JPH06328813A - テープ作成装置 - Google Patents

テープ作成装置

Info

Publication number
JPH06328813A
JPH06328813A JP14142593A JP14142593A JPH06328813A JP H06328813 A JPH06328813 A JP H06328813A JP 14142593 A JP14142593 A JP 14142593A JP 14142593 A JP14142593 A JP 14142593A JP H06328813 A JPH06328813 A JP H06328813A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
ribbon
cassette case
unit
ink ribbon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14142593A
Other languages
English (en)
Inventor
Koushirou Yamaguchi
晃志郎 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP14142593A priority Critical patent/JPH06328813A/ja
Publication of JPH06328813A publication Critical patent/JPH06328813A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カセットケースに対しテープおよびインクリ
ボンを交換でき、しかもインクリボンやテープの種類を
テープカセットに収納した状態で判別できるテープ作成
装置を提供しようとするものである。 【構成】 リボンユニット7とテープユニット19とを
それぞれ交換可能に収納するテープカセット2と、イン
クリボン9の種類とテープ21の種類をそれぞれ判別可
能なリボンセンサー71、73、75とテープセンサー
77、79、81とを備え、インクリボン9の種類の被
判別手段としてのセンサー穴25、27をリボンユニッ
ト7に設けるとともに、テープ21の種類の被判別手段
としてのセンサー穴をテープユニット19に設けてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクリボンを用いて
テープ状の印字媒体(以下、単にテープという)に専用
的に印字するテープ作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のテープ作成装置に用いられてい
るテープカセットは、従来、一つのカセットケース内に
同程度の幅をもつテープとインクリボンとがそれぞれ対
応して収納され、またテープとインクリボンの長さもほ
ぼ同一であった。そして、テープ又はインクリボンを使
い終わると、カセットケースごと交換されていた。こう
したタイプのテープカセットは、例えば実公平4−32
990号公報に記載されている。
【0003】また、インクリボンの色やテープの幅等が
異なるなど、インクリボンやテープの種類が多種類にわ
たる場合、従来は、判別用のパーツを取り付けて判別し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のテープ作成装置には、次のような点で改良の余
地がある。
【0005】テープの使用量が増えるのに伴ってカセッ
トケースの廃却量が増加することから、資源の有効利用
という面ならびにカセットケースを焼却処分する際に生
じる燃えかすや煙害が環境破壊の原因になる。一方、カ
セットケースに収納されるテープおよびインクリボンの
長さを大幅に長くすると、テープの単位長さ当たりのカ
セットケースの廃却量は減るが、カセットケースのサイ
ズを大きくする必要があるとともに、そのカセットケー
スが使用されるテープ作成装置のサイズも大きくしなけ
ればならないという問題が生じる。
【0006】また、幅・色等様々な種類のテープを使用
するユーザーにとっては、それぞれの種類あるいはそれ
らの組み合わせにより別々のカセットケースを揃える必
要があり、経費がかさむうえに、カセットケースの収納
に大きなスペースをとられるという問題も併せて生じる
ことになる。
【0007】そこで、1つのカセットケースに複数種の
インクリボンやテープを収納できるようにして、カセッ
トケースの個数を減らすことが考えられるが、インクリ
ボンやテープを収納した状態のカセットケースでは、種
類を判別することは困難である。しかも、判別用のパー
ツを取り付けて種類を判別する上記した従来の方法で
は、多種類のパーツを要するため、取り付け時にパーツ
の種類を間違えるおそれがあり、間違った判別をされる
ことがある。また別部品としてのパーツが必要になるた
