JPH1120253A - ラベルプリンタ - Google Patents
ラベルプリンタInfo
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- JPH1120253A JPH1120253A JP17398997A JP17398997A JPH1120253A JP H1120253 A JPH1120253 A JP H1120253A JP 17398997 A JP17398997 A JP 17398997A JP 17398997 A JP17398997 A JP 17398997A JP H1120253 A JPH1120253 A JP H1120253A
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- JP
- Japan
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- label
- backing sheet
- core
- holding unit
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- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Labeling Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ラベルプリンタの設置スペースを小さくし、
台紙又はラベル付き台紙の巻取コアへの巻取を安定して
行なえるラベルプリンタを提供する。 【解決手段】 本体ケース1内に収納される収納位置と
台紙10から剥離されたラベル11の発行方向に向けて
本体ケース1外に露出される露出位置とへ移動自在であ
って台紙10又はラベル付き台紙5の幅方向の両側に位
置する一対の側板13を備えた保持ユニット9を設け、
巻取コア14の中心軸15の端部がこの中心軸15の中
心線と直交する向きにスライド自在及び係脱自在に嵌合
されるスリット溝16を側板13に形成し、このスリッ
ト溝16に嵌合された中心軸15を押圧体18で押圧す
ることにより、巻取コア14を保持ユニット9に取り付
ける。
台紙又はラベル付き台紙の巻取コアへの巻取を安定して
行なえるラベルプリンタを提供する。 【解決手段】 本体ケース1内に収納される収納位置と
台紙10から剥離されたラベル11の発行方向に向けて
本体ケース1外に露出される露出位置とへ移動自在であ
って台紙10又はラベル付き台紙5の幅方向の両側に位
置する一対の側板13を備えた保持ユニット9を設け、
巻取コア14の中心軸15の端部がこの中心軸15の中
心線と直交する向きにスライド自在及び係脱自在に嵌合
されるスリット溝16を側板13に形成し、このスリッ
ト溝16に嵌合された中心軸15を押圧体18で押圧す
ることにより、巻取コア14を保持ユニット9に取り付
ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラベルが剥離され
た台紙、又は、ラベルが台紙に貼り付けられているラベ
ル付き台紙を引っ張って巻取る巻取コアを備えたラベル
プリンタに関する。
た台紙、又は、ラベルが台紙に貼り付けられているラベ
ル付き台紙を引っ張って巻取る巻取コアを備えたラベル
プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ラベルプリンタは、台紙に貼り付
けられたラベルに所定事項を印字する印字ヘッドと、印
字が行なわれたラベルが剥離された台紙、又は、印字が
行なわれたラベルが台紙に貼り付けられたままのラベル
付き台紙を引っ張って巻取る巻取コアとを備えている。
けられたラベルに所定事項を印字する印字ヘッドと、印
字が行なわれたラベルが剥離された台紙、又は、印字が
行なわれたラベルが台紙に貼り付けられたままのラベル
付き台紙を引っ張って巻取る巻取コアとを備えている。
【0003】この巻取コアは、その回転中心をラベルプ
リンタの本体ケース内にセットされたラベル付き台紙の
幅方向に延出させた片持ち状態に取り付けられている。
巻取コアへの台紙又はラベル付き台紙の巻取りが終了し
た後は、巻取コアの自由端側を覆っている側面カバーを
開き、巻取コアに巻取られた台紙又はラベル付き台紙を
巻取コアから抜き取る。
リンタの本体ケース内にセットされたラベル付き台紙の
