JPH11202688A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11202688A
JPH11202688A JP10021528A JP2152898A JPH11202688A JP H11202688 A JPH11202688 A JP H11202688A JP 10021528 A JP10021528 A JP 10021528A JP 2152898 A JP2152898 A JP 2152898A JP H11202688 A JPH11202688 A JP H11202688A
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JP10021528A
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English (en)
Inventor
Yoko Fukui
葉子 福井
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複写処理中に一端複写処理を中断し、別の原
稿の複写処理を行い、再び中断前の原稿の複写処理を可
能とする。 【解決手段】 キー入力処理されると(S1)、ADF
に原稿をセットする(S2)。スタートキーが押下され
ると(S3)、初期設定を行い(S4)、原稿給紙切り
換えコピー処理をした後(S5)、ADFによる原稿給
紙を行う(S6)。コピー枚数と排紙枚数をクリアし
(S7)、給紙制御(S8)、複写処理(S9)、排紙
制御(S10)、と順に行う。原稿のセット枚数と排紙
枚数が同じか確認し(S11)、同じであれば原稿を排
出する(S12)。同じでなければ再び給紙制御を行
う。ADFに原稿が残っている場合は、S1へリターン
し、残っていなければ(S13)、排紙完了を確認し
(S14)、搬送駆動モータをOFFにして(S1
5)、後処理を行う(S16)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
等の画像形成装置において、異なる原稿群を1つの転写
済み用紙群として画像処理を行う画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の原稿群を複写する際に、オ
ペレータにより複写原稿が自動原稿給紙装置にセットさ
れると1枚ずつ給紙され、原稿群の境界が判別される
と、その時に使用されているビン群以外の空いているビ
ン群に次の原稿群の排出を行うようにすることで、原稿
群ごとに区分けされてビン群に排出される複写装置が特
開平1−177563号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数枚
の原稿群を1部又は複数部複写処理する場合、自動原稿
給紙装置(以降ADFと記す)を使用して複写動作を行
えば、原稿1枚1枚を手動で交換する手間が省けるが、
1つの原稿群内に異なる種類の原稿があり、その原稿内
に薄紙や切貼り原稿といったような破損しやすい原稿を
含み、ADFでの複写処理を行いたくない原稿を含む原
稿群の複写処理を行う場合には、原稿をADFによって
給紙するものと、しないものとを別々に分けて複写処理
し、全ての原稿の複写処理完了後に1つにまとめて複写
物を完成させた上で元の原稿の並び順に戻す必要があっ
た。原稿の順番が狂わないように複写するには、単にA
DFを使用する原稿のみを抜き出し、まとめてADFに
セットするのでなく、ADFコピー、圧板コピー、AD
Fコピー、圧板コピー....というように原稿給紙方法を
手動にて行うため、大変手間が掛かるという問題と同時
に、ADFの利点を最大限に活用できないという問題が
ある。
【0004】原稿のみならず他の複写物に関しても、複
数枚の原稿群を複数部複写する場合には、接続された複
数の排出ビンを有する仕分け装置(ソータ、ソータステ
ープラ等、以下ソータと称する)に排出するソート機能
を使用する場合が有るが、その時に原稿群の変わり目で
排出ビンを切り替えてしまったり、またADFに原稿が
ある状態で圧板コピーを行うとADFも同時に給紙して
しまうため、原稿ジャム(原稿詰まり)が発生したり、
複数に分けた原稿群を1まとまりに同一ビンに排出する
ことができないという問題がある。
【0005】また、ADFによる複写処理時の複写動作
の中断を1つの原稿当たりの複写処理が完了し、コンタ
クトガラス上の原稿を排出して、次の原稿を給紙するま
での間に行うのは大変困難であり、また複写動作中断時
においてまでオペレータが画像形成装置の動作状態を常
に監視しなければならないという問題がある。
【0006】このような不具合を解決するために、AD
Fにセットされた原稿群内の指定原稿を給紙前にADF
の動作を停止し、その状態において手動でコンタクトガ
ラス上に載置して複写した複写物を既に排出されている
排出ビン上に排出し、さらに中断中のADF原稿群の複
写処理再開時にこれまで使用していた排出ビン上に複写
物を排出する機能(以降原稿給紙切換コピーと記す)が
ある。
【0007】この一連の動作である「手動でコンタクト
ガラス上に載置して複写(以降中断コピーと記す)」を
行う際に、中断コピー用原稿は薄紙原稿、本原稿、切貼
り原稿など通常ADFを使用する普通紙原稿とは複写モ
ード(複写条件)を変更した方がより画像仕上がりの良
い複写処理を行えるように、専用の複写モードを設定す
る機能がある。しかし、その複写モード設定画面の初期
値がモードクリア時と同じデフォルト値であったため
に、中断中の複写モードから再指定し、さらに専用の複
写モードを追加する必要があった。再指定を行う際に直
前の複写モードの記憶違いなどからミスコピーを誘発す
る可能性があるという問題がある。
【0008】中断コピー開始のため複写動作が停止した
時、原稿給紙切り換えコピーとしての一連の同一複写処
理の最中であるが、専用複写モードを設定したり、複写
動作が停止していることから混乱が生じていた。そし
