JP2009160240A - 櫛歯付き塗布用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】櫛歯台の櫛歯列によって両側を挟まれた中央部分に、塗布液を略均等に吐出させて、塗布液を毛髪にバランスよく塗布できる櫛歯付き塗布用具を提供する。
【解決手段】縦長平面形状を有する櫛歯台19の中央部分22を挟んだ両側に、櫛歯列21が一列ずつ設けられて櫛歯部12が形成されており、櫛歯台19の背面側に設けられた液室23から、供給流路17を経て圧送されてくる染毛剤を、櫛歯台19の中央部分に開口形成したスリット開口24a,24bを介して吐出させつつ、櫛歯20による塗布作業を行う櫛歯付き塗布用具10であって、スリット開口24a,24bは、櫛歯台19の長手方向Xに直線状に並べて配置された、供給流路17側の第1スリット開口24aと、先端部12b側の第2スリット開口24bとからなる。第1スリット開口24aのスリット幅B1は、第2スリット開口24bのスリット幅B2よりも小さくなっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、櫛歯付き塗布用具に関し、特に容器本体から圧送されてくる塗布液を、多数の櫛歯が設けられた櫛歯部に吐出させて櫛歯による塗布作業を行う櫛歯付き塗布用具に関する。
容器本体から圧送されてくる塗布液を、多数の櫛歯が設けられた櫛歯部に吐出させて櫛歯による塗布作業を行う櫛歯付き塗布用具として、例えば染毛剤等の毛髪化粧料を毛髪に塗布するために用いる毛髪化粧用具が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
これらの特許文献に記載の毛髪化粧用具では、多数の櫛歯が設けられた櫛歯部を備えており、エアゾール容器やスクイズ容器等からなる容器本体の口首部に着脱可能に装着して用いられる。また櫛歯部の背面側には液室が設けられており、液室と連通する供給流路を経て容器本体から圧送されてくる泡状或いは液状の塗布液を、櫛歯部に設けた複数の吐出口から吐出させつつ、櫛歯による塗布作業を行うようになっている。
また、これらの毛髪化粧用具では、液室から吐出口を介して櫛歯部に吐出される塗布液は、容器本体から塗布液が圧送される供給流路に近い接続基端部側の吐出口から吐出される塗布液の方が、先端部側の吐出口から吐出される塗布液のよりも吐出量が多くなりがちである。よって、塗布液が供給流路に近い側の櫛歯部の方に多く供給されて、吐出された塗布液を毛髪にバランスよく均等に塗布することが困難になる。
このため、例えば櫛歯部に設けた円形の吐出口の開口面積を接続基端部側のものよりも先端部側のものの方が大きくなるようにしたり、液室の供給流路寄りの部分に抵抗板を設けたり、或いは液室内における吐出口への流路を供給流路側のものの方が長くなるようにして、櫛歯部の略全体に亘って略均等に塗布液が吐出されるようにする工夫がなされている。
実公平3−42807号公報 特開平7−136019号公報 特開平7−332916号公報
一方、例えば毛髪の生え際部分等の細部に染毛を行うには、多数の櫛歯が設けられる櫛歯部をコンパクトな形状にすることが好ましい。櫛歯部をコンパクトな形状にする場合には、簡易な構造によって塗布液が略均等に吐出されるように、例えば複数の円形の吐出口の開口面積をより小さくすると共に、供給流路側の吐出口の開口径よりも先端部側の吐出口の開口径の方が大きくなるようにすることが考えられるが、個々の吐出口の開口面積を小さくすると、例えば櫛歯付き塗布用具の使用後に櫛歯部を洗浄する際に、洗浄液が吐出口を通過し難くなって洗浄効果が損われるおそれがある。
また、櫛歯部をコンパクトな形状にした場合、隣接する櫛歯の間の間隔が狭くなるため、これらの間隔部分に十分な量の塗布液を吐出させたり、保持しておくことが困難である。このため、例えば縦長の平面形状を有する櫛歯台の中央部分を挟んだ両側に一列ずつ櫛歯列を設けて櫛歯部を形成し、両側の櫛歯列を仕切壁としてこれらによって挟まれる中央部分に塗布液を吐出させることにより、相当の幅を有する中央部分に塗布液を保持させ、櫛歯による塗布作業時に、十分な量の塗布液を供給できるようにすることが考えられる。
