JPH11203564A - 避難誘導システム - Google Patents

避難誘導システム

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JPH11203564A
JPH11203564A JP616198A JP616198A JPH11203564A JP H11203564 A JPH11203564 A JP H11203564A JP 616198 A JP616198 A JP 616198A JP 616198 A JP616198 A JP 616198A JP H11203564 A JPH11203564 A JP H11203564A
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JP
Japan
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synchronization signal
blinking
light
guidance
time
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Application number
JP616198A
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English (en)
Inventor
Shinji Matsuda
真二 松田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各避難誘導手段間の連動乃至同期を常に維持
させる。 【解決手段】 防災盤1からの発報情報に応じてパター
ン信号を送出するとともに、所定の光誘導用周期で順
次、光同期信号を送出する一方、所定の音声誘導用周期
で順次、音声同期信号を送出する主制御盤11、複数の
光誘導部12及び複数の音声誘導部15を備え、光誘導
部12は、光誘導用周期に応じて複数の点滅器具14の
点滅制御を行って、これら点滅器具14の点滅を利用し
て誘導を行い、音声誘導部15は、音声同期信号に応じ
て複数のスピーカ器具17の出力制御を行って、これら
スピーカ器具17からの音声を利用して誘導を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光と音声のうち、
少なくとも一方を利用して人の誘導を行う避難誘導シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、建物の通路等に複数の点滅器
具を所定間隔毎に設置し、これら複数の点滅器具による
点灯を、例えば火災発生の際に適切な避難方向に移動さ
せることで、人を安全な方向に誘導する避難誘導システ
ムが知られている。例えば、特開平6−111168号
公報には、中継機からパターン番号が各コントロールユ
ニットに伝送されると、各コントロールユニットは、他
のコントロールユニットと連動して、制御下にある各発
光ユニットの駆動を開始させる避難誘導システムが開示
されている。
【0003】また、特開昭63−93097号公報に
は、音声誘導の同期について記載がなされている。な
お、上記連動乃至同期に関するものではないが、特開平
5−266368号公報には、火災発生時に、スピーカ
からのハース効果を伴う音声を利用して誘導を行うとと
もに、複数の光点滅誘導装置を用いて避難口方向に光の
流れを生じさせ、この光の流れを利用して誘導を行う避
難誘導装置が開示されている。
【0004】また、特開平6−28583号公報には、
複数の光点滅器具が所定数のグループに区分され、互い
に隣接するグループ間の離間距離がグループ内で互いに
隣接する光点滅器具の離間距離よりも長くなるように、
複数の光点滅器具を配置した場合に、誘導に適切な点滅
効果を発揮する光点滅器具の点滅方法が記載されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平6−111168号公報記載の方法では、各コント
ロールユニットは動作開始時には連動するものの、この
ような連動は、各コントロールユニットの固体誤差のた
めに、時間が経過するにつれて維持されなくなる可能性
があり、これは、バラバラな誘導ではなく、互いに連動
し合った誘導が特に求められる大規模な避難誘導システ
ムでは問題であった。
【0006】また、特開昭63−93097号公報記載
の方法では、音声誘導にハース効果を持たせると、その
効果が失われてしまう。本発明は、上記事情に鑑みてな
されたものであり、各避難誘導手段間の連動乃至同期を
常に維持し得る避難誘導システムを提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、外部からの所定通知に応じて、この所定通
知に対して予め定められた動作パターン識別情報を送出
する一方、同期信号を周期的に送出する主制御手段と、
前記同期信号に応じて、前記動作パターン識別情報に対
応する避難方向への誘導を行う複数の避難誘導手段とを
備えたものである。
【0008】この構成では、各避難誘導手段が主制御手
段からの同期信号に応じて避難方向への誘導を行うの
で、各避難誘導手段間の連動乃至同期が常に維持される
ようになる。なお、前記避難誘導手段は、前記同期信号
に応じて、前記動作パターン識別情報に対応する光の点
滅制御を行う点滅制御手段と、前記点滅制御に従って点
滅する複数の点滅手段とを備え、前記複数の点滅手段に
よる光の移動を利用して、前記避難方向への誘導を行う
光誘導手段であってもよい。この構成によれば、各光誘
導手段間の連動乃至同期が常に維持されるようになる。
【0009】また、前記避難誘導手段は、前記同期信号
に応じて、前記動作パターン識別情報に対応する音声の
発生制御を行う音声発生制御手段と、前記発生制御に従
って音声を発する複数の音声発生手段とを備え、前記複
数の音声発生手段からの音声を利用して、前記避難方向
への誘導を行う音声誘導手段であってもよい。この構成
によれば、各音声誘導手段間の連動乃至同期が常に維持
されるようになる。
【0010】また、前記主制御手段は、所定の光誘導用
周期で順次、光誘導用同期信号を前記光誘導手段に送出
する一方、所定の音声誘導用周期で順次、前記光誘導用
同期信号とは別個独立の音声誘導用同期信号を前記音声
誘導手段に送出するものでもよい。この構成によれば、
各光誘導手段間及び各音声誘導手段間の連動乃至同期が
常に維持されるようになる。
【0011】また、前記主制御手段は、前記複数の光誘
