JP2000079597A - プリンタ及び用紙切断装置 - Google Patents
プリンタ及び用紙切断装置Info
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- JP2000079597A JP2000079597A JP10247266A JP24726698A JP2000079597A JP 2000079597 A JP2000079597 A JP 2000079597A JP 10247266 A JP10247266 A JP 10247266A JP 24726698 A JP24726698 A JP 24726698A JP 2000079597 A JP2000079597 A JP 2000079597A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 用紙切断装置を使用しない場合、用紙切断装
置を使用する形態においてジャムが発生した場合に、ね
じ等の止着部材及び工具を用いることなくプリンタに対
して用紙切断装置を容易に着脱し得るようにする。 【解決手段】 長尺紙3を切断する用紙切断装置を、プ
リンタ1の案内部25によりスライド自在に嵌合させ、
係止部26により用紙切断装置を定位置で保持する。こ
れにより、用紙切断装置を使用しない場合、用紙切断装
置を使用する形態においてジャムが発生した場合に、ね
じ等の止着部材及び工具を用いることなくプリンタ1に
対して用紙切断装置を容易に着脱し得るようにする。
置を使用する形態においてジャムが発生した場合に、ね
じ等の止着部材及び工具を用いることなくプリンタに対
して用紙切断装置を容易に着脱し得るようにする。 【解決手段】 長尺紙3を切断する用紙切断装置を、プ
リンタ1の案内部25によりスライド自在に嵌合させ、
係止部26により用紙切断装置を定位置で保持する。こ
れにより、用紙切断装置を使用しない場合、用紙切断装
置を使用する形態においてジャムが発生した場合に、ね
じ等の止着部材及び工具を用いることなくプリンタ1に
対して用紙切断装置を容易に着脱し得るようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長尺状の用紙をロ
ール状に巻回したロール紙等に情報を印字するプリンタ
及び用紙切断装置に関する。
ール状に巻回したロール紙等に情報を印字するプリンタ
及び用紙切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、多数のラベルが等間隔で台紙に
貼附されたラベル用紙、所定の長さ毎に印字位置決め用
のマークが付されたタグ用紙、レシート用紙等の長尺紙
を用いるプリンタでは、使用する長尺紙の種類に応じ
て、用紙切断装置、ラベル剥離装置等をオプションとし
て取り付けることができるように構成されている。
貼附されたラベル用紙、所定の長さ毎に印字位置決め用
のマークが付されたタグ用紙、レシート用紙等の長尺紙
を用いるプリンタでは、使用する長尺紙の種類に応じ
て、用紙切断装置、ラベル剥離装置等をオプションとし
て取り付けることができるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の用紙切断装置は
ねじによりプリンタの筐体に取り付けるように構成され
ているので着脱操作が面倒である。このため、用紙切断
装置は、一旦プリンタの筐体に取り付けた後は、使用し
なくてもプリンタの筐体に取り付けたままプリンタを使
用するケースが多い。
ねじによりプリンタの筐体に取り付けるように構成され
ているので着脱操作が面倒である。このため、用紙切断
装置は、一旦プリンタの筐体に取り付けた後は、使用し
なくてもプリンタの筐体に取り付けたままプリンタを使
用するケースが多い。
【0004】用紙切断装置を使用するときは、用紙切断
装置付近でジャムが発生した場合にジャム処理が面倒で
ある。ジャム処理のために用紙搬送装置をプリンタから
外すためには、ねじを外さなければならず作業が面倒で
ある。また、用紙切断装置内でジャムが発生した場合に
はジャム処理がさらに煩雑化する。
装置付近でジャムが発生した場合にジャム処理が面倒で
ある。ジャム処理のために用紙搬送装置をプリンタから
