JP2004009415A - 画像形成装置 - Google Patents

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田中 貢
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Abstract

【課題】マルチビーム方式の画像形成装置において光源の寸法上の制約等により精度(取り付け感度)のバラツキが生じバンディング等(横スジムラ)の画質劣化となる。
の要因を低減する。
【解決手段】2ラインのマルチビーム方式を仮定すると第1ラインを形成する変調方式を高解像度パルス幅変調第2ラインを形成する変調方式を高階調性パルス幅変調方式として、ライン毎に切り換える特徴をもった画像形成装置を提供する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像形成装層に関し、複数のレーザ変調手段を有し入力された画像データからパルス幅変調する変調方式をそれぞれレーザ光毎に行う事により解像度変換が可能な画像形成装置。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来の画像形成装置であるレーザービームプリンタの概略構成図を示す。このプリンタは所定のインターフェイスケーブルを介してコンピュータ(パソコン)と接続されており、コンピュータが処理した情報の結果を記録紙上に印字し出力する端末装置である。
【0003】
更に近年はより高速化をめざしその手法の一つにマルチビーム化の手段がすでに報告されているこれは、画像情報に応じてレーザビームをポリゴンミラーによって偏向し走査する事により感光帯に露光を施し画像を形成していた。
【0004】
このレーザビームによる1画面の露光の所用時間を短縮するには複数のレーザビームを用いて複数のライン走査を同時に行うマルチビーム走査が有効である。
【0005】
例えば2ラインの走査を同時に行う事により、原理的には露光の所用時間は1ラインずつ行う場合の1/2となる。
【0006】
図3において301は画像信号が入力される信号処理部である。なお画像信号は図示しない画像入力部を介して入力され、その信号としてはR(レッド)G(グリーン)B(ブルー)成分を含むカラー画像零号が入力されるとするが、このカラー画像信号に限定されるものでは無く従来の白黒プリンタでも同様に画像データが転送される画像信号処理部301に入力された信号は所定の信号処理が施されレーザドライバに送出されアンプ302.303似て変調信号を増幅し半導体レーザ304.305を駆動する。
【0007】
半導体レーザ304.305より出力された信号はポリゴンミラー306F−θレンズ307反射ミラー308を介して感光ドラム309上を露光する。
【0008】
つぎにプリント工程について図4を基に説明する。まず帯電工程401において感光ドラム309の表層は光導伝帯を積層する事により感光ドラムの表面を均一に帯電するつぎにレーザ露光プロセス402で前述した様に入力された画像情報に応じて変調駆動さら発光したレーザ光で感光ドラム309上を走査する事により、レーザ光に応じた静電気力で静電線像が形成されるさらに現像プロセス403において、形成された静電線像を可視化するためにトナーによって現像が行われる。
【0009】
現像工程403では、露光工程402で形成された静電潜像を可視像化する為各色の現像が行われるが現像工程403の詳細を図5に示す現像ローラ500の構成を基に説明する。現像ローラ500は固定マグネット503とその外周を回転する磁性シリンダ(スリーブ)504とから成り、トナー502はスリーブ504との摩擦で帯電する。感光ドラム309とスリーブ504との間では数百ミクロンの間隔を保ちその交番磁界中でトナー502を飛翔させながら露光工程402で形成された静電潜像に従ってトナー502を感光ドラム309上に付着させる事により可視像化する。この様に現像工程403において静電潜像に従ったトナー502による可視像化が行われる。
【0010】
図4に示す転写工程404において供給工程409より供給されたプリント用紙の同期化をとって感光ドラム309に接触させ、図示しない転写帯電機でプリント用紙の表面にトナーと反対極性の電荷を与える事により感光ドラム309上のトナーをプリント用紙に写し取る。可視像が写し取られた感光ドラム309はドラムクリーニング工程406において感光ドラム上の残留トナーを図示しないクリーニングブレードにより除去する。尚これまでの、露光工程402、現像工程403転写工程404ドラムクリーニング工程406の各工程は使用される色数に応じてY,M,C,Kそれぞれ4回線り返され全ての色について転写が終了したら、次の分離工程405で上述の転写工程404においてトナー像が転写されたプリント用紙を感光ドラム309より分離し、定着工程407においてプリント用紙上に転写されたトナーに対して、図示しない定着ローラにより加熱定着が施され、トナー像がプリント用紙に定着された後、排紙工程408でトナー像が定着されプリント用紙が排出される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来例では複数のレーザビーム光がそれぞれ独立して感光面上を走査する事により各々のレーザビーム取り付け精度及び感度のバラツキによる差異が生じ高画質化が困難であり結果的に画質劣化と言う問題が生じる。
