JP2003165653A - 巻取ローラ用軸受装置及び印字装置 - Google Patents

巻取ローラ用軸受装置及び印字装置

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JP2003165653A
JP2003165653A JP2001366677A JP2001366677A JP2003165653A JP 2003165653 A JP2003165653 A JP 2003165653A JP 2001366677 A JP2001366677 A JP 2001366677A JP 2001366677 A JP2001366677 A JP 2001366677A JP 2003165653 A JP2003165653 A JP 2003165653A
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shaft
roller
take
bearing device
groove
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JP2001366677A
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Yuji Yada
雄二 矢田
Masaru Kihara
優 木原
Fumio Sakurai
文夫 桜井
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Fujitsu Component Ltd
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Fujitsu Component Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字装置の巻取ローラを着脱自在に支持する
軸受装置において、巻取ローラの着脱作業を迅速かつ正
確に実施できるようにする。 【解決手段】 軸受装置12は、巻取ローラ24の軸2
6を受ける溝34を有する支持部材36と、溝34に隣
接して設置され、溝34の底端34aに軸26を位置決
め保持する軸押え部材38とを備える。軸押え部材38
は、支持部材36の溝34の中間縁部34cに対応する
位置に、中間縁部34cに接近する方向へ膨出する膨出
部分38cを有する。軸26が溝34の開口端34bと
底端34aとの間を移動する際に、軸押え部材38は、
膨出部分38cで軸26に弾性的押圧力を負荷しつつ変
位するとともに、軸26が膨出部分38cと底端34a
との間に位置するときには、溝34の中間縁部34cと
協働して軸26を底端34aに向けて弾性的に付勢す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印字装置に設置し
た巻取ローラを着脱自在に支持する軸受装置に関する。
さらに本発明は、そのような軸受装置を備える印字装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】キャッシュレジスターやATMに設置さ
れる印字装置は一般に、印字情報を記録して保管する目
的で、複数の印刷用紙に同時に同一情報を印字した後、
送出する印刷用紙とは別に、予め定めた印刷用紙を記録
紙として回収、集積する機能を有している。このような
記録紙回収機能を有する印字装置では、記録紙として通
常、ロール形態に巻かれたウエブ状に連続する印刷用紙
(すなわちロール紙)が使用される。そして、印字部の
用紙送り方向下流側に、印字された記録紙を巻き取って
再びロール状に集積するための巻取ローラが、軸受装置
を介して回動自在に設置されている。
【0003】従来の巻取ローラ用の軸受装置は、巻取ロ
ーラの軸を支持する支持部材と、軸を支持部材上の所定
位置に解除可能に係止する係止部材とを備える。係止部
材は、軸に係合するフック状の先端を有し、手動操作に
より、又はばね付勢力下で受動的に、巻取ローラの軸を
先端に係合させる作用位置と先端から解放する非作用位
置との間で変位できるようになっている。この構成によ
り、巻取ローラは、軸の例えば両端近傍で支持部材に着
脱自在に取り付けられる。その結果、ロール状に集積し
た記録紙を巻取ローラから容易に取り外すことができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の巻取ロ
ーラ用軸受装置においては、係止部材を手動操作する場
合は、巻取ローラの着脱作業が煩雑になるだけでなく、
意図せず過大な操作力が負荷されたときの係止部材や軸
の損傷が懸念される。これに対し、係止部材をばね付勢