導手段に対する同期信号を、一の点滅手段からこれに隣
接する別の点滅手段に光が点滅によって移動する時間に
合わせて送出するものでもよい。この構成によれば、各
点滅手段の光の点滅が、各光誘導手段間で連動乃至同期
するようになる。また、前記複数の点滅手段は、所定数
の点滅手段からなるグループ毎に区分されており、前記
主制御手段は、前記複数の光誘導手段に対する同期信号
を、前記グループ内の各点滅手段の点滅による光が当該
グループ上を一巡する時間に合わせて送出するものでも
よい。この構成によれば、各グループにおける点滅によ
る一巡毎の光の移動が、各光誘導手段間で連動乃至同期
するようになる。
【0012】また、前記複数の点滅手段は、所定数の点
滅手段からなるグループ毎に区分されており、前記主制
御手段は、前記複数の光誘導手段に対する同期信号を、
前記グループ内の各点滅手段の点滅による光が当該グル
ープ上を所定回数巡回する時間に合わせて送出するもの
でもよい。この構成によれば、各グループにおける点滅
による所定回数の巡回毎の光の移動が、各光誘導手段間
で連動乃至同期するようになる。
【0013】また、互いに隣接する前記グループ間の離
間距離は、前記グループ内の互いに隣接する前記点滅手
段間の離間距離よりも長くなっており、前記グループ内
で最初に点灯する点滅手段の点滅周期は、当該グループ
内における最初に点灯する点滅手段の点灯時点と最後に
点灯する点滅手段の点灯時点との間の時間よりも長くな
るように設定されている構成でもよい。この構成によれ
ば、互いに隣接するグループ間の離間距離がグループ内
の互いに隣接する点滅手段間の離間距離よりも長くなっ
ている場合に、グループ内の点滅手段による光が隣のグ
ループ内の点滅手段による光にスムーズに移行するよう
に移動して、より好適なものとなる。
【0014】また、前記主制御手段は、前記複数の光誘
導手段に向けて送出する同期信号の送出時点と前記複数
の音声誘導手段に向けて送出する同期信号の送出時点と
の間の時間が所定時間内にある場合には、前記音声誘導
手段に向けての同期信号の送出を優先させるものでもよ
い。この構成によれば、音声を利用した誘導に対する同
期が常に一定に保たれるようになる。
【0015】また、前記主制御手段は、前記複数の光誘
導手段に向けて送出する同期信号の送出時点と前記複数
の音声誘導手段に向けて送出する同期信号の送出時点と
の間の時間が所定時間内にある場合には、前記光誘導手
段に向けての同期信号の送出を優先させるものでもよ
い。この構成によれば、光の移動を利用した誘導に対す
る同期が常に一定に保たれるようになる。
【0016】また、前記主制御手段は、前記複数の光誘
導手段に向けて送出する同期信号の送出時点と前記複数
の音声誘導手段に向けて送出する同期信号の送出時点と
の間の時間が所定時間内にある場合には、双方の同期信
号に相当する同期信号を送出するものでもよい。この構
成によれば、音声を利用した誘導に対する同期が常に一
定に保たれるとともに、光の移動を利用した誘導に対す
る同期が常に一定に保たれるようになる。
【0017】さらに、前記主制御手段は、前記複数の音
声誘導手段に向けて同期信号を送出する一方、所定周期
毎の経過時点を計測し、この経過時点と前記音声誘導手
段に向けての同期信号の送出時点との間の時間が所定時
間内にある場合には、前記光誘導手段に向けての同期信
号及び前記音声誘導手段に向けての同期信号の双方に相
当する同期信号を送出するものでもよい。この構成によ
れば、音声を利用した誘導に対する同期が常に一定に保
たれるとともに、光の移動を利用した誘導に対する同期
が常に一定に保たれるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1実施形態を
示す概略構成図である。先ず、この図1を用いて第1実
施形態の概略を説明すると、避難誘導システム10は、
主制御盤(主制御手段)11が、通信路Lを介して複数
の光誘導部(光誘導手段)12及び複数の音声誘導部
(音声誘導手段)15の各々と通信可能に接続されて構
成されている。なお、防災盤(自火報装置)1は、要所
要所に予め設置された多数の感知器(図示省略)からの
火災等の検出信号の有無を監視し、これら感知器のいず
れかから検出信号を受けると、検出信号を発した感知器
のアドレス等を含む発報情報を避難誘導システム10に
通知するものである。
【0019】主制御盤11は、外部の防災盤1からの発
報情報に応じて、この発報情報に対して予め定められた
パターン信号を複数の光誘導部12及び音声誘導部15
に送出するとともに、所定の光誘導用周期で、光同期信
号を複数の光誘導部12に繰り返し送出する一方、所定
の音声誘導用周期で、上記光同期信号とは別個独立の音
声同期信号を複数の音声誘導部15に繰り返し送出する
ものである。
【0020】光誘導部12は、光同期信号に応じてパタ
ーン信号に対応する光の点滅制御を行う光制御ユニット
(点滅制御手段)13及びこの点滅制御に従って動作す
る複数の点滅器具(点滅手段)14により構成され、複
数の点滅器具14の光の点滅を利用して、主制御盤11
からのパターン信号に対応する方向に人を誘導(光誘
導)するものである。なお、各光制御ユニット13に
は、固有のユニットアドレス(識別子)が割り当てられ
ている。
【0021】音声誘導部15は、音声同期信号に応じて
パターン信号に対応する音声の発生制御を行う音声制御
ユニット(音声発生制御手段)16及びこの発生制御に
従って動作する複数のスピーカ器具(音声発生手段)1
7により構成され、複数のスピーカ器具17からの音声
を利用して、主制御盤11からのパターン信号に対応す
る方向に人を誘導(音声誘導)するものである。また、
この音声制御ユニット16には、固有のユニットアドレ
スが割り当てられている。
【0022】次に、上記主制御盤11、光制御ユニット
13、点滅器具14及び音声制御ユニット16につい
て、図面を順次参照しながらさらに詳述する。図2は主
制御盤の構成図で、この図2に示すように、主制御盤1
1は、自火報I/F111、通信部112、メモリ部1
13及びCPU(中央処理装置)114により構成され
ている。自火報I/F111は、防災盤1からの発報情
報を取り込むためのもので、通信部112は、複数の光
制御ユニット13及び音声制御ユニット16と情報の授
受を行うためのものである。
【0023】メモリ部113は、RAMやEEPROM
等の半導体記憶素子等により構成され、本主制御盤11
の動作の際に必要となる種々の情報を記憶するもので、
例えば、複数の光制御ユニット13及び音声制御ユニッ
