JP2607299Y2 - 振動アクチュエータ - Google Patents
振動アクチュエータInfo
- Publication number
- JP2607299Y2 JP2607299Y2 JP1993069800U JP6980093U JP2607299Y2 JP 2607299 Y2 JP2607299 Y2 JP 2607299Y2 JP 1993069800 U JP1993069800 U JP 1993069800U JP 6980093 U JP6980093 U JP 6980093U JP 2607299 Y2 JP2607299 Y2 JP 2607299Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- yoke
- housing
- holder
- hollow cylindrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、振動アクチュエータに
関し、更に、詳しくは、振動キャンセラー用アクチュエ
ータの駆動源等に好適なムービングマグネット型の振動
アクチュエータに関する。
関し、更に、詳しくは、振動キャンセラー用アクチュエ
ータの駆動源等に好適なムービングマグネット型の振動
アクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】振動アクチュエータとして、実開平1−
171578号公報に開示されたものがある。図3は上
述の実開平1−171578号公報に記載された振動ア
クチュエータの構成を示す構成図である。この図3にお
いて、1は中空円筒状のサイドヨーク、2はサイドヨー
クの内壁面に対して、外筒面が一定の間隔を持って配設
される中空円筒状のセンターヨークである。
171578号公報に開示されたものがある。図3は上
述の実開平1−171578号公報に記載された振動ア
クチュエータの構成を示す構成図である。この図3にお
いて、1は中空円筒状のサイドヨーク、2はサイドヨー
クの内壁面に対して、外筒面が一定の間隔を持って配設
される中空円筒状のセンターヨークである。
【0003】サイドヨーク1の内壁面には、第1及び第
2のコイル3,4が所定の間隔を持って設けられてい
る。また、センターヨークの外筒面には、第1のコイル
3に対向する第3のコイル5と、第2のコイル4に対向
する第4のコイル6とが設けられている。
2のコイル3,4が所定の間隔を持って設けられてい
る。また、センターヨークの外筒面には、第1のコイル
3に対向する第3のコイル5と、第2のコイル4に対向
する第4のコイル6とが設けられている。
【0004】可動子8はサイドヨーク1の内筒面とセン
ターヨーク2の外筒面との間の空間で軸方向に移動可能
に支持されており、非磁性体の材質で構成されている。
第1のコイル3と第3のコイル5との間の可動子8の円
筒部には、実質的には可動子の8の円筒面を構成する半
径方向に着磁された第1のマグネット9が、第2のコイ
ル4と第4のコイル6との間の可動子8の円筒部には、
実質的には可動子8の円筒面を構成し、第1のマグネッ
ト9とは着磁方向が逆の第2のマグネット10がそれぞ
れ設けられている。
ターヨーク2の外筒面との間の空間で軸方向に移動可能
に支持されており、非磁性体の材質で構成されている。
第1のコイル3と第3のコイル5との間の可動子8の円
筒部には、実質的には可動子の8の円筒面を構成する半
径方向に着磁された第1のマグネット9が、第2のコイ
ル4と第4のコイル6との間の可動子8の円筒部には、
実質的には可動子8の円筒面を構成し、第1のマグネッ
ト9とは着磁方向が逆の第2のマグネット10がそれぞ
れ設けられている。
【0005】そして、図3において、破線で示すよう
に、第1のコイル3→第1のマグネット9→第3のコイ
ル5→センターヨーク2→第4のコイル6→第2のマグ
ネット10→第2のコイル4→サイドヨーク1を経由し
て一巡する磁束を有する磁気回路が形成されている。
に、第1のコイル3→第1のマグネット9→第3のコイ
ル5→センターヨーク2→第4のコイル6→第2のマグ
ネット10→第2のコイル4→サイドヨーク1を経由し
て一巡する磁束を有する磁気回路が形成されている。
【0006】次に、上記構成の動作を説明する。図3に
示すような磁気極性になるように第1のコイル3,第2
のコイル4,第3のコイル5及び第4のコイル6に電流
を流すと、フレミング左手の法則により第1〜第4のコ
イル3〜6に推力が発生する。ここで、サイドヨーク1
及びセンターヨーク2は固定されているため、前記推力
の反作用によって、可動子8が矢印A方向及びB方向に
移動する。
示すような磁気極性になるように第1のコイル3,第2
のコイル4,第3のコイル5及び第4のコイル6に電流
を流すと、フレミング左手の法則により第1〜第4のコ
イル3〜6に推力が発生する。ここで、サイドヨーク1
