JP2807377B2 - 熱転写プリンタ - Google Patents
熱転写プリンタInfo
- Publication number
- JP2807377B2 JP2807377B2 JP4195184A JP19518492A JP2807377B2 JP 2807377 B2 JP2807377 B2 JP 2807377B2 JP 4195184 A JP4195184 A JP 4195184A JP 19518492 A JP19518492 A JP 19518492A JP 2807377 B2 JP2807377 B2 JP 2807377B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribbon cassette
- carriage
- top cover
- thermal transfer
- transfer printer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【０００１】本発明は、熱転写プリンタに係り、特に、
リボンカセットの着脱方法の改良に関する。
リボンカセットの着脱方法の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、従来の熱転写プリンタは、印字
装置のトップカバーを引き上げて開くと、その中には左
右のフレームの間に平板上のプラテンがその印字面がほ
ぼ垂直となるように配設されている。このプラテンの前
側下方には、キャリッジシャフトが前記プラテンと平行
に配設されている。また、前記フレームの前端縁には、
フランジ状のガイド部が形成されており、前記キャリッ
ジシャフトおよび前記ガイド部には、キャリッジが前記
キャリッジシャフトおよびガイド部に沿って往復動自在
に取り付けられている。前記キャリッジのプラテン側の
先端部には、前記プラテンに対向するように印字ヘッド
（サーマルヘッド）が取り付けられている。また、前記
キャリッジ上には、リボンカセットの巻取リールに嵌合
し巻取リールを回転駆動する巻取リール駆動軸と、同じ
くリボンカセットの供給リールを回転自在にガイドする
供給リールガイド軸とが配設されており、インクリボン
を収納し、このインクリボンを前記印字ヘッドとプラテ
ンとの間に案内するリボンカセットが装着されるように
なっている。
装置のトップカバーを引き上げて開くと、その中には左
右のフレームの間に平板上のプラテンがその印字面がほ
ぼ垂直となるように配設されている。このプラテンの前
側下方には、キャリッジシャフトが前記プラテンと平行
に配設されている。また、前記フレームの前端縁には、
フランジ状のガイド部が形成されており、前記キャリッ
ジシャフトおよび前記ガイド部には、キャリッジが前記
キャリッジシャフトおよびガイド部に沿って往復動自在
に取り付けられている。前記キャリッジのプラテン側の
先端部には、前記プラテンに対向するように印字ヘッド
（サーマルヘッド）が取り付けられている。また、前記
キャリッジ上には、リボンカセットの巻取リールに嵌合
し巻取リールを回転駆動する巻取リール駆動軸と、同じ
くリボンカセットの供給リールを回転自在にガイドする
供給リールガイド軸とが配設されており、インクリボン
を収納し、このインクリボンを前記印字ヘッドとプラテ
ンとの間に案内するリボンカセットが装着されるように
なっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来のものにおいては、リボンカセットの着脱をユーザー
自身の手により行っていたが、リボンカセットは安定さ
せてキャリッジに固定させるために大きな固着力をもっ
て装着されているので、リボンカセットの取り外しの際
に大きな力が必要となる。さらにはリボンカセットがは
ずれる時に、その衝動が大きいため、ケース等に手をぶ
つけて怪我をすることがあった。
来のものにおいては、リボンカセットの着脱をユーザー
自身の手により行っていたが、リボンカセットは安定さ
せてキャリッジに固定させるために大きな固着力をもっ
て装着されているので、リボンカセットの取り外しの際
に大きな力が必要となる。さらにはリボンカセットがは
ずれる時に、その衝動が大きいため、ケース等に手をぶ
つけて怪我をすることがあった。
【０００４】本発明は、このような従来のものにおける
問題点を克服し、熱転写プリンタのリボンカセットの取
り外しを簡単に行うことができる熱転写プリンタを提供
することを目的とする。
問題点を克服し、熱転写プリンタのリボンカセットの取
り外しを簡単に行うことができる熱転写プリンタを提供
することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項１に記載の本発明の熱転写プリンタは、開閉
