JPH11201246A - テンショナーレバー - Google Patents

テンショナーレバー

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JPH11201246A
JPH11201246A JP1490698A JP1490698A JPH11201246A JP H11201246 A JPH11201246 A JP H11201246A JP 1490698 A JP1490698 A JP 1490698A JP 1490698 A JP1490698 A JP 1490698A JP H11201246 A JPH11201246 A JP H11201246A
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shoe
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tensioner
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Mitsuru Rokurogi
満 六郎木
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Daido Kogyo Co Ltd
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Daido Kogyo Co Ltd
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    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16H—GEARING
    • F16H7/00—Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08—Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0863—Finally actuated members, e.g. constructional details thereof
    • F16H2007/0872—Sliding members

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  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チェーンを押圧して適度な緊張を常時与える
ためのテンショナー装置におけるテンショナーレバーで
あって、製作が簡単でコストが安く、また強度を落とす
ことなく軽量化を図ったテンショナーレバーの提供。 【解決手段】 弓状に湾曲した金属製の両アーム１２、
１２の間には耐摩耗性の高い樹脂又は弾性体から成るシ
ュー１１を挟み込み、両アーム１２、１２をブシュ１
３、１４やピンで連結・固定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は駆動軸と従動軸のス
プロケットに巻き掛けられたチェーンに、常時適当な緊
張力を与える為のテンショナーレバーに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】図５は一般的なチェーン駆動装置を表し
てるが、チェーン１は駆動軸２と従動軸３に取着してい
るスプロケット４ａ、４ｂに巻き掛けられており、該チ
ェーン１はテンショナーレバー５によって押圧されて、
適当な緊張力が常時作用している。従って、両スプロケ
ット４ａ、４ｂの回転と共に走行するチェーン１の振動
を抑制し、従動軸３へ時間の遅れを生じることなく伝達
される。又、振動を抑制することでチェーン１に作用す
る衝撃力はなくなり、チェーン寿命を向上することが出
来る。
【０００３】ところで、テンショナーレバー５はテンシ
ョナー６によって押圧されてチェーン１に作用している
が、このテンシナーレバー５の形態は色々あり、一般的
には金属製アームにゴム製又は樹脂製のシューが接着さ
れたり、シューがアームと一体的に成形されている。そ
してテンショナーが当たってテンショナーレバー５をチ
ェーン１に押圧する為のパッドがアームの一部に形成さ
れている。従って、製作工数が高くなってコスト高とな
り、重量も大きく成ってしまう。
