JPH11197214A - 薬袋収納装置 - Google Patents

薬袋収納装置

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JPH11197214A
JPH11197214A JP10018201A JP1820198A JPH11197214A JP H11197214 A JPH11197214 A JP H11197214A JP 10018201 A JP10018201 A JP 10018201A JP 1820198 A JP1820198 A JP 1820198A JP H11197214 A JPH11197214 A JP H11197214A
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JP
Japan
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medicine bag
tray
medicine
shelf
normal processing
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JP10018201A
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Yasuhiro Ishii
康博 石井
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TOSHO KK
Original Assignee
TOSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬袋を受器に分けて自動収納させるととも
に薬袋作成順序を維持し易い薬袋収納装置を実現する。 【解決手段】薬袋7を受け入れて受器6に収納させる薬
袋収納装置30であって、受器6を乗載しうる棚部34
a〜34dが複数形成された可動部材34と、可動部材
34またはその支持部32,33のうち受器6の取り出
し側の面に対し棚部34a〜34dのそれぞれに対応し
て複数設けられた表示部材37a〜37dと、複数の棚
部34a〜34dについての薬袋収納の順序に基づいて
複数の表示部材37a〜37dによる表示を順に行わせ
る制御手段(40)とを備える。表示通りに受器を取り
出すだけで薬袋作成順序が保たれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、薬袋作成装置に
対して適宜組み合わせて用いられる又は薬袋作成装置の
一部に組み込まれて用いられる薬袋収納装置に関し、詳
しくは、作成済み薬袋の受器としてトレイ等の持ち運び
可能な容器を利用することができるように改良を施した
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、薬袋印刷装置(薬袋作成装置)と
して、特開平6−315511号公報や、特開平7−2
404号公報に記載された薬袋印字機が知られている。
何れも、印刷対象の薬袋が単一の形態で済まないことに
対応して複数のプリンタを備えるとともに、各プリンタ
からの薬袋を一括して又は分割して受器に収納する薬袋
収納機構も有して、同一患者への処方単位での印刷済み
薬袋がばらばらにならないようにしている。
【0003】図15に縦断側面図を示した前者の薬袋印
字機10は、薬袋一括収納型の装置であり、プリンタ1
によって印刷された薬袋が、排紙路2へ排出されると、
その中を縦に落下して横置きのコンベア3に至り、それ
に乗って水平に搬送され、さらには縦置きのコンベア3
に挟まれて鉛直に搬送されて、装置筐体側面部に付設さ
れた受器としての一括受箱4へ順次収納されるようにな
っている。一括受箱4に収納された薬袋は、人手によっ
て、病棟や窓口等ごとに纏めて薬袋運搬用籠等に移され
てから、持ち出される。
【0004】図16に縦断側面図を示し図17にその分
配機構を示した後者の薬袋印字機20は、薬袋分割収納
型の装置であり、プリンタ1によって印刷された薬袋