自在なトップカバーの内側に印字方向に往復動自在に配
設されているキャリッジの上面に装着されたリボンカセ
ットを用いて印字を行う熱転写プリンタにおいて、前記
リボンカセット交換時のキャリッジ停止位置をホームポ
ジションとは異なる位置に設定するとともに、このリボ
ンカセット交換時のキャリッジ停止位置に該当する位置
に対応させて、前記トップカバーに、その開放時に前記
リボンカセットに係合してリボンカセットの取り外しを
行うリボンカセット交換用フックを形成したことを特徴
とする。
に、請求項１に記載の本発明の熱転写プリンタは、開閉
自在なトップカバーの内側に印字方向に往復動自在に配
設されているキャリッジの上面に装着されたリボンカセ
ットを用いて印字を行う熱転写プリンタにおいて、前記
リボンカセット交換時のキャリッジ停止位置をホームポ
ジションとは異なる位置に設定するとともに、このリボ
ンカセット交換時のキャリッジ停止位置に該当する位置
に対応させて、前記トップカバーに、その開放時に前記
リボンカセットに係合してリボンカセットの取り外しを
行うリボンカセット交換用フックを形成したことを特徴
とする。
【０００６】
【０００７】
【作用】前述した構成からなる本発明の熱転写プリンタ
によれば、ホームポジションとは異なるリボンカセット
交換時のキャリッジ停止位置に該当する位置に対応する
ようにリボンカセット交換用フックを形成するようにし
ているので、トップカバーを開放方向に回動動作させる
ことにより、リボンカセット交換位置にキャリッジが停
止した場合にのみ、リボンカセットの係合部とトップカ
バーのリボンカセット交換用フックとが係合し、さらな
るトップカバーの回動によってリボンカセットとキャリ
ッジとの固定部を外すことができ、これによりユーザー
は、大きな力を必要とせず、安全なインクリボンの取り
外しが可能となる。そして、キャリッジがホームポジシ
ョン等リボンカセット交換位置以外に位置した場合に
は、リボンカセットを取り外すことができないようにな
っている。
によれば、ホームポジションとは異なるリボンカセット
交換時のキャリッジ停止位置に該当する位置に対応する
ようにリボンカセット交換用フックを形成するようにし
ているので、トップカバーを開放方向に回動動作させる
ことにより、リボンカセット交換位置にキャリッジが停
止した場合にのみ、リボンカセットの係合部とトップカ
バーのリボンカセット交換用フックとが係合し、さらな
るトップカバーの回動によってリボンカセットとキャリ
ッジとの固定部を外すことができ、これによりユーザー
は、大きな力を必要とせず、安全なインクリボンの取り
外しが可能となる。そして、キャリッジがホームポジシ
ョン等リボンカセット交換位置以外に位置した場合に
は、リボンカセットを取り外すことができないようにな
っている。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１から図８につい
て説明する。
て説明する。
【０００９】図１は本実施例の熱転写プリンタのインク
リボン交換用のトップカバーを閉じた状態を示す平面
図、図２は図１のトップカバーを取り外した状態を示す
平面図、図３はトップカバーの内面側の概略斜視図、図
４は本実施例のリボンカセットの平面図および側面図、
図５は図１のＡ−Ａ断面図、図６は図５のトップカバー
を開いた状態を示す断面図、図７は図１のＢ−Ｂ断面
図、図８は図７のトップカバーを開いた状態を示す断面
図である。
リボン交換用のトップカバーを閉じた状態を示す平面
図、図２は図１のトップカバーを取り外した状態を示す
平面図、図３はトップカバーの内面側の概略斜視図、図
４は本実施例のリボンカセットの平面図および側面図、
図５は図１のＡ−Ａ断面図、図６は図５のトップカバー
を開いた状態を示す断面図、図７は図１のＢ−Ｂ断面
図、図８は図７のトップカバーを開いた状態を示す断面
図である。
【００１０】本実施例の熱転写プリンタ１においては、
図１および図２に示すように、左右に長い中空状のケー
ス５内に内部機構が内蔵されているとともに、ケース５
の上面の開口５ａにトップカバー２が開閉自在にかつ着
脱自在に装着されている。トップカバー２は、図３に略
示するように、薄箱形に形成されており、周壁部の左右
端の近傍に一体形成されている外側向きの略Ｌ字形の着
脱用係合部３、３をケース５の上面に穿設された係合孔
５ｂ、５ｂに挿脱することにより着脱され、前記着脱用
係合部３、３を中心にしてユーザーの手によって回動さ
せることによって、図７および図８に示すように、開閉
自由に支承されている。また、トップカバー２には図１
および図３に示すように、両着脱用係合部３、３のほぼ
中央部に鉤型突起状のリボンカセット交換用フック４が
一体形成されている。