及びセンターヨーク2は固定されているため、前記推力
の反作用によって、可動子8が矢印A方向及びB方向に
移動する。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記構成の振
動アクチュエータにおいては、下記のような問題点があ
る。
動アクチュエータにおいては、下記のような問題点があ
る。
【0008】磁気回路中に磁気ギャップが2ヵ所あり、
磁気ギャップのギャップ長が大きく、しかも、第1及び
第2のマグネット9,10はサイドヨーク1及びセンタ
ーヨーク2に対して空間を介して配設されているので、
磁気抵抗が大きく、ロスが大きい。
磁気ギャップのギャップ長が大きく、しかも、第1及び
第2のマグネット9,10はサイドヨーク1及びセンタ
ーヨーク2に対して空間を介して配設されているので、
磁気抵抗が大きく、ロスが大きい。
【0009】マグネットの着磁方向が半径方向であるた
めに、所定のパワーを出すためには軸方向に所定の大き
さを確保する必要が有り、可動子の小型化が困難であ
る。また、第1及び第2のマグネット9,10を可動子
8の円筒面に形成した溝に取り付ける構造なので、製造
が難しい。更に、可動子の移動方向への薄型化が困難な
ことにより、可動子の移動方向の長さが長くなり、可動
子を支持する構造が複雑になる。
めに、所定のパワーを出すためには軸方向に所定の大き
さを確保する必要が有り、可動子の小型化が困難であ
る。また、第1及び第2のマグネット9,10を可動子
8の円筒面に形成した溝に取り付ける構造なので、製造
が難しい。更に、可動子の移動方向への薄型化が困難な
ことにより、可動子の移動方向の長さが長くなり、可動
子を支持する構造が複雑になる。
【0010】本考案は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、磁気回路のロスが少なく、構造が
簡単で、薄型化が可能な振動アクチュエータを提供する
ことにある。
もので、その目的は、磁気回路のロスが少なく、構造が
簡単で、薄型化が可能な振動アクチュエータを提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、一方の端
面が開放され、他方の端面に底部を有する有底中空円筒
状の磁性体のハウジングと、このハウジングの底部中央
に、ハウジングの内部に延出するように設けられた中空
円筒部と、前記中空円筒部の内筒部に軸方向に移動可能
に支持されたスピンドルと、前記中空円筒部と同軸的に
配置され、一端が前記スピンドルに固定された円筒状の
ホルダーと、前記ハウジングの内筒面と前記中空円筒部
の外筒面との間の空間に配設され、外周部に円筒状の切
りおこし部を有し、中心部の穴には前記ホルダーが嵌合
し固定された円盤状の第1のヨークと、前記ハウジング
の内筒面と前記中空円筒部の外筒面との間の空間に配設
され、外周部に円筒状の切りおこし部を有し、中心部の
穴には前記ホルダーが嵌合し固定された円盤状の第2の
ヨークと、前記ハウジングの内筒面上で円周方向に巻回
された第1のコイルと、前記ハウジングの内筒面上で前
記第1のコイルに軸方向に間隔をもって隣り合うように
配設され、前記第1のコイルと逆方向の磁界を発生する
ように巻回された第2のコイルと、前記第1のヨーク及
び前記第2のヨークとの間に配置され、軸方向に着磁さ
れたリング状の磁石と、前記ホルダーの内側に配設さ
れ、前記第1コイル及び第2コイルに電流が流れない状
態では、第1コイル及び第1のヨークの切りおこし部並
びに前記第2コイル及び第2のヨークの切りおこし部の
それぞれが対向する位置にあるように、前記ホルダーを
位置決めするスプリングとを有することを特徴とする振
動アクチュエータにより達成される。
面が開放され、他方の端面に底部を有する有底中空円筒
状の磁性体のハウジングと、このハウジングの底部中央
に、ハウジングの内部に延出するように設けられた中空
円筒部と、前記中空円筒部の内筒部に軸方向に移動可能
に支持されたスピンドルと、前記中空円筒部と同軸的に
配置され、一端が前記スピンドルに固定された円筒状の
ホルダーと、前記ハウジングの内筒面と前記中空円筒部
の外筒面との間の空間に配設され、外周部に円筒状の切
りおこし部を有し、中心部の穴には前記ホルダーが嵌合
し固定された円盤状の第1のヨークと、前記ハウジング
の内筒面と前記中空円筒部の外筒面との間の空間に配設
され、外周部に円筒状の切りおこし部を有し、中心部の
穴には前記ホルダーが嵌合し固定された円盤状の第2の
ヨークと、前記ハウジングの内筒面上で円周方向に巻回
された第1のコイルと、前記ハウジングの内筒面上で前
記第1のコイルに軸方向に間隔をもって隣り合うように
配設され、前記第1のコイルと逆方向の磁界を発生する
ように巻回された第2のコイルと、前記第1のヨーク及
び前記第2のヨークとの間に配置され、軸方向に着磁さ