しかしながら、このような櫛歯列によって両側を挟まれた櫛歯台の中央部分に、上述のように接続基端部側のものの開口径よりも先端部側のものの開口径の方が大きくなるようにして複数の円形の吐出口を設けると、櫛歯部の洗浄性に問題を生じることになる。
本発明は、櫛歯台の櫛歯列によって両側を挟まれた中央部分に、略全体に亘って塗布液を略均等に吐出させることにより、吐出された塗布液を毛髪等の被塗布部にバランスよく塗布することができると共に、櫛歯部の洗浄性を阻害することのない櫛歯付き塗布用具を提供することを目的とする。
本発明は、縦長平面形状を有する櫛歯台の表面に、長手方向に連設する多数の櫛歯からなる櫛歯列が、中央部分を挟んだ両側に少なくとも一列ずつ設けられて櫛歯部が形成されており、前記櫛歯台の背面側に設けられた液室から、前記液室に連通する供給流路を経て圧送されてくる塗布液を、前記櫛歯列の間の中央部分において前記櫛歯台に開口形成した2箇所のスリット開口を介して吐出させつつ、前記櫛歯による塗布作業を行う櫛歯付き塗布用具であって、前記スリット開口は、前記櫛歯台の長手方向に直線状に並べて配置された、前記供給流路側の第1スリット開口と、先端部側の第2スリット開口とからなり、且つ前記第1スリット開口のスリット幅B1が、前記第2スリット開口のスリット幅B2よりも小さくなっている櫛歯付き塗布用具を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の櫛歯付き塗布用具によれば、櫛歯台の櫛歯列によって両側を挟まれた中央部分に、略全体に亘って塗布液を略均等に吐出させることにより、吐出された塗布液を毛髪等の被塗布部にバランスよく塗布することができると共に、櫛歯部の洗浄性を阻害することがない。
図1に示す本発明の好ましい一実施形態に係る櫛歯付き塗布用具10は、塗布液として例えば染毛剤を収容した容器本体11の口首部11aに着脱可能に装着して用いられ、特に毛髪の生え際部分のような細部の染毛を行うのに適した、コンパクトな形状の櫛歯部12を有している。
ここで、本実施形態では、容器本体11は、染毛剤を収容した例えばエアゾール容器であって、塗布用具10に設けられた押圧操作部13からの操作によってステム14が押し下げられることによって、ステム14の先端から、染毛剤を例えば泡状にして吐出させることができるようになっている。
また、本実施形態では、塗布用具10は、合成樹脂製の成形品であって、塗布用具10を容器本体に装着するためのスカート状の装着固定部15と、装着固定部15の天面部15aにヒンジ部16を介して回動可能に接合すると共に、天面部15aから上方に立設配置された、内側に供給流路17を備える中空ロッド部18と、中空ロッド部18の上端部分に一体として設けられた櫛歯部12とを含んで構成されている。また中空ロッド部18の下端部分には、側方に張り出すように突出して、押圧操作部13が設けられている。
さらに、本実施形態では、櫛歯部12は、図2(a),(b)にも示すように、縦長平面形状を有する櫛歯台19と、櫛歯台19の表面から立設して設けられた多数の櫛歯20とからなる。櫛歯20は、長手方向に連設する多数の櫛歯20からなる櫛歯列21を、中央部分22を挟んだ両側に少なくとも一列ずつ(本実施形態では各々1列)配置することによって櫛歯台19に設けられている。また、櫛歯台19の背面側には液室23が設けられており、この液室23は、櫛歯部12の中空ロッド部18との接続基端部12a側において、中空ロッド部18の内側の供給流路17と連通している。
そして、本実施形態の櫛歯付き塗布用具10では、使用者が容器本体(把持部)11を把持しつつ押圧操作部13の押圧操作によってステム14を押し下げ、容器本体11に収容された染毛剤を吐出させると共に、吐出された染毛剤を中空ロッド部18の内側の供給流路17を経て櫛歯台19の背面側の液室23に圧送させる。また圧送された染毛剤を、櫛歯台19に開口形成した2箇所のスリット開口24a,24bを介して、櫛歯台19の表面側に吐出させ、吐出した染毛剤を櫛歯20によって塗布する作業が行われる。本実施形態によれば、櫛歯台19の櫛歯列21によって両側を挟まれた中央部分22に、略全体に亘って染毛剤を略均等に吐出させることにより、吐出された染毛剤を毛髪にバランスよく塗布することのできる構造を備えている。
