JPH11201357A - 消防用ホースのカップリング構造 - Google Patents

消防用ホースのカップリング構造

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JPH11201357A
JPH11201357A JP10315155A JP31515598A JPH11201357A JP H11201357 A JPH11201357 A JP H11201357A JP 10315155 A JP10315155 A JP 10315155A JP 31515598 A JP31515598 A JP 31515598A JP H11201357 A JPH11201357 A JP H11201357A
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JP
Japan
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coupling
male
female
fire
hose
Prior art date
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Pending
Application number
JP10315155A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Yoneda
幸三 米田
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YONE SANGYO KK
Original Assignee
YONE SANGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、消防用ホースのカップリング構
造に関する。 【解決手段】 この発明は、雄雌側消防用ホースの結合
を行う雄雌カップリング金具において、係合解除環体の
周縁フランジや外周の係合隆起部のホース側を傾斜状に
形成し、傾斜端面に指押圧用凹部を所要個所形成してな
る消防用ホースのカップリング構造を提供せんとするも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、消防用ホースの
カップリング構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、消防用ホースのカップリングは、
雄カップリング金具と雌カップリング金具にそれぞれ布
製の消防用送水ホースを連結し、各金具をワンタッチで
結合したり解除したりすることによりホースの連結や解
除を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかるカッ
プリング金具においては、雄カップリング金具の基部周
面に装着された摺動自在の係合解除金具が、地上の工作
物の角部に当接して不用意に摺動し、カップリング金具
を解除するおそれがあり、また、雌カップリグ金具で
は、雄カップリング金具との係合部分の外周側面が隆起
して形成されているため、やはり地上の工作物の角部に
係合しホースの伸延作業に支障を生起するおそれが生じ
ていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、雄側消防用
ホースの結合を行う雄カップリング金具において、係合
解除環体の周縁フランジのホース側を傾斜状に形成する
と共に、傾斜端面に指押圧用凹部を所要個所形成してな
る消防用ホースのカップリング構造を提供せんとするも
のである。
【0005】また、雌側消防用ホースの結合を行う雌カ
ップリング金具において、外周面の係合隆起部のホース
側を傾斜状に形成すると共に、傾斜端面に指係止用凹部
を所要個所形成してなる消防用ホースのカップリング構
造を提供せんとするものである。
【0006】そして、係合隆起部の外周面には緩衝ゴム
を張設すると共に、同緩衝ゴムは、外周面を軸線方向に
沿わせて中途部が外方に膨出する円弧面に形成してなる
消防用ホースのカップリング構造をも提供せんとするも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明では、消防用ホースの雄
雌カップリング金具において、係合解除環体の周縁フラ
ンジ、及び係合隆起部のそれぞれのホース側を傾斜状に
形成して傾斜端面を形成し、かつ、傾斜端面の所要個所
に指押圧用及び指係止用凹部を形成したので、ホースを
カップリング金具で結合して地上面や工作物上面を引張
って移動しても角部に当接する部分が傾斜状になってい
るため滑って、角部とカップリング金具の一部が係合す
るおそれがなく、不用意にカップリング金具の結合が解
除されたり、カップリング金具が引掛ってホースを引張
るのに支障を生起するおそれがない。
【0008】また、カップリング作業も、傾斜端面に形
成した凹部を利用して指で把持したり、押えたりするこ
とができるのでカップリング作業や解除作業が容易かつ
確実に行える。
【0009】
【実施例】この発明の実施例を図面にもとづき詳説すれ
ば、図1において、Aは雄カップリング金具、Bは雌カ
ップリング金具を示している。
【0010】雄カップリング金具Aは、雄筒体1の基部
に布製の雄側消防用ホース2を固着しており、雄筒体1
の外周面には、係合解除環体3を摺動自在に遊嵌してい
る。
【0011】同環体3は、基部に周縁フランジ4を突出
形成しており、この周縁フランジ4のホース側の端面を
傾斜状にして傾斜端面5を形成しており、この傾斜端面
5の所要個所に、指押圧用凹部6を形成している。
【0012】また、雌カップリング金具Bは、雌筒体7
の基部に布製の雌側消防用ホース8を固着している。
【0013】雌筒体7の先端部には、雄筒体1の先端部
が嵌入係止されるようなカップリング機構が設けられて
いる。
【0014】すなわち、カップリング機構は、係合コマ
9と、コマを中心側へ向って付勢する板スプリング10
と、雄筒体1先端外周面に形成した係合段部11とより構
成されている。
【0015】従って、雄筒体1を係合コマ9の付勢に抗
して雌筒体7中に挿入し、係合段部11に係合コマ9を係
合することにより雄筒体1と雌筒体7とのカップリング
操作が完了する。
【0016】カップリングを解除する場合は、係合解除
環体3を係合コマ9方向へ摺動させれば、係合コマ9が
上昇して係合段部11との係合がはずれ、雄筒体1の抜去
ができる。
【0017】雌筒体7のカップリング機構を内蔵した部
分は外周方向に隆起して、係合隆起部13を形成してお
り、その外周面には緩衝ゴム12が張設されている。
【0018】係合隆起部13におけるホース側の端面を傾
斜状に形成して弯曲状の傾斜端面14を形成している。
【0019】この傾斜端面14には、所要個数に指係止用
凹部15を形成している。