が、横置きのコンベア3の上へ排出されると、それに乗
って水平に搬送され、さらに集合搬送部21内において
縦置きのコンベア3に挟まれて鉛直に搬送されながら上
方へ集められて、薬袋分割収納機構22内において最上
方に位置する分割受棚5へ順次乗載収納されるようにな
っている。
【0005】これらの薬袋印字機20のプリンタ格納ユ
ニット,集合搬送部21,及び薬袋分割収納機構22
は、その順に横に並んで隣接して設けられており、さら
に薬袋分割収納機構22は、分割受棚5を循環させる手
段が設けられていて、一処方あたりの薬袋を受領する度
に薬袋受領済みの分割受棚5を一段分順に下降させると
ともに、空の分割受棚5を薬袋収納位置・薬袋受領位置
に送り込むことで、薬袋を分割して収納するようになっ
ている。
【0006】そして、分割受棚5毎に分けて収納された
薬袋は、次工程の作業者等の手によって、分割受棚5側
面の開口から取り出され、それから、持ち運び可能な受
器としてのトレイ6等に移し替えられる(図17(c)
参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の薬袋
作成装置の場合、取り出した薬袋は、運搬等に適した籠
やトレイに移し替えられることが多い。特に、薬袋収納
部が分割収納機構となっているものの場合、移し替えた
そのトレイに載せたまま又はそのトレイと1セットにし
て、後続の作業もトレイ単位で行うのが便利である。も
っとも、従来構造の薬袋収納部では、トレイ等への移し
替えに際して人手が必要とされ、而もその作業を速やか
に且つ正確に行わなければならないため、その作業が依
然として重い負担となっていた。そこで、利便性の向上
と装置からの薬袋取出ミス等の防止・低減とを達成する
べく、薬袋を分割収納するに際して直接にトレイへ自動
収納することにより人手介在の機会を減らすのが望まし
い。
【0008】しかしながら、トレイ等の持ち運び可能な
受器への薬袋収納を自動で行わせるために、複数の受器
を搭載しうる薬袋収納装置を単に導入しただけでは不都
合である。具体的には、多数の薬袋を複数の受器に分け
て収納させる場合でも、処理ミスの防止や患者の薬待ち
時の心理状況等を考慮すると、先に作成した薬袋がその
後の処理に際しても先に処理されるようにすること即ち
薬袋作成順序を保って処理することも必要とされるので
ある。
【0009】そこで、薬袋収納装置から薬袋収納済みの
受器を取り出す際、普通に作業を行うだけで自然に薬袋
作成順序が保たれるよう、薬袋収納装置に工夫を施すこ
とが課題となる。この発明は、このような課題を解決す
るためになされたものであり、薬袋を受器に分けて自動
収納させるとともに薬袋作成順序を維持し易い薬袋収納
装置を実現することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るためになされた本発明の薬袋収納装置について、その
構成および作用効果を以下に説明する。
【0011】本発明の薬袋収納装置は(、出願当初の請
求項1に記載の如く)、(薬袋作成装置等にて作成され
た)薬袋を受け入れて(複数の)受器に(分けて)収納
させる薬袋収納装置であって、前記受器を乗載しうる棚
部が複数形成された可動部材と、前記可動部材またはそ
の支持部のうち前記受器の取り出し側の面に対して設け
られた表示部材と、前記複数の棚部についての薬袋収納
の順序に基づいて前記表示部材による表示を順に行わせ
る制御手段とを備えたものである。
【0012】なお、上記の「基づいて」は、「基づいて
常に」では無く「原則として基づいて」の意味であり、
複数の棚部についての薬袋収納の順序に基づかないで複
数の表示部材のうちの一部に表示を行わせる機能をも上
記制御手段に加味することまで否定するものではない。
また、そのような機能を持った他の制御手段を付加する
ことも否定しない。
【0013】このような構成の薬袋収納装置にあって
は、薬袋作成装置等によって作成された薬袋は、薬袋作
成部から排出されると順に薬袋収納装置によって受け入
れられ、その順に重なって可動部材の何れかの棚部上の