すなわち、本実施形態の櫛歯付き塗布用具10は、縦長平面形状を有する櫛歯台19の表面に、長手方向Xに連設する多数の櫛歯20からなる櫛歯列21が、中央部分22を挟んだ両側に一列ずつ設けられて櫛歯部12が形成されており、櫛歯台19の背面側に設けられた液室23から、櫛歯部12の接続基端部12a側で液室23に連通する供給流路17を経て把持部である容器本体11側より圧送されてくる染毛剤を、櫛歯列21の間の中央部分22において櫛歯台19に開口形成した2箇所のスリット開口24a,24bを介して吐出させつつ、櫛歯20による塗布作業を行う塗布用具であって、スリット開口24a,24bは、図2(a),(b)に示すように、櫛歯台19の長手方向Xに直線状に並べて配置された、接続基端部12a側(供給流路17側)の第1スリット開口24aと、先端部12b側の第2スリット開口24bとからなり、且つ第1スリット開口24aのスリット幅B1が、第2スリット開口24bのスリット幅B2よりも小さくなっている。
本実施形態では、櫛歯部12の櫛歯台19は、例えば幅Bが6〜8mm、長さLが20〜30mmの大きさの、長円形の縦長平面形状を有している。櫛歯台19の表面には、多数の櫛歯20が立設配置されていると共に、櫛歯台19の中央部分には、当該櫛歯台19を厚さ方向に貫通して、スリット開口24a,24bが2箇所に開口形成されている。
櫛歯20は、例えば直径が0.5〜2mm程度の円形断面を備えると共に、櫛歯台19の表面から5〜10mm程度の高さで立設して設けられている。本実施形態では、例えば各々14本の櫛歯20が長手方向Xに1〜2mm程度の中心間ピッチで連設して2列の櫛歯列21が形成されている。各櫛歯列21は、櫛歯台19の中央部分22を挟んだ両側に、2〜2.6mm程度の中心間間隔をおいて平行に配置されている。これによって、櫛歯台19の中央部分22には、両側の櫛歯列21を洗毛剤が流出するのを抑制する流出抑制壁とした、相当の幅を有する染毛剤保持凹部26が、櫛歯列21によって挟まれて形成されることになる。なお、染毛剤保持凹部26を構成する櫛歯列21によって挟まれた中央部分22の長手方向Xの両端部には、櫛歯台19から立設して、接続基端部12a側に2本、先端部12b側に2本の補助櫛歯25が設けられている。これらの補助櫛歯25によって、中央部分22の染毛剤保持凹部26に吐出された染毛剤が、染毛剤保持凹部26の端部から流出するのを効果的に抑制する。
櫛歯台19の中央部分22に開口形成された2箇所のスリット開口24a,24bは、例えば細長い長円形状を有しており、櫛歯台19の長手方向Xに直線状に並べて配置されている。櫛歯部12の接続基端部12a側の第1スリット開口24aは、例えばそのスリット幅B1が0.3〜0.7mm、長さL1が3〜4mmとなっている。櫛歯部12の先端部12b側の第2スリット開口24bは、例えばそのスリット幅B2が0.8〜1.2mm、長さL2が8〜12mmとなっている。また第1スリット開口24aと第2スリット開口24bとの間の間隔部分の長さL3は1〜3mmとなっている。
ここで、第1スリット開口24aのスリット幅B1は、第2スリット開口24bのスリット幅B2よりも小さくなっており、第1スリット開口24aのスリット幅B1と第2スリット開口24bのスリット幅B2の比は、1:1.2〜1:2となっていることが好ましい。第1スリット開口24aのスリット幅B1と第2スリット開口24bのスリット幅B2の比が1:1.2〜1:2となっていることにより、下部からかかる吐出圧を分散させ櫛歯内に均一吐出させる事を可能とするという利点が得られることになる。
