JPH11204368A - 金属化フィルムチップコンデンサ - Google Patents

金属化フィルムチップコンデンサ

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JPH11204368A
JPH11204368A JP10014775A JP1477598A JPH11204368A JP H11204368 A JPH11204368 A JP H11204368A JP 10014775 A JP10014775 A JP 10014775A JP 1477598 A JP1477598 A JP 1477598A JP H11204368 A JPH11204368 A JP H11204368A
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JP
Japan
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metallikon
layer
range
capacitor
metallikon layer
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JP10014775A
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English (en)
Inventor
Tamio Miyauchi
民雄 宮内
Kazuo Muroga
和夫 室賀
Kiichiro Nakamura
喜一郎 中村
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Lincstech Circuit Co Ltd
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Hitachi AIC Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外装レス大容量の湿式フィルムチップコンデ
ンサの外形変形を防止し、耐湿性,耐熱性及び誘電正接
特性を改良し、外部電極の接続信頼性の高い湿式コンデ
ンサを得ることを目的とすること。 【解決手段】 上記の目的を達成する手段として、コン
デンサ素子5の端面6に第1メタリコン層8構成成分に
アルミニウム70〜90%の範囲,シリカ10〜30%
の範囲を用い、さらに第2メタリコン層9構成成分とし
て錫90〜96%の範囲,亜鉛2.5〜6%の範囲,残
部が銅,Sbからなるメタリコン材料を採用することに
より、耐湿性,耐熱性の向上を図るとともに、誘電正接
の改善も実現しようとするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属化フィルムチ
ップコンデンサの製造方法の改良に関する。特に大容量
の無外装湿式金属化フィルムチップコンデンサに関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近、電子機器のパッケージ技術の急速
な進展にともない、インターネット,パソコン通信など
通信網の発達により電子部品の小型化,高機能化が求め
られ、フィルムコンデンサもこの例にもれず、フィルム
チップ大容量(0.1〜2.0μFの範囲)のチップ化
率が急速に上昇しているが、しかし、前記金属化プラス
チックフィルム11の融点が低く、リフロー法,はんだ
付け等において耐熱性が劣るとともに、特性の劣化,外
形の変形,メタリコン層のクラック22発生等の問題が
あり、大容量のフィルムチップ化率が他のコンデンサに
比較してなかなか進展しなく、低かった。
【0003】また、金属化フィルムコンデンサは、一般
的に誘電体であるプラスチックフィルム11にアルミニ
ウムの金属を蒸着して、金属薄膜を形成し、この金属薄
膜を内部電極12とした金属化プラスチックフィルム1
3を用いている(図2参照のこと。)。
【0004】次いで、前記金属化プラスチックフィルム
13を複数枚重ね合せ、互にズラシ巻回し得たコンデン
サ素子15とし、このコンデンサ素子15の両端面16
に金属微粒子を吹き付け、外部電極17としたコンデン
サ素子15を形成し、このメタリコン付きコンデンサ素
子15に含浸剤15Aを充てんし、これにリード線をは
んだ付けしたり、リードフレームを溶接し、さらに、は
んだ付けの場合の熱遮蔽や耐湿性の向上を目的とするた
めに外包材料としては、熱硬化性ポリマーとしては、エ
ポキシ樹脂を用いて、前記コンデンサ素子15全体を被
覆しているが固化に時間を要する問題があった。
【0005】また、従来の技術においては、ポリスチレ
ン,ポリエチレン等が主に用いられ、軟化温度は100
〜140℃程の範囲である。
【0006】次いで、メタリコンとしては、誘電体であ
るプラスチックフィルム11をメタリコンの溶射熱より
保護し、特性の劣化を防止するとともに、蒸着した金属
であるアルミニウムとの物理的接触の付着強度を確保す
るために、融点が160℃〜260℃の範囲からなる合