ト16制御用のパターンテーブルを記憶している。図3
は、このパターンテーブル例を示す図で、本実施形態で
は、上記各感知器アドレス毎に、区画情報並びに、動作
させるべき光制御ユニット13及び音声制御ユニット1
6の各ユニットアドレスとこれら各ユニットアドレス毎
のパターンNoとが対応付けされたパターンテーブルが
使用される。
【0024】CPU114は、本避難誘導システム10
全般の制御を行うもので、例えば、自火報I/F111
が防災盤1からの発報情報を取り込むと、この発報情報
に応じて、適切なユニットアドレス及びパターンNoの
組(図3では、「ユニットアドレス+パターンNo」)
を少なくとも1組以上選定するとともに、選定された組
情報を含むパターン信号を通信部112によって複数の
光制御ユニット13及び音声制御ユニット16に送出さ
せる制御を行う。
【0025】また、このパターン信号送出後は、通信部
112を介して、上述の光同期信号及び音声同期信号
を、それぞれ複数の光制御ユニット13及び複数の音声
制御ユニット16に向けて送出する制御が行われる。図
4は光制御ユニットの構成図で、光制御ユニット13
は、通信部131,132、メモリ部133及びCPU
134により構成され、例えば、制御下にある複数の点
滅器具14を4個の点滅器具14からなるグループに区
分して、各グループ毎に、一の点滅器具14を点灯させ
る一方、残り3個の点滅器具14を消灯させて、当該グ
ループ内の各点滅器具14の点灯光を一の方向に移動さ
せる所謂1点3滅の点滅制御を行うものである。なお、
後述の各点滅器具14には、論理アドレスが割り当てら
れている。
【0026】通信部131は、主制御盤11と情報の授
受を行うためのもので、主制御盤11からのパターン信
号や光同期信号は、この通信部131により取り込まれ
る。通信部132は、制御下にある複数の点滅器具14
に向けて、各種制御信号(モード信号や動作信号等)を
送出するためのものである。メモリ部133は、RAM
やEEPROM等の半導体記憶素子等により構成され、
本光制御ユニット13の動作の際に必要な種々の情報を
記憶するもので、例えば、当該光制御ユニット13のユ
ニットアドレスの他、制御下にある複数の点滅器具14
に対する点滅制御用のパターンテーブルを記憶してい
る。
【0027】図5は、このパターンテーブルの例等を示
す図で、本実施形態では、各パターンNo毎に、制御下
にある各点滅器具14の論理アドレスにおける上位部分
に対して予め定められた方向データ(図5では「方
向」)が対応付けされたパターンテーブルが使用され
る。また、上記論理アドレスにおける上位部分は、制御
下の一のグループを特定するためのもので、以下「グル
ープ番号」という。
【0028】図5では、各点滅器具14に割り当てられ
た論理アドレスが当該点滅器具14のブロックの下側に
示されており、例えば、左から6番目の点滅器具14に
割り当てられた論理アドレス1−1の前側の“1”がグ
ループ番号になる。なお、方向データとしては、例え
ば、所定方向(図5の例では右方向)を示す“01”、
これとは逆方向(図5の例では左方向)を示す“10”
及び消灯を示す“00”のうちのいずれかが用いられ
る。
【0029】CPU134は、本光制御ユニット13全
般の制御を行うもので、例えば、通信部131が主制御
盤11からのパターン信号を取り込むと、このパターン
信号内に当該光制御ユニット13のユニットアドレスが
含まれているか否の判定を行い、含まれていれば、制御
下にある複数の点滅器具14に点滅制御を実行させる制
御を行う。
【0030】このCPU134の制御について詳述する
と、まず、図5に示すように、各点滅器具14に光誘導
を実行させるための予め定められたコードEを、モード
信号として、通信部132を介して各点滅器具14に送
出する制御が行われる。このモード信号送出後は、動作
信号が通信部132を介して各点滅器具14に送出され
る。
【0031】上記動作信号として、まず、図6に示すよ
うに、方向データの取込みに利用される回数データN1
(1≦N1≦10)が、“1”から順番に順次、ステッ
プ幅1でインクリメントされて送出される。図6では、
数値“1”の回数データN1が動作信号として各点滅器
具14に送出されている。これら回数データN1の各送
出後は、図7(a)に示すように、4グループ分の方向
データを図5に示したパターンテーブルから取り出し、
これら4グループ分の方向データを一括して動作信号と
して送出する制御が行われる。
【0032】上記動作信号の送出完了後は、図8及び図
9に示すように、通信部131が光同期信号を取り込む
毎に、点灯データN2(0≦N2≦3)が、動作信号と
して点滅速度に応じた時間間隔で個々に送出される。図
8では、数値“1”の点灯データN2が動作信号として
送出されている。図8と同様に、図9(a)では、数値
“2”の点灯データN2が動作信号として送出され、図
9(b)では、数値“3”の点灯データN2が動作信号
として送出され、図9(c)では、数値“0”の点灯デ
ータN2が動作信号として送出されている。
【0033】なお、上述の点灯データN2は、初期動作
から説明すると、“0”,“1”,“2”,“3”の順
番でサイクリックに送出される。図10は点滅器具の構
成図で、点滅器具14は、対応する光制御ユニット13
と情報(例えばパターン信号や動作信号)の授受を行う
ための通信部141、ランプ142、このランプ142
の駆動制御を行う点灯制御部143、メモリ部144及
びCPU145により構成されている。
【0034】メモリ部144は、RAMやEEPROM
等の半導体記憶素子等により構成され、本点滅器具14
の動作の際に必要な種々の情報を記憶するもので、例え
ば、当該点滅器具14の論理アドレスを記憶している
他、モード信号に含まれるコードEや動作信号に含まれ
る各種データを記憶する。CPU145は、本点滅器具
14全般の制御を行うもので、例えば、図5に示すよう
に、通信部141が対応する光制御ユニット13からコ
ードEを含むモード信号を取り込むと、光誘導の動作モ
ードとなり、モード信号に次いで送出される動作信号に
従って、光誘導用の点滅制御を実行する。図5では、各
点滅器具14のブロック内に、取り込んだコードEが示
されている。
【0035】この点滅制御について詳述すると、CPU
145は、図11(a)に示すように、対応する光制御
ユニット13からの回数データN1を取り込み、この
後、本点滅器具14に割り当てられた論理アドレスのグ
ループ番号が、回数データN1を用いたN1×4−4の
演算値以上で、N1×4の演算値未満の範囲内にあるか
