JPH11197213A - 薬袋収納装置 - Google Patents

薬袋収納装置

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JPH11197213A
JPH11197213A JP10018200A JP1820098A JPH11197213A JP H11197213 A JPH11197213 A JP H11197213A JP 10018200 A JP10018200 A JP 10018200A JP 1820098 A JP1820098 A JP 1820098A JP H11197213 A JPH11197213 A JP H11197213A
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medicine
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bags
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬袋を受器に分けて自動収納させるととも
に薬袋作成順序を維持し易い薬袋収納装置を実現する。 【解決手段】薬袋7を受け入れて受器90に収納させる
薬袋収納装置30であって、受器90を乗載しうる昇降
部材34と、この昇降部材34の上方に設けられ受器9
0を下から上へは通過させる支持部材37とを備える。
薬袋収納済みの受器90は、支持部材37上へ次々に積
み重ねられる。しかも、その際に先のものほど上になっ
て下から支持されるので、上から順に処理すれば良い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、薬袋作成装置に
対して適宜組み合わせて用いられる又は薬袋作成装置の
一部に組み込まれて用いられる薬袋収納装置に関し、詳
しくは、作成済み薬袋の受器としてトレイ等の持ち運び
可能な容器を利用することができるように改良を施した
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、薬袋印刷装置(薬袋作成装置)と
して、特開平6−315511号公報や、特開平7−2
404号公報に記載された薬袋印字機が知られている。
何れも、印刷対象の薬袋が単一の形態で済まないことに
対応して複数のプリンタを備えるとともに、各プリンタ
からの薬袋を一括して又は分割して受器に収納する薬袋
収納機構も有して、同一患者への処方単位での印刷済み
薬袋がばらばらにならないようにしている。
【0003】図10に縦断側面図を示した前者の薬袋印
字機10は、薬袋一括収納型の装置であり、プリンタ1
によって印刷された薬袋が、排紙路2へ排出されると、
その中を縦に落下して横置きのコンベア3に至り、それ
に乗って水平に搬送され、さらには縦置きのコンベア3
に挟まれて鉛直に搬送されて、装置筐体側面部に付設さ
れた受器としての一括受箱4へ順次収納されるようにな
っている。一括受箱4に収納された薬袋は、人手によっ
て、病棟や窓口等ごとに纏めて薬袋運搬用籠等に移され
てから、持ち出される。
【0004】図11に縦断側面図を示し図12にその分
配機構を示した後者の薬袋印字機20は、薬袋分割収納
型の装置であり、プリンタ1によって印刷された薬袋
が、横置きのコンベア3の上へ排出されると、それに乗
って水平に搬送され、さらに集合搬送部21内において
縦置きのコンベア3に挟まれて鉛直に搬送されながら上
方へ集められて、薬袋分割収納機構22内において最上
方に位置する分割受棚5へ順次乗載収納されるようにな
っている。
【0005】これらの薬袋印字機20のプリンタ格納ユ
ニット,集合搬送部21,及び薬袋分割収納機構22
は、その順に横に並んで隣接して設けられており、さら
に薬袋分割収納機構22は、分割受棚5を循環させる手
段が設けられていて、一処方あたりの薬袋を受領する度
に薬袋受領済みの分割受棚5を一段分順に下降させると
ともに、空の分割受棚5を薬袋収納位置・薬袋受領位置
に送り込むことで、薬袋を分割して収納するようになっ
ている。
【0006】そして、分割受棚5毎に分けて収納された
薬袋は、次工程の作業者等の手によって、分割受棚5側
面の開口から取り出され、それから、持ち運び可能な受