【0012】
そこで、本発明の目的は複数のレーザビーム光に対し入力された画像データを各々独立にパルス幅変調方式をもうけ変調する事により、各ビーム間のバラツキを吸収し結果的により高品位な画像及びより安定した画像を得る事が可能な画像形成装置を提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は入力された画像データを所定の信号処理を施しレーザ光を変調し画像を形成する装置において、複数のレーザ光にて画像を形成する場合のレーザ光走査毎に変調方式の異なる変調を用いる事により解像度変換を行ない結果的に高画質な画像形成法を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】
本実施形態を図1及び図2に基づき説明する。本例では、画像形成装置の全体的な流れについては従来例と同様なので説明は省略し且つ同一部分については同一符号とする。
【0015】
信号処理部301内のROM101の入力端子にA/D変換された各8ビットのカラー画像がR,G,B信号として入力される。ROM501では輝度信号であるR,G,B信号を濃度信号であるY,M,C,K信号に変換する処理を行うこの変換処理を行うために下記の式(1)〜(3)で示された係数を用いて入力信号00(HEX)からFF(HEX)に対応したデータを図示しないLUT(ルックアップテーブル)から出力する。
【0016】
Y=−log(aB)…‥(1)
M=−log(aB)…‥(2)
C=−log(aB)‥…(3)
ROM101から出力されたY,M,C,k信号の各8ビットのデータはセレクタを介してUCR(下色除去)回路102に入力される。このUCR回路102ではMin(最小値)検出回路と変換テーブルとを用いた公知の下色除去法によるマスキング処理を施してY,M,C,K信号の各々が/VDO7〜/VDO0の8ビットとしてコントローラより順次出力される。尚、/VDO7が最上位ビット(MSB)で/VDOが最下位ビット(LSB)で表され、/VDO7〜/VDO0のデータが00HEXを示す場合最大濃度、一方FFHEXを示す場合は印字しない事とする。
【0017】
画像CLKに同期して転送されて来た/VDO7〜/VDOのテ一夕は一旦FiFoメモリ103に順次書き込まれる。第一ラインの書き込みが終了すると、次ラインの水平同期信号(LSYNC)に従ってFiFoメモリの書き込みバンクが切り替えられ、次の第ニラインの書き込みが行われると同時に、既にかき込んである第一ラインの読み出しをPCLK(ピクセルクロック)に同期して読み出される。ここで読み出した画像データは後段のΓ変換回路104に入力される。
【0018】
Γ変換回路104は一般にテーブルで構成されており、プリンタの環境(温度、湿度)に応じたプロセス条件に従い最適な変換が行われる、Γ変換された8ビットのデータは後段のD/A変換機105に入力され、入力された値に応じて、ディジタル信号からアナログ電圧レベルに変換される。
【0019】
ここでは、/VDO7〜/VDOのデータが00HEXで最小電圧レベルを発生し、逆に/VDO7〜/VDOのデータがFFHEXの時は最大電圧レベルを発生する。その後、コンパレータ106.107のマイナス入力端子にそれぞれ入力される一方、コンパレータ106.107のプラス入力端子には、基準となる三角波が入力されている。
【0020】
この三角波の発生は、クロック発信回路111でPCLKに同期したLSYNC信号が生成されを1ライン単位でリセットすると共に三角波発生回路110に入力されPCLKクロックの正の部分で、コンデンサにチャージして、クロックの負の部分でディスシヤージする事のより前述の三角波ABを生成するPCLKに同期した三角波Aが発生する系とPCLKの1/2周期に同期した三角波Bがそれぞれのコンパレータ106.107に入力される。
【0021】
この様子をタイミング図2を用い説明する。
【0022】
PCLKに同期してデータVO7〜VDO0が出力されそのデータに応じてD/A変換が施され、アナログ電圧レベルに変換される。一方、基準となるPCLKに同期した三角波が生成され三角波AとPCLKの1/2周期に同期した三角波Bが生成される。
【0023】
このそれぞれの三角波と先程のアナログ電圧レベルを比較する。
【0024】
ここでコンパレータは、基準である三角波とアナログ電圧レベルの比較を行い三角波よりアナログ電圧レベルが高い場合にレーザがONする。
【0025】
逆にアナログ電圧レベルが低い場合はOFFする事でレーザのON/OFFが出来る。
【0026】
この様なタイミングにて、それぞれパルス幅変調を行い半導体レーザ108.109を駆動する。
【0027】
レーザ駆動信号のON/OFFのパルス幅に応じて画像の濃淡が表現される事となる。
【0028】
ここでは、高解像度を表現できるレーザ駆動108と高階調性を表現できるレーザ駆動109に分ける事となる。
【0029】
つぎに、解像度と階調性について図6及び図7をもとに述べる。
【0030】
