JPH11198454A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11198454A
JPH11198454A JP10006933A JP693398A JPH11198454A JP H11198454 A JPH11198454 A JP H11198454A JP 10006933 A JP10006933 A JP 10006933A JP 693398 A JP693398 A JP 693398A JP H11198454 A JPH11198454 A JP H11198454A
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Takayuki Okumura
孝之 奥村
Yoshihiro Osada
嘉浩 長田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】注目点が最大値の濃度レベルであり、両隣接点
が最小値の濃度レベルの場合でも印字幅の縮小が目立た
ないようにする。 【解決手段】8ビットのシストレジスタ18で注目点デ
ータが黒色(濃淡レベルが最大値)であり、かつ注目点
の主走査方向の両隣接点データが白色(濃淡レベルが最
小値)であるような注目点を検出し、検出補正回路20
でそのような注目点の両隣接点の濃淡データを濃くする
ように補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力される画像信
号データを感光体ドラム等の被記録媒体に記録する画像
形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像形成装置では、入力され
た画像信号データを、低コストで、高速に、入力画像の
色に近く、かつ入力画像と同じ姿・形で再現することが
要求されてきたが、現実には入力画像と画像形成装置に
より再現された画像には差異があった。例えば、画像形
成装置の1つであるレーザービームプリンタ( LBP)
は、入力画像としてデジタル画像であるビットマップ画
像を用いており、量子化や標本化を行うために、入力時
点で既にある程度の誤差を含んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えば、入力された画
像信号データの任意の点(1ドット分)に注目した時、
この注目点の濃度レベルが最大値であり、レーザースキ
ャナの主走査方向にその注目点と隣接する点とその逆方
向に隣接する点の濃度レベルが最小値であるような注目
点があった場合、その注目点は幅が狭く再現されるとい
う問題がある。
【0004】この問題の原因について考察すると、図4
(a),(b)に示すように、画像信号データであるビ
デオデータをデジタルで見た場合には全ての点が同じ幅
になるが、実際のLBPで印刷する場合にはアナログビ
デオ信号の電圧がある閾値以上のレベルになっている時
のみレーザーダイオードが点灯する機構になっており、
アナログビデオ信号がある閾値レベル以上になってか
ら、実際にレーザーダイオードが点灯するまでにはある
程度の遅延時間Dがかかることが原因であり、また、ア
ナログ信号がある閾値レベル以下になってから、レーザ
ーダイオードが消灯するまでには殆んど時間がかからな
いことが原因である。このために、レーザーダイオード
が発光している時間は必然的に短くなる。
【0005】よって、アナログビデオ信号の電圧がある
閾値以上のレベルを継続して保っている時系列上の幅を
パルス幅とすると、注目点の濃度レベルが最大値で、そ
の注目点の主走査方向の両隣接点の濃度レベルが最大値
であったならば、長いパルス幅ができ、レーザーダイオ
ードはレーザースキャナが注目点から最大値の濃度レベ
ルを持つ隣接点にかけて、すなわち最大値の濃度レベル
を持つ隣接点から注目点にかけて走査する時継続して点
灯するために、レーザーダイオードが点灯するまでの遅
延時間は同じであっても、表示幅の縮小はあまり目立た
ない(図4(a)参照)。しかし、注目点が最大値の濃
度レベルであり、その注目点の主走査方向の両隣接点が
最小値の濃度レベルであったならば、短いパルス幅がで
き、レーザーダイオードが点灯すべき時間に占めるレー
ザーダイオードが点灯するまでの遅延時間の割合は大き
くなり、印字幅の縮小が目立つようになってしまう(図
4(b)参照)という問題となる。
【0006】そのために、図2に示す画像形成装置のビ