受器に収納される。そして、可動部材が上下左右等に移
動すると、その後に薬袋作成装置等から排出された薬袋
は、やはり排出され受け入れられた順に重なって何れか
他の棚部上の他の受器に収納される。こうして、多数の
薬袋が複数の受器に分けて自動的に収納されることとな
る。
【0014】しかも、その際に、薬袋収納済みの受器を
乗せた棚部に対応した表示部材について、通常は薬袋収
納の順序に従って表示が行なわれるので、作業者はその
表示を見ながらその表示の順に薬袋収納済みの受器を取
り出すこととなる。こうして、棚部や受器の物理的な並
び順に拘束されること無く自然な順序で受器を取り出す
だけで容易に、薬袋作成順序を保った薬袋の処理が行わ
れる。
【0015】このように多数の薬袋を複数の受器に分け
て自動的に収納させるに際し、薬袋収納済みの受器に関
して収納順序に基づく表示がなされるようにしたことに
より、表示通りに受器を取り出すだけで自然に、その後
の処理についても薬袋作成順序を保って処理が行われる
こととなる。したがって、この発明によれば、薬袋を受
器に分けて自動収納させるとともに薬袋作成順序を維持
し易い薬袋収納装置を実現することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】このような解決手段で達成された
本発明の薬袋収納装置は、後述の実施例のように薬袋作
成装置と分離可能に纏められる他、薬袋作成装置に対し
て一体的に組み込まれる形態もある。この場合、その薬
袋作成装置は、単一の又は複数のプリンタと、その印刷
済み薬袋を収集する薬袋収集機構と、この薬袋収集機構
から排出された薬袋を受器に収納させる薬袋収納装置と
を備えたものであって、前記薬袋収納装置が、前記受器
を乗載しうる棚部が複数形成された可動部材と、前記可
動部材またはその支持部のうち前記受器の取り出し側の
面に対し前記棚部のそれぞれに対応して複数設けられた
表示部材と、前記複数の棚部についての薬袋収納の順序
に基づいて前記複数の表示部材による表示を順に行わせ
る制御手段とを具えたものとなっていることを特徴とす
る。
【0017】
【実施例】本発明の薬袋収納装置の一実施例について、
その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図1
は、(a)が縦断側面図であり、(b)が正面図であ
る。また、図2は、その制御部についての機能ブロック
図である。なお、いずれの図も要部を模式的に示し、ボ
ルトやコネクタ等の常套手段に関する図示は割愛してい
る。
【0018】この薬袋収納装置30は、既述した薬袋印
字機10や薬袋印字機20に対し一括受箱4や薬袋分割
収納機構22に代えて自在に組み合わせることが可能な
ように、キャスタ31の付いたベース32と、その上面
四隅に立設されたフレーム33と、フレーム33に沿っ
て上下方向に移動可能に支持されたエレベータ34とが
設けられている。しかも、エレベータ34を上下方向に
往復移動可能とするために、双方向回転可能な電動モー
タMの連結されたボールネジ又は吊り下げワイヤ等から
なる昇降機構39もフレーム33に並走して設けられて
いる。これにより、このエレベータ34は、昇降の可能
な可動部材となっている。
【0019】また、エレベータ34は、上面にトレイ6
を乗載しうるよう平板状に形成されていて、トレイ棚3
4aを兼ねるようになっている。しかも、エレベータ3
4の上方には、その上面四隅に立設されたアングル支柱
によって、板状のトレイ棚34b,34c,34dが順
に支持されている。これらのトレイ棚34a〜34d
は、トレイ6を楽に出し入れしうるように、十分な間隙
を確保したうえで水平で而も平行な状態でエレベータ3
4及びアングル支柱に対して固定されている。トレイ6
は既述したように薬袋7を分割収納するための持ち運び
可能な容器(受器)であり、これによって、このエレベ
ータ34は、受器6を乗載しうる複数の棚部34a〜3
4dが形成された可動部材となっている。
【0020】トレイ棚34aの上面中央には、トレイ6
