JPH11204450A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH11204450A
JPH11204450A JP10001321A JP132198A JPH11204450A JP H11204450 A JPH11204450 A JP H11204450A JP 10001321 A JP10001321 A JP 10001321A JP 132198 A JP132198 A JP 132198A JP H11204450 A JPH11204450 A JP H11204450A
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JP
Japan
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impurity
semiconductor device
temperature
phosphorus
conductivity type
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JP10001321A
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English (en)
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Yukihiro Kiyota
幸弘 清田
Taro Inada
太郎 稲田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不純物を気相からシリコン中に拡散させる場
合、不純物の性質によって、高濃度化が困難、あるいは
過剰に不純物が吸着してしまう、といった問題がある。 【解決手段】 不純物を含む層を吸着させたあとに、不
純物の外方拡散や再蒸発を抑制あるいは促進するととも
に蒸気圧を変化させる作用を持つ層を付着させることに
よって不純物濃度を制御する。 【効果】 不純物層を吸着した後にO2などを供給する
ことで、N型不純物の場合は不純物単体よりも蒸気圧の
低い化合物を形成して再蒸発を抑制し、より高濃度化を
図ることができた。P型不純物の場合は不純物単体より
も蒸気圧の高い化合物を形成して再蒸発を促進し、過剰
なボロンを除去することができた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は高性能半導体装置及
びその製造方法、特に高濃度の不純物拡散層を低温にて
形成する拡散方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術をPH3ガスを拡散源として
シリコン中にリンを拡散させる例を用いて説明する。図
18は水素雰囲気でシリコン表面の自然酸化膜を除去し
た後にPH3ガスを流してリンを拡散させた試料の、リ
ンプロファイルを示している。いずれの温度においても
リンのピーク濃度は10の20乗/cm3以下であり、
それぞれの温度におけるシリコン中のリンの固溶限に達
していない。ピーク濃度はPH3ガスの分圧を上げるこ
とによって増加するが、10の20乗/cm3以上まで
達することは困難である。なお、本技術はインターナシ
ョナルコンファレンス・オン・ソリッド・ステート・デ
バイセズ・アンド・マテリアルズ1997年pp.11
0ー111(Extended Abstract of the 1997 Internat
ional Conference in Solid State Devices and Materi
als、 pp. 110-111)に述べられている。
【0003】さらに別の従来例をB2H6ガスを拡散源
としてシリコン中にボロンを拡散させる例を用いて説明
する。図19は高真空中でシリコン表面の自然酸化膜を
除去した後にB2H6ガスを流してボロンを拡散させた
試料の、ボロンプロファイルを示している。ボロンのピ
ーク濃度は10の20乗/cm3以上であり、シリコン
中のボロンの固溶限以上に達している。これはシリコン
基板表面に不活性なボロンが蓄積されていることを意味
しており、ボロンの活性化率は低い。なお、本技術はア
プライド・フィジックス・レターズ、56、 pp.1
334ー1335、1990年(Applied Physics Lett