幅方向に延出させた片持ち状態に取り付けられている。
巻取コアへの台紙又はラベル付き台紙の巻取りが終了し
た後は、巻取コアの自由端側を覆っている側面カバーを
開き、巻取コアに巻取られた台紙又はラベル付き台紙を
巻取コアから抜き取る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本体ケースの
側方には、側面カバーを開いたり、巻取コアに巻取られ
た台紙又はラベル付き台紙を巻取コアから抜き取るため
の作業スペースを確保しなければならない。しかも、本
体ケース内に片持ち状態で取り付けられている巻取コア
から台紙又はラベル付き台紙を抜き取る作業には手間が
かかっている。
側方には、側面カバーを開いたり、巻取コアに巻取られ
た台紙又はラベル付き台紙を巻取コアから抜き取るため
の作業スペースを確保しなければならない。しかも、本
体ケース内に片持ち状態で取り付けられている巻取コア
から台紙又はラベル付き台紙を抜き取る作業には手間が
かかっている。
【0005】さらに、巻取コアが片持ち状態で支持され
ているため、巻取コアによる台紙又はラベル付き台紙の
巻取時に巻取コアが振動し、巻取性が悪くなる。巻取性
が悪くなると、巻取コアからの台紙又はラベル付き台紙
の抜き取りに手間がかかり、ラベル付き台紙の場合に
は、巻取コアから抜き取ったラベル付き台紙を携帯用の
ラベル発行機にセットする際の作業が困難になる。
ているため、巻取コアによる台紙又はラベル付き台紙の
巻取時に巻取コアが振動し、巻取性が悪くなる。巻取性
が悪くなると、巻取コアからの台紙又はラベル付き台紙
の抜き取りに手間がかかり、ラベル付き台紙の場合に
は、巻取コアから抜き取ったラベル付き台紙を携帯用の
ラベル発行機にセットする際の作業が困難になる。
【0006】そこで本発明は、巻取コアに巻取られた台
紙又はラベル付き台紙を巻取コアから抜き取るための作
業スペースを本体ケースの側方に設けることを不要と
し、しかも、台紙又はラベル付き台紙の巻取りを安定し
て行なえるラベルプリンタを提供することを目的とす
る。
紙又はラベル付き台紙を巻取コアから抜き取るための作
業スペースを本体ケースの側方に設けることを不要と
し、しかも、台紙又はラベル付き台紙の巻取りを安定し
て行なえるラベルプリンタを提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ラベルが剥離された台紙又はラベルが台紙に貼り付けら
れているラベル付き台紙を引っ張って巻取る巻取コアを
備えたラベルプリンタにおいて、本体ケース内に収納さ
れる収納位置と台紙から剥離されたラベルの発行方向に
向けて前記本体ケース外に露出される露出位置とへ移動
自在であって前記台紙又は前記ラベル付き台紙の幅方向
の両側に位置する一対の側板を備えた保持ユニットと、
一対の前記側板に形成されて前記巻取コアの中心軸の端
部がこの中心軸の中心線と直交する向きにスライド自在
及び係脱自在に嵌合されるスリット溝と、このスリット
溝に嵌合された前記中心軸を押圧して保持する押圧体と
を有する。従って、保持ユニットを露出位置へ移動さ
せ、巻取コアの中心軸の両端部を一対の側板に形成され
たスリット溝に嵌合させ、スリット溝に嵌合させた中心
軸を押圧体で押圧することにより、巻取コアを保持ユニ
ットに取り付ける。また、保持ユニットを露出位置へ移
動させ、巻取コアの中心軸をスリット溝に沿って巻取コ
アを引っ張っることにより押圧体による押圧保持状態を
解除し、巻取コアを保持ユニットから取り外す。そし
て、巻取コアに巻取られた台紙又はラベル付き台紙の巻
取コアからの抜き取りは、巻取コアを保持ユニットから
取り外した後に行なう。
ラベルが剥離された台紙又はラベルが台紙に貼り付けら
れているラベル付き台紙を引っ張って巻取る巻取コアを
備えたラベルプリンタにおいて、本体ケース内に収納さ
れる収納位置と台紙から剥離されたラベルの発行方向に
向けて前記本体ケース外に露出される露出位置とへ移動
自在であって前記台紙又は前記ラベル付き台紙の幅方向
の両側に位置する一対の側板を備えた保持ユニットと、
一対の前記側板に形成されて前記巻取コアの中心軸の端
部がこの中心軸の中心線と直交する向きにスライド自在
及び係脱自在に嵌合されるスリット溝と、このスリット
溝に嵌合された前記中心軸を押圧して保持する押圧体と
を有する。従って、保持ユニットを露出位置へ移動さ