また、第1スリット開口24aの長さL1と、第2スリット開口24bの長さL2と、第1スリット開口24aと第2スリット開口24bとの間の間隔部分の長さL3との比は、1:2〜4:0.3〜1.0となっていることが好ましい。第1スリット開口24aの長さL1と、第2スリット開口24bの長さL2と、第1スリット開口24aと第2スリット開口24bとの間の間隔部分の長さL3との比が1:2〜4:0.3〜1.0となっていることにより、吐出した染毛剤が櫛歯台19の櫛歯列21によって両側を挟まれた中央部分22に略均一に出て、塗布時にムラになりにくいという利点が得られることになる。
さらに、櫛歯列21の接続基端部12a側の端部から(端部に位置する櫛歯20の中心から)第1スリット開口24aの始端部までの長さL4は、櫛歯列21の両端の間(両側の端部に位置する櫛歯20の中心の間)の長さL0の5〜10%の長さとなっていることが好ましい。櫛歯列21の接続基端部12a側の端部から第1スリット開口24aの始端部までの長さL4が櫛歯列21の両端の間の長さL0の5〜10%の長さとなっていることにより、吐出した染毛剤は櫛歯台19の櫛歯列21によって両側を挟まれた中央部分22に収まり易くなり、それによって塗布時に周囲の皮膚に付着する事を抑制できるという利点が得られることになる。
さらにまた、櫛歯列の先端部12b側の端部から(端部に位置する櫛歯20の中心から)第2スリット開口24bの終端部までの長さL5は、櫛歯列21の両端の間(両側の端部に位置する櫛歯20の中心の間)の長さL0の2〜10%の長さとなっていることが好ましい。櫛歯列の先端部12b側の端部から第2スリット開口24bの終端部までの長さL5が櫛歯列21の両端の間の長さL0の2〜10%の長さとなっていることにより、吐出した染毛剤は櫛歯台19の櫛歯列21によって両側を挟まれた中央部分22に収まり易くなり、それによって塗布時に周囲の皮膚に付着する事を抑制できるという利点が得られることになる。
また、本実施形態では、櫛歯台19は、中空ロッド部18の内側の供給流路17の軸方向Yに対して15〜45°の角度θで傾斜していることが好ましい。櫛歯台19が供給流路17の軸方向Yに対して15〜45°の角度θで傾斜していることにより、自然に被塗布部とフィットし、無理な角度にする事無く目的箇所に染毛剤を容易に塗布することが可能になるという利点が得られることになる。
そして、上述の構成を備える本実施形態の櫛歯付き塗布用具10によれば、櫛歯台19の櫛歯列21によって両側を挟まれた中央部分22に、略全体に亘って塗布液としての染毛剤を略均等に吐出させることにより、吐出された染毛剤を毛髪にバランスよく塗布することが可能になると共に、櫛歯部12の洗浄性を阻害することがない。
すなわち、本実施形態によれば、2箇所のスリット開口24a,24bが、櫛歯台19の櫛歯列21によって両側を挟まれた中央部分22に、長手方向Xに間隔をおいて直線状に並べて配置されており、接続基端部12a側(供給流路17側)の第1スリット開口24aのスリット幅B1が、先端部12b側の第2スリット開口24bのスリット幅B2よりも小さくなっている。また、スリット幅B1の小さい接続基端部12a側の第1スリット開口24aと、スリット幅B2の大きい先端部12b側の第2スリット開口24bとを、連続させることなく間隔をおいて直線状に並べて配置している。したがって、スリットを分断することなく1本のスリット開口として設けた場合と比較して、第1スリット開口24aと第2スリット開口24bの間に間隔部が介在していることにより、接続基端部12a側(供給流路17側)に多量の染毛剤が偏って吐出されるのを回避して、櫛歯部12の略全体に亘って染毛剤を略均等に吐出させることが可能になる。さらに、例えば複数の開口面積の小さな吐出口を、接続基端部側(供給流路17側)のものの開口径よりも先端部側のものの開口径の方が大きくなるように設けた場合と比較して、スリット状の開口によって個々の吐出用の開口に相当の大きさの開口面積を確保することが可能になり、スリット開口24a,24bに洗浄水をスムーズを流通させて、櫛歯部12の洗浄性を向上させることが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、中央部分を挟んだ両側に櫛歯列を一列ずつ設ける必要は必ずしもなく、各々二列以上設けることもできる。また、櫛歯列の外側に櫛歯列以外の櫛歯を適宜設けることもできる。さらに、櫛歯部に吐出される塗布液は、染毛剤以外の毛髪化粧料であっても良く、毛髪化粧料以外の、櫛歯と共に使用するその他の種々の塗布液であっても良い。
