JPH11197390A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH11197390A
JPH11197390A JP10284473A JP28447398A JPH11197390A JP H11197390 A JPH11197390 A JP H11197390A JP 10284473 A JP10284473 A JP 10284473A JP 28447398 A JP28447398 A JP 28447398A JP H11197390 A JPH11197390 A JP H11197390A
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JP
Japan
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signal
door
washing machine
unbalance
washing
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Application number
JP10284473A
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English (en)
Inventor
Gakujitsu Kin
學實 金
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Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯槽のアンバランスを感知する時、湿気及
び異物等による誤動作の発生を防止できるアンバランス
感知装置を具備した洗濯機を提供する。 【解決手段】ガラスチューブ内に封入されるリードスイ
ッチと、水槽の上部に取付けられてリードスイッチを動
作させる磁石と、リードスイッチを収容し、ドアのヒン
ジ軸に設けられてドアの開閉動作により回動するレバー
と、そしてリードスイッチのオン/オフ状態により制御
部に信号を入力させる信号入力手段とを含むアンバラン
ス感知装置を具備する。制御部は信号入力手段から24
−449msecの持続時間を有する所定大きさの直流
電圧信号が予め設定された所定回数以上入力されれば洗
濯槽がアンバランス回転すると判断し、信号入力手段か
ら入力される所定大きさの直流電圧信号が450mse
c以上持続されればドアが開いていると判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアンバランス感知装
置を具備した洗濯機とその制御方法に係り、特に、磁石
と磁気駆動型リードスイッチを使用して湿気による誤動
作を防止でき、非常に簡単な構成でなされたアンバラン
ス感知装置を具備した洗濯機及びアンバランス感知装置
を利用した洗濯機の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、洗濯機制御部のマイクロコンピ
ューターには、洗濯、濯ぎ、排水及び脱水行程などが洗
濯条件に応じて多様な洗濯プログラムで入力されてい
る。したがって、使用者が制御部に入力されている洗濯
プログラムの中で洗濯条件により望みの洗濯プログラム
を選択すると、洗濯物は使用者が選択した洗濯プログラ
ムにより自動に洗濯される。
【0003】このように設定された洗濯プログラムにと
もなう自動洗濯時には、マイクロコンピューターが洗濯
機に設けられた重さ感知センサー、水位センサー、ドア
開閉感知センサー、アンバランス感知センサーから入力
された信号をチェックして洗濯機の動作状態を判断し、
判断結果及び設定された洗濯プログラムに伴って洗濯機
の動作を制御する。したがって、マイクロコンピュータ
ーが洗濯機の動作を正確に制御するためには洗濯機に設
けられた各センサーが洗濯機の動作状態を正確に感知す
ることが極めて大事である。
【0004】特に、洗濯及び脱水行程時には洗濯槽が回
転されるが、洗濯槽の回転時に多様な原因により洗濯槽
がアンバランスに回転する現象が発生する。この中で、
アンバランス回転の大部分は脱水行程の初期に洗濯物が
絡んだり、洗濯槽内の一方に偏っている時発生する。