否かの判定を行い、この範囲内にあれば、図11(b)
に示すように、回数データN1に次いで送出される方向
データの取込みを行う。
【0036】図11(a)では、各点滅器具14のブロ
ック内の数値“1”が、各CPU145により、対応す
る光制御ユニット13から取り込まれた回数データN1
を示し、各ブロックの下側には、論理アドレスのグルー
プ番号が示されている。この場合、上記判定のための範
囲が“0”以上で“4”未満となることから、この範囲
内のグループ番号を持つ、グループ番号が丸で囲まれた
点滅器具14が、数値“1”の回数データN1に次いで
送出される方向データの取込みを行う。
【0037】次に、この方向データの取込制御について
説明すると、方向データは、4グループ分のデータが一
括して送られてくるので、CPU145は、4グループ
分の8ビットのデータから、以下に示す方向データ取出
ビット数の「下位」〜方向データ取出ビット数の「上
位」の範囲内にある2ビットのデータを方向データとし
て抽出する。
【0038】下位=〔(グループ番号÷4)の余り〕×
2 上位=〔(グループ番号÷4)の余り〕×2+1 図11(b)では、上記の「下位」〜「上位」の範囲
が、各点滅器具14のブロック内に示され、図7(b)
では、取り込んだ方向データが、各点滅器具14のブロ
ック内に示されている。
【0039】そして、自己の方向データ抽出後は、抽出
した方向データが、“01”であれば論理アドレスの下
位を点灯数に設定する一方、“10”であれば、{循環
点灯数−論理アドレスの下位}の演算を実行し、この演
算結果を点灯数に設定する制御が行われる。図7(c)
では、各点滅器具14のブロック内に、設定した自己の
点灯数が示されている。
【0040】以上により、1点3滅の設定が完了する。
なお、設定された点灯数は、例えばメモリ部144に記
憶される。次に、この設定完了後のCPU145による
制御について説明すると、CPU145は、対応する光
制御ユニット13からの点灯データN2を取り込み、取
り込んだ点灯データN2の値と設定された点灯数の値と
を比較し、これらの値が一致する場合に、点灯制御部1
43によってランプ142を点灯させる制御を実行す
る。
【0041】例えば、図8では、各点滅器具14のブロ
ック内の数値“1”が、点灯データN2を示し、各ブロ
ックの下側の数値は、設定された点灯数を示している。
この場合、点灯数とブロック内の数値とが一致する、点
灯データN2が丸で囲まれた点滅器具14が、点灯する
こととなる。図8と同様に、図9(a)の場合には、点
灯数とブロック内の数値“2”とが一致する点滅器具1
4が点灯し、図9(b)の場合には、点灯数とブロック
内の数値“3”とが一致する点滅器具14が点灯し、図
9(c)の場合には、点灯数とブロック内の数値“0”
とが一致する点滅器具14が点灯する。
【0042】図12は音声制御ユニットの構成図で、音
声制御ユニット16は、主制御盤11との情報授受用の
通信部161、音声信号を生成する音声信号生成部16
2、生成される音声にハース効果を付加するハース設定
部163、当該音声制御ユニット16に対するパターン
信号に対応するパターン等を記憶するメモリ部164及
びCPU165により構成されている。
【0043】CPU165は、本音声制御ユニット16
全般の制御を行うもので、例えば、通信部161で当該
音声制御ユニット16に対するパターン信号が取り込ま
れると、このパターン信号に対応するパターンをメモリ
部164から取り出し、この取り出したパターンに従っ
て、ハース設定部163で設定された内容で音声出力準
備を行い、通信部161で音声同期信号が取り込まれる
毎に順次、避難口に近いスピーカ器具17から順番に誘
導音を1フレーズづつ音声信号生成部162によって出
力させる。なお、この誘導音の出力間隔は、JILで定
められた範囲内で調整可能となっている。
【0044】次に、本実施形態における1点3滅の動作
について説明する。主制御盤11からパターン信号が送
出されると、このパターン信号内のユニットアドレスに
該当する光制御ユニット13から、制御下にある複数の
点滅器具14に向けてコードEを含むモード信号が送出
される(図5)。この送出されたコードEは、上記制御
下の各点滅器具14内のメモリ部144に記憶される。
これにより、上記各点滅器具14は、光誘導を行うため
のモードで動作することになる。
【0045】次いで、上記光制御ユニット13から、回
数データN1(1,2,…,10)が動作信号として順
次送出され(図6)、これら各回数データN1に次いで
方向データが動作信号として順次送出される(図7
(b))。上記各回数データN1は、当該光制御ユニッ
ト13の制御下にある複数の点滅器具14により取り込
まれ(図11(a))、回数データN1で特定される各
点滅器具14が方向データ取込準備を行い(図11
(b))、次いで送出される方向データを取り込む(図
7(b))。
【0046】この後、方向データを取り込んだ各点滅器
具14は、取り込んだ方向データと当該点滅器具14の
論理アドレスから点灯数を設定する(図7(c))。回
数データN1の全てについての上記一連の動作が終了す
ると、1点3滅の設定が完了する。この設定完了後、上
記光制御ユニット13から、当該光制御ユニット13の
通信部131が光同期信号を取り込む毎に、“0”,
“1”,“2”,“3”の一連の点灯データN2の全て
が、動作信号として順次、点滅速度に応じた時間間隔毎
に送出され、制御下にある各点滅器具14で取り込まれ
る(図8、図9)。点灯データN2を取り込んだ各点滅
器具14は、取り込んだ点灯データN2の値と設定され
た自己の点灯数の値とを比較し、これらの値が一致する
場合に、点灯制御部143によってランプ142を点灯
させる制御を実行する。
【0047】点灯データN2についての一連の動作は、
コードEとは異なる、例えば避難誘導解除等のコードを
含むモード信号が対応する光制御ユニット13から送出
されるまで繰り返される。以上、本実施形態によれば、
各光誘導部12間の点滅の連動乃至同期を常に維持する
ことが可能になるとともに、各音声誘導部15間の音声
出力の連動乃至同期も常に維持することが可能となる。
さらに、各光誘導部12内のグループ間の点滅の連動乃
至同期も常に維持することができる。これにより、光及
び音声誘導効果の向上が可能になる。
【0048】なお、本実施形態では、主制御盤11が設
けられているが、これに限らず、主制御盤11の機能を
複数の制御ユニットのいずれかに具備させてそれを親器
とする構成でもよい。また、本実施形態では、2種類の
