JPH1120375A - 塗布具 - Google Patents
塗布具Info
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- JPH1120375A JPH1120375A JP9187394A JP18739497A JPH1120375A JP H1120375 A JPH1120375 A JP H1120375A JP 9187394 A JP9187394 A JP 9187394A JP 18739497 A JP18739497 A JP 18739497A JP H1120375 A JPH1120375 A JP H1120375A
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- Japan
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- coating liquid
- coater
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Abstract
く、使用者の熟練なしでも容易に使用できる塗布具を提
供すること。 【解決手段】 内部を塗布液収容室となした軸筒の開口
部前方に塗布体を取り付け、塗布液収容室内部を加圧す
る事で、内部の塗布液を塗布体へ供給する塗布具におい
て、塗布体と塗布液収容室との間に、塗布液供給量規制
部材を介在させた事を特徴とする塗布具。
Description
ンキなどの筆記具、アイライナー、リップカラーなどの
化粧液、筆跡修正液、接着剤といった塗布液の塗布具に
関する。
の開口部前方に塗布体を取り付け、塗布液収容室内部を
加圧する事で、内部の塗布液を塗布体へ供給する塗布具
としては、実用新案登録第3026887号公報に開示
されているような、長尺状の本体と該本体の一端側に着
脱自在な筆先を有する先端部とから構成し、前記本体を
可撓性部材で形成すると共に本体内部に長さ方向に渡っ
て空洞部を形成して水の貯蔵部とし、該貯蔵部と該筆先
とを細孔から供給部を介し連通させると共に、本体を押
圧することにより必要に応じて水を強制的に筆先に供給
するようにしたことを特徴とするもの等が知られてい
る。
で、前記貯蔵部から細孔を介し前記筆先に塗布液を強制
的に供給する塗布具を使用する場合、本体への押圧力が
大きすぎると筆先への塗布液の供給量が多すぎて、塗布
液のボタ落ち現象が発生したり、逆に、押圧力が小さす
ぎると筆先への塗布液の供給量が少なくて、カスレが発
生するという問題が発生しやすい。本体への押圧力を加
減して、塗布液の吐出量を適切なものに調整すること
は、使用者の熟練を必要とし、従って、この種の塗布具
は、使用しにくいという問題があった。塗布液の供給量
を適切なものとするために、細孔の径を調節する方法も
考えられるが、どのように調節しても、本体の押圧力の
加減で、塗布液の吐出量は微妙に変化し、前記の様な使
用者の熟練なしでは、ボタ落ち及びカスレが発生すると
言った問題があった。
変化が少なく、使用者の熟練なしでも容易に使用できる
塗布具を提供することを課題とするものである。
液収容室となした軸筒の開口部前方に塗布体を取り付
け、塗布液収容室内部を加圧することで、内部の塗布液
を塗布体へ供給する塗布具において、塗布体と塗布液収
容室との間に、塗布液供給量規制部材を介在させた事を
特徴とする塗布具を要旨とする。
る。 実施例1 図1及び図2に実施例1を示す。参照符号1は、繊維結
束体からなる塗布体である。塗布体1は、多数の繊維を
長手方向に収束し、後端に、熱溶着や接着及び段スリ加
工などの方法により鍔付きの基部1aを形成したもので
ある。塗布体1に使用している繊維の材質としては、
鼬、馬、豚、狸などの天然筆毛を用いたり、ナイロン、
ポリエチレンテレフタレート、アクリル繊維などの合成
樹脂製筆毛を用いたり、或いは、前記天然筆毛と合成樹
脂製筆毛とを混ぜたものを用いたりする事ができる。
に、固定管3によって挿入固定されている。この固定管
3の後端面3aは、前軸2内部に設けた前軸段部2bと
中栓4とによって挟着固定されている。この中栓4は、
前軸2後方開口から挿入され圧入固定されたものであ
る。また、この中栓4には、中栓貫通孔4aと、複数の