れたリング状の磁石と、前記ホルダーの内側に配設さ
れ、前記第1コイル及び第2コイルに電流が流れない状
態では、第1コイル及び第1のヨークの切りおこし部並
びに前記第2コイル及び第2のヨークの切りおこし部の
それぞれが対向する位置にあるように、前記ホルダーを
位置決めするスプリングとを有することを特徴とする振
動アクチュエータにより達成される。
【0012】
【作用】本考案の振動アクチュエータにおいて、磁石,
第1のヨーク,第1のコイル,ハウジング,第2のコイ
ル,第2のヨークで磁気回路が形成される。この磁気回
路のコイルに電流を流すと、コイルに発生する推力の反
作用として、磁石が設けられたヨークに推力が発生し、
ホルダーを介してヨークと固着されたスピンドルがハウ
ジング内を軸方向に移動する。
第1のヨーク,第1のコイル,ハウジング,第2のコイ
ル,第2のヨークで磁気回路が形成される。この磁気回
路のコイルに電流を流すと、コイルに発生する推力の反
作用として、磁石が設けられたヨークに推力が発生し、
ホルダーを介してヨークと固着されたスピンドルがハウ
ジング内を軸方向に移動する。
【0013】
【実施例】次に図面を用いて本考案の一実施例を説明す
る。図1は本考案の一実施例の断面図、図2は図1にお
ける上面図(カバーを外した図)である。
る。図1は本考案の一実施例の断面図、図2は図1にお
ける上面図(カバーを外した図)である。
【0014】これらの図において、ハウジング31は一
方の端面が開放された有底中空円筒状の磁性体で構成さ
れている。このハウジング31の底部には、ハウジング
31の内部に延出する中空円筒部32が形成されてい
る。そして、このハウジング31の開放端面には、端面
を覆い、中心部に穴33aが穿設されたカバー33が、
ねじ等を用いて取り付けられている。中空円筒部32の
内筒部には、軸受け36を介してスピンドル37が軸方
向に移動可能に設けられている。第1のヨーク39aは
スピンドル37に非磁性体の円筒状のホルダー38を介
して取り付けられ、ハウジング31の開放端面側に向け
た円筒状の切りおこし部を外周部に有し、中心部に穴が
穿設された円盤状磁性体で構成され、ハウジング31の
内筒面と中空円筒部32の外筒面との間の空間に配設さ
れている。第2のヨーク39bはスピンドル37に上記
ホルダー38を介して取り付けられ、ハウジング31の
底部に向けた円筒状の切りおこし部を外周部に有し、中
心部に穴が穿設された円盤状磁性体で構成され、ハウジ
ング31の内筒面と中空円筒部32の外筒面との間の空
間に、第1のヨーク39aと軸方向に間隔をもって隣り
合うように配設されている。第1のコイル41はハウジ
ング31の内筒面上で円周方向に巻回されており、第2
のコイル42はハウジング31の内筒面上で第1のコイ
ル41に軸方向に間隔をもって隣り合うように配設さ
れ、第1のコイル41と逆方向に巻回されている。磁石
45は円盤状の第1のヨーク39a及び第2のヨーク3
9bに挟まれるようにして設けられ、軸方向に着磁(例
えば、ヨーク39a側がN極に着磁)されている。リー
ド線50は第1〜第2のコイル41〜42へ電流を供給
するものである。
方の端面が開放された有底中空円筒状の磁性体で構成さ
れている。このハウジング31の底部には、ハウジング
31の内部に延出する中空円筒部32が形成されてい
る。そして、このハウジング31の開放端面には、端面
を覆い、中心部に穴33aが穿設されたカバー33が、
ねじ等を用いて取り付けられている。中空円筒部32の
内筒部には、軸受け36を介してスピンドル37が軸方
向に移動可能に設けられている。第1のヨーク39aは
スピンドル37に非磁性体の円筒状のホルダー38を介
して取り付けられ、ハウジング31の開放端面側に向け
た円筒状の切りおこし部を外周部に有し、中心部に穴が
穿設された円盤状磁性体で構成され、ハウジング31の
内筒面と中空円筒部32の外筒面との間の空間に配設さ
れている。第2のヨーク39bはスピンドル37に上記
ホルダー38を介して取り付けられ、ハウジング31の
底部に向けた円筒状の切りおこし部を外周部に有し、中
心部に穴が穿設された円盤状磁性体で構成され、ハウジ
ング31の内筒面と中空円筒部32の外筒面との間の空
間に、第1のヨーク39aと軸方向に間隔をもって隣り
合うように配設されている。第1のコイル41はハウジ
ング31の内筒面上で円周方向に巻回されており、第2
のコイル42はハウジング31の内筒面上で第1のコイ
ル41に軸方向に間隔をもって隣り合うように配設さ
れ、第1のコイル41と逆方向に巻回されている。磁石
45は円盤状の第1のヨーク39a及び第2のヨーク3
9bに挟まれるようにして設けられ、軸方向に着磁(例
えば、ヨーク39a側がN極に着磁)されている。リー
ド線50は第1〜第2のコイル41〜42へ電流を供給
するものである。
【0015】よって、磁石45→第1のヨーク39a→