外すためには、ねじを外さなければならず作業が面倒で
ある。また、用紙切断装置内でジャムが発生した場合に
はジャム処理がさらに煩雑化する。
【0005】本発明は、ジャム処理を容易に行い得るプ
リンタ及び用紙切断装置を提供することを目的とする。
リンタ及び用紙切断装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のプリンタ
は、用紙搬送路と、前記用紙搬送路中に配設されて長尺
紙を搬送する用紙搬送部と、前記用紙搬送部により搬送
された前記長尺紙に情報を印字する印字部とを備えたプ
リンタにおいて、前記印字部により印字された前記長尺
紙を切断する用紙切断装置に設けられた被案内部をスラ
イド自在に案内して前記用紙切断装置の着脱を許容する
案内部と、前記案内部により案内された前記用紙切断装
置の被係止部に係脱自在に係止されて前記用紙切断装置
を定位置に保持する係止部とを、前記プリンタの筐体に
設けた。
は、用紙搬送路と、前記用紙搬送路中に配設されて長尺
紙を搬送する用紙搬送部と、前記用紙搬送部により搬送
された前記長尺紙に情報を印字する印字部とを備えたプ
リンタにおいて、前記印字部により印字された前記長尺
紙を切断する用紙切断装置に設けられた被案内部をスラ
イド自在に案内して前記用紙切断装置の着脱を許容する
案内部と、前記案内部により案内された前記用紙切断装
置の被係止部に係脱自在に係止されて前記用紙切断装置
を定位置に保持する係止部とを、前記プリンタの筐体に
設けた。
【0007】したがって、用紙切断装置の被案内部をプ
リンタの案内部により着脱自在に保持し、用紙切断装置
の被係止部とプリンタの係止部とを係止させることによ
り、ねじ等の止着部材及び工具を用いることなく用紙切
断装置を定位置に保持することが可能となる。また、係
止部と被係止部との係止状態を解除することにより、工
具を用いることなく用紙切断装置をプリンタから外すこ
とが可能となる。
リンタの案内部により着脱自在に保持し、用紙切断装置
の被係止部とプリンタの係止部とを係止させることによ
り、ねじ等の止着部材及び工具を用いることなく用紙切
断装置を定位置に保持することが可能となる。また、係
止部と被係止部との係止状態を解除することにより、工
具を用いることなく用紙切断装置をプリンタから外すこ
とが可能となる。
【0008】請求項2記載の用紙切断装置は、プリンタ
の印字部により情報が印字された長尺紙を切断するカッ
タをカッタフレームに装着した用紙切断装置において、
前記プリンタの筐体に設けられた案内部にスライド自在
に案内されて前記筐体に着脱自在に保持される被案内部
と、前記被案内部が前記案内部の定位置に装着されたと
きに前記筐体に設けられた係止部に係脱自在に係止され
る被係止部とを、前記カッタフレームに設けた。
の印字部により情報が印字された長尺紙を切断するカッ
タをカッタフレームに装着した用紙切断装置において、
前記プリンタの筐体に設けられた案内部にスライド自在
に案内されて前記筐体に着脱自在に保持される被案内部
と、前記被案内部が前記案内部の定位置に装着されたと
きに前記筐体に設けられた係止部に係脱自在に係止され
る被係止部とを、前記カッタフレームに設けた。
【0009】したがって、用紙切断装置の被案内部をプ
リンタの案内部により着脱自在に保持し、用紙切断装置
の被係止部とプリンタの係止部とを係止させることによ
り、ねじ等の止着部材及び工具を用いることなく用紙切
断装置を定位置に保持することが可能となる。また、係
止部と被係止部との係止状態を解除することにより、工
具を用いることなく用紙切断装置をプリンタから外すこ
とが可能となる。
リンタの案内部により着脱自在に保持し、用紙切断装置
の被係止部とプリンタの係止部とを係止させることによ
り、ねじ等の止着部材及び工具を用いることなく用紙切
断装置を定位置に保持することが可能となる。また、係
止部と被係止部との係止状態を解除することにより、工
具を用いることなく用紙切断装置をプリンタから外すこ
とが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面に基
づいて説明する。図1に示すように、プリンタ1と用紙
供給装置2とが互いに連結されて設けられている。用紙
供給装置2はラベル用紙やタグ用紙等のようにロール状
