JP4726308B2 - 液状体塗布具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リキッドファンデーション等の液状の塗布剤を塗布するための塗布具に関し、特に、繊維束が植毛された液状体塗布具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、リキッドファンデーション等の塗布剤を塗布するために、塗布剤が収容される貯溜タンク部と、台座に複数の繊維束が植設された塗布部とを備え、前記貯溜タンク部より繊維束に塗布剤を供給するようにした構造の塗布具が種々存在している。一般的には、貯溜タンク部と塗布部との間に開閉バルブ機構を介在して、塗布部に塗布剤を適宜に供給するようにしている。
【0003】
しかしながら、前記のように繊維束を用いた塗布具の場合、複数の繊維束に均一の塗布剤を供給することが難しく、各繊維束の塗布剤の保有量がばらついて塗布面にむらが生じたり、繊維束に過剰に塗布剤が供給された場合には垂れ落ちてしまうという問題点があった。
【0004】
そこで、例えば、図6に示す、実開昭63−115479号公報に開示されているように、貯溜タンク部120に開閉バルブ機構122を備え、該開閉バルブ機構122より適宜に塗布剤を塗布部111に供給するとともに、塗布部111においては、供給された塗布剤を、連続気孔を有する液体含浸体115を介在させて繊維束111aに塗布剤を供給するようにした液状体塗布具100が提案されている。この方式によれは、液体含浸体115を介して漸次塗布剤が繊維束111aに供給されるため、急激な塗布剤の過剰供給や塗布面のむらの発生を防止することができる。
【0005】
また、従来の構成によると、使用される液状体の粘度によって、液状体の供給状況が違ってくる。
例えば、1000mPa・s以上の比較的高粘度の液状体を使用した場合は、液状体を吐出させる際に飛散しないで、そのままの貯溜タンク部120から塗布部111へ直接供給することが可能である。また、100mPa・s以下の比較的低粘度の液状体に使用する際には、前述したように、貯溜タンク部120と塗布部111との間にスポンジ等の液体含浸体115を介在させることで、塗布部111での液体保持が可能となり、液吐出時の飛散防止が可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、粘度が100〜1000mPa・s程度の液状体を使用する場合、貯溜タンク部120から塗布部111へ直接供給すると液状体が液吐出時に飛散するという問題が生じる。一方、前述したように液体含浸体115を介在させて液状体を供給すると、液状体が液体含浸体115の気孔部を塞いでしまい、空気置換ができずに液状体の吐出が困難になるという問題が生じる。
【0007】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、液状体を塗布部に供給する際に、簡単な構成で、塗布面にむらが生じることなく、また、過剰に供給されて垂れ落ちることなく液状体を供給でき、しかも、液状体を吐出する際の飛散を防止することを可能にした液状体塗布具を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、液状体塗布具に係り、塗布具本体内部に、液状体が収容される貯溜タンク部を備えるとともに、該塗布具本体の先端側に、軸線方向に沿って略平行にかつ先端方向に向かい複数の繊維束が植設された塗布部を備え、前記貯溜タンク部に設けられる開閉バルブ機構を介して前記塗布部に液状体を供給するようにされた液状体塗布具において、
前記塗布部は、貯溜タンク部から供給される液状体を遮蔽するとともに、塗布部の先端側に一部供給可能とする流路を設けた遮蔽体を備え、
前記塗布部の略中央部には遮蔽体が配設される開口部が形成されるとともに該開口部を囲んで繊維束が植設される台座を備え、
前記遮蔽体は、液状体吐出方向に沿って略平行な棒状または板状の外形を呈し、前記開口部に装着された状態で前記台座に保持される保持部を有し、
前記保持部は、平面視で貯溜タンク部側が開放された略コ字状の切欠部が形成され、遮蔽体を開口部に配置した状態で、前記切欠部の一部が前記開口部より先端側に配置して、前記切欠部を介して塗布部の先端側と貯溜タンク部側とを連通するようにしたことを特徴とするものである。
【0010】
本発明によれば、以下のような作用が得られる。
すなわち、液状体塗布具の構成を、貯溜タンク部より開閉バルブ機構を介して塗布部の複数に繊維束に液状体を供給することで、適宜に液状体を塗布部に供給できるとともに、繊維束にむら無く供給できる。