同期信号を使用するようにしたが、1種類の同期信号で
も光及び音声誘導の双方を同期させることができる。
【0049】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。本第2実施形態の避難誘導システムは、第1実施
形態と同様に、主制御盤11が、通信路Lを介して複数
の光誘導部12及び複数の音声誘導部15の各々と通信
可能に接続されて構成される(図1参照)。そこで、第
1実施形態と同様である構成及び動作説明は省略し、第
2実施形態で新たに適用される光同期信号の送出時間間
隔、すなわち光誘導用周期の設定方法について説明す
る。第2実施形態では、光誘導用周期T〔s〕は、互い
に隣接する点滅器具14の離間間隔がd〔m〕で、点滅
器具14による光の移動速度がV〔m/s〕であると
き、d/Vを満たす値に設定される。
【0050】なお、この設定された光誘導用周期毎の光
同期信号の送出については、例えば主制御盤11のメモ
リ部113が光誘導用周期の値を予め記憶し、CPU1
14が記憶された光誘導用周期毎に光同期信号を通信部
112を介して送出する構成でもよく、或いは上記光誘
導用周期で動作するクロックを主制御盤11に具備さ
せ、CPU114が必要時に上記クロック出力に応じて
光同期信号を通信部112を介して送出する構成でもよ
い。
【0051】一方、光制御ユニット13は、主制御盤1
1からのパターン信号内のユニットアドレスに該当する
場合、通信部131が光同期信号を取り込む毎に順次、
点灯データN2(0≦N2≦3)のいずれか1つを
“0”,“1”,“2”,“3”の順番に従って送出す
る。次に、1点3滅の動作について、第2実施形態にお
ける光同期信号の送出の様子を示す図13を用いて説明
する。
【0052】第1実施形態と同様に、1点3滅の設定が
完了すると、主制御盤11からのパターン信号内のユニ
ットアドレスに該当する光制御ユニット13から、当該
光制御ユニット13の通信部131が光同期信号を取り
込む毎に順次、点灯データN2(0≦N2≦3)のいず
れか1つが動作信号として“0”,“1”,“2”,
“3”の順番に従って送出され、制御下にある各点滅器
具14により取り込まれる(図13参照)。
【0053】これにより、各点滅器具14の個々の点滅
が上記光同期信号に同期することになる。次に、本発明
の第3実施形態について説明する。本第3実施形態の避
難誘導システムは、第1実施形態と同様に、主制御盤1
1が、通信路Lを介して複数の光誘導部12及び複数の
音声誘導部15の各々と通信可能に接続されて構成され
る(図1参照)。
【0054】そこで、第3実施形態で新たに適用される
光誘導用周期の設定方法について説明すると、光誘導用
周期T〔s〕は、互いに隣接する点滅器具14の離間間
隔がd〔m〕で、点滅器具14による光の移動速度がV
〔m/s〕であるとき、(d/V)×(循環点灯数)を
満たす値に設定される。なお、設定された光誘導用周期
毎の光同期信号の送出については、第2実施形態と同様
の構成でよい。
【0055】一方、光制御ユニット13は、主制御盤1
1からのパターン信号内のユニットアドレスに該当する
場合、通信部131が光同期信号を取り込む毎に順次、
点灯データN2(0≦N2≦3)の全てを、“0”,
“1”,“2”,“3”の順番に従ってT/4(=d/
V)の時間間隔毎に個々に送出する。なお、T/4(=
d/V)の時間については、主制御盤11が各光制御ユ
ニット13に光誘導用周期Tの値を送出する構成でもよ
く、或いは各光制御ユニット13のメモリ部133が光
誘導用周期T乃至T/4(=d/V)の値を予め記憶し
ている構成でもよい。或いは、T/4(=d/V)の周
期で動作するクロックが光制御ユニット13に搭載され
る構成でもよい。これにより、各光制御ユニット13
が、T/4(=d/V)の時間間隔毎に、点灯データN
2を個々に送出することが可能になる。
【0056】次に、1点3滅の動作について、第3実施
形態における光同期信号の送出の様子を示す図14を用
いて説明する。第1実施形態と同様に、1点3滅の設定
が完了すると、主制御盤11からのパターン信号内のユ
ニットアドレスに該当する光制御ユニット13から、当
該光制御ユニット13の通信部131が光同期信号を取
り込む毎に順次、点灯データN2(0≦N2≦3)の全
てが、動作信号として“0”,“1”,“2”,“3”
の順番に従って、T/4の時間間隔毎に個々に送出さ
れ、制御下にある各点滅器具14により取り込まれる
(図14参照)。
【0057】これにより、点滅器具14のグループ間の
点滅が、1回の点滅走行毎に上記光同期信号に同期する
ことになる。また、第2実施形態よりも少ない同期信号
の処理回数で好適に連動した誘導が行われることにな
る。次に、本発明の第4実施形態について説明する。本
第4実施形態の避難誘導システムは、第1実施形態と同
様に、主制御盤11が、通信路Lを介して複数の光誘導
部12及び複数の音声誘導部15の各々と通信可能に接
続されて構成される(図1参照)。
【0058】そこで、第4実施形態で新たに適用される
光誘導用周期の設定方法について説明すると、光誘導用
周期T〔s〕は、互いに隣接する点滅器具14の離間間
隔がd〔m〕で、点滅器具14による光の移動速度がV
〔m/s〕であるとき、(d/V)×(循環点灯数)×
(所定反復回数)を満たす値に設定される。ただし、本
第4実施形態では、上記所定反復回数は“2”であると
する。なお、設定された光誘導用周期毎の光同期信号の
送出については、第2実施形態と同様の構成でよい。
【0059】一方、光制御ユニット13は、主制御盤1
1からのパターン信号内のユニットアドレスに該当する
場合、通信部131が光同期信号を取り込む毎に順次、
点灯データN2(0≦N2≦3)の2反復分のデータ
を、“0”,“1”,“2”,“3”の順番に従ってT
/8の時間間隔毎に個々に送出する。なお、点灯データ
N2の個々の送出については、第3実施形態に準じる構
成でよい。
【0060】次に、1点3滅の動作について、第4実施
形態における光同期信号の送出の様子を示す図15を用
いて説明する。第1実施形態と同様に、1点3滅の設定
が完了すると、主制御盤11からのパターン信号内のユ
ニットアドレスに該当する光制御ユニット13から、当
該光制御ユニット13の通信部131が光同期信号を取
り込む毎に順次、点灯データN2(0≦N2≦3)の2
反復分のデータが、動作信号として、“0”,“1”,
“2”,“3”の順番に従って、T/8の時間間隔毎に
個々に送出され、制御下にある各点滅器具14で取り込