【0005】以下、洗濯機の作動時発生する洗濯槽のア
ンバランス回転を感知するための従来のアンバランス感
知装置を図1及び図2を参照して説明する。これに示し
た通り、従来のアンバランス感知装置20は、ハウジン
グ10の内部の水槽12の近辺に配置され、第1接点部
30a及び第2接点部30bと、洗濯槽14のアンバラ
ンスによる水槽12の非正常的な動きを感知するための
感知レバー32とを含む。また、感知レバー32の一端
部とケース34との間には感知レバー32の動きによっ
て昇下降しながら第1接点部30aと第2接点部30b
の接点状態を転換させる接点転換手段26が備えられ
る。
【0006】しかし、このような従来のアンバランス感
知装置は、第1及び2接点部30a、30bが完全に密
閉されていないので、第1及び2接点部30a、30b
に異物が侵入してアンバランス感知装置が正しく動作し
ないことによって、洗濯槽のアンバランス回転を正しく
感知できない場合が発生する心配がある。特に、温水を
使用する時、蒸気により接点が焼損されて接点部30
a、30bの動作の安全性を期することができない。す
なわち、従来のアンバランス感知装置は、接点部30
a、30bの接点が機械的な運動により動作するので反
復的な使用により機構及び接点が損傷されやすく、接点
部が異物及び湿気等に露出されて接点不良が発生する可
能性が高い問題点がある。
【0007】また、従来のアンバランス感知装置はレバ
ーの作動により接点をオン/オフさせて洗濯槽のアンバ
ランス回転を感知するが、洗濯槽のアンバランス回転時
にレバーが水槽により作動されないと、水槽の回動が感
知されなくて洗濯槽のアンバランス回転がアンバランス
感知装置により正しく感知されない問題点がある。そし
て、脱水行程時には、洗濯槽が高速に回転するので、ド
アが開くことを感知して洗濯槽の回転を中止させるべき
である。ところが、従来のアンバランス感知装置を具備
した洗濯機はドアの開きを感知するためにアンバランス
感知装置にドア開き感知機能を有する構成要素を追加し
たり、又は、ドアの開閉を感知するためのドアスイッチ
を別途に具備すべきである。したがって、従来のアンバ
ランス感知装置はドア開き感知機能を具備するために構
成が複雑になる短所がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前述した問題
点を解決するために案出されたもので、その目的は洗濯
槽のアンバランスを感知する時、湿気及び異物等による
誤動作の発生を防止できるアンバランス感知装置を具備
した洗濯機を提供することである。本発明の他の目的は
洗濯槽のアンバランス回転を正確に感知できるアンバラ
ンス感知装置を具備した洗濯機を提供することである。
本発明の他の目的は耐久性が向上されたアンバランス感
知装置を具備した洗濯機を提供することである。
【0009】本発明のさらに他の目的は非常に簡単な構
成でなされ、洗濯槽のアンバランス回転を感知できるこ
とはもちろん、ドアの開閉を感知できるアンバランス感
知装置を具備した洗濯機を提供することである。本発明
のさらに他の目的は洗濯機の脱水行程時に洗濯槽のアン
バランス回転及びドアの開閉を感知し、これに伴って洗
濯機の動作を制御するための洗濯機の制御方法を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明は、上方が開口されたハウジングと、前記
ハウジングの内部に設けられる水槽と、前記水槽の内部
に回転自在に設けられる洗濯槽と、前記ハウジングの開
口部に設けられるドアと、前記洗濯槽のアンバランス回
転及び前記ドアの開きを感知するアンバランス感知装置
と、前記アンバランス感知装置から入力される信号に基
づき前記ドアの開きまたは前記洗濯槽のアンバランス回
転を判断する制御部とを含む洗濯機において、前記アン
バランス感知装置は、前記水槽の上部一側に固着される
磁気発生手段と、前記ドアの回動により回動自在に前記
ドアのヒンジ軸に結合され、前記ドアのヒンジ軸から下
方に延長されてその端部が前記水槽の上方に置かれるレ
バーと、前記磁気発生手段と所定間隔に離隔対向するよ
うに前記レバーの下端部に備えられる磁気感知手段と、
前記磁気感知手段の磁気感知状態を電気的信号に変換し
て前記制御部に入力させる信号入力手段とを含むことを