に巻回された長尺紙3が装着されている。また、プリン
タ1の筐体4には用紙切断装置5が着脱自在に装着され
ているが、その構造については後で詳述する。図2はプ
リンタ1の正面図で、筐体4の左右両側には左側面カバ
ー4Lと右側面カバー4Rとが設けられ、上部には上面
カバー4Uが設けられている。
づいて説明する。図1に示すように、プリンタ1と用紙
供給装置2とが互いに連結されて設けられている。用紙
供給装置2はラベル用紙やタグ用紙等のようにロール状
に巻回された長尺紙3が装着されている。また、プリン
タ1の筐体4には用紙切断装置5が着脱自在に装着され
ているが、その構造については後で詳述する。図2はプ
リンタ1の正面図で、筐体4の左右両側には左側面カバ
ー4Lと右側面カバー4Rとが設けられ、上部には上面
カバー4Uが設けられている。
【0011】次に、プリンタ1の内部構造を図3及び図
4に基づいて説明する。図3は縦断右側面図、図4は一
部の縦断左側面図である。図3に示すように、プリンタ
1の筐体4には、用紙搬送路6と、この用紙搬送路6の
一側に配置された側板7と、この側板7と対向する突片
8及びプラテン支持片(図4参照)9とが形成されてい
る。また、筐体4には印字部10が設けられている。印
字部10は、用紙搬送路6を間にして対向配置されたプ
ラテン11とサーマルヘッド12とにより形成されてい
る。プラテン11は両端が側板7とプラテン支持片9と
に設けた軸受(図示せず)により回転自在に支持されてい
る。
4に基づいて説明する。図3は縦断右側面図、図4は一
部の縦断左側面図である。図3に示すように、プリンタ
1の筐体4には、用紙搬送路6と、この用紙搬送路6の
一側に配置された側板7と、この側板7と対向する突片
8及びプラテン支持片(図4参照)9とが形成されてい
る。また、筐体4には印字部10が設けられている。印
字部10は、用紙搬送路6を間にして対向配置されたプ
ラテン11とサーマルヘッド12とにより形成されてい
る。プラテン11は両端が側板7とプラテン支持片9と
に設けた軸受(図示せず)により回転自在に支持されてい
る。
【0012】そして、側板7と突片8とにはリボンコア
ホルダ13が支軸14により上下回動自在に取り付けら
れている。このリボンコアホルダ13には、長尺紙3の
幅に対応する幅広のインクリボン15を送り出す供給軸
16と、インクリボン15を巻き取る巻取軸17と、イ
ンクリボン15の引き出し経路を定める案内軸18,1
9とが設けられている。また、リボンコアホルダ13に
は、サーマルヘッド12が固定されたヘッドブラケット
20が支点軸21により上下回動自在に取り付けられて
いる。このヘッドブラケット20は、スプリング22に
より下方に向けて付勢され、サーマルヘッド12をプラ
テン11に圧接するように構成されている。さらに、筐
体4には、一方向に付勢されて支点軸21に係止される
ことにより、リボンコアホルダ13をロックするロック
レバー23が支軸24を介して回動自在に設けられてい
る。
ホルダ13が支軸14により上下回動自在に取り付けら
れている。このリボンコアホルダ13には、長尺紙3の
幅に対応する幅広のインクリボン15を送り出す供給軸
16と、インクリボン15を巻き取る巻取軸17と、イ
ンクリボン15の引き出し経路を定める案内軸18,1
9とが設けられている。また、リボンコアホルダ13に
は、サーマルヘッド12が固定されたヘッドブラケット
20が支点軸21により上下回動自在に取り付けられて
いる。このヘッドブラケット20は、スプリング22に
より下方に向けて付勢され、サーマルヘッド12をプラ
テン11に圧接するように構成されている。さらに、筐
体4には、一方向に付勢されて支点軸21に係止される
ことにより、リボンコアホルダ13をロックするロック
レバー23が支軸24を介して回動自在に設けられてい
る。
【0013】そして、プリンタ1の筐体4の一部をなす
側板7とプラテン支持片9とには、図3及び図4に示すよ
うに、用紙切断装置5をスライド自在に案内する案内部
25と、用紙切断装置5を定位置に係止状態に保持する
係止部26とが形成されている。案内部25は垂直な二
本のリブを平行に配列することにより形成され、係止部
26はラベル剥離体(図示せず)の両端を着脱自在に保持
