JPH1119829A - ワーク仮置台 - Google Patents

ワーク仮置台

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JPH1119829A
JPH1119829A JP17422997A JP17422997A JPH1119829A JP H1119829 A JPH1119829 A JP H1119829A JP 17422997 A JP17422997 A JP 17422997A JP 17422997 A JP17422997 A JP 17422997A JP H1119829 A JPH1119829 A JP H1119829A
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JP
Japan
Prior art keywords
axle housing
receiving plate
work
handling robot
work piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP17422997A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Takeuchi
英雄 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Press Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Press Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Press Kogyo Co Ltd filed Critical Press Kogyo Co Ltd
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Publication of JPH1119829A publication Critical patent/JPH1119829A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクスルハウジングをハンドリングロボット
に正確にセンターリングさせ、正確に把持させることの
できるワーク仮置台を提供する。 【解決手段】 ハンドリングロボット20,21間に配
置され、一方のハンドリングロボット20で把持された
アクスルハウジング2を他のハンドリングロボット21
に受け渡すべく仮置するためのワーク仮置台1におい
て、架台5の両端部にアクスルハウジング2の両端を保
持するワーク受けプレート7を上記アクスルハウジング
2の長手方向にスライド可能に設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンドリングロボ
ット間に配置されるワーク仮置台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アクスルハウジングの加工ラインには、
図6に示すように、アクスルハウジング2を搬送するコ
ロコンベヤ40や、コロコンベヤ40上のアクスルハウ
ジング2を把持して移送するハンドリングロボット20
や、ハンドリングロボット20に把持されて移送されて
きたアクスルハウジング2に溶接等の加工を施す加工ロ
ボット41や、同様に移送されてきたアクスルハウジン
グ2に小物部品(図示せず)をセットする組付けロボッ
ト42や、ハンドリングロボット20に把持されたアク
スルハウジング2を仮置するためのワーク仮置台43等
が配設されている。
【0003】ハンドリングロボット20,21は、それ
ぞれ流れ方向44に所定間隔を隔てて配置されており、
図7に示すように、床上に固定される基台45上に俯仰
・捻転自在なアーム46を旋回自在に設けてなるもので
ある。アーム46の先端にはアクスルハウジング2をセ
ンターリングしつつ把持するためのハンド部23が設け
られている。
【0004】ワーク仮置台43は、ハンドリングロボッ
ト20,21の間にそれぞれ配設されており、図8及び
図9に示すように、床に固定される架台47と、架台4
7上に固定されアクスルハウジング2の両端を保持する
一対のワーク受け治具48,48とからなる。それぞれ
のワーク受け治具48,48の上部中央にはV字状の切
込み49が形成されており、アクスルハウジング2の端
部13を載置するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ハンドリン
グロボット21でワーク仮置台43上のアクスルハウジ
ング2を把持するときには、予め図示しない芯出しユニ
ットでアクスルハウジング2を動かしてセンターリング
を行うが、ワーク仮置台43上に仮置きされるアクスル
ハウジング2の外板50には加工ロボット41で溶接加
工する時に飛び散った溶接スパッター(図示せず)が無
数に溶着しているため、溶接スパッターがワーク受け治
具48,48に当たってアクスルハウジング2の移動を
妨害し、センターリングの精度にばらつきを発生させ、
ハンドリングロボット21によるアクスルハウジング2
の正確な把持を阻害するという課題があった。
【0006】そして、ライン下流側の工程において、部
品取付位置の精度不良が発生したり、溶接位置の狙いず
れが発生したりするため、検査工程や手直し工程に多く
の人材を割かねばならず、また、ラインの稼働ロスを増
加させてしまうなど多岐に亘る品質不良に絡む無駄が課
題となっている。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、アクスルハウジングをハンドリングロボット21に
正確にセンターリングさせ、正確に把持させることので
きるワーク仮置台を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、ハンドリングロボット間に配置され、一方
のハンドリングロボットで把持されたアクスルハウジン
グを他のハンドリングロボットに受け渡すべく仮置する