特徴とする。
【0011】望ましくは、前記磁気発生手段は磁石でな
され、前記磁気感知手段はリードスイッチでなされる。
また、前記磁気発生手段は磁石でなされ、前記磁気感知
手段はホールセンサーでなされる。前記レバーは磁力遮
蔽材質でなされ、前記リードスイッチが収容された前記
レバーの下端部には前記磁石と対向する方向に磁力が通
過できるようにするホールが形成されている。
【0012】前記信号入力手段は所定大きさの直流電圧
を発生させる直流電圧源を含んで、前記直流電圧源は一
端がグラウンドに連結された前記リードスイッチと直列
に接続され、前記制御部のアンバランス信号入力端子が
前記直流電圧源と前記リードスイッチとの接続点に連結
されることによって、前記水槽が所定範囲以上動いたり
前記ドアが所定角度以上開いたりすると前記リードスイ
ッチがオフされて、前記制御部に前記直流電圧源から発
生される直流電圧信号が印加される。
【0013】前記制御部は前記信号入力手段から24−
449msecの持続時間を有する前記所定大きさの直
流電圧信号が予め設定された所定回数以上入力されれば
前記洗濯槽がアンバランス回転すると判断し、前記信号
入力手段から入力される前記所定大きさの直流電圧信号
が450msec以上持続されれば前記ドアが開いてい
ると判断する。
【0014】一方、本発明によるアンバランス感知装置
を具備した洗濯機の制御方法は、前記アンバランス感知
装置から入力される信号をチェックして異常信号を検出
する信号検出段階と、前記検出された信号に基づき洗濯
槽がアンバランスに回転するかを判断するアンバランス
回転判断段階と、前記検出された信号に基づき前記ドア
が開いているかを判断するドア開き判断段階を含む。
【0015】前記アンバランス回転判断段階は、前記検
出された信号の持続時間が24−449msecの範囲
内にあるかを判断する段階と、前記24−449mse
cの範囲内の信号が連続して所定の回数以上検出された
かを判断する段階とを含む。また、前記アンバランス回
転判断段階は、前記洗濯槽のアンバランス回転が予め設
定された所定回数以上発生されたかを判断するアンバラ
ンス回数判断段階と、検出されたアンバランス回数が予
め設定された所定回数以上ならば、異常状況の発生を警
報すると同時に洗濯機の作動を中止させる異常状況警報
段階とを含む。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき本発
明の望ましい実施例を詳述する。図3は本発明によるア
ンバランス感知装置を具備した洗濯機の全体的な構造を
示した側断面図であり、図4は図3のA部分の拡大図で
ある。図3に示した通り、ハウジング40の内部には洗
濯水が盛られるよう上面が開口された円筒形の水槽42
が懸架棒48により保持されている。水槽42の内部に
は、回転自在で、その側壁と下部面に多数の脱水孔が形
成されており、水槽42と類似した形状に備えられた洗
濯槽44が設けられている。洗濯槽44の底部には正逆
転しつつ洗濯水流を発生させるパルセータ46が設けら
れている。
【0017】ハウジング40の底部には洗濯槽44とパ
ルセータ46を駆動させるための駆動部が備えられてい
る。駆動部は動力を発生するモーター62と、モーター
62の回転力を洗濯槽44とパルセータ48に同時にま
たは選択的に伝達する動力伝達装置64とからなる。ハ
ウジング40の上部にはハウジング40の上部を覆う上
部蓋50が設けられており、この上部蓋50にはハウジ
ング40の開口部を開閉できるようにヒンジ結合される
ドア52が備えられる。ハウジング40の内部には洗濯
または脱水行程時ドア52の開きまたは洗濯槽44のア
ンバランス回転を感知するためのアンバランス感知装置
が備えられている。
【0018】アンバランス感知装置は水槽42と共に回
動自在に水槽42の上部一側に固着された磁気発生手段
54と、磁気発生手段54の垂直上部に磁気発生手段5
4と一定間隔に離隔対向して磁気発生手段54から発生
された磁気を感知するための磁気感知手段56と、そし
て、ドア52のヒンジ軸58に結合され磁気感知手段5
6を収容してドア52の開閉動作と共に磁気感知手段5
6を回動させるレバー60を含む。望ましくは、磁気発
生手段54は永久磁石でなされ、磁気感知手段56はリ