器としてのトレイ6等に移し替えられる(図12(c)
参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の薬袋
作成装置の場合、取り出した薬袋は、運搬等に適した籠
やトレイに移し替えられることが多い。特に、薬袋収納
部が分割収納機構となっているものの場合、移し替えた
そのトレイに載せたまま又はそのトレイと1セットにし
て、後続の作業もトレイ単位で行うのが便利である。も
っとも、従来構造の薬袋収納部では、トレイ等への移し
替えに際して人手が必要とされ、而もその作業を速やか
に且つ正確に行わなければならないため、その作業が依
然として重い負担となっていた。そこで、利便性の向上
と装置からの薬袋取出ミス等の防止・低減とを達成する
べく、薬袋を分割収納するに際して直接にトレイへ自動
収納することにより人手介在の機会を減らすのが望まし
い。
【0008】しかしながら、トレイ等の持ち運び可能な
受器への薬袋収納を自動で行わせるために、複数の受器
を搭載しうる薬袋収納装置を単に導入しただけでは不都
合である。具体的には、多数の薬袋を複数の受器に分け
て収納させる場合でも、処理ミスの防止や患者の薬待ち
時の心理状況等を考慮すると、先に作成した薬袋がその
後の処理に際しても先に処理されるようにすること即ち
薬袋作成順序を保って処理することも必要とされるので
ある。
【0009】そこで、薬袋収納装置から薬袋収納済みの
受器を取り出す際、普通に作業を行うだけで自然に薬袋
作成順序が保たれるよう、薬袋収納装置に工夫を施すこ
とが課題となる。この発明は、このような課題を解決す
るためになされたものであり、薬袋を受器に分けて自動
収納させるとともに薬袋作成順序を維持し易い薬袋収納
装置を実現することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るためになされた本発明の薬袋収納装置について、その
構成および作用効果を以下に説明する。
【0011】本発明の薬袋収納装置は(、出願当初の請
求項1に記載の如く)、(薬袋作成装置等にて作成され
た)薬袋を受け入れて(複数の)受器に(分けて)収納
させる薬袋収納装置であって、前記受器を乗載しうる昇
降部材と、この昇降部材の上方に設けられ前記受器を下
から上へは通過させる支持部材とを備えたものである。
【0012】このような構成の薬袋収納装置にあって
は、薬袋作成装置等によって作成された薬袋は、薬袋作
成部から排出されると順に薬袋収納装置によって受け入
れられ、その順に重なって昇降部材上の受器に収納され
る。そして、薬袋の収納された受器を乗せたまま昇降部
材が上昇し、さらに、その受器が支持部材を通過したと
ころで昇降部材が下降に転ずると、その受器は支持部材
によって支持されてそこに止まる。
【0013】それから、その後に薬袋作成部から排出さ
れた薬袋は、やはり排出された順に受け入れられその順
に重なって昇降部材上の次の受器に収納される。そし
て、再び、薬袋の収納された次の受器を乗せたまま昇降
部材が上昇し、さらに、その受器が支持部材を通過した
ところで昇降部材が下降すると、その受器も支持部材に
よって支持されてそこに止まる。しかも、その受器の上
には先の受器が乗っている。こうして、薬袋収納済みの
受器は、次々に積み重ねられる。しかも、その際、先の
ものほど上になって下から支持されることとなる。。
【0014】このように多数の薬袋を複数の受器に分け
て自動的に収納させるに際し、薬袋収納済みの受器を下
から積み上げるようにしたことにより、容易に取れる上
の方から順に受器を取り出すだけで自然に、その後の処
理についても薬袋作成順序を保って処理が行われること
となる。したがって、この発明によれば、薬袋を受器に
分けて自動収納させるとともに薬袋作成順序を維持し易
い薬袋収納装置を実現することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】このような解決手段で達成された
本発明の薬袋収納装置は、後述の実施例のように薬袋作
成装置と分離可能に纏められる他、薬袋作成装置に対し
て一体的に組み込まれる形態もある。この場合、その薬
袋作成装置は、単一の又は複数のプリンタと、その印刷
済み薬袋を収集する薬袋収集機構と、この薬袋収集機構
から排出された薬袋を受器に収納させる薬袋収納装置と