する角孔を利用している。ここで言うラベル剥離体と
は、長尺紙3としてラベル用紙を用いた場合に、台紙を
搬送過程で鋭角に屈曲することにより、台紙上のラベル
を剥離させる機能を有する公知のものである。
側板7とプラテン支持片9とには、図3及び図4に示すよ
うに、用紙切断装置5をスライド自在に案内する案内部
25と、用紙切断装置5を定位置に係止状態に保持する
係止部26とが形成されている。案内部25は垂直な二
本のリブを平行に配列することにより形成され、係止部
26はラベル剥離体(図示せず)の両端を着脱自在に保持
する角孔を利用している。ここで言うラベル剥離体と
は、長尺紙3としてラベル用紙を用いた場合に、台紙を
搬送過程で鋭角に屈曲することにより、台紙上のラベル
を剥離させる機能を有する公知のものである。
【0014】ここで、用紙切断装置5の構成を図5ない
し図10に基づいて説明する。図5は用紙切断装置の正
面図で、前面はカッタカバー27により閉塞されてい
る。図6は背面図、図7はカッタカバー27を外した状
態の正面図、図8はカッタカバー27を外し一部を切欠
した平面図、図9は右側面図、図10は縦断右側面図で
ある。
し図10に基づいて説明する。図5は用紙切断装置の正
面図で、前面はカッタカバー27により閉塞されてい
る。図6は背面図、図7はカッタカバー27を外した状
態の正面図、図8はカッタカバー27を外し一部を切欠
した平面図、図9は右側面図、図10は縦断右側面図で
ある。
【0015】図5、図10に示すように、カッタカバー
27には切断された長尺紙3を排出する排出口28が形
成されている。
27には切断された長尺紙3を排出する排出口28が形
成されている。
【0016】また、図6、図10に示すように、カッタ
フレーム29の中央には長尺紙3を通すための横長の開
口部30が形成され、上部中央には弾性的に変形する係
止片31が形成されている。さらに、図6ないし図9に
示すように、カッタフレーム29の左右両側には、前述
したプリンタ1の案内部25(図3、図4参照)に上方
からスライド自在に挿入される被案内部32が形成さ
れ、これらの被案内部32の背面側には内側に弾性的に
変形可能な被係止部33が形成されている。これらの被
係止部33は外側面に半球状の突起34(図6、図8、
図9参照)を有している。これらの突起34は、プリン
タ1の係止部(角孔)26(図3、図4参照)に弾性的
に係止されるように構成されている。
フレーム29の中央には長尺紙3を通すための横長の開
口部30が形成され、上部中央には弾性的に変形する係
止片31が形成されている。さらに、図6ないし図9に
示すように、カッタフレーム29の左右両側には、前述
したプリンタ1の案内部25(図3、図4参照)に上方
からスライド自在に挿入される被案内部32が形成さ
れ、これらの被案内部32の背面側には内側に弾性的に
変形可能な被係止部33が形成されている。これらの被
係止部33は外側面に半球状の突起34(図6、図8、
図9参照)を有している。これらの突起34は、プリン
タ1の係止部(角孔)26(図3、図4参照)に弾性的
に係止されるように構成されている。
【0017】さらに、図7、図10に示すように、カッ
タフレーム29には、カッタドライバ回路が形成された
基板35が取り付けられている。図10において、36
はカッタとしての固定刃、37はカッタとしての回転刃
で、回転刃37は基板35に形成されたカッタドライバ
によって駆動されるモータ(図示せず)に連結されてい
る。
タフレーム29には、カッタドライバ回路が形成された
基板35が取り付けられている。図10において、36
はカッタとしての固定刃、37はカッタとしての回転刃
で、回転刃37は基板35に形成されたカッタドライバ
によって駆動されるモータ(図示せず)に連結されてい
る。
【0018】そして、カッタフレーム29に形成された
係止片31には、カッタカバー27の上部内面に形成さ
れた突起38と弾性的に係止し合う突起39が形成さ
れ、カッタフレーム29の下部両側には、カッタカバー
27に形成された突片40に弾性的に係止し合うヒンジ
軸41が形成されている。
係止片31には、カッタカバー27の上部内面に形成さ
れた突起38と弾性的に係止し合う突起39が形成さ
れ、カッタフレーム29の下部両側には、カッタカバー
