JP2968411B2 - インクリボン交換用アタッチメント - Google Patents

インクリボン交換用アタッチメント

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JP2968411B2
JP2968411B2 JP5080747A JP8074793A JP2968411B2 JP 2968411 B2 JP2968411 B2 JP 2968411B2 JP 5080747 A JP5080747 A JP 5080747A JP 8074793 A JP8074793 A JP 8074793A JP 2968411 B2 JP2968411 B2 JP 2968411B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J35/00Other apparatus or arrangements associated with, or incorporated in, ink-ribbon mechanisms
    • B41J35/28Detachable carriers or holders for ink-ribbon mechanisms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J32/00Ink-ribbon cartridges

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  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクリボン交換用ア
タッチメントに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、インクリボンカセットは、内部
に収納したインクリボンを有しており、このようなイン
クリボンカセットを熱転写プリンタやドットプリンタな
どのプリンタに搭載して印字を行うようになっている。
【0003】ところで、前記熱転写プリンタは一般につ
ぎのように構成されている。
【0004】熱転写プリンタのトップカバーを開くと、
その内部にはフレームのほぼ中央に平板状のプラテン
が、その印字面がほぼ鉛直方向に向くように配設されて
おり、また、前記プラテンの前側下方には、キャリッジ
シャフトが前記プラテンと平行に配設されている。さら
に、前記フレームの前端縁には、フランジ状のガイド部
が形成されており、前記キャリッジシャフトおよび前記
ガイド部には、キャリッジが前記キャリッジシャフトお
よびガイド部に沿って往復動自在に取り付けられてい
る。
【0005】前記キャリッジの先端部には、前記プラテ
ンに対向するようにサーマルヘッドが取り付けられてい
る。前記キャリッジ上には、インクリボンカセットの巻
取リールに嵌合し巻取リールを回転駆動する巻取リール
駆動軸と、同じくリボンカセットの供給リールを回転自
在にガイドする供給リールガイド軸とが配設されてお
り、また、このキャリッジ上には、内部にインクリボン
を収納し、このインクリボンを前記サーマルヘッドとプ
ラテンとの間に案内するインクリボンカセットが着脱自
在に搭載されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、熱転写プリ
ンタに使用されている従来のインクリボンカセットにお
いては、内部に収納したインクリボンを使い切った際に
は、インクリボンのみの交換を行うことにより、カセッ
トケースを再使用することが可能とされる。
【0007】しかしながら、従来のインクリボンカセッ
トにおいては、インクリボンカセット本体を構成する上
側カセットケースおよび下側カセットケースを一体化す
るための係止部材の係合を解除させてカセットケースを
開く作業や、前記インクリボンカセット内に支持されて
いるリボン送りローラの取り扱い等が煩雑であるため、
リボン交換を行うことなくカセットケースごと使い捨て
る場合が多かった。
【0008】ところが、省資源が声高に叫ばれる昨今、
使用可能な部材をあくまで利用するためにも、インクリ
ボンのみの交換作業の簡便化をはかる必要があった。
【0009】本発明は、このような従来のものにおける
問題点を克服し、熱転写プリンタに使用するインクリボ
ンカセットのインクリボンの交換を簡便に行うことがで
きるインクリボン交換用アタッチメントを提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため請求項1に記載のインクリボン交換用アタッチメン
トは、上側カセットケースと下側カセットケースとを有
し内部にインクリボンを収納するインクリボンカセット
を載置する載置部を備え、この載置部の上面に、前記イ
ンクリボンカセットの位置決め部材と、前記上側カセッ
トケースと下側カセットケースとを一体化している係止
部材を押動して前記両カセットケースの係合を解除する
突起部とを設けたことを特徴としている。
【0011】また、請求項2に記載のインクリボン交換
用アタッチメントは、請求項1において、前記インクリ
ボンカセット内に備えられたインクリボン送りローラを
ガイドするガイド部材を前記載置部の上面に設けたこと
を特徴としている。
【0012】
【0013】
【0014】
【作用】前述した構成からなる本発明のインクリボン交
換用アタッチメントによれば、インクリボンカセットを
インクリボン交換用アタッチメントに載置することによ