デオデータを格納するVRAM21から転写紙17まで
の構成の各出力信号を示す図3(a)のように、注目点
が最大値の濃度レベルであり、その注目点の主走査方向
の両隣接点が最小値の濃度レベルの場合には、論理回路
1の出力信号である4の山部分の幅4aと谷部分の幅4
bとが4a≒4bとなるが、LBPにより印刷される転
写紙上の濃淡値の山部分の幅17aと谷部分の幅17c
とが17a<17bとなってしまい、トナーの幅が縮小
された状態となって印刷されてしまうという問題があっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題に鑑
みてなされたものであり、入力される画像信号データを
主走査方向または副走査方向に記録する画像形成装置に
おいて、画像信号データの少なくとも1ドット分を注目
点とし、注目点の主走査方向または副走査方向の両隣接
点の濃淡レベルを検出する検出手段と、検出手段で注目
点が最大値の濃度レベルでかつ前記両隣接点が最小値の
濃度レベルを検出した場合に両隣接点の濃淡レベルを濃
くするように補正する検出補正手段とを有する画像形成
装置としたものである。
【0008】なお、記録するものとしては、用紙等の直
接記録媒体でも良く、また感光体に潜像を形成してトナ
ーを付着させる被記録媒体でも良い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。図1は、図2に示すVRAM21と論理
回路1に介在させる構成を示す図であり、本発明の実施
例を示すものである。パーソナルコンピュータなどの情
報処理装置からLBPに送られてきたビデオデータは、
VRAM21に格納された後、レーザースキャナ部で印
字される順(すなわち、主走査方向順)に8ビットのシ
フトレジスタ18に送られる。
【0010】この8ビットのシフトレジスタ18に送ら
れた段階で、注目点、主走査方向に注目点と隣接する
点、およびその逆方向に注目点と隣接する点それぞれの
濃淡レベルに対応するデータを読み、検出補正回路20
へ送る。また、それと並行して8ビットのシフトレジス
タ18内のデータをビデオクロックに同期してシフトさ
せ、新たなビデオデータを読み込む。
【0011】検出補正回路20では、入力された3点の
濃淡データを論理演算し、注目点データが黒色(濃淡レ
ベルが最大値)であり、かつ注目点の両隣接点データが
白色(濃淡レベルが最小値)であるような注目点を検出
された場合に、白色である両隣接点の濃淡データを濃く
するように補正する。また、そのような注目点が検出さ
れなかった場合は、両隣接点の濃淡データをそのまま保
持する。その後、検出補正回路20からの出力として両
隣接点の濃淡データを補正する注目点が検出された場合
は変更された濃淡データを、注目点が検出されなかった
場合はそのまま保持された濃淡データを、4ビットのシ
フトレジスタ19へ送る。
【0012】4ビットのシフトレジスタ19では、検出
補正回路20より送られてきた両隣接点の濃淡データ
を、両隣接点に対応した位置にあるビットに書き込む。
この4ビットのシフトレジスタ19で書き換えられた濃
淡データは、ビデオクロックに同期して順次論理回路1
に送られ、その後レーザードライバ11にまで到達する
と、レーザーダイオード12によりレーザービームに変
換され、レーザービームが回転しているポリゴンミラー
で反射することにより主走査方向に感光体ドラム15上
に照射される。そして、感光体ドラム16のように感光
体ドラム表面は正に帯電しているがレーザービームが当
たった部分は負に帯電し、正の電荷を持つトナーが付着
する。その後、定着過程を経て転写紙17に印刷され
る。
【0013】図3(b)に示すように、図1に示す本発
明の構成により、論理回路1の出力信号である4の山部
分の幅4cと谷部分の幅4dとが4c>4dとなり、L
BPにより印刷される転写紙17上の濃淡値の山部分の
幅17cと谷部分の幅17dとが17c=17dとな
り、トナーの幅が縮小されることがなくなる。
【0014】本実施例では、入力される画像信号データ
を主走査方向に感光体ドラム16に記録し、注目点の主
走査方向の両隣接点の濃淡レベルを検出する場合につい
て説明したが、主走査方向の両隣接点の濃淡レベルを検
出することにより、図1に示すような簡単な構成を付加
することで本発明の実施が可能となる。但し、入力され
る画像信号データを副走査方向に感光体ドラムに記録す
る方法、あるいは注目点の副走査方向の両隣接点の濃淡
