JPH08131236A - 毛髪用化粧料塗布用具 - Google Patents

毛髪用化粧料塗布用具

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JPH08131236A
JPH08131236A JP27681794A JP27681794A JPH08131236A JP H08131236 A JPH08131236 A JP H08131236A JP 27681794 A JP27681794 A JP 27681794A JP 27681794 A JP27681794 A JP 27681794A JP H08131236 A JPH08131236 A JP H08131236A
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JP
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hair
cosmetic
cosmetics
slit
comb teeth
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JP27681794A
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Jiro Kawase
次朗 川瀬
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 泡状、ゲル状、液状等の種々の毛髪用化粧料
に好適に使用できる毛髪用塗布用具の提供。 【構成】 毛髪用化粧料を収容する容器10に着脱自在
に装着される装着部30を備えるとともに、装着部30
より延出しその先端部に細長い植設部40を備えたブラ
シ本体41を主体として構成されており、ブラシ本体4
1の内部に、容器10より噴出される毛髪用化粧料を案
内する連通孔42が設けられ、植設部40に、連通孔4
2に連通し植設部40の長手方向に伸びる細長いスリッ
ト44が形成され、且つ植設部40に、櫛歯45又はブ
リッスル50がスリット44を挟んで2〜8mmの間隔を
おいて列状に植設されていることを特徴とする毛髪用化
粧料塗布用具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、泡状、ゲル状、液状等
の種々の毛髪用化粧料に好適に使用し得る毛髪用化粧料
塗布用具に関する。
【0002】
【従来の技術】毛髪用化粧料、例えば整髪料または毛染
め剤を泡状として塗布する従来技術として、毛髪用化粧
料を容器から高圧ガス、例えばLPGガスの圧力を利用
して吐出するいわゆるエアゾールタイプの塗布用具が使
用されている。
【0003】この種の塗布用具は、一般に毛髪用化粧料
を収容する容器とこれに脱着自在に係合されるブラシ本
体とから構成されており、使用の際にブラシ本体を容器
に装着した後、ブラシ本体の基部に設けられたボタンを
押すことによって、ブラシ本体の植設部に列状に植設さ
れた櫛歯の間から泡状の毛髪用化粧料が吐出され、毛髪
を梳く操作によって毛髪用化粧料を毛髪に塗布できるよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
塗布用具は、泡状に吐出される毛髪用化粧料には好適に
使用し得るが、液状や、ゲル状の毛髪用化粧料に適用し
た場合には、櫛歯での毛髪用化粧料の保持力が不十分で
あるため、塗布操作の際に毛髪用化粧料が不意に落下し
て衣服または身体に付着するおそれがあり、これらの毛
髪用化粧料には、好適に使用し得なかった。また、従来
からあるこの種の塗布用具は、毛髪用化粧料を多く保持
し得るように、上記櫛歯の列の間隔が広く設定されてい
るため、特定の狭い範囲を染毛する場合には、毛髪用化
粧料を必要以上吐出してしまう傾向があった。
【0005】本発明の目的は、泡状、ゲル状、液状等の
種々の毛髪用化粧料に好適に使用し得、且つ特定の狭い
範囲を塗布する場合にも所望量の毛髪用化粧料を吐出し
て塗布できる毛髪用化粧料塗布用具を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、種々検討
した結果、植設部に、櫛歯又はブリッスルを特定の狭い
間隔を有する2本の列状に植設し、これら列状に植設し
た櫛歯又はブリッスルの間に毛髪料化粧料を吐出する細
長いスリットを配設することによって、上記目的を達成