まれる(図15参照)。
【0061】これにより、点滅器具14のグループ間の
点滅が、2回の点滅走行毎に上記光同期信号に同期する
ことになる。また、第2、第3実施形態よりも少ない同
期信号の処理回数で好適に連動した誘導が行われること
になる。次に、本発明の第5実施形態について説明す
る。本第5実施形態の避難誘導システムは、第1実施形
態と同様に、主制御盤11が、通信路Lを介して複数の
光誘導部12及び複数の音声誘導部15の各々と通信可
能に接続されて構成される(図1参照)。
【0062】そこで、第5実施形態で新たに適用される
光同期信号及び音声同期信号の送出方法について、図1
6を用いて説明する。上記第1〜第4実施形態のいずれ
においても、光誘導用周期(図16ではTL )と音声誘
導用周期(図16ではTS )が異なっていると、光同期
信号(図16ではSL )及び音声同期信号(図16では
S )の送出開始時点をずらしたとしても、これらの送
出タイミングが一致する時点(図16ではtm)が必ず
発生することになる(図16の上段参照)。
【0063】このため、本第5実施形態では、主制御盤
11のCPU114は、光同期信号及び音声同期信号の
送出タイミングが一致する場合には、音声同期信号を優
先させて送出し、この送出直後に光同期信号を送出する
ように設定されている(図16の下段参照)。なお、上
記送出方法が第1〜第4実施形態のいずれにも適用可能
であることはいうまでもない。
【0064】一方、光制御ユニット13は、主制御盤1
1からのパターン信号内のユニットアドレスに該当する
場合、通信部131が光同期信号を取り込む毎に、点灯
データN2を、例えば“0”から送出しなおす。次に、
上記説明で既に明らかではあるが、光同期信号及び音声
同期信号の送出タイミングが一致した場合の動作につい
て説明すると、一致した場合には、音声同期信号が優先
的に送出され、この送出直後に光同期信号が送出され
る。
【0065】これにより、ハース効果を伴う音声誘導に
対する同期が常に一定に保たれることとなる。次に、本
発明の第6実施形態について説明する。本第6実施形態
の避難誘導システムは、第1実施形態と同様に、主制御
盤11が、通信路Lを介して複数の光誘導部12及び複
数の音声誘導部15の各々と通信可能に接続されて構成
される(図1参照)。
【0066】そこで、第6実施形態で新たに適用される
光同期信号及び音声同期信号の送出方法について、図1
7を用いて説明すると、上記第1〜第4実施形態のいず
れにおいても、光誘導用周期(図17ではTL )と音声
誘導用周期(図17ではTS)が異なっていると、光同
期信号(図17ではSL )及び音声同期信号(図17で
はSS )の送出開始時点をずらしたとしても、これらの
送出タイミングが一致する時点(図17ではtm)が発
生することになる(図17の上段参照)。
【0067】このため、第6実施形態では、主制御盤1
1のCPU114は、光同期信号及び音声同期信号の送
出タイミングが一致する場合には、光同期信号を優先さ
せて送出し、この送出直後に音声同期信号を送出するよ
うに設定されている(図17の下段参照)。一方、光制
御ユニット13は、主制御盤11からのパターン信号内
のユニットアドレスに該当する場合、通信部131が光
同期信号を取り込む毎に、点灯データN2を、例えば
“0”から送出しなおす。
【0068】次に、光同期信号及び音声同期信号の送出
タイミングが一致した場合の動作について説明すると、
一致した場合には、光同期信号が優先的に送出され、こ
の送出直後に音声同期信号が送出される。これにより、
光誘導に対する同期が常に一定に保たれることとなる。
次に、本発明の第7実施形態について説明する。
【0069】本第7実施形態の避難誘導システムは、第
1実施形態と同様に、主制御盤11が、通信路Lを介し
て複数の光誘導部12及び複数の音声誘導部15の各々
と通信可能に接続されて構成される(図1参照)。そこ
で、第7実施形態で新たに適用される光同期信号及び音
声同期信号の送出方法について、図18を用いて説明す
ると、上記第1〜第4実施形態のいずれにおいても、光
誘導用周期(図18ではTL )と音声誘導用周期(図1
8ではTS)が異なっていると、光同期信号(図18で
はSL )及び音声同期信号(図18ではSS )の送出開
始時点をずらしたとしても、これらの送出タイミングが
一致する時点(図18ではtm)が発生することになる
(図18の上段参照)。
【0070】このため、第7実施形態では、主制御盤1
1のCPU114は、光同期信号及び音声同期信号の送
出タイミングが一致する場合には、光同期信号及び音声
同期信号に相当する同期信号を送出するように設定され
ている(図18の下段参照)。一方、光制御ユニット1
3は、主制御盤11からのパターン信号内のユニットア
ドレスに該当する場合、通信部131が光同期信号を取
り込む毎に、点灯データN2を、例えば“0”から送出
しなおす。
【0071】次に、光同期信号及び音声同期信号の送出
タイミングが一致した場合の動作について説明すると、
一致した場合には、光同期信号及び音声同期信号に相当
する同期信号が送出される。これにより、ハース効果を
伴う音声誘導及び光誘導の各々に対する同期が常に一定
に保たれることとなる。
【0072】なお、上記第5〜第7実施形態では、光同
期信号及び音声同期信号の各々の送出タイミングが一致
する場合の処理について説明したが、そのタイミングの
一致に幅をもたせるようにしてもよい。例えば図19に
示すように、光同期信号(図19ではSL )及び音声同
期信号(図19ではSS )の各々の送出時点間隔が10
〔ms〕程度の範囲内にあれば、一致したとみなすよう
にしてもよい。図19では、時点tm’が一致したとみ
なされた時点である。これにより、高信頼性の誘導が可
能になる。なお、図19では、音声同期信号が優先され
る場合の例が示されている。
【0073】次に、本発明の第8実施形態について説明
する。本第8実施形態の避難誘導システムは、第1実施
形態と同様に、主制御盤11が、通信路Lを介して複数
の光誘導部12及び複数の音声誘導部15の各々と通信
可能に接続されて構成される(図1参照)。そこで、第
8実施形態で新たに適用される事項について、図20を
用いて説明すると、第8実施形態では、主制御盤11の
CPU114は、複数の音声誘導部15に向けて音声同
期信号(図20ではSS )を音声誘導用周期(図20で
はT S )毎に送出する一方、所定周期(図20では
t )毎の経過時点(図20ではSt )を計測し、この
経過時点と音声同期信号の送出時点とが一致する場合