め、部品点数が増え、製造コストが上がる。
【0008】本発明は上述の点に鑑みなされたもので、
カセットケースに対しテープおよびインクリボンを交換
でき、しかもインクリボンやテープの種類をカセットケ
ースに収納した状態で判別できるテープ作成装置を提供
しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の、インクリボンを用いてテープに専用的に印
字するテープ作成装置は、インクリボンユニットとテー
プユニットとをそれぞれ交換可能に収納するテープカセ
ットと、前記インクリボンの種類と前記テープの種類を
それぞれ判別可能な判別装置とを備え、前記インクリボ
ンの種類の被判別手段をインクリボンユニットに設ける
とともに、前記テープの種類の被判別手段をテープユニ
ットに設けている。
【0010】
【作用】上記の構成を有する本発明のテープカセットに
よれば、テープ又はインクリボンの一方を使い終わる
と、その使い終わった方、たとえばテープの場合には、
テープだけを交換することができる。また、1つのカセ
ットケースに対し、種類の異なるインクリボンやテープ
を収納することができるので、カセットケースの個数を
大幅に減らせ、収納スペースが少なくて済む。さらに、
カセットケースに収納されるインクリボンやテープの種
類が、判別装置で自動的に判別されるので、テープに対
し常に失敗のない印字が行われる。
【0011】
【実施例】以下、本発明のテープカセットを具体化した
一実施例を図面を参照して説明する。
【0012】図1はテープカセット(蓋を開けた状態)
2をテープ作成装置本体1に取り付けた状態を示す平面
図、図2は図1のII−II線断面図、図3はテープカセッ
ト2を取り付ける前のテープ作成装置本体1を示す平面
図、図4は図3のIV−IV線断面図、図5は図1のV−V線
断面図である。図1のように、テープカセット(カセッ
トケース)2のカセットケース本体3には、リボンユニ
ット7とテープユニット19がそれぞれ交換可能に収納
されている。リボンユニット7は、平面視小判状の筺体
と、その筺体の一側面から所定の間隔をおいて突出する
一対のアーム部7a、7bとからなるリボンホルダ本体
100と、このリボンホルダ本体100を覆うリボンホ
ルダ蓋92とから構成される。リボンホルダ本体100
内には一対のリボンスプール13、15が設けられてい
る。それぞれのアーム部7a、7bの先端部には、リボ
ンガイドコロ17、17が回動可能に支持されるととも
に、リボンスプール13側のアーム部7aの先端にはイ
ンクリボン9の出口が形成され、リボンスプール15側
のアーム部7bの先端にはインクリボン9の入口が形成
されている。インクリボン9はスプール13に巻回され
ており、その一部がリボンガイドコロ17に案内されつ
つ出口からリボンホルダ100外へ露出し、再び入口か
らリボンホルダ100内へ入り、リボンガイドコロ17
に案内されつつリボンスプール15に巻回される。これ
らのリボンガイドコロ17、17によって、前記出口、
入口近辺で上下方向の位置が規制されている。
【0013】図5に示すように、リボンガイドコロ17
はリボンホルダ本体100とリボンホルダ蓋92とのア
ーム部の先端にそれぞれ形成された2箇所の穴112と
穴110とにより取り付けられており、リボンユニット
7をカセットケース本体3に取り付けると、リボンガイ
ドコロ17にカセットケース本体3の底面から立設する
軸114が貫通して位置決めされ、同時に高い剛性が得
られる。軸114は、カセットケース蓋5の穴116に
はまって固定される。また、図2のように、リボンホル
ダ本体100の底面には、センサー穴25、27が設け
られている。
【0014】一方、テープユニット19は断面コ字状の
テープホルダ102から構成され、テープホルダ102
の上下面は一対のリブ102a、102bにより連結さ
れている。このテープホルダ102内には、スプール1
18に巻回されたテープ21が収納されている。前記一
対のリブ102a、102b間におけるテープホルダ1
02の一部には切欠き部102cが形成されており、テ
ープカセット2をテープ作成装置本体1に装着した際
に、切欠き部102c内にプラテン47が挿入される。
また、一対のリブ102a、102bにはテープ21を
テープユニット19外へ案内する挿通孔129が形成さ
れている。スプール118は、テープホルダ102の上
下の穴122と穴124に取り付けられており、テープ
ユニット19をテープカセット本体3に取り付けると、
スプール118はカセットケース本体3のボス120に
嵌って位置決めされる。この状態で、スプール118は
ボス120に対し摺動回転可能である。テープ21の上
下は、テープホルダ102の出口近辺のリブ102bの
挿通孔129にてガイドされる。したがってインクリボ
ン9およびテープ21は、上下方向の位置がそれぞれリ
ボンユニット7とテープユニット19で規制され、水平