が載せられているか否かを検出するために、マイクロス
イッチ等からなるトレイディテクタ35aが設置されて
いる。トレイディテクタ35aは、検出確度を高めるた
めに、トレイ6の有無に応じてオンオフする検出素子と
トレイ6の有無に応じてオフオンする逆特性の検出素子
とが組み合わせられたものである。他のトレイ棚34
b,34c,34dにも、それぞれの上面中央に、同様
のトレイディテクタ35b,35c,35dが設けられ
ている。
【0021】トレイ棚34aにトレイ6を載せたときに
その高さと一致する高さのところには、発光ダイオード
や豆電球などからなるランプ37aも装着されている。
その装着対象はエレベータ34上のアングル支柱である
が、薬袋収納装置30の両側面が大きく解放されてエレ
ベータ34上のトレイ棚34a〜34dやそのアングル
支柱が露出しているのを利用して作業者が見やすいよう
に、そのアングル支柱の露出側面に対してランプ37a
が取り付けられる。他のトレイ棚34b,34c,34
dについても、同様にして、それぞれに対応したところ
にランプ37b,37c,37dが設けられる。薬袋収
納装置30の解放された両側面は各トレイ棚34a〜3
4dに対してトレイ6を出し入れするのに好適なところ
でもあるので、これらのランプ37a〜37dは、可動
部材34のうち受器6の取り出し側の面に対し棚部34
a〜34dのそれぞれに対応して設けられた複数の表示
部材となっている。
【0022】また、フレーム33には、トレイディテク
タ35やペーパーディテクタ36などのセンサも取り付
けられている。これらのセンサには、適宜の光電センサ
や、近接センサ、マイクロスイッチなどが用いられる。
そのうちペーパーディテクタ36は、薬袋印字機10等
のコンベア3によって排出された薬袋7が送り込まれる
ところに対して取着され、受け入れた薬袋7を検出し
て、それを計数しうるようになっている。トレイディテ
クタ35は、それより少し低いところに取着されて、受
け入れた薬袋7を収納しうる高さのところに来たトレイ
6を検出するようになっている。なお、薬袋7を排出す
るコンベア3の終端部がエレベータ34上のトレイ6へ
十分接近可能なように、コンベア3に対応したフレーム
33間の側面は解放または開口した状態に形成されてい
る。
【0023】さらに、正面側のフレーム33の最上端に
は、操作パネル38が架設されている。この操作パネル
38には、電源スイッチやその他の操作スイッチが列設
された操作部に加えて、アラームランプや液晶ディスプ
レイ等が配設された表示部も設けられており、その操作
部の操作に応じて、次に述べるコントローラ40のプロ
グラム処理による各機構等の制御や表示部への状態表示
などが行われるようにもなっている。
【0024】コントローラ40は(図2参照)、操作パ
ネル38の操作入力を受理して適宜の動作制御を行うル
ーチンや、各センサ35,35a〜35d,36の検出
結果を入力するルーチン、昇降機構39を駆動するモー
タMを制御するルーチンなどに加えて、複数の棚部34
a〜34dについての薬袋収納の順序に基づいて複数の
表示部材37a〜37dによる表示を同じ順に行わせる
制御を実行するために、指令受理ルーチン41と通常処
理ルーチン42と優先処理ルーチン43もインストール
されている。
【0025】指令受理ルーチン41は、薬袋印字機10
等と交信して薬袋に関する情報を受け、その処理を通常
処理ルーチン42又は優先処理ルーチン43の何れかに
振り分ける。薬袋に関する情報には、通常処理なのか或
いは再発行された薬袋などについての優先処理であるの
かといった処理種別に加えて、患者ごと或いは適宜の処
理単位ごと等の基準に従って決められた該当トレイへの
薬袋収納枚数などの情報も含まれる。そして、指令受理
ルーチン41は、通常処理については通常処理ルーチン
42にその情報を渡して具体的な処理を委ね、優先処理
については優先処理ルーチン43にその情報を渡してそ
の処理を依頼するようになっている。
【0026】通常処理ルーチン42は、通常処理ポイン
タ44および制御情報テーブル46にアクセスしながら