また、前記塗布部に液状体の流路が形成された遮蔽体を設けて、貯溜タンク部から供給される液状体を遮蔽するとともに、前記流路を通って一部の液状体を先端側に供給するようにしたので、液状体の粘度に応じた流路を形成して最適量を供給することができ、高粘度、低粘度に関わらず液状体を飛散させることなく繊維束に供給することができる。
【0011】
また、前記塗布部に、略中央部に遮蔽体が配設される開口部を形成し、前記開口部を囲んで繊維束が植設される台座を形成することで、開口部を通って遮蔽体から供給される液状体を均一に繊維束に供給することができる。
【0012】
また、前記遮蔽体の構成を、液状体吐出方向に沿って略平行な棒状または板状の外形とし、前記開口部に装着した状態で前記台座に保持される保持部を形成したので、簡単に形成できるとともに、簡単な構成で塗布部に装着できる。
【0013】
また、前記保持部の構成を、平面視で貯溜タンク部側が開放された略コ字状の切欠部を形成することで、これを液状体の流路として、遮蔽体を開口部に配置した状態で、前記切欠部の一部が前記開口部より先端側に配置して、前記切欠部を介して塗布部の先端側と貯溜タンク部側とを連通するようにしたことで、貯溜タンク部から供給される液状体を塗布部の先端側に供給することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図5は発明を実施する形態の一例であって、図中、図と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図に示す従来のものと同様である。
図1は本発明の実施形態に係る液状体塗布具の全体構成の詳細を示す部分断面図、図2は前記液状体塗布具の組立状態を示す説明図、図3は本実施形態に係る塗布部の構成を示す部分断面図、図4は図3のA矢視図、図5は図3のB−B断面図である。
【0015】
本実施形態に係る液状体塗布具1は、図1及び図2に示すように、円筒状の塗布具本体10と、前記塗布具本体10内部に収容されるカートリッジ式の貯溜タンク20と、前記塗布具本体10の後端に設けられて前記貯溜タンク20を保持するための尾栓30とにより構成されている。
【0016】
塗布具本体10は、合成樹脂製で略円筒状に形成され、後端部10aを開口し、前端部10bには、先軸11が一体的に形成されている。後端部10a近傍の内面部には軸線に対し略垂直な環状の凸形嵌合部10cを設けている。
前記先軸11には、繊維束のブラシ部材11aが前方に向かい突出するように植設された台座12が装着されている。前記台座12の後方に該ブラシ部材11aへ液体を供給するパイプ13が設けられている。
【0017】
前記台座12は、図3、図4に示すように、後側に凹部が形成された略円盤状の外形を呈し、前側の略中央に前方に向かい略矩形状に突出したブラシ植設部12aが突設されている。
前記ブラシ植設部12aの略中央部には、図4に示すように、矩形状に前後方向に貫通した開口部12bが形成され、前記ブラシ植設部12aの前面には、前記開口部12bを挟んで長手方向に沿って複数のブラシ部材11aが略平行に2列植設されている。
【0018】
また、前記台座12には、図4に示すように、液状体吐出方向に沿って略平行な板状の遮蔽体15が前記開口部12bを貫通するとともに、前記ブラシ部材11aの列の間に配置されている。
【0019】
前記遮蔽体15は、平面視で略矩形状を呈し、貯溜タンク20側が開放された略コ字状の切欠部15aが形成され、前記開口部12bに装着した状態で前記台座12に保持される幅方向両側に突出した保持部15bが形成されている。
また、前記遮蔽体15は、平面視で該遮蔽体15を開口部12bに配置した状態で、前記切欠部15aの一部が前記開口部12bより先端側に配置して液流路15cを形成し、該液流路15cを一部とした前記切欠部15aを介して塗布部の先端側と貯溜タンク20側とを連通するようにされている。
【0020】
前記パイプ13は、先軸11へ固定されており、塗布具本体10内部の前端部で後方へ向かい突出するように配設されている。図中の符号14は、先軸11に嵌合するキャップである。
【0021】
前記貯溜タンク20は、図1に示すように、タンク本体21の内部にファンデーション等の液体を収容し、タンク本体21の前端開口部に弁体22を装着するとともに、該弁体22を覆うように合成樹脂製の内先軸23をタンク本体21の前端外周部に嵌着している。前記タンク本体21の外面部には、後端方向に向う段部24を設けている。
【0022】