力下で受動的に変位させる構成では、巻取ローラの軸を
係止部材に押し付けることによりフック状の先端にスナ
ップ式に係合できるので、着脱作業自体は容易になる。
しかし、巻取ローラの軸は、係止部材がスナップ動作を
開始する直前と係止部材にスナップ係合した後とで、数
ミリ程度の僅かな距離しか移動しないので、係止部材が
正確に動作して作用位置で軸を確実に係止したか否か
を、作業者が感知することが困難であった。しかも、係
止部材のフック状先端に巻取ローラの軸が確実に係止さ
れるまで、作業者が押圧力を負荷しなければならないの
で、押圧力の加減を知らない不馴れな作業者にとって
は、巻取ローラの誤装着を招じ易いという課題があっ
た。
【0005】本発明の目的は、印字装置に設置した巻取
ローラを着脱自在に支持する軸受装置において、巻取ロ
ーラの着脱作業を、作業者の熟練を要することなく迅速
かつ正確に実施できる軸受装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、そのような巻取ローラ用軸受装置
を備え、巻取ローラの着脱作業性に優れた印字装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、印字部で印字された記録
紙を巻き取る巻取ローラを有する印字装置に装備され、
巻取ローラを着脱自在に支持する軸受装置において、巻
取ローラの軸を受ける溝を有する支持部材と、溝に隣接
して設置され、溝の底端に巻取ローラの軸を位置決め保
持する軸押え部材とを具備し、軸押え部材が、支持部材
の溝の開口端と底端との間の中間縁部に対応する位置
に、中間縁部に接近する方向へ膨出する膨出部分を有
し、巻取ローラの軸が溝の開口端と底端との間を移動す
る際に、膨出部分で軸に弾性的押圧力を負荷しつつ変位
するとともに、軸が膨出部分と底端との間に位置すると
きには、中間縁部と協働して軸を底端に向けて弾性的に
付勢すること、を特徴とする巻取ローラ用軸受装置を提
供する。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の巻取ローラ用軸受装置において、軸押え部材がばねを
具備する巻取ローラ用軸受装置を提供する。請求項3に
記載の発明は、請求項1又は2に記載の巻取ローラ用軸
受装置において、支持部材が複数の溝を有し、それら複
数の溝の少なくとも1つに関連して軸押え部材が設置さ
れる巻取ローラ用軸受装置を提供する。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか1項に記載の巻取ローラ用軸受装置において、
巻取ローラの軸が、その軸線方向一端近傍部位を揺動支
点として支持部材に取り付けられる巻取ローラ用軸受装
置を提供する。請求項5に記載の発明は、印字部と、印
字部で印字された記録紙を巻き取る巻取ローラと、巻取
ローラを着脱自在に支持する軸受装置とを具備する印字
装置において、軸受装置が、請求項1〜4のいずれか1
項に記載の巻取ローラ用軸受装置からなることを特徴と
する印字装置を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態を詳細に説明する。全図面に渡り、対応
する構成要素には共通の参照符号を付す。図1は、巻取
ローラを有する本発明の一実施形態による印字装置10
の、印字作業途中の概略斜視図、図2は、記録紙回収後
の印字装置10の斜視図、図3〜図5は、印字装置10
に装備された本発明の一実施形態による軸受装置12の
動作を説明する概略正面図である。
【0010】印字装置10は、印字部14と、ロール形
態に巻かれたウエブ状に連続する未印字の印刷用紙P
(すなわちロール紙R)を搭載する給紙部16と、印字
後の印刷用紙Pを記録紙として回収、集積する回収部1
8と、印字部14、給紙部16及び回収部18を所定の
相対配置で支持する支持部20とを備える。印字部14
は、例えば図示しないサーマルヘッド、プラテンロー
ラ、駆動機構、制御回路等を内蔵するサーマルプリンタ
本体部として構成できる。しかし、本発明に係る印字装
置の印字部の構成は、これに限定されない。印字部14
は、支持部20上の所定位置に固定的に設置される。
【0011】給紙部16は、印刷用紙Pをロール状に巻
き付けた状態で保持するローラ(又は軸)22を備え、
このローラ22が、支持部20上の所定位置に回動自在
かつ着脱自在に取り付けられる。ローラ22を介して給
紙部16に搭載されたロール紙Rは、繰り出した印刷用
紙Pが印字部14に供給されて印字されるに従い、印字
部14の用紙送り動作に伴って支持部20上で回動す
る。それにより、給紙部16から印字部14に印刷用紙
Pが連続的に送給される。