せ、巻取コアの中心軸の両端部を一対の側板に形成され
たスリット溝に嵌合させ、スリット溝に嵌合させた中心
軸を押圧体で押圧することにより、巻取コアを保持ユニ
ットに取り付ける。また、保持ユニットを露出位置へ移
動させ、巻取コアの中心軸をスリット溝に沿って巻取コ
アを引っ張っることにより押圧体による押圧保持状態を
解除し、巻取コアを保持ユニットから取り外す。そし
て、巻取コアに巻取られた台紙又はラベル付き台紙の巻
取コアからの抜き取りは、巻取コアを保持ユニットから
取り外した後に行なう。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面に基
づいて説明する。図1はラベルプリンタの全体構造を示
す縦断側面図である。本体ケース1の上面部には支軸2
を支点として上下方向へ回動自在な蓋カバー3が取り付
けられており、この蓋カバー3には、印字ヘッド4とイ
ンクリボン(図示せず)とが取り付けられている。
づいて説明する。図1はラベルプリンタの全体構造を示
す縦断側面図である。本体ケース1の上面部には支軸2
を支点として上下方向へ回動自在な蓋カバー3が取り付
けられており、この蓋カバー3には、印字ヘッド4とイ
ンクリボン(図示せず)とが取り付けられている。
【0009】前記本体ケース1内には、ロール状に巻回
されたラベル付き台紙5を巻回中心の回りに回転自在に
保持する保持凹部6と、プラテン7と、剥離台8と、保
持ユニット9とが取り付けられている。ラベル付き台紙
5は、長尺状の台紙10に多数のラベル11が所定ピッ
チで貼り付けられている。プラテン7は、前記蓋カバー
3を閉止したときに前記印字ヘッド4とによりラベル付
き台紙5とインクリボンとを挾持し、モータ(図示せ
ず)からの駆動力により回転駆動されることによりラベ
ル付き台紙5を搬送する。剥離台8は、プラテン7に近
接してプラテン7と平行に配置され、かつ、本体ケース
1に対して着脱自在に取り付けられ、台紙10を鋭角的
に屈曲させることによりこの台紙10からラベル11を
剥離させる。保持ユニット9は、保持凹部6内に保持さ
れたラベル付き台紙5の巻回中心、及び、プラテン7の
回転中心と平行な中心を有する支軸12により本体ケー
ス1に回動自在に連結され、この支軸12の回りに回動
することにより本体ケース1内に収納される収納位置
と、本体ケース1外に露出する露出位置とに移動する。
されたラベル付き台紙5を巻回中心の回りに回転自在に
保持する保持凹部6と、プラテン7と、剥離台8と、保
持ユニット9とが取り付けられている。ラベル付き台紙
5は、長尺状の台紙10に多数のラベル11が所定ピッ
チで貼り付けられている。プラテン7は、前記蓋カバー
3を閉止したときに前記印字ヘッド4とによりラベル付
き台紙5とインクリボンとを挾持し、モータ(図示せ
ず)からの駆動力により回転駆動されることによりラベ
ル付き台紙5を搬送する。剥離台8は、プラテン7に近
接してプラテン7と平行に配置され、かつ、本体ケース
1に対して着脱自在に取り付けられ、台紙10を鋭角的
に屈曲させることによりこの台紙10からラベル11を
剥離させる。保持ユニット9は、保持凹部6内に保持さ
れたラベル付き台紙5の巻回中心、及び、プラテン7の
回転中心と平行な中心を有する支軸12により本体ケー
ス1に回動自在に連結され、この支軸12の回りに回動
することにより本体ケース1内に収納される収納位置
と、本体ケース1外に露出する露出位置とに移動する。
【0010】前記保持ユニット9は、前記プラテン7に
より搬送されるラベル付き台紙5及び台紙10の幅方向
の両側に位置する一対の側板13を有する。これらの側
板13には、ラベル11が剥離された台紙10、又は、
ラベル付き台紙5を引っ張って巻取る巻取コア14の中
心軸15を嵌合保持するためのスリット溝16が形成さ
れている。このスリット溝16は、一端が側板13の縁
部に開放され、その幅寸法は中心軸15の両端部に取り
付けられてこのスリット溝16に嵌合された軸受17の
外径寸法よりも僅かに大きく形成されている。また、側
板13におけるスリット溝16の奥部に対向する位置に
は、スリット溝16に嵌合された軸受17を押圧して保
持する押圧体である板バネ18が取り付けられている。
より搬送されるラベル付き台紙5及び台紙10の幅方向
の両側に位置する一対の側板13を有する。これらの側
板13には、ラベル11が剥離された台紙10、又は、