方向の位置はカセットケース本体3とカセットケース蓋
5によって規制されている。
【0015】次に、テープ作成装置本体1についてその
構造と作用を説明する。図2又は図3に示すように、装
置本体1上には、サーマルヘッド45がこれと一体的に
形成されたギヤ53と共に軸51に対し回転可能に軸支
されている。またレバー49上には、ギヤ90と一体に
なったプラテン47が軸126の回りに回転可能に軸支
され、ギヤ90がレバー49の軸69と一体のギヤ55
に噛合されている。プラテン47は、モータギヤ65の
回転がギヤ63、61、59、55を介してギヤ90に
伝えられることにより、回転させられる。さらに、モー
タギヤ65はリボン駆動ギヤ37に噛み合っており、こ
のリボン駆動ギヤ37の回転がクラッチバネ39(図
4)を介してリボン駆動カム29に伝えられる。クラッ
チバネ39は、図4のように一端がギヤ37に係止さ
れ、他端はリボン駆動カム29に巻き付けられ、フリー
になっている。リボン駆動カム29とクラッチバネ39
とは両者間で滑りが生じることにより、インクリボン9
の巻取径11が変化する際の、インクリボン9の巻取量
の変化を吸収するとともに、インクリボン9を巻き取る
のに必要なトルクを発生する役目をしている。
【0016】一方、図3のように、レバー49上にはギ
ヤ57が固定されており、このギヤ57はギヤ55の下
に位置している。図の状態からレバー49をバネ67に
抗して左方向に作動させると、ギヤ57が反時計方向へ
回転すると共に、ギヤ53が時計方向へ回転して、プラ
テン47が右方向に移動するとともに、サーマルヘッド
45が左方向に移動して、プラテン47とサーマルヘッ
ド45が離間状態になる。図の状態では、バネ67の作
用によりサーマルヘッド45とプラテン47が圧接状態
になっている。カセットケース本体3が装置本体1に装
着されるときには、サーマルヘッド45とプラテン47
は離間状態で、カセットケース本体3の開口部18に、
サーマルヘッド45とプラテン47が装入される。その
際、インクリボン9とテープ21は図1の2点鎖線の状
態にあるので、サーマルヘッド45とプラテン47に干
渉することはない。
【0017】さらに、装置本体1上には、リボンセンサ
ー71、同73、同75と、テープセンサー7
7、79、81が搭載されており、それぞれのセン
サーのON、OFF状態により、インクリボン9の種類
とテープ21の種類が判別される。図2に示すように、
カセットケース本体3を装置本体1に装着すると、カセ
ットケース本体3の上下位置は、装置本体1上のリブ8
3とリブ85とによって決められる。また、リボン駆動
カム29とリボンスプール15は、リボン駆動カム29
の上端に形成された突起29aとリボンスプール15に
形成された溝15aの部分で噛み合って回転が伝達され
る。リボン供給カム31とリボンスプール13とも同様
に噛み合っている。リボン供給カム31には、図3・図
4のように、バックテンションバネ41が巻き付けら
れ、一端が装置本体1上のリブ43にて固定されてい
る。そして、インクリボン9が図1の状態で時計方向へ
回転すると、リボン供給カム31とバックテンションバ
ネ41との摩擦力によりインクリボン9に張力が与えら
れる。
【0018】続いて、テープカセット2についてさらに
詳しく説明する。前述したようにカセットケース本体3
には、図1に示すようにリボンユニット7とテープユニ
ット19が収納される。リボンユニット7はカセットケ
ース本体3上のリブ136・138・140・142・
152によって水平方向の位置が決められており、リブ
144・146・148・150・152によってテー
プユニット19の水平方向の位置が決められている。ま
た、カセットケース本体3には、マグネット134が4
個所つけられており、図6に示すように、マグネット1
34に対応して取り付けられたカセットケース蓋5の4
個所の鉄板200によって、カセットケース本体3とカ
セットケース蓋5が固定される。したがって、操作者
は、カセットケース本体3からカセットケース蓋5を容
易に外すことができ、カセットケース本体3内のリボン
ユニット7やテープユニット19を簡単に交換できる。
【0019】カセットケース本体3には、図8のように
リボンユニット7やテープユニット19の交換が一層容
易なように切り欠き130と切り欠き132が左右に2
個所ずつ設けてある。これらの切り欠き130、132
を通じて使用者はリボンユニット7やテープユニット1
9を掴むことができる。図8はカセットケース本体3に
対してリボンユニット7とテープユニット19をセット
し、カセットケース蓋5を取り付けるときの側面図であ
る。カセットケース本体3には、図7の点線で示した開
口部18・202・204・206・208が設けられ
ている。円形の開口部202と204は、それぞれ図4
のリボン駆動カム29とリボン供給カム31が緩挿され