ードスイッチでなされる。
【0019】リードスイッチ56はお互い重なって所定
のギャップを有する一対のリ―ド片が不活性ガスと共に
ガラスチューブ内に封入されている磁気駆動型スイッチ
である。したがって、リードスイッチ56は異物または
湿気等により誤作動せず、応答速度が速い。リードスイ
ッチ56が磁石54の磁界内に存する場合、軟質強磁性
材料の一対のリード片が磁界の方向によりそれぞれN極
とS極の異なる極性に磁化され引っ張る引力を有する。
この磁気引力がプレス加工されたリード片の機械的な弾
性力より大きい場合、リ―ド片の端部に形成された接点
が閉まる。
【0020】本発明によるアンバランス感知装置は磁気
感知手段56としてリードスイッチに代えてホールセン
サー(hall sensor)で具現されることがで
きる。ホールセンサーは感知された磁気の強さを電圧の
強さに変換する特性を有するので、磁気の強さによりオ
ン/オフされるリードスイッチとは特性の差がある。し
たがって、磁気感知手段としてホールセンサーを利用す
る場合には制御部で信号を処理して動作を判断するため
のプログラムがリードスイッチを含む構成とはすこし差
がある。しかし、このような差はリードスイッチとホー
ルセンサーの動作特性に伴う微細なことである。したが
って、リードスイッチとホールセンサーの中でどれを利
用しても本発明によるアンバランス感知装置が容易に具
現できる。
【0021】レバー60はドア52の後側に備えられた
ヒンジ軸58に結合されてドア52の開閉動作により回
転することによってリードスイッチ56を回動させる。
望ましくは、レバー60はリードスイッチ56と磁石5
4の位置をお互い垂直に一致させるために“L”字状で
なされると共に、磁力を遮蔽させることができる材質で
なされる。レバー60はリードスイッチ56を収容する
が、望ましくは、図4に示した通り、衝撃から保護でき
る状態でリードスイッチ56を収容するようにレバー6
0の下端に形成されたホール61に緩衝部材63が充填
され、リードスイッチ56を外部連結端子(図示せず)
が引出された状態で内蔵させる。したがって、ドア52
が開いたり水槽42が回動たりすると、磁石54とリー
ドスイッチ56との離隔距離が大きくなるので、リード
スイッチ56が磁石54から発生する磁気力の範囲から
外れてオフされる。
【0022】一層望ましくは、レバー60が磁力遮蔽材
質でなされてレバー60または水槽42が所定角度以上
回動されると、磁石54から発生される磁気が磁力遮蔽
材質でなされたレバー60に形成されたホール61を通
過できないように装置を構成する。
【0023】図5は上記のように構成された本発明によ
る洗濯機を制御するための制御ブロック図である。図5
に示した通り、制御回路はアンバランス感知装置から入
力された信号をチェックしてドア52の開きまたは洗濯
槽44のアンバランス回転を判断し、判断結果により制
御信号を出力して洗濯機の動作を制御する制御部70
と、磁石54とリードスイッチ56との相互作用による
リードスイッチ56のオン/オフ状態にともなう信号を
制御部70に入力させる信号入力手段72と、制御部7
0から出力される制御信号に応じてモーター62の駆動
を制御するモーター駆動部74と、ドア52の開閉を自
動に遂行するためのドア駆動部76と、ディスプレイ7
8及びブザー80と、制御部70の制御信号により動作
される給水バルブ82及び排水バルブ84と、水槽42
に給水された洗濯水の水位を感知するための水位感知部
86と、使用者が洗濯プログラムを設定するようにする
ためのキー入力部88と、洗濯物の重さを感知するため
の重さ感知部90とを含む。
【0024】信号入力手段72の一端はリードスイッチ
56の一端に接続され、他端は制御部70に接続されて
リードスイッチ56の動作を電気的信号で制御部70に
入力させる。また、信号入力手段72と接続されないリ
ードスイッチ56の他端はグラウンド(G)に接続され
ている。信号入力手段72は回路に信号電圧を印加する
ための直流電圧源(Vcc)と、直流電圧に含まれてい
るノイズを除去するためのノイズ除去フィルターを含
む。望ましくは、直流電圧源(Vcc)は直流5ボルト
の電圧を発生させる。ノイズ除去フィルターは抵抗(R
1)とコンデンサー(C2)を含む。