て、中断コピー時の新たな原稿給紙切り換えコピーモー
ドの設定により、手動給紙したい原稿を複写するタイミ
ングであるにも関わらず、ADFを使用した原稿給紙に
移行するような処理を行うことでオペレータを混乱さ
せ、また実際に行っても原稿管理が複雑になるためミス
コピーの原因になるという問題がある。
【0009】さらに、これまで中断コピーは1つの原稿
に対する複写処理を終了すると、中断コピー状態を終了
し、中断中のADF原稿群の複写処理へ戻ってしまい、
手動載置による複数の原稿の複写処理ができなかった。
また、中断コピー時の手動載置による原稿のコピーを行
わずにADF原稿群の複写処理へ戻ることができないと
いう問題がある。
【0010】本発明の第1の目的は、中断コピー用複写
条件設定の手間を最少化し、直前の複写モードの再設定
ミスによる一連の原稿給紙切り換えコピーとしてミスコ
ピーを防ぐことを可能とする画像形成装置を提供する。
【0011】本発明の第2の目的は、中断コピー中の新
たな原稿給紙切り換えコピーモードの設定によりオペレ
ータの混乱や原稿管理の複雑さを回避させミスコピーを
防止することを可能とする画像形成装置を提供する。
【0012】本発明の第3の目的は、中断コピー時に複
数原稿の手動載置コピーを可能にすること、さらに、中
断コピー時の複写処理の中止など任意のタイミングでA
DFにセットされている原稿群を複写処理へ復帰させる
ことを可能とする画像形成装置を提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、原稿を自動的にコンタクト
ガラス上に1枚ずつ給紙する自動原稿給紙手段と、コン
タクトガラス上に載置される原稿の複写モードを設定す
る複写モード設定手段と、複写モード設定手段によって
設定された複写モードを記憶する複写モード記憶手段
と、コンタクトガラス上に載置された原稿の画像データ
を読み取る読み取り手段と、自動原稿給紙手段により載
置された原稿の複写処理を行う第1の複写手段と、自動
原稿給紙手段により自動原稿給紙トレイにセットされた
原稿群の任意の原稿枚数を指定する原稿枚数指定手段
と、複写動作中に原稿枚数指定手段により指定された原
稿枚数を給紙開始以前に第1の複写手段の複写動作を中
断する複写動作中断手段と、複写動作中断手段によって
第1の複写手段の中断時に手動でコンタクトガラス上に
載置された原稿の複写処理を行う第2の複写手段と、複
写動作中断手段により複写処理待機中である第1の複写
手段を再開する複写処理再開手段と、各手段を制御する
制御手段とを有し、制御手段は、複写モード設定手段の
設定開始時に第2の複写手段の複写モード初期値を第1
の複写手段における複写モードと同一にする複写モード
初期値統一手段を有することを特徴とする。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、制御手段が、第2の複写手段の複写モード
設定時に複写動作中断用の原稿枚数指定処理を禁止する
中断用原稿枚数指定処理禁止手段を有することを特徴と
する。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、制御手段が、第2の複写手段によ
って複写された複写物を複写動作中断手段により中断さ
れる第1の複写手段の複写物上に排出する第1の排出手
段と、第1の複写手段の複写処理再開時に第1の排出手
段によって排出された複写物上に第1の複写手段による
複写物を排出する第2の排出手段と、第1の排出手段及
び第2の排出手段によって排出される複写物を仕分ける
ための複数の排出ビンを持つ仕分け手段とを有すること
を特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
の画像形成装置の実施の形態について詳細に説明する。
図1から図19を参照すると本発明の画像形成装置の一
実施形態が示されている。
【0017】図1は、本発明の一実施形態である画像形
成装置を示す構成図である。本発明の画像形成装置は、
複写処理を行う複写装置と排出処理を行うソータ装置か
ら構成されている。まず、図1に示される複写装置にお
いて、複写処理を行う原稿群をオペレータがセットする
原稿載置台3000と(ADF原稿トレイと称す)、そ
の原稿を載置するためのコンタクトガラス4上には原稿
を自動的に給紙するためのADF(自動原稿給紙装置)
3が取り付けられ、このADF3は片面モードや両面モ
ード等の各種モードを有する。コンタクトガラス4上の
原稿は、ハロゲンランプ等を有する露光照明ユニット1
4と、この露光照明ユニット14及び第1ミラー15を
有する第1キャリッジと、第2ミラー16及び第3ミラ
ー17を有する第2キャリッジにより副走査方向に照明
され、その反射光がレンズ10を介して第4ミラー1に
より反射され、防塵ガラス2を介して感光体ドラム7上
に導かれる。これにより、原稿の画像の静電潜像が感光
体ドラム7上に形成される。この場合、第1キャリッジ
と感光体ドラム7は、等倍モードでは同一の速度で移動
し、変倍モードでは変倍率に応じた速度比で移動する。
【0018】また、本実施形態における複写装置は、い
わゆるアナログ方式のものであるが、原稿の画像を光電
変換するいわゆるデジタル方式のものでは、画像を電気
的に編集することができるので、さらに各種の編集モー
ドを有することが可能である。
【0019】感光体ドラム7はドラム軸33により支持
されて反時計回り方向に回転し、その周りには、電子写
真プロセスを実行するために必要なイレーサ(イレース
ランプ)5と、帯電チャージャ6と、感光体ドラム7の
表面温度を検出するためのドラムサーミスタ8と、除電
ランプ9と、クエンチングチャージャ(クリーニング後
チャージャ)11と、クリーニングユニット12と、バ
イアスローラ13と、クリーニング前チャージャ25
と、転写チャージャ28と、分離チャージャ27と、現
像ユニット37と、転写前チャージャ36と、ドラムヒ
