JPH11204329A - リニアソレノイドアクチュエータ - Google Patents

リニアソレノイドアクチュエータ

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Publication number
JPH11204329A
JPH11204329A JP373898A JP373898A JPH11204329A JP H11204329 A JPH11204329 A JP H11204329A JP 373898 A JP373898 A JP 373898A JP 373898 A JP373898 A JP 373898A JP H11204329 A JPH11204329 A JP H11204329A
Authority
JP
Japan
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mover
linear solenoid
solenoid actuator
iron core
stator
Prior art date
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Pending
Application number
JP373898A
Other languages
English (en)
Inventor
Eisuke Kato
英介 加藤
Junya Kimoto
順也 木本
Kazuo Hanai
一生 花井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisan Industry Co Ltd filed Critical Aisan Industry Co Ltd
Priority to JP373898A priority Critical patent/JPH11204329A/ja
Publication of JPH11204329A publication Critical patent/JPH11204329A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F7/00Magnets
    • H01F7/06Electromagnets; Actuators including electromagnets
    • H01F7/08Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
    • H01F7/16Rectilinearly-movable armatures
    • H01F7/1607Armatures entering the winding
    • H01F2007/163Armatures entering the winding with axial bearing

Landscapes

  • Electromagnets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気回路のリラクタンスを小さくし有効磁束
を増やす。動作抵抗を小さくする。可動子のセンタリン
グをする。応答性を上げる。 【解決手段】 固定子1の円筒部14から内径側に突出
する径方向突出部15が、4つの鼓形ローラ3Aを転動
可能に支承する。ローラ3Aは可動子2の上下動の動作
抵抗を小さくするころがり軸受として作用する。磁性材
料のローラ3Aは径方向突出部15の内径部と、可動子
2の外径部つまり永久磁石22や可動鉄心23の外径部
との間のリラクタンスを小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はソレノイドバルブに
用いるのに好適なリニアソレノイドアクチュエータに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ラッチ期間中に電力を消費せずか
つ故障しにくいラッチ構造を持ったリニアソレノイドア
クチュエータが特開平7−37461号公報で公知であ
る。
【0003】このリニアソレノイドアクチュエータは、
図6に示すように、軸対称の強磁性体からなる固定子1
00と、この固定子100の軸中心を可動に貫く軸対称
の可動子101と、可動子101を囲んで配置されたソ
レノイド状の励磁コイル102とからなり、励磁コイル
102に電流を流して固定子100と可動子101とで
形成される磁気回路を励磁し、電磁力によって可動子1
01が軸方向に駆動されるソレノイドアクチュエータに
おいて、固定子100が、両端の蓋部103,104と
これらを連結する円筒部とからなる缶状のフレーム10
5、円筒部の軸方向中央部の内径側に突出するリング状
の径方向突出部106及び両方の蓋部中央から内側に向
かって軸方向に突出する円筒状の2つの軸方向突出部1
07,108からなり、可動子101が、フレーム10
5の両方の蓋部103,104の中心と軸方向突出部1
07,108とを可動に貫通する非磁性体からなる棒状
の軸109及びこの軸の軸方向中央部に固定して取り付
けられた筒状の可動子鉄心110からなり、励磁コイル
102が、フレーム105の一方の蓋部と径方向突出部
との間の空間に設けられた第1の励磁コイル111及び
径方向突出部と他方の蓋部との間の空間に設けられた第
2の励磁コイル112からなり、径方向突出部の最内径
面が可動子鉄心の外径面に空隙を隔てて対向し、一方の
軸方向突出部と可動子鉄心との間の空隙である第1の空
隙113と他方の軸方向突出部と可動子鉄心との空隙で
ある第2の空隙114との空隙長の和が可動子101の
移動可能距離以上の所定の値に設定されてなり、径方向
突出部106の一部が半径方向に磁化された永久磁石1
15からなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記図6に示す従来技
術では、固定子の径方向突出部の最内径面と可動子鉄心
の外径面とを隔てる空隙のリラクタンス(磁気抵抗)が
磁路の有効磁束を減少させるという問題点があった。
【0005】リラクタンスを減少させるために固定子の
径方向突出部の最内径面を可動子鉄心の外径面に接触さ
せると固定子と可動子鉄心間の摺動抵抗になり、可動子
の動作抵抗が増大するため好ましくない。
【0006】そこで、本発明はこのような問題点を解消
するとともに、動作抵抗をむしろ減少させることのでき
るリニアソレノイドアクチュエータを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、円筒部の軸方向中央部の内径側
に突出する径方向突出部を有する固定子と、径方向突出
部の内側にその外径面が対向しかつ固定子の軸線方向に
