JP2786897B2 - リボンカセット - Google Patents

リボンカセット

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JP2786897B2
JP2786897B2 JP22132489A JP22132489A JP2786897B2 JP 2786897 B2 JP2786897 B2 JP 2786897B2 JP 22132489 A JP22132489 A JP 22132489A JP 22132489 A JP22132489 A JP 22132489A JP 2786897 B2 JP2786897 B2 JP 2786897B2
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敏明 天野
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はリボンカセットに係り、特に所定の走行経路
を通して走行自在に内装されているインクリボンを容易
に交換することを可能としたリボンカセットに関する。
〔従来の技術〕
一般に、長尺のインクリボンを巻取りリールに巻回
し、これをケース内に走行自在に内装してなるリボンカ
セットが、プリンタ等種々の機器に利用されている。
第3図から第6図は従来のこの種のリボンカセットを
示したもので、このリボンカセット1は、略八角形状を
した下ケース2を有しており、図示しない上ケースを係
合させることにより、リボンカセット1を構成するよう
になされている。前記下ケース2の内部には、1対の巻
取りリール3,3が回転自在に配設されており、この巻取
りリール3には、インクリボン4が巻回されている。こ
のインクリボン4は、第3図において左側の巻取りリー
ル3に巻取られるように形成されており、両巻取りリー
ル3の中間部を所定の走行経路を通るように張設され、
かつ、走行自在に形成されている。
前記走行経路は、前記下ケース2に形成されており、
インクリボン4を内面側から支承して案内する内側走行
案内部材と、インクリボン4を外面側から支承して案内
する外側走行案内部材とから形成されている。前記内側
走行案内部材は、インクリボン4の走行を円滑にする回
転自在なガイドローラ5、インクリボン4の走行途中を
支承して案内する弧状案内部材6、インクリボン4をリ
ボンカセット1外へ露出させながら支承して案内するほ
ぼコ字形の露出凹部7およびインクリボン4の巻取りリ
ール3への巻取りを円滑にする巻取り案内部材8から構
成されている。
また、前記外側走行案内部材は、前記内側走行案内部
材により案内されるインクリボン4に適度の展張力を付
与する3個の板ばね部材9,10,11を有しており、これら
各板ばね部材9,10,11の基端部9a,10a,11aは、前記下ケ
ース2に支持されている。また、前記各板ばね部材9,1
0,11の先端部には、フェルト12,12…が固着されてお
り、前記下ケース2に設けられ前記板ばね部材9,10,11
の中間部に当接する背面支持部材13,13…により、イン
クリボン4の外面に向けて押圧され、前記フェルト12を
介してインクリボン4をそれぞれガイドローラ5、弧状
案内部材6および巻取り案内部材8に適度の力で弾圧さ
せるようになっている。
前記リボンカセット1においては、このリボンカセッ
ト1を図示しないプリンタのキャリッジにその印字ヘッ
ドが前記露出凹部7に位置するように装着し、前記巻取
りリール3を第3図において反時計回りに回転駆動する
ことによりインクリボン4を巻取りながら、前記印字ヘ
ッドを所望の印字信号に基づいて駆動させることによ
り、印字を行なうようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前記従来のリボンカセットにおいては、イン
クリボン4を使用した後に、プリンタ使用者がインクリ
ボン4を交換することができるようになっているが、こ
のインクリボン4を交換する場合は、従来は、上ケース
を取外し、各板ばね部材9,10,11をその弾力に抗して各
ガイドローラ5、弧状案内部材6および巻取り案内部材
8からそれぞれ離間させておき、両者間にインクリボン
4を上から挿入した後、再び、上ケースを下ケース2に
係合させるようにしていた。そのため、インクリボン4
の引き回しが複雑であるため、インクリボン4の引き回
しを間違えたり、インクリボン4の交換に極めて手間が
かかり、インクリボン4を簡単に交換することができな
いという問題を有している。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、極
めて簡単かつ迅速にインクリボンの交換を行なうことの
できるリボンカセットを提供することを目的とするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため本発明に係るリボンカセット
