数配置したことにより、リードフレームの側縁近傍でゲートが配置されている部位において確実にリードフレームをクランプすることが可能となり、リードフレームと粘着フィルムとの密着性が良好になることから、リードフレームの露出面に樹脂ばりが生じることを防止して、好適な樹脂モールドを可能にすることができる。
以下、本発明の好適な実施形態について添付図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明に係る樹脂モールド装置の一実施形態の構成を示す平面図である。本実施形態の樹脂モールド装置は、樹脂モールド用の金型を装着したプレス部A、被成形品を供給する供給部B、モールド用の樹脂を供給する樹脂供給部C、樹脂タブレットと被成形品をプレス部Aに搬入するインローダ部D、成形品をプレス部Aから搬出するアンローダ部E、成形品の収納部Fを備える。
プレス部Aでは樹脂モールド金型により被成形品をクランプして樹脂モールドする。本実施形態では被成形品の片面に粘着フィルムを粘着し、粘着フィルムとともに被成形品を上型30と下型32とでクランプして樹脂モールドする。このため、粘着フィルム40を供給する供給ロール42と、使用後の粘着フィルム40を巻き取る巻取りロール44をプレス部Aの前後位置に各々配置し、これと直交する配置にインローダ部Dとアンローダ部Eを、プレス部Aの左右位置に各々配置している。インローダ部Dからプレス部Aに搬入された被成形品は、プレス部Aで粘着フィルム40とともにクランプされて樹脂モールドされ、成形品はアンローダ部Eによってプレス部Aから搬出される。
供給ロール42は長尺状の粘着フィルム40をロール状に巻回したものであり、樹脂モールド操作に応じて供給ロール42から所定長さずつ送り出され、巻取りロール44に巻き取られる。
樹脂モールド金型は上型30のクランプ面は略平坦面に形成され、下型32に被成形品を樹脂モールドするキャビティ12が設けられている。粘着フィルム40は上型30のクランプ面に沿って略平行に供給され、上型30にエア吸着され、クランプ操作によって被成形品に粘着される。
なお、粘着フィルム40は被成形品に粘着する片面側が粘着面となっているもので、粘着面に剥離用の台紙テープが貼着されて提供されている場合は、供給ロール42側に台紙テープを巻き取る台紙巻取りローラが設けられる。なお、台紙テープを必要としない粘着フィルム40の場合には、台紙巻取りローラを設ける必要はない。粘着フィルム40の基材としては、所要の耐熱性、柔軟性、緩衝性を備えたフィルム材が適宜使用でき、たとえば、FEPフィルム、PETフィルム、フッ素含浸ガラスクロス、ポリ塩化ビニリデン、ETFEフィルム、ポリプロピレン等が使用できる。
図2はプレス部Aに設けられる樹脂モールド金型の構成を示す断面図である。図では粘着フィルム40を介してリードフレーム10を上型30と下型32とでクランプした状態を示す。
34がポット、35が金型カル、36が金型ランナーである。粘着フィルム40は、ポット34に対向する金型カル35から被成形品のリードフレーム10が配置される上型30の金型面を覆うように配置されている。38が粘着フィルム40を上型30のクランプ面にエア吸着するためのエア吸着孔である。このエア吸着孔38は金型外に設けたエア吸引機構に連通して設けられている。37はリードフレーム10を金型に位置合わせしてセットするためのガイドピンである。
本実施形態の樹脂モールド装置においてもっとも特徴とする点は、樹脂モールド金型に設けたゲート20の配置にある。
図3に、下型32の平面図を示す。被成形品であるリードフレーム10はポット34の側方に配置され、リードフレーム10を樹脂封止するキャビティ12がリードフレーム10の長手方向に所定間隔をあけて配置されている。ポット34は各々のキャビティ12に合わせて一つずつ配置され、ポット34とキャビティ12とがランナー36およびゲート20を介して接続されている。
ゲート20はリードフレーム10の側縁を横切ってキャビティ12に接続されるもので、本実施形態ではリードフレーム10に搭載されている各々の半導体装置となる単位領域14の列ごとに、一つずつ細幅のゲート20を配置する構成(マルチゲート)としている。すなわち、ランナー36はポット34に接続する基部位置から、ゲート20の配置数に合わせて枝分かれした形状に形成され、ポット34に対向するキャビティ12の辺上にはキャビティ12内に配置される半導体チップの配列位置に合わせて複数個のゲート20が配置される。本実施形態では、単位領域14の列位置の中央にゲート20を配置し、キャビティ12の辺上で等間隔にゲート20を配置した。