ータ38と、トナーカートリッジ39と、現像剤回収容
器34等が配置され、感光体ドラム7上の静電潜像がト
ナーにより現像されて、トナー像が転写紙(コピー用
紙)に転写される。
【0020】また、転写紙は、両面トレイ22や、第1
給紙トレイ23や、第2給紙トレイ24や、第3給紙カ
セット40−1や、第4給紙カセット40−2や、第5
給紙カセット40−3から給紙され、給紙コロユニット
29や、縦紙搬送部30や横紙搬送部32を介して搬送
され、紙粉取りコロ31により表面の紙粉が除去され
て、レジストローラ35まで搬送される。
【0021】そして、転写紙と感光体ドラム7上のトナ
ー像の各先端が一致するようにレジストローラ35によ
り搬送され、転写チャージャ28によりトナー像が転写
される。分離チャージャ27と分離爪26により感光体
ドラム7上から分離され、搬送ベルト21により定着器
18まで搬送されてトナー像が定着され、反転部19に
より両面片面モードや両面両面モード等に応じて排出方
向と排出面が制御される。
【0022】なお、第1給紙トレイ23や、第2給紙ト
レイ24や、第3給紙カセット40−1や、第4給紙カ
セット40−2や、第5給紙カセット40−3には、複
写処理が行われる普通紙が予めセットされている他に、
表紙モードや章区切りモードや合紙モードにおいて表紙
や合紙として用いられる複写を行わない特別紙が予めセ
ットされている。そして、各種モードの複写が完了した
転写紙や特別紙は、ソータ20に排出されて、ソートモ
ードやスタックモードに応じてソータ20内のビン55
群に選択的に仕分けされ、また、ステープルモードやパ
ンチモードに応じて後処理が行われる。
【0023】図2は、本発明の画像形成装置を構成する
ソータを示す断面構成図である。図1に示す複写装置か
ら排出される転写紙の受入れ口には、入口ガイド板43
が設けられ、入口ガイド板43の下方には、搬送ベルト
42と、上方には搬送ベルト44と、切換え爪46と、
切換えガイド板45、47が設けられている。この切換
え爪46と上下切換えガイド板45、47により転写紙
は、通常排紙モードでは排紙ローラ48、49を介して
上方の排紙トレイ54に排紙される。一方、同一ビン5
5上においてページ順に仕分けるソートモードと、同一
ページを積み重ねるスタックモードでは、ビン55群の
配列方向に沿った下方の縦送り経路に送り込まれる。
【0024】また、ソートモードやスタックモードにお
いてジャム(用紙詰まり)が発生した場合には、後続の
転写紙が排紙トレイ54に排紙され、この後続の転写紙
を手差しトレイ52から手差しローラ50を介して所望
のビン55群に振り分けることができる。
【0025】この縦送り経路にはビン55群に対応する
ように、偏向爪64と、搬送ローラ62及び排出ローラ
63のローラ対が設けられ、また、搬送ローラ62の幾
つかには従動ローラ65が従動している。搬送ベルト4
2、44と、排紙ローラ48、49と、搬送ローラ62
と排出ローラ63は、モータ41により駆動する。
【0026】ビン55群の側方の上方プーリ53と下方
プーリ69を有する軸がそれぞれ支持され、下部の軸に
は後処理ユニット移動用のモータ68が連結されてい
る。上方プーリ53、下方プーリ69には後処理ユニッ
ト移動用のベルト66が巻回され、ベルト66にはビン
55上の転写紙束を掴んで後処理ユニット61の後処理
位置まで搬送するためのチャックユニット60と、後処
理ユニット61がガイドユニット51を介して取り付け
られている。ガイドレール67は、ガイドユニット51
を案内するために設けられている。
【0027】図2では、ホーム検知片57によりホーム
センサ56がオン状態であり、後処理ユニット61が第
1ビン55上の転写紙束を後処理可能である。そして、
後処理ユニット61が第1ビン55に対する後処理完了
後にモータ68により下降すると、第2ビン目のビン位
置検知片59によりビン位置センサ58がオンになり、
後処理ユニット61が停止する。このようにして各ビン
55に対する後処理が完了すると、後処理ユニット61
が規定位置に戻る。なお、ビン55群は20個で構成さ
れ2ブロックに分割されており、各ブロック毎にソート
モードやスタックモードにおいて用いられる。
【0028】図3は、本発明の一実施形態である画像形
成装置の操作表示部を示す平面図である。操作表示部に
は、以前使用された複写モードを呼び出すための呼出し
キー200と、スタートキー201と、テンキー202
と、クリア/ストップキー203と、モードクリアキー
204と、ガイダンスキー205と、ガイダンス表示器
206と、プログラムキー207と、割り込みキー20
8と、割り込み表示器209が設けられている。
【0029】LCD表示器230は、タッチパネルと組
み合わされて各種キーと表示を行うことが可能で、例え
ば、入力可能なキーが白地に黒文字で表示され、入力操
作によりオンと判断されたキー表示の白黒が反転され
て、黒地に白文字で表示されることで入力したことを確
認できる。
【0030】この操作部と表示部には、メッセージ表示
部210と、セット枚数表示部211と、濃度入力キー
及び表示部212と、自動濃度キー及び表示部213
と、手差しキー及び表示部214と、第1トレイキー及
び表示部215と、第2トレイキー及び表示部216
と、第3トレイキー及び表示部217と、第4トレイキ
ー及び表示部218と、第5トレイキー及び表示部21
9と、自動用紙選択キー及び表示部220と、倍率表示
部221と、用紙指定変倍キー及び表示部222と、等
倍キー及び表示部223と、仕上げキー及び表示部22
4と、表示/合紙キー及び表示部225と、編集キー及
び表示部226と、綴じ代キー及び表示部227と、両
面キー及び表示部228と、変倍キー及び表示部229
と、#キー240と、登録コード表示部241と、AD
Fコピー中に複写動作を中断させる原稿給紙切り換えコ
ピーキー及び表示器242と、複写動作を中断するタイ
ミングを指定する原稿枚数入力キー及び表示器243が