前方突起4bとが設けられており、この前方突起4b
は、前記塗布体1の後端基部1aと当接している。
ブ(不図示)が形成されており、このリブによって、塗
布液の流通や、塗布液と空気との交換が可能な隙間を形
成している。また、固定管3の後部は、側壁に孔3bを
形成している。そして、この孔3bは、スポンジなどの
吸蔵体5によって被覆されている。
量規制部材6が配置されている。この塗布液供給量規制
部材6は、後軸7内部に形成された塗布液収容室7b内
部を加圧する事で、内部の塗布液が前記塗布体1に供給
される際に、塗布液供給量を調整する部材である。この
塗布液供給量規制部材6は、ポリアセタール系樹脂(ホ
モポリマー、コポリマーなどの樹脂を含む)、ポリプロ
ピレン系樹脂、ナイロン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、
ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリブチレンテレ
フタレート系樹脂、フッ素系樹脂などを材料として選択
することが出来、その形状は、プラスチック製ペン先な
どに多く用いられる、横断面異形の貫通孔を長手方向に
設けた毛細管を形成した成型物である。本実施例は、上
記中栓貫通孔4aの内径をφ2.0mmとし、この中栓
貫通孔4a内に配置する塗布液供給量規制部材6は、材
質として、ポリアセタールを採用し、横断面形状として
放射状にスリットが形成されたもので、直径2.2m
m、長さ6.2mmのものを用いた。
って固着されているが、嵌合、接着などといった他の適
宣手段によっても固着可能である。
可撓性材料、例えば、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹
脂、ナイロン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、
ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリプロピレン樹脂
などの熱可塑性樹脂を用い、単層或いは、これら樹脂を
複数に積層した多層で成形されている。
ることは必ずしも必要でない。例えば、後軸7内部に二
重パイプや弁機構を用いたりする事で、材質として、例
えば金属や熱硬化性樹脂のような押圧変形不能なものを
用いたり、熱可塑性樹脂を用いた場合でも可撓性を示さ
ないほど厚い肉厚となす事もできる。
流れについて説明する。後軸7を押圧変形すると、塗布
液収容室7bより押し出された塗布液は、中栓4の中栓
貫通孔4a内に配置した塗布液供給量規制部材6を通
り、前方突起4bの間を通り、塗布体1及び吸蔵体5の
後方に供給される。この供給された塗布液は、塗布体1
の内部に浸透するか、塗布体1と固定管5の内壁との間
を通って塗布体1の先端側に移動していく。
6を繊維体とした以外は、実施例1と同様になしたもの
である。なお、上記繊維体として、アクリル系繊維、ポ
リエステル繊維、ナイロン繊維などからなる繊維結束体
などを用いることができる。なお、塗布液供給量規制部
材6として、上記記載したもの以外に、ポリウレタン樹
脂、ポリアセタール樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル
系樹脂、ナイロン系樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロ
ピレン樹脂などからなる連続気泡をもつ高分子多孔質体
なども用いる事が出来る。本実施例は、上記中栓貫通孔
4aの内径をφ2.0mmとし、この中栓貫通孔4a内
に配置する塗布液供給量規制部材6は、材質として、ア
クリル系繊維を熱硬化性の接着剤に含浸させて加熱硬化
させたもので、直径2.2mm、長さ6.2mm、気孔
率約60%のものを用いた。作用は、実施例1と同様で
ある。
1において、塗布液供給量規制部材16を、その前端及
び後端を斜めに切断した成形物とした以外は実施例1と
同様になしたものである。本実施例は、中栓貫通孔14
aの内径をφ2.0mmとし、この中栓貫通孔14a内
に配置する塗布液供給量規制部材16は、材質として、
ポリアセタールを採用し、横断面形状として放射状にス
リットが形成されたもので、直径2.2mm、長さ6.
