JP2004185869A - 照明システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】人感センサ5とランプ6とを具備する照明器具2に、共通の連動信号S3が入力されると共に、この連動信号S3を時分割した各分割区間Lを、各照明器具2のアドレスに対応させ、各照明器具2には、自己の人感センサ5が人を検知したとき、自己のアドレスに対応する分割区間Lに人検知信号S1を付加する検知信号出力手段が設けられると共に、連動すべきアドレスに対応する分割区間Lで人検知信号S1を検出したとき、自己のランプ6を点灯させる連動点灯手段が設けられている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、照明器具等を点灯させる照明システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一つの照明器具が点灯した際に、他の照明器具がその点灯した照明器具に連動して点灯する照明システムとして、例えば特開平10−106759号公報に開示されているものがある。
この照明システムは、複数の照明器具が信号線で接続されており、この信号線には、各照明器具を制御する伝送ユニットが設けられている。照明器具が人を検知した場合、人を検知した照明器具が点灯すると共に、この照明器具が自己の識別コード(アドレス)を伝送ユニットに伝送する。そして、この伝送ユニットが、連動点灯すべき他の照明器具に制御コードを伝送することによって、他の照明器具は、点灯した照明器具と連動点灯するようになっている。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−106759号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の照明システムは、点灯した照明器具に連動して他の照明器具を点灯させるためには、信号線に点灯した照明器具の識別コードを伝送ユニットに送信し、且つ、識別コードを受信した伝送ユニットは信号線に制御コードを送信しなければならないので、この信号線の信号は、識別コードと制御コードが重畳した多重信号となり、その多重信号を処理するために、各照明器具に信号線用(通信用)マイコン等が必要となるので照明システムが高価になるという問題があった。
【0005】
また、照明器具を連動して点灯させるためには、各照明器具の他に各照明器具を制御する伝送ユニットが必要であり、この点からも照明システムが高価になるという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、連動信号にアドレス信号を付加しなくても点灯した照明器具に連動して他の照明器具を点灯させる安価な照明システムを提供することを目的にしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、人感センサ5とランプ6とを具備する照明器具2が、複数個設けられ、各照明器具2に、自己のアドレスと、他の照明器具2のうち連動して点灯すべき照明器具2のアドレスとが記録され、各照明器具2は、自己の人感センサ5が人を検知したとき、自己のランプ6を点灯させると共に、連動すべき他の照明器具2が人感センサ5を検知したとき、その照明器具2と連動してランプ6を点灯させるようにした照明システムにおいて、各照明器具2に、共通の連動信号S3が入力されると共に、この連動信号S3を時分割した各分割区間Lを、各照明器具2のアドレスに対応させており、各照明器具2は、自己の人感センサ5が人を検知したとき、自己のアドレスに対応する分割区間Lに人検知信号S1を付加する検知信号出力手段が設けられ、各照明器具2は、連動すべきアドレスに対応する分割区間Lで人検知信号S1を検出したとき、自己のランプを点灯させる連動点灯手段が設けられている点にある。
【0007】
この技術的課題を解決するための本発明の他の技術的手段は、前記各照明器具2に、共通の同期信号S2が入力されるように構成され、前記検知信号出力手段は、前記同期信号S2を入力するタイミングT間で1ずつカウントしていき、そのカウント数が、自己のアドレスに一致したときの前記分割区間Lに人検知信号S1を付加するようにしている点にある。
この技術的課題を解決するための本発明の他の技術的手段は、前記各照明器具2に、共通の同期信号S2が入力されるように構成され、前記連動点灯手段は、前記同期信号S2を入力するタイミングT間で1ずつカウントしていき、そのカウント数が、連動すべきアドレスと一致したときの分割区間Lで人検知信号S1を検出したとき、自己のランプ6を点灯するようにしている点にある。
【0008】
この技術的課題を解決するための本発明の他の技術的手段は、同期信号S2は、各照明器具2に接続された電源電圧の波形を同期さている点にある。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜10は本発明の照明システムの実施の形態を示している。
この照明システム1は、複数の照明器具2と、各照明器具2を接続する連動線3と、各照明器具2に交流電源ACを供給する電源線4と、各照明器具2にアドレスを設定する赤外線送信機R(リモコン)とから構成されている。