設けられている。
【0031】図4は、本発明の一実施形態である画像形
成装置の制御ブロック図である。この制御系は、CPU
(中央演算処理装置)300を中心として、ROM(リ
ードオンメモリ)301と、RAM(ランダムアクセス
メモリ)302と、IN(入力)ポート303と、OU
T(出力)ポート304と、I/O(入出力)ポート3
05とから構成されるマイクロコンピュータシステムで
ある。
【0032】ROM301にはCPU300のプログラ
ムが予め書き込まれ、RAM302は電池306により
バックアップされてCPU300の作業エリアを有す
る。このRAM302は、特に使用された画像モードの
各内容を記憶するためのエリアを有する。
【0033】INポート303には複写装置の表示部に
おける各種キーの操作情報やソータ20の各種センサの
検出信号が入力され、OUTポート304からは複写装
置の各種表示制御信号やソータ20の各種駆動機構の駆
動制御信号が出力され、I/Oポート305にはADF
3との間での各種信号が入出力される。
【0034】図5は、LCD表示器230に用いられる
タッチパネルの検出回路図であり、また、図6は、タッ
チパネルの端子の論理を示す図表である。コントローラ
412は、検出端子をハイ状態にして、タッチパネル4
10の端子X1、X2、Y1、Y2を図6のように設定
する。タッチパネル410の端子Y1、Y2は抵抗Rに
よりプルアップされており、タッチパネル410がオフ
の時にY1は+5Vになり、オンの時には0Vになる。
【0035】コントローラ412は、この電圧をA/D
変換器411を介して検出し、オン状態を検出すると測
定モードに切り換える。X方向においてX1は+5V、
X2は0Vになり、入力位置の電位がY1、A/D変換
器411を介してコントローラ412により取り込ま
れ、X座標が検出される。Y方向の座標も回路を切り換
えることにより同様に検出される。従って、タッチパネ
ル410の押下位置のXY座標が検出される。
【0036】図7は、本発明の一実施形態である画像形
成装置における操作表示部の制御ブロック図である。メ
イン制御部(図4のCPU300に相当)420は、こ
の複写装置全体の制御を行い、特に、後述するような試
しコピー機能を制御する。操作制御部のCPU421
は、メイン制御部420との間で光トランシーバ422
を介してシリアル通信でコマンドを相互通信し、メイン
制御部420からのコマンドを受け取るとCRT(ディ
スプレイ)423の画面上に表示する内容を決定し、C
GROM424に予め記憶された多数のビットパターン
を選択的に読み出すためのコードをVRAM425に展
開し、読み出したビットパターンをCRTコントローラ
426を介してCRT423の画面上に表示する。
【0037】VRAM425内のビットパターンの展開
エリアは幾つかに区切られており、現在表示されている
画面とは別の画面のビットパターンを展開することがで
き、RAM425のアドレスを変更することにより画面
を一瞬に書き換えることが可能である。CRTコントロ
ーラ426は、CPU421、CGROM424、タッ
チパネル410、LEDドライバ427により駆動され
るキーボード428、アドレスデコーダ429、アドレ
スラッチ430等の間でアドレスやデータを相互通信す
る。
【0038】CPU421は、アドレスラッチ430、
ROM431、不揮発性RAM432、システムリセッ
ト433を介してアドレスデコーダ429等の間でアド
レスやデータの相互通信を行う。
【0039】図8は、本発明の一実施形態である画像形
成装置の転写紙有無検知の制御を示すブロック図であ
る。図1において両面トレイ22、第1給紙トレイ2
3、第2給紙トレイ24、第3給紙カセット40−1、
第4給紙カセット40−2、第5給紙カセット40−3
には、それぞれ転写紙有無検知手段500と転写紙サイ
ズ検知手段501が設けられている。画像形成中に転写
紙有無検知手段500が、特定のカセットの転写紙が無
いことを検知した場合、転写紙サイズ検知手段501に
より他のカセットにおいて同一サイズの転写紙の有無を
検知し、転写紙を保有するカセットが給紙自動切換え手
段502により自動的に選択されて給紙される。
【0040】上記特定のカセットは予め、特定給紙設定
手段503により設定可能であり、また給紙自動切り換
え手段502による給紙の自動切り換えは、切り換え禁
止手段504によって禁止可能となる。
【0041】図9は、本発明の一実施形態である画像形
成装置の給紙カセットの側断面図である。転写紙をセッ
トするための底板600は、ケース601に対してセッ
ト枚数に応じて昇降可能に構成され、軸602の周りを
回動可能なアーム603によりケース601の切り欠き
604を介して上方向に付勢されている。ケース601
の先端には図示されていないサイズ識別用の遮光板が取
り付けられ、この遮光部を挟むように、例えば、5連の
フォトインタラプタで構成された転写紙サイズ検知セン
サ605が設けられている。
【0042】ケース601の上方には、フィラ606と
遮光板607が軸608の周りを一体で回動可能に設け
られ、遮光板607は転写紙無しの場合にフォトインタ
ラプタで構成された転写紙エンド検知センサ609によ
り転写紙が無いことを検出できるように構成されてい
る。
【0043】フィラ606は、転写紙が無い場合に仮想
像で示す位置に回動し、転写紙有りの場合に実線で示す
位置に回動して、転写紙エンド検知センサ609をオフ
にする。呼び出しコロ610は、メインモータと給紙ク
ラッチにより矢印方向に回転して転写紙を取り込み、そ
のサイズが転写紙サイズ検知センサ605により検出さ
れる。
【0044】図10は、本発明の実施形態である画像形
成装置の動作例を示すメインフローチャートである。特
にCPU300の動作例を詳細に説明する。オペレータ
による所望の複写処理を行う際に、まずキー入力処理が
行われる(ステップ1)。ADFに原稿がセットされて
いるか確認し(ステップ2)、セットされていればスタ