し得るとの知見を得た。
【0007】本発明の請求項1に記載の発明は、上記知
見に基づいてなされたもので、毛髪用化粧料を収容する
容器に着脱自在に装着される装着部を備えるとともに、
該装着部より延出しその先端部に細長い植設部を備えた
ブラシ本体を主体として構成されており、上記ブラシ本
体の内部に、上記容器より噴出される毛髪用化粧料を案
内する連通孔が設けられ、上記植設部に上記連通孔に連
通し該植設部の長手方向に伸びる細長いスリットが形成
され、且つ上記植設部に櫛歯又はブリッスルが上記スリ
ットを挟んで2〜8mmの間隔をおいて列状に植設されて
いることを特徴とする毛髪用化粧料塗布用具を提供する
ものである。
【0008】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の毛髪用化粧料塗布用具において、上記
スリットの幅が1〜5mmであり、且つ上記スリットの長
さが上記植設部の長さの3/4以下であることを特徴と
する毛髪用化粧料塗布用具を提供するものである。
【0009】
【作用】本発明の請求項1に記載の毛髪用化粧料塗布用
具においては、当該毛髪用化粧料塗布用具の装着部が上
記容器に装着された状態で、該容器内に収容された化粧
料が噴出されると、噴出された毛髪用化粧料が、上記ブ
ラシ本体内部の連通孔を通って上記スリットから吐出さ
れる。吐出された毛髪用化粧料は、植設部の上面に植設
された上記櫛歯又はブリッスルの間の空間を満たすよう
に広がり、その根元から先端に亘って万偏なく保持され
る。この際、上記植設部に、上記櫛歯又はブリッスルが
上記スリットを挟んで2〜8mmの間隔をおいて列状に植
設されているため、特定の塗布箇所への塗布に対して所
望量の毛髪用化粧料が吐出される。そして、上記櫛歯を
頭皮に対して立てた状態で、毛髪用化粧料が頭皮へ付着
しないように確認しながらブラッシングすることによっ
て、毛髪用化粧料が毛髪の生え際から毛先に亘って確実
に塗布される。
【0010】本発明の請求項2に記載の毛髪用化粧料塗
布用具においては、上記スリットの幅が1〜5mmであ
り、且つ上記スリットの長さが上記植設部の長さの3/
4以下であるので、上記の作用に加えて、吐出初期の段
階から毛髪用化粧料が上記櫛歯又はブリッスルの間の空
間内に均一に吐出される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照しな
がら詳細に説明する。
【0012】図1及び2は、本発明に係る毛髪用化粧料
塗布用具の一実施例を示したものである。これらの図に
おいて、符号10は毛髪用化粧料が収容される容器、2
0はこの容器10に連結された毛髪用塗布用具(以下、
単に「塗布用具」という)を示している。
【0013】図1に示したように、上記塗布用具20
は、毛髪用化粧料を収容する容器10に着脱自在に装着
される装着部30を備えるとともに、該装着部30より
延出しその先端部に細長い櫛歯植設部(植設部)40を
備えたブラシ本体41を主体として構成されている。
【0014】上記装着部30は、ほぼキャップ状の構造
を有しており、その内側壁部に設けられた雌ネジ31
を、上記容器10の口部に設けられた雄ネジ11に螺合
させることにより、該容器10に取り付け可能な構成と
されている。
【0015】上記装着部30のショルダー部32には押
しボタン33が挿設されており、また、装着部30内に
は、ヒンジ部34を支点として回動可能なスプリング部
材35が配設されている。そして、容器10を握った状
態で、この押しボタン33を押すと、装着部30内に配
設されたスプリング部材35を介して、容器10の吐出
ノズル12を押圧可能な構成とされている。
【0016】なお、上記装着部30の内部機構は、この
種の容器の従来公知のものと同様であり、例えば特願平
4−176091号(特開平5−337008号公報)
等に説明されているような機構を利用することができ
る。
【0017】上記ブラシ本体41は、上記装着部30よ
り前方に延びており、その内部には、上記容器10より
噴出される毛髪用化粧料を案内する連通孔42が設けら
れている。この連通孔42内には、上記装着部30内の
スプリング部材35に一端が固定された案内パイプ36
が移動自在に挿入されており、この案内パイプ36は、
先端が櫛歯植設部40のほぼ中央に位置する長さに設定
されている。
【0018】図2に示すように、上記櫛歯植設部40
は、平面視して細長い矩形状に形成されており、その上