ラベル付き台紙5を引っ張って巻取る巻取コア14の中
心軸15を嵌合保持するためのスリット溝16が形成さ
れている。このスリット溝16は、一端が側板13の縁
部に開放され、その幅寸法は中心軸15の両端部に取り
付けられてこのスリット溝16に嵌合された軸受17の
外径寸法よりも僅かに大きく形成されている。また、側
板13におけるスリット溝16の奥部に対向する位置に
は、スリット溝16に嵌合された軸受17を押圧して保
持する押圧体である板バネ18が取り付けられている。
【0011】前記巻取コア14は、台紙10又はラベル
付き台紙5が巻き付けられる巻取筒部19と、巻取筒部
19の一端に固定されたギア20と、前記中心軸15と
により形成されている。巻取コア14を保持ユニット9
に取り付け、この保持ユニット9を収納位置へ回動させ
ることにより、ギア20がモータに連結された駆動ギア
(図示せず)と噛み合い、モータからの駆動力により巻
取コア14が中心軸15の中心回りに回転駆動される。
付き台紙5が巻き付けられる巻取筒部19と、巻取筒部
19の一端に固定されたギア20と、前記中心軸15と
により形成されている。巻取コア14を保持ユニット9
に取り付け、この保持ユニット9を収納位置へ回動させ
ることにより、ギア20がモータに連結された駆動ギア
(図示せず)と噛み合い、モータからの駆動力により巻
取コア14が中心軸15の中心回りに回転駆動される。
【0012】このような構成において、まず、巻取コア
14を保持ユニット9に取り付ける操作手順、及び、ラ
ベル付き台紙5をラベル11を発行できる状態にセット
する操作手順を説明する。図2に示すように、蓋カバー
3を上方へ回動させて本体ケース1の上方を開放し、か
つ、保持ユニット9を露出位置へ回動させる。そして、
ロール状に巻回されたラベル付き台紙5を保持凹部6で
保持し、ロール状態から引き出したラベル付き台紙5の
先端部を、保持ユニット9から取り外してある巻取コア
14の巻取筒部19に取り付ける。巻取筒部19にラベ
ル付き台紙5の先端部を取り付けた後、中心軸15の両
端部に取り付けられた軸受17をスリット溝16に嵌合
させるとともにスリット溝16の奥部に向けてスライド
させる。軸受17がスリット溝16の奥部まで入り込む
と、板バネ18が軸受17の外周部に弾発的に当接し、
巻取コア14は板バネ18の押圧力によってスリット溝
16から抜け止めされ、巻取コア14が保持ユニット9
に取り付けられる。
14を保持ユニット9に取り付ける操作手順、及び、ラ
ベル付き台紙5をラベル11を発行できる状態にセット
する操作手順を説明する。図2に示すように、蓋カバー
3を上方へ回動させて本体ケース1の上方を開放し、か
つ、保持ユニット9を露出位置へ回動させる。そして、
ロール状に巻回されたラベル付き台紙5を保持凹部6で
保持し、ロール状態から引き出したラベル付き台紙5の
先端部を、保持ユニット9から取り外してある巻取コア
14の巻取筒部19に取り付ける。巻取筒部19にラベ
ル付き台紙5の先端部を取り付けた後、中心軸15の両
端部に取り付けられた軸受17をスリット溝16に嵌合
させるとともにスリット溝16の奥部に向けてスライド
させる。軸受17がスリット溝16の奥部まで入り込む
と、板バネ18が軸受17の外周部に弾発的に当接し、
巻取コア14は板バネ18の押圧力によってスリット溝
16から抜け止めされ、巻取コア14が保持ユニット9
に取り付けられる。
【0013】巻取コア14を保持ユニット9に取り付け
た後、保持ユニット9を図1に示す収納位置へ回動さ
せ、蓋カバー3を下方へ回動させて本体ケース1の上方
を閉止する。これにより、ギア20が駆動ギアと噛み合
い、ラベル付き台紙5とインクリボンとがプラテン7と
印字ヘッド4とにより挾持される。
た後、保持ユニット9を図1に示す収納位置へ回動さ
せ、蓋カバー3を下方へ回動させて本体ケース1の上方
を閉止する。これにより、ギア20が駆動ギアと噛み合
い、ラベル付き台紙5とインクリボンとがプラテン7と
印字ヘッド4とにより挾持される。
【0014】この状態からラベルプリンタを始動させる
と、印字ヘッド4によりラベル11上に所定事項が印字
され、巻取コア14が回転駆動されることにより台紙1
0が巻取筒部19に巻取られる。また、この台紙10は
剥離台8により鋭角的に屈曲されることにより、その屈
曲部においてラベル11が台紙10から剥離され、ラベ
ル11の発行が行なわれる。