に、光同期信号及び音声同期信号に相当する同期信号を
送出する。図20では、時点tmが経過時点と音声同期
信号の送出時点とが一致する時点を示している。
【0074】なお、これら経過時点と音声同期信号の送
出時点との一致については、上記同様、例えば10〔m
s〕程度の幅をもたせるようにしてもよい。一方、光制
御ユニット13は、主制御盤11からのパターン信号内
のユニットアドレスに該当する場合、通信部131が光
同期信号及び音声同期信号に相当する同期信号を取り込
む毎に、点灯データN2を動作信号として“0”,
“1”,“2”,“3”の順番に従ってd/Vの時間間
隔毎に個々に送出する。
【0075】これにより、ハース効果を伴う音声誘導及
び光誘導の各々に対する同期が常に一定に保たれること
となる。また、第7実施形態よりも少ない同期信号の処
理回数で好適に連動した誘導が行われることになる。次
に、本発明の第9実施形態について説明する。本第9実
施形態の避難誘導システムは、第1実施形態と同様に、
主制御盤11が、通信路Lを介して複数の光誘導部12
及び複数の音声誘導部15の各々と通信可能に接続され
て構成される(図1参照)。
【0076】そこで、第9実施形態で新たに適用される
事項について、図21を用いて説明すると、各光誘導部
12の複数の点滅器具14は、互いに隣接するグループ
間の離間距離Dが、グループ内の互いに隣接する点滅器
具14間の離間距離dよりも長くなるように配置(間欠
配置)されている。この間欠配置に好適な点滅を実現す
るため、第9実施形態では、主制御盤11のCPU11
4は、d〔m〕/V〔m/s〕で得られる周期T1と、
D〔m〕/V〔m/s〕で得られる周期T2との二種類
の光誘導用周期を使い分けて、光同期信号を送出する。
図21では、各黒丸が同期信号で、中段が従来の同期信
号の送出例を示し、下段が本第9実施形態による同期信
号の送出例を示している。
【0077】これにより、各光誘導部12の複数の点滅
器具14は、図21の下段に示されるタイミングで点滅
することになり、中段に示される従来の点滅よりもスム
ーズに、グループ内の点滅手段による光が隣のグループ
内の点滅手段による光に移行するような光の流れを実現
することが可能になる。この結果、光の点滅走行を目視
した際に、光の方向性と連続性とを損なうことなく光誘
導を行うことが可能になる。
【0078】なお、第9実施形態では、2種類の光誘導
用周期が使用される構成になっているが、これに限ら
ず、上記第3乃至第4実施形態の場合には、主制御盤1
1のCPU114が周期T2の光誘導用周期毎に光同期
信号を送出する一方、光制御ユニット13が周期T1毎
に点灯データN2を個々に送出する構成にしてもよい。
また、この場合、CPU114が、周期T2以下で、少
なくとも周期T1よりも長い光誘導用周期(T1<光誘
導用周期≦T2)毎に、光同期信号を送出するようにし
ても、従来よりも自然な光の流れの実現が可能になる。
【0079】また、これに限らず、CPU114が周期
T1の光誘導用周期毎に光同期信号を送出する一方、C
PU114乃至光制御ユニット13が、離間距離Dに対
応する所定時間だけ、点滅器具14の全てを消灯させる
ための信号を送出する構成でもよい。以上、上記第1〜
第9実施形態によれば、非常放送時などで音声誘導のみ
を停止させることが可能になる。
【0080】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、各避難誘導手段間の連動乃至同
期を常に維持することが可能になる。請求項2記載の発
明によれば、各光誘導手段間の連動乃至同期を常に維持
することが可能になる。
【0081】請求項3記載の発明によれば、各音声誘導
手段間の連動乃至同期を常に維持することが可能にな
る。請求項4記載の発明によれば、各光誘導手段間、及
び各音声誘導手段間の連動乃至同期を常に維持すること
が可能になる。請求項5記載の発明によれば、各点滅手
段の光の点滅を各光誘導手段間で連動乃至同期させるこ
とが可能になる。
【0082】請求項6記載の発明によれば、各グループ
における点滅による一巡毎の光の移動を各光誘導手段間
で連動乃至同期させることが可能になる。請求項7記載
の発明によれば、各グループにおける点滅による所定回
数の巡回毎の光の移動を各光誘導手段間で連動乃至同期
させることが可能になる。請求項8記載の発明によれ
ば、互いに隣接するグループ間の離間距離がグループ内
の互いに隣接する点滅手段間の離間距離よりも長くなっ
ている場合に、グループ内の点滅手段による光が隣のグ
ループ内の点滅手段による光にスムーズに移行するよう
に移動させることが可能になる。
【0083】請求項9記載の発明によれば、音声を利用
した誘導に対する同期を常に一定に保つことができる。
請求項10記載の発明によれば、光の移動を利用した誘
導に対する同期を常に一定に保つことができる。請求項
11及び12記載の発明によれば、音声を利用した誘導
に対する同期を常に一定に保つことが可能になるととも
に、光の移動を利用した誘導に対する同期を常に一定に
保つことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す概略構成図であ
る。
【図2】主制御盤の構成図である。
【図3】主制御盤内のメモリ部が記憶しているパターン
テーブル例を示す図である。
【図4】光制御ユニットの構成図である。
【図5】光制御ユニット内のメモリ部が記憶しているパ
ターンテーブルの例等を示す図である。
【図6】回数データを含む動作信号の送出の様子を示す
図である。
【図7】(a)は動作信号に含まれる方向データ例を示
す図、(b)は各点滅器具による方向データの取込例を
示す図、(c)は設定した点灯数の例を示す図である。
【図8】数値“1”の点灯データを含む動作信号の送出
の様子を示す図である。
【図9】(a)は数値“2”の点灯データを含む動作信
号の送出の様子を示す図、(b)は数値“3”の点灯デ
ータを含む動作信号の送出の様子を示す図、(c)は数
値“0”の点灯データを含む動作信号の送出の様子を示
す図である。
【図10】点滅器具の構成図である。
【図11】(a)は各点滅器具による回数データの取込
みの様子を示す図、(b)は各点滅器具における方向デ
ータ取込用の「下位」〜「上位」の範囲を示す図であ
る。
【図12】音声制御ユニットの構成図である。
【図13】第2実施形態における光同期信号の送出の様
子を示す図である。
【図14】第3実施形態における光同期信号の送出の様
子を示す図である。
【図15】第4実施形態における光同期信号の送出の様
子を示す図である。