面43の略中央には、上記連通孔42に連通しその長手
方向に伸びる細長いスリット44が形成されている。ま
た、このスリット44を挟んで両側には、複数の櫛歯4
5が等間隔をおいて列状に平行に植設されている。
【0019】本実施例においては、上記スリット44の
幅は3mmに設定されている。なお、本発明に係る毛髪用
化粧料塗布用具におけるスリットの幅は、本実施例のも
のに限定されるものではなく、1〜5mm、好ましくは3
〜4mmに設定される。上記スリットの幅が、1mm未満で
あると、例えば、ゲル状の毛髪用化粧料等のように、塗
布する毛髪用化粧料によっては、スリットからの押出し
圧力が高くならざるを得なくなり、塗布操作がし辛くな
ったり、使用後の洗浄がし辛くなるなどの問題が生じ、
5mmを越えると、スリットの両側に食接する櫛歯の間隔
が広くなりすぎ、生え際等細かい箇所への塗布がスムー
ズにできなくなるためである。
【0020】また、本実施例においては、上記スリット
44の長さは、上記植設部40の長さの2/5に設定さ
れている。なお、本発明に係る毛髪用化粧料塗布用具に
おけるスリットの長さは、本実施例にのものに限定され
るものではなく、植設部の長さの3/4以下、好ましく
は1/2〜7/10に設定される。上記スリットの長さ
が植設部の長さの3/4を越えると植設部の上下方向で
の吐出状態がスリット縦方向の下部(装着部寄り)にか
たよった形でで吐出されるなど、吐出初期の段階から毛
髪用化粧料を上記櫛歯間の空間内に均一に吐出すること
ができなくなるからである。
【0021】さらに、本実施例においては、上記植設部
40に櫛歯45が上記スリット44を挟んで5mmの間隔
をおいて列状に植設されている。なお、本発明に係る毛
髪用化粧料塗布用具における櫛歯の植設間隔(スリット
を挟んだ列の間隔)は、本実施例のものに限定されるも
のではなく、2〜8mm、好ましくは3〜5mmに設定され
る。上記植設間隔が2mm未満であると、その間に設ける
スリットの幅を1mm未満に狭めざるを得なくなってしま
い、上述したような押出し圧力や、洗浄等の問題が生じ
るからであり、8mmを越えると、生え際等の細かい箇所
への塗布がスムーズにできなくなるためである。
【0022】またさらに、本実施例においては、上記櫛
歯45はその列方向に1mmの間隔をおいて植設されてい
る。なお、本発明に係る毛髪用化粧料塗布用具における
櫛歯の列方向の植設間隔は、本実施例のものに限定され
るものではなく、1〜5mm、好ましくは1〜3mmに設定
される。上記植設間隔が、1mm未満であると、毛髪をブ
ラッシングしながら毛髪用化粧料を塗布する際に、櫛歯
と毛髪との馴染みが悪くなり、塗布し辛いからであり、
5mmを越えると、毛髪用化粧料の性状によっては櫛歯の
間から当該毛髪用化粧料がはみ出して垂れ落ちるおそれ
があるからである。
【0023】また、本実施例においては、上記櫛歯45
の列の長さは、50mmに設定されている。なお、本発明
に係る毛髪用化粧料塗布用具における上記櫛歯の列の長
さは本実施例のものに限定されるものではなく、10〜
70mm、好ましくは20〜50mmに設定される。上記櫛
歯の列の長さが、10mm未満であると、毛髪用化粧料の
塗布量が少なく、かつごく細部にしか使用できないため
であり、70mmを越えると、スリットから吐出された毛
髪用化粧料を櫛歯の列方向に均一に分布した状態で保持
できなくなるからである。
【0024】なお、本実施例では、上記櫛歯45の形状
は、先端部に向けて先細る円錐状に形成されているが、
毛髪用化粧料の保持性、毛髪のブラッシングの操作性等
に支障を来さないものであれば特に制限されず、例えば
櫛歯植設部の幅方向に偏平した円錐状等に形成してもよ
い。また、上記櫛歯45の長さは、適用する毛髪用化粧
料、容器の噴出性能等により、適宜変更することができ
るが、塗布操作し易さを考慮すると10〜20mmに設定
することが望ましい。さらに、櫛歯45は、上記櫛歯植
設部40とともに一体成形してもよく(本発明における
植設とは一体成形を含む。)、あるいは櫛歯45を別体
で設け、上記植設部40に植設穴などを設けて植設する
ようにしてもよい。
【0025】上記容器10は、上記吐出ノズル12が押
し下げられることによって内部に設けられた逆止弁(図
示せず)が開くように構成されている。この容器10の
内部には、毛髪用化粧料、気泡剤および高圧ガスが充填
されており、上記押しボタン33を押し下げることによ
