JP3588242B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力される画像信号データを感光体ドラム等の被記録媒体に記録する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、画像形成装置では、入力された画像信号データを、低コストで、高速に、入力画像の色に近く、かつ入力画像と同じ姿・形で再現することが要求されてきたが、現実には入力画像と画像形成装置により再現された画像には差異があった。例えば、画像形成装置の1つであるレーザービームプリンタ( LBP) は、入力画像としてデジタル画像であるビットマップ画像を用いており、量子化や標本化を行うために、入力時点で既にある程度の誤差を含んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、入力された画像信号データの任意の点(1ドット分)に注目した時、この注目点の濃度レベルが最大値であり、レーザースキャナの主走査方向にその注目点と隣接する点とその逆方向に隣接する点の濃度レベルが最小値であるような注目点があった場合、その注目点は幅が狭く再現されるという問題がある。
【0004】
この問題の原因について考察すると、図4(a),(b)に示すように、画像信号データであるビデオデータをデジタルで見た場合には全ての点が同じ幅になるが、実際のLBPで印刷する場合にはアナログビデオ信号の電圧がある閾値以上のレベルになっている時のみレーザーダイオードが点灯する機構になっており、アナログビデオ信号がある閾値レベル以上になってから、実際にレーザーダイオードが点灯するまでにはある程度の遅延時間Dがかかることが原因であり、また、アナログ信号がある閾値レベル以下になってから、レーザーダイオードが消灯するまでには殆んど時間がかからないことが原因である。このために、レーザーダイオードが発光している時間は必然的に短くなる。
【0005】
よって、アナログビデオ信号の電圧がある閾値以上のレベルを継続して保っている時系列上の幅をパルス幅とすると、注目点の濃度レベルが最大値で、その注目点の主走査方向の両隣接点の濃度レベルが最大値であったならば、長いパルス幅ができ、レーザーダイオードはレーザースキャナが注目点から最大値の濃度レベルを持つ隣接点にかけて、すなわち最大値の濃度レベルを持つ隣接点から注目点にかけて走査する時継続して点灯するために、レーザーダイオードが点灯するまでの遅延時間は同じであっても、表示幅の縮小はあまり目立たない(図4(a)参照)。しかし、注目点が最大値の濃度レベルであり、その注目点の主走査方向の両隣接点が最小値の濃度レベルであったならば、短いパルス幅ができ、レーザーダイオードが点灯すべき時間に占めるレーザーダイオードが点灯するまでの遅延時間の割合は大きくなり、印字幅の縮小が目立つようになってしまう(図4(b)参照)という問題となる。
【0006】
そのために、図2に示す画像形成装置のビデオデータを格納するVRAM21から転写紙17までの構成の各出力信号を示す図3(a)のように、注目点が最大値の濃度レベルであり、その注目点の主走査方向の両隣接点が最小値の濃度レベルの場合には、論理回路1の出力信号である4の山部分の幅4aと谷部分の幅4bとが4a≒4bとなるが、LBPにより印刷される転写紙上の濃淡値の山部分の幅17aと谷部分の幅17cとが17a<17bとなってしまい、トナーの幅が縮小された状態となって印刷されてしまうという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、入力される画像信号データを主走査方向または副走査方向に記録する画像形成装置において、画像信号データの少なくとも1ドット分を注目点とし、注目点の主走査方向または副走査方向の両隣接点の濃淡レベルを検出する検出手段と、検出手段で注目点が最大値の濃度レベルでかつ前記両隣接点が最小値の濃度レベルを検出した場合に両隣接点の濃淡レベルを濃くするように補正する検出補正手段とを有する画像形成装置としたものである。
【0008】
なお、記録するものとしては、用紙等の直接記録媒体でも良く、また感光体に潜像を形成してトナーを付着させる被記録媒体でも良い。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
図1は、図2に示すVRAM21と論理回路1に介在させる構成を示す図であり、本発明の実施例を示すものである。