を備えたものであって、前記薬袋収納装置が、前記受器
を乗載しうる昇降部材と、この昇降部材の上方に設けら
れ前記受器を下から上へは通過させる支持部材とを具え
たものとなっていることを特徴とする。
【0016】
【実施例】本発明の薬袋収納装置の一実施例について、
その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図1
は、(a)が縦断側面図であり、(b)が正面図であ
る。また、図2は、本装置への使用に適した受器の例で
ある。なお、いずれの図も要部を模式的に示し、ボルト
や配線等の常套手段に関する図示は割愛している。
【0017】この薬袋収納装置30は、既述した薬袋印
字機10や薬袋印字機20に対し一括受箱4や薬袋分割
収納機構22に代えて自在に組み合わせることが可能な
ように、キャスタ31の付いたベース32と、その上面
四隅に立設されたフレーム33と、フレーム33によっ
て上下方向に移動可能に支持されるとともに上面にトレ
イ90を乗載しうるよう平板状に形成されたエレベータ
34とが設けられている。トレイ90は後に詳述するが
薬袋7を分割収納するための持ち運び可能な容器(受
器)であり、これによって、このエレベータ34は、受
器を乗載しうる昇降部材となっている。なお、エレベー
タ34を上下方向に往復移動可能とするために、双方向
回転可能な電動モータMの連結されたボールネジ又は吊
り下げワイヤ等からなる昇降機構39もフレーム33に
並走して設けられている。
【0018】また、フレーム33には、トレイディテク
タ35やペーパーディテクタ36などのセンサも取り付
けられている。これらのセンサには、適宜の光電センサ
や、近接センサ、マイクロスイッチなどが用いられる。
そのうちペーパーディテクタ36は、薬袋印字機10等
のコンベア3によって排出された薬袋7が送り込まれる
ところに対して取着され、受け入れた薬袋7を検出し
て、それを計数しうるようになっている。トレイディテ
クタ35は、それより少し低いところに取着されて、受
け入れた薬袋7を収納しうる高さのところに来たトレイ
90を検出するようになっている。なお、薬袋7を排出
するコンベア3の終端部がエレベータ34上のトレイ9
0へ十分接近可能なように、コンベア3に対応したフレ
ーム33間の側面は解放または開口した状態に形成され
ている。
【0019】各フレーム33の上端近くには可動爪37
が付設されている。可動爪37は、それぞれ、先端が内
側に向かって延び、概ね水平状態から鉛直状態までの範
囲で双方向回転しうるものである。各可動爪37は、図
示しないバネ等の弾性部材によって水平状態に付勢さ
れ、下から上へ跳ね上げることは可能であるが、その後
は水平状態になり、上から下へ戻ろうとして押し下げて
もそれを阻止する。それらの先端は、トレイ90を乗せ
たときにトレイ90の最外周部が係止されるところまで
延びている。これにより、この可動爪37は、昇降部材
34の上方に設けられ受器90を下から上へは通過させ
るとともにそれを支承する支持部材となっている。
【0020】さらに、正面側のフレーム33の最上端に
は、操作パネル38が架設されている。この操作パネル
38には、電源スイッチやその他の操作スイッチが列設
された操作部に加えて、アラームランプや液晶ディスプ
レイ等が配設された表示部も設けられており、その操作
部の操作に応じて、図示しないコントローラによって各
機構等の制御や、表示部への状態表示などがされるよう
にもなっている。
【0021】なお、薬袋収納装置30に用いられるトレ
イ90は、薬袋を収納するために上面の解放した箱体が
用いられるが(図2(a)参照)、横に拡がった鍔部9
1が箱部92の上端に形成されるとともに、底部93は
箱部92よりも僅かに小さくされて段が付いたものであ
る。鍔部91の最外周部は、各可動爪37に係止すると
ころまで拡がっていて、トレイ90が可動爪37によっ
て支承される際に利用される。底部93は、他のトレイ
90の箱部92の上部に嵌め込まれてがたつかない大き
さであり、段差部が当接して嵌合深さが一定になるもの
である。これにより、トレイ90は、薬袋収納の有無に
拘わらず整然と安定して積み重ねることが可能なものと
なっている。
【0022】この実施例の薬袋収納装置について、その