り、インクリボン交換用アタッチメントの突起部により
インクリボンカセットの係止部材を押動させることによ
ってインクリボンカセットの上側カセットケースと下側
カセットケースの係合を解除することができるので、イ
ンクリボンカセットを簡単に開くことができ、インクリ
ボンの交換を簡単に行うことができる。
【0015】また、インクリボンカセット内に立設され
たリボン送りローラをガイドするガイド部材を設けるこ
とにより、インクリボンカセットの上側カセットケース
を外しても、リボン送りローラが倒れることなくインク
リボンの交換を行うことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により説明
する。
【0017】図1は本発明のインクリボン交換用アタッ
チメントの実施例を示す概略図である。
【0018】本実施例のインクリボンカセットCのカセ
ット本体1を構成する後述する下側カセットケース6a
および上側カセットケース6b内には、それぞれ回転自
在に支持された供給リール2と巻取リール3とが配設さ
れており、これらの供給リール2と巻取リール3にはイ
ンクリボン4がその両端から巻回されている。また、前
記両カセットケース6a,6b内の各要所には、前記イ
ンクリボン4が前記供給リール2から巻取リール3へ走
行する際にこのインクリボン4を案内するガイドローラ
5が配設されている。前記供給リール2、巻取リール3
およびガイドローラ5は、インクリボンカセットCの前
記両カセットケース6a,6bにそれぞれ対向させて設
けられた支持開口6cに嵌合した状態で前記両カセット
ケース6a,6bにより挟持されるようにしてそれぞれ
回転自在に支持されている。
【0019】前述したインクリボン4等を収納している
インクリボンカセットCの下側カセットケース6aは、
平板状の底壁6dと、この底壁6dの外周縁に沿って立
設された側壁6eとにより受け箱状に形成されており、
プラテン対向側の側壁6eと反対の側壁6eの外側面中
央部には、ほぼコ字形の凹部8が形成されている。そし
て、このプラテン対向側の側壁6eと反対の側壁6eに
は側壁6eが下側カセットケース6aの底壁6d方向か
ら削設された開口部7が前記凹部8を挟んで適当な間隔
をもって2つ、そして前記プラテン対向側の側壁6eと
直交する方向(以下幅方向と略称する)の2つの側壁の
前記ガイドローラ5,5の近傍にも前記開口部7がそれ
ぞれ1つずつ形成されている。
【0020】前記上側カセットケース6bは前記下側カ
セットケース6aに対する乗せ蓋式の平板状に形成され
ており、前記開口部7,7…の配置位置に対応させて上
側カセットケース2bの裏面には、先端部にカセット本
体1の外側に向き下方の先端側ほど肉厚を薄くなるよう
にした傾斜面9を有する可撓性の係止部材10が形成さ
れている。そして、インクリボンカセットCのカセット
本体1は、図2(a)に示すように、前記上側カセット
ケース6bの係止部材10を下側カセットケース6aの
開口部7の端部に係合させるとともに、前記開口部7か
ら前記傾斜面9を露出させて嵌合させることによって形
成されている。
【0021】また、本実施例のインクリボン交換用アタ
ッチメント11は、図1に示すように、使用するインク
リボンカセットCとほぼ同寸同形の平板状の載置台12
を有しており、前記載置台12上に載置されるインクリ
ボンカセットCのプラテン対向側の側壁6eと反対の側
壁6eが配置される前記台12の上面端部のほぼ中央に
は、前記凹部8に嵌合してインクリボンカセットCの載
置位置を決定する平板状の位置決め部材13が前記載置
台12と一体形成されている。
【0022】さらに、前記載置台12上の幅方向ほぼ中
央部には、インクリボンカセットCの供給リール2およ
び巻取リール3のスプールに嵌合するスプール支柱1
4,14が前記供給リール2と巻取リール3の間隔に等
しい間隔をもって立設されている。
【0023】さらにまた、前記載置台12上で載置され
るカセット本体1内のプラテン対向側の両端部には、前
記インクリボンカセットCのガイドローラ5,5に嵌合
するガイドピン15が立設されている。
【0024】また、前記載置台12上の幅方向の両端部
には、それぞれインクリボンカセットCをこの載置台1
2上に載置したときの前記開口部7の位置と対応させて
突起部たる爪部材16が突設されている。この爪部材1
6は前記開口部7に嵌合している係止部材10の傾斜面
9に当接して前記係止部材10を載置台12側から上方
へ押動させることによりカセット本体1の係合を解除す
る平板状のものとされている。
【0025】つぎに、前述した構成からなる本実施例の
作用について説明する。
【0026】まず、インクリボン交換用アタッチメント
11の位置決め部材13にインクリボンカセットCの凹
部8を沿わせるようにしてインクリボン交換用アタッチ
メント11の上面に配設されたスプール支柱14,14
をそれぞれインクリボンカセット1の供給リール2のス
プールおよび巻取リール3のスプールに嵌合させ、同じ
くガイドピン15,15をガイドローラ5,5に嵌合さ
せてインクリボン交換用アタッチメント11上にインク
リボンカセットCを載置させる。
【0027】このとき、インクリボン交換用アタッチメ
ント11の上面には、インクリボンカセットC側の開口
部7の位置に対応した爪部材16が突設されており、イ
ンクリボンカセットCがインクリボン交換用アタッチメ
ント11に載置されるときに、図2(b)に示すよう
に、前記爪部材16が下側カセットケース6aの開口部