この照明器具2は、64台あり、各照明器具2には、自己を識別するアドレスが設定されており、一台の親器2aと、複数台の子器2bから構成されている。
【0010】
親器2aの自己のアドレスは1とされ、子器2bの自己のアドレスは親器と異なる番号、例えば、2,3,4・・・64されている。なお、子器2b同士の自己のアドレスは、同じ番号(例えば2,2・・3,3)に設定しても良い。
図1において▲1▼、▲2▼、・・・は、各照明器具2の自己のアドレスを示しており、(1)、(2)、・・・は、各照明器具2における連動アドレスを示している。図6〜9の1,2,3・・は、各照明器具の波形カウンタのカウント数を示している。
【0011】
図2に示すように、親器2a及び子器2bの各照明器具2は、人感センサー5、ランプ6、点灯回路7、CPU8(制御部)、アドレス設定部9、記憶部10(EEPROM)、AC同期回路11、連動回路部12、電源部13等から構成されている。
電源部13は、電源線4に接続されており、ランプ6、点灯回路7、CPU8、AC同期回路11等に電源電圧を供給している。
人感センサ5は、例えば赤外線センサにより構成され、照明器具2の近傍(人感センサ5の検知エリア)に人がいるとき、人体の熱を感知して、人を検知した検知信号をCPU8に送信するようになっている。
【0012】
点灯回路6は、CPU8の制御信号に応じてランプ6を点灯及び消灯させるようになっている。
アドレス設定部9は、各照明器具2の自己のアドレス及び他の照明器具のうち連動して点灯すべき照明器具2のアドレス(以降連動アドレス)とを設定する場合に用いられ、赤外線送信機R(リモコン)から送信された自己のアドレス又は連動アドレスを受信して、CPU8にその信号を入力するようになっている。
したがって、各照明器具2の自己のアドレス及び連動アドレスを設定するには、赤外線送信機Rに自己のアドレス及び連動アドレスのアドレスを入力し、
赤外線送信機Rからその番号を、対象となる照明器具2に送信することによって行われるようになっている。
【0013】
例えば、この実施の形態では、図1に示すように、親器2aの連動アドレスは、隣の照明器具2のアドレスと同じ番号の2とされ、アドレス2の子器2bの連動アドレスは、両隣の照明器具2のアドレスと同じ番号の1、3とされており、各照明器具2に設定される連動アドレスは、各照明器具2の両隣のアドレスと同じ番号に赤外線送信機Rにより設定されている。
なお、この連動アドレス及び自己のアドレスは、赤外線送信機Rにより適宜に変更することができる。
【0014】
記憶部10(EEPROM)は、アドレス設定部9からCPU8に入力された自己のアドレス及び連動アドレスをCPU8を介して記憶されるようになっており、記憶された自己のアドレス及び連動アドレスをCPU8に出力することができるようになっている。
AC同期回路11は、図5(a)に示すような交流電源電圧を電源部13から受けて、図5(b)に示すように、この電源電圧波形と同期するパルス波(同期信号S2)をCPU8に入力している。
【0015】
連動回路部12は、親器2a及び子器2bにより構成が異なっており、親器2aの連動回路部12は、図3に示すように定電流回路14とスイッチSW1を有しており、図5(a)に示すような交流電源を定電流回路14で整流して、図5(c)に示すように、連動線3にDC電圧(例えば5V)の連動信号S3を供給している。
スイッチSW1はCPU8の出力部(OUT)に接続され、CPU8からの信号を受けていないときはOFF状態となっており、後述するようにCPU8からの信号を受けてSW1をONさせることによって、図5(c)に示すような、人検知信号S1(0V又は低電圧)を連動信号S3に付加するようになっている。
【0016】
子器2bの連動回路部12は、図4に示すようにとスイッチSW2を有しており、スイッチSW2はCPU8の出力部(OUT)に接続され、CPU8からの信号を受けていないときはOFF状態となっており、後述するようにCPU8からの信号を受けてSW2をONさせることによって、図5(c)に示すような、人検知信号S1(0V又は低電圧)を連動信号S3に付加するようになっている。
次に、親器2a及び子器2bのCPU8は、動作が異なるために、親器2aのCPU8について説明する。
【0017】
例えば、各照明器具2に交流電源を投入すると、親器2aは、連動回路部12を介して連動線3に図5(c)に示すような高電圧の連動信号S3(例えば5V)を連動回路12の定電流回路14を介して、供給するようになっている。
親器2aのCPU8の入力部(IN1)には、連動回路部12を介して、図5(c)に示すような高電圧の連動信号S3が逐次入力され、入力部(IN2)には、AC同期回路11から図5(b)に示すような同期信号(パルス信号0、5V)が逐次入力される。
【0018】
親器2aのCPU8は、この連動信号S3及び同期信号S2が入力され初めてから初期化後、CPU8に具備されている波形カウンタを1に設定し、同期信号の立ち下がりを認識してA時間後、出力部(OUT)から連動回路部12にスイッチ信号S5を出力して、連動回路12のSW1をB時間、ONさせ、連動信号S3にスタートパルス信号S4(0V)を付加するようになっている。