図１および図２に示すように、左右に長い中空状のケー
ス５内に内部機構が内蔵されているとともに、ケース５
の上面の開口５ａにトップカバー２が開閉自在にかつ着
脱自在に装着されている。トップカバー２は、図３に略
示するように、薄箱形に形成されており、周壁部の左右
端の近傍に一体形成されている外側向きの略Ｌ字形の着
脱用係合部３、３をケース５の上面に穿設された係合孔
５ｂ、５ｂに挿脱することにより着脱され、前記着脱用
係合部３、３を中心にしてユーザーの手によって回動さ
せることによって、図７および図８に示すように、開閉
自由に支承されている。また、トップカバー２には図１
および図３に示すように、両着脱用係合部３、３のほぼ
中央部に鉤型突起状のリボンカセット交換用フック４が
一体形成されている。
【００１１】そして、図２に示すように、ケース５の内
部には平板上のプラテン６がその印字面がほぼ垂直とな
るように配設されており、前記プラテン６の前側下方に
は、キャリッジシャフト７が前記プラテン６と平行に配
設されている。また、前記キャリッジシャフト７には、
キャリッジ８がキャリッジシャフト７に沿って往復動自
在に取り付けられている。前記キャリッジ８のプラテン
６側の端部には、前記プラテン６に対向するように印字
ヘッド（サーマルヘッド）９が取り付けられている。前
記キャリッジ８上には、リボンカセット１０の巻取リー
ル１１に嵌合し巻取リールを回転駆動する巻取リール駆
動軸１２と、同じくリボンカセット１０の供給リール１
３を回転自在にガイドする供給リールガイド軸１４とが
配設されており、インクリボンを収納し、このインクリ
ボンを前記印字ヘッド９とプラテン６との間に案内する
リボンカセット１０が装着されるようになっている。
部には平板上のプラテン６がその印字面がほぼ垂直とな
るように配設されており、前記プラテン６の前側下方に
は、キャリッジシャフト７が前記プラテン６と平行に配
設されている。また、前記キャリッジシャフト７には、
キャリッジ８がキャリッジシャフト７に沿って往復動自
在に取り付けられている。前記キャリッジ８のプラテン
６側の端部には、前記プラテン６に対向するように印字
ヘッド（サーマルヘッド）９が取り付けられている。前
記キャリッジ８上には、リボンカセット１０の巻取リー
ル１１に嵌合し巻取リールを回転駆動する巻取リール駆
動軸１２と、同じくリボンカセット１０の供給リール１
３を回転自在にガイドする供給リールガイド軸１４とが
配設されており、インクリボンを収納し、このインクリ
ボンを前記印字ヘッド９とプラテン６との間に案内する
リボンカセット１０が装着されるようになっている。
【００１２】更に、本実施例においては、リボンカセッ
ト１０に、図４に示すように、印字ヘッド９側の側面と
逆の側面部分であって、リボンカセット１０の中央やや
巻取リール１１寄りの上端縁部分に、トップカバー２の
リボンカセット交換用フック４と係合可能な爪部１５が
一体的に突出形成されている。
ト１０に、図４に示すように、印字ヘッド９側の側面と
逆の側面部分であって、リボンカセット１０の中央やや
巻取リール１１寄りの上端縁部分に、トップカバー２の
リボンカセット交換用フック４と係合可能な爪部１５が
一体的に突出形成されている。
【００１３】また、前記熱転写プリンタ１のトップカバ
ー２に形成されたリボンカセット交換用フック４と前記
キャリッジ８に搭載されたリボンカセット１０に形成さ
れた爪部１５とが、前記トップカバー２を開放方向に回
動させることによって係合するようにキャリッジ８の高
さを調節して配置されている。また、熱転写プリンタ１
のケース５部分には、トップカバー２の前記リボンカセ
ット交換用フック４が回動するための空間部である切込
み１６が設けられている。
ー２に形成されたリボンカセット交換用フック４と前記
キャリッジ８に搭載されたリボンカセット１０に形成さ
れた爪部１５とが、前記トップカバー２を開放方向に回
動させることによって係合するようにキャリッジ８の高
さを調節して配置されている。また、熱転写プリンタ１
のケース５部分には、トップカバー２の前記リボンカセ
ット交換用フック４が回動するための空間部である切込
み１６が設けられている。
【００１４】つぎに、本実施例の作用について説明す
る。
る。
【００１５】本実施例の熱転写プリンタ１は、トップカ
バー２のリボンカセット交換用フック４とリボンカセッ
ト１０の爪部１５が係合する位置、すなわち図２のリボ
ンカセット１０の停止位置をリボンカセット交換位置と
する。このインクリボン交換位置は、プリンタの駆動開
始時等にリボンカセット１０がキャリッジ８によって移
動セッティングされるホームポジションとは異なるとこ
ろに位置するものであり、また、ジャムや脱調等でプリ
ンタを復帰させる位置とも一致しないようにされてい
る。