ートキーをONにする(ステップ3)。原稿がセットさ
れていなかったり、スタートキーが押下されていなけれ
ば、再びキー入力処理へ戻る。次に、初期設定を行い
(ステップ4)、原稿給紙切り換えコピー処理を行い
(ステップ5)、ADFの原稿給紙を開始する(ステッ
プ6)。コピー枚数と排紙枚数のカウンタをクリアする
と(ステップ7)、給紙制御が行われ(ステップ8)、
実際に複写処理される(ステップ9)。複写処理後には
排紙制御が行われ(ステップ10)、ADF3へのセッ
ト枚数と排紙枚数のカウンタが同じであるか確認する
(ステップ11)。カウンタが同じでない場合は、再び
給紙制御へ戻る。カウンタが同じ場合は、原稿の排出を
行う(ステップ12)。ADFに原稿が残っているかど
うか確認し(ステップ13)、原稿がある場合には、原
稿給紙切り換えコピー処理へ戻り、原稿が無い場合に
は、排紙完了が確認されるまで確認処理を行う(ステッ
プ14)。排紙が完了すると搬送駆動モータをOFFに
して(ステップ15)、ステープル止め等の後処理を行
う(ステップ16)。
【0045】まず、図10のステップ1で示すキー入力
処理を図11に基づいて説明する。テンキー202の押
下をチェックし(ステップ21)、押下されていること
を確認するとRAM302にテンキーデータを格納する
(ステップ22)。中断コピー用の原稿枚数設定用の原
稿枚数入力キー274が押下されると、原稿給紙切り換
えコピーモード設定用の処理を実行する(ステップ2
5)。またそれ以外のキーが押下された場合は(ステッ
プ26ではい)、そのモードをセット及びリセットし
(ステップ27)、複写モードとして記憶する。最後に
ステップ22で格納したテンキーデータが残っている場
合、つまり同じくテンキーで入力する原稿給紙切換コピ
ー用原稿枚数として使用されなかった場合(ステップ2
8)は、RAM302に格納されたテンキーデータをセ
ット枚数としてセット枚数表示器に表示させる(ステッ
プ23)。
【0046】図11で示されたキー入力処理のステップ
25における原稿給紙切換コピー用の原稿枚数設定用の
原稿枚数入力キー274の押下をチェックし押下時に設
定する原稿給紙切換コピーモード設定処理について図1
2のフローチャートに基づいて詳細に説明する。
【0047】まず、中断原稿枚数入力キー243が押さ
れた場合は(ステップ251)、テンキー202により
原稿給紙切換コピーモード用原稿枚数入力可能状態とな
り(ステップ252)、以降テンキー202を押下する
と中断原稿枚数表示器243に表示する。この状態で再
度中断原稿枚数入力キー243が押されると(ステップ
253)、原稿給紙切換コピーモード用原稿枚数入力可
能状態を解除し(ステップ254)、以降テンキー20
2を押下すると中断原稿枚数表示器243に表示されな
い。この時原稿給紙切換コピーモード用原稿枚数として
数値が入力されている場合は(ステップ255では
い)、その入力値を中断原稿枚数として専用のメモリに
記憶し(ステップ256)、原稿給紙切換コピーモード
を選択設定する(ステップ257)。数値が入力されて
いない場合は(ステップ255でいいえ)、原稿給紙切
換コピーモードを非選択とする(ステップ258)。
【0048】本実施形態では原稿給紙切り換えコピーモ
ード用の原稿枚数を1箇所のみ指定としたが、複数の中
断原稿枚数入力キー及び表示器243を設けて複数箇所
指定することも可能である。
【0049】次に、図10のステップ4で示される初期
設定について図13に基づいて説明する。図13におい
て、まずRAM302内の原稿枚数カウンタをクリアし
(ステップ51)、原稿や転写紙の各種搬送駆動モータ
41をONにし(ステップ52)、ソートモードがセッ
トされている場合には転写紙がソート20のビンに導か
れるように切換爪46を下げ、ソートモードがセットさ
れていない場合には転写紙がソータ20の排出トレイ5
2に導かれるように切換爪46を上げる(ステップ53
〜55)。
【0050】次に1つの原稿群を複数の原稿載置方法に
よって複写動作を実行した場合も1つの原稿群の複写物
として複写制御を行うために、ADF原稿トレイ300
0に載置する原稿群の任意の原稿を指定し、ADFコピ
ー中その原稿給紙前に複写動作を停止し原稿載置方法を
変更(主にコンタクトガラス上に手動で原稿を載置する
圧板コピー等)して複写実行後再び中断中のADFコピ
ーを再開させる制御(以降原稿給紙切換コピーモードと
記す)が設定されている場合は原稿給紙切換コピー時の
処理であるステップ1を行う。
【0051】図14は、図10のフローチャートの説明
で触れた中断コピーモード処理(ステップ5)を示すフ
ローチャートである。原稿給紙切り換えコピーモードが
選択されていると(ステップ1001)、原稿枚数カウ
ンタと複写動作を中断させる原稿枚数−1が等しい場合
(ステップ1002)、つまり原稿給紙切り換えのため
にコピーを中断するタイミングならばコンタクトガラス
4上の原稿の排出が完了するのを待ち(ステップ100
3)、各種の搬送駆動モータをオフにする(ステップ1
004)。ステップ1001にて原稿給紙切り換えコピ
ーモード非選択時、または、ステップ1002のコピー
を中断するタイミングでない場合は、図10のステップ
6に示すADF原稿トレイ3000からADF3を使用
した原稿の給紙を行う。そして現在の複写モード設定状
態をRAM302内の専用エリアに記憶する(ステップ
1005)。
【0052】次に、中断コピーの複写モードを選択する
ための画面を操作部上に表示する(ステップ100
6)。図19で示すように、その画面は通常の複写モー
ド設定画面から中断原稿枚数入力キー及び中断原稿枚数
表示器243を削除し、中断コピー終了キー244を加
えたものである(ステップ1023)。その画面上に、
ステップ1005で記憶した複写モードを反映する(ス
テップ1024)。その後中断コピー用の複写モードを
選択するために操作部上の各種キーの入力を中断コピー