前記尾栓30は、図1、図2に示すように、合成樹脂製で円筒状の吹き抜けの両開口端を有し、後端側面部に切欠部31を設け、後端側面部に嵌合時のスベリ止め段部32を設けると共に外面部には、ころがり止め突起33を設けている。
また、前記尾栓30は、前方の外面部には、上記塗布具本体10の凸形嵌合部10cと適宜な締め代で着脱自在に嵌合する軸線方向に対して平行なスリット34、34を有する凹形嵌合部35が設けられ、その後方には塗布具本体10へ挿入するために外径を増加した継ぎ部36が設けられている。
【0023】
次に、前記塗布具1の塗布具本体10、貯溜タンク20及び尾栓30のセット方法について説明する。
図2に示すように、まず、尾栓30を貯溜タンク20の後端側より挿入する。
この際、尾栓30の先端開口部37は、貯溜タンク20の段部24に当接し、尾栓30の挿入が止まることとなる。この挿入した状態で尾栓30を塗布具本体10の内部にその後端部10a開口側から挿入する。
【0024】
これにより、尾栓30の凹形嵌合部35が各スリット34上の外周面部が適宜な締め代でスリット34の幅を狭めながら、塗布具本体10の凸形嵌合部10cに嵌合して固定されると共に、塗布具本体10内部のパイプ13に貯溜タンク20の内先軸23の開口が挿入されてセットが完了する。
なお、貯溜タンク20の後端部20aは、図1に示すように、塗布具本体10の後端部10aより後方へ所要長さ突出している。
【0025】
次に、前記液状体塗布具1の使用方法について説明する。
貯溜タンク20は、図1に示すように、パイプ13に対し軸線方向に沿って摺動自在であり、貯溜タンク20の後端部20aを前方へ押圧すると、貯溜タンク20の弁体22が開口して貯溜タンク20の液体が弁体22を通ってパイプ13に流入しブラシ部材11aへ供給される。
【0026】
前記貯溜タンク20の後端に対する押圧を解除すると、弁体22に内蔵する弁バネ22aにより該貯溜タンク20がパイプ13に対し後退して弁体22を閉じると共に、貯溜タンク20は、段部24により貯溜タンク20の押圧(ノック)時、あるいは不用意な力が加わって貯溜タンク20が尾栓30側へスライドして、貯溜タンク20に組み込まれた弁体22がパイプ13より脱落することを防止するため、尾栓30の先端開口部37に当たって止まることとなる。
【0027】
前記尾栓30の継ぎ部36より前方部位は、塗布具本体10の後端より後方へ突出した貯溜タンク20の後端外周部を覆って、尾栓30の後端縁30aは、貯溜タンク20の後端部20aと同一位置かそれより後方に位置している。これにより、貯溜タンク20の後端面が不用意にノックされることを尾栓30により防止しているが、尾栓30の切欠部31の位置において貯溜タンク20を前方へ押圧して貯溜タンク20の液体をブラシ部材11aへ供給することができる。
【0028】
ここで、本実施形態に係る液状体塗布具1の構成を用いて、実施例1、比較例1、比較例2による吐出試験の結果を以下に示す。
(1)液状体塗布具の構成
(実施例1)
図1に示す液状体塗布具1において、台座12の開口部12bに、本実施形態に係る遮蔽体15を装着した構成で、約500mPa・sの液状体を充填したものとする。
(比較例1)
図1に示す液状体塗布具1において、台座12の開口部12bに、スポンジを装着した構成で、約500mPa・sの液状体を充填したものとする。
(比較例2)
図1に示す液状体塗布具1において、台座12の開口部12bに、何も入れない構成で、約500mPa・sの液状体を充填したものとする。
(2)吐出性試験方法
▲1▼押圧回数
・液吐出動作である押圧を繰り返し行い、初期状態から液が繊維束の先端までに到達するまでの押圧回数を測定する。
・各容器につき5本試験し、その平均値を算出して比較する。
・回数が少ないほど液の吐出が良好と判断する。
▲2▼平均吐出量
・液吐出動作である押圧を繰り返し行い、押圧10回当たりの液吐出量を測定する。
・各容器での吐出量の平均値を算出する。
・各容器につき5本試験し、その平均値を算出して比較する。
・平均吐出量の多いほど、液の吐出が良好と判断する。
▲3▼液の飛散
・液吐出動作である押圧を行い、液が吐出される際の飛散の有無を確認する。
・液の飛散が無いものを良好とする。
【表1】
Figure 0004726308
【0029】
以上、実験結果により、液状体の吐出時に液が飛散しないものは、実施例1と比較例1であり、特に、実施例1によれば、比較例1と比較して吐出性能や平均吐出量が優れていることが解る。
すなわち、本実施形態に係る液状体塗布具1によれば、液の吐出時においても液を飛散することなく、しかも優れた吐出性能を実現できる。