と、印字ヘッド4によりラベル11上に所定事項が印字
され、巻取コア14が回転駆動されることにより台紙1
0が巻取筒部19に巻取られる。また、この台紙10は
剥離台8により鋭角的に屈曲されることにより、その屈
曲部においてラベル11が台紙10から剥離され、ラベ
ル11の発行が行なわれる。
【0015】つぎに、保持凹部6に保持されていたラベ
ル付き台紙5が無くなった場合には、巻取コア14を保
持ユニット9から取り外し、巻取筒部19から台紙10
を抜き取り、新たなラベル付き台紙5をセットする。こ
の場合における、保持ユニット9から巻取コア14を取
り外す操作手順を説明する。図2に示すように、蓋カバ
ー3を上方へ回動させて本体ケース1の上方を開放し、
保持ユニット9を露出位置へ回動させる。そして、軸受
17をスリット溝16に沿ってスリット溝16の開放端
側へスライドさせる向きに巻取コア14を引き抜く。こ
のとき、板バネ18の押圧力よりも大きい力を加えるこ
とにより、巻取コア14を保持ユニット9から取り外す
ことができる。巻取コア14を保持ユニット9から取り
外した後、巻取筒部19に巻取られた台紙10を巻取筒
部19から抜き取る。
ル付き台紙5が無くなった場合には、巻取コア14を保
持ユニット9から取り外し、巻取筒部19から台紙10
を抜き取り、新たなラベル付き台紙5をセットする。こ
の場合における、保持ユニット9から巻取コア14を取
り外す操作手順を説明する。図2に示すように、蓋カバ
ー3を上方へ回動させて本体ケース1の上方を開放し、
保持ユニット9を露出位置へ回動させる。そして、軸受
17をスリット溝16に沿ってスリット溝16の開放端
側へスライドさせる向きに巻取コア14を引き抜く。こ
のとき、板バネ18の押圧力よりも大きい力を加えるこ
とにより、巻取コア14を保持ユニット9から取り外す
ことができる。巻取コア14を保持ユニット9から取り
外した後、巻取筒部19に巻取られた台紙10を巻取筒
部19から抜き取る。
【0016】ここで、保持ユニット9に対する巻取コア
14の着脱を、保持ユニット9をラベル11の発行方向
に向けた露出位置へ回動させて行なっている。この露出
位置は、ラベル11の発行時には発行されたラベル11
を商品に貼り付ける作業を行なう作業スペースであり、
充分な作業スペースが確保されている。従って、巻取コ
ア14の着脱時にこの露出位置へ保持ユニット9を回動
させても何ら支障がなく、新たな作業スペースを確保す
るというものではない。そして、ラベルプリンタの周囲
に巻取コア14を着脱するための専用の作業スペースを
確保する必要がなく、ラベルプリンタを小さなスペース
内に設置することができる。
14の着脱を、保持ユニット9をラベル11の発行方向
に向けた露出位置へ回動させて行なっている。この露出
位置は、ラベル11の発行時には発行されたラベル11
を商品に貼り付ける作業を行なう作業スペースであり、
充分な作業スペースが確保されている。従って、巻取コ
ア14の着脱時にこの露出位置へ保持ユニット9を回動
させても何ら支障がなく、新たな作業スペースを確保す
るというものではない。そして、ラベルプリンタの周囲
に巻取コア14を着脱するための専用の作業スペースを
確保する必要がなく、ラベルプリンタを小さなスペース
内に設置することができる。
【0017】保持ユニット9に対する巻取コア14の取
り付けは、巻取コア14の中心軸15の両端部に取り付
けた軸受17をスリット溝16に嵌合させ、この軸受1
7を板バネ18で弾発的に保持することにより行なって
いる。従って、保持ユニット9に対する巻取コア14の
着脱を簡単に行なえる。
り付けは、巻取コア14の中心軸15の両端部に取り付
けた軸受17をスリット溝16に嵌合させ、この軸受1
7を板バネ18で弾発的に保持することにより行なって
いる。従って、保持ユニット9に対する巻取コア14の
着脱を簡単に行なえる。
【0018】保持ユニット9に取り付けられた巻取コア
14は、両端を支持された状態で取り付けられているた
め、台紙10の巻取時に巻取コア14が振動せず、台紙
10が巻取コア14に良好に巻取られ、巻取コア14か
らの台紙10の抜き取りを容易に行なえる。
14は、両端を支持された状態で取り付けられているた
め、台紙10の巻取時に巻取コア14が振動せず、台紙
10が巻取コア14に良好に巻取られ、巻取コア14か
らの台紙10の抜き取りを容易に行なえる。
【0019】巻取コア14からの台紙10の抜き取り
