JP2901798B2 - インクリボンカセット及びそのインクリボン交換方法 - Google Patents
インクリボンカセット及びそのインクリボン交換方法Info
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- JP2901798B2 JP2901798B2 JP4030563A JP3056392A JP2901798B2 JP 2901798 B2 JP2901798 B2 JP 2901798B2 JP 4030563 A JP4030563 A JP 4030563A JP 3056392 A JP3056392 A JP 3056392A JP 2901798 B2 JP2901798 B2 JP 2901798B2
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
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- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J32/00—Ink-ribbon cartridges
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリンタなどに用い
られるリボンカセット内のインクリボンロールだけを交
換できるようにしたインクリボンカセットに関する。
られるリボンカセット内のインクリボンロールだけを交
換できるようにしたインクリボンカセットに関する。
【0002】インクリボンが終了したときに、リボンカ
セット全体を新しいものに交換するとランニングコスト
が高くつき、また資源の浪費にもつながる。そこで、リ
ボンカセット内のインクリボンだけを交換できるように
したインクリボンカセットが用いられている。
セット全体を新しいものに交換するとランニングコスト
が高くつき、また資源の浪費にもつながる。そこで、リ
ボンカセット内のインクリボンだけを交換できるように
したインクリボンカセットが用いられている。
【0003】
【従来の技術】この種の従来のインクリボンカセット
は、供給側リボンコアにインクリボンをロール状に巻回
すると共に、そのインクリボンの一端を巻き取り側リボ
ンコアに貼り付けただけのものであった。
は、供給側リボンコアにインクリボンをロール状に巻回
すると共に、そのインクリボンの一端を巻き取り側リボ
ンコアに貼り付けただけのものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来の構成では、リボンカセットにセットされるまで
は、両リボンコアが相対的に自由に移動できるので、リ
ボンロールを落としたりすると、リボンの巻きが解けて
使用不能になってしまう場合がある。
従来の構成では、リボンカセットにセットされるまで
は、両リボンコアが相対的に自由に移動できるので、リ
ボンロールを落としたりすると、リボンの巻きが解けて
使用不能になってしまう場合がある。
【0005】また、リボンカセットにセットするには両
手が必要で、しかも容易にセットできない場合が多く、
特にインクリボンをテープ走行路に沿わせる作業中にリ
ボンコアがリボンカセット内のセット位置から外れてし
まい、セットを最初からやり直さなければならない場合
がある。
手が必要で、しかも容易にセットできない場合が多く、
特にインクリボンをテープ走行路に沿わせる作業中にリ
ボンコアがリボンカセット内のセット位置から外れてし
まい、セットを最初からやり直さなければならない場合
がある。
【0006】そこで本発明は、交換用インクリボンロー
ルの取り扱いが容易でしかもリボンカセットに対して交
換用インクリボンロールを短時間で簡単かつ確実にセッ
トすることができるインクリボンカセット及びそのイン
クリボン交換方法を提供することを目的とする。
ルの取り扱いが容易でしかもリボンカセットに対して交
換用インクリボンロールを短時間で簡単かつ確実にセッ
トすることができるインクリボンカセット及びそのイン
クリボン交換方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のインクリボンカセットは、実施例を説明す
るための図1に示されるように、供給側リボンコア31
にロール状に巻回されたインクリボン33の一端を巻き
取り側リボンコア32に取り付けた交換用インクリボン
ロール30と、上記供給側リボンコア31と巻き取り側
リボンコア32とに各々係脱自在な一対のコア係合部4