したがって、親器2aのCPU8は、波形カウンタのカウント数と自己の照明器具2のアドレスが一致する連動信号S3にスタートパルス信号S4を付加しており、後述するようにこの連動信号S3に付加されたスタートパルス信号S4を子器2bが認識することによって、子器2bの波形カウンタのカウント数は1(リセット)するようになっている。
【0019】
この親器2aのCPU8は、同期信号S2を入力するタイミングT間(この場合は同期信号の立ち下がり信号間)で、1ずつ波形カウンタをカウントアップしており、図6に示すように、この波形カウンタのカウント数が照明器具2の総数よりも1増加したとき(この場合は65)、初期化時と同様に連動信号S3にスタートパルス信号S4(0V)を付加して、親器2aのCPU8の波形カウンタのカウント数を1(初期の状態にリセット)にするようになっている。
したがって、図5、6に示すように、親器2aのCPU8は、波形カウンタをカウントアップしながら、連動信号S3を入力するようにしているので、親器2aに入力されている連動信号S3は、波形カウンタのカウント数ごとに時分割することが可能となる。
【0020】
即ち、波形カウンタのカウント数が1の場合(カウント数が1から2に変わるまでの間)に、CPU8に入力される連動信号S3の分割部分は分割区間L1とされ、波形カウンタのカウント数が2の場合に、CPU8に入力される連動信号S3の分割部分は分割区間とL2されており、連動信号S3の分割区間Lは、各照明器具2の総数と同じ数の64分割されている。
また、親器2aのCPU8は、波形カウンタを1に設定した後、又は、波形カウンタをカウントアップした後、次の同期信号S2の立ち下がりがCPU8に入力されるまでのD間に、自己の人感センサ5から人を検知した信号を受けると、CPU8に内蔵されたフラグ(人有りフラグ)をONさせて人を検知したことを一時的に記憶しておき、さらに、波形カウンタのカウント数が自己のアドレスと一致している場合において同期信号S2の立ち下がりを検出すると、この同期信号S2の立ち下がりからC時間後、出力部(OUT)から連動回路部12にスイッチ信号S5を出力し、連動回路12のSW1をB時間、ONさせて、人検知信号S1(0V)を連動信号S3に付加する。一方で、点灯回路7にランプ6の点灯の信号を送り、自己のランプ6を点灯させるようになっている。
【0021】
例えば、図5に示すように、親器2aが波形カウンタを1に設定した後、同期信号S2の立ち下がりがCPU8に入力されるまでのD1間に、親器2aの人感センサ5が人を検知すると、連動信号S1の分割区間L1に人検知信号S1を付加する。また、波形カウンタのカウント数を1から2にカウントアップした後、同期信号S2の立ち下がりがCPU8に入力されるまでのD2間に親器2aの人感センサ5が人を検知すると、図6に示すように、波形カウンタのカウント数を64までカウントした後の連動信号S1の分割区間L1に人検知信号S1を付加する。
【0022】
したがって、親器2aには、親器2aの自己の人感センサ5が人を検知したとき、波形カウンタのカウント数と親器2aのアドレスが一致する連動信号S3の分割区L1間に人検知信号S1を付加する検知信号出力手段がCPU8により構成されており、後述するように子器2bは、この人検知信号S1を検知して、親器2aと連動して子器2bを点灯するようになっている。
また、親器2aのCPU8は、親器2aの波形カウンタのカウント数が親器2aに記録されている連動アドレスと一致した場合、同期信号S2の立ち下がりを検出してから、親器2aのCPU8に入力されている連動信号S3の状態を参照するようになっており、同期信号S2の立ち下がりからC時間後の連動信号S3に人検知信号S1が入力されていると、点灯回路7にランプ6の点灯の信号を送り、自己のランプ6を点灯させるようになっている。
【0023】
例えば、図1、5に示すように、親器2aに連動アドレス2が設定されているので、親器2aは、自己の波形カウンタのカウント数が連動アドレスと一致する2になったとき、波形カウンタのカウント数が2における同期信号S2の立ち下がりがCPU8に入力された後、この立ち下がりを検出してからC時間後の連動信号S3に人検知信号S1が付加されているか否かを参照して、この連動信号S3に人検知信号S1が付加さているので、この人検知信号S1を検知し、親器2aを点灯するようになっている。
【0024】
したがって、親器2aの照明器具2には、波形カウンタのカウント数と連動アドレスのとが一致したとき、連動信号S3の分割区間L1で人検知信号S1を検出すれば、自己のランプ6を点灯する連動点灯手段がCPU8により構成されている。
次に、子器2bのCPUについて説明する。
各照明器具2に交流電源を投入すると、子器2bのCPU8の入力部(IN1)には、連動線3から連動回路部12を介して、図5(c)に示すような高電圧の連動信号S3(例えば5V)が逐次入力され、入力部(IN2)には、AC同期回路11から図5(b)に示すようなタミング信号S2(パルス信号0、5V)が逐次入力される。