バー２のリボンカセット交換用フック４とリボンカセッ
ト１０の爪部１５が係合する位置、すなわち図２のリボ
ンカセット１０の停止位置をリボンカセット交換位置と
する。このインクリボン交換位置は、プリンタの駆動開
始時等にリボンカセット１０がキャリッジ８によって移
動セッティングされるホームポジションとは異なるとこ
ろに位置するものであり、また、ジャムや脱調等でプリ
ンタを復帰させる位置とも一致しないようにされてい
る。
【００１６】まず、リボンカセット１０の交換を必要と
した時には、図示しないスイッチを押す等によって指令
を発生させたり、自動指令によって、リボンカセット１
０をキャリッジ８によって前記リボンカセット交換位置
まで移動させて、停止させる。
した時には、図示しないスイッチを押す等によって指令
を発生させたり、自動指令によって、リボンカセット１
０をキャリッジ８によって前記リボンカセット交換位置
まで移動させて、停止させる。
【００１７】そして、図２および図５に示すように、熱
転写プリンタ１のケース５に形成された切込み１６部分
にリボンカセットの爪部１５が位置した後で、トップカ
バー２を着脱用係合部３、３を中心として、開放方向に
回動させる。
転写プリンタ１のケース５に形成された切込み１６部分
にリボンカセットの爪部１５が位置した後で、トップカ
バー２を着脱用係合部３、３を中心として、開放方向に
回動させる。
【００１８】すると、図６に示すように、リボンカセッ
トの爪部１５とトップカバー２のリボンカセット交換用
フック４が係合することによって、リボンカセット１０
はキャリッジ８との固定部分であった巻取リール駆動軸
１３および供給リール駆動軸１５および図示しない固着
用フック等から、てこの原理による大きな取外し力によ
り極めて容易に外されることになる。
トの爪部１５とトップカバー２のリボンカセット交換用
フック４が係合することによって、リボンカセット１０
はキャリッジ８との固定部分であった巻取リール駆動軸
１３および供給リール駆動軸１５および図示しない固着
用フック等から、てこの原理による大きな取外し力によ
り極めて容易に外されることになる。
【００１９】更に説明すると、本実施例においては、例
えば、熱転写プリンタ１に別に設けられたインクリボン
の終了を検知する手段によって、インクリボンの終了を
検知すると、同時にあらかじめ定められたリボンカセッ
ト交換位置にキャリッジ８によってリボンカセット１０
を移動させることによって、リボンカセット８の取り外
し機構が動作可能とすることができる。
えば、熱転写プリンタ１に別に設けられたインクリボン
の終了を検知する手段によって、インクリボンの終了を
検知すると、同時にあらかじめ定められたリボンカセッ
ト交換位置にキャリッジ８によってリボンカセット１０
を移動させることによって、リボンカセット８の取り外
し機構が動作可能とすることができる。
【００２０】また、熱転写プリンタ１に、リボンカセッ
ト１０の取り外しの必要な際に、オペレーションパネル
の定められたスイッチを操作することにより、リボンカ
セット１０がリボンカセット交換位置に移動され、リボ
ンカセット１０の取り外し機構が動作可能としてもよ
い。
ト１０の取り外しの必要な際に、オペレーションパネル
の定められたスイッチを操作することにより、リボンカ
セット１０がリボンカセット交換位置に移動され、リボ
ンカセット１０の取り外し機構が動作可能としてもよ
い。
【００２１】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、必要に応じて変更することができる。例え
ば、リボンカセット交換用フックとこれに係合するリボ
ンカセット側の係合部の形状等は、設計条件に応じて自
由に変更するとよく、また、トップカバーを開閉自在と
する構成も種々に変更するとよい。
のではなく、必要に応じて変更することができる。例え
ば、リボンカセット交換用フックとこれに係合するリボ
ンカセット側の係合部の形状等は、設計条件に応じて自
由に変更するとよく、また、トップカバーを開閉自在と
する構成も種々に変更するとよい。
【００２２】
【発明の効果】このように本発明は構成され作用するも
のであるから、ホームポジションとは異なるリボンカセ
ット交換時のキャリッジ停止位置に該当する位置に対応
するようにリボンカセット交換用フックを形成するよう
にしているので、トップカバーを開放方向に回動動作さ
せることにより、リボンカセット交換位置にキャリッジ
が停止した場合にのみ、リボンカセットの係合部とトッ
プカバーのリボンカセット交換用フックとが係合し、さ
らなるトップカバーの回動によってリボンカセットとキ
ャリッジとの固定部を外すことができ、これによりユー
ザーは、大きな力を必要とせず、安全なインクリボンの