1,42を把手43によって所定間隔に連結してなるリ
ボンロール支持体40と、上記交換用インクリボンロー
ル30を着脱自在に形成され、上記供給側リボンコア3
1と巻き取り側リボンコア32とが各々回転自在に係合
する一対のコア受け孔11,12が上記所定間隔と同間
隔に形成されると共に、上記リボンロール支持体40が
通過し得る支持体通過孔20が上記一対のコア受け孔1
1,12間の外壁部に穿設されたリボンカセット10と
を有することを特徴とする。
め、本発明のインクリボンカセットは、実施例を説明す
るための図1に示されるように、供給側リボンコア31
にロール状に巻回されたインクリボン33の一端を巻き
取り側リボンコア32に取り付けた交換用インクリボン
ロール30と、上記供給側リボンコア31と巻き取り側
リボンコア32とに各々係脱自在な一対のコア係合部4
1,42を把手43によって所定間隔に連結してなるリ
ボンロール支持体40と、上記交換用インクリボンロー
ル30を着脱自在に形成され、上記供給側リボンコア3
1と巻き取り側リボンコア32とが各々回転自在に係合
する一対のコア受け孔11,12が上記所定間隔と同間
隔に形成されると共に、上記リボンロール支持体40が
通過し得る支持体通過孔20が上記一対のコア受け孔1
1,12間の外壁部に穿設されたリボンカセット10と
を有することを特徴とする。
【0008】なお、上記リボンロール支持体40の各コ
ア係合部41,42が係合した各リボンコア31,32
を各々上記リボンカセット10のコア受け孔11,12
に係合させた状態から、上記リボンロール支持体40
を、上記支持体通過孔20内を通して上記リボンカセッ
ト10外に取り外すことができる。
ア係合部41,42が係合した各リボンコア31,32
を各々上記リボンカセット10のコア受け孔11,12
に係合させた状態から、上記リボンロール支持体40
を、上記支持体通過孔20内を通して上記リボンカセッ
ト10外に取り外すことができる。
【0009】また、上記リボンロール支持体40は、上
記把手43から上記各コア係合部41,42にかけて断
面形状が略V字状に形成されており、上記把手43を摘
んで弾性変形させて上記V字状の断面を閉じると、上記
コア係合部41,42が上記各リボンコア31,32内
に挿脱可能となり、上記略V字状の断面に復帰させると
上記各リボンコア31,32から上記各コア係合部4
1,42が抜けなくなる。
記把手43から上記各コア係合部41,42にかけて断
面形状が略V字状に形成されており、上記把手43を摘
んで弾性変形させて上記V字状の断面を閉じると、上記
コア係合部41,42が上記各リボンコア31,32内
に挿脱可能となり、上記略V字状の断面に復帰させると
上記各リボンコア31,32から上記各コア係合部4
1,42が抜けなくなる。
【0010】また、上記リボンロール支持体40と上記
支持体通過孔20とは、上記リボンロール支持体40を
上記支持体通過孔20に所定の向き以外の向きに通すこ
とができない形状に形成するとよい。
支持体通過孔20とは、上記リボンロール支持体40を
上記支持体通過孔20に所定の向き以外の向きに通すこ
とができない形状に形成するとよい。
【0011】また、本発明の交換用インクリボンセット
は、供給側リボンコア31にロール状に巻回されたイン
クリボン33の一端を巻き取り側リボンコア32に取り
付けた交換用インクリボンロール30と、上記供給側リ
ボンコア31と巻き取り側リボンコア32とに各々係脱
自在な一対のコア係合部41,42を把手43によって
所定間隔に連結してなるリボンロール支持体40とを有
することを特徴とする。
は、供給側リボンコア31にロール状に巻回されたイン
クリボン33の一端を巻き取り側リボンコア32に取り
付けた交換用インクリボンロール30と、上記供給側リ
ボンコア31と巻き取り側リボンコア32とに各々係脱
自在な一対のコア係合部41,42を把手43によって
所定間隔に連結してなるリボンロール支持体40とを有
することを特徴とする。
【0012】また、本発明のインクリボンカセットのイ
ンクリボン交換方法は、供給側リボンコア31にロール
状に巻回されたインクリボン33の一端を巻き取り側リ
ボンコア32に取り付けた交換用インクリボンロール3
0の上記供給側リボンコア31と巻き取り側リボンコア
32に、把手43によって所定間隔に連結されたリボン
ロール支持体40の一対のコア係合部41,42を係合
させ、その状態で、リボンカセット10に形成された一
対のコア受け部11,12に上記交換用インクリボンロ