パーソナルコンピュータなどの情報処理装置からLBPに送られてきたビデオデータは、VRAM21に格納された後、レーザースキャナ部で印字される順(すなわち、主走査方向順)に8ビットのシフトレジスタ18に送られる。
【0010】
この8ビットのシフトレジスタ18に送られた段階で、注目点、主走査方向に注目点と隣接する点、およびその逆方向に注目点と隣接する点それぞれの濃淡レベルに対応するデータを読み、検出補正回路20へ送る。また、それと並行して8ビットのシフトレジスタ18内のデータをビデオクロックに同期してシフトさせ、新たなビデオデータを読み込む。
【0011】
検出補正回路20では、入力された3点の濃淡データを論理演算し、注目点データが黒色(濃淡レベルが最大値)であり、かつ注目点の両隣接点データが白色(濃淡レベルが最小値)であるような注目点を検出された場合に、白色である両隣接点の濃淡データを濃くするように補正する。また、そのような注目点が検出されなかった場合は、両隣接点の濃淡データをそのまま保持する。その後、検出補正回路20からの出力として両隣接点の濃淡データを補正する注目点が検出された場合は変更された濃淡データを、注目点が検出されなかった場合はそのまま保持された濃淡データを、4ビットのシフトレジスタ19へ送る。
【0012】
4ビットのシフトレジスタ19では、検出補正回路20より送られてきた両隣接点の濃淡データを、両隣接点に対応した位置にあるビットに書き込む。この4ビットのシフトレジスタ19で書き換えられた濃淡データは、ビデオクロックに同期して順次論理回路1に送られ、その後レーザードライバ11にまで到達すると、レーザーダイオード12によりレーザービームに変換され、レーザービームが回転しているポリゴンミラーで反射することにより主走査方向に感光体ドラム15上に照射される。そして、感光体ドラム16のように感光体ドラム表面は正に帯電しているがレーザービームが当たった部分は負に帯電し、正の電荷を持つトナーが付着する。その後、定着過程を経て転写紙17に印刷される。
【0013】
図3(b)に示すように、図1に示す本発明の構成により、論理回路1の出力信号である4の山部分の幅4cと谷部分の幅4dとが4c>4dとなり、LBPにより印刷される転写紙17上の濃淡値の山部分の幅17cと谷部分の幅17dとが17c=17dとなり、トナーの幅が縮小されることがなくなる。
【0014】
本実施例では、入力される画像信号データを主走査方向に感光体ドラム16に記録し、注目点の主走査方向の両隣接点の濃淡レベルを検出する場合について説明したが、主走査方向の両隣接点の濃淡レベルを検出することにより、図1に示すような簡単な構成を付加することで本発明の実施が可能となる。但し、入力される画像信号データを副走査方向に感光体ドラムに記録する方法、あるいは注目点の副走査方向の両隣接点の濃淡レベルを検出する方法としても本実施例と同様の効果を得ることができる。そのため、本実施例では、LBPのレーザースキャナで用いた主走査方向の記録について説明したが、これらに限定されず、ラインヘッドを持つサーマルプリンタやインクジェットプリンタの副走査方向の記録についても応用できる。
【0015】
なお、本実施例では、検出補正回路20での濃淡レベルの補正をパルス信号の幅を補正する場合について説明したが、もっと単純にパルス信号の立ち下がり時間を遅延させることで行うようにしてもよいし、アナログ信号の電圧レベルを補正することで行なうようにしてもよい。
【0016】
このような本発明の構成により、縮小した印刷幅を原稿に忠実な幅に再現できるのみならず、印刷幅を細くしたり、太くしたりとユーザの好みに合わせ任意に設定できるという印刷幅調整機能も併せ持つことができる。また、パターンマッチングなどの方法を用いておらず、2つのシフトレジスタと単純な論理回路で構成されいるために、回路コストが殆んどかからず、画像表示装置に要求されるリアルタイム性を失わずに動作できる。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による画像形成装置によれば、画像信号データの注目点および注目点の主走査方向または副走査方向の両隣接点の濃淡レベルを検出する検出手段と、検出部で注目点が最大値の濃度レベルでかつ両隣接点が最小値の濃度レベルを検出した場合に両隣接点の濃淡レベルを濃くするように補正する検出補正手段とを設けることにより、画像上任意の注目点が最大値の濃度レベルであり両隣接点が最小値の濃度レベルであった場合に発生する印刷幅の縮小問題が解決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一部を示す構成図
【図2】従来の画像形成装置の一部を示す構成図