【0012】回収部18は、印字部14で印字された印
刷用紙Pを巻き取って再びロール状に集積するための巻
取ローラ24を備える。巻取ローラ24は、軸受装置1
2を介して、印字部14の用紙送り方向(図示矢印α方
向)下流側で支持部20上の所定位置に回動自在かつ着
脱自在に取り付けられる。巻取ローラ24は、それ自体
が用紙巻取要素として機能する軸26と、軸26の軸線
方向一端近傍に固定される円板状の端板28とを備え
る。巻取ローラ24は、図示しない動力伝達機構を介し
て軸26又は端板28に連結される図示しない駆動源の
駆動により、印字部14の用紙送り動作と同期して回動
し、それにより、印字後の印刷用紙Pを記録紙としてロ
ール状に集積する。
【0013】支持部20は、印字部14、給紙部16及
び回収部18を所定位置に安定的に支持し得る剛性を有
する支持フレーム30を備える。支持フレーム30は、
給紙部16に搭載されたロール紙R及び回収部18の巻
取ローラ24にロール状に集積される印刷用紙Pを、好
ましくは非接触に収容可能な空所32を画定する。な
お、印刷用紙Pの集積が完了した巻取ローラ24は、後
述する軸受装置12の作用により、支持フレーム30か
ら容易に脱離される(図2(b))。ロール状に集積さ
れた印刷用紙Pは、巻取ローラ24の軸26から引き抜
かれ、記録紙として保管される。その後、巻取ローラ2
4は再度、軸受装置12の作用により支持フレーム30
に容易に装着される(図2(a))。
【0014】支持部20上で巻取ローラ24を着脱自在
に支持する軸受装置12は、巻取ローラ24の軸26を
受ける溝34を有する支持部材36と、溝34に隣接し
て設置され、溝34の底端34aに巻取ローラ24の軸
26を位置決め保持する軸押え部材38とを備える。図
示実施形態では、支持部材36は、支持部20の支持フ
レーム30の一部分、すなわち空所32を画定する一対
の側板部分を構成する。また、溝34は、支持フレーム
30の両側板部分上で互いに対応する位置に形成され
る。
【0015】図3に示すように、支持部材36の溝34
は、支持フレーム30の各側板部分を板厚方向へ貫通し
て、各側板部分の上縁30aから下方へ所定長さに渡っ
て延設される。溝34は、各側板部分の上縁30aに開
口する開口端34bでは、巻取ローラ24の軸26を十
分な隙間を介して受容可能な溝幅を有する一方、底端3
4aに向かい縮幅して、底端34aの円弧状縁部で、巻
取ローラ24の軸26をがたつき無く摺動自在に受容す
る。溝34の底端34aと開口端34bとの間に延びる
一方の中間縁部34cは、側板部分の上縁30aに略直
交する方向へ、好ましくは巻取ローラ軸26の直径以上
の距離に渡って直線状に延長される。
【0016】軸押え部材38は、ねじりコイルばねから
なる。軸押え部材38のコイル部分38aは、支持部材
36の外表面に設けた突起40に取り付けられ、コイル
部分38aから延びる一方の第1アーム部分の先端38
bが、支持部材36の外表面に設けた孔(図示せず)に
嵌入される。また、コイル部分38aから延びる軸押え
部材38の他方の第2アーム部分は、少なくとも一部分
が支持部材36の溝34に重畳するように配置され、適
当に曲成されてその先端が自由端を成す。それにより、
軸押え部材38の第2アーム部分には、支持部材36の
溝34の中間縁部34cに対応する位置に、中間縁部3
4cに接近する方向へ膨出する膨出部分38cが形成さ
れる。
【0017】このようにして支持部材36上に設置され
た軸押え部材38は、コイル部分38aを中心として、
膨出部分38cを有する第2アーム部分がばね力を発揮
しつつ弾性的に変位できる。そして、軸押え部材38の
この弾性的変位に伴い、膨出部分38cと支持部材36
の溝34の中間縁部34cとの間の距離が変動する。す
なわち軸押え部材38は、それ自体に弾性変形を生じて
いない無負荷時には、膨出部分38cが、支持部材36
の溝34の中間縁部34cから、支承対象の巻取ローラ
軸26の軸線に直交する仮想平面において軸26の直径
よりも短い投影距離だけ離れた初期位置に配置される。
この初期位置から、軸押え部材38の第2アーム部分が
弾性的に変位することにより、膨出部分38cと溝34
の中間縁部34cとの間の、巻取ローラ軸26の軸線に
直交する仮想平面における投影距離を、軸26の直径よ
りも大きくなるまで拡大できる。
【0018】なお図示実施形態では、支持部材36の外
表面に、第2アーム部分の弾性的変位を妨げないように
軸押え部材38を収容できる窪み42が凹設される。そ
れにより、軸押え部材38の膨出部分38cは、溝34
の中間縁部34cに実質的に対向して配置されている。
しかし、軸押え部材38の膨出部分38cが、溝34の