27に形成された突片40に弾性的に係止し合うヒンジ
軸41が形成されている。
【0019】さらに、カッタフレーム29にカッタカバ
ー27を装着したときに、カッタフレーム29に取り付
けたカバースイッチ42の可動片43を押圧してカバー
スイッチ42をオン状態にする突片44がカッタカバー
27の内面に形成されている(図8参照)。
ー27を装着したときに、カッタフレーム29に取り付
けたカバースイッチ42の可動片43を押圧してカバー
スイッチ42をオン状態にする突片44がカッタカバー
27の内面に形成されている(図8参照)。
【0020】このような構成において、ロックレバー2
3を支点軸21から外し、支軸14を中心にリボンコア
ホルダ13を上方に回動させることにより、用紙供給装
置2に装着された長尺紙3をプラテン11とサーマルヘ
ッド12との間にセットすることができる。このセット
の後に、支軸14を中心にリボンコアホルダ13を再び
下方に回動させ、支点軸21にロックレバー23を係止
させることにより、長尺紙3とインクリボン15とがサ
ーマルヘッド12によりプラテン11に圧接される状態
が維持される。この状態で、プラテン11を図3におい
て反時計方向に回転させ、巻取軸17を時計方向に駆動
することにより、長尺紙3とインクリボン15とが同速
で送られる。そして、サーマルヘッド12を駆動するこ
とにより印字がなされる。
3を支点軸21から外し、支軸14を中心にリボンコア
ホルダ13を上方に回動させることにより、用紙供給装
置2に装着された長尺紙3をプラテン11とサーマルヘ
ッド12との間にセットすることができる。このセット
の後に、支軸14を中心にリボンコアホルダ13を再び
下方に回動させ、支点軸21にロックレバー23を係止
させることにより、長尺紙3とインクリボン15とがサ
ーマルヘッド12によりプラテン11に圧接される状態
が維持される。この状態で、プラテン11を図3におい
て反時計方向に回転させ、巻取軸17を時計方向に駆動
することにより、長尺紙3とインクリボン15とが同速
で送られる。そして、サーマルヘッド12を駆動するこ
とにより印字がなされる。
【0021】プリンタ1に用紙切断装置5を装着すると
きは、プリンタ1の上面カバー4Uを開放し、プリンタ
1の案内部25に用紙切断装置5の被案内部32を上方
から挿入する。この挿入過程では、用紙切断装置5の被
係止部32の突起34が側板7とプラテン支持片9との
内面を圧接しながら下方に移動し、用紙切断装置5が定
位置まで下降したときに突起34が係止部(角孔)26
に弾性的に係止する。これにより、用紙切断装置5が定
位置で保持される。この状態では、印紙された長尺紙3
は用紙切断装置5の開口部30から固定刃36と回転刃
37との間に挿入され、回転刃37を駆動することによ
り切断された長尺紙3の切断片が例えばラベルとして排
出口28から排出される。
きは、プリンタ1の上面カバー4Uを開放し、プリンタ
1の案内部25に用紙切断装置5の被案内部32を上方
から挿入する。この挿入過程では、用紙切断装置5の被
係止部32の突起34が側板7とプラテン支持片9との
内面を圧接しながら下方に移動し、用紙切断装置5が定
位置まで下降したときに突起34が係止部(角孔)26
に弾性的に係止する。これにより、用紙切断装置5が定
位置で保持される。この状態では、印紙された長尺紙3
は用紙切断装置5の開口部30から固定刃36と回転刃
37との間に挿入され、回転刃37を駆動することによ
り切断された長尺紙3の切断片が例えばラベルとして排
出口28から排出される。
【0022】長尺紙3の切断に際しては、停止させたプ
ラテン11とサーマルヘッド12との間で長尺紙3を押
えるため長尺紙3はプラテン11側に引っ張られる。こ
のときの引張力は用紙切断装置5自身にも作用するの
で、従来は用紙切断装置をねじにより強固に固定する必
要があったが、本実施の形態では、用紙切断装置5の被
案内部32がプリンタ1の案内部25に上下方向にスラ
イド自在に嵌合されている。すなわち、用紙切断時に固
定刃36及び回転刃37に掛る力(長尺紙3が引っ張ら
れることによる力)の方向には用紙切断装置5が動かな
いように位置が固定されるため、用紙切断装置5のプラ
テン11方向への動きを強固に固定することができる。