る穴であり、また長方形の開口部206と208は、そ
れぞれ図3のリボンセンサー71、同73、同7
5とテープセンサー77、同79、同81に対応
した穴である。
【0020】一方、図6のように、カセットケース蓋5
には、カセットケース本体3と同様にリボン駆動カム2
9とリボン供給カム31とに対応した円形の開口部21
2と210が設けてある。また、一対の小径の穴116
は、カセットケース本体3の軸114が嵌まる穴であ
る。前述したように、マグネット134に対応した鉄板
200が4個所あり、隅部にカセットケース本体3との
位置決め用リブ214、216、218、220が突設
されている。図9はリボンユニット7の底面を示すもの
で、同図に示すようにリボンユニット7は上下対称の形
状になっており、リボンユニット7の上面のセンサー穴
25、27と、下面のセンサー穴25b、27bとはリ
ボンユニット7の長手方向の中心線に対称な位置に設け
られており、リボンユニット7が上下逆方向に取り付け
られてもリボンセンサー71、同73、同75で
同じように検知されるようになっている。
【0021】リボンガイドコロ17の中心部は、図5に
示すように貫通穴になっており、カセットケース本体3
に対して上下いずれの方向から装着されてもカセットケ
ース本体3の軸114が貫通するようになっている。こ
のようにリボンユニット7は上下対称形状になっている
ので、上下いずれの方向からも装着可能である。従来の
テープ作成装置では、ワンタイムリボンが一般的に使用
されていたが、本発明のようなリボンホルダの様な形状
であれば、マルチタイムリボンを搭載して複数回使用す
ることが出来る。リボンユニット7は、このようにイン
クリボン9、インクリボン9が巻回されたリボンスプー
ル13、15、リボンガイドコロ17、リボンホルダ蓋
92、リボンホルダ本体100によって構成され、リボ
ンバックテンションバネ41(図3・図4)等のバネ類は
装置本体1側に設置されている。したがって、リボンユ
ニット7は非常に少ない部品によって構成され、金属部
品を含まない樹脂部品のみで構成されている。このた
め、廃却部品は非常に少なく、また廃却時の分別回収が
非常に容易である。
【0022】図10はテープユニット19を示すもの
で、テープユニット19は前述したように、テープホル
ダ102とスプール118に巻回されたテープ21から
構成されており、テープホルダ102は底面側に穴25
0、252が設けられ、図3のテープセンサー77、
同79、同81に対応している。このテープユニッ
ト19の場合は、テープセンサー77とテープセンサ
ー79がOFF、テープセンサー81がONの状態
になる。またテープユニット19のリブ102bには挿
通孔129が設けられ、テープ出口におけるテープ21
の上下位置を規制している。テープホルダ102とスプ
ール118は、例えばABS樹脂のような同一の樹脂材
料から構成されており、テープ21を使い終わると、こ
れらの2部品だけが残る。その際、同一部品から構成さ
れているので、廃却する際の分別回収にていちいち分解
する必要が無く、材料の再生利用が容易になる。あるい
はテープホルダ102を樹脂の代わりに紙で形成し、分
解が容易に出来るようにしてもよい。このようにテープ
ユニット19とリボンユニット7は、ともに廃却部分が
少ないうえに、分別回収および材料の再生利用が容易で
ある。
【0023】以上は幅広タイプのテープ21およびイン
クリボン9について説明したが、について説明したが、
次に図11および図12に基づいて幅狭タイプについて
説明する。カセットケース本体3、カセットケース蓋
5、リボンホルダ本体100、リボンホルダ蓋92およ
びテープホルダ102は、上記実施例と同一のものであ
る。まず、図11のようにリボンユニット7のリボンス
プール15には、その中央部に幅狭のインクリボン9b
が巻回されており、リボンガイドコロ17bには、イン
クリボン9bの位置に合わせてガイド部17b’が設け
られている。したがって、インクリボンの幅が変わって
も上下位置は規制される。
【0024】リボンホルダ本体100には、上記実施例
とは別のセンサー穴(図示せず)が設けられ、リボンセ
ンサー71、同75がON、同73はOFFの状
態になる。一方、テープユニット19も、スプール11
8の中央部にテープ21bが巻回されており、テープ出
口の挿通孔129bが、テープ21bの幅に合わせて狭
く形成されている。また、上記した幅広タイプとは異な
って、センター穴250、252は設けられておらず、
テープセンサー77、同79、同81のすべてが
ON状態になる。したがって、リボンセンサーとテープ
センサーはそれぞれリボンユニット7とテープユニット
19によって判別されるとともに、インクリボン9およ
びテープ21の高さ方向の位置が、それぞれリボンユニ
ット7とテープユニット19によって規制されるので、
ユーザーは一つのカセットケースを用意すれば、あらゆ