ためのワーク仮置台において、架台の両端部にアクスル
ハウジングの両端を保持するワーク受けプレートを上記
アクスルハウジングの長手方向にスライド可能に設けた
ものである。
【0009】また、上記架台と上記ワーク受けプレート
の間に上記アクスルハウジング受渡し後に上記ワーク受
けプレートを所定位置に戻すバネ手段を設けるとよい。
【0010】そして、上記ワーク受けプレートが、上記
アクスルハウジングの両端部を保持するV字状の切込み
を有するものとするとよい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の好適実施の形態を添付図
面に基づいて詳述する。
【0012】図1に示すように、ワーク仮置台1は、ア
クスルハウジング2を載置できるように横長に形成さ
れ、長手方向の両端に中央部3よりも高く形成されてな
るベース部4を有する架台5と、それぞれのベース部4
上に設けられたスライド装置6と、スライド装置6に設
けられアクスルハウジング2の両端を保持するワーク受
けプレート7と、ベース部4とワーク受けプレート7の
間に設けられアクスルハウジング2受渡し後にワーク受
けプレート7を所定位置に戻すリセット装置(バネ手
段)8とからなる。
【0013】スライド装置6は、架台5の長手方向に延
びるようにベース部4上に固定された一本のレール9
と、レール9上に走行自在に設けられてスライドするス
ライダー10とからなる。
【0014】レール9は、両側に長手方向に延びる溝部
11が形成されている。
【0015】スライダー10は、内部に複数のベアリン
グ(図示せず)を有する立方体状の走行台車であり、レ
ール9上を小さな摩擦力で円滑にスライド走行するよう
になっている。また、スライダー10は、レール9の溝
部11に係合する凸部12を有し、レール9から容易に
外れないようになっている。
【0016】ワーク受けプレート7は、スライダー10
に起立して固定されており、上部中央にアクスルハウジ
ング2の端部13を保持するためのV字状の切込み14
を有する。また、切込み14の上縁には、アクスルハウ
ジング2の端部13を受ける焼入れ済みのワーク受けチ
ップ15が設けられており、切込み14の中にアクスル
ハウジング2を安定して保持するようになっている。
【0017】リセット装置8は、スライダー10のスラ
イド方向に沿って延びワーク受けプレート7に摺動自在
に貫通するシャフト16と、シャフト16の両端をベー
ス部4上に固定する一対のシャフトホルダー17,17
と、シャフト16の外周に適宜離間して同心円状に巻か
れ、各シャフトホルダー17とワーク受けプレート7と
の間にそれぞれ設けられた一対のスプリング18,18
とからなる。
【0018】シャフトホルダー17,17は、立方体状
の形状を有し、ベース部4上に固定されている。また、
シャフトホルダー17,17には、シャフト16を貫通
させて固定する固定孔19が形成されており、シャフト
16をベース部4から所定高さ浮かせた状態で固定する
ようになっている。
【0019】スプリング18,18は、それぞれシャフ
トホルダー17とワーク受けプレート7の間で圧縮され
ており、ワーク受けプレート7をそれぞれ他方のスプリ
ング18の方向へ弾発的に付勢するようになっている。
【0020】次に作用を述べる。
【0021】ワーク仮置台1を介してハンドリングロボ
ット20、21間でアクスルハウジング2の受渡しを行
う場合、図5(a)に示すように、まず、上流側のハン
ドリングロボット20でワーク仮置台1上にアクスルハ
ウジング2を載置する。このとき、アクスルハウジング
2は、円筒状の両端部13,13をワーク受けプレート
7の切込み14内に挟むようにして支持され、V字状の
切込み14によって常に端部13の径の中心をV字の中
央上に位置させる。
【0022】次に下流側のハンドリングロボット21で
ワーク仮置台1上のアクスルハウジング2をセンターリ
ングしながら把持する。
【0023】アクスルハウジング2のセンターリング
は、図2及び図3に示すように、アクスルハウジング2
中央部に形成された平面視円形の孔部22にハンド部2
3の芯出しユニット24を挿入し、芯出しユニット24
からアクスルハウジング2の両端方向に向けて一対のロ
ッド状の芯出し部25を同速度で伸長させることにより
行う。
【0024】アクスルハウジング2が長手方向に位置ず
れしている場合、一方の芯出し部25の先端に設けられ
たセンターリングブロック26が他方の芯出し部25の
先端に設けられたセンターリングブロック26よりも早
く孔部22の内周に当たり、アクスルハウジング2を動
かしながら伸びる。
【0025】このとき、図5(b)に示すように、アク
スルハウジング2と共にスライダー10に設けられたワ
ーク受けプレート7も動くため、アクスルハウジング2
の外板に無数の溶接スパッター(図示せず)が溶着して
いてもアクスルハウジング2の移動は阻害されず、確実
に正確な位置にセンターリングすることができる。
【0026】また、ワーク受けプレート7が動く際、ワ
ーク受けプレート7にはスプリング18,18によっ
て、元の位置に戻そうとする力が作用するが、スプリン
グ18の付勢力は極めて小さく、ワーク受けプレート7
の移動に影響を与えることはない。
【0027】そして、両方の芯出し部25が伸長しきっ
たときにアクスルハウジング2は完全にセンターリング
され、伸長しきった一対の芯出し部25に移動しないよ
うに保持される。
【0028】アクスルハウジング2の把持は、図2及び
図4に示すように、芯出し部25でアクスルハウジング
2を保持した状態のままハンド部23のクランプユニッ
ト27から孔部22の縁部に向けて3つのクランプアー
ム28を延ばし、クランプアーム28とハンド部23の
先端に設けられたパット29との間に孔部22の縁部3
0を挟み込むことにより行う。
【0029】このとき、それぞれのクランプアーム28
は、孔部22の縁部30を放射状に等間隔で挟むため、
確実かつ安定してアクスルハウジング2を把持すること
ができる。
【0030】そして、図5(c)に示すように、ハンド