使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図3〜
図8は、本装置の動作状態を示す図であり、図9は、薬
袋収納後に行われる受器の取出や薬袋の取出などの作業
状態を示す図である。
【0023】薬袋収納装置30の使用に先だって薬袋印
字機10等から一括受箱4や薬袋分割収納機構22が取
り外され、そこに薬袋収納装置30が薬袋の受け入れ側
から隣接される(図3参照)。その際の移動はキャスタ
31のロックを解除した状態で楽に行える。そして、薬
袋印字機10等のコンベア3の終端部がペーパーディテ
クタ36の下を通ってエレベータ34の上方空間へ入っ
たことを確認してキャスタ31をロックする。この状態
で、電源を投入すれば、動作開始の準備が調う。
【0024】そして、薬袋を収納するために適宜の個数
だけ積み重ねた空のトレイ90をエレベータ34の上に
載せる。通常、数十個のトレイ90が積み上げられる
が、ここでは5個の積重トレイを図示した(図4参
照)。それから、操作パネル38を操作して作動させる
と、自動処理が開始される。
【0025】そうすると、エレベータ34が上昇し、そ
の後、最上のトレイ90がトレイディテクタ35に接近
して検出されたところで停止する(図5参照)。それか
ら、薬袋印字機10等も作動させると、作成された薬袋
7が、順次、コンベア3によって搬送され、その最終端
から排出される。その際、通過した薬袋7が、ペーパー
ディテクタ36によって検出され、さらにコントローラ
によって計数される。こうして、薬袋7が薬袋収納装置
30に受け入れられ、その薬袋7は、エレベータ34上
の最上のトレイ90に順に収納される(図5参照)。
【0026】そして、所定枚数の薬袋7が収納される
と、エレベータ34が再び上昇する。この上昇によって
最上のトレイ90が可動爪37のところに至ると、その
鍔部91が可動爪37の先端部を押し上げて(図6参
照)、そのトレイ90は上に回転して拡がった可動爪3
7の間を下から上へ通過し、さらに上昇すると、可動爪
37が鍔部91から外れて水平に戻る(図7参照)。な
お、この上昇に際しての移動距離は、可動爪37の回転
・揺動をセンサで検出して決めても良いが、単純に可動
爪37とトレイディテクタ35との距離に所定値を足し
た一定距離にしても良い。
【0027】それから、エレベータ34を下降させる
と、薬袋7を収納した最上のトレイ90は可動爪37の
上に取り残される(図8参照)。そして、その下降に際
して、上昇距離よりもトレイ90一段分短い距離だけエ
レベータ34を下降させて停止させる。すると、当初は
上から2番目だった次のトレイ90が今度はエレベータ
34上の最上のトレイとなり、そのトレイ90がトレイ
ディテクタ35に接近して検出される(図8参照)。
【0028】その後、上述した先頭のトレイ90につい
ての処理と同様にして、次の2番目のトレイ90すなわ
ちトレイディテクタ35のところのトレイ90に対して
も、やはり所定枚数の薬袋7が収納される。それから、
同様にしてエレベータ34が上昇および下降を行うと、
今度は2番目のトレイ90が可動爪37の上に移される
とともに、先頭のトレイ90はその2番目のトレイ90
の上に乗って押し上げられる。
【0029】そして、同様のことが順次繰り返され、エ
レベータ34上のトレイ90が無くなると、エレベータ
34が下降した際にトレイディテクタ35によってその
ことが検出されるので、コントローラの制御によってエ
レベータ34が最下のところまで下げられる。そこで、
次の積重トレイ90をエレベータ34に載せ、操作パネ
ル38を操作して再度作動させると、処理が続行され
て、これらのトレイ90にも薬袋7が収納されることと
なる(図1参照)。
【0030】こうして、薬袋作成装置10等から排出さ
れた薬袋7は、次々と直接にトレイ90に分けて自動収
納される。しかも、薬袋7を収納したトレイ90は、先
のものが後続のものによって押し上げられて可動爪37
の上に積み重なり(図1参照)、その際、先のものが上
で後続のものが下になる。
【0031】そして、最後に、可動爪37によって支承
されている複数のトレイ90は、積み重なったまま持ち
上げられて薬袋収納装置30から取り出されて、机上等
に移され、そこで上のものから順に処理される(図9参
照)。それから、その積み重なった薬袋7も、上から順