【図3】(a)は、従来の画像信号データのタイミングチャートであり、
(b)は、本発明の画像信号データのタイミングチャート
【図4】従来の信号の説明図
【符号の説明】
1 :論理回路
2 :同期クロック
3 :同期をとるためのフリップフロップ
4 :出力信号
4a,4c:出力信号の山部分の幅
4b,4d:出力信号の谷部分の幅
5 :ディファレンシャルドライバ
6 :送信信号
7 :ターミネーション
8,10:伝達信号
9 :ディファレンシャルレシーバ
11:レーザードライバ
12:レーザーダイオード
13:フォトダイオード
14:レーザービーム
15:感光体ドラム
16:レーザービームが照射された直後の感光体ドラム
17:転写紙
17a,17c:転写紙上の濃淡値の山部分の幅
17b,17d:紙上の濃淡値の谷部分の幅
18:8ビットシフトレジスタ
19:4ビットシフトレジスタ
20:検出補正回路
21:VRAM
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力される画像信号データを感光体ドラム等の被記録媒体に記録する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、画像形成装置では、入力された画像信号データを、低コストで、高速に、入力画像の色に近く、かつ入力画像と同じ姿・形で再現することが要求されてきたが、現実には入力画像と画像形成装置により再現された画像には差異があった。例えば、画像形成装置の1つであるレーザービームプリンタ( LBP) は、入力画像としてデジタル画像であるビットマップ画像を用いており、量子化や標本化を行うために、入力時点で既にある程度の誤差を含んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
例えば、入力された画像信号データの任意の点(1ドット分)に注目した時、この注目点の濃度レベルが最大値であり、レーザースキャナの主走査方向にその注目点と隣接する点とその逆方向に隣接する点の濃度レベルが最小値であるような注目点があった場合、その注目点は幅が狭く再現されるという問題がある。
【0004】
この問題の原因について考察すると、図4(a),(b)に示すように、画像信号データであるビデオデータをデジタルで見た場合には全ての点が同じ幅になるが、実際のLBPで印刷する場合にはアナログビデオ信号の電圧がある閾値以上のレベルになっている時のみレーザーダイオードが点灯する機構になっており、アナログビデオ信号がある閾値レベル以上になってから、実際にレーザーダイオードが点灯するまでにはある程度の遅延時間Dがかかることが原因であり、また、アナログ信号がある閾値レベル以下になってから、レーザーダイオードが消灯するまでには殆んど時間がかからないことが原因である。このために、レーザーダイオードが発光している時間は必然的に短くなる。
【0005】
よって、アナログビデオ信号の電圧がある閾値以上のレベルを継続して保っている時系列上の幅をパルス幅とすると、注目点の濃度レベルが最大値で、その注目点の主走査方向の両隣接点の濃度レベルが最大値であったならば、長いパルス幅ができ、レーザーダイオードはレーザースキャナが注目点から最大値の濃度レベルを持つ隣接点にかけて、すなわち最大値の濃度レベルを持つ隣接点から注目点にかけて走査する時継続して点灯するために、レーザーダイオードが点灯するまでの遅延時間は同じであっても、表示幅の縮小はあまり目立たない(図4(a)参照)。しかし、注目点が最大値の濃度レベルであり、その注目点の主走査方向の両隣接点が最小値の濃度レベルであったならば、短いパルス幅ができ、レーザーダイオードが点灯すべき時間に占めるレーザーダイオードが点灯するまでの遅延時間の割合は大きくなり、印字幅の縮小が目立つようになってしまう(図4(b)参照)という問題となる。
【0006】
そのために、図2に示す画像形成装置のビデオデータを格納するVRAM21から転写紙17までの構成の各出力信号を示す図3(a)のように、注目点が最大値の濃度レベルであり、その注目点の主走査方向の両隣接点が最小値の濃度レベルの場合には、論理回路1の出力信号である4の山部分の幅4aと谷部分の幅4bとが4a≒4bとなるが、LBPにより印刷される転写紙上の濃淡値の山部分の幅17aと谷部分の幅17cとが17a<17bとなってしまい、トナーの幅が縮小された状態となって印刷されてしまうという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、入力される画像信号データを主走査方向または副走査方向に記録する画像形成装置において、画像信号データの少なくとも1ドット分を注目点とし、注目点の主走査方向または副走査方向の両隣接点の濃淡レベルを検出する検出手段と、検出手段で注目点が最大値の濃度レベルでかつ前記両隣接点が最小値の濃度レベルを検出した場合に両隣接点の濃淡レベルを濃くするように補正する検出補正手段とを有する画像形成装置としたものである。
