JPH11199032A - 振動パーツフィーダのボウルの取付構造 - Google Patents

振動パーツフィーダのボウルの取付構造

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JPH11199032A
JPH11199032A JP1816398A JP1816398A JPH11199032A JP H11199032 A JPH11199032 A JP H11199032A JP 1816398 A JP1816398 A JP 1816398A JP 1816398 A JP1816398 A JP 1816398A JP H11199032 A JPH11199032 A JP H11199032A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bowl
movable frame
parts feeder
vibrating parts
vibration
Prior art date
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Pending
Application number
JP1816398A
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English (en)
Inventor
Kazumichi Kato
一路 加藤
Kyoji Murakishi
恭次 村岸
Tetsuyuki Kimura
哲行 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 振動パーツフィーダにびびり音を生じさせな
いこと。 【解決手段】 可動フレームにボウルを取り付けて、ね
じり振動させるようにした振動パーツフィーダのボウル
の取付構造において、前記ボウルの底面と前記可動フレ
ームの上面との間に弾性材でなるシートを介在させて、
該ボウルと該可動フレームとを固定させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は振動パーツフィーダ
のボウルの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来例の振動パーツフィーダを示
すが、全体として1で示され、公知のように内部にスパ
イラル状のトラックを形成させたボウル2を備えてお
り、この底部は上側可動フレーム3に図示せずとも中央
部でボルトを上側可動フレーム3の中央部に形成したね
じ孔に螺合し締め付けることにより一体化されている。
下側可動フレーム又はベースブロック4は、上側可動フ
レーム3と一体的な板ばね取付け部分と板ばね5により
結合されており、またベースブロック4上に電磁石7を
固定させ上述の上側可動フレーム3と空隙をおいて対向
している。コイル6に電流を通電すると、上側可動フレ
ーム3の図示せずともその下面に一体として取り付けら
れた接極子が降板的に吸引されて同部にはねじり振動を
行なう。8はねじり振動駆動部全体を被覆するカバーで
あり、また振動パーツフィーダ1全体は防振ゴム9によ
り床上に支持されている。なお、本従来例では、ボウル
2の外周壁面にウレタンmをコーティングさせている。
【0003】コイル6に交流を通電すると、ボウル2は
ねじり振動を行なうのであるが、これはその振動方向は
水平に対しある角度を有しており、水平成分及び垂直成
分の加振力を与えるのであるが、ボウル2の底面と上側
可動フレーム3とは平面同志で接合しており、中央部で
図示しないボルトにより固定されてはいるが、これら平
面は理想的に全体として面一で完全な面接触をしてお
り、かつボウル2の上側可動フレーム3に対する固定力
が充分に大であれば、何ら振動音を発生しないのである
が、しかし実際にはこのような均一な面接触を行なって
おらず、またボルトによる締め付け力又はその中央部か
らのずれによっては、振動音を発生する。いわゆるびび
り音である。これは耳障りであるばかりでなく、これら
接触し合うボウル及び上側可動フレーム3の寿命を短く
するものである。
【0004】なお、本従来例では、ボウル2の外周面に
ダブルハッチングで示すように、ウレタンコーティング
mを施したので、図示しないボウル2内のトラック上で
搬送される部品が例えば金属であっても、そのトラック
との衝撃音を緩和している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の問題に
鑑みてなされ、いわゆるびびり音をなくすことができる
振動パーツフィーダのボウルの取付構造を提供すること
を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題は、可動フレ
ームにボウルを取り付けて、ねじり振動させるようにし
た振動パーツフィーダのボウルの取付構造において、前
記ボウルの底面と前記可動フレームの上面との間に弾性
材でなるシートを介在させて、該ボウルと該可動フレー
ムとを固定させるようにしたことを特徴とする振動パー
ツフィーダのボウルの取付構造、によって解決される。
【0007】または、可動フレームにボウルを取り付け
て、ねじり振動させるようにした振動パーツフィーダの
ボウルの取付構造において、前記ボウルの底面の中央部