ers、 56、 pp.1334-1335、 (1990))に述べられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のように気
相から不純物を拡散させようとする際には、表面に付着
した不純物の性質によって、リンのように高濃度化が困
難、あるいはボロンのように濃度が高すぎる等の問題が
生じる場合がある。さらに、半導体製造プロセスの低温
化という意味では、上記リン拡散の例のように1000
度以上の拡散温度を必要とするプロセスは実用的ではな
い。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、不純物原子あるいは分子を含む層を付着させた後
に、同一雰囲気中で不純物の外方拡散や揮発を抑制する
原子あるいは分子を付着させた後に熱拡散させることに
よって高濃度不純物拡散層を形成する。あるいは不純物
原子あるいは分子を含む層を付着させた後に、同一雰囲
気中で不純物の外方拡散や揮発を促進する原子あるいは
分子を付着させた後に熱拡散させることによって不活性
な不純物を取り除き活性化率の高い高濃度不純物拡散層
を形成する。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は請求項1、2、3、5、6
に記載した本発明の一実施例であり、水素雰囲気でPH
3ガスを拡散源としてシリコンにリンを拡散させた際の
プロセスタイムチャートである。常圧のチャンバにシリ
コン基板を設置し、窒素によるパージを充分行った後に
チャンバ内を水素で置換した。水素の流量は毎分50リ
ットルである。水素雰囲気でウエハを温度T1まで加熱
して時間t1の間表面の自然酸化膜を除去した後に温度
をリン吸着温度T2まで下げた。ここでT1は800℃
から1000℃、T2は500℃から600℃である。
温度がT2になった時点から時間t2の間1%水素希釈
のPH3ガスを毎分100ミリリットル流し、不純物層
を吸着させた後、ガスをN2Oに切り替え、時間t3の
間不純物吸着層を酸化した。 N2Oガスの流量は毎分
100ミリリットルである。ここでN2Oの代わりにO
2やO3、あるいはClやBrを用いてもよい。その後
再び温度をT3まで上昇させリンをシリコン中に拡散し
た。ここでT3はT1とT2の間の温度が良い。酸素を
供給した場合としない場合のシリコン中のリン分布を図
2に示す。酸素を供給したことによって表面のリン濃度
を20倍程度増加させることができた。
【0007】このプロセスでリンを拡散させた際のシリ
コン表面の模式図を図3に示す。PH3の分解生成物で
あるP、PH、PH2などは基板1に到達し、シリコン
表面に吸着層2を形成する。この吸着層は揮発性が高い
ため、露出している状態で不純物拡散のためのアニール
を行うと、リン吸着層は雰囲気中に脱離してしまい、高
濃度化は困難である。そこでこの吸着層にN2Oなどの
ガスにより酸素を供給することで安定化層3を形成して
からアニールすることで高濃度化を図ることができた。
なお、この安定化層3を形成するためにBr、Clなど
を供給しても同様な効果が得られる。図4はリンおよび
その化合物の蒸気圧曲線である。リンの蒸気圧は600
℃から1000℃程度の拡散温度では非常に高いため、
図3に示した吸着層2はシリコン表面から脱離し、気相
中に再蒸発する確率が高い。一方P2O3、PBr3な
どの化合物の蒸気圧は500℃以上ではリンの蒸気圧よ
り低くなり、シリコン表面に残留する確率が高いため図
3中の安定化層3によって高濃度化を図ることができ
た。リンのシリコン表面への吸着量を示す図5によれば
吸着量は550℃で最大となり、それ以上の温度では再
蒸発によって吸着量が減っていることがわかる。この結
果よりリン吸着温度T2は550℃とすることが高濃度
化に有効である。
【0008】図6は請求項1、2、3、5、6に記載し
た本発明の一実施例であり、リンのさらなる高濃度化を
図った際のタイムチャートである。ガス流量、圧力、温
度などを図1に示した実施例と同様にし、リン吸着、酸
素供給、アニールによるリン拡散、酸化層除去を繰り返
すことによって図7に示すような高濃度拡散層を形成す
ることができた。リン吸着層へ酸素を供給して形成され
る酸化層は水素中のアニールにより容易に除去すること
ができるため、シリコン清浄表面に再びPH3を供給し
てリン吸着層を形成することできた。
【0009】図8は請求項1、2、4、7、8に記載し
た本発明の一実施例であり、水素雰囲気でB2H6ガス