【０００４】テンシュンレバー５の重さは装置全体の重
量に影響するのみならず、チェーン１の振動に追従する
ことが出来るように軽くすることが動的性能を向上する
上で必要となる。しかし、軽過ぎて強度が低下しないよ
うにアームの断面形状は工夫されているが、軽量化と強
度の両立は容易でない。
【０００５】
【本発明が解決しようとする課題】このように従来のテ
ンショナーレバーには上記のごとき問題がある。本発明
が解決しようとする課題はこの問題点であり、製作が簡
単でコストが安く、又強度を落とすことなく軽量化を図
ったテンショナーレバーを提供する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のテンショナーレ
バーはアームとシューで構成し、アームはアルミ合金製
又はスチール製の２枚プレートから成り、シューは耐摩
耗性樹脂又は耐摩耗性弾性体のパットから成っている。
シューは上記両アームにて挟まれ、そして分離しないよ
うにアームの一方端と約中間部位の少なくとも２か所に
設けたブッシュ又はピン等でもって固定している。すな
わち、別々に製作したシューと両アームを組み立てして
構成する構造と成っている。
【０００７】
【発明の実施の形態】ここでアームはテンショナーレバ
ーの強度を保つ為の部材であり、弓状に湾曲した金属製
プレートから成っている。両アームにて挟み込まれるシ
ューはその断面を概略Ｔ字状、又は概略Ｉ字状等として
いて、チェーンが直接接する外周部はアームから突出し
て両側にガイドを起立している。アームにて挟み込まれ
る部分の形状は特に限定しない。
【０００８】そして両アームにてシューを挟み込んだ状
態で分離しないように、一方端にはピボット軸としての
ピン又は軸受けと成るブッシュが設けられ、その他の適
当な箇所にも同じくピン又はブッシュを設けて両アーム
を固定している。適当な箇所に設けたピン又はブッシュ
はテンショナーが当たるパッドとして機能させることが
出来、テンショナーレバーに特別なパッドを設けなくて
もよい。以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【０００９】
【実施例】図１は本発明に係るテンショナーレバーの正
面図を表している実施例であり、同図に示すように弓型
に湾曲している。同図の１１はシュー、１２はアーム、
１３、１４はブシュをそれぞれ示し、該テンショナーレ
バー５は両アーム１２、１２によってシュー１１を挟み
込み、その状態で分離しないようにブシュ１３とブシュ
１４にて固定している。アーム１２はアルミ合金又はス
チールが材質として用いられ、シュー１１には耐摩耗性
の高い樹脂又は弾性体が使用される。
【００１０】図２（ａ）〜（ｄ）は図１における各断面
の拡大図を示しており、（ａ）はＡ−Ａ断面であって、
シュー１１はアーム１２、１２にて挟み込まれると共
に、アーム１２の外周部にはチェーン１が直接接する受
け部１５を有し、受け部１５の両側にはガイド１６、１
６を起立していて、チェーン１は受け部１５から外れな
いようになっている。ただし、チェーン幅に対して受け
部１５の幅が十分に大きな場合、又は他にチェーン外れ
止めが設けられている場合には、上記ガイド１６、１６
はなくてもよい。そしてアーム１２の一部にはスリット
溝が形成され、このスリット溝にはシュー先端の両側へ
突出した凸部１７が嵌合している。従ってアーム先端は
凸部１７、１７から外れない限り、シュー先端とズレる
ことはない。
【００１１】（ｂ）はＣ−Ｃ断面拡大図である。アーム
１２、１２の幅は大きくなっているが、シュー１１の幅
は先端とほぼ同じであって、両アーム１２、１２の内側
は空洞化している。（ｃ）はＢ−Ｂ断面拡大図であり、
ブシュ１４が嵌っている。アーム１２、１２には穴が形
成され、ブシュ１４の両サイドはこの穴に嵌合して両ア
ーム１２、１２はブシュ１４から外れないようになって
いる。シュー１１にも穴が貫通してブシュ１４が嵌って
いるが、必ずしも嵌合していなくてもよい。アーム１２
はシュー１の受け部１５と内周縁１８とで挟まれる為
に、穴は大きな公差とする方が組み立て易い。そして、
このブシュ１４はテンショナーが当たるパッドとしても
機能する。
【００１２】（ｄ）はＤ−Ｄ断面拡大図を示している。
アーム１２、１２及びシュー１１の基部にはピボット軸
が嵌るブシュ１３が取り付けられ、該ブシュ１３はアー
ム１２、１２に形成している穴に圧入している。従って