【0025】
図5に示すように、各子器2bのCPU8は、初期化後、親器2bとほぼ同じタイミングでCPU8に具備されている波形カウンタを1に設定する。
各子器2bのCPU8は、同期信号S2を入力するタイミングT間で、1ずつ波形カウンタをカウントアップしていき、図7に示すように、親器から出力されたスタートパルス信号S4を検出すると、子器2bの波形カウンタは1に設定される。
したがって、各子器2bのCPU8は、波形カウンタをカウントアップしながら、連動信号S3を入力するようにしているので、各子器2bに入力されている連動信号S3は、波形カウンタのカウント数ごとに時分割することが可能となる。
【0026】
即ち、波形カウンタが1の場合(波形カウンタが1から2に変わるまでの間)に、CPU8に入力される連動信号S3の分割部分は分割区間L1とされ、波形カウンタが2の場合に、CPU8に入力される連動信号S3の分割部分は分割区間L2とされており、連動信号S3のこの分割区間Lは、各照明器具2の総数に1加算した65に分割されている。
各子器2bのCPU8は、波形カウンタをカウントアップした後、同期信号S2の立ち下がりを検知するまでのD間に、自己の人感センサ5から人を検知した信号を受けると、CPU8内蔵されたフラグ(人有りフラグ)をONさせて人を検知したことを一時的に記憶しておき、さらに、波形カウンタのカウント数が自己のアドレスと一致している場合において同期信号S2の立ち下がりを検出すると、この同期信号S2の立ち下がりからC時間後、出力部(OUT)から連動回路部12にスイッチ信号S5を出力し、連動回路のSW2をB時間、ONさせて、人検知信号S1(0V)を連動信号S3に付加する。一方で、点灯回路7にランプ6の点灯の信号を送り、自己のランプ6を点灯させるようになっている。
【0027】
例えば、図8に示すように、アドレスが3の子器2bが点Pのタイミングで人を検知した場合、アドレス3の子器2bのCPU8に内蔵されたフラグがONされ一時的に人検知したことが記憶される。
アドレス3の子器2bの波形カウンタが自己のアドレスと一致しときに、同期信号S2の立ち下がりを検出した後、CPU8に内蔵されたフラグはOFFされると同時に上記のように連動信号S3に人検知信号S1が付加される。
なお、子器2bの波形カウンタのカウント数が1のとき、スタートパルス信号S4を検知しても、子器2bの波形カウンタのカウント数は1のままである。
【0028】
したがって、各子器2bは、子器2bの自己の人感センサ5が人を検知したとき、波形カウンタのカウント数と各子器2bのアドレスが一致する連動信号S3の分割区間Lに人検知信号S1を付加する検知信号出力手段がCPU8により構成されている。
また、各子器2bのCPU8は、子器2bの波形カウンタのカウント数が子器2bに記録されている連動アドレスと一致したとき、同期信号S2の立ち下がりを検出してからC時間後に、子器2bのCPU8に入力されている連動信号S3の状態を参照するようになっており、C時間後の連動信号S3に人検知信号S1を検知したとき、点灯回路6にランプ6の点灯の信号を送り、自己のランプ6を点灯させるようになっている。
【0029】
例えば、図1、5に示すように、アドレス2の子器2bに連動アドレスが1に設定されているので、アドレス2の子器2bは、自己の波形カウンタのカウント数が連動アドレスと一致する1になったとき、同期信号S2の立ち下がりエッジを検出してからC時間後に、連動信号12に人検知信号S1が付加されているか否かを参照して、この連動信号S3に人検知信号S1が付加されているので、この人検知信号S1を検知し自己の子器2bを点灯するようになっている。
したがって、子器2bの照明器具2は、波形カウンタのカウント数と連動アドレスのとが一致したとき、連動信号S3の分割区間Lで人検知信号S1を検出すれば、自己のランプ6を点灯する連動点灯手段がCPU8により構成されている。
【0030】
なお、子器2bのCPU8は、子器2bの波形カウンタのカウント数が子器2bに記録されている連動アドレスと一致したとき、同期信号S2の立ち下がりを検出してからC時間後に、子器2bのCPU8に入力されている連動信号S3の状態を参照するようになっているが、親器2aが出力したスタートパルス信号S4によって波形カウンタが1に設定(初期化)された場合においては、図7に示すように、波形カウンタが初期化される前(この場合は65)の同期信号S2の立ち下がりを検出してからC時間後に子器2bのCPU8に入力されている連動信号S3の状態を参照するようなっている。
【0031】
次に、照明器具2のうち親器2bの動作について図9のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップ1で電源が投入されると、図5に示すように、AC同期回路11からCPU8に同期信号S2が入力される。ステップ2で、親器2aは連動回路部12を介して、連動線3に連動信号S3(高電圧5V)を供給する。その後、親器2aのCPU8に逐次連動信号S3が入力される。また、親器2aのCPU8に内蔵されている波形カウンタを1に設定する(初期設定)。
【0032】