って上記毛髪用化粧料が泡状に噴出し得るようになして
ある。
【0026】次に、上記塗布用具20の作用を、当該塗
布用具20を上記容器10に装着した際の塗布手順とと
もに説明する。上記塗布用具20が容器10に連結され
た状態において、押しボタン33を押すとスプリング部
材35を介して容器10の吐出ノズル12が押し下げら
れ、内部の毛髪用化粧料が気泡剤と共に案内パイプ36
を通ってその先端から吐出され、次に連通孔42を通
り、スリット44から吐出初期の段階から泡状に均一に
吐出される。
【0027】泡状に吐出された毛髪用化粧料は、上記櫛
歯45の間の空間を満たすように広がり、櫛歯45の根
元から先端に亘って万偏なく保持される。この状態で上
記櫛歯45の先端部頭皮に対して立てるように配置して
ブラッシングすると、毛髪用化粧料が毛髪の生え際から
毛先に亘って確実に塗布される。
【0028】このように、本実施例に係る塗布用具20
によれば、櫛歯45が狭い間隔で植設されているので、
泡状のみならず、ゲル状、液状の毛髪用化粧料を櫛歯4
5の間の空間に確実に保持することができる。従って塗
布操作の際に当該毛髪用化粧料が不意に落下して衣服ま
たは身体に付着するおそれがなく、好適に使用すること
ができる。また、上記櫛歯45の間の空間内に保持され
る毛髪用化粧料の量も、従来に比べて少ないので、特定
の染毛箇所を染毛する場合にも、毛髪用化粧料を無駄に
吐出させなくてすむ。
【0029】本発明に係る毛髪用化粧料塗布用具は、上
記実施例における上記櫛歯45に代えて、図3に示すよ
うに、ブリッスル(束)50を植設して構成してもよ
く、あるいは、図4に示すように、ブリッスル50’を
植設部40”とともに一体成形してブラシ本体を構成し
てもよい(本発明における植設とは、上記櫛歯同様に一
体成形を含むものである。)。
【0030】図3に示したように、ブリッスル50を植
設部に植設する場合には、スリットの幅、上記ブリッス
ルの幅方向の植設間隔、及びブリッスルの列の長さは、
上記櫛歯を植設する場合と同様に設定される。
【0031】また、ブリッスルの列方向の植設間隔は、
2〜6mm、好ましくは2〜4mmに設定される。上記ブリ
ッスルの列方向の植設間隔が、2mm未満であると、ブリ
ッスル全体のしなやかさがなくなるため、毛髪との馴染
みが悪くなり、塗布がし辛くなるためであり、6mmを越
えると、ブリッスル自身を太くしない限り、ブリッスル
植設間に隙間ができて毛髪用化粧料が横にはみ出して垂
れ落ち易くなるからであり、またブリッスル自身を太く
すると、毛髪の生え際等の細かい箇所への塗布がし辛く
なるからである。
【0032】一方、ブリッスル50’を植設部40”に
一体的に成形する場合には、図4に示したように、ブリ
ッスル50’の列を千鳥列状に2列以上設けることが好
ましい。
【0033】本発明におけるブリッスルの素材は、ナイ
ロン、ポリエチレン、ポリプロピレン等の従来から毛髪
用として使用されているものを適用できるが、これらの
なかでもナイロンが好ましく使用される。
【0034】本発明におけるブリッスルの長さは、当該
ブリッスルの素材、適用する毛髪用化粧料、容器の噴出
性能等により、適宜変更することができるが、塗布操作
のし易さ等を考慮すると20〜50mmに設定することが
望ましい。
【0035】そして、上記ブリッスル50(50’)を
植設したブラシ植設部(植設部)40’(40”)を備
えたブラシ本体(図3及び図4参照)を上記容器10に
装着した場合にも、上記実施例における櫛歯45を植設
したものの場合と同様の作用、効果を得ることができ
る。
【0036】本発明に係る毛髪用化粧料塗布用具は、上
記実施例に限定されるものではなく、本発明の目的を逸
脱しない範囲において、その寸法、形状等を適宜変更す
ることができる。
【0037】例えば、上記実施例では、上記装着部30
に、押しボタン36及びスプリング部材38からなる吐
出機構を設けたが、容器側にこれら吐出機構を設けてお
き、装着部は、容器との連結機能及び上記案内パイプの
支持機能を有するようにしてもよい。
【0038】さらに、本発明に係る毛髪用化粧料塗布用
具は、上記のような泡状の毛髪用化粧料のみならず、ゲ
ル状や比較的粘性の高い液状の毛髪用化粧料にも使用す
ることができる。このようなゲル状や比較的粘性の高い
液状の毛髪用化粧料を使用する際には、上記実施例にお
けるような、毛髪用化粧料を泡状にして吐出可能な容器
10に代えて、図5に示すような従来公知のいわゆるポ