【0020】この発明は上記のように構成されているの
で、雄筒体1と雌筒体7とのカップリング作業や解除作
業に際して、傾斜端面5,14の指押圧用凹部6や指係止
用凹部15を利用して作業を行うものであり、また、雄筒
体1と雌筒体7とのカップリングを介し雄雌側消防用ホ
ース2,8を連結した後に消火作業を行う場合におい
て、地上の工作物の角部に周縁フランジ4の傾斜端面5
や、係合隆起部13の傾斜端面14が当接しても、傾斜端面
5,14は工作物の角部や突起部を滑動し、周縁フランジ
4や係合隆起部13を損傷することもなく、更には突起部
等と干渉係合のおそれもないものである。
【0021】図3は、他の実施例としてのカップリング
構造を示しており、基本的構造は前記したカップリング
構造と同一であるが、係合隆起部13の形状において異な
る。
【0022】すなわち、係合隆起部13は、雌筒体7の先
端部に形成しており、雌筒体本体7aの先端部に一体成形
した先端隆起形成片7bと、同先端隆起形成片7bの外周面
に基端側部の内周面を螺着して接続した筒状隆起形成片
7cとから形成している。
【0023】そして、係合隆起部13の外周面に張設した
緩衝ゴム12は、先端隆起形成片7bの外周面部に設けた第
1緩衝ゴム形成片12a と、筒状隆起形成片7cの外周面部
に設けた第2緩衝ゴム形成片12b とから形成している。
【0024】しかも、第2緩衝ゴム形成片12b は、外周
面を軸線方向に沿わせて中途部が外方に膨出する円弧面
に形成すると共に、第1緩衝ゴム形成片12a の外周面を
上記第2緩衝ゴム形成片12b の基端側と連続するラッパ
状の円弧面に形成している。
【0025】ここで、第1・第2緩衝ゴム形成片12a,12
b は、それぞれ弾性ゴム素材により成形している。
【0026】また、先端隆起形成片7bの基端部7dの外周
面も、前記第1緩衝ゴム形成片12aの基端側と連続する
ラッパ状の円弧面に形成している。20,21 は短管、22は
環体係止用リング体である。
【0027】このようにして、係合隆起部13の外周面
を、先端隆起形成片7bの基端部7dを除いて、ほぼ全面に
わたって緩衝ゴム12により被覆しているために、同緩衝
ゴム12によって係合隆起部13の損傷等を防止することが
できる。
【0028】しかも、緩衝ゴム12は、軸線方向に沿わせ
て中途部が外方に膨出する円弧面に形成しているため
に、地上の工作物の角部や突起部に緩衝ゴム12が当接し
た際には、同緩衝ゴム12がスムーズに角部上や突起部上
を滑動して、突起部等に引掛る等の不具合を防止するこ
とができる。
【0029】また、本実施例では、第1緩衝ゴム形成片
12a と第2緩衝ゴム形成片12b とを別体に形成している
が、一体成形することもできる。
【0030】さらに、係合隆起部13の全周面に沿って緩
衝ゴム12を張設することにより、係合隆起部13の全周面
を確実に保護することもできる。
【0031】
【発明の効果】この発明によれば、消防用ホースのカッ
プリング金具において、係合解除環体の周縁フランジや
金具外周面の係合隆起部等の各ホース側の端面を傾斜端
面としたので、この部分に工作物の角部や突起部が当接
したり角部等と係合したりしても、容易に滑って引掛る
ことがなく、従って、安全確実なホース伸延作業が行え
ると共にカップリング金具を損傷するおそれもない効果
を有する。
【0032】更には、傾斜端面に凹部を形成しているの
で、カップリング連結作業時や連結解除作業時に指を係
合することができ、その結果、傾斜面にもかかわらず、
かかる作業が円滑に行える効果がある。
【0033】また、係合隆起部の外周面には緩衝ゴムを
張設すると共に、同緩衝ゴムは、外周面を軸線方向に沿
わせて中途部が外方に膨出する円弧面に形成しているた
めに、同緩衝ゴムによって係合隆起部の損傷等を防止す
ることができると共に、地上の工作物の角部や突起部に
緩衝ゴムが当接した際には、同緩衝ゴムがスムーズに角
部上や突起部上を滑動して、突起部等に引掛る等の不具
合を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカップリング構造を示す一部断面側面
図。
【図2】本発明に係る係合解除環体の斜視図。
【図3】他の実施例としてのカップリング構造を示す一
部断面側面図。
【符号の説明】
A 雄カップリング金具 B 雌カップリング金具 2 消防用ホース 3 係合解除環体 4 周縁フランジ 5 傾斜端面 6 指押圧用凹部 13 係合隆起部 14 傾斜端面 15 指係止用凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄側消防用ホース(2) の連結を行う雄カ
    ップリング金具(A)において、係合解除環体(3) の周縁
    フランジ(4) のホース側を傾斜状に形成すると共に、傾
    斜端面(5) に指押圧用凹部(6) を所要個所形成してなる
    消防用ホースのカップリング構造。
  2. 【請求項2】 雌側消防用ホース(8) の連結を行う雌カ
    ップリング金具(B)において、外周面の係合隆起部(13)
    のホース側を傾斜状に形成すると共に、傾斜端面(14)に
    指係止用凹部(15)を所要個所形成してなる消防用ホース
    のカップリング構造。
  3. 【請求項3】 係合隆起部(13)の外周面には緩衝ゴム(1
    2)を張設すると共に、同緩衝ゴム(12)は、外周面を軸線
    方向に沿わせて中途部が外方に膨出する円弧面に形成し
    てなる請求項2記載の消防用ホースのカップリング構
    造。
JP10315155A 1997-11-07 1998-11-05 消防用ホースのカップリング構造 Pending JPH11201357A (ja)

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JP30620897 1997-11-07
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JP (1) JPH11201357A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005135305A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Kyocera Corp カード固定装置及びこれを用いた携帯端末機
JP2020069092A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 芦森工業株式会社 ホースの継手金具
JP2020159550A (ja) * 2019-03-20 2020-10-01 株式会社山田製作所 差込式結合継手

Cited By (4)

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