ステップ3でAC同期回路11からCPU8に入力されている同期信号S2の立ち下がりを認識しなければ、ステップ4に進み、同期信号S2の立ち下がりを認識すれば、ステップ6に進む。
ステップ4で、親器2aの人感センサ5が人を検知すれば、ステップ5に進み、人を検知しなければステップ18に進む。このステップ18については、後述するがステップ18の処理が終われば、ステップ3に進むようになっている。
ステップ5で、人感センサ5はCPU8に検知信号を送り、CPU8は内部で人感センサ5が反応したという人有りフラグをONにする。
【0033】
このCPU8内の人有りフラグをONすることによって、親器2aの人感センサ5が人を検知したことを、一時的にCPU8に記憶することができる。
ステップ6で、波形カウンタが1であれば(親器2aのアドレスと波形カウンタのカウント数が一致している場合)、ステップ7に進み、波形カウンタが1でなければ(親器2aのアドレスと波形カウンタのカウント数が一致していない場合)ステップ11に進む。
ステップ7で、CPU8は、同期信号S2の立ち下がりエッジが検出されてからA時間後に、連動回路12のスイッチSW1をB期間ONさせて、図5に示すように、連動信号S3にスタートパルスS4(連動信号0V又は低電圧)を付加する。
【0034】
ステップ8で、CPU8内部で人有りフラグがONになっていれば、ステップ9に進み、人有りフラグがONになっていなければ、即ち、人有りフラグがOFFであれば、ステップ15に進む。ステップ9で、CPU8内部の人有りフラグをOFFにし、ステップ10に進む。
ステップ10で、CPU8は、同期信号S2の立ち下がりを検出してからC時間後に、連動回路12のスイッチSW1をB期間ONさせて、図5に示すように、連動信号S3に人検知信号S1(連動信号0V又は低電圧)を付加する。なお、ステップ10において、C時間はステップ7のA時間よりも長い時間に設定されている。
【0035】
したがって、ステップ3〜ステップ10まで(検知信号出力手段)においては、CPU8が同期信号S2の立ち下がりを検出する(ステップ3)までの間に親器2aの人感センサ5が反応しているか否か(ステップ4)を判別し、人感センサ5が人を検知していれば、CPU8内部の人有りフラグをONしておき(ステップ5)、波形カウンターのカウント数が自己のアドレスと一致し且つ、同期信号S2の立ち下がりを検出した時点で、スタートパルス信号S4を付加後、連動信号S3に人検知信号S1を付加している(ステップ8のYESからステップ10)。
【0036】
ステップ11で、親器2aに設定された連動アドレスと波形カウンタのカウント数が一致すればステップ12に進み、親器2aに設定された連動アドレスと波形カウンタのカウント数が一致しなければステップ15に進む。
ステップ11において、親器2aは、記憶部9に格納されている連動アドレスと波形カウンタのカウント数とを比較することによって、親器2aが連動信号S3の状態を参照するか否かを判別している。即ち、親器2aに入力されている連動信号S3が、親器2aにとって連動すべき照明器具2(子器2b)のものであるか否かをステップ11で判別しており、この連動信号S3が連動すべき照明器具2のものであれば、その連動信号S3の状態をステップ12で参照しようとするものである。
【0037】
ステップ12で、同期信号S2の立ち下がりからC時間後の連動信号S3がB期間、低電圧(0V)になっていれば(人検知信号S1を検知すれば)ステップ13に進み、同期信号S1の立ち下がりエッジからA時間後の連動信号S3が、C期間、低電圧(0V)でなければ、(人検知信号S1を検知しなければ)、ステップ14に進む。ステップ12において、親器2aは、同期信号S2の立ち下がりからC時間後の連動信号S3の信号が、B期間、低電圧になっているかを参照し、B期間、低電圧になっていれば人検知信号S1が連動信号S3の信号に付加されていると認識している。
【0038】
即ち、連動信号S3には、低電圧であるスタートパルスS4も付加されているので、人検知信号S1又は、スタートパルスS4を検出したとき、同期信号S1の立ち下がりを検出してからどれくらいの時間が経過しているかを計測することによって、その検知した低電圧の信号が人検知信号S1であるかスタートパルスS4であるかを判別することができるようになっている。
ステップ13で、CPU8は内部で連動人有りフラグをONにして、ステップ15に進む。ステップ14で、CPU8は内部で連動人有りフラグをOFFにして、ステップ15に進む。
【0039】
したがって、ステップ11〜14まで(連動点灯手段)においては、親器2aは、連動アドレスに設定されている照明器具2の連動信号S3のみ参照して、その連動信号S3に人検知信号S1が付加されているか否かを判別し、人検知信号S1が付加されていればCPU8内部の連動人有りフラグをONにして、自己のランプを点灯させる準備(ステップ13)をし、人検知信号S1が付加されていなければ、自己のランプを消灯させる準備又は自己のランプを消灯した状態のままにするようにしている(ステップ14)。
【0040】