ラテン11とサーマルヘッド12との間で長尺紙3を押
えるため長尺紙3はプラテン11側に引っ張られる。こ
のときの引張力は用紙切断装置5自身にも作用するの
で、従来は用紙切断装置をねじにより強固に固定する必
要があったが、本実施の形態では、用紙切断装置5の被
案内部32がプリンタ1の案内部25に上下方向にスラ
イド自在に嵌合されている。すなわち、用紙切断時に固
定刃36及び回転刃37に掛る力(長尺紙3が引っ張ら
れることによる力)の方向には用紙切断装置5が動かな
いように位置が固定されるため、用紙切断装置5のプラ
テン11方向への動きを強固に固定することができる。
【0023】用紙切断装置5の付近でジャムが発生した
場合には、用紙切断装置5の係止部33の上部を摘んで
内側に弾性的に変形させると突起34が係止部(角孔)
から脱出するので、用紙切断装置5を案内部25の上方
に取り外すことができる。
場合には、用紙切断装置5の係止部33の上部を摘んで
内側に弾性的に変形させると突起34が係止部(角孔)
から脱出するので、用紙切断装置5を案内部25の上方
に取り外すことができる。
【0024】固定刃36と回転刃37との間に長尺紙3
が詰まった場合には、係止片31を下方に変形させるこ
とにより突起38,39同士が外れる。この状態で、図
10において、ヒンジ軸41を中心にカッタカバー27
を反時計方向に回動させながら突片40をヒンジ軸41
から外すことにより、カッタカバー27を外すことがで
きる。これにより、固定刃36と回転刃37との周辺が
広く開放されるため、ジャム処理を容易に行うことがで
きる。
が詰まった場合には、係止片31を下方に変形させるこ
とにより突起38,39同士が外れる。この状態で、図
10において、ヒンジ軸41を中心にカッタカバー27
を反時計方向に回動させながら突片40をヒンジ軸41
から外すことにより、カッタカバー27を外すことがで
きる。これにより、固定刃36と回転刃37との周辺が
広く開放されるため、ジャム処理を容易に行うことがで
きる。
【0025】ジャム処理の後は、カッタカバー27の突
片40をヒンジ軸41の上側に挿入し、ヒンジ軸41を
中心にカッタカバー27を時計方向に回動させると、係
止片31の弾性的な変形により突起38,39同士が弾
性的に係止し合うため、カッタカバー27が閉止状態に
固定される。このとき、カッタカバー27の突片44が
可動片43を押圧するためカバースイッチ42がオンと
なる。カバースイッチ42がオンにならないときは、カ
ッタカバー27が正常に取り付けられていないものと認
識され、長尺紙3の切断を伴う作業に際してはエラー信
号がプリンタ1の表示器(図示せず)に出力される。
片40をヒンジ軸41の上側に挿入し、ヒンジ軸41を
中心にカッタカバー27を時計方向に回動させると、係
止片31の弾性的な変形により突起38,39同士が弾
性的に係止し合うため、カッタカバー27が閉止状態に
固定される。このとき、カッタカバー27の突片44が
可動片43を押圧するためカバースイッチ42がオンと
なる。カバースイッチ42がオンにならないときは、カ
ッタカバー27が正常に取り付けられていないものと認
識され、長尺紙3の切断を伴う作業に際してはエラー信
号がプリンタ1の表示器(図示せず)に出力される。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載のプリンタは、長尺紙を切
断する用紙切断装置に設けられた被案内部をスライド自
在に案内して用紙切断装置の着脱を許容する案内部と、
この案内部により案内された用紙切断装置の被係止部に
係脱自在に係止されて用紙切断装置を定位置に保持する
係止部とを筐体に備えているので、用紙切断装置の被案
内部をプリンタの案内部により着脱自在に保持し、用紙
切断装置の被係止部とプリンタの係止部とを係止させる
ことにより、ねじ等の止着部材及び工具を用いることな
く用紙切断装置を定位置に保持することができる。ま
た、係止部と被係止部との係止状態を解除することによ
り、工具を用いることなく用紙切断装置をプリンタから
外すことができる。したがって、ジャム処理を確実かつ
容易に行うことができる。
断する用紙切断装置に設けられた被案内部をスライド自
在に案内して用紙切断装置の着脱を許容する案内部と、