を拡散源としてシリコンにボロンを拡散させた際のプロ
セスタイムチャートである。常圧のチャンバにシリコン
基板を設置し、窒素によるパージを充分行った後にチャ
ンバ内を水素で置換した。水素の流量は毎分50リット
ルである。水素雰囲気でウエハを温度T1まで加熱して
時間t1の間表面の自然酸化膜を除去した後に温度をボ
ロン吸着温度T2まで下げた。ここでT1は800℃か
ら1000℃、T2は500℃から800℃である。温
度がT2になった時点から時間t2の間0.1%水素希
釈のB2H6ガスを毎分100ミリリットル流し、不純
物層を吸着させた後、ガスをN2Oに切り替え、時間t
3の間不純物吸着層を酸化した。 N2Oガスの流量は
毎分100ミリリットルである。ここでN2Oの代わり
にO2やO3、あるいはBrやClを用いてもよい。そ
の後再び温度をT3まで上昇させボロンをシリコン中に
拡散した。ここでT3はT1とT2の間の温度が良い。
酸素を供給した場合としない場合のシリコン中のボロン
分布を図9に示す。ここでT1は900℃、T2は60
0℃、T3は800℃、t1は5分、t2は30分、t
3は3分である。酸素を供給しない場合は表面のボロン
濃度は10の22乗/cm3以上であり、その大部分は
不活性である。酸素を供給したことによって表面のボロ
ン濃度を一桁以上減少させることができ、また活性化率
を90%以上に向上することができた。
【0010】このプロセスでボロンを拡散させた際のシ
リコン表面の模式図を図10に示す。B2H6の分解生
成物であるB、BH、BH2、BH3などは基板4に到
達し、シリコン表面に吸着層5を形成する。この吸着層
は揮発性が低いため、この状態で不純物拡散のためのア
ニールを行っても雰囲気中に外方拡散することはなく、
シリコン表面に残留する。その結果、不活性なボロンが
表面に蓄積され表面モフォロジーの悪化などの問題を引
き起こす可能性がある。そこでこの吸着層にN2Oなど
のガスにより酸素を供給することで揮発性の高い安定化
層6を形成してからアニールすることで不活性なボロン
を除去し、活性化率の高い高濃度拡散層を形成すること
ができた。なお、この安定化層6を形成するためにB
r、Clなどを供給しても同様な効果が得られる。図1
1はボロンおよびその化合物の蒸気圧曲線である。ボロ
ンの蒸気圧は600℃から1000℃程度の拡散温度で
は非常に低いため、図10に示した吸着層5はシリコン
表面に残留し、雰囲気中に脱離することは少ない。しか
し、O2やBrを供給することでボロンよりも蒸気圧の
高いB2O3、BBr3などの安定化層6を形成するこ
とで、シリコン表面から不活性なボロンを除去すること
ができた。
【0011】図12から15は請求項9および10に示
した本発明の一実施例であり、容量素子の下部電極とな
る多結晶シリコン中にリンを拡散して高濃度化を図った
王冠型容量素子の工程図である。図12のような化学的
気相堆積法による非晶質リンドープシリコンから成る王
冠形状10を形成した。これは容量素子の下部電極とな
るものである。非晶質シリコン中のリン濃度は1かける
10の20乗/cm3から2かける10の20乗/cm
3程度が良い。その後、アニールを行い多結晶化させる
と図13に示すように表面に半球状の結晶粒11が形成
された。アニール温度は600℃から800℃、圧力は
10のマイナス6乗パスカルから10パスカル程度であ
る。この処理により下部電極の表面積を増大させ、より
大きい容量値を得ることができる。この半球状結晶粒に
は非晶質シリコン中のリンが十分拡散しないため、リン
濃度は10の20乗/cm3以下である。半球状結晶粒
中のリン濃度が十分でない場合は所期の容量値を得られ
ない、という問題を引き起こす。そこで請求項1に記載
した方法によりリンを半球状結晶粒中に拡散させた。す
なわち、常圧のチャンバに容量素子の下部電極を形成し
たシリコン基板を設置し、窒素によるパージを充分行っ
た後にチャンバ内を水素で置換した。水素の流量は毎分
50リットルである。水素雰囲気でウエハを900℃ま
で加熱して5分間表面の自然酸化膜を除去した後に温度
をリン吸着温度の550℃まで下げた。その後15分間
水素と共に1%水素希釈のPH3ガスを毎分100ミリ
リットル流し、不純物層を吸着させた後、ガスをO2に
切り替え、5分間不純物吸着層を安定化させるための層
を形成した。 O2ガスの流量は毎分10ミリリットル
である。その後再び温度を800℃まで上昇させリンを