は、下ケースと上ケースとを係合させて一体に形成し、
前記下ケースの内部に長尺のインクリボンの両端がそれ
ぞれ巻回された1対の巻取りリールを回転自在に配設
し、これら各巻取りリールの間に上記インクリボンを案
内するリボン走行経路を形成するとともに、このリボン
走行経路の一部において上記インクリボンを上記ケース
の外部に露出させる露出凹部を形成してなるリボンカセ
ットにおいて、前記下ケースおよび上ケースのいずれか
一方に、支軸を揺動支点として閉位置と開位置との間で
揺動自在とされ基準位置となる上記閉位置で上記リボン
走行経路を被覆してケースの一部を構成するとともに上
記開位置で前記走行経路を外部に露出させる揺動アーム
を取付け、前記揺動アームを上記開位置方向に付勢する
付勢部材を設け、上記揺動アームに前記下ケースおよび
上ケースのいずれかに係合しこの揺動アームを上記閉位
置に係止させる係止爪を形成したことをその特徴とする
ものである。
〔作 用〕
本発明によれば、インクリボンを使用した後、インク
リボンを交換する場合は、リボンカセットの揺動アーム
が取付けられているケース以外のケース、例えば上ケー
スを取外して、揺動アームの係止爪と上ケースまたは下
ケースとの係合を解除することにより、前記揺動アーム
が開方向の付勢力により下ケースの外側に揺動され、こ
れにより、前記インクリボンが露出されることになるの
で、極めて容易にインクリボンを下ケースから取外すこ
とができる。そして、新しいインクリボンを前記下ケー
スに装着した後、前記上ケースを下ケースに係合させた
後に前記各揺動アームを開方向の付勢力に抗して内側に
揺動させ、各揺動アームの係止爪を上ケースに係合させ
ることにより、前記インクリボンは、所定の走行経路に
案内されるようにして装着されるものである。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図および第2図を参照
し、第3図から第6図と同一部分には同一符号を付して
説明する。
第1図および第2図は本発明に係るリボンカセット1a
の一実施例を示したもので、本実施例においては、下ケ
ース2は、左右対称に形成されており、この下ケース2
の前面側中央部には、図示しないキャリッジに搭載され
た印字ヘッドが配置される露出凹部7が形成されてい
る。また、前記下ケース2の両側には、インクリボン4
の終端部あるいはマルチカラーインクリボン4において
各色を検出するためのマーカ等を検出するための図示し
ないセンサが配置される凹状のセンサスリット14,14が
それぞれ形成されており、この下ケース2の内部には、
1対の巻取りリール3,3が回転自在に配設されている。
この巻取りリール3には、インクリボン4が巻回されて
おり、このインクリボン4は、図において左側の巻取り
リール3に巻取られるように形成されている。
さらに、前記下ケース2の前記露出凹部7と前記各セ
ンサスリット14との間には、係合凹部15,15がそれぞれ
形成されており、前記下ケース2の前記各センサスリッ
ト14および係合凹部15の外側には、ほぼL字状を有する
揺動アーム16がその突出部が前記係合凹部15に係合され
るようにそれぞれ配設されている。この揺動アーム16
は、前記下ケース2の両端部に取付けられた支軸17を中
心として揺動自在とされており、この揺動アーム16の支
軸17部分には、この揺動アーム16をそれぞれ外方に向か
って付勢する図示しない付勢ばねが配設されている。ま
た、前記揺動アーム16の前記突出部先端には、ガイドロ
ーラ18が回転自在に取付けられており、前記揺動アーム
16の先端部には、前記揺動アーム16を下ケース2の前面
に係合させた状態で、図示しない上ケースに係合される
係止爪19が形成されている。そして、この揺動アーム16
は、上ケースに係止爪19を係合させた状態の閉位置が基
準位置とされ、この閉位置でインクリボン4を被覆して
ケースの一部を構成するとともに、上記係止爪19の係合
を解除して開位置とすることにより、インクリボン4を
下ケース2の前面側に露出させるようになされている。
さらに、前記下ケース2の露出凹部7、各センサスリ
ット14および係合凹部15の両側部分には、それぞれ前記
インクリボン4を案内するガイドピン20,20…が形成さ
れている。
次に、本実施例の作用を説明する。
第1図は、揺動アームの係止爪19が上ケースに係合さ
れて閉位置に保持された基準位置とされ、使用可能状態
に組立てられているリボンカセット1aを示している。こ
の状態で、インクリボン4は、第1図に示すように、各
ガイドピン20および揺動アーム16のガイドローラ18によ
り案内され、前記図において左側の巻取りリール3を回
転駆動させることにより、前記インクリボン4を巻取る
ようになっている。
そして、インクリボン4を使用した後、使用者がイン
クリボン4を交換する場合は、前記リボンカセット1aの
上ケースを取外すことにより、第2図に示すように、前