は、巻取コア14を保持ユニット9から取り外した後に
行なう。従って、この抜き取り作業を本体ケース1と保
持ユニット9とから離れた位置で、容易に行なうことが
できる。
は、巻取コア14を保持ユニット9から取り外した後に
行なう。従って、この抜き取り作業を本体ケース1と保
持ユニット9とから離れた位置で、容易に行なうことが
できる。
【0020】つぎに、このラベルプリンタでは、印字ヘ
ッド4でラベル11に印字した後、そのラベル11を台
紙10から分離させずに台紙10と共に巻取コア14に
巻取る、リワインダとして使用することもできる。
ッド4でラベル11に印字した後、そのラベル11を台
紙10から分離させずに台紙10と共に巻取コア14に
巻取る、リワインダとして使用することもできる。
【0021】この場合には、予め剥離台8を外してお
き、そのほかは上述したラベル11の剥離発行の場合と
同じように、ラベル付き台紙5を保持凹部6で保持し、
ラベル付き台紙5の先端部を引き出して巻取コア14の
巻取筒部19に取り付け、巻取コア14を保持ユニット
9に取り付け、保持ユニット9を収納位置へ回動させ、
蓋カバー3を下方へ回動させて本体ケース1の上方を閉
止する。これにより、ギア20が駆動ギアと噛み合い、
ラベル付き台紙5とインクリボンとがプラテン7と印字
ヘッド4とにより挾持される。
き、そのほかは上述したラベル11の剥離発行の場合と
同じように、ラベル付き台紙5を保持凹部6で保持し、
ラベル付き台紙5の先端部を引き出して巻取コア14の
巻取筒部19に取り付け、巻取コア14を保持ユニット
9に取り付け、保持ユニット9を収納位置へ回動させ、
蓋カバー3を下方へ回動させて本体ケース1の上方を閉
止する。これにより、ギア20が駆動ギアと噛み合い、
ラベル付き台紙5とインクリボンとがプラテン7と印字
ヘッド4とにより挾持される。
【0022】この状態からラベルプリンタを始動させる
と、印字ヘッド4によりラベル11上に所定事項が印字
され、巻取コア14が回転駆動されることにより台紙1
0が巻取筒部19に巻取られる。このとき、剥離台8が
取り外されているため、台紙10はプラテン7の外周面
に沿って湾曲した後に巻取コア14に巻取られる。この
ため、ラベル11が台紙10から剥離されず、台紙10
にラベル11が貼り付けられたままのラベル付き台紙5
が巻取コア14に巻取られる。巻取コア14に巻取られ
たラベル付き台紙5の巻取コア14からの抜き取りは、
上述した台紙10の抜き取りと同じ手順で行なう。
と、印字ヘッド4によりラベル11上に所定事項が印字
され、巻取コア14が回転駆動されることにより台紙1
0が巻取筒部19に巻取られる。このとき、剥離台8が
取り外されているため、台紙10はプラテン7の外周面
に沿って湾曲した後に巻取コア14に巻取られる。この
ため、ラベル11が台紙10から剥離されず、台紙10
にラベル11が貼り付けられたままのラベル付き台紙5
が巻取コア14に巻取られる。巻取コア14に巻取られ
たラベル付き台紙5の巻取コア14からの抜き取りは、
上述した台紙10の抜き取りと同じ手順で行なう。
【0023】このラベルプリンタをリワインダとして使
用する場合には、剥離台8を取り外すだけでよく、新た
な追加部品を必要とせず、リワインダへの機能切り替え
を安価な構造により簡単に行なえる。
用する場合には、剥離台8を取り外すだけでよく、新た
な追加部品を必要とせず、リワインダへの機能切り替え
を安価な構造により簡単に行なえる。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明のラベルプリンタに
よれば、保持ユニットに対する巻取コアの着脱をこの保
持ユニットを露出位置へ移動させて行ない、この露出位
置はラベルの発行作業のために開放された領域であるた
め、ラベルプリンタの周囲に巻取コアを着脱するための
専用の作業スペースを確保する必要がなく、ラベルプリ
ンタを小さなスペース内に設置することができる。ま
た、巻取コアを両端支持するため、台紙又はラベル付き
台紙の巻取時に巻取コアの振動を防止して良好に巻取る
ことができる。
よれば、保持ユニットに対する巻取コアの着脱をこの保
持ユニットを露出位置へ移動させて行ない、この露出位
置はラベルの発行作業のために開放された領域であるた
め、ラベルプリンタの周囲に巻取コアを着脱するための
専用の作業スペースを確保する必要がなく、ラベルプリ