ール30の供給側リボンコア31と巻き取り側リボンコ
ア32を係合させた後、上記リボンロール支持体40と
上記一対のコア係合部41,42との係合を解いて、上
記リボンカセット10に形成された支持体通過孔20か
ら外部に上記リボンロール支持体40を取り出すことを
特徴とする。
ンクリボン交換方法は、供給側リボンコア31にロール
状に巻回されたインクリボン33の一端を巻き取り側リ
ボンコア32に取り付けた交換用インクリボンロール3
0の上記供給側リボンコア31と巻き取り側リボンコア
32に、把手43によって所定間隔に連結されたリボン
ロール支持体40の一対のコア係合部41,42を係合
させ、その状態で、リボンカセット10に形成された一
対のコア受け部11,12に上記交換用インクリボンロ
ール30の供給側リボンコア31と巻き取り側リボンコ
ア32を係合させた後、上記リボンロール支持体40と
上記一対のコア係合部41,42との係合を解いて、上
記リボンカセット10に形成された支持体通過孔20か
ら外部に上記リボンロール支持体40を取り出すことを
特徴とする。
【0013】
【作用】リボンロール支持体40の一対のコア係合部4
1,42を交換用インクリボンロール30の2つのリボ
ンコア31,32に係合させておくことによって、2つ
のリボンコア31,32の間隔が所定間隔に規制された
状態が維持される。
1,42を交換用インクリボンロール30の2つのリボ
ンコア31,32に係合させておくことによって、2つ
のリボンコア31,32の間隔が所定間隔に規制された
状態が維持される。
【0014】そして、その状態で、2つのリボンコア3
1,32をリボンカセット10の一対のコア受け孔1
1,12に係合させることによって、交換用インクリボ
ンロール30をリボンカセット10内の所定位置にセッ
トすることができる。
1,32をリボンカセット10の一対のコア受け孔1
1,12に係合させることによって、交換用インクリボ
ンロール30をリボンカセット10内の所定位置にセッ
トすることができる。
【0015】インクリボン33を所定の走行路に沿わせ
たら、リボンロール支持体40の一対のコア係合部4
1,42と交換用インクリボンロール30の2つのリボ
ンコア31,32との係合を外して、リボンカセット1
0の外壁部に穿設された支持体通過孔20から外部にリ
ボンロール支持体40を取り出すことができる。
たら、リボンロール支持体40の一対のコア係合部4
1,42と交換用インクリボンロール30の2つのリボ
ンコア31,32との係合を外して、リボンカセット1
0の外壁部に穿設された支持体通過孔20から外部にリ
ボンロール支持体40を取り出すことができる。
【0016】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図1は、
プリンタ又はファクシミリ装置等に用いられるリボンカ
セット10と、その中に装填される交換用インクリボン
ロール30及び交換用インクリボンロール30を支持す
るリボンロール支持体40を示している。33はインク
リボンである。
プリンタ又はファクシミリ装置等に用いられるリボンカ
セット10と、その中に装填される交換用インクリボン
ロール30及び交換用インクリボンロール30を支持す
るリボンロール支持体40を示している。33はインク
リボンである。
【0017】リボンカセット10は、共にプラスチック
モールド成形によって形成されたカセット床10aとカ
セット蓋10bとを開閉自在に構成して形成されてい
る。リボンカセット10内には交換用インクリボンロー
ル30を着脱自在であり、カセット床10aとカセット
蓋10bには各々、交換用インクリボンロール30の供
給側リボンコア31と巻き取り側リボンコア32とを回
転自在に嵌合させることができる一対のコア受け孔1
1,12が穿設されている。
モールド成形によって形成されたカセット床10aとカ
セット蓋10bとを開閉自在に構成して形成されてい
る。リボンカセット10内には交換用インクリボンロー
ル30を着脱自在であり、カセット床10aとカセット
蓋10bには各々、交換用インクリボンロール30の供
給側リボンコア31と巻き取り側リボンコア32とを回
転自在に嵌合させることができる一対のコア受け孔1
1,12が穿設されている。
【0018】そして、カセット床10aの底面側に形成
された両コア受け孔11,12に連通して、リボンロー
ル支持体40が通過し得る形状の支持体通過孔20が穿
設されている。
された両コア受け孔11,12に連通して、リボンロー