ステップ15で、親器2aの波形カウンタのカウント数を1加算(カウントアップ)して、ステップ16に進む。ステップ16で、親器2aの波形カウンタのカウント数が65であれば、ステップ17に進み、親器2aの波形カウンタのカウント数が65以外であれば、ステップ3に進む。
ステップ17で、親器2aの波形カウンタを1にして(カウント数を1にリセットする)、ステップ3に進む。
図1、6に示すように、ステップ16においては、各照明器具2が64個ありその各照明器具2の自己のアドレスが順に1,2,3,4・・・64と設定されているので、親器2aは波形カウンタが65になったとき、各照明器具2に対応する連動信号S3の状態は一通り(1サイクル)参照したと判断し、波形カウンターを1に戻している(ステップ17)。
【0041】
したがって、ステップ16では、各照明器具2に対応する連動信号S3をすべて参照した時点(1サイクル)で波形カウンタを所定のカウント数(親器のアドレスが1からなので、この場合は波形カウンタを1に戻す)に戻せばよい。
ステップ18で、CPU8は、人有フラグ又は連動人有フラグがONであれば、CPU8は点灯回路7に制御信号を送り、ランプ6を点灯させる。
またCPU8の人有りフラグ又は連動人有フラグがOFFであれば、CPU8は点灯回路7に制御信号を送り、ランプを消灯させる。
【0042】
なお、ステップ18において、親器2aのランプ6が消灯の状態で、人有りフラグ又は連動人有フラグがOFFであれば、ランプ6の消灯状態は維持される。また、ステップ18において、人有フラグがONしている場合、ランプ6を点灯させてたが、波形カウンタが自己のアドレスと一致し且つ、人感センサ5が反応している場合に点灯し始め、人感センサ5が反応していない場合に消灯するようにしてもよい。
また、ステップ3から波形カウンタのカウントアップまでの処理は、同期信号S2の立ち下がりタイミングT間で処理される。
【0043】
次に、照明器具2のうち子器2bの動作について図10のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップ1で電源が投入されると、図5に示すように、AC同期回路11からCPU8に同期信号S2が入力される。その後、親器2aから出力された連動信号S3は、子器2bのCPU8に逐次入力される。
ステップ2でCPU8に内蔵されている波形カウンタを1に設定する。
ステップ3でAC同期回路11からCPU8に入力されている同期信号S2の立ち下がりを認識しなければ、ステップ4に進み、同期信号S2の立ち下がりを認識すれば、ステップ6に進む。
【0044】
ステップ4で、子器2bの各照明器具2の人感センサ5が人を検知すれば、ステップ5に進み、人を検知しなければステップ17に進む。
ステップ5で、人感センサ5はCPU8に反応した検知信号を送り、CPU8は内部で人感センサ5が反応したという人有りフラグをONにする。
このCPU8内の人有りフラグをONすることによって、子器2b(自己の照明器具2)の人感センサ5が人を検知したことを、一時的に記憶することができる。
【0045】
ステップ6で、同期信号S2の立ち下がりエッジからA時間後の連動信号が、B期間、低電圧、0Vになっていれば(連動信号S3にスタートパルスS4を検知すれば)、ステップ16に進み、連動信号S3にスタートパルスS4を検知しなければステップ7に進む。
ステップ7で、自己のアドレスと波形カウンタのカウント数が一致していれば、ステップ8に進み、自己のアドレスと波形カウンタのカウント数が一致していない場合は、ステップ16に進む。
【0046】
ステップ8で、CPU8内部で人有りフラグがONになっていれば、ステップ9に進み、人有りフラグがONになっていなければ、即ち、人有りフラグがOFFであれば、ステップ15に進む。ステップ9で、CPU8内部の人有りフラグをOFFにし、ステップ10に進む。
ステップ10で、CPU8は、同期信号S2の立ち下がりが検出されてからC時間後に、連動回路12のスイッチSW2をB期間ONさせて、図9に示すように、連動信号S3に人検知信号S1を付加する。なお、ステップ10において、C時間はステップ7のA時間よりも長い時間に設定されている。
【0047】
したがって、ステップ3〜ステップ10まで(検知信号出力手段)においては、CPU8が同期信号S2の立ち下がりを検出する(ステップ3)までの間に自己の照明器具2の人感センサ5が反応しているか否か(ステップ4)を判別し、人感センサ5が人を検知していれば、CPU8内部の人有りフラグをONしておき(ステップ5)、波形カウンターのカウント数が自己の照明器具2のアドレスと一致したとき(ステップ7のYES)のタイミングで、自己のアドレスに対応する分割区間Lに人検知信号S1を付加している(ステップ8のYESからステップ10)。
【0048】
ステップ11で、子器2b(自己の照明器具2)に設定された連動アドレスと波形カウンタのカウント数が一致すれば、ステップ12に進み、子器2b(自己の照明器具2)に設定された連動アドレスと波形カウンタのカウント数が一致しなければステップ15に進む。