【0025】上記のように構成された信号入力手段72
はリードスイッチ56が所定の大きさ(臨界値)以上の
磁気を感知してオンされる場合、直流電圧源(Vcc)
から供給された信号電圧の電流をリードスイッチ56を
通してグラウンド(G)に流すことによって制御部70
に“ロー”電圧信号、すなわち、0ボルトを入力させ、
リードスイッチ56がオンされる臨界値以上の磁気を感
知できなくてオフされる場合、直流電圧源(Vcc)か
ら印加される直流電圧5ボルトを制御部70に“ハイ”
電圧信号に入力させる。
【0026】以下、このような構成よりなる本発明によ
る洗濯機の動作を添付した図面に基づき説明する。洗濯
または脱水行程時洗濯槽44がアンバランス回転をする
と、洗濯槽44が水槽42の内壁面と衝突して水槽42
を前後左右に振動させる。このような水槽42の動きに
より水槽42の上部一側にリードスイッチ56と対向し
て備えられた磁石54が回動してリードスイッチ56か
ら遠ざかるようになる。このように磁石54がリードス
イッチ56から遠ざかってリードスイッチ56に及ぶ磁
気の強さがリードスイッチ56を動作させることができ
る臨界値より小さければ、リードスイッチ56の接点が
開く。
【0027】望ましくは、図6及び図7に示した通り、
磁石54がリードスイッチ56と一直線をなす位置から
所定角度(θ1)以上回動すると、磁石54から発生さ
れる磁気力が磁気遮蔽材質でなされたレバー60により
リードスイッチ56に及ばないので、磁石54とリード
スイッチ56との間隔に関係なくリードスイッチ56が
オフされるように構成される。したがって、水槽42が
どの方向にも所定角度(θ1)以上回動すると、リード
スイッチ56がオフされて洗濯槽44のアンバランスが
感知されることができる。
【0028】上記の通り、リードスイッチ56の接点が
開くと、直流電圧源(Vcc)から印加された5ボルト
の電圧信号が制御部70に入力される。このように、5
ボルトの電圧信号が制御部70に入力されれば、制御部
70は直流5ボルトの電圧信号を異常信号と判断して、
入力された信号の持続時間を予め設定された基準値と比
較して洗濯槽44がアンバランス回転しているかを判断
する。反面に、リードスイッチ56がオンされると、リ
ードスイッチ56を通して直流電圧源(Vcc)から印
加される直流電圧の電流がグラウンド(G)を通して流
れるので、制御部70には5ボルトの電圧が印加され
ず、0ボルトの“ロー”信号が入力される。
【0029】このように、洗濯槽44がアンバランス回
転してリードスイッチ56の接点がオンとオフを反復す
れば、制御部70にはリードスイッチ56の接点がオフ
される時の“ハイ(5V)”電圧信号とオンされる時の
“ロー(0V)”電圧信号が交代に反復して入力され
る。
【0030】制御部70は上記のような動作によりアン
バランス感知装置から入力された信号をチェックして、
まず異常信号があるかを検出し、異常信号、すなわち
“ハイ”信号が検出される場合は“ハイ”信号の持続時
間が第1基準範囲に該当するかを判断する。望ましい実
施例によれば、制御部70は“ハイ”信号の持続時間が
24−449msecの場合、アンバランス信号と判断
する。このような数値は洗濯槽が最初の停止状態から正
常速度の800−1000RPMに到達するまで発生す
るアンバランス状態で実験的に決まったことである。
【0031】ひいては、制御部70は入力された異常信
号の持続時間が第1基準範囲、すなわち、24−449
msecの範囲であると、異常信号が所定回数以上入力
されたかを判断する。望ましくは、第1基準範囲に該当
する異常信号が3回以上入力されれば、洗濯槽44がア
ンバランス回転すると判断するように制御部70に入力
されているプログラムに設定される。図10は、上記の
ように洗濯槽44がアンバランス回転する時、制御部に
入力される信号の波形を示したことである。
【0032】仮に、入力信号の持続時間が24msec
未満の場合、または“ハイ”信号が1−2回のみ入力され
た場合は、制御部70は各々入力信号がノイズであると
かバランサ(図示せず)により解消できる軽くて一時的
なアンバランス状態と判断して無視される。また、洗濯
機の動作中にドア52が開くと、図8及び図9に示した
通り、リードスイッチ56はヒンジ軸58と共に回動す