ル支持体40が通過し得る形状の支持体通過孔20が穿
設されている。
【0019】またリボンカセット10の前面部分に沿っ
て、インクリボン33の走行路を形成するリボンガイド
13,14,15がカセット床10aとカセット蓋10
bとから突設されていて、インクリボン33はそれらの
リボンガイド13,14,15の間をじぐざぐに曲がり
ながら走行する。
て、インクリボン33の走行路を形成するリボンガイド
13,14,15がカセット床10aとカセット蓋10
bとから突設されていて、インクリボン33はそれらの
リボンガイド13,14,15の間をじぐざぐに曲がり
ながら走行する。
【0020】また、リボンカセット10には、その他に
も、インクリボン33に形成されたリボンエンドマーク
(図示せず)を検出するためのリボンエンド検出窓16
や、カセット床10aとカセット蓋10bとを弾性的に
クリック結合させるためのロック用爪17と孔18など
が形成されている。
も、インクリボン33に形成されたリボンエンドマーク
(図示せず)を検出するためのリボンエンド検出窓16
や、カセット床10aとカセット蓋10bとを弾性的に
クリック結合させるためのロック用爪17と孔18など
が形成されている。
【0021】交換用インクリボンロール30は、短筒状
に形成された供給側リボンコア31にインクリボン33
をロール状に巻回すると共に、供給側リボンコア31と
同形状に形成された巻き取り側リボンコア32にインク
リボン33の一端を貼着して形成されている。
に形成された供給側リボンコア31にインクリボン33
をロール状に巻回すると共に、供給側リボンコア31と
同形状に形成された巻き取り側リボンコア32にインク
リボン33の一端を貼着して形成されている。
【0022】リボンロール支持体40は、比較的弾性変
形し易いプラスチック材料によって、図2に示されるよ
うに、全体として略V字状の断面形状に一体に形成され
ている。
形し易いプラスチック材料によって、図2に示されるよ
うに、全体として略V字状の断面形状に一体に形成され
ている。
【0023】リボンロール支持体40の長手方向の両端
部分には、交換用インクリボンロール30の供給側リボ
ンコア31と巻き取り側リボンコア32とに各々係脱自
在なコア係合部41,42が形成されている。そして、
両コア係合部41,42の間は、指先で摘むことのでき
る把手43で連結されている。
部分には、交換用インクリボンロール30の供給側リボ
ンコア31と巻き取り側リボンコア32とに各々係脱自
在なコア係合部41,42が形成されている。そして、
両コア係合部41,42の間は、指先で摘むことのでき
る把手43で連結されている。
【0024】したがって、両コア係合部41,42の中
心間距離は、把手43によって常に所定間隔に維持され
ており、この間隔は、リボンカセット10の一対のコア
受け孔11,12の中心間の間隔と同じである。
心間距離は、把手43によって常に所定間隔に維持され
ており、この間隔は、リボンカセット10の一対のコア
受け孔11,12の中心間の間隔と同じである。
【0025】コア係合部41,42は、各々先端をL字
状に外側に曲げて形成されており、図3に示されるよう
に、把手43を指先で強く摘めば、弾性変形して全体の
断面形状がI字状になるので、リボンコア31,32内
に自由に挿入及び挿脱できる状態になる。
状に外側に曲げて形成されており、図3に示されるよう
に、把手43を指先で強く摘めば、弾性変形して全体の
断面形状がI字状になるので、リボンコア31,32内
に自由に挿入及び挿脱できる状態になる。
【0026】ただし図3に示されるように、コア係合部
41,42のL字状の先端がリボンコア31,32から
頭を出した位置で、コア係合部41,42の基部に段差
状に突設されたストッパ45がリボンコア31,32の
端面に当接するので、それ以上はコア係合部41,42
をリボンコア31,32内に差し込めなくなる。
41,42のL字状の先端がリボンコア31,32から
頭を出した位置で、コア係合部41,42の基部に段差
状に突設されたストッパ45がリボンコア31,32の
端面に当接するので、それ以上はコア係合部41,42
をリボンコア31,32内に差し込めなくなる。
【0027】そしてその状態で指先の力を抜けば、図4
に示されるように、断面形状が元のV字状に復帰して、
L字状に曲げられた先端部分がリボンコア31,32の
端面にひっかかって、コア係合部41,42がリボンコ
ア31,32から抜けなくなる。
に示されるように、断面形状が元のV字状に復帰して、