ステップ11において、子器2b(自己の照明器具2)は、記憶部9に格納されている連動アドレスと波形カウンタのカウント数とを参照することによって、子器2b(自己の照明器具2)が連動信号S3の状態を参照するか否かを判別している。即ち、子器2b(自己の照明器具2)に入力されている連動信号S3が、子器(自己の照明器具S3)にとって連動すべき照明器具2のものであるか否かをステップ11で判別しており、この連動信号S3が連動すべき照明器具2のものであれば、その連動信号S3の状態をステップ12で参照しようとするものである。
【0049】
ステップ12で、同期信号S2の立ち下がりからC時間後の連動信号S3が、B期間、低電圧0Vになっていれば(人検知信号S1を検知すれば)ステップ13に進み、同期信号S3の立ち下がりからC時間後の連動信号S3が、B期間、低電圧0Vになってなければ(人検知信号S1を検知しなければ)であれば、ステップ14に進む。ステップ12において、子器2b(自己の照明器具2)は、連動信号S3に人検知信号S1が付加されているか否かを判別している。
ステップ13で、CPU8は内部で連動人有りフラグをONにして、ステップ15に進む。ステップ14で、CPU8は内部で連動人有りフラグをOFFにして、ステップ15に進む。
【0050】
したがって、ステップ11〜14まで(連動点灯手段)においては、それぞれの照明器具2は、連動アドレスに設定されている照明器具2の連動信号のみ参照して、その連動信号S3に人検知信号S1が付加されているか否かを判別して、人検知信号S1が付加されていればCPU8内部の連動人有りフラグをONにして、自己のランプ6を点灯させる準備(ステップ13)をし、人検知信号S1が付加されていなければ、自己のランプ6を消灯させる準備又は自己のランプ6を消灯した状態のままにするようにしている(ステップ14)。
【0051】
ステップ15で、子器2bの各照明器具2の波形カウンタを1加算(カウントアップ)して、ステップ3に進む。
ステップ16で、子器2bの各照明器具2の波形カウンタを1にして(カウント数を1にリセットする)、ステップ11に進む。
ステップ17で、CPU8の人有りフラグ又は連動人有フラグがONであれば、CPU8は点灯回路7に制御信号を送り、ランプ6を点灯させる。またCPU8の人有りフラグ又は連動人有フラグがOFFであれば、CPU8は点灯回路7に制御信号を送り、ランプを消灯させる。
【0052】
なお、ステップ17において、子器2bのランプ6が消灯の状態で、人有りフラグ又は連動人有フラグがOFFであれば、ランプ6の消灯状態は維持される。また、ステップ17において、人有フラグがONしている場合、ランプ6を点灯させてたが、波形カウンタが自己のアドレスと一致し且つ、人感センサ5が反応している場合に点灯し始め、人感センサ5が反応していない場合に消灯するようにしてもよい。
また、ステップ3から波形カウンタのカウントアップまでの処理は、同期信号S2の立ち下がりタイミングT間で処理される。
【0053】
このように、各照明器具2を連動線3で接続し、各照明器具2に共通の連動信号S3(人検知信号S1)を入力すると共に、連動信号S3を時分割して各分割区間Tを各照明器具2のアドレスに対応させ、且つ、同期信号S2の立ち下がりからの時間経過を基準として連動信号S3に人検知信号S1を付加しているので、複雑な通信プロトコルや通信用CPUを用いなくても(連動線3の連動信号S3に照明器具2のアドレス信号を付加しなくても)各照明器具2は、どの照明器具2が人感センサ5を検知したか検出することができ、点灯した照明器具2に連動して他の照明器具2を点灯させることができる。
【0054】
例えば、図1、8に示すように、アドレス3の照明器具2が人を検知して自己のランプ6を点灯したとすると、他の照明器具2にアドレス3の照明器具2が点灯したことを知らせるために、アドレス3の照明器具2は波形カウンタのカウント数と自己のアドレスと同じ番号となっている間の連動信号S3の分割区間L3に人検知信号S1を付加する。一方で、アドレス3の照明器具2と連動するアドレス2、4の照明器具2は、波形カウンタのカウント数と連動アドレスとが一致する分割区間L3に人検知信号S1が付加されているか判定し、人検知信号S1を検知するので、アドレス2、4の照明器具2は自己を点灯させることができる。
【0055】
また、各照明器具2は、同期信号S2の立ち下がりを検出してから、連動信号S3に人検知信号S1を付加したり、各照明器具2は、同期信号S2の立ち下がりを検出してから、連動信号S3の状態を参照しているので、各照明器具2間で人検知信号S1を検出するタイミングを合わせることができ、各照明器具2が他の照明器具2にスムーズ連動して自己の照明器具2を点灯させることができる。さらに、各照明器具2に入力されている同期信号S2は、各照明器具2が共有している交流電源電圧(例えば、50KHz)からの信号を同期させているものであるので、各照明器具2の連動信号S3を参照するタイミングがずれることがない。
【0056】
連動信号S3においては、人検知信号S1とスタートパルスS4が付加されるだけであるので、連動信号S3に各照明器具2のアドレス情報を付加させる必要がなく、この各照明器具2に用いられるCPUは、低コストなCPUで構成することができる。