に処理され、調剤済みの薬剤等が入れられる。こうし
て、積み重なったトレイ90を上から順に処理するだけ
で自然に、総ての薬袋7について、先行して作成された
ものがその後の処理も先行してなされることとなる。
【0032】このように、この実施例の薬袋収納装置に
あっては、多数の薬袋を複数の受器に分けて自動的に収
納させるとともに、上から順に受器を取り出すことで容
易に薬袋作成順序を保って処理することができるように
するために、薬袋収納済みの受器を下から積み上げるに
際して、昇降部材の上方に設ける支持部材として支承部
材を採用したことにより、支持部材をモータ等によって
積極的に駆動する必要が無くなって、機構構造や制御手
順を簡素にすることができたのである。また、受器とし
て積み重ね可能なトレイを用いたことにより、小形の装
置でも多数のトレイを連続して取り扱うことが可能とな
って、優れた収納力を発揮する。
【0033】なお、この実施例では、薬袋を所定枚数ご
とに分けて収納するようにしたが、これは、薬袋作成装
置と薬袋収納装置とのハンドシェイクが不要なシンプル
な構成を示したものだからである。薬袋作成装置のコン
トローラと薬袋収納装置のコントローラとを交信可能に
接続させれば、薬袋作成装置からの指令に応じて薬袋が
所定枚数に満たなくても薬袋収納装置が昇降部材の上下
動を行うように拡張することで、多数の薬袋を複数の受
器に分けて自動的に収納させる際に患者単位で分割する
ことも容易にできる。また、薬袋収納装置の動作状態を
薬袋作成装置に報告することで、薬袋排出と薬袋受入の
同期も容易かつ確実にとることができる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の薬袋収納装置にあっては、多数の薬袋を複数の受器に
分けて自動的に収納させるに際し、薬袋収納済みの受器
を下から積み上げるようにしたことにより、上から順に
受器を取り出すことで容易に薬袋作成順序を保って処理
することができるようになったという有利な効果が有
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の薬袋収納装置の一実施例につい
て、その正面および縦断側面の模式図である。
【図2】 本装置への使用に適した受器の例である。
【図3】 薬袋作成装置に連結するところである。
【図4】 作動を開始させる直前の状態である。
【図5】 作動を開始させる直後の状態である。
【図6】 薬袋収納後に上昇しているところである。
【図7】 最も上昇したところである。
【図8】 下降して戻った後の状態である。
【図9】 薬袋収納後に行われる受器の取出や薬袋の
取出などの作業状態を示す図である。
【図10】 従来の薬袋印字機(一括収納型)である。
【図11】 従来の薬袋印字機(分割収納型)である。
【図12】 その分配機構である。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 排紙路 3 コンベア(薬袋搬送機構、薬袋排出機構、薬袋収
集機構) 4 一括受箱(受器) 5 分割受棚 6 トレイ(受器) 7 薬袋 10 薬袋印字機(薬袋印刷装置、薬袋作成装置) 20 薬袋印字機(薬袋印刷装置、薬袋作成装置) 21 集合搬送部(薬袋搬送機構、薬袋排出機構、薬袋
収集機構) 22 薬袋分割収納機構(薬袋収納部) 30 薬袋収納装置 31 キャスタ 32 ベース(基台、座部) 33 フレーム(支柱、枠部) 34 エレベータ(リフタ、可動板、昇降部材) 35 トレイディテクタ(受器検出子) 36 ペーパーディテクタ(薬袋検出子) 37 可動爪37(戻り止め揺動部材、支承部材、係止
部材、支持部材) 38 操作パネル(操作部、制御部) 39 昇降機構(往復駆動手段) 90 トレイ(受器) 91 鍔部 92 箱部 93 底部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薬袋を受け入れて受器に収納させる薬袋収
    納装置であって、前記受器を乗載しうる昇降部材と、こ
    の昇降部材の上方に設けられ前記受器を下から上へは通
    過させる支持部材とを備えたことを特徴とする薬袋収納
    装置。
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