この案内部により案内された用紙切断装置の被係止部に
係脱自在に係止されて用紙切断装置を定位置に保持する
係止部とを筐体に備えているので、用紙切断装置の被案
内部をプリンタの案内部により着脱自在に保持し、用紙
切断装置の被係止部とプリンタの係止部とを係止させる
ことにより、ねじ等の止着部材及び工具を用いることな
く用紙切断装置を定位置に保持することができる。ま
た、係止部と被係止部との係止状態を解除することによ
り、工具を用いることなく用紙切断装置をプリンタから
外すことができる。したがって、ジャム処理を確実かつ
容易に行うことができる。
【0027】請求項2記載の用紙切断装置は、プリンタ
の筐体に設けられた案内部にスライド自在に案内されて
プリンタの筐体に着脱自在に保持される被案内部と、こ
の被案内部がプリンタの案内部の定位置に装着されたと
きにプリンタの筐体に設けられた係止部に係脱自在に係
止される被係止部とを備えているので、用紙切断装置の
被案内部をプリンタの案内部により着脱自在に保持し、
用紙切断装置の被係止部とプリンタの係止部とを係止さ
せることにより、ねじ等の止着部材及び工具を用いるこ
となく用紙切断装置を定位置に保持することができる。
また、係止部と被係止部との係止状態を解除することに
より、工具を用いることなく用紙切断装置をプリンタか
ら外すことができる。したがって、ジャム処理を確実か
つ容易に行うことができる。
の筐体に設けられた案内部にスライド自在に案内されて
プリンタの筐体に着脱自在に保持される被案内部と、こ
の被案内部がプリンタの案内部の定位置に装着されたと
きにプリンタの筐体に設けられた係止部に係脱自在に係
止される被係止部とを備えているので、用紙切断装置の
被案内部をプリンタの案内部により着脱自在に保持し、
用紙切断装置の被係止部とプリンタの係止部とを係止さ
せることにより、ねじ等の止着部材及び工具を用いるこ
となく用紙切断装置を定位置に保持することができる。
また、係止部と被係止部との係止状態を解除することに
より、工具を用いることなく用紙切断装置をプリンタか
ら外すことができる。したがって、ジャム処理を確実か
つ容易に行うことができる。
【図1】本発明の実施の一形態における用紙切断装置が
装着されたプリンタを示す右側面図である。
装着されたプリンタを示す右側面図である。
【図2】用紙切断装置が装着されたプリンタを示す正面
図である。
図である。
【図3】プリンタの内部構造を示す縦断右側面図であ
る。
る。
【図4】プリンタの一部を示す縦断左側面図である。
【図5】用紙切断装置を示す正面図である。
【図6】用紙切断装置を示す背面図である。
【図7】カッタカバーを外した状態の用紙切断装置を示
す正面図である。
す正面図である。
【図8】カッタカバーを外し一部を切欠した状態の用紙
切断装置を示す平面図である。
切断装置を示す平面図である。
【図9】用紙切断装置の右側面図である。
【図10】用紙切断装置の縦断右側面図である。
1 プリンタ 3 長尺紙 4 筐体 6 用紙搬送路 10 印字部 25 案内部 26 係止部 29 カッタフレーム 32 被案内部 33 被係止部 36,37 カッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂元 慶文 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 株式会 社テック大仁事業所内 (72)発明者 下里 俊治 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 株式会 社テック大仁事業所内 Fターム(参考) 2C058 AB12 AC06 AE04 AE14 AE16 AF06 AF51 LA03 LA08 LA10 LB07 LB17 LB36 2C060 BA01 BB13 BC02 BC12 BC84 3C027 GG06 GG09
Claims (2)
- 【請求項1】 用紙搬送路と、前記用紙搬送路中に配設
されて長尺紙を搬送する用紙搬送部と、前記用紙搬送部
により搬送された前記長尺紙に情報を印字する印字部と
を備えたプリンタにおいて、 前記印字部により印字された前記長尺紙を切断する用紙
切断装置に設けられた被案内部をスライド自在に案内し