両アーム１２、１２はピボット軸部（基部）側において
もブシュ１３により固定され、前記ブシュ１４と共にア
ーム１２、１２はシュー１１を挟んだ状態で固定され
る。（ｄ）に示すＤ−Ｄには受け部１５が表れていない
が、ピボット軸部ではアーム１２、１２が大きく湾曲し
ている為に受け部１５を必要としない。
【００１３】図３は本発明の他の実施例であり、基本的
な形状は前記図１に示している場合と同じである。しか
し、Ｂ−Ｂ断面拡大図を（ｂ）に示すごとくシュー１１
にはブシュ１４の嵌合穴は設けられておらず、シュー１
１の内周がブシュ１４に近接している。勿論、両アーム
１２、１２の間にはシュー１１が介在して、ブシュ１４
にて固定されている。
【００１４】図４はさらに別の実施例を表している。Ａ
−Ａ断面は前記実施例の場合と同じであるが、Ｂ−Ｂ断
面及びＣ−Ｃ断面、それにＤ−Ｄ断面は違っている。ブ
シュ１４を設けている箇所にはシュー１１にカギ１９を
形成し、該カギ１９はブシュ１４に係止している。
（ｃ）に示すＤ−Ｄ断面にはブシュ１３がアーム１２、
１２に嵌っているが、シュー１１の基部にはカギ２０が
形成されていて、カギ２０はブシュ１３に係止してい
る。従ってシュー１１は両カギ１９、２０がブシュ１
４、１３に係止してアーム１２、１２から外れないよう
になっている。
【００１５】（ｄ）はＣ−Ｃ断面拡大図であるが、基本
的には前記実施例のＣ−Ｃ断面と同じであるが、シュー
１１の幅が一段と小さくなっている。ここで、アーム１
２は弓状を成した板材が使用されているが、強度を増す
為に縁にリブを形成してもよい。又上記ブシュ１３、１
４に代わってピンを取り付けすることも出来る。以上述
べたように、本発明のテンショナーレバーはシューを両
アームにて挟み込んで固定したものであり、次のような
効果を得ることが出来る。
【００１６】
【発明の効果】本発明のテンショナーレバーはシューを
金属製のアームにて挟み込んだ構造であり、別々に製作
したシューとアームを組み立てて両アームをブシュやピ
ン等にて連結固定するだけでよく製作は簡単であり、製
作コストも安くなる。そして両側に位置するアームにて
強度は十分得ることが出来、しかも軽量化も図られる。
一方、使用するチェーンによってシューの材質を適当に
選択することも出来、シューが摩耗した際には交換可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るテンショナーレバーを示す実施
例。
【図２】（ａ）は図１におけるＡ−Ａ断面拡大図、
（ｂ）はＣ−Ｃ断面拡大図、（ｃ）はＢ−Ｂ断面拡大
図、（ｄ）はＤ−Ｄ断面拡大図。
【図３】（ａ）は本発明に係るテンショナーレバーを示
す実施例、（ｂ）は（ａ）におけるＢ−Ｂ断面拡大図。
【図４】（ａ）は本発明に係るテンショナーレバーを示
す実施例、（ｂ）は（ａ）におけるＢ−Ｂ断面拡大図、
（ｃ）はＤ−Ｄ断面拡大図、（ｄ）はＣ−Ｃ断面拡大
図。
【図５】一般的なテンショナー装置。
【符号の説明】
１ チェーン ２ 駆動軸 ３ 従動軸 ４ スプロケット ５ テンショナーレバー ６ テンショナー 11 シュー 12 アーム 13 ブシュ 14 ブシュ 15 受け部 16 ガイド 17 凸部 18 内周縁 19 カギ 20 カギ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 両スプロケットに巻き掛けられたチェー
    ンを押圧して適度な緊張を常時与える為のテンショナー
    装置におけるテンショナーレバーにおいて、弓状に湾曲
    した金属製の両アームの間に耐摩耗性の高い樹脂又は弾
    性体から成るシューを挟み込み、両アームをブシュ又は
    ピン等にて連結固定したことを特徴とするテンショナー
    レバー。
  2. 【請求項２】 上記シューに受け部を形成してアームの
    外周に設け、該受け部の両側にはガイドを起立した請求
    項１記載のテンショナーレバー。
  3. 【請求項３】 ピボット軸と成る一方端にはブシュを設
    けて両アームに形成した穴に嵌合し、約中間位置にもブ
    シュを設けて両アームの穴に嵌合し、先端に形成したア
    ームのスリット溝にシューの両側に突出した凸部を嵌合
    した請求項１、又は請求項２記載のテンショナーレバ
    ー。
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