に円錐形状の凹部又は凸部を形成し、かつ前記可動フレ
ームの上面の中央部に前記凹部又は凸部と嵌合する凸部
又は凹部を形成し、該ボウルと該可動フレームとを一体
化して固定させるようにしたことを特徴とする振動パー
ツフィーダのボウルの取付構造、によって解決される。
【0008】以上の構成により、中央部において円錐形
状の凸部と凹部との嵌合により、いわばくさび効果を生
じ、ボウルと上側可動フレームとの間に相対的な振動が
発生してもこれを緩和することができるか、又は相対的
な振動を生じないようにしているので、従来あったびび
り音をなくすことができる。
【0009】なお、請求項3の発明に対し、類似の構成
として本出願人が先に提案した図4に示すような構造が
あるが(特開平8−217219号)、この構造におい
てはその要約における構成で述べられているように、ボ
ウル60の底壁部に固定された取付リング62’の外周
下方部62’aに円錐形状のテーパ面62’aaが形成
され、又これと嵌合するように可動フレーム63’の外
周上方部63’aの内側にテーパ面63’aaが形成さ
れている。これらテーパ62’aa及び63’aaを嵌
合させた上で、ボルト71を可動フレーム63’に形成
されたねじ孔63bに螺合し、締め付けることにより、
中央部においてのみならず外周部においても大きな固着
力でボウル60は可動フレーム63’に一体固定され
る。よって、大きなねじり振巾で長時間使用したとして
も、ボウル60が可動フレーム63’に対し、回動方向
に位置ずれを生ずることはない。よって、次工程、例え
ばリニア振動フィーダとの接続関係を初期の状態に正し
く維持して、本来の作用を確実に行なうことができる。
【0010】以上のような構成であり、作用効果を意図
しているのであるが、確かにボウル60が可動フレーム
63’に対し回動方向に位置ずれを生じることはない。
しかしながら、本構造においては、ボウル60と一体的
に形成される部材の最外周面にテーパが形成され、これ
と嵌合するように可動フレーム63’にテーパを形成さ
せた凹部が設けられている。また、中央部でボルト71
によりこれらボウル60と可動フレーム63’とは一体
化される。この構造でも図4から明らかなように、ボウ
ル60と一体的な部材62’aの底面には大きな平面が
あり、これが可動フレーム63’の上面の大半を占める
平面と面接触しているために、上記従来技術で述べたよ
うな欠点を有し、多少のびびり音を生じるものである。
しかしながら、本発明によれば、このようなびびり音を
更に小さくすることができるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
による振動パーツフィーダを示すが、全体として11で
示され、従来と同様な形状のボウル12内にはスパイラ
ル状のトラック13を形成されており、中央部12aは
背の低い陣笠状となっている。また、ボウル12の底面
部として一体的な円板部16と可動フレーム17との間
には、弾性材としてのゴム18が介在しており、ボルト
19をボウル12の中央部12a及び底部16、更にゴ
ム部材18の中央部に整列して形成された貫通孔hに挿
通させ、上側可動フレーム17に形成したねじ孔17a
に螺着し締め付けることにより、ボウル12と上側可動
フレーム17とが一体化される。なお、ねじ振動駆動部
14内には、従来例で記載したように板ばね5やコイル
6を形成した電磁石7を内蔵しているものとする。全体
は防振ゴム15により床上に支持されている。
【0012】本発明の第1の実施の形態は以上のように
構成されるが、次にその作用について説明する。図示せ
ずとも電磁石のコイルに交流を通電すると、上側可動フ
レーム17がねじり振動を行なう。これと一体化されて
いるボウル12もねじり振動を行ない、その内部に形成
したスパイラル状のトラック13上を部品がこの振動に
より上昇していく。
【0013】本発明によれば、ボウルの底部16と上側
可動フレーム17との間に、ゴム材18を介在させてい
るので、平面的な接触ではあるが、上下方向の振動成分
或いは水平方向の振動成分が相対的に底部16と上側可
動フレーム17との間に働いたとしても、これらはこの
ゴム材18により吸収される。従ってびびり音はほとん
ど発生することはない。
【0014】図2は本発明の第2の実施の形態を示す
が、全体的に21で示され、第1の実施の形態と同様
に、ボウル22の内部にはスパラル状のトラック23が
形成されており、その底部は背の低い陣笠22aとされ
ている。また、このボウルの底部には一体的に上側可動
フレーム取付け部26が形成されており、これには円錐
形状の凹部が形成されている。更にこれと当接する上側
可動フレーム27の中央部にはボウルの底部26の凹部
26aと密に嵌合する円錐形状の凸部27aが形成され
図示するように密着嵌合している。また、ボウル22の
中央底部22a、取付け部26及び上側可動フレーム2
7の凸部27aに整列して貫通孔Hが形成されており、
更にこれと整列して上側可動フレーム27にはねじ孔2
7aが形成されている。ボルト29を貫通孔Hに挿通し
ねじ孔27aに螺着締め付けることによりボウル22と
上側可動フレーム27とは一体化される。
【0015】本発明の第2の実施の形態は以上のように
構成されるが、次にその作用について説明する。本実施
の形態においても、図示しないがねじり振動駆動部24