るように構成される。このような動作を詳細に説明すれ
ば次の通りである。
【0033】ドア52が開くと、ドア52のヒンジ軸5
8に結合されたレバー60が図面上で時計回り方向に回
転されてリードスイッチ56を磁石54から遠ざかるよ
うにする。このようにリードスイッチ56が回動して磁
石54の磁界から外れる場合、リードスイッチ56がオ
フされる。具体的に説明すれば、図9に示した通り、ド
ア52が閉じられている時のリードスイッチ56と磁石
54を連結した垂直線を基準にリードスイッチ56がレ
バー60により所定角度(θ2)以上回動すると、上述
した通り、磁石54から発生される磁気がレバー60に
形成されたホール61を通過できなくて、リードスイッ
チ56がオフされる。
【0034】上述したアンバランス感知時と同じく、ド
ア52の開放によりリードスイッチ56がオフされる
と、制御部70は入力された“ハイ”電圧信号の持続時
間を測定してドア52の開きを判断する。望ましくは、
図11に示した通り、“ハイ”電圧信号の持続時間が4
50msec以上の場合ドア52が開いていると判断す
る。
【0035】上記のような過程を通してドア52が開い
ていると判断されたり、洗濯槽44がアンバランス回転
すると判断されたりすると、制御部70はモーター駆動
部74を制御して洗濯槽44を回転させるモーター62
の駆動を中止させる。モーター62の駆動が中止されれ
ば、制御部70はディスプレイ及びブザーを通して使用
者にこれを知らせる。
【0036】仮に、洗濯槽44のアンバランス回転によ
りモーター62の駆動が中止されれば、制御部70は給
水バルブ82を開けて水槽42に一定量の給水をした
後、所定時間パルセータ46を駆動させて洗濯物の絡み
を解消させる。そして、制御部70は排水バルブ84を
開けて排水させた後、再び脱水行程を進行させる。
【0037】以下、洗濯槽のアンバランス回転及びドア
開きを感知して洗濯機の動作を制御するための洗濯機の
制御方法を添付した図12を参照して説明する。まず、
脱水行程が始まると、洗濯槽の内部に収容されている洗
濯物の重さ及び洗濯物の種類を検出して脱水時間を設定
する(段階10、12)。脱水時間が設定されれば、洗
濯槽を回転させて脱水行程を遂行する(段階14)。脱
水行程により洗濯槽が回転し始まると、制御部はアンバ
ランス感知装置から入力される信号をチェックする(段
階16)。
【0038】次に、入力される信号の中で洗濯槽のアン
バランス回転時またはドア開き時に発生する“ハイ”電
圧信号が含まれているかを検出する(段階18)。“ハ
イ”電圧信号が検出されれば、検出された“ハイ”電圧
信号の持続時間が24−449msecの範囲内にある
かを判断する(段階20)。“ハイ”電圧信号の持続時
間が24−449msecの範囲ならば、信号が3回以
上検出されたかを判断する。24−449msec範囲
の“ハイ”電圧信号が3回以上検出されたと、制御部7
0はこれをアンバランス回転と判断する(段階22)。
【0039】洗濯槽がアンバランス回転すると判断され
れば、制御部はそのような洗濯槽のアンバランス回転が
連続して3回以上発生したかを判断する(段階24)。
現在発生された洗濯槽のアンバランス回転が3回目なら
ば、制御部はこれを異常状態の発生と判断してディスプ
レイ及びブザーを通して使用者に異常状態の発生を警報
する(段階26)。段階24で現在発生されたアンバラ
ンスが1−2回目ならば、アンバランス解除行程を遂行し
(段階28)、アンバランス解除行程を遂行した後は、
段階14に進行して脱水行程を再び遂行する。洗濯槽の
アンバランス回転は主に洗濯物の絡みまたは偏重により
発生されるためにアンバランス解除過程は水槽に所定量
の水を給水した後、一定時間洗濯槽を回転させる動作で
なされる。
【0040】一方、段階20で“ハイ”信号の持続時間
が24−449msecの範囲ではなければ、その信号
の持続時間が450msec以上であるかを判断する。
“ハイ”信号の持続時間が450msec以上ならば制
御部はドアが開いていると判断する(段階30)。段階
30の判断結果、異常信号の持続時間が450msec
以上ではなければ、これは“ハイ”信号の持続時間が2
4msec未満の場合である。制御部は“ハイ”信号の