図4は、本実施形態の樹脂モールド装置を用いてキャビティ12に樹脂22を充填している状態を示す。図のように、本実施形態の樹脂モールド装置を使用した場合は、キャビティ12に略均等に樹脂22が注入されるようになる。これは、キャビティ12の辺上に、半導体チップが搭載される単位領域14ごとに均等間隔でゲート20を配置したことによるものと考えられる。
また、本実施形態の樹脂モールド装置によってリードフレーム10を樹脂モールドすると、リードフレーム10の露出面となる側に樹脂ばりを生じさせずに確実に樹脂モールドすることが可能となる。
これは、ポット34に面するリードフレーム10の側縁部分については、ゲート20が所定間隔をあけて配置されるから、隣接するゲート20の中間部分21についてはリードフレーム10が上型30と下型32によってクランプされリードフレーム10の露出面側に樹脂22が侵入することを防止するからである。
図5は、図3におけるA−A線断面を示し、リードフレーム10を粘着フィルム40を介して上型30と下型32とでクランプした状態を示す。リードフレーム10のゲート20が配置される側の側縁で隣接するゲート20の中間部分21では、図のように、上型30と下型32とで粘着フィルム40とともにリードフレーム10がクランプされ、粘着フィルム40とリードフレーム10に確実にクランプ力が作用するから、リードフレーム10の側縁部分で露出面側に樹脂22が侵入することが防止され、これによってリードフレーム10の露出面側に樹脂ばりが生じることが防止される。図3に示すように、ゲート20を細幅に形成して隣接するゲート20の中間のクランプ面積を十分に確保するようにすることで、リードフレーム10および粘着フィルム40に対する十分なクランプ力を確保することが可能となる。
図6、7は、本実施形態の樹脂モールド装置を用いてQON((Quad Outline None lead)タイプのリードフレームと、QFN(Quad Flat None lead)タイプのリードフレームを樹脂モールドした状態を拡大して示す。
図6に示すQONタイプのリードフレーム10は、リード10aに対してダイパッド10bが低位に形成され、リード10aの外面に粘着フィルム40を粘着するとともに、キャビティ12にリードフレーム10をセットした際に、キャビティ12の底面にダイパッド10bの外面が当接するように設けられている。リード10aの外面に粘着した粘着フィルム40はリード10aと粘着フィルム40との粘着力によってリード10aの外面に樹脂22が侵入することを防止するように作用する。
このQONタイプのリードフレーム10を樹脂モールドする際には、リードフレーム10に作用するクランプ力がダイパッド10bの反力によって、リード10aに粘着フィルム40を押接させるように作用するから、リード10aと粘着フィルム40との粘着表面積は小さいが、リード10aの外面に粘着フィルム40が密着してリード10aに樹脂ばりを生じさせずに樹脂モールドすることができる。
本実施形態の樹脂モールド装置ではゲート20が配置されるリードフレーム10の側縁部分についても、粘着フィルム40を介してリードフレーム10を確実にクランプするからリード10aの露出面に樹脂ばりが生じることをさらに確実に防止して樹脂モールドすることができる。
図7に示すQFNタイプのリードフレーム10では、リード10aとダイパッド10bとが同じ側に設けられている。したがって、粘着フィルム40はリード10aとダイパッド10bの外面に密着する。粘着フィルム40とリード10aとダイパッド10bとの粘着表面積を比較するとリード10aの粘着表面積の方がダイパッド10bの粘着表面積よりも小さく、ダイパッド10bにくらべてリード10aと粘着フィルム40との密着力が弱くなっている。
本実施形態の樹脂モールド装置においては、ゲート20の位置を被成形品の半導体チップ11の列位置に位置合わせしたことにより、粘着表面積の大きな半導体チップ11が搭載された位置から樹脂が注入され、粘着表面積の小さなリード10aに樹脂22が直接的にあたらないようになるから、リード10aと粘着フィルム40との密着性を確保して樹脂モールドすることができ、QFNタイプのリードフレーム10についても好適な樹脂モールドが可能となる。
また、QFNタイプのリードフレーム10の場合もリードフレーム10のゲート20が配置された側縁部分が確実にクランプされ、これによってもリードフレーム10の露出面側で樹脂ばりが生じることを効果的に防止している。
また、図6に示すQONタイプのリードフレーム10の場合もキャビティ12に注入される樹脂22はリード10aに直接的にあたらず、これによってリード10aと粘着フィルム40との密着性を確保して樹脂ばりが生じないように作用する。