て前記用紙切断装置の着脱を許容する案内部と、前記案
内部により案内された前記用紙切断装置の被係止部に係
脱自在に係止されて前記用紙切断装置を定位置に保持す
る係止部とを、前記プリンタの筐体に設けたことを特徴
とするプリンタ。 - 【請求項2】 プリンタの印字部により情報が印字され
た長尺紙を切断するカッタをカッタフレームに装着した
用紙切断装置において、 前記プリンタの筐体に設けられた案内部にスライド自在
に案内されて前記筐体に着脱自在に保持される被案内部
と、前記被案内部が前記案内部の定位置に装着されたと
きに前記筐体に設けられた係止部に係脱自在に係止され
る被係止部とを、前記カッタフレームに設けたことを特
徴とする用紙切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10247266A JP2000079597A (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | プリンタ及び用紙切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10247266A JP2000079597A (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | プリンタ及び用紙切断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000079597A true JP2000079597A (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=17160927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10247266A Pending JP2000079597A (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | プリンタ及び用紙切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000079597A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015009512A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | 株式会社寺岡精工 | 印刷装置 |
JP2015231720A (ja) * | 2014-06-10 | 2015-12-24 | 株式会社寺岡精工 | プリンタ、および、カッタユニット |
JP2016120708A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | セイコーインスツル株式会社 | 印字ユニット及びサーマルプリンタ |
-
1998
- 1998-09-01 JP JP10247266A patent/JP2000079597A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015009512A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | 株式会社寺岡精工 | 印刷装置 |
JP2015231720A (ja) * | 2014-06-10 | 2015-12-24 | 株式会社寺岡精工 | プリンタ、および、カッタユニット |
JP2016120708A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | セイコーインスツル株式会社 | 印字ユニット及びサーマルプリンタ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040915 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070501 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070515 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070913 |