7の端部に係合していた上側カセットケース6bの係止
部材10の傾斜面9に当接し、そしてさらにインクリボ
ンカセットCが前記インクリボン交換用アタッチメント
11の方向(下方)に押し込まれることによって、前記
爪部材16は前記係止部材10をインクリボンカセット
1内に強制的に撓ませて退避させることになる。
【0028】これによって、インクリボンカセットCの
上側カセットケース6bと下側カセットケース6aとの
係合がインクリボン供給側において解除され、図3に示
すように、上側カセットケース6bは、プラテン対向側
と反対の側面を回動軸として回動して開くことによっ
て、インクリボン供給側と反対の側面に配設された開口
部7と係止部材10との係合も解除させることができ
る。
【0029】そして、上側カセットケース6bを取り外
して、図4に示すように、1本のインクリボン4の両端
が巻回された供給リール2と巻取リール3を新しいイン
クリボン4を巻回した供給リール2と巻取リール3に取
り換える。
【0030】このとき、ガイドローラ5,5はインクリ
ボン交換用アタッチメント11に配設されたガイドピン
15,15に嵌合しているため、インクリボンの交換作
業中に倒れてしまう等の不都合もなく、新しいインクリ
ボン4を巻回した供給リール2および巻取リール3も、
下側カセットケース6a内に突出しているスプール支柱
14,14に添って嵌合させて前記カセットケース6内
に装着させることができる。
【0031】そして、インクリボン4の交換後に、前述
した上側カセットケース6bをはずす手順と逆の手順で
下側カセットケース6aに上側カセットケース6bを係
合させ、前記インクリボン交換用アタッチメント11か
らインクリボンカセットCを取り外すことによりインク
リボンの交換が完了する。
【0032】このように、本実施例のインクリボン交換
用アタッチメント11およびインクリボンカセットCに
よれば、インクリボンカセットCをインクリボン交換用
アタッチメント11に載置することにより、インクリボ
ン交換用アタッチメント11の爪部材16によりインク
リボンカセットCの係止部材10を押動させることによ
って簡単にインクリボンカセットCの上下のカセットケ
ース6b,6aの係合を解除することができる。また、
インクリボン交換用アタッチメント11にインクリボン
カセットC内に立設されたリボン送り用のガイドローラ
5をガイドするガイドピン15を設けることにより、イ
ンクリボンカセットCの上側カセットケース6bを外し
てもガイドローラ5が倒れることなく、インクリボン交
換時の不具合が解消されてインクリボン4の交換作業を
簡単に行うことができる。
【0033】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、必要に応じて変更することができる。例え
ば、このインクリボン交換用アタッチメントはプリンタ
と別に設けるのではなく、プリンタ本体のケース等に一
体形成することもできる。
【0034】
【発明の効果】このように本発明によれば、ユーザーは
簡単にインクリボンの交換を行うことが可能となる。ま
た、その結果、ユーザーがリボン交換を行なえばインク
リボンカセットの使い捨てがなくなり、省資源となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクリボン交換用アタッチメントの
一実施例を示す斜視図
【図2】a:本実施例のインクリボンカセットのカセッ
トケースの要部を示す縦断面図 b:本実施例のインクリボンカセットをインクリボン交
換用アタッチメントに載置したときのカセットケース要
部の状態を示す縦断面図
【図3】本実施例のインクリボン交換用アタッチメント
によって上側のカセットケースを取り外す一過程を示す
斜視図
【図4】本実施例のインクリボン交換用アタッチメント
を用いてインクリボンを取り外した状態を示す斜視図
【符号の説明】
C インクリボンカセット 1 カセット本体 2 供給リール 3 巻取リール 4 インクリボン 5 ガイドローラ 6 カセットケース 6a 下側カセットケース 6b 上側カセットケース 6c 支持開口 6d 底壁 6e 側壁 7 開口部 8 凹部 9 傾斜面 10 係止部材 11 インクリボン交換用アタッチメント 12 載置台 13 位置決め部材 14 スプール支柱 15 ガイドピン 16 爪部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 35/28 B41J 32/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上側カセットケースと下側カセットケー
    スとを有し内部にインクリボンを収納するインクリボン
    カセットを載置する載置部を備え、この載置部の上面
    に、前記インクリボンカセットの位置決め部材と、前記
    上側カセットケースと下側カセットケースとを一体化し
    ている係止部材を押動して前記両カセットケースの係合
    を解除する突起部とを設けたことを特徴とするインクリ
    ボン交換用アタッチメント。
  2. 【請求項2】 前記インクリボンカセット内に備えられ
    たインクリボン送りローラをガイドするガイド部材を前
    記載置部の上面に設けたことを特徴とする請求項1に記
    載のインクリボン交換用アタッチメント。
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