【図16】第5実施形態で新たに適用される光同期信号
及び音声同期信号の送出方法の説明図である。
【図17】第6実施形態で新たに適用される光同期信号
及び音声同期信号の送出方法の説明図である。
【図18】第7実施形態で新たに適用される光同期信号
及び音声同期信号の送出方法の説明図である。
【図19】第5〜第7実施形態に適用可能な光同期信号
及び音声同期信号の送出方法の説明図である。
【図20】第8実施形態で新たに適用される光同期信号
及び音声同期信号の送出方法の説明図である。
【図21】複数の点滅器具が間欠配置された場合に好適
となる点滅制御の説明図である。
【符号の説明】
10 避難誘導システム 11 主制御盤 12 光誘導部 13 光制御ユニット 14 点滅器具 15 音声誘導部 16 音声制御ユニット 17 スピーカ器具 111 自火報I/F 112,131,132,141,161 通信部 113,133,144,164 メモリ部 114,134,145,165 CPU 142 ランプ 143 点灯制御部 162 音声信号生成部 163 ハース設定部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの所定通知に応じて、この所定
    通知に対して予め定められた動作パターン識別情報を送
    出する一方、同期信号を周期的に送出する主制御手段
    と、 前記同期信号に応じて、前記動作パターン識別情報に対
    応する避難方向への誘導を行う複数の避難誘導手段とを
    備えたことを特徴とする避難誘導システム。
  2. 【請求項2】 前記避難誘導手段は、 前記同期信号に応じて、前記動作パターン識別情報に対
    応する光の点滅制御を行う点滅制御手段と、 前記点滅制御に従って点滅する複数の点滅手段とを備
    え、 前記複数の点滅手段による光の移動を利用して、前記避
    難方向への誘導を行う光誘導手段であることを特徴とす
    る請求項1記載の避難誘導システム。
  3. 【請求項3】 前記避難誘導手段は、 前記同期信号に応じて、前記動作パターン識別情報に対
    応する音声の発生制御を行う音声発生制御手段と、 前記発生制御に従って音声を発する複数の音声発生手段
    とを備え、 前記複数の音声発生手段からの音声を利用して、前記避
    難方向への誘導を行う音声誘導手段であることを特徴と
    する請求項1又は2記載の避難誘導システム。
  4. 【請求項4】 前記主制御手段は、 所定の光誘導用周期で順次、光誘導用同期信号を前記光
    誘導手段に送出する一方、 所定の音声誘導用周期で順次、前記光誘導用同期信号と
    は別個独立の音声誘導用同期信号を前記音声誘導手段に
    送出することを特徴とする請求項3記載の避難誘導シス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記主制御手段は、前記複数の光誘導手
    段に対する同期信号を、一の点滅手段からこれに隣接す
    る別の点滅手段に光が点滅によって移動する時間に合わ
    せて送出することを特徴とする請求項2〜4のいずれか
    に記載の避難誘導システム。
  6. 【請求項6】 前記複数の点滅手段は、所定数の点滅手
    段からなるグループ毎に区分されており、 前記主制御手段は、前記複数の光誘導手段に対する同期
    信号を、前記グループ内の各点滅手段の点滅による光が
    当該グループ上を一巡する時間に合わせて送出すること
    を特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の避難誘導
    システム。
  7. 【請求項7】 前記複数の点滅手段は、所定数の点滅手
    段からなるグループ毎に区分されており、 前記主制御手段は、前記複数の光誘導手段に対する同期
    信号を、前記グループ内の各点滅手段の点滅による光が
    当該グループ上を所定回数巡回する時間に合わせて送出
    することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の
    避難誘導システム。
  8. 【請求項8】 互いに隣接する前記グループ間の離間距
    離は、前記グループ内の互いに隣接する前記点滅手段間
    の離間距離よりも長くなっており、 前記グループ内で最初に点灯する点滅手段の点滅周期
    は、当該グループ内における最初に点灯する点滅手段の
    点灯時点と最後に点灯する点滅手段の点灯時点との間の
    時間よりも長くなるように設定されていることを特徴と
    する請求項6又は7記載の避難誘導システム。
  9. 【請求項9】 前記主制御手段は、前記複数の光誘導手
    段に向けて送出する同期信号の送出時点と前記複数の音
    声誘導手段に向けて送出する同期信号の送出時点との間
    の時間が所定時間内にある場合には、前記音声誘導手段
    に向けての同期信号の送出を優先させることを特徴とす
    る請求項3〜8のいずれかに記載の避難誘導システム。
  10. 【請求項10】 前記主制御手段は、前記複数の光誘導
    手段に向けて送出する同期信号の送出時点と前記複数の
    音声誘導手段に向けて送出する同期信号の送出時点との
    間の時間が所定時間内にある場合には、前記光誘導手段
    に向けての同期信号の送出を優先させることを特徴とす
    る請求項3〜8のいずれかに記載の避難誘導システム。
  11. 【請求項11】 前記主制御手段は、前記複数の光誘導
    手段に向けて送出する同期信号の送出時点と前記複数の
    音声誘導手段に向けて送出する同期信号の送出時点との
    間の時間が所定時間内にある場合には、双方の同期信号
    に相当する同期信号を送出することを特徴とする請求項
    3〜8のいずれかに記載の避難誘導システム。
  12. 【請求項12】 前記主制御手段は、前記複数の音声誘
    導手段に向けて同期信号を送出する一方、所定周期毎の
    経過時点を計測し、この経過時点と前記音声誘導手段に
    向けての同期信号の送出時点との間の時間が所定時間内
    にある場合には、前記光誘導手段に向けての同期信号及
    び前記音声誘導手段に向けての同期信号の双方に相当す
    る同期信号を送出することを特徴とする請求項3〜8の
    いずれかに記載の避難誘導システム。
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