2mmのものを用いた。作用は、実施例1と同様であ
る。
16を、繊維体とした以外は、実施例3と同様になした
ものである。なお、上記繊維体として、アクリル系繊
維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維などからなる繊維
結束体などを用いることができる。本実施例は、上記中
栓貫通孔14aの内径をφ2.0mmとし、この中栓貫
通孔14a内に配置する塗布液供給量規制部材16は、
材質として、アクリル系繊維を熱硬化性の接着剤に含浸
させて加熱硬化させたもので、直径2.2mm、長さ
6.2mm、気孔率約60%のものを用いた。作用は、
実施例3と同様である。
て、塗布液供給量規制部材26を、その前端及び後端を
円錐状に形成した成形物とした以外は、実施例1と同様
になしたものである。本実施例は、上記中栓貫通孔24
aの内径をφ2.0mmとし、この中栓貫通孔24a内
に配置する塗布液供給量規制部材26は、材質として、
ポリアセタールを採用し、横断面形状として放射状にス
リットが形成されたもので、直径2.2mm、長さ6.
2mmのものを用いた。作用は、実施例1と同様であ
る。
26を、繊維体とした以外は、実施例3と同様になした
ものである。なお、上記繊維体として、アクリル系繊
維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維などからなる繊維
結束体などを用いることができる。本実施例は、上記中
栓貫通孔24aの内径をφ2.0mmとし、この中栓貫
通孔24a内に配置する塗布液供給量規制部材16は、
材質として、アクリル系繊維を熱硬化性の接着剤に含浸
させて加熱硬化させたもので、直径2.2mm、長さ
6.2mm、気孔率約60%のものを用いた。作用は、
実施例5と同様である。
て、塗布液供給量規制部材を取り去り、中栓貫通孔34
aの内径をφ2.0mmからφ0.5mmに小さくした
以外は、実施例1と同様になしたものである。
具について、塗布液の吐出性の試験を行った。結果を表
1に示す。
量に対し、約80%〜60%充填した。後軸を軽く押圧
変形した場合(加圧量:約20mmHg)と、通常に押
圧変形した場合(加圧量:約40mmHg)と、強く押
圧変形した場合(加圧量:約80mmHg)とにおける
塗布液の吐出量を測定した。
変え加圧量を変化しても、水の吐出量が著しく変化しな
いのに対し、比較例は、押圧変形量を変え加圧量を変化
すると顕著に水の吐出量が変化することがわかる。
なしたので、後軸への押圧変形(加圧)に強弱があって
加圧量が変化しても、塗布液供給量規制部材によって圧
力の干渉作用が働き、塗布液の吐出量が変化し難く、使
用者の熟練なしでも使用できる。
ある。
図である。
ある。
図である。
図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 内部を塗布液収容室となした軸筒の開口
部前方に塗布体を取り付け、塗布液収容室内部を加圧す
ることで、内部の塗布液を塗布体へ供給する塗布具にお
いて、塗布体と塗布液収容室との間に、塗布液供給量規
制部材を介在させた事を特徴とする塗布具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18739497A JP3852168B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 塗布具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18739497A JP3852168B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 塗布具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1120375A true JPH1120375A (ja) | 1999-01-26 |
JP3852168B2 JP3852168B2 (ja) | 2006-11-29 |
Family
ID=16205268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18739497A Expired - Lifetime JP3852168B2 (ja) | 1997-06-27 | 1997-06-27 | 塗布具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3852168B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6857807B2 (en) | 2000-06-30 | 2005-02-22 | Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha | Liquid applicator |
JP2013252216A (ja) * | 2012-06-06 | 2013-12-19 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 塗布具 |
JP2018086163A (ja) * | 2016-11-29 | 2018-06-07 | ぺんてる株式会社 | 液状化粧料容器 |
-
1997
- 1997-06-27 JP JP18739497A patent/JP3852168B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6857807B2 (en) | 2000-06-30 | 2005-02-22 | Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha | Liquid applicator |
JP2013252216A (ja) * | 2012-06-06 | 2013-12-19 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 塗布具 |
JP2018086163A (ja) * | 2016-11-29 | 2018-06-07 | ぺんてる株式会社 | 液状化粧料容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3852168B2 (ja) | 2006-11-29 |
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Legal Events
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