多結晶シリコン中に拡散した。その結果結晶粒中のリン
濃度を2かける10の20乗/cm3程度にすることが
できた。なお、この処理は非晶質シリコン表面に半球状
結晶粒を形成するためのアニールと同時に行っても良
い。すなわち、非晶質リンドープシリコンから成る王冠
形状10を形成した後に常圧のチャンバにウエハを設置
し、アニールを行って半球状結晶粒を形成する際に同時
にPH3ガスを供給すれば同様の効果を得ることができ
た。その後図14に示すように容量用の絶縁膜12およ
び上部電極13となるリンドープ多結晶シリコンを堆積
し、容量素子を形成した。図15は本発明の効果を示す
もので得られた容量の測定値を示している。本発明を用
いて半球状結晶粒に高濃度のリンを拡散したことで、従
来の1.3倍の容量値が得られた。
【0012】図16は請求項11に示した本発明の一実
施例であり、容量素子とMOS型トランジスタから成る
メモリ素子である。図15に示したように本発明により
容量値を増大させたため、信号電圧が大きくとれ、安定
な動作を実現することができた。
【0013】図17は請求項12に示した本発明一実施
例を示すもので本発明による半導体装置を用いた計算機
である。本実施例は本発明を実施したシリコン半導体集
積回路を、命令や演算を処理するプロセッサ500が複
数個並列に接続された高速大型計算機に適用した例であ
る。本実施例では、本発明を実施した高速シリコン半導
体集積回路の集積度が高いため、命令や演算を処理する
プロセッサ500や、システム制御装置501や主記憶
装置502などを、一辺が10〜30mmのシリコン半
導体チップで構成できた。主記憶装置502の中には請
求項9乃至11に記載した半導体装置が用いられてい
る。これら命令や演算を処理するプロセッサ500と、
システム制御装置501と、化合物半導体集積回路から
成るデータ通信インターフェイス503を同一セラミッ
ク基板506に実装した。また、データ通信インターフ
ェイス503と、データ通信制御装置504を同一セラ
ミック基板507に実装した。これらセラミック基板5
06並びに507と、主記憶装置502を実装したセラ
ミック基板を大きさが一辺約50cm程度、あるいはそ
れ以下の基板に実装し、大形計算機の中央処理ユニット
508を形成した。この中央処理ユニット508内デー
タ通信や複数の中央処理ユニット間データ通信、あるい
はデータ通信インターフェイス503と入出力プロセッ
サ505を実装した基板509との間のデータ通信は、
図中の両端矢印線で示される光ファイバ510を介して
行われた。この計算機では、命令や演算を処理するプロ
セッサ500やシステム制御装置501や主記憶装置5
02などのシリコン半導体集積回路が並列に高速で動作
し、また、データの通信を光を媒体として行ったため
に、1秒間当りの命令処理回数を大幅に増加することが
できた。
【0014】
【発明の効果】気相拡散法における10の20乗/cm
3以上の高濃度領域における不純物濃度の制御性を向上
させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示すプロセスタイムチ
ャート。
【図2】本発明の第一の実施例を示す不純物プロファイ
ル。
【図3】本発明の第一の実施例を示す表面反応模式図。
【図4】本発明の第一の実施例を示す蒸気圧曲線。
【図5】本発明の第一の実施例を示すリン吸着曲線。
【図6】本発明の第二の実施例を示すプロセスタイムチ
ャート。
【図7】本発明の第二の実施例を示す不純物プロファイ
ル。
【図8】本発明の第三の実施例を示すプロセスタイムチ
ャート。
【図9】本発明の第三の実施例を示す不純物プロファイ
ル。
【図10】本発明の第三の実施例を示す表面反応模式
図。
【図11】本発明の第三の実施例を示す蒸気圧曲線。
【図12】本発明の第四の実施例を示す容量素子の製造
工程図。
【図13】本発明の第四の実施例を示す容量素子の製造
工程図。
【図14】本発明の第四の実施例を示す容量素子の製造
工程図。
【図15】本発明の第四の実施例を示す容量素子の容量
値。
【図16】本発明の第五の実施例を示すメモリ素子の断
面図。
【図17】本発明の第六の実施例を示す大型計算機。
【図18】従来例を示す不純物プロファイル。
【図19】従来例を示す不純物プロファイル。
【符号の説明】
1・・半導体基板、2・・リン不純物吸着層、3・・安
定化層、4・・半導体基板、5・・ボロン不純物吸着