ンタを小さなスペース内に設置することができる。ま
た、巻取コアを両端支持するため、台紙又はラベル付き
台紙の巻取時に巻取コアの振動を防止して良好に巻取る
ことができる。
【図1】本発明の実施の一形態における保持ユニットを
収納位置へ回動させた状態を示す縦断側面図である。
収納位置へ回動させた状態を示す縦断側面図である。
【図2】保持ユニットを露出位置へ回動させた状態を示
す縦断側面図である。
す縦断側面図である。
1 本体ケース 5 ラベル付き台紙 9 保持ユニット 10 台紙 11 ラベル 13 側板 14 巻取コア 15 中心軸 16 スリット溝 18 押圧体
Claims (1)
- 【請求項1】 ラベルが剥離された台紙又はラベルが台
紙に貼り付けられているラベル付き台紙を引っ張って巻
取る巻取コアを備えたラベルプリンタにおいて、本体ケ
ース内に収納される収納位置と台紙から剥離されたラベ
ルの発行方向に向けて前記本体ケース外に露出される露
出位置とへ移動自在であって前記台紙又は前記ラベル付
き台紙の幅方向の両側に位置する一対の側板を備えた保
持ユニットと、一対の前記側板に形成されて前記巻取コ
アの中心軸の端部がこの中心軸の中心線と直交する向き
にスライド自在及び係脱自在に嵌合されるスリット溝
と、このスリット溝に嵌合された前記中心軸を押圧して
保持する押圧体とを有することを特徴とするラベルプリ
ンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17398997A JPH1120253A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | ラベルプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17398997A JPH1120253A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | ラベルプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1120253A true JPH1120253A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=15970719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17398997A Pending JPH1120253A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | ラベルプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1120253A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013233664A (ja) * | 2012-05-02 | 2013-11-21 | Brother Industries Ltd | 粘着テープ印刷装置 |
CN103692780A (zh) * | 2012-09-27 | 2014-04-02 | 兄弟工业株式会社 | 带盒 |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP17398997A patent/JPH1120253A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013233664A (ja) * | 2012-05-02 | 2013-11-21 | Brother Industries Ltd | 粘着テープ印刷装置 |
CN103692780A (zh) * | 2012-09-27 | 2014-04-02 | 兄弟工业株式会社 | 带盒 |
CN103692780B (zh) * | 2012-09-27 | 2016-05-04 | 兄弟工业株式会社 | 带盒 |
US9718636B2 (en) | 2012-09-27 | 2017-08-01 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape cartridge |
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