L字状に曲げられた先端部分がリボンコア31,32の
端面にひっかかって、コア係合部41,42がリボンコ
ア31,32から抜けなくなる。
【0028】図1は、リボンロール支持体40が交換用
インクリボンロール30にこのように取り付けられた状
態を示したものであり、図1に示されるように、リボン
ロール支持体40の把手43側から、交換用インクリボ
ンロール30をリボンカセット10内に装填する。
インクリボンロール30にこのように取り付けられた状
態を示したものであり、図1に示されるように、リボン
ロール支持体40の把手43側から、交換用インクリボ
ンロール30をリボンカセット10内に装填する。
【0029】すると、リボンロール支持体40がカセッ
ト床10aの支持体通過孔20内に入り込み、交換用イ
ンクリボンロール30の両リボンコア31,32が、カ
セット床10aの両コア受け孔11,12内に嵌め込ま
れる。
ト床10aの支持体通過孔20内に入り込み、交換用イ
ンクリボンロール30の両リボンコア31,32が、カ
セット床10aの両コア受け孔11,12内に嵌め込ま
れる。
【0030】なお、このときにインクリボン33の供給
側と巻き取り側の位置が逆にならないようにするため
に、リボンロール支持体40と支持体通過孔20とに、
互いに嵌め合わすことができる形状の突起46と溝21
が形成されていて、支持体通過孔20にリボンロール支
持体40を正しい向き以外の向きで通すことができない
ようになっている。
側と巻き取り側の位置が逆にならないようにするため
に、リボンロール支持体40と支持体通過孔20とに、
互いに嵌め合わすことができる形状の突起46と溝21
が形成されていて、支持体通過孔20にリボンロール支
持体40を正しい向き以外の向きで通すことができない
ようになっている。
【0031】したがって、リボンカセット10に対し
て、供給側と巻き取り側を間違えることなく交換用イン
クリボンロール30をセットすることができる。
て、供給側と巻き取り側を間違えることなく交換用イン
クリボンロール30をセットすることができる。
【0032】その結果、図5に示されるように、リボン
ロール支持体40の把手43はカセット床10aの外側
へ突出する。そして、この状態でリボンガイド13,1
4,15にインクリボン33を通す作業を行う。する
と、両リボンコア31,32はリボンロール支持体40
によって固定されているので、がたついたりすることな
く、容易にリボン通しを行うことができる。
ロール支持体40の把手43はカセット床10aの外側
へ突出する。そして、この状態でリボンガイド13,1
4,15にインクリボン33を通す作業を行う。する
と、両リボンコア31,32はリボンロール支持体40
によって固定されているので、がたついたりすることな
く、容易にリボン通しを行うことができる。
【0033】そこで次に、カセット床10aの外側に突
出しているリボンロール支持体40の把手43を、図3
に示されるように、強く摘んでI字状に弾性変形させて
下方に引っ張る。
出しているリボンロール支持体40の把手43を、図3
に示されるように、強く摘んでI字状に弾性変形させて
下方に引っ張る。
【0034】すると、リボンロール支持体40だけがリ
ボンカセット10外に抜き出される。このようにしてリ
ボンロール支持体40が取り外されたら、カセット蓋1
0bを閉じ、ロック爪17と孔18とを係合させてカセ
ット蓋10bが開かないようにして、交換用インクリボ
ンロール30の装填作業が完了する。
ボンカセット10外に抜き出される。このようにしてリ
ボンロール支持体40が取り外されたら、カセット蓋1
0bを閉じ、ロック爪17と孔18とを係合させてカセ
ット蓋10bが開かないようにして、交換用インクリボ
ンロール30の装填作業が完了する。
【0035】
【発明の効果】本発明のインクリボンカセット及びその
インクリボン交換方法によれば、交換用インクリボンロ
ールを、がたついたり、リボンがほどけたりすることな
く、リボンカセットにセットすることができるので、交
換用インクリボンロールの取り扱いが極めて容易であ
り、リボンカセットに対するセットを短時間で簡単にし
かも確実に行うことができる優れた効果を有する。
インクリボン交換方法によれば、交換用インクリボンロ
ールを、がたついたり、リボンがほどけたりすることな
く、リボンカセットにセットすることができるので、交
換用インクリボンロールの取り扱いが極めて容易であ
り、リボンカセットに対するセットを短時間で簡単にし
かも確実に行うことができる優れた効果を有する。