なお、樹脂モールド後に、粘着フィルム40と成形品とを剥離させる方法としては、たとえば、樹脂モールド後に下型32が下降する際に、成形品を下型32でチャックして下型32とともに成形品を下降させ、同時に上型30では粘着フィルム40をエア吸着して上型30の金型面に粘着フィルム40を支持して、型開きとともに、成形品から粘着フィルム40が剥離されるようにすればよい。下型32に成形品をチャックする方法としては、下型32にクランプ爪等のクランプ機構を設ける方法、下型32に成形品をエア吸着して支持する方法等が可能である。
また、本実施形態の樹脂モールド装置は、樹脂モールド装置内に粘着フィルム40の供給機構を設けたことにより、粘着フィルム40を用いた樹脂モールド操作を自動化して効率的な樹脂モールドが可能となる。
また、上述した樹脂モールド装置では上型30を固定側とし下型32を可動側としたが、上型30を可動側、下型32を固定側とする樹脂モールド装置の場合もまったく同様に適用できる。
また、上述した樹脂モールド装置では、複数個の半導体チップを一括して樹脂モールドするキャビティをリードフレームの長手方向に複数配置したが、リードフレームに配置するキャビティの個数やキャビティの大きさ等は適宜選択することが可能である。
本発明に係る樹脂モールド装置の全体構成を示す説明図である。 樹脂モールド金型の構成を示す断面図である。 樹脂モールド金型の構成を示す平面図である。 本発明に係る樹脂モールド装置によりリードフレームを樹脂モールドする状態を示す説明図である。 樹脂モールド金型によりリードフレームを樹脂モールドする状態を示す断面図である。 QONタイプのリードフレームを樹脂モールドする状態を示す断面図である。 QFNタイプのリードフレームを樹脂モールドする状態を示す断面図である。 従来の樹脂モールド装置によりリードフレームを樹脂モールドする状態を示す説明図である。 リードフレームを樹脂モールドする従来の樹脂モールド金型を示す断面図である。
符号の説明
10 リードフレーム
10a リード
10b ダイパッド
11 半導体チップ
12 キャビティ
14 単位領域
20 ゲート
21 中間部分
22 樹脂
30 上型
32 下型
34 ポット
35 金型カル
36 ランナー
38 エア吸着孔
40 粘着フィルム

Claims (5)

  1. 複数個の半導体チップが一方の面にマトリクス状に整列して搭載されたリードフレームを、リードフレームの他方の面に粘着フィルムを粘着して上型と下型とでクランプし、リードフレームの一方の面を、複数の半導体チップを一括して樹脂モールドする樹脂モールド装置において、
    前記リードフレームを樹脂モールドする上型と下型の一方に、ポットと前記半導体チップを一括して樹脂モールドするキャビティと、キャビティとポットとを接続するゲートおよびランナーが設けられ、
    上型と下型の他方に、前記粘着フィルムをクランプ面にエア吸着するエア吸着孔が設けられるとともに、
    前記キャビティの前記ゲートが接続される辺上に、枝分かれ状に形成されたランナーを介して均等間隔に複数のゲートが配置されていることを特徴とする樹脂モールド装置。
  2. 前記ゲートが、前記キャビティ内に配置される半導体チップの配列位置に位置合わせして、列ごとに一つずつ配置されていることを特徴とする請求項1記載の樹脂モールド装置。
  3. 前記キャビティが、前記リードフレームの長手方向に複数配置され、各々のキャビティに、ランナーおよびゲートを介して一つずつポットが接続されていることを特徴とする請求項1または2記載の樹脂モールド装置。
  4. 前記リードフレームが、樹脂モールド後に、リードとダイパッドの外面がともにリードフレームの他方の面側で露出すべく設けられ、
    上型と下型とで前記リードフレームをクランプした際に、前記粘着フィルムが前記リードとダイパッドの外面に粘着すべく設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の樹脂モールド装置。
  5. 前記リードフレームが、樹脂モールド後に、リードの外面がリードフレームの他方の面側で露出し、ダイパッドの外面がリードフレームの一方の面側で露出すべく設けられ、
    上型と下型とで前記リードフレームをクランプした際に、前記粘着フィルムが前記リードの外面に粘着し、前記ダイパッドの外面が前記キャビティの底面に当接すべく設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の樹脂モールド装置。
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