第1のコイル41→ハウジング31→第2のコイル42
→第2のヨーク39b→磁石45のように磁束が経由し
て一巡する磁気回路が形成されている。
第1のコイル41→ハウジング31→第2のコイル42
→第2のヨーク39b→磁石45のように磁束が経由し
て一巡する磁気回路が形成されている。
【0016】次に、上記した構成の振動アクチュエータ
の動作を説明する。リード線50を用いて、第1〜第2
のコイル41〜42へ電流を流すと、磁気回路に配設さ
れている第1〜第2のコイル41〜42にフレミング左
手の法則に従って推力が発生する。そして、この推力の
反作用として、可動子(第1のヨーク39a,磁石4
5,第2のヨーク39b)が移動しようとする。この場
合において、第1〜第2のコイル41,42に交流電流
を流すことにより、可動子は電流波形に従った振動を発
生する。
の動作を説明する。リード線50を用いて、第1〜第2
のコイル41〜42へ電流を流すと、磁気回路に配設さ
れている第1〜第2のコイル41〜42にフレミング左
手の法則に従って推力が発生する。そして、この推力の
反作用として、可動子(第1のヨーク39a,磁石4
5,第2のヨーク39b)が移動しようとする。この場
合において、第1〜第2のコイル41,42に交流電流
を流すことにより、可動子は電流波形に従った振動を発
生する。
【0017】振動アクチュエータを以上のような構成に
することにより、 1.磁気回路中に磁気ギャップが1ヵ所しかなく、磁気
ギャップのギャップ長が小さく、しかも、磁石25は第
1及び第2のヨーク19a,19bの円盤面に固着して
いるので、磁気抵抗が小さく、ロスも少ない。
することにより、 1.磁気回路中に磁気ギャップが1ヵ所しかなく、磁気
ギャップのギャップ長が小さく、しかも、磁石25は第
1及び第2のヨーク19a,19bの円盤面に固着して
いるので、磁気抵抗が小さく、ロスも少ない。
【0018】2.また、磁石45は第1のヨーク39a
及び第2のヨーク39bの円盤面に磁石自身の磁気吸着
力で取り付けられる構造なので、組み付けが容易であ
る。 3.そして、磁石45には軸方向に着磁された偏平型リ
ングマグネットを使用しているので、可動子を薄型にす
ることができる。
及び第2のヨーク39bの円盤面に磁石自身の磁気吸着
力で取り付けられる構造なので、組み付けが容易であ
る。 3.そして、磁石45には軸方向に着磁された偏平型リ
ングマグネットを使用しているので、可動子を薄型にす
ることができる。
【0019】4.円盤状のヨークの外周部に円筒状の切
りおこしを設けて、この切りおこしをコイルと対向させ
るようにしたことで、洩れ磁束が少なくなり、効率が良
くなる。また、半径方向に着磁された磁石を用いる必要
がなくなり、軸方向に着磁された偏平型リングマグネッ
トを用いることが可能になる。
りおこしを設けて、この切りおこしをコイルと対向させ
るようにしたことで、洩れ磁束が少なくなり、効率が良
くなる。また、半径方向に着磁された磁石を用いる必要
がなくなり、軸方向に着磁された偏平型リングマグネッ
トを用いることが可能になる。
【0020】5.偏平型リングマグネットを使用するこ
とで、可動子の薄型化が容易であるので、第1及び第2
のヨーク19a,19bを支持する構造も簡単になる。 6.軸方向に着磁された偏平型リングマグネットとして
は、スピーカ用等に用いられる汎用品を使用することが
可能である。このため、半径方向に着磁された磁石を用
いる従来の振動アクチュエータに比較してコストを下げ
ることが可能である。
とで、可動子の薄型化が容易であるので、第1及び第2
のヨーク19a,19bを支持する構造も簡単になる。 6.軸方向に着磁された偏平型リングマグネットとして
は、スピーカ用等に用いられる汎用品を使用することが
可能である。このため、半径方向に着磁された磁石を用
いる従来の振動アクチュエータに比較してコストを下げ
ることが可能である。
【0021】7.スプリングで可動子の初期位置を決め
るようにしているので、可動子を確実に磁気的な中央位
置(中性点)に保持できる。このため、磁気回路の効率
が落ちることがない。
るようにしているので、可動子を確実に磁気的な中央位
置(中性点)に保持できる。このため、磁気回路の効率
が落ちることがない。
【0022】以上説明したように、本実施例の振動アク
チュエータによれば、磁気回路のロスが少なく、構造が
簡単で、薄型化が可能な振動アクチュエータを実現する
ことができる。
チュエータによれば、磁気回路のロスが少なく、構造が
簡単で、薄型化が可能な振動アクチュエータを実現する
ことができる。
【0023】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、磁気
回路のロスが少なく、構造が簡単で、薄型化が可能な振
動アクチュエータを実現することができる。
回路のロスが少なく、構造が簡単で、薄型化が可能な振