層、6・・安定化層、10・・多結晶シリコンから成る
容量素子下部電極、11・・半球状結晶粒、12・・容
量素子絶縁膜、13・・多結晶シリコンから成る容量素
子上部電極、14・・ビット線、15・・ワード線、1
6・・容量素子、17・・ソースドレイン、500・・
シリコン半導体集積回路から成る命令や演算を処理する
プロセッサ、501・・シリコン半導体集積回路から成
るシステム制御装置、502・・シリコン半導体集積回
路から成る主記憶装置、503・・化合物半導体集積回
路から成るデータ通信インタフェイス、504・・デー
タ通信制御装置、505・・入出力プロセッサ、506
・・セラミック基板、507・・セラミック基板、50
8・・中央処理ユニット、509・・入出力プロセッサ
実装基板、510・・データ通信用光ファイバ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板に該半導体基板とは反対の導電
    型を示す不純物を導入して拡散層を形成する不純物拡散
    法において、半導体表面を清浄化して活性にする工程
    と、不純物原子あるいは分子を含む層を付着させる工程
    と、同一雰囲気中で不純物の外方拡散や揮発を抑制、あ
    るいは促進する作用を持つ原子あるいは分子を含む層を
    付着させる工程と、熱拡散によって該不純物を該半導体
    基板中に拡散させる工程を含むことを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  2. 【請求項2】上記半導体基板がシリコンであることを特
    徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】上記反対導電型を示す不純物が、ヒ素、リ
    ン、アンチモンなどのN型を示す不純物であることを特
    徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】上記反対導電型を示す不純物が、ボロン、
    ガリウム、インジウムなどのP型を示す不純物であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】上記不純物の外方拡散を抑制する原子ある
    いは分子が、上記反対導電型を示す不純物と反応して、
    該反対導電型を示す不純物よりも蒸気圧の低い物質を形
    成する作用を持つものであることを特徴とする請求項1
    乃至4記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】上記反対導電型を示す不純物よりも蒸気圧
    の低い物質が、P2O3、P2O5、PBr3、PCl3
    であることを特徴とする請求項5記載の半導体装置の製
    造方法。
  7. 【請求項7】上記不純物の外方拡散を促進する原子ある
    いは分子が、上記反対導電型を示す不純物と反応して、
    該反対導電型を示す不純物よりも蒸気圧の高い物質を形
    成する作用を持つものであることを特徴とする請求項1
    乃至4記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】上記反対導電型を示す不純物よりも蒸気圧
    の高い物質が、B2O3、BBr3、BCl3であるこ
    とを特徴とする請求項7記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8記載の製造方法を用いて不
    純物拡散層を形成したことを特徴とする半導体装置。
  10. 【請求項10】上記半導体装置が多結晶シリコンを用い
    た容量素子であることを特徴とする請求項9記載の半導
    体装置。
  11. 【請求項11】上記半導体装置が多結晶シリコンを用い
    た容量素子とMOS型トランジスタからなるメモリ装置
    であることを特徴とする請求項9記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】上記半導体装置が大型計算機で使用され
    ることを特徴とする請求項9乃至11のいずれかに記載
    の半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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