持続時間が24msec未満の場合、これをノイズと判
断して、段階14に進行して脱水行程をずっと遂行しな
がら入力信号をチェックする。
【0041】段階30でドアが開いていると判断されれ
ば、モーターの駆動を中止させてディスプレイ及びブザ
ーを通してドアの開きを使用者に知らせる(段階3
2)。次に、ドアが開いた時から所定の時間が経過され
た後、ドアが閉じているかを判断する(段階34)。ド
アが閉じていると、段階14に進行して残余時間の脱水
行程を遂行する。
【0042】一方、段階22で24−449msec範
囲の“ハイ”信号が3回以上検出されなければ、制御部
は洗濯槽に設けられたバランサ(図示せず)により解消
できる程度の弱いアンバランス状態と判断して、アンバ
ランス解除行程を遂行せず、設定された脱水時間が経過
されたかを判断する(段階36)。設定された脱水時間
が経過されたら、脱水行程を終了させ、経過されなかっ
たら、段階14に進行して脱水行程をずっと遂行する。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による洗濯機
はガラスチューブ内に封入されるリードスイッチと、水
槽の上部に取付けられてリードスイッチを動作させる磁
石と、前記リードスイッチを収容し、ドアのヒンジ軸に
設けられてドアの開閉動作により回動するレバーと、そ
してリードスイッチのオン/オフ状態により制御部に信
号を入力させる信号入力手段とを含む簡単な構成でなさ
れたアンバランス感知装置を具備する。したがって、本
発明のアンバランス感知装置は水分及びその他の異物の
侵入による誤動作を防止でき、耐久性が向上されて洗濯
機の性能を向上させる効果を有する。
【0044】また、本発明による洗濯機の制御方法は上
記アンバランス感知装置を利用して効果的に洗濯槽のア
ンバランス回転及びドアの開きを感知するので、洗濯機
の作動が円滑に行われる効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のアンバランス感知装置が設けられた洗
濯機の側断面図である。
【図2】 従来のアンバランス感知装置の側断面図であ
る。
【図3】 本発明によるアンバランス感知装置が設けら
れた洗濯機の側断面図である。
【図4】 図3のA部分の拡大図である。
【図5】 本発明による洗濯機の制御部のブロック図で
ある。
【図6】 アンバランス発生時に水槽とアンバランス感
知装置の動作を示す洗濯機の側断面図である。
【図7】 図6のB部分の拡大図である。
【図8】 ドア開き時にアンバランス感知装置の動作を
示す洗濯機の側断面図である。
【図9】 図8のC部分の拡大図である。
【図10】 洗濯槽のアンバランス回転発生時に本発明
によるアンバランス感知装置から制御部に入力される電
圧信号の波形図である。
【図11】 ドア開き時に本発明によるアンバランス感
知装置から制御部に入力される電圧信号の波形図であ
る。
【図12】 本発明によるアンバランス感知装置を具備
した洗濯機の制御動作を示したフローチャートである。
【符号の説明】
40 ハウジング 42 水槽 44 洗濯槽 50 上部蓋 52 ドア 54 磁気発生手段 56 磁気感知手段 58 ヒンジ軸 60 レバー 62 モーター 70 制御部 72 信号入力手段 74 モーター駆動部 76 ドア駆動部 86 水位感知部 90 重さ感知部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方が開口されたハウジングと、前記ハ
    ウジングの内部に設けられる水槽と、前記水槽の内部に
    回転自在に設けられる洗濯槽と、前記ハウジングの開口
    部に設けられるドアと、前記洗濯槽のアンバランス回転
    及び前記ドアの開きを感知するアンバランス感知装置
    と、前記アンバランス感知装置から入力される信号に基
    づき前記ドアの開きまたは前記洗濯槽のアンバランス回
    転を判断する制御部とを含む洗濯機において、 前記アンバランス感知装置は、 前記水槽の上部一側に固着される磁気発生手段と、 前記ドアの回動により回動自在に前記ドアのヒンジ軸に
    結合され、前記ドアのヒンジ軸から下方に延長されてそ
    の端部が前記水槽の上方に置かれるレバーと、 前記磁気発生手段と所定間隔に離隔対向するように前記