可動の可動鉄心と、励磁コイルとを有するソレノイドア
クチュエータであって、前記径方向突出部の内径部と可
動鉄心の外径部との空隙に磁性材料からなるころがり軸
受構造を配設したことを特徴とするリニアソレノイドア
クチュエータである。
【0008】ころがり軸受構造の磁性材料が径方向突出
部の内径部と可動鉄心の外径部との間のリラクタンスを
小さくすると共に、ころがり軸受構造による可動子の動
作抵抗の低減、センタリング作用もある。
【0009】請求項2の発明は、請求項1のリニアソレ
ノイドアクチュエータにおいて、径方向突出部の内径部
と可動鉄心の外径部との間に磁性材料からなるボールを
介装したことを特徴とするものである。
【0010】請求項3の発明は、請求項1のリニアソレ
ノイドアクチュエータにおいて、径方向突出部の内径部
と可動鉄心の外径部との間に磁性材料からなる鼓形のロ
ーラを介装したことを特徴とするものである。
【0011】この発明では、鼓形のローラが固定子の径
方向突出部と可動子の可動鉄心とに線接触するのでボー
ルを用いた請求項2の場合よりも、磁路のリラクタンス
をより小さくできる。
【0012】そして、請求項4の発明は、請求項2又は
3のリニアソレノイドアクチュエータにおいて、ころが
り軸受を構成するボール又はローラが、可動鉄心の移動
位置に関係なく固定子の径方向突出部に位置しているこ
とを特徴とするものである。
【0013】この発明では、ボール又はローラが常時固
定子の径方向突出部の位置にあるので、いつもリラクタ
ンスが小さく保たれ効果的である。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の好ましい実施の形態
を図面の実施例に基づいて説明する。 〔実施例1〕図1(a)(b)において、固定子1はヨ
ークを兼ねる缶状のフレーム11、フレーム11の上下
の蓋部の内側に軸方向内側に向かって突出する軸方向突
出部12,13、フレーム11の両端の蓋部を連結する
円筒部14、円筒部14の軸方向中央部に内径側に突出
する径方向突出部15とからなっている。
【0015】可動子2はフレーム11の両端の蓋部の中
心を貫通する非磁性材料の棒状の軸21と、これの軸方
向中央に同軸に固定された円筒状の永久磁石22と、永
久磁石22の上下に同軸に固定された円筒状の可動鉄心
23,23とからなる。
【0016】永久磁石22は軸線方向(同図aで上下方
向)に磁化されている。なお、永久磁石22は、可動子
2の可動鉄心23の一部として以下扱うことにする。
【0017】永久磁石22と可動鉄心23の外径部の外
周面(外径面)は前記円筒部14の径方向突出部15の
内径部の内周面(内径面)と環状の空隙を隔てて対向し
ている。
【0018】磁性材料からなるボール3は、円筒部14
の軸方向中央部に内径側に突出する径方向突出部15の
内周に刻設した4つの穴内に各1個ずつ収納され、これ
らのボール3は径方向突出部15の内周面から突出し
て、永久磁石22の外径面や可動鉄心23の外径面に転
接する。
【0019】可動子2は励磁コイル4の励磁電流を絶っ
た状態で図示のラッチ状態をとるか、それより上方に位
置するもう一つのラッチ状態をとる。何れのラッチ状態
をとるかは、その直前の励磁コイル4に流す電流の向き
による。
【0020】可動子2が軸線方向に移動するときは、ボ
ール3によるころがり軸受構造が動作抵抗を小さくし、
センタリング作用も効果的に果たす。また、磁性材料の
ボール3が、永久磁石22を含む可動鉄心23と径方向
突出部15の間のリラクタンスを小さくする。
【0021】又、ボール3が可動子2の移動に関係なく
径方向突出部15に位置するので、可動子2の位置にか
かわらず常時リラクタンスを小さく保つことができ、そ
の面からも効果的である。
【0022】〔実施例2〕図2(a)(b)と図3
(a)(b)は、実施例1のボール3の代わりに鼓形の
ローラ3Aを用いていて、これらのローラ3Aが、径方
向突出部15の内径部に軸線回りに転動可能に支承され
ていて、かつ可動子2の永久磁石22や可動鉄心23の
外径部を軸21の軸線方向に案内するよう支承(軸受)
する。その他の構造は図1の実施例と同様であるため、
図1と同一部分には同一符号を付してその説明は省略す
る。
【0023】この実施例では、鼓形のローラ3Aが可動
子2の永久磁石22を含む可動鉄心23と、径方向突出
部15に線接触するので、実施例1のボールによる点接
触と比較してリラクタンスがより小さくなり効果的であ
る。
【0024】また、ローラ3Aが可動子2の移動に関係
なく径方向突出部15に位置するので、可動子2の位置
にかかわらず常時リラクタンスを小さく保つことがで
き、その面からも効果的である。
【0025】図3(a)(b)は、可動子2が同図
(a)のように下方のラッチ状態にあるときの永久磁石
22による磁束を実線の矢印で示す。ここで、励磁コイ
ル4に電流を流して矢印の磁束を減少させ、かつ軸方向
突出部12と可動鉄心23との間の磁束を大幅に増加さ
せると、可動子2は上方のラッチ位置に移動する。
【0026】〔実施例3〕図4の実施例は前記実施例2
の場合に比較して、ローラ3Aの数が3個に減少した点
だけが違う。その他の構造は図1の実施例と同様である
ため、図1と同一部分には同一符号を付してその説明は
省略する。
【0027】〔実施例4〕図5の実施例は前記図2、図
3の実施例2に比較してローラ3Aの数が6個に増加し
た点だけが異なる。その他の構造は図1の実施例と同様
であるため、図1と同一部分には同一符号を付してその
説明は省略する。
【0028】
【発明の効果】本発明のリニアソレノイドアクチュエー
タは上述のように構成されているので、固定子の径方向
突出部の内径部と可動子の外径部との間のリラクタンス
が極小にでき、磁束数が増大するので、その分小さな電
力で作動するアクチュエータを実現できる。そして、同
じ電力なら吸引力、応答性を向上できる。
【0029】また、可動子の動作抵抗を小さくできるだ
けでなく、センタリングの効果も得られる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で(a)は縦断面図、(b)は
横断面図である。
【図2】本発明の別の実施例で(a)は縦断面図、
(b)は横断面図である。
【図3】図2の実施例の作用を説明する図で(a)は縦
断面図、(b)は横断面図である。
【図4】更に他の実施例の横断面図である。
【図5】更に別の実施例の横断面図である。
【図6】従来の技術を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 固定子 2 可動子 3 ボール 3A ローラ 4 励磁コイル 11 フレーム 14 円筒部 15 径方向突出部 21 軸 22 永久磁石 23 可動鉄心