また、図1に示すように、各照明器具2の連動アドレスは、各照明器具2の両隣のアドレスと同じ番号に設定されているので、自己の照明器具2が人を検知して点灯すると、その点灯した照明器具2の両隣の照明器具2を連動して点灯させることができる。
【0057】
本発明は、上記記載の実施の形態に限定されることなく適宜に設計変更が可能である。例えば、人感センサ5は照明器具2と必ずしも一体化されていなくてもよく、各照明器具2に対応する人感センサ5が人を検知したときに、その人感センサ5に対応する照明器具2を点灯するように構成していればよい。
また、同期信号S2のタイミング間は、立ち下がり信号間であったが、立ち下がり信号間であっても、立ち下がりと立ち上がりとの信号間であってもよい。
また、人を検知して点灯した照明器具2の両隣の照明器具2を点灯するようにしていたが、適宜に連動アドレスを設定して、離れた照明器具2を連動点灯するようにしてもよいし、前後左右の照明器具を連動点灯させるようにしてもよい。
【0058】
さらに、各照明器具2は64台のうち、親器1台、子器63台というように構成していたが、当然の如く、各照明器具2の台数は任意に変更することができる。
【0059】
【発明の効果】
本発明によれば、連動信号にアドレス信号を付加しなくても点灯した照明器具に連動して他の照明器具を点灯させることができ、従って、連動信号は、アドレス信号と人検知信号とが重畳した多重信号とならないので、その信号を処理するための通信用CPUが不要となり、照明システムを安価にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す照明システムの構成図である。
【図2】同照明器具のブロック図である。
【図3】同親器の連動回路部の構成図である。
【図4】同子器の連動回路部の構成図である。
【図5】a)照明器具に入力される交流電源 b)CPUに入力される同期信号 c)連動信号と波形カウンタの関連図である。
【図6】同1サイクル後の親器のCPUに入力されるa)同期信号とb)連動信号と波形カウンタの関連図である。
【図7】同1サイクル後の子器のCPUに入力されるa)同期信号とb)連動信号と波形カウンタの他の関連図である。
【図8】同アドレス3の子器が人感センサを感知した時の説明図である。a)同期信号、b)連動信号
【図9】同親器の動作のフローチャート図である。
【図10】同子器の動作のフローチャート図である。
【符号の説明】
1 照明システム
2 照明器具
5 人感センサ
6 ランプ
S1 人検知信号
S2 同期信号
S3 連動信号
L 分割区間
Claims (4)
- 人感センサ(5)とランプ(6)とを具備する照明器具(2)が、複数個設けられ、各照明器具(2)に、自己のアドレスと、他の照明器具(2)のうち連動して点灯すべき照明器具(2)のアドレスとが記録され、
各照明器具(2)は、自己の人感センサ(5)が人を検知したとき、自己のランプ(6)を点灯させると共に、連動すべき他の照明器具(2)が人感センサ(5)を検知したとき、その照明器具(2)と連動してランプを点灯させるようにした照明システムにおいて、
各照明器具(2)に、共通の連動信号(S3)が入力されると共に、この連動信号(S3)を時分割した各分割区間(L)を、各照明器具(2)のアドレスに対応させており、
各照明器具(2)は、自己の人感センサ(5)が人を検知したとき、自己のアドレスに対応する分割区間(L)に人検知信号(S1)を付加する検知信号出力手段が設けられ、
各照明器具(2)は、連動すべきアドレスに対応する分割区間(L)で人検知信号(S1)を検出したとき、自己のランプ(6)を点灯させる連動点灯手段が設けられていることを特徴とする照明システム。 - 前記各照明器具(2)に、共通の同期信号(S2)が入力されるように構成され、
前記検知信号出力手段は、前記同期信号(S2)を入力するタイミング(T)間で1ずつカウントしていき、そのカウント数が、自己のアドレスに一致したときの前記分割区間(L)に人検知信号(S1)を付加するようにしていることを特徴とする請求項1に記載の照明システム。 - 前記各照明器具(2)に、共通の同期信号(S2)が入力されるように構成され、
前記連動点灯手段は、前記同期信号(S2)を入力するタイミング(T)間で1ずつカウントしていき、そのカウント数が、連動すべきアドレスと一致したときの分割区間(L)で人検知信号(S1)を検出したとき、自己のランプ(6)を点灯するようにしていることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明システム。 - 前記同期信号(S2)は、各照明器具(2)に接続された電源電圧の波形を同期させたものであることを特徴とする請求項2又は3に記載の照明システム。
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JP2013118053A (ja) * | 2011-12-01 | 2013-06-13 | Nakano Engineering Co Ltd | 連動型照明器具及び連動型照明システム |
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