【図1】実施例の斜視図である。
【図2】実施例のリボンロール支持体の斜視図である。
【図3】実施例の動作説明図である。
【図4】実施例の動作説明図である。
【図5】実施例の側面断面図である。
10 リボンカセット 11 コア受け孔 12 コア受け孔 20 支持体通過孔 30 交換用インクリボンロール 31 供給側リボンコア 32 巻き取り側リボンコア 33 インクリボン 40 リボンロール支持体 41 コア係合部 42 コア係合部 43 把手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−48981(JP,A) 実開 昭63−192053(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 32/00 B41J 31/00
Claims (6)
- 【請求項1】供給側リボンコア(31)にロール状に巻
回されたインクリボン(33)の一端を巻き取り側リボ
ンコア(32)に取り付けた交換用インクリボンロール
(30)と、 上記供給側リボンコア(31)と巻き取り側リボンコア
(32)とに各々係脱自在な一対のコア係合部(41,
42)を把手(43)によって所定間隔に連結してなる
リボンロール支持体(40)と、 上記交換用インクリボンロール(30)を着脱自在に形
成され、上記供給側リボンコア(31)と巻き取り側リ
ボンコア(32)とが各々回転自在に係合する一対のコ
ア受け孔(11,12)が上記所定間隔と同間隔に形成
されると共に、上記リボンロール支持体(40)が通過
し得る支持体通過孔(20)が上記一対のコア受け孔
(11,12)間の外壁部に穿設されたリボンカセット
(10)とを有することを特徴とするインクリボンカセ
ット。 - 【請求項2】上記リボンロール支持体(40)の各コア
係合部(41,42)が係合した各リボンコア(31,
32)を各々上記リボンカセット(10)のコア受け孔
(11,12)に係合させた状態から、上記リボンロー
ル支持体(40)を、上記支持体通過孔(20)内を通
して上記リボンカセット(10)外に取り外すことがで
きる請求項1記載のインクリボンカセット。 - 【請求項3】上記リボンロール支持体(40)は、上記
把手(43)から上記各コア係合部(41,42)にか
けて断面形状が略V字状に形成されており、上記把手
(43)を摘んで弾性変形させて上記V字状の断面を閉
じると、上記コア係合部(41,42)が上記各リボン
コア(31,32)内に挿脱可能となり、上記略V字状
の断面に復帰させると上記各リボンコア(31,32)
から上記各コア係合部(41,42)が抜けなくなるよ
うに形成されている請求項1又は2記載のインクリボン
カセット。 - 【請求項4】上記リボンロール支持体(40)と上記支
持体通過孔(20)とは、上記リボンロール支持体(4
0)を上記支持体通過孔(20)に所定の向き以外の向
きに通すことができない形状に形成されている請求項
1、2又は3記載のインクリボンカセット。 - 【請求項5】供給側リボンコア(31)にロール状に巻
回されたインクリボン(33)の一端を巻き取り側リボ
ンコア(32)に取り付けた交換用インクリボンロール
(30)と、 上記供給側リボンコア(31)と巻き取り側リボンコア
(32)とに各々係脱自在な一対のコア係合部(41,
42)を把手(43)によって所定間隔に連結してなる
リボンロール支持体(40)とを有することを特徴とす
る交換用インクリボンセット。 - 【請求項6】供給側リボンコア(31)にロール状に巻
回されたインクリボン(33)の一端を巻き取り側リボ
ンコア(32)に取り付けた交換用インクリボンロール
(30)の上記供給側リボンコア(31)と巻き取り側
リボンコア(32)に、把手(43)によって所定間隔
に連結されたリボンロール支持体(40)の一対のコア
係合部(41,42)を係合させ、その状態で、 リボンカセット(10)に形成された一対のコア受け部
(11,12)に上記交換用インクリボンロール(3
0)の供給側リボンコア(31)と巻き取り側リボンコ
ア(32)を係合させた後、 上記リボンロール支持体(40)と上記一対のコア係合
部(41,42)との係合を解いて、上記リボンカセッ
ト(10)に形成された支持体通過孔(20)から外部
に上記リボンロール支持体(40)を取り出すことを特
徴とするインクリボンカセットのインクリボン交換方
法。
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