本発明の好ましい一実施形態に係る櫛歯付き塗布用具を容器本体に取り付けた状態を示す断面図である。 (a)は本発明の好ましい一実施形態に係る櫛歯付き塗布用具の要部側面図、(b)は(a)を上方たら視た平面図である。
符号の説明
10 櫛歯付き塗布用具
11 容器本体
11a 容器本体の口首部
12 櫛歯部
12a 櫛歯部の接続基端部
12b 櫛歯部の先端部
13 押圧操作部
14 ステム
15 装着固定部
16 ヒンジ部
17 供給流路
18 中空ロッド部
19 櫛歯台
20 櫛歯
21 櫛歯列
22 中央部分
23 液室
24a 第1スリット開口
24b 第2スリット開口
25 補助櫛歯
26 染毛剤保持凹部
B1 第1スリット開口のスリット幅
B2 第2スリット開口のスリット幅
L0 櫛歯列の両端の間の長さ
L1 第1スリット開口の長さ
L2 第2スリット開口の長さ
L3 第1スリット開口と第2スリット開口との間の間隔部分の長さ
L4 櫛歯列の接続基端部側の端部から第1スリット開口の始端部までの長さ
L5 櫛歯列の先端部側の端部から第2スリット開口の終端部までの長さ
X 櫛歯台の長手方向
Y 供給流路の軸方向

Claims (9)

  1. 縦長平面形状を有する櫛歯台の表面に、長手方向に連設する多数の櫛歯からなる櫛歯列が、中央部分を挟んだ両側に少なくとも一列ずつ設けられて櫛歯部が形成されており、前記櫛歯台の背面側に設けられた液室から、前記液室に連通する供給流路を経て圧送されてくる塗布液を、前記櫛歯列の間の中央部分において前記櫛歯台に開口形成した2箇所のスリット開口を介して吐出させつつ、前記櫛歯による塗布作業を行う櫛歯付き塗布用具であって、
    前記スリット開口は、前記櫛歯台の長手方向に直線状に並べて配置された、前記供給流路側の第1スリット開口と、先端部側の第2スリット開口とからなり、且つ前記第1スリット開口のスリット幅B1が、前記第2スリット開口のスリット幅B2よりも小さくなっている櫛歯付き塗布用具。
  2. 前記第1スリット開口のスリット幅B1と前記第2スリット開口のスリット幅B2の比が1:1.2〜1:2である請求項1記載の櫛歯付き塗布用具。
  3. 前記第1スリット開口の長さL1と、前記第2スリット開口の長さL2と、前記第1スリット開口と前記第2スリット開口との間の間隔部分の長さL3との比が、1:2〜4:0.3〜1である請求項1又は2に記載の櫛歯付き塗布用具。
  4. 前記櫛歯列の前記供給流路側の端部から前記第1スリット開口の始端部までの長さL4が、前記櫛歯列の両端の間の長さL0の5〜10%の長さである請求項1〜3のいずれかに記載の櫛歯付き塗布用具。
  5. 前記櫛歯列の前記先端部側の端部から前記第2スリット開口の終端部までの長さL5が、前記櫛歯列の両端の間の長さL0の2〜10%の長さである請求項1〜4のいずれかに記載の櫛歯付き塗布用具。
  6. 前記櫛歯台は、幅Bが6〜8mm、長さLが20〜30mmの縦長平面形状を有している請求項1〜5の何れかに記載の櫛歯付き塗布用具。
  7. 前記第1スリット開口のスリット幅B1が0.3〜0.7mm、前記第2スリット開口のスリット幅B2が0.8〜1.2mmである請求項1〜6の何れかに記載の櫛歯付き塗布用具。
  8. 前記第1スリット開口の長さL1が3〜4mm、前記第2スリット開口の長さL2が8〜12mm、前記第1スリット開口と前記第2スリット開口との間の間隔部分の長さL3が1〜3mmである請求項1〜7の何れかに記載の櫛歯付き塗布用具。
  9. 前記櫛歯台が、前記供給流路の軸方向に対して15〜45°の角度で傾斜している請求項1〜8の何れかに記載の櫛歯付き塗布用具。
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