昇降機構39およびランプ37a〜37dを制御する。
制御情報テーブル46は、トレイ棚34a〜34dのそ
れぞれに対応したデータ領域が割り付けられた配列であ
り、それぞれのデータ領域には、該当トレイ棚における
トレイの有無を示すフラグ領域と、そのトレイ棚の次に
通常処理されたトレイ棚に対応したデータ領域を指し示
すためのポインタ領域とが含められている。通常処理ポ
インタ44は、制御情報テーブル46のうち、最初に通
常処理されたトレイ棚に対応したデータ領域を指し示す
ためのものである。
【0027】優先処理ルーチン43は、優先処理ポイン
タ45および上記の制御情報テーブル46にアクセスし
ながら、やはり昇降機構39およびランプ37a〜37
dを制御する。優先処理ポインタ45は、制御情報テー
ブル46のうち、最初に優先処理されたトレイ棚に対応
したデータ領域を指し示すためのものであり、制御情報
テーブル46は、該当トレイ棚の次に優先処理されたト
レイ棚を示すのにも用いられるようになっている。な
お、これらの通常処理および優先処理における詳細な処
理内容や手順等は、以下の動作説明にて例示する。
【0028】この実施例の薬袋収納装置について、その
使用態様及び動作を、図面を引用して説明する。図3〜
図14は、本装置の動作状態を示す図であり、そのう
ち、図3〜図11は、通常処理のみの場合を示し、残り
の図12〜図14は、図5の状態で優先処理が加わった
場合を示している。
【0029】薬袋収納装置30の使用に先だって薬袋印
字機10等から一括受箱4や薬袋分割収納機構22が取
り外され、そこに薬袋収納装置30が薬袋の受け入れ側
から隣接される(図3(a)参照)。その際の移動はキ
ャスタ31のロックを解除した状態で楽に行える。そし
て、薬袋印字機10等のコンベア3の終端部がペーパー
ディテクタ36の下を通って薬袋受入の可能なところま
で入ったことを確認してキャスタ31をロックする。そ
れから、薬袋印字機10等と薬袋収納装置30との通信
ライン接続も行って交信可能な状態を確立させる。この
状態で、電源を投入すれば、各部の初期化がなされると
ともに、通常処理ポインタ44と優先処理ポインタ45
と制御情報テーブル46といった制御情報もクリアされ
て(図3(b)参照)、動作開始の準備が調う。
【0030】そして、薬袋を収納するために適宜の個数
だけ空のトレイ6をエレベータ34の上に載せる。ここ
では、たまたま、下側3段のレイディテクタ35a〜3
5cのそれぞれにトレイ6をセットし、トレイ棚34d
にはセットしなかったとする(図4(a)参照)。そう
すると、トレイディテクタ35a〜35cからのトレイ
6の検出に応じて入力ルーチンにより制御情報テーブル
46のうちトレイ棚34a〜34cに対応したフラグが
トレイ有りの状態に変更される。トレイディテクタ35
dによるトレイ6の検出は無いので、制御情報テーブル
46のうちトレイ棚34dに対応したフラグはトレイ無
しの状態のままである(図4(b)参照)。
【0031】それから、操作パネル38を操作して作動
させると、薬袋収納装置30による自動処理が開始され
る。さらに、薬袋印字機10等も作動させると、作成し
ようとしている薬袋7に関する情報が薬袋印字機10等
から薬袋収納装置30へ送信されて来る。そして、この
情報が通常処理を示していると、薬袋収納装置30のコ
ントローラ40では、指令受理ルーチン41によって通
常処理ルーチン42が起動され、その制御下で通常処理
が行われる。
【0032】すなわち、制御情報テーブル46を検索し
てトレイ6の載っているトレイ棚34c等が検知され、
そのうち一つのトレイ棚34cに対応するデータ領域へ
のポインタが通常処理ポインタ44にセットされる(図
5(b)参照)。優先処理ポインタ45は空のままであ
る。さらに、エレベータ34が上昇し、その後、そのト
レイ棚34c上のトレイ6がトレイディテクタ35に接
近して検出されたところで停止する(図5(a)参
照)。こうして、誤処理防止のために制御情報と実際の
トレイ有無とが二重にチェックされる。
【0033】それから、作成された薬袋7が、順次、コ