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒部の軸方向中央部の内径側に突出す
    る径方向突出部を有する固定子と、径方向突出部の内側
    にその外径面が対向しかつ固定子の軸線方向に可動の可
    動鉄心と、励磁コイルとを有するソレノイドアクチュエ
    ータであって、 前記径方向突出部の内径部と可動鉄心の外径部との空隙
    に磁性材料からなるころがり軸受構造を配設したことを
    特徴とするリニアソレノイドアクチュエータ。
  2. 【請求項2】 径方向突出部の内径部と可動鉄心の外径
    部との間に磁性材料からなるボールを介装したことを特
    徴とする請求項1記載のリニアソレノイドアクチュエー
    タ。
  3. 【請求項3】 径方向突出部の内径部と可動鉄心の外径
    部との間に磁性材料からなる鼓形のローラを介装したこ
    とを特徴とする請求項1記載のリニアソレノイドアクチ
    ュエータ。
  4. 【請求項4】 ころがり軸受を構成するボール又はロー
    ラが、可動鉄心の移動位置に関係なく固定子の径方向突
    出部に位置していることを特徴とする請求項2又は3記
    載のリニアソレノイドアクチュエータ。
JP373898A 1998-01-12 1998-01-12 リニアソレノイドアクチュエータ Pending JPH11204329A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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