中間縁部34cに対して、支承対象の巻取ローラ軸26
の軸線方向に幾分ずれた位置に配置されていても、同様
の軸受機能を発揮できる。
【0019】上記構成を有する軸受装置12の作用を、
図3〜図5を参照して説明する。巻取ローラ24の軸2
6を軸受装置12に装着する際には、溝34の開口端3
4bを画定する支持部材36の外縁と、初期位置にある
軸押え部材38の膨出部分38cよりも自由端側の部分
との間に、軸26の一端近傍領域を載せる。その状態
で、軸26を軸押え部材38に押し付けるように力を加
えて、溝34に押し込む。それにより軸26は、溝34
の中間縁部34c上を底端34aに向かって移動すると
ともに、軸押え部材38の膨出部分38cに接近する。
軸26が膨出部分38cに接近するに従い、軸押え部材
38は、第2アーム部分が軸26に押されて初期位置か
ら弾性的に変位する。図3は、軸26が僅かに溝34内
に押し込まれて、軸押え部材38が初期位置から僅かに
弾性変位した状態を示す。
【0020】継続して軸26を溝34に押し込むと、軸
押え部材38の膨出部分38cは、軸26に弾性的押圧
力を負荷しつつ、軸26の軸線に直交する仮想平面にお
いて軸26の直径に等しい投影距離だけ溝34の中間縁
部34cから離れた位置まで変位する(図4)。そし
て、軸26が膨出部分38cを乗り越えると、軸押え部
材38が弾性復元力を発揮して膨出部分38cが溝34
の中間縁部34cに接近する方向へ変位する。それによ
り軸26は、軸押え部材38の弾性復元力と溝34の中
間縁部34cからの反力との協働により、溝34の底端
34aに向けて弾性的に付勢される。この付勢力は、軸
26が軸押え部材38の膨出部分38cと溝34の底端
34aとの間に位置する間、継続して発揮される。その
結果、軸26は、溝34の底端34aに自動的に受容さ
れる(図5)。
【0021】このようにして、軸受装置12への巻取ロ
ーラ24の軸26の装着が完了する。軸26は、溝34
の底端34aに受容されている間、軸押え部材38によ
り、好ましくはその弾性的付勢力下で、支持部材36上
にがたつき無く回動自在に支持される。
【0022】軸26を軸受装置12から脱離する際に
は、図5に示す支承位置から、軸押え部材38の付勢力
に抗して、軸26を開口端34bに向けて移動させる。
この間、軸押え部材38は、軸26に押されて受動的に
弾性変位し、溝34の中間縁部34cに沿った軸26の
移動を許容する。その結果、軸26が軸受装置12から
容易に脱離される。軸26の脱離後、軸押え部材38は
初期位置に自動的に復帰する。
【0023】上記構成を有する軸受装置12によれば、
巻取ローラ24の軸26を軸押え部材38の第2アーム
部分に押し付けることにより膨出部分38cが溝34に
対して自動的に弾性変位するから、軸押え部材38を手
動操作する必要が無く、巻取ローラ24を容易かつ迅速
に着脱することができる。特に、軸26を軸受装置12
に装着する際に、溝34の中間縁部34cに沿った軸2
6の移動距離が比較的長く、しかも軸26が軸押え部材
38の膨出部分38cを乗り越えた瞬間に、軸26に加
える力が不要になって軸26が自動的に溝34の底端3
4aに引き込まれるので、軸26が確実に装着されたこ
とを作業者が明確に感知できる。したがって、軸受装置
12を備えた印字装置10では、作業者の熟練を要する
ことなく、巻取ローラ24の着脱作業を迅速かつ正確に
実施することができる。
【0024】上記実施形態による軸受装置12は、様々
な変形及び修正を施すことができる。例えば図6に示す
ように、軸押え部材38を、ねじりコイルばねではなく
板ばねから形成することができる。また、図7に示すよ
うに、それ自体にばね性を有しない棒状又は板状の軸押
え部材38に、揺動支点44を付与するとともに、膨出
部分38cが溝34の中間縁部34cに接近する方向へ
ばね46によって弾性的に付勢することにより、軸受装
置12を構成することもできる。この場合、図8に示す
ように、膨出部分38cの両側2箇所にばね46を接続
することにより、揺動支点44を省略することができ
る。
【0025】図6及び図9に示すように、支持部材36
に複数の溝34を設け、それら溝の全てに関連して軸押
え部材38を設置することにより、軸受装置12を構成
することもできる。或いは図10に示すように、複数の
溝34のうちで軸26の軸線方向一端近傍を支持する1
つの溝34に、軸押え部材38に代えてフック状の係止
部材48を併設することもできる。この場合、係止部材
48を回動操作可能な構造にすることにより、係止部材
48の回動操作によって軸26の他端領域を軸押え部材
38に対して着脱動作させることもできる。さらに、図