用の設定内容として設定していく(ステップ100
7)。この時ADF原稿トレイ3000に載置してあっ
たADF3を使用したくない原稿を抜き出し、または、
すでに分けてあった原稿をオペレータがコンタクトガラ
ス4に載置する作業が発生する。このとき、もし中断コ
ピーを終了させたい場合は中断コピー終了キー244を
押下する(ステップ1025ではい)。中断コピー終了
時の処理を後述する(ステップ1017以降)。
【0053】中断コピーを続行する場合(ステップ10
25でいいえ)、スタートキー201が押下されると
(ステップ1008ではい)、初期値設定処理を実行す
る(ステップ1009)。ここでは、図10に示す通常
のコピーフローとは異なりADF原稿トレイ3000の
原稿給紙処理を実行せずコンタクトガラス4上の原稿を
コピーする圧板コピーを行う。そしてコピー枚数カウン
タと排紙枚数カウンタをクリアした後、給紙制御を実行
する(ステップ1011)。次いで複写制御で転写紙に
複写を行い(ステップ1012)、排紙制御を行う(ス
テップ1013)。
【0054】ステップ1014では、ADFへのセット
枚数と排紙枚数が等しいか否かを判断して、等しくなる
までステップ1011からステップ1013を繰り返
す。そして転写した用紙が排出されるのを待ち(ステッ
プ1015ではい)、各種搬送駆動モータをオフにし
(ステップ1016)、中断コピーの1枚目の原稿のコ
ピーを終了する。この時点で再度中断コピーを続行する
か確認するため、中断コピー終了キー244の押下状態
を確認する。押下しなかった場合は(ステップ1022
でいいえ)、オペレータが原稿交換した後のスタートキ
ー201押下を待ち一連のコピー動作を行う(ステップ
1008からステップ1022)。
【0055】また、中断コピー終了キー244を押下し
た場合は(ステップ1022ではい)、中断コピーを終
了するために以下の処理を行う。まず、表示中の中断コ
ピー用複写モードを表示した画面を終了し(ステップ1
017)、ステップ1005で行った中断以前の複写モ
ードを記憶したRAM302内の専用エリアの情報を復
活させる(ステップ1018)。そして中断時の複写処
理を行っていない残りの原稿のADFコピーを行うため
にADF原稿トレイ3000にあるかを確認し(ステッ
プ1019)、スタートキー201が押下されると(ス
テップ1020ではい)、各種搬送駆動モータ41をO
Nし(ステップ1021)、ADFの原稿給紙処理へと
移行する。
【0056】図15は、図10のフローチャートのステ
ップ6で示すADFの原稿給紙のフローチャートであ
る。図15において、ADF3の原稿給紙処理を実行
し、ADF3に対して原稿給紙信号を出力し(ステップ
61)、原稿枚数カウンタを1つインクリメントする
(ステップ62)。
【0057】そして、図10に示すステップ7におい
て、コピー枚数カウンタと排紙枚数カウンタをクリアし
た後、ステップ8において図16に詳しく示すような給
紙制御処理を実行する。ADF3により給紙された原稿
が先頭原稿の場合にはオモテ表紙モードか両表紙モード
か判別し(ステップ81〜83)、何れかのモードの場
合には特別紙を給紙し(ステップ85)、何れのモード
でもない場合には普通紙を給紙する(ステップ84)。
【0058】また、給紙された原稿が最終原稿の場合に
は(ステップ86)、両表紙モードの場合に特別紙を給
紙し(ステップ85)、両表紙モードでない場合に普通
紙を給紙する(ステップ88)。
【0059】給紙された原稿が先頭原稿でも最終原稿で
もない場合には、ステップ86からステップ89に分岐
し、章区切りモードの場合には章区切りタイミングか否
かを判別し(ステップ90)、章区切りタイミングの場
合には特別紙を給紙し(ステップ91)、章区切りタイ
ミングでない場合には普通紙を給紙する(ステップ9
2)。
【0060】また、章区切りモードでない場合には合紙
モードか否かを判別し(ステップ93)、合紙モードで
ない場合には普通紙を給紙する(ステップ92)。合紙
モードの場合には合紙タイミングか否かを判別し(ステ
ップ94)、合紙タイミングでない場合には普通紙を給
紙し(ステップ92)、合紙タイミングの場合には特別
紙を給紙する(ステップ95)。
【0061】次いで、図10に示すステップ9では、図
1に示すように複写処理を制御することにより転写紙に
複写を行った後、ステップ10において図17に示す排
紙制御を実行する。
【0062】図17においてソートモードの場合には
(ステップ101)、排紙センサがオンになると(ステ
ップ102)、排紙カウンタを1つインクリメントし
(ステップ103)、現在オンになっている偏向爪64
のソレノイド(図示せず)をオフにして、その下の偏向
爪64のソレノイド(図示せず)をオンにし(ステップ
104)、ADFへのセット枚数と排紙カウンタの枚数
が等しい場合に(ステップ105)、現在オンになって
いる偏向爪64のソレノイド(図示せず)をオフにし
て、そのブロックの先頭偏向爪64のソレノイド(図示
せず)をオンにする(ステップ106)。ステップ10
5においてADFへのセット枚数と排紙カウンタの枚数
が等しくない場合には、そのまま図10に示すステップ
11に進む。
【0063】また、ステップ101においてソートモー
ドがセットされていない場合には、排紙センサがオンに
なると排紙カウンタを1つインクリメントし(ステップ
107、ステップ108)、図10に示すステップ11
に進む。
【0064】ステップ11では、セット枚数と排紙枚数
が等しいか否かを判別して等しくなるまでステップ8〜
ステップ10を繰り返し、等しい場合にコンタクトガラ
ス4上の原稿を排紙するための原稿排出信号をADF3
に出力する(ステップ12)。次いで、ADF3にまだ
原稿がセットされている場合にはステップ13からステ
ップ6に戻り、次の原稿に対して同様の制御を繰り返
す。
【0065】そして、ADF3に原稿がセットされてい
ない場合には、原稿の排出を検出すると(ステップ1