【0008】
なお、記録するものとしては、用紙等の直接記録媒体でも良く、また感光体に潜像を形成してトナーを付着させる被記録媒体でも良い。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
図1は、図2に示すVRAM21と論理回路1に介在させる構成を示す図であり、本発明の実施例を示すものである。
パーソナルコンピュータなどの情報処理装置からLBPに送られてきたビデオデータは、VRAM21に格納された後、レーザースキャナ部で印字される順(すなわち、主走査方向順)に8ビットのシフトレジスタ18に送られる。
【0010】
この8ビットのシフトレジスタ18に送られた段階で、注目点、主走査方向に注目点と隣接する点、およびその逆方向に注目点と隣接する点それぞれの濃淡レベルに対応するデータを読み、検出補正回路20へ送る。また、それと並行して8ビットのシフトレジスタ18内のデータをビデオクロックに同期してシフトさせ、新たなビデオデータを読み込む。
【0011】
検出補正回路20では、入力された3点の濃淡データを論理演算し、注目点データが黒色(濃淡レベルが最大値)であり、かつ注目点の両隣接点データが白色(濃淡レベルが最小値)であるような注目点を検出された場合に、白色である両隣接点の濃淡データを濃くするように補正する。また、そのような注目点が検出されなかった場合は、両隣接点の濃淡データをそのまま保持する。その後、検出補正回路20からの出力として両隣接点の濃淡データを補正する注目点が検出された場合は変更された濃淡データを、注目点が検出されなかった場合はそのまま保持された濃淡データを、4ビットのシフトレジスタ19へ送る。
【0012】
4ビットのシフトレジスタ19では、検出補正回路20より送られてきた両隣接点の濃淡データを、両隣接点に対応した位置にあるビットに書き込む。この4ビットのシフトレジスタ19で書き換えられた濃淡データは、ビデオクロックに同期して順次論理回路1に送られ、その後レーザードライバ11にまで到達すると、レーザーダイオード12によりレーザービームに変換され、レーザービームが回転しているポリゴンミラーで反射することにより主走査方向に感光体ドラム15上に照射される。そして、感光体ドラム16のように感光体ドラム表面は正に帯電しているがレーザービームが当たった部分は負に帯電し、正の電荷を持つトナーが付着する。その後、定着過程を経て転写紙17に印刷される。
【0013】
図3(b)に示すように、図1に示す本発明の構成により、論理回路1の出力信号である4の山部分の幅4cと谷部分の幅4dとが4c>4dとなり、LBPにより印刷される転写紙17上の濃淡値の山部分の幅17cと谷部分の幅17dとが17c=17dとなり、トナーの幅が縮小されることがなくなる。
【0014】
本実施例では、入力される画像信号データを主走査方向に感光体ドラム16に記録し、注目点の主走査方向の両隣接点の濃淡レベルを検出する場合について説明したが、主走査方向の両隣接点の濃淡レベルを検出することにより、図1に示すような簡単な構成を付加することで本発明の実施が可能となる。但し、入力される画像信号データを副走査方向に感光体ドラムに記録する方法、あるいは注目点の副走査方向の両隣接点の濃淡レベルを検出する方法としても本実施例と同様の効果を得ることができる。そのため、本実施例では、LBPのレーザースキャナで用いた主走査方向の記録について説明したが、これらに限定されず、ラインヘッドを持つサーマルプリンタやインクジェットプリンタの副走査方向の記録についても応用できる。
【0015】
なお、本実施例では、検出補正回路20での濃淡レベルの補正をパルス信号の幅を補正する場合について説明したが、もっと単純にパルス信号の立ち下がり時間を遅延させることで行うようにしてもよいし、アナログ信号の電圧レベルを補正することで行なうようにしてもよい。
【0016】