レベルを検出する方法としても本実施例と同様の効果を
得ることができる。そのため、本実施例では、LBPの
レーザースキャナで用いた主走査方向の記録について説
明したが、これらに限定されず、ラインヘッドを持つサ
ーマルプリンタやインクジェットプリンタの副走査方向
の記録についても応用できる。
【0015】なお、本実施例では、検出補正回路20で
の濃淡レベルの補正をパルス信号の幅を補正する場合に
ついて説明したが、もっと単純にパルス信号の立ち下が
り時間を遅延させることで行うようにしてもよいし、ア
ナログ信号の電圧レベルを補正することで行なうように
してもよい。
【0016】このような本発明の構成により、縮小した
印刷幅を原稿に忠実な幅に再現できるのみならず、印刷
幅を細くしたり、太くしたりとユーザの好みに合わせ任
意に設定できるという印刷幅調整機能も併せ持つことが
できる。また、パターンマッチングなどの方法を用いて
おらず、2つのシフトレジスタと単純な論理回路で構成
されいるために、回路コストが殆んどかからず、画像表
示装置に要求されるリアルタイム性を失わずに動作でき
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による画像
形成装置によれば、画像信号データの注目点および注目
点の主走査方向または副走査方向の両隣接点の濃淡レベ
ルを検出する検出手段と、検出部で注目点が最大値の濃
度レベルでかつ両隣接点が最小値の濃度レベルを検出し
た場合に両隣接点の濃淡レベルを濃くするように補正す
る検出補正手段とを設けることにより、画像上任意の注
目点が最大値の濃度レベルであり両隣接点が最小値の濃
度レベルであった場合に発生する印刷幅の縮小問題が解
決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像形成装置の一部を示す構成図
【図2】 従来の画像形成装置の一部を示す構成図
【図3】 (a)は、従来の画像信号データのタイミン
グチャートであり、(b)は、本発明の画像信号データ
のタイミングチャート
【図4】 従来の信号の説明図
【符号の説明】
1 :論理回路 2 :同期クロック 3 :同期をとるためのフリップフロップ 4 :出力信号 4a,4c:出力信号の山部分の幅 4b,4d:出力信号の谷部分の幅 5 :ディファレンシャルドライバ 6 :送信信号 7 :ターミネーション 8,10:伝達信号 9 :ディファレンシャルレシーバ 11:レーザードライバ 12:レーザーダイオード 13:フォトダイオード 14:レーザービーム 15:感光体ドラム 16:レーザービームが照射された直後の感光体ドラム 17:転写紙 17a,17c:転写紙上の濃淡値の山部分の幅 17b,17d:紙上の濃淡値の谷部分の幅 18:8ビットシフトレジスタ 19:4ビットシフトレジスタ 20:検出補正回路 21:VRAM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力される画像信号データを主走査方向ま
    たは副走査方向に記録する画像形成装置において、前記
    画像信号データの少なくとも1ドット分を注目点とし、
    該注目点の主走査方向または副走査方向の両隣接点の濃
    淡レベルを検出する検出手段と、該検出手段で前記注目
    点が最大値の濃度レベルでかつ前記両隣接点が最小値の
    濃度レベルを検出した場合に前記両隣接点の濃淡レベル
    を濃くするように補正する検出補正手段とを有すること
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記検出補正部の濃淡レベルの補正は、前
    記画像信号データに基づくパルス信号の幅を補正するこ
    とで行なうことを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】前記検出補正部の濃淡レベルの補正は、前
    記画像信号データに基づくパルス信号の立ち下がり時間
    を遅延させることで行うことを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記検出補正部の濃淡レベルの補正は、前
    記画像信号データに基づくアナログ信号の電圧レベルを
    補正することで行なうことを特徴とする請求項1に記載
    の画像形成装置。
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