金と亜鉛と鉛等の単一金属を用いている(図2参照のこ
と。)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年さらに小
型化,軽量化を図るために、外包材料の熱硬化性ポリマ
ーとしては、エポキシ樹脂でコンデンサ素子全体を被覆
していない、いわゆる無外装形湿式フィルムコンデンサ
が用いられることにより、
【0008】例えば、第1の課題として、メタリコンの
融点が160〜260℃の範囲の合金であるはんだ(P
b81〜85.5%,Sn9〜11.0%,Zn,A
g,Sb)を用いた場合、フローやリフロー法により、
プリント配線板にはんだ付けした場合、メタリコンが溶
融し、電気的な接続特性劣化を起し、
【0009】また、前記融点以下でも拡散反応により、
周囲のはんだに溶け出し、容量減少、断線事故を起す問
題があった。
【0010】次いで、第2の課題としては、メタリコン
材料として、亜鉛を用いた場合には、環境劣化を起し、
誘電体であるプラスチックフィルム11の表面に形成し
た蒸着薄膜との接続不良が発生し、絶縁劣化,誘電正接
の増加,容量減少及び断線事故等を起す問題があった
(図2参照のこと。)。
【0011】次いで、第3の課題としては、鉛を用いた
場合には、蒸着金属であるアルミニウムに対して接続性
が悪く、急速充放電に適してなく、また、稼動初期に正
常な誘電正接特性が得られないという問題があった。
【0012】次いで、第4の課題としては、厚さ10〜
15μm程の第1メッキ層に、ニッケルメッキ、また、
厚さ15〜25μm程の第2メッキ層に、はんだメッキ
を施す場合に、前記コンデンサ素子15,端面16、中
央部がメッキ薄く析出するため、クラック22が起ると
いう問題があった(図3参照のこと。)。
【0013】従って、本発明の目的は、上述の問題を解
決するとともに、特に、メタリコンによる外部電極7の
構成を改良し、耐熱性,耐湿性及び電気的特性の劣化の
ない湿式金属化フィルムチップコンデンサ10を提供す
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、プラスチックフィルム1の表面にアルミ
ニウムを蒸着して、内部電極2を形成した金属化プラス
チックフィルム3を用い、前記金属化プラスチックフィ
ルム3を互にズラシ重ね合せて巻回後、耐熱性絶縁シー
ル用フィルム4を挿入巻回してコンデンサ素子5を設
け、このコンデンサ素子5の両端面6に外部電極7とな
るメタリコン微粒子を用い、メタリコン層を形成し得た
湿式金属化フィルムチップコンデンサにおいて、前記メ
タリコン層は、第1メタリコン層8と第2メタリコン層
9から構成され、この第1メタリコン層8の成分は、ア
ルミニウム70〜90%の範囲で、残部のシリカは10
〜30%範囲からなる材料を用い、前記第1のメタリコ
ン層8の厚さを110〜130μmに構成することを特
徴とする湿式金属化プラスチックフィルムチップコンデ
ンサ10を提供するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】この発明の金属化フィルムチップ
コンデンサ10は、厚さ2.0〜4.0μmの範囲のプ
ラスチックフィルム1を用い、この表面にアルミニウム
を蒸着して内部電極2を形成、しかる後に、前記金属化
プラスチックフィルム3をズラシ重ね合せて巻回しコン
デンサ素子5を構成後、この両端面6にメタリコン2層
構造からなる外部電極7を構成し、この第1メタリコン
層8の成分をアルミニウム70〜90%の範囲、残部が
シリカ10〜30%の範囲で、この第1メタリコン層8
の厚さを110〜130μmの範囲に形成、
【0016】しかる後に、第2メタリコン層9の成分を
錫(Sn)90.0〜96.0%の範囲、亜鉛(Zn)
2.5〜6.0%の範囲、銅1.0〜2.5%の範囲、
Sb0.5〜1.5%の範囲で、この第2メタリコン層
9の厚さを300〜400μmの範囲に形成することに
より、耐熱性,耐湿性及び電気的な接続、特性等の改良
を行うものである。
【0017】
【実施例】以下、この発明の一実施例を示す図1に基づ
いて説明する。
【0018】(実施例1)以下に、この発明の実施例を
示す図1において、まずポリフェニレンスルフィド1に
内部電極2であるアルミニウムを蒸着して、金属薄膜を
形成した金属化ポリフェニレンスルフィド3を2枚用
い、これを互にずらし巻回し、最外周に耐熱性絶縁シー
ル用フィルム4を蒸着したコンデンサ素子5を形成す
る。
【0019】次いで、前記コンデンサ素子5の端面6に
メタリコン層の2層構造からなる外部電極7を構成し、
この2層構造は、第1メタリコン層8と第2のメタリコ
ン層9より構成する。
【0020】次いで、前記第1のメタリコン層8は、厚
さ110〜130μmの範囲で、好適は120μmであ
り、また、前記第1メタリコン層8の厚さ110μm未
満では、第1メタリコン層8とコンデンサ素子5の端面
6との付着強度低下を起し、さらに130μmを超すと
電気アーク溶射の熱量が蓄積され、金属薄膜が熱劣化を
起すためいずれも適していない。
【0021】次いで、前記第1メタリコン層8の成分