る幅や種類のテープ21やインクリボン9を使用するこ
とが出来る。
【0025】本実施例ではテープ21やインクリボン9
の幅に関係なく、カセットケース本体3およびカセット
ケース蓋5は同一のものを使用したが、以下の例のよう
にテープ21やインクリボン9の幅に応じてテープカセ
ット2のサイズを変えてもよい。図14に示すように、
幅狭テープ21やインクリボン9に対しては、幅の狭い
カセットケース本体3bおよびカセットケース蓋5bを
使用する。その際に、カセットケース本体3bは、図1
3に示すように装置本体1に対してその底面が高さの基
準になる。カセットケース本体5bは図15に示すよう
に開口部300が設けられ、図3のサーマルヘッド45
とプラテン47が装入されるようになっている。したが
って、テープカセット2のサイズが変わっても、リボン
センサー71から同75およびテープセンサー7
7から同81にて判別することが出来る。
【0026】インクリボン9とテープ21の高さ方向の
位置は、それぞれリボンユニット7とテープユニット1
9にて行っているが、本例のようにインクリボン9やテ
ープ21の幅に応じてテープカセット2のサイズを変え
る場合は、カセットケース本体3とカセットケース蓋5
にて上下方向の位置決めをしてもよい。また、図16の
ようにカセットケース本体3bの穴302は、上記した
幅広カセットケース本体3とは異なってリボンホルダ本
体100の穴27に対応した部分はふさがっている。こ
のため、リボンセンサー75は常にON状態になり、
カセットケース本体3bによって幅狭タイプのインクリ
ボンであることが判別される。
【0027】前述の実施例ではリボンユニット7は上下
反転式であり、インクリボン9のバックテンションは装
置本体1側で与えていた。しかしながら、ワンタイムの
インクリボン9’を使用する場合には,上下反転式のリ
ボンユニット7である必要はなく、カセットケース本体
3cにてインクリボン9のバックテンションを与えるこ
ともできる。そこで、以下、図17〜図21に基づいて
説明する。
【0028】図17のようにカセットケース本体3cに
はボス322が設けられ、このボス322の切り欠き部
にバックテンションバネ320が取り付けられている。
リボンユニット7cをカセットケース本体3cに取り付
けると、リボンスプール324がバックテンションバネ
320を撓ませた状態になる。この時のバネ力によっ
て、ボス322とスプール324の間に摩擦力が発生
し、インクリボン9にバックテンションが与えられる。
スプール324にはリボンスプール15の様なリブ15
a(図2)は無く円筒形状である。図20・図21に示
すように、カセットケース蓋5cには図6の開口穴21
0を設けておらず、カセットケース本体3cでは図7の
円形開口部204をボス322に代えたこと以外は、上
記実施例と共通している。またリボンユニット7c(図
19)については、図1のリボンスプール13を図18
のスプール324に代えたこと以外は、上記実施例と共
通している。
【0029】次に、リボンセンサーとテープセンサーの
判別方法を説明する。下記の表1と表2はインクリボン
とテープそれぞれの判別方法を示したテーブルである。
センサーからセンサーまでのONとOFFの組み合
わせにより搭載されているインクリボンとテープの種類
を判別する。また、印刷される文字の最大高さ或いは幅
方向の最大印字範囲は、リボンセンサーとテープセンサ
ーの両方を総合して判断される。つまり、ユーザーがリ
ボンユニットのリボン幅とテープユニットのテープ幅が
異なったものを装着してしまったとき、或いは幅の広い
1種類の幅のリボンユニットに対して異なった幅のテー
プユニットを交換しながら使用していく場合がある。そ
の場合、テープまたはインクリボンの狭い方の幅に合わ
せた印字範囲にしておかないと、テープ幅に対して文字
がはみ出してしまったり、逆にリボン幅が足らないため
に文字が切れてしまうというような不具合が発生する。
そこで、リボンセンサーとテープセンサーの両方の情報
を総合し、狭い方の幅に合わせた印字範囲が設定される
ように制御している。
【0030】またテープ幅とインクリボン幅が一致して
いないか、或いはインクリボン幅よりもテープ幅が狭い
場合には、エラーメッセージが出されるようにすること
もできる。
【0031】さらにテープ用リボンとレタリング用リボ
ンとはインクの組成が違うために、サーマルヘッド45
に与えるエネルギーが異なることと、テープには正像印
字するのに対し、レタリングシートには鏡像印字する必
要があるので、それぞれを判別している。また、テープ
用リボンとテープ、レタリング用リボンとレタリングシ
ートとの組み合わせが正しく行われていないときには、
エラーメッセージが出される。例えば上記実施例の図1
のカセットケースには、30mmテープ用リボンと30
mmテープが収納されており、図11のカセットケース
には、12mmテープ用リボンと12mmテープが収納