取り外しが可能となる。そして、キャリッジがホームポ
ジション等リボンカセット交換位置以外に位置した場合
には、リボンカセットが取り外されてしまうことを確実
に防止することができる等の効果を奏する。
のであるから、ホームポジションとは異なるリボンカセ
ット交換時のキャリッジ停止位置に該当する位置に対応
するようにリボンカセット交換用フックを形成するよう
にしているので、トップカバーを開放方向に回動動作さ
せることにより、リボンカセット交換位置にキャリッジ
が停止した場合にのみ、リボンカセットの係合部とトッ
プカバーのリボンカセット交換用フックとが係合し、さ
らなるトップカバーの回動によってリボンカセットとキ
ャリッジとの固定部を外すことができ、これによりユー
ザーは、大きな力を必要とせず、安全なインクリボンの
取り外しが可能となる。そして、キャリッジがホームポ
ジション等リボンカセット交換位置以外に位置した場合
には、リボンカセットが取り外されてしまうことを確実
に防止することができる等の効果を奏する。
【図１】本発明の熱転写プリンタのインクリボン交換用
のトップカバーを閉じた状態を示す平面図
のトップカバーを閉じた状態を示す平面図
【図２】図１のトップカバーを除いた状態を示す平面図
【図３】トップカバーの内面側から見た概略斜視図
【図４】ａは本発明のリボンカセットの一実施例の平面
図、ｂは同側面図
図、ｂは同側面図
【図５】図１のＡ−Ａ拡大断面図
【図６】図５のトップカバーを開いた状態を示す断面図
【図７】図１のＢ−Ｂ拡大断面図
【図８】図７のトップカバーを開いた状態を示す断面図
１ 熱転写プリンタ ２ トップカバー ４ リボンカセット交換用フック １０ リボンカセット １５ 爪部
Claims (1)
- 【請求項１】 開閉自在なトップカバーの内側に印字方
向に往復動自在に配設されているキャリッジの上面に装
着されたリボンカセットを用いて印字を行う熱転写プリ
ンタにおいて、前記リボンカセット交換時のキャリッジ
停止位置をホームポジションとは異なる位置に設定する
とともに、このリボンカセット交換時のキャリッジ停止
位置に該当する位置に対応させて、前記トップカバー
に、その開放時に前記リボンカセットに係合してリボン
カセットの取り外しを行うリボンカセット交換用フック
を形成したことを特徴とする熱転写プリンタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4195184A JP2807377B2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 熱転写プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4195184A JP2807377B2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 熱転写プリンタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0632022A JPH0632022A (ja) | 1994-02-08 |
| JP2807377B2 true JP2807377B2 (ja) | 1998-10-08 |
Family
ID=16336853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4195184A Expired - Lifetime JP2807377B2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 熱転写プリンタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2807377B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4655412B2 (ja) * | 2001-05-28 | 2011-03-23 | セイコーエプソン株式会社 | ドットインパクトプリンタ及びその制御方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0281662A (ja) * | 1988-09-19 | 1990-03-22 | Mita Ind Co Ltd | サーマルプリンタ |
-
1992
- 1992-07-22 JP JP4195184A patent/JP2807377B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0632022A (ja) | 1994-02-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980714 |