は、アルミニウム70〜90%の範囲、残部がシリカ1
0〜30%の範囲にて、構成され温度の液相線580℃
であり、前記、アルミニウム70%未満になると、線材
の硬度が上昇し作業性に不都合が起き、また、90%を
超えると第1メタリコン層8を平滑に構成するのが難し
くなり、いずれも適していない。
【0022】次いで、前記第1のメタリコン層8のシリ
カ10〜30%の範囲にて構成され、また、10%未満
になると融点が最高約600℃まで上昇し、内部電極2
であるアルミニウム金属薄膜を損傷して、付着強度が低
下し、電気的な特性劣化を起すため適してない。
【0023】次いで、前記第1メタリコン層8の構成に
おいて、直径1.2φmmの線材を用い、電気アーク溶射
方法により、前記コンデンサ素子5の端面6に厚さ11
0〜130μmの範囲に形成する。
【0024】この電気アーク溶射条件は、印加電圧が1
9〜21V.D.Cの範囲,吹付圧空圧力を4.5〜
5.5kg/cm2の範囲,流量が1.55〜1.65m3
分の範囲,線材の送りを45〜55mm/秒の範囲,溶射
距離を190〜210mmの範囲,溶射速度を45〜55
mm/秒の範囲とする。
【0025】次いで、前記第1のメタリコン層8の上に
厚さ300〜400μmの範囲に線径1.6mmを用い、
第2メタリコン層9を構成し、また前記第2メタリコン
層9の厚さ300μm未満の場合には、物理的な付着強
度の低下と熱劣化を起し、さらに400μmを超えた場
合には、外形寸法が大きくなり小型化等に適していな
い。
【0026】次いで、前記第2メタリコン層9の成分
は、錫(Sn)90.0〜96.0%の範囲で好適は9
4%であり、また90%未満になると、線材の硬度がア
ップし、線材送りに問題が起き、さらに96.0%超え
ると電気アーク溶射方法にて第2メタリコン層9を構成
するのに不都合が起り、いずれも適していない。
【0027】次いで、亜鉛(Zn)2.5〜6.0%の
範囲で、好適は3%程であり、銅(Cu)は1.0〜
2.5%の範囲で好適は2%程であり、Sbは0.5〜
1.5%の範囲で好適は1%程である。また、温度液相
線は約311.5℃程で電導率は約13.5%程であ
る。
【0028】次いで、前記第2メタリコン層9を構成す
る電気アーク溶射条件は、前記第1メタリコン層8を構
成する場合と同一であるが線送りが異なり、第1電気ア
ーク溶射機を線材1.6mmφで送りが30mm/秒とし、
第2電気アーク溶射機を線材1.6mmφで送りが60mm
/秒である。
【0029】次いで、本発明にて主に以下の様に改良さ
れたので記載する。
【0030】その第1として、メタリコン成分に鉛を用
いないために、アルミニウム蒸着金属薄膜との電気的な
接続性が改良され、さらに物理的な付着強度が向上し外
形の変形等も防止出来るようになった。
【0031】その第2として、メタリコン成分に亜鉛を
用いないために環境劣化を防止し、耐湿性(85℃,8
5%,1000Hr以上)電気的な特性(誘電正接,絶
縁抵抗,断線等)が向上し得た。
【0032】その第3として、メタリコン成分に、はん
だ合金(鉛85%,錫10%,その他5%)を用いない
ために、フロー,リフロー及びはんだ付けした場合にメ
タリコン層が温度240℃にて溶融することなく電気的
な特性劣化を防止でき得た。
【0033】その第4として、前記コンデンサ素子5の
熱劣化を防止可能なために図4に周波数と誘電正接につ
いて示す様に周波数1KHzの場合に誘電正接の値が
0.5%から0.4%に向上し得た。
【0034】次いで、前記第2メタリコン層9を構成
し、しかる後に、メタリコンのバリ,突起を物理的に除
去し、その後、このコンデンサ素子5に金属化プラスチ
ックフィルム3のフィルム厚さ1μmに対し80V.D
Cの電圧を1秒間程印加処理する。
【0035】次いで、前記メタリコン付きコンデンサ素
子5に含浸剤(エポキシ樹脂)5Aを4〜6時間真空加
圧含浸を施し、その後機械的な分離機を用い、余剰な含
浸剤5Aを除去する。しかる後、温度110〜140℃
の範囲,2〜5時間程加熱して仮硬化し、さらに温度1
40〜190℃の範囲で、加熱を14〜18時間の範囲
で行い本硬化する。
【0036】次いで、上記第2メタリコン層9面上をエ
ンドミルの刃を用い、平滑に切削研磨し、外部電極7を
構成し得た本発明の金属化フィルムチップコンデンサ1
0が得られるものである。
【0037】金属化プラスチックフィルム3としては、
ポリフェニレンスルフィドフィルムの他に耐熱性フィル
ムとして、ポリイミドフィルム,アラミドフィルム,ポ
リチレンナフタレートフィルムを用いても前記と同一な
効果が得られる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、コンデンサ素子5の端
面6に第1メタリコン層8構成成分にアルミニウム70
〜90%の範囲,シリカ10〜30%の範囲,さらに第
2のメタリコン層9の構成成分に錫90〜96.0%の
範囲,亜鉛2.5〜6.0%の範囲,残部を銅1.0〜
2.5%,Sb0.5〜1.5%の範囲を用いることに
より、従来技術23よりも耐湿性(1000Hr以上)