11に示すように、軸26の軸線方向一端近傍部位に揺
動支点50を形成して、軸26を支持部材36に対して
揺動式に着脱する構成とすることもできる。
【0026】さらに、本発明に係る軸受装置は、軸を回
動自在に支持することを必須要件としない。例えば、前
述した巻取ローラ24が、軸26の周囲に用紙巻取要素
として機能するローラ本体(図示せず)を回動自在に設
置した構成を有する場合には、上記軸受装置12は軸2
6を図5の支承位置に固定的に支持できれば良い。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、印字装置に設置した巻取ローラを着脱自在に
支持する軸受装置において、巻取ローラの着脱作業を、
作業者の熟練を要することなく迅速かつ正確に実施する
ことが可能になる。したがって本発明によれば、巻取ロ
ーラの着脱作業性に優れた印字装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による印字装置の、印字作
業途中の状態を示す概略斜視図である。
【図2】(a)図1の印字装置を巻取ローラの回収後の
状態で示す概略斜視図、及び(b)印刷用紙の集積完了
後に支持フレームから脱離した巻取ローラの斜視図であ
る。
【図3】図1の印字装置に装備される本発明の一実施形
態による軸受装置の概略正面図で、軸装着作業の初期段
階を示す。
【図4】図3の軸受装置の概略正面図で、軸装着作業の
中間段階を示す。
【図5】図3の軸受装置の概略正面図で、軸装着作業の
最終段階を示す。
【図6】図3の軸受装置の変形例を示す概略斜視図であ
る。
【図7】図3の軸受装置の他の変形例を示す概略正面図
である。
【図8】図3の軸受装置のさらに他の変形例を示す概略
正面図である。
【図9】図3の軸受装置のさらに他の変形例を示す概略
斜視図である。
【図10】図3の軸受装置のさらに他の変形例を示す概
略斜視図である。
【図11】図3の軸受装置のさらに他の変形例を示す概
略斜視図である。
【符号の説明】
10…印字装置 12…軸受装置 14…印字部 16…給紙部 18…回収部 20…支持部 24…巻取ローラ 26…軸 34…溝 34c…中間縁部 36…支持部材 38…軸押え部材 38c…膨出部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桜井 文夫 東京都品川区東五反田2−3−5 富士通 コンポーネント株式会社内 Fターム(参考) 2C060 BA05 3F052 AA01 AB05 BA17 BA18

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字部で印字された記録紙を巻き取る巻
    取ローラを有する印字装置に装備され、該巻取ローラを
    着脱自在に支持する軸受装置において、 前記巻取ローラの軸を受ける溝を有する支持部材と、 前記溝に隣接して設置され、該溝の底端に前記巻取ロー
    ラの前記軸を位置決め保持する軸押え部材とを具備し、 前記軸押え部材が、前記支持部材の前記溝の開口端と前
    記底端との間の中間縁部に対応する位置に、該中間縁部
    に接近する方向へ膨出する膨出部分を有し、前記巻取ロ
    ーラの前記軸が該溝の該開口端と該底端との間を移動す
    る際に、該膨出部分で該軸に弾性的押圧力を負荷しつつ
    変位するとともに、該軸が該膨出部分と該底端との間に
    位置するときには、該中間縁部と協働して該軸を該底端
    に向けて弾性的に付勢すること、を特徴とする巻取ロー
    ラ用軸受装置。
  2. 【請求項2】 前記軸押え部材がばねを具備する請求項
    1に記載の巻取ローラ用軸受装置。
  3. 【請求項3】 前記支持部材が複数の前記溝を有し、該
    複数の溝の少なくとも1つに関連して前記軸押え部材が
    設置される請求項1又は2に記載の巻取ローラ用軸受装
    置。
  4. 【請求項4】 前記巻取ローラの前記軸が、その軸線方
    向一端近傍部位を揺動支点として前記支持部材に取り付
    けられる請求項1〜3のいずれか1項に記載の巻取ロー
    ラ用軸受装置。
  5. 【請求項5】 印字部と、該印字部で印字された記録紙
    を巻き取る巻取ローラと、該巻取ローラを着脱自在に支
    持する軸受装置とを具備する印字装置において、 前記軸受装置が、請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    巻取ローラ用軸受装置からなることを特徴とする印字装
    置。
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