4)、各種の搬送駆動モータをオフにし(ステップ1
5)、ステップ16において後処理制御を実行する。
【0066】図18には、後処理制御を示すフローチャ
ートが示されている。ステープルモードがセットされて
いる場合には(ステップ161)、各ビン55上の転写
紙束を綴じるステープル処理を行う(ステップ16
2)。
【0067】図19は、中断コピー時における操作表示
部の表示例を示す平面図であり、中断コピー処理が可能
であることを表示したり、中断コピーの終了をLCD表
示器230に表示することでユーザが容易に確認でき
る。
【0068】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の画像形成装置は、中断コピー用の複写モード設定開始
時の複写モード初期値を中断直前の複写モードと同一に
することで、コピー枚数や排出先の指定など一連の原稿
給紙切り換えコピーとし変更する必要のない複写モード
の再設定が不要となり、手動でコンタクトガラス上に載
置して複写したい原稿のサイズや画像仕上がりに応じた
複写モードの設定のみ行えば、容易に且つ正確な複写処
理を提供することが可能となり、また、再指定する際に
直前の複写モードの記憶違いなどから起こるミスコピー
を未然に防ぐことが可能となる。
【0069】本発明の画像形成装置は、また、中断コピ
ー中の新たな原稿給紙切換コピーモードの設定により、
手動給紙したい原稿を複写するタイミングにも関わら
ず、ADFを使用した原稿給紙に移行するような処理を
行うことによるオペレータの混乱を未然に防止し、原稿
管理が複雑になることによるミスコピーを回避すること
が可能となる。
【0070】本発明の画像形成装置は、さらに、任意の
タイミングで中断コピーを終了する手段を設けたこと
で、これまで1つの原稿コピー後、中断コピーを終了し
てしまっていたが、複数の原稿をコピーする事が可能と
なる。また、中断コピー時の原稿を手動載置によってコ
ピーを行わずにADF原稿群の複写処理へ戻ることもで
きるため、より使い勝手の良い画像形成装置を提供する
ことが可能となる。
【0071】本発明の画像形成装置は、複写物を排出す
る際に、中断コピー前に排出された複写物の上に中断時
にコピーされた複写物を重ねて排出し、さらに、複写処
理再開によって排出される複写物を重ねて排出すること
で、排出完了後にオペレータが複写物を並べ替える必要
がなく、より使い勝手の良い画像形成装置を提供するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である画像形成装置を示す
全体構成図である。
【図2】本発明の一実施形態である画像形成装置に搭載
されるソータ装置の全体構成図である。
【図3】本発明の一実施形態である画像形成装置の操作
表示部を示す平面図である。
【図4】本発明の一実施形態である画像形成装置の制御
ブロック図である。
【図5】本発明の一実施形態である画像形成装置のLC
D表示器に用いられるタッチパネルの検出回路図であ
る。
【図6】本発明の一実施形態である画像形成装置のLC
D表示器に用いられるタッチパネルの端子の論理を示す
図表である。
【図7】本発明の一実施形態である画像形成装置におけ
る操作表示部の制御ブロック図である。
【図8】本発明の一実施形態である画像形成装置におけ
る転写紙有無検知手段の制御ブロック図である。
【図9】本発明の一実施形態である画像形成装置の給紙
カセットの側断面図である。
【図10】本発明の一実施形態である画像形成装置の動
作例を示すフローチャートである。
【図11】本発明の一実施形態である画像形成装置のキ
ー入力処理を行う際の動作例を示すフローチャートであ
る。
【図12】本発明の一実施形態である画像形成装置のキ
ー入力処理に含まれる原稿給紙切り換えコピー設定を行
う際の動作例を示すフローチャートである。
【図13】本発明の一実施形態である画像形成装置の初
期設定を行う際の動作例を示すフローチャートである。
【図14】本発明の一実施形態である画像形成装置の原
稿給紙切り換えコピー処理を行う際の動作例を示すフロ
ーチャートである。
【図15】本発明の一実施形態である画像形成装置のA
DFの原稿給紙を行う際の動作例を示すフローチャート
である。
【図16】本発明の一実施形態である画像形成装置の給
紙制御を行う際の動作例を示すフローチャートである。
【図17】本発明の一実施形態である画像形成装置の排
紙制御を行う際の動作例を示すフローチャートである。
【図18】本発明の一実施形態である画像形成装置の後
処理の動作例を示すフローチャートである。
【図19】本発明の一実施形態である画像形成装置の中
断コピー時の操作表示部における表示例を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 第4ミラー 2 防塵ガラス 3 ADF(自動原稿給紙装置) 4 コンタクトガラス 5 イレーサ(イレースランプ) 6 帯電チャージャ 7 感光体ドラム 8 ドラムサーミスタ 9 除電ランプ 10 レンズ 11 クエンチングチャージャ(クリーニング後チャー