ップル機構を備えた容器10’や、図6に示すような従
来公知のいわゆるラミネートチューブ容器10”等を使
用することが望ましい。
【0039】本発明に係る毛髪用化粧料塗布用具に使用
し得る上記毛髪用化粧料としては、ヘアクリーム、ジェ
ル、ヘアフォーム等の整髪料、ヘアマニキュア、一剤式
ブリーチ剤等の毛染め剤等が挙げられる。
【0040】
【発明の効果】本発明に係る毛髪用化粧料塗布用具によ
れば、以下の効果を奏することができる。請求項1に記
載の毛髪用化粧料塗布用具によれば、櫛歯が狭い間隔で
植設されているので、泡状のみならず、ゲル状、液状の
毛髪用化粧料を櫛歯の間の空間に確実に保持することが
できる。従って、塗布操作の際に当該毛髪用化粧料が不
意に落下して衣服または身体に付着するおそれがなく、
好適に使用することができる。また、また、上記櫛歯の
間の空間内に保持される毛髪用化粧料の量も、従来に比
べて少ないので、特定の塗布箇所に塗布する場合にも、
毛髪用化粧料を無駄に吐出させなくてすむ。
【0041】請求項2に記載の毛髪用化粧料塗布用具に
よれば、上記スリットの幅が1〜5mmであり、且つスリ
ットの長さが植設部の長さの3/4以下であるので、上
記の効果に加えて吐出初期の段階から毛髪用化粧料を上
記櫛歯又はブリッスルの間の空間内に均一に吐出するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る毛髪用化粧料塗布用具の一実施例
を容器に装着した状態を示す部分断面図である。
【図2】同実施例におけるブラシ本体を櫛歯の先端側か
ら見た平面図である。
【図3】本発明に係る毛髪用化粧料塗布用具における他
のブラシ本体の構成を示す図であり、(a)は側断面
図、(b)はブリッスルの先端部側から見た平面図であ
る。
【図4】本発明に係る毛髪用化粧料塗布用具における他
のブラシ本体の構成を示す平面図である。
【図5】本発明に係る毛髪用化粧料塗布用具の一実施例
をポップル容器に装着した状態を示す要部断面図であ
る。
【図6】本発明に係る毛髪用化粧料塗布用具の一実施例
をチューブ容器に装着した状態を示す要部断面図であ
る。
【符号の説明】
10、10’、10” 容器 20 毛髪用化粧料塗布用具 30 装着部 40 櫛歯植設部(植設部) 40’ブラシ植設部(植設部) 41 ブラシ本体 42 連通孔 44 スリット 45 櫛歯 50、50’ ブリッスル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 毛髪用化粧料を収容する容器10に着脱
    自在に装着される装着部30を備えるとともに、該装着
    部30より延出しその先端部に細長い植設部40を備え
    たブラシ本体41を主体として構成されており、 上記ブラシ本体41の内部に、上記容器10より噴出さ
    れる毛髪用化粧料を案内する連通孔42が設けられ、上
    記植設部40に上記連通孔42に連通し該植設部40の
    長手方向に伸びる細長いスリット44が形成され、且つ
    上記植設部40に櫛歯45又はブリッスル50が上記ス
    リット44を挟んで2〜8mmの間隔をおいて列状に植設
    されていることを特徴とする毛髪用化粧料塗布用具。
  2. 【請求項2】 上記スリット44の幅が1〜5mmであ
    り、且つ上記スリット44の長さが上記植設部40の長
    さの3/4以下であることを特徴とする請求項1に記載
    の毛髪用化粧料塗布用具。
JP27681794A 1994-11-10 1994-11-10 毛髪用化粧料塗布用具 Pending JPH08131236A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009160240A (ja) * 2008-01-08 2009-07-23 Kao Corp 櫛歯付き塗布用具
KR101122273B1 (ko) * 2011-11-21 2012-03-16 이재일 과산화수소가 포함된 염색약을 저장하기 위한 용기

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JP2009160240A (ja) * 2008-01-08 2009-07-23 Kao Corp 櫛歯付き塗布用具
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