【0030】
以上の説明したように、本実施形態によれば、遮蔽体15の構成を液状体吐出方向に沿って略平行な板状の外形とし、平面視で貯溜タンク20側が開放された略コ字状の切欠部15aを形成することで、簡単な構成で液流路15cを形成できる。
また、本実施形態においては、先軸11を変更することなく、遮蔽体15や切欠部15aの寸法や形状を変えることで、用途に応じて最適な液状体の供給を実現できる。
【0031】
尚、本実施形態においては、液状体を塗布剤としているが、本発明は、液状体の種類や材料等に限定されるものではなく、例えば、液体靴墨液、マニュキア液等の液体化粧料以外にも、液体のり、液体塗料、液状薬剤、若しくはこれらのエアゾールタイプのものであっても良い。
【0032】
また、本実施形態においては、遮蔽体15に切欠部15aを形成して液状体が通るようにしているが、本発明は液状体が流れる流路を備えるものであれば、これに限定されるものではなく、例えば、開口部12bと遮蔽体15との嵌め合いを緩い嵌合として、開口部12bと遮蔽体15との間に隙間を形成して、これを液流路としたものや、開口部12bと遮蔽体15との間に部分的に流路を形成するようにしたものであっても良い。
【0033】
また、本実施形態に係る液状体塗布具は、上述のように構成されて使用されるものであるが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の態様に設計変更等を加え得ることは勿論である。
【0034】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の請求項1〜4記載の液状体塗布具によれば、液状体を塗布部に供給する際に、簡単な構成で、塗布面にむらが生じることなく、また、過剰に供給されて垂れ落ちることなく液状体を供給でき、しかも、液状体を吐出する際の飛散を防止することができるという優れた効果を奏し得る。
すなわち、液状体塗布具の構成を、貯溜タンク部より開閉バルブ機構を介して塗布部の複数に繊維束に液状体を供給することで、適宜に液状体を塗布部に供給できるとともに、繊維束にむら無く供給できる。
また、前記塗布部に液状体の流路が形成された遮蔽体を設けて、貯溜タンク部から供給される液状体を遮蔽するとともに、前記流路を通って一部の液状体を先端側に供給するようにしたので、液状体の粘度に応じた流路を形成して最適量を供給することができ、高粘度、低粘度に関わらず液状体を飛散無くさせることなく繊維束に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る液状体塗布具の全体構成の詳細を示す部分断面図である。
【図2】前記液状体塗布具の組立状態を示す説明図である。
【図3】前記液状体塗布具の塗布部の構成を示す部分断面図である。
【図4】図3のA矢視図である。
【図5】は図3のB−B断面図である。
【図6】従来の液状体塗布具の全体構成の詳細を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 液状体塗布具
10 塗布具本体
11 先軸
11a ブラシ部材
12 台座
12a ブラシ植設部
12b 開口部
13 パイプ
15 遮蔽体
15b 保持部
15a 切欠部
15c 液流路
20 貯溜タンク
22a 弁バネ
22 弁体
30 尾栓

Claims (1)

  1. 塗布具本体内部に、液状体が収容される貯溜タンク部を備えるとともに、該塗布具本体の先端側に、軸線方向に沿って略平行にかつ先端方向に向かい複数の繊維束が植設された塗布部を備え、前記貯溜タンク部に設けられる開閉バルブ機構を介して前記塗布部に液状体を供給するようにされた液状体塗布具において、
    前記塗布部は、貯溜タンク部から供給される液状体を遮蔽するとともに、塗布部の先端側に一部供給可能とする流路を設けた遮蔽体を備え、
    前記塗布部の略中央部には遮蔽体が配設される開口部が形成されるとともに該開口部を囲んで繊維束が植設される台座を備え、
    前記遮蔽体は、液状体吐出方向に沿って略平行な棒状または板状の外形を呈し、前記開口部に装着された状態で前記台座に保持される保持部を有し、
    前記保持部は、平面視で貯溜タンク部側が開放された略コ字状の切欠部が形成され、遮蔽体を開口部に配置した状態で、前記切欠部の一部が前記開口部より先端側に配置して、前記切欠部を介して塗布部の先端側と貯溜タンク部側とを連通するようにしたことを特徴とする液状体塗布具。
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