ジャ) 12 クリーニングユニット 13 バイアスローラ 14 露光照明ユニット 15 第1ミラー 16 第2ミラー 17 第3ミラー 18 定着器 19 反転部 20 ソータ 21 搬送ベルト 22 両面トレイ 23 第1給紙トレイ 24 第2給紙トレイ 25 クリーニング前チャージャ 26 分離爪 27 分離チャージャ 28 転写チャージャ 29 給紙コロユニット 30 給紙搬送部 31 紙粉コロ 32 横紙搬送部 33 ドラム軸 34 現像剤回収容器 35 レジストローラ 36 転写前チャ−ジャ 37 現像ユニット 38 ドラムヒータ 39 トナーカートリッジ 40−1 第3給紙カセット 40−2 第4給紙カセット 40−3 第5給紙カセット 41 モータ 42 搬送ベルト下 43 入口ガイド板 44 搬送ベルト上 45 切り換えガイド板下 46 切り換え爪 47 切り換えガイド板上 48 排紙ローラ下 49 排紙ローラ上 50 手差しローラ 51 ガイドユニット 52 手差しトレイ 53 上方プーリ 54 排紙トレイ 55 ビン 56 ホームセンサ 57 ホーム検知片 58 ビン位置センサ 59 ビン位置検知片 60 チャックユニット 61 後処理ユニット 62 搬送ローラ 63 排出ローラ 64 偏向爪 65 従道ローラ 66 ベルト 67 ガイドレール 68 モータ 69 下方プーリ 200 呼び出しキー 201 スタートキー 202 テンキー 203 クリア/ストップキー 204 モードクリアキー 205 ガイダンスキー 206 ガイダンス表示器 207 プログラムキー 208 割り込みキー 209 割り込み表示器 210 メッセージ表示部 211 セット枚数表示部 212 濃度入力キー及び表示部 213 自動濃度キー及び表示部 214 手差しキー及び表示部 215 第1トレイキー及び表示部 216 第2トレイキー及び表示部 217 第3トレイキー及び表示部 218 第4トレイキー及び表示部 219 第5トレイキー及び表示部 220 自動用紙選択キー及び表示部 221 倍率表示部 222 用紙指定変倍キー及び表示部 223 等倍キー及び表示部 224 仕上げキー及び表示部 225 表紙/合紙キー及び表示部 226 編集キー及び表示部 227 綴じ代キー及び表示部 228 両面キー及び表示部 229 変倍キー及び表示部 230 LCD表示器 240 #キー 241 登録コード表示部 242 原稿給紙切り換えコピーキー及び表示部 243 中断原稿枚数入力キー及び表示部 244 中断コピー終了キー及び表示部 300 CPU 301 ROM 302 RAM 303 INポート 304 OUTポート 305 I/Oポート 306 電池 410 タッチパネル 411 A/D変換器 412 コントローラ 420 メイン制御部 421 CPU 422 光トランシーバ 423 CRT 424 CGROM 425 VRAM 426 CRTコントローラ 427 LEDドライバ 428 キーボード 429 アドレスデコーダ 430 アドレスラッチ 431 ROM 432 不揮発性RAM 433 システムリセット 500 転写紙有無検知手段 501 転写紙サイズ検知手段 502 給紙自動切り換え手段 503 特定給紙設定手段 504 切り換え禁止手段 600 底板 601 ケース 602 軸 603 アーム 604 切り欠き 605 転写紙サイズ検知手段 606 フィラ 607 遮光板 608 軸 609 転写紙エンド検知手段 610 呼び出しコロ 3000 ADF原稿トレイ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を自動的にコンタクトガラス上に1
    枚ずつ給紙する自動原稿給紙手段と、 コンタクトガラス上に載置される原稿の複写モードを設
    定する複写モード設定手段と、 前記複写モード設定手段によって設定された前記複写モ
    ードを記憶する複写モード記憶手段と、 コンタクトガラス上に載置された原稿の画像データを読
    み取る読み取り手段と、 前記自動原稿給紙手段により載置された原稿の複写処理
    を行う第1の複写手段と、 前期自動原稿給紙手段により自動原稿給紙トレイにセッ
    トされた原稿群の任意の原稿枚数を指定する原稿枚数指
    定手段と、 複写動作中に前記原稿枚数指定手段により指定された原
    稿枚数を給紙開始以前に前記第1の複写手段の複写動作
    を中断する複写動作中断手段と、 前記複写動作中断手段によって前記第1の複写手段の中
    断時に手動でコンタクトガラス上に載置された原稿の複
    写処理を行う第2の複写手段と、 前記複写動作中断手段により複写処理待機中である前記
    第1の複写手段を再開する複写処理再開手段と、 前記各手段を制御する制御手段とを有し、 前記制御手段は、前記複写モード設定手段の設定開始時
    に前記第2の複写手段の複写モード初期値を前記第1の
    複写手段における複写モードと同一にする複写モード初
    期値統一手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記第2の複写手段の
    複写モード設定時に複写動作中断用の原稿枚数指定処理
    を禁止する中断用原稿枚数指定処理禁止手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記第2の複写手段に
    よって複写された複写物を前記複写動作中断手段により
    中断される前記第1の複写手段の複写物上に排出する第
    1の排出手段と、 前記第1の複写手段の複写処理再開時に前記第1の排出
    手段によって排出された複写物上に前記第1の複写手段
    による複写物を排出する第2の排出手段と、 前記第1の排出手段及び前記第2の排出手段によって排
    出される複写物を仕分けるための複数の排出ビンを持つ
    仕分け手段とを有することを特徴とする請求項1または
    2記載の画像形成装置。
JP10021528A 1998-01-19 1998-01-19 画像形成装置 Pending JPH11202688A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005202277A (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Noritsu Koki Co Ltd 写真処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005202277A (ja) * 2004-01-19 2005-07-28 Noritsu Koki Co Ltd 写真処理装置

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