ンベア3によって搬送され、その最終端から排出され
る。その際、通過した薬袋7が、ペーパーディテクタ3
6によって検出され、さらにコントローラ40によって
計数される。こうして、薬袋7が薬袋収納装置30に受
け入れられ、その薬袋7は、エレベータ34のトレイ棚
34c上のトレイ6へ順に収納される(図5(a)参
照)。そして、所定枚数の薬袋7が収納されると、薬袋
印字機10等から薬袋収納装置30にトレイ切り替えの
指令が印字機10等から薬袋収納装置30へ送信されて
来るので、薬袋に関する情報に含まれていた枚数値と、
実際に計数した枚数値とが比較される。こうして、誤処
理防止のために排出薬袋と受入薬袋との一致確認も行わ
れる。
【0034】トレイ棚34c上のトレイ6に対する薬袋
7の収納が済むと、通常処理ルーチン42の処理によっ
て、制御情報テーブル46のうち通常処理ポインタ44
が指しているデータ領域に対応したトレイ棚34c対応
しているランプ37cが点灯させられる(図6(a)参
照)。他のランプは消灯したままである。こうして、ト
レイ棚34c上のトレイ6が通常処理による薬袋7の収
納を終えたもののうち最先のものであるということが作
業者に明示される。
【0035】引き続き、次に作成しようとしている薬袋
7に関する情報が薬袋印字機10等から薬袋収納装置3
0へ送信されて来るとともに、この情報も通常処理を示
していると、薬袋収納装置30のコントローラ40で
は、指令受理ルーチン41によって通常処理ルーチン4
2が再起動され、その制御下で通常処理が継続される。
そして、制御情報テーブル46を検索して空きトレイ6
の載っているトレイ棚34bが検知され、制御情報テー
ブル46のうちトレイ棚34bに対応するデータ領域へ
のポインタが先のトレイ棚34cに対応するデータ領域
にセットされる(図6(b)参照)。こうして、通常処
理の施された順序に対応したチェイニングが制御情報テ
ーブル46に出来上がる。
【0036】それから、トレイ棚34bに空きトレイ6
が載っているとの検知に基づいて、エレベータ34が棚
一段分だけ上昇させられ、そのトレイ棚34b上のトレ
イ6がトレイディテクタ35に接近して検出されたとこ
ろで停止する(図6(a)参照)。そして、薬袋7が、
順次、コンベア3によって薬袋収納装置30に搬送さ
れ、トレイ棚34b上のトレイ6に収納される。そのト
レイ6への薬袋収納が済んでも、点灯しているのは通常
処理ポインタ44によって指し示されているランプ37
cだけであり、他のランプは依然消灯したままである
(図6(a)参照)。
【0037】さらに、その後も、薬袋7に関する通常処
理の情報が送受信されると、通常処理ルーチン42の制
御下で通常処理が継続され、制御情報テーブル46のう
ち空きトレイ6の載ったトレイ棚34aに対応するデー
タ領域へのポインタが先のトレイ棚34bに対応するデ
ータ領域にセットされて(図7(b)参照)、通常処理
の順序に対応したチェイニングが延長される。それか
ら、エレベータ34が棚一段分だけ上昇し、薬袋7がそ
このトレイ6に収納される(図7(a)参照)。また、
その間に、トレイ棚34d上にもトレイ6を補充する
と、制御情報テーブル46の該当フラグがトレイ無しか
らトレイ有りの状態に変更される(図7(b)参照)。
【0038】そして、トレイ棚34a上のトレイ6への
薬袋収納が終了し、さらに同様にしてトレイ棚34d上
のトレイ6への薬袋収納も終了すると、通常処理ポイン
タ44の指す先には制御情報テーブル46においてトレ
イ棚34c,トレイ棚34b,トレイ棚34a,トレイ
棚34dの順序でチェイニングが出来上がる(図(b)
参照)。また、通常処理ポインタ44によって指し示さ
れているランプ37cだけが点灯している(図8(a)
参照)。
【0039】そこで、このランプ37cの点灯している
横のトレイ6をトレイ棚34c上から取り出す(図9
(a)参照)。そうすると、制御情報テーブル46のう
ちトレイ棚34cに対応したデータ領域について、フラ
グがトレイ無しの状態に変更されるとともに、そのポイ