されていることになる。
【0032】
【表1】リボンセンサー判別表
【表2】テープセンサー判別表 本発明は、本実施例に限定されること無く、その主旨を
逸脱しない範囲で応用可能である。例えば、本実施例で
はテープ及びインクリボンの幅は各2種類しか示してい
ないがさらに種類を増やすことも可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のテープ作成装置によれば、ユーザーはインクリボ
ンとテープを自由自在に交換することができるととも
に、インクリボンの種類はリボンユニットにより、また
テープの種類はテープユニットにより自動的に判別さ
れ、ユーザーがカセットケースに対してあらゆる種類の
インクリボンやテープを装着してもそれぞれの種類のイ
ンクリボン或いはテープを正確に判別し、常に失敗のな
い鮮明な印字の施されたテープを作成することができる
という優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテープ作成装置に使用されるテープカ
セットを示すもので、カセットケース蓋を取り外した状
態で装置本体に取り付けた状態の平面図である。
【図2】図1のテープカセットのII−II線断面図であ
る。
【図3】本発明のテープ作成装置の平面図である。
【図4】図3のテープ作成装置のIV−IV線断面図であ
る。
【図5】図1のテープカセットのV−V線断面図である。
【図6】カセットケース蓋の底面図である。
【図7】カセットケース本体の平面図である。
【図8】テープカセットおよびリボンユニットとテープ
ユニットの側面図である。
【図9】インクリボンユニットの底面図である。
【図10】テープユニットを示すもので、図10(a)は
平面図、図10(b)は正面図、図10(c)は側面図、図
10(d)は底面図である。
【図11】本発明の他の実施例にかかる幅狭タイプのイ
ンクリボンユニットとテープユニットを装填した状態を
示す、図5に対応する断面図である。
【図12】本発明の他の実施例にかかる幅狭タイプのリ
ボンユニットとテープユニットの側面図で、図8に対応
する。
【図13】本発明の他の実施例にかかる幅狭タイプのテ
ープカセットをテープ作成装置本体に取り付けた状態
の、図2に対応する断面図である。
【図14】本発明の他の実施例にかかる幅狭タイプのテ
ープカセットを示す、図5に対応する断面図である。
【図15】本発明の他の実施例にかかるカセットケース
蓋の底面図である。
【図16】本発明の他の実施例にかかるカセットケース
本体の平面図である。
【図17】本発明のテープカセットの他の実施例を示す
もので、図18の17−17線断面図である。
【図18】本発明のテープカセットの他の実施例を示す
もので、カセットケース蓋を取り外した状態の平面図で
ある。
【図19】本発明の他の実施例にかかるテープユニット
を示す平面図である。
【図20】本発明のさらに別の実施例にかかるカセット
ケース蓋の底面図である。
【図21】本発明のさらに別の実施例にかかるカセット
ケース本体の平面図である。
【符号の説明】
1 テープ作成装置本体 2 テープカセット(カセットケース) 3 カセットケース本体 5 カセットケース蓋 7 リボンユニット 9 インクリボン 19 テープユニット 21 テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 19/12 B

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクリボンを用いてテープに専用的に
    印字するテープ作成装置において、 インクリボンユニットとテープユニットとをそれぞれ交
    換可能に収納するテープカセットと、前記インクリボン
    の種類と前記テープの種類をそれぞれ判別可能な判別装
    置とを備え、 前記インクリボンの種類の被判別手段をインクリボンユ
    ニットに設けるとともに、前記テープの種類の被判別手
    段をテープユニットに設けたことを特徴とするテープ作
    成装置。
JP14142593A 1993-05-19 1993-05-19 テープ作成装置 Pending JPH06328813A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14142593A JPH06328813A (ja) 1993-05-19 1993-05-19 テープ作成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14142593A JPH06328813A (ja) 1993-05-19 1993-05-19 テープ作成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06328813A true JPH06328813A (ja) 1994-11-29