動アクチュエータを実現することができる。
【図1】本考案の一実施例の断面図である。
【図2】図1における上面図(カバーを外した図)であ
る。
る。
【図3】実開平1−171578号公報に記載された振
動アクチュエータの構成を示す構成図である。
動アクチュエータの構成を示す構成図である。
31 ハウジング 32 中空円筒部 33 カバー 36 軸受け 37 スピンドル 38 ホルダー 39a 第1のヨーク 39b 第2のヨーク 41 第1のコイル 42 第2のコイル 45 磁石 49 スプリング
Claims (1)
- 【請求項1】 一方の端面が開放され、他方の端面に底
部を有する有底中空円筒状の磁性体のハウジング(3
1)と、 このハウジング(31)の底部中央に、ハウジング(3
1)の内部に延出するように設けられた中空円筒部(3
2)と、 前 記中空円筒部(32)の内筒部に軸方向に移動可能に
支持されたスピンドル(37)と、 前記中空円筒部(32)と同軸的に配置され、一端が前
記スピンドル(37)に固定された円筒状のホルダー
(38)と、 前記ハウジング(31)の内筒面と前記中空円筒部(3
2)の外筒面との間の空間に配設され、外周部に円筒状
の切りおこし部を有し、中心部の穴には前記ホルダー
(38)が嵌合し固定された円盤状の第1のヨーク(3
9a)と、 前記ハウジング(31)の内筒面と前記中空円筒部(3
2)の外筒面との間の空間に配設され、外周部に円筒状
の切りおこし部を有し、中心部の穴には前記ホルダー
(38)が嵌合し固定された円盤状の第2のヨーク(3
9b)と、 前記ハウジング(31)の内筒面上で円周方向に巻回さ
れた第1のコイル(41)と、 前記ハウジング(31)の内筒面上で前記第1のコイル
(41)に軸方向に間隔をもって隣り合うように配設さ
れ、前記第1のコイル(41)と逆方向の磁界を発生す
るように巻回された第2のコイル(42)と、 前記第1のヨーク(39a)及び前記第2のヨーク(3
9b)との間に配置され、軸方向に着磁されたリング状
の磁石(45)と、 前記ホルダー(38)の内側に配設され、前記第1コイ
ル(41)及び第2コイル(42)に電流が流れない状
態では、第1コイル(41)及び第1のヨーク(39
a)の切りおこし部並びに前記第2コイル(42)及び
第2のヨーク(39b)の切りおこし部のそれぞれが対
向する位置にあるように、前記ホルダー(38)を位置
決めするスプリング(49)とを有することを特徴とす
る振動アクチュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993069800U JP2607299Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 振動アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993069800U JP2607299Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 振動アクチュエータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0739269U JPH0739269U (ja) | 1995-07-14 |
JP2607299Y2 true JP2607299Y2 (ja) | 2001-05-28 |
Family
ID=13413187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993069800U Expired - Lifetime JP2607299Y2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 振動アクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2607299Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5659426B2 (ja) * | 2010-02-16 | 2015-01-28 | 日本電産セイミツ株式会社 | 振動発生装置 |
KR101519265B1 (ko) * | 2013-12-18 | 2015-05-11 | 현대자동차주식회사 | 차량의 사운드제너레이터 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP1993069800U patent/JP2607299Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0739269U (ja) | 1995-07-14 |
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