このような本発明の構成により、縮小した印刷幅を原稿に忠実な幅に再現できるのみならず、印刷幅を細くしたり、太くしたりとユーザの好みに合わせ任意に設定できるという印刷幅調整機能も併せ持つことができる。また、パターンマッチングなどの方法を用いておらず、2つのシフトレジスタと単純な論理回路で構成されいるために、回路コストが殆んどかからず、画像表示装置に要求されるリアルタイム性を失わずに動作できる。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による画像形成装置によれば、画像信号データの注目点および注目点の主走査方向または副走査方向の両隣接点の濃淡レベルを検出する検出手段と、検出部で注目点が最大値の濃度レベルでかつ両隣接点が最小値の濃度レベルを検出した場合に両隣接点の濃淡レベルを濃くするように補正する検出補正手段とを設けることにより、画像上任意の注目点が最大値の濃度レベルであり両隣接点が最小値の濃度レベルであった場合に発生する印刷幅の縮小問題が解決できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一部を示す構成図
【図2】従来の画像形成装置の一部を示す構成図
【図3】(a)は、従来の画像信号データのタイミングチャートであり、
(b)は、本発明の画像信号データのタイミングチャート
【図4】従来の信号の説明図
【符号の説明】
1 :論理回路
2 :同期クロック
3 :同期をとるためのフリップフロップ
4 :出力信号
4a,4c:出力信号の山部分の幅
4b,4d:出力信号の谷部分の幅
5 :ディファレンシャルドライバ
6 :送信信号
7 :ターミネーション
8,10:伝達信号
9 :ディファレンシャルレシーバ
11:レーザードライバ
12:レーザーダイオード
13:フォトダイオード
14:レーザービーム
15:感光体ドラム
16:レーザービームが照射された直後の感光体ドラム
17:転写紙
17a,17c:転写紙上の濃淡値の山部分の幅
17b,17d:紙上の濃淡値の谷部分の幅
18:8ビットシフトレジスタ
19:4ビットシフトレジスタ
20:検出補正回路
21:VRAM
Claims (4)
- 入力される画像信号データを主走査方向または副走査方向に記録する画像形成装置において、前記画像信号データの少なくとも1ドット分を注目点とし、該注目点の主走査方向または副走査方向の両隣接点の濃淡レベルを検出する検出手段と、該検出手段で前記注目点が最大値の濃度レベルでかつ前記両隣接点が最小値の濃度レベルを検出した場合に前記両隣接点の濃淡レベルを濃くするように補正する検出補正手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
- 前記検出補正部の濃淡レベルの補正は、前記画像信号データに基づくパルス信号の幅を補正することで行なうことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記検出補正部の濃淡レベルの補正は、前記画像信号データに基づくパルス信号の立ち下がり時間を遅延させることで行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記検出補正部の濃淡レベルの補正は、前記画像信号データに基づくアナログ信号の電圧レベルを補正することで行なうことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00693398A JP3588242B2 (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00693398A JP3588242B2 (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11198454A JPH11198454A (ja) | 1999-07-27 |
JP3588242B2 true JP3588242B2 (ja) | 2004-11-10 |
Family
ID=11652066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00693398A Expired - Fee Related JP3588242B2 (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3588242B2 (ja) |
-
1998
- 1998-01-16 JP JP00693398A patent/JP3588242B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11198454A (ja) | 1999-07-27 |
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