Family

ID=15291693

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14142593A Pending JPH06328813A (ja) 1993-05-19 1993-05-19 テープ作成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06328813A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010149435A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Brother Ind Ltd テープカセット
JP2011206909A (ja) * 2010-03-26 2011-10-20 Brother Industries Ltd テープカセット
US8534939B2 (en) 2008-10-22 2013-09-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape printing apparatus with tape cassette identifying unit
JP2015221573A (ja) * 2015-07-08 2015-12-10 ブラザー工業株式会社 テープカセット
JP2017064935A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 ブラザー工業株式会社 リボンカセット

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8534939B2 (en) 2008-10-22 2013-09-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Tape printing apparatus with tape cassette identifying unit
JP2010149435A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Brother Ind Ltd テープカセット
JP2011206909A (ja) * 2010-03-26 2011-10-20 Brother Industries Ltd テープカセット
JP2015221573A (ja) * 2015-07-08 2015-12-10 ブラザー工業株式会社 テープカセット
JP2017064935A (ja) * 2015-09-28 2017-04-06 ブラザー工業株式会社 リボンカセット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06328821A (ja) テープカセット
JP2596263B2 (ja) テープカセット製造方法及びテープカセット
US5771803A (en) Tape cassette housing thermally perforatable stencil paper
JP4333367B2 (ja) ロールシートホルダ及びテープ印刷装置
DK2666642T3 (en) Tape Cartridge and ribbons printer.
JP3335433B2 (ja) テープカセット
JP3490144B2 (ja) 印字装置及び印字装置用のテープ保持ケース
EP2743089A2 (en) Tape cassette and tape printer
EP2792496B1 (en) Tape cassette
JP3567469B2 (ja) テープ作成装置
JP3357128B2 (ja) テープ作成装置
US4725155A (en) Ribbon cartridge for a typewriter or similar office machine
JP3441485B2 (ja) テープカセット
JPH06286280A (ja) インクリボン交換用アタッチメントおよびインクリボンカセット
JPH06328813A (ja) テープ作成装置
JPH0725122A (ja) ノンラミネート型テープカートリッジ
JP2943747B2 (ja) ラベルプリンタ
JPH06328818A (ja) テープカセット
JPH06328822A (ja) テープカセット
JPH06328823A (ja) テープカセット
EP0004047A1 (en) Ribbon cartridge
JP2021146611A (ja) 基板カートリッジ
JP3882361B2 (ja) テープカセット
JP2024047408A (ja) テープカートリッジ、テープロールおよびテープカートリッジセット
JPS61132368A (ja) カセツト装着装置