内の電磁石に巻装されているコイルを交流で励磁するこ
とによりボウル22はねじり振動を行ない、これにより
トラック23上で部品は振動により上昇している。本発
明の実施の形態においても、従来のようなびびり音を全
く生じることはない。これは円錐形状の上側可動フレー
ム27の凸部27aと上側可動フレーム27に対する取
付け部材26に形成した円錐形状の凹部26aとの密な
る嵌合により、またこの中央部でボルト29により強固
に固定されているために、可動フレーム取付け部材26
と上側可動フレーム27との面間で相対的な水平方向及
び垂直方向の振動を防止することができるからである。
【0016】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、本
発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
【0017】例えば、図1に示す第1の実施の形態にお
いては、弾性材としてゴム18を用いたが、これに限る
ことなく他の弾性材であってもよい。例えば銅や軟性の
アルミ金属であってもよい。
【0018】また図2においては、ボウル22側の取付
け部材26に円錐形状の凹部26aを形成し、上側可動
フレーム27の中央部に円錐形状の凸部27aを形成し
たが、これらを逆にしてもよい。すなわち、取付け部材
の26の中央部に円錐形状の凸部を下方に向けて形成
し、また上側可動フレーム27の中央部に円錐形状の凹
部を形成し、これら凸部と凹部を嵌合してボルト29に
よりボウル22と上側可動フレーム27を一体化させる
ようにしてもよい。
【0019】また以上の実施の形態においては、従来と
同様にいわゆる直線的なねじり振動を行なう振動パーツ
フィーダについて説明したが、楕円振動を行なう振動パ
ーツフィーダにも本発明は適用可能である。すなわち公
知のように垂直加振用の電磁石と水平加振用の電磁石と
を有し、これらの加振力を受けて水平方向及び垂直方向
にボウルを振動可能に支持する板ばねの曲げによりねじ
り振動をボウルに行なわせるものである。
【0020】また従来例では、ボウル2の外周面にウレ
タンmをコーティングして金属製の部品を搬送するとき
の衝突音を減少させるようにしたが、本発明においても
図1及び図2に示すボウル12、22の外周面にウレタ
ンコーティングをすることによって金属製の部品を搬送
するときの衝突音を緩和するようにしてもよい。このよ
うにするときに上述のびびり音に加えて、部品のトラッ
クとの衝突音も緩和される。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の振動パーツ
フィーダのボウルの取付構造によれば、従来耳障りであ
ったびびり音をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による振動パーツフ
ィーダの部分破断正面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態による振動パーツフ
ィーダの部分破断正面図である。
【図3】第1従来例の振動パーツフィーダの部分破断正
面図である。
【図4】第2従来例の振動パーツフィーダの断面図であ
る。
【符号の説明】
11 振動パーツフィーダ 12 ボウル 13 トラック 18 ゴム板 19 ボルト 21 振動パーツフィーダ 22 ボウル 23 トラック 26a 突出部 27a 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可動フレームにボウルを取り付けて、ね
    じり振動させるようにした振動パーツフィーダのボウル
    の取付構造において、前記ボウルの底面と前記可動フレ
    ームの上面との間に弾性材でなるシートを介在させて、
    該ボウルと該可動フレームとを固定させるようにしたこ
    とを特徴とする振動パーツフィーダのボウルの取付構
    造。
  2. 【請求項2】 前記弾性材はゴム又は軟金属であること
    を特徴とする請求項1に記載の振動パーツフィーダのボ
    ウルの取付構造。
  3. 【請求項3】 可動フレームにボウルを取り付けて、ね
    じり振動させるようにした振動パーツフィーダのボウル
    の取付構造において、前記ボウルの底面の中央部に円錐
    形状の凹部又は凸部を形成し、かつ前記可動フレームの
    上面の中央部に前記凹部又は凸部と嵌合する凸部又は凹
    部を形成し、該ボウルと該可動フレームとを一体化して
    固定させるようにしたことを特徴とする振動パーツフィ
    ーダのボウルの取付構造。
JP1816398A 1998-01-13 1998-01-13 振動パーツフィーダのボウルの取付構造 Pending JPH11199032A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113895875A (zh) * 2021-10-20 2022-01-07 中国兵器装备集团自动化研究所有限公司 一种高精度振动称药装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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