リングロボット21でワーク仮置台1からアクスルハウ
ジング2を持ち上げると、それぞれのワーク受けプレー
ト7は、スプリング18,18によってシャフトホルダ
ー17,17間の中央の位置に戻され、待機状態にリセ
ットすることができる。そして、順次アクスルハウジン
グ2が送られてくるたびに上述の動作を繰り返すことと
なる。
【0031】なお、リセット装置8は上述のものに限る
ものではなく、例えばスライド装置6のスライダー10
を一対のスプリングで挟み、アクスルハウジング2を持
ち上げた後、ワーク受けプレート7を所定の位置に戻す
ようにしたものであってもよい。
【0032】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を奏する。
【0033】(1)アクスルハウジングをハンドリング
ロボットに正確にセンターリングさせ、正確に把持させ
ることができる。
【0034】(2)ハンドリングロボット間のアクスル
ハウジングの受け渡しを連続的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施の形態を示すワーク仮置台の
斜視図である。
【図2】ハンドリングロボットに把持された状態を示す
アクスルハウジングの要部拡大平面図である。
【図3】図2のIII −III 線矢視断面図である。
【図4】図2のIV−IV線矢視断面図である。
【図5】ワーク仮置台の動作説明図である。
【図6】アクスルハウジングの生産ラインの概略平面図
である。
【図7】ハンドリングロボットの側面図である。
【図8】従来のワーク仮置台の側面図である。
【図9】図8のIX−IX線矢視図である。
【符号の説明】
1 ワーク仮置台 2 アクスルハウジング 5 架台 7 ワーク受けプレート 8 リセット装置(バネ手段) 13 端部 14 切込み 20 ハンドリングロボット 21 ハンドリングロボット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドリングロボット間に配置され、一
    方のハンドリングロボットで把持されたアクスルハウジ
    ングを他のハンドリングロボットに受け渡すべく仮置す
    るためのワーク仮置台において、架台の両端部にアクス
    ルハウジングの両端を保持するワーク受けプレートを上
    記アクスルハウジングの長手方向にスライド可能に設け
    たことを特徴とするワーク仮置台。
  2. 【請求項2】 上記架台と上記ワーク受けプレートの間
    に上記アクスルハウジング受渡し後に上記ワーク受けプ
    レートを所定位置に戻すバネ手段を設けた請求項1に記
    載のワーク仮置台。
  3. 【請求項3】 上記ワーク受けプレートが、上記アクス
    ルハウジングの両端部を保持するV字状の切込みを有す
    る請求項1又は2に記載のワーク仮置台。
JP17422997A 1997-06-30 1997-06-30 ワーク仮置台 Pending JPH1119829A (ja)

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JP17422997A JPH1119829A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 ワーク仮置台

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JP17422997A JPH1119829A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 ワーク仮置台

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JPH1119829A true JPH1119829A (ja) 1999-01-26

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JP17422997A Pending JPH1119829A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 ワーク仮置台

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1702711A2 (de) * 2005-03-14 2006-09-20 Schenck Final Assembly Products GmbH Verfahren zur Durchführung von Schraub- und/oder Einstellarbeiten an Achsen für Kraftfahrzeuge bei der Produktion
KR101440994B1 (ko) * 2013-04-16 2014-09-17 티아이씨(주) 프런트액슬 하우징 어셈블리 용접 지그

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1702711A2 (de) * 2005-03-14 2006-09-20 Schenck Final Assembly Products GmbH Verfahren zur Durchführung von Schraub- und/oder Einstellarbeiten an Achsen für Kraftfahrzeuge bei der Produktion
EP1702711A3 (de) * 2005-03-14 2008-07-30 Schenck Final Assembly Products GmbH Verfahren zur Durchführung von Schraub- und/oder Einstellarbeiten an Achsen für Kraftfahrzeuge bei der Produktion
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