記揺動アーム16の係止爪19と上ケースとの係合が解除さ
れ、前記揺動アーム16が付勢ばねの付勢力により、支軸
17を中心として下ケース2の外側に揺動され、前記揺動
アーム16が開いた状態に保持される。これにより、前記
インクリボン4が下ケース2の前面側に露出されること
になり、前記巻取りリール3を取外すだけで、極めて容
易にインクリボン4を下ケース2から取外すことができ
る。
そして、新しいインクリボン4が巻回された巻取りリ
ール3を前記下ケース2に装着するとともに、そのイン
クリボン4を下ケース2の前面側に露出させた状態で、
上ケースを下ケース2に係合させる。その後、前記各揺
動アーム16を付勢ばねの付勢力に抗して支軸17を中心と
して内側に揺動させ、前記揺動アーム16を下ケース2の
係合凹部15に係合させるとともに、揺動アーム16の係止
爪19を上ケースに係合させる。これにより、前記揺動ア
ーム16のガイドローラ18が前記インクリボン4を外側か
ら下ケース2の係合凹部15の内側に押込み、前記インク
リボン4は、前記各ガイドピン20,20…およびガイドロ
ーラ18により、所定の走行経路に案内されることにな
る。
したがって、本実施例においては、上ケースを取外す
だけで、揺動アーム16が自動的に開いてインクリボン4
を露出させることができるので、容易にインクリボン4
を取出すことができる。しかも、新規なインクリボン4
を装着した後、上ケースを下ケース2に係合させ、その
後前記揺動アーム16を下ケース2と上ケースとの開口部
へ押し込むだけで、容易にインクリボン4を所定の走行
経路を通るように引き回すことができ、極めて容易にイ
ンクリボン4の交換を行なうことができる。
なお、揺動アーム16は上ケースに枢着するようにして
もよく、また、揺動アーム16に突設した係止爪19は、下
ケース2に係合するようにしてもよい。
また、本発明は前記実施例のものに限定されるもので
はなく、必要に応じて種々変更することができるもので
ある。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明に係るリボンカセットは、揺
動アームが取付けられていないケースを取外すだけで、
揺動アームが開いてインクリボンを露出させることがで
きるので、容易にインクリボンを取出すことができ、し
かも、新規なインクリボンを装着した後、上下のケース
を互いに係合させた後に、前記揺動アームをケースの開
口部に押込み、係止爪を係合させるだけで、容易にイン
クリボンを所定の走行経路を通るように引き回すことが
でき、極めて容易にインクリボンの交換を行なうことが
できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明のリボンカセットの一実施
例を示したもので、第1図はリボンカセットの使用状態
を示す平面図、第2図はインクリボンの交換状態を平面
図、第3図は従来のリボンカセットを示す平面図、第4
図、第5図および第6図はそれぞれ第3図のIV部、V部
およびVI部の拡大図である。 1a……リボンカセット、2……下ケース、3……巻取り
リール、4……インクリボン、7……露出凹部、14……
センサスリット、15……係合凹部、16……揺動アーム、
18……ガイドローラ、19……係止爪、20……ガイドピ
ン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下ケースと上ケースとを係合させて一体に
    形成し、前記下ケースの内部に長尺のインクリボンの両
    端がそれぞれ巻回された1対の巻取りリールを回転自在
    に配設し、これら各巻取りリールの間に上記インクリボ
    ンを案内するリボン走行経路を形成するとともに、この
    リボン走行経路の一部において上記インクリボンを上記
    ケースの外部に露出させる露出凹部を形成してなるリボ
    ンカセットにおいて、前記下ケースおよび上ケースのい
    ずれか一方に、支軸を揺動支点として閉位置と開位置と
    の間で揺動自在とされ基準位置となる上記閉位置で上記
    リボン走行経路を被覆してケースの一部を構成するとと
    もに上記開位置で前記走行経路を外部に露出させる揺動
    アームを取付け、前記揺動アームを上記開位置方向に付
    勢する付勢部材を設け、上記揺動アームに前記下ケース
    および上ケースのいずれかに係合しこの揺動アームを上
    記閉位置に係止させる係止爪を形成したことを特徴とす
    るリボンカセット。
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JP2901798B2 (ja) * 1992-02-18 1999-06-07 富士通アイソテック株式会社 インクリボンカセット及びそのインクリボン交換方法
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