一般に、解像度と階調性はトレードオフの関係に有る。
【0031】
解像度を上げる為に1画素に相当するレーザの変調周期を短くするとプリント解像度を上げる事は出来るが、再現できる階調数が減ってしまうつまり入力信号レベルに対応したレーザ光変調を行っても最終的なプリント出力における階調再現能力に限界が有る為に所定レベル以下の微妙な濃度差を再現する事は出来ない。
【0032】
また、逆に再現できる階調数を多くする為にはプリント画像を構成するに付き所定サイズ以上のドットサイズが必要であり、この為にプリント解像度を一定以下に下げる必要がある。
【0033】
この為写真のように微少な階調差の再現が必要な場合はプリント解像度を下げる必要があり一方の文字、線画等はボケてしまっていた。
【0034】
また逆に文字、線画等をくっきりとシャープに再現する為にプリント解像度を上げる(レーザで照射するドットサイズを小さくする)は、前述の階調能力が低下する為写真等の中間調再現が低下するつまり解像度が高いと階調性が低く、逆に解像度が低いと階調性にすぐれている。
【0035】
これはトナーの孤立ドット再現性に起因した問題で、これまでも両立する手法例えばディザ法等提案されている。また上記パルス幅変調もその一つである。
【0036】
つぎに、孤立ドットをイメージした図を図8に示す。
【0037】
図8は従来のシングルビームによるドットイメージ図である。
【0038】
図9にはマルチビームによるドットイメージ図である。
【0039】
しかしながら隣接する複数のラインを同時に走査するマルチビームでは、光源の寸法上の制約からラインピッチの縮小に限界が有り高解像度化に困難が有る。また組み付けのバラツキ及び感度のバラツキ等により前記図8に湿すような孤立ドットにはならずに図9の様にズレが生じてしまい、これが高画質化を妨げる要因の一つであるバンディング(横スジ)として現れてしまう。
【0040】
そこで、今回提案した様に第一ラインは高解像度の変調方式をもちい第二ラインは高階調性の変調方式を用い図10の様にライン単位に切り替える事により、前述のバンディングを低減し高画質化をはかる事が可能となった。
【0041】
本実施形態では、各々のマルチビームを高解像度用の変調方式と高階調方式の変調方式でライン単位に切り替えて感光ドラム上に走引していたが、この様な画像形成方式に限定される物ではない、例えば複写機ファクシミリ装置等に適用しても同等の効果を得る事が可能である。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、マルチビーム方式にて高速化がはかられた、画像形成装置において、マルチビームによる弊害を変調方式に差異を設けることにより軽減する事が可能となり、高画質化がはかられた画像形成装置を提供する事が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の動作概要を説明した概要ブロック図である。
【図2】図1の動作を示すタイミング図である。
【図3】従来の動作概要を示す概要ブロック図である。
【図4】プリント工程における動作を示す概要ブロック図である。
【図5】トナーカートリッジの動作を示す概要ブロック図である。
【図6】解像度の違いによって表現できる濃度レベルを示す説明図である。
【図7】解像度と階調性を示す説明図である。
【図8】シングルビームによるドット形成のイメージ図である。
【図9】マルチビームによるドット形成のイメージ図である。
【図10】本発明のマルチビームによるドット形成のイメージ図である。
【符号の説明】
101 変換テーブルメモリ部
102 UCR制御部
103 FiFoメモリ部
104 Γ変換部
105 D/A変換部
106、107 コンパレータ部
108、109 半導体レーザ部
110 三角波発生回路部
111 クロック発生部
301 画像処理部
302、303 レーザ変調部
304、305 半導体レーザ部
306 ポリゴンミラー部
307 F−θレンズ部
308 反射ミラー部
309 感光体ドラム
401 帯電工程
402 レーザ露光工程
403 現像工程
404 転写工程
405 分離工程
406 ドラムクリーニング工程
407 定着工程
408 排紙工程
409 給紙工程
500 現像ローラ部
501 マグネット
502 スリーブ
503 トナー

Claims (3)

  1. マルチビーム方式(n=2以上)手段を有した2以上のN個のレーザビームを変調しNラインの露光走査を同時に形成する画像形成装置において、それぞれ異なるレーザビーム変調方式を有し、各レーザビームの取り付け精度及び感度のバラツキにて生じるバンディング等(横スジ)の画質劣化を軽減しより高画質化をはかる画像形成装置である。
  2. 前記、マルチビーム方式手段は、複数のレーザ光で被走査上に画像形成を行う装置で有って複数のレーザ光を発する光源とレーザ光の変調方式をそれぞれ異なる変調を用いる事を特徴とした画像形成装置。
  3. 前記、レーザ光変調手段は、入力された画像データに基づいてパルス幅変調を行って変調信号を生成する変調手段である。
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