と耐熱性(220℃→240℃)が向上し、さらに図4
に示すように周波数1KHzの場合に、誘電正接0.1
%改良出来得、コンデンサ素子5とメタリコン層との接
触が大きく改善されるため非常に信頼性の高いフィルム
チップコンデンサ10を得ることが実現し、産業上寄与
する効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面図。
【図2】従来の技術に係る金属化フィルムチップコンデ
ンサを示す断面図。
【図3】従来の技術に係る故障外部電極を示す模式断面
図。
【図4】本発明の周波数に対する誘電正接の変化を示
す。
【符号の説明】
1…プラスチックフィルム 2…内部電極 3…金属化
プラスチックフィルム 4…耐熱性絶縁シール用フィルム 5…コンデンサ素子 5A…含浸剤(エポキシ樹脂) 6…端面 7…外部電
極 8…第1メタリコン層 9…第2メタリコン層 10…本発明の金属化フィルムチップコンデンサ 11…プラスチックフィルム 12…内部電極 13…金属化フィルムチップコンデンサ 14…絶縁シ
ール用フィルム 15…コンデンサ素子 15A…含浸剤 16…端面
17…外部電極 18…第1メタリコン層 19…第2メタリコン層 2
0…第1メッキ層 21…第2メッキ層 22…クラック 23…従来の技術に係る金属化フィルムチップコンデン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】(実施例1)以下に、この発明の実施例を
示す図1において、まずポリフェニレンスルフィド1に
内部電極2であるアルミニウムを蒸着して、金属薄膜を
形成した金属化ポリフェニレンスルフィド3を2枚用
い、これを互にずらし巻回し、最外周に耐熱性絶縁シー
ル用フィルム4を巻着したコンデンサ素子5を形成す
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 喜一郎 長野県上水内郡信州新町155番地の2 日 立エーアイシー株式会社新町コンデンサ社 内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチックフィルム(1)の表面にア
    ルミニウムを蒸着して、内部電極(2)を形成した金属
    化プラスチックフィルム(3)を用い、前記金属化プラ
    スチックフィルム(3)を互にズラシ重ね合せて巻回後
    耐熱性絶縁シール用フィルム(4)を挿入巻回してコン
    デンサ素子(5)を設け、このコンデンサ素子(5)の
    両端面(6)に外部電極(7)となるメタリコン微粒子
    を用い、メタリコン層を形成し得た湿式金属化フィルム
    チップコンデンサにおいて、前記メタリコン層は、第1
    メタリコン層(8)と、第2メタリコン層(9)から構
    成され、この第1メタリコン層(8)の成分はアルミニ
    ウム70〜90%範囲、残部のシリカは、10〜30%
    範囲からなる材料を用い、前記第1メタリコン層(8)
    の厚さを110〜130μmに構成することを特徴とす
    る湿式金属化フィルムチップコンデンサ(10)。
  2. 【請求項2】 請求項1において、プラスチックフィル
    ム(1)がポリフェニレンスルフィドまたはポリエチレ
    ンテレフタレートで、この厚さを2〜4μmの範囲であ
    ることを特徴とする湿式金属化フィルムチップコンデン
    サ(10)。
  3. 【請求項3】 請求項1において、外部電極(7)はメ
    タリコン層2層の構成から成り、前記メタリコン2層の
    うち第1メタリコン層(8)がアルミニウム70〜90
    %の範囲、残部がシリカ10〜30%の範囲の材料で構
    成され、前記第2メタリコン層(9)の成分は、錫(S
    n)90.0〜96.0%の範囲、亜鉛(Zn)2.5
    〜6.0%の範囲、銅1.0〜2.5%の範囲、Sb
    0.5〜1.5%の範囲の材料で構成され、この第2メ
    タリコン層(9)の厚さが300〜400μmの範囲に
    構成されて成ることを特徴とする湿式金属化フィルムチ
    ップコンデンサ(10)。
JP10014775A 1998-01-12 1998-01-12 金属化フィルムチップコンデンサ Pending JPH11204368A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011044618A (ja) * 2009-08-22 2011-03-03 Nichicon Corp 電極箔型フィルムコンデンサ
JP2014183158A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Nichicon Corp 金属化フィルムコンデンサ
WO2023189919A1 (ja) * 2022-03-30 2023-10-05 ルビコン株式会社 コンデンサおよびその製造方法

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