    レバーの下端部に備えられる磁気感知手段と、 前記磁気感知手段の磁気感知状態を電気的信号に変換し
    て前記制御部に入力させる信号入力手段とを含むことを
    特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 前記磁気発生手段は磁石でなされ、前記
    磁気感知手段はリードスイッチでなされたことを特徴と
    する請求項1に記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 前記磁気発生手段は磁石でなされ、前記
    磁気感知手段はホールセンサーでなされたことを特徴と
    する請求項1に記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】 前記レバーは磁力遮蔽材質でなされ、前
    記リードスイッチが収容された前記レバーの下端部には
    前記磁石と対向する方向に磁力が通過できるようにする
    ホールが形成されたことを特徴とする請求項2に記載の
    洗濯機。
  5. 【請求項5】 前記信号入力手段は所定大きさの直流電
    圧を発生させる直流電圧源を含み、前記直流電圧源は一
    端がグラウンドに連結された前記リードスイッチと直列
    に接続され、前記制御部のアンバランス信号入力端子が
    前記直流電圧源と前記リードスイッチとの接続点に連結
    されることによって、前記水槽が所定範囲以上動いたり
    前記ドアが所定角度以上開いたりすると前記リードスイ
    ッチがオフされて、前記制御部に前記直流電圧源から発
    生される直流電圧信号が印加されることを特徴とする請
    求項1に記載の洗濯機。
  6. 【請求項6】 前記制御部は前記信号入力手段から24
    −449msecの持続時間を有する前記所定大きさの
    直流電圧信号が予め設定された所定回数以上入力されれ
    ば前記洗濯槽がアンバランス回転すると判断することを
    特徴とする請求項5に記載の洗濯機。
  7. 【請求項7】 前記制御部は前記信号入力手段から入力
    される前記所定大きさの直流電圧信号が450msec
    以上持続されれば前記ドアが開いていると判断すること
    を特徴とする請求項5に記載の洗濯機。
  8. 【請求項8】 磁気発生手段と磁気感知手段との相互作
    用によりドアの開き及び洗濯槽のアンバランス回転を感
    知するアンバランス感知装置を具備した洗濯機の制御方
    法において、 前記アンバランス感知装置から入力される信号をチェッ
    クして異常信号を検出する信号検出段階と、 前記検出された信号に基づき洗濯槽がアンバランスに回
    転するかを判断するアンバランス回転判断段階と、 前記検出された信号に基づき前記ドアが開いているかを
    判断するドア開き判断段階とを含むことを特徴とする洗
    濯機の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記アンバランス回転判断段階は、 前記検出された信号の持続時間が24−449msec
    の範囲内にあるかを判断する段階と、 前記24−449msecの範囲内の信号が連続して所
    定の回数以上検出されたかを判断する段階とを含むこと
    を特徴とする請求項8に記載の洗濯機の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記アンバランス回転判断段階は、 前記洗濯槽のアンバランス回転が予め設定された所定回
    数以上発生されたかを判断するアンバランス回数判断段
    階と、 検出されたアンバランス回数が予め設定された所定回数
    以上ならば、異常状況の発生を警報すると同時に洗濯機
    の作動を中止させる異常状況警報段階とを含むことを特
    徴とする請求項9に記載の洗濯機の制御方法。
JP10284473A 1997-11-25 1998-10-06 洗濯機 Pending JPH11197390A (ja)

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