ンタがクリアされる。さらに、そのポインタがそのとき
まで指し示していたところを指すように通常処理ポイン
タ44が更新される(図9(b)参照)。それから、通
常処理ポインタ44によって指し示されなくなったラン
プ37cは消灯させられ、新たに通常処理ポインタ44
によって指し示されることとなったランプ37bが点灯
させられる(図9(a)参照)。こうして、次はトレイ
棚34b上のトレイ6が取り出される番となっているこ
とが作業者に明示される。
【0040】この表示に従ってランプ37bの横のトレ
イ6をトレイ棚34b上から取り出すと(図10(a)
参照)、制御情報テーブル46のうちトレイ棚34bに
対応したデータ領域について、フラグがトレイ無しの状
態に変更されるとともに、そのポインタがクリアされ
る。さらに、そのポインタがそのときまで指し示してい
たところを指すように通常処理ポインタ44が更新され
る(図10(b)参照)。それから、通常処理ポインタ
44によって指し示されなくなったランプ37bは消灯
させられ、新たに通常処理ポインタ44によって指し示
されることとなったランプ37aが点灯させられる(図
10(a)参照)。こうして、制御情報テーブル46に
おけるチェイニングが縮むとともに、次はトレイ棚34
a上のトレイ6が取り出される番となっていることが明
示される。
【0041】さらに、この表示に従ってランプ37aの
横のトレイ6をトレイ棚34a上から取り出すと(図1
1(a)参照)、制御情報テーブル46のうちトレイ棚
34aに対応したデータ領域について、フラグがトレイ
無しの状態に変更されるとともに、そのポインタがクリ
アされる。さらに、そのポインタがそのときまで指し示
していたところを指すように通常処理ポインタ44が更
新される(図11(b)参照)。それから、通常処理ポ
インタ44によって指し示されなくなったランプ37a
は消灯させられ、新たに通常処理ポインタ44によって
指し示されることとなったランプ37dが点灯させられ
る(図11(a)参照)。
【0042】そこで、トレイ棚34d上のトレイ6も取
り出すと、トレイ棚34a〜34dが総て空になり、通
常処理ポインタ44と優先処理ポインタ45と制御情報
テーブル46といった制御情報もクリアされた状態に戻
り、ランプ37a〜37dは総て消灯する。以上、トレ
イ棚34a〜34dを一通り使用した場合について述べ
たが、さらに多くの薬袋7を分割収納する場合は、トレ
イ棚34a〜34dのうちトレイ6を取り出したところ
へ他のトレイ6を随時補充するだけで良い。こうして、
各トレイ棚34a〜34d上のトレイ6をランプ37a
〜37dの点灯順に従って処理するだけで自然に、通常
処理下で分割収納された薬袋7について、先行して作成
されたものがその後の処理も先行して行われるのであ
る。
【0043】次に、図5の状態、すなわちトレイ棚34
c上のトレイ6への通常処理による薬袋収納を行ったと
ころで、次に作成しようとしている薬袋7に関する情報
が薬袋印字機10等から薬袋収納装置30へ送信されて
来たが、この情報が優先処理を示している場合について
説明する。
【0044】この場合、薬袋収納装置30のコントロー
ラ40では、指令受理ルーチン41によって通常処理ル
ーチン42の処理が停止させられる一方で優先処理ルー
チン43が起動され、その制御下で優先処理が行われ
る。そして、制御情報テーブル46を検索して空きトレ
イ6の載っているトレイ棚34bが検知され、制御情報
テーブル46のうちトレイ棚34bに対応するデータ領
域へのポインタが優先処理ポインタ45にセットされる
(図12(b)参照)。通常処理ポインタ44は制御情
報テーブル46のうちトレイ棚34cに対応するデータ
領域を指したままである。こうして、通常処理の施され
た順序に対応したチェイニングとは別に優先処理のため
のチェイニングも制御情報テーブル46に作り始められ
る。
【0045】それから、トレイ棚34bに空きトレイ6
が載っているとの検知に基づいて、エレベータ34が棚
一段分だけ上昇し、そのトレイ棚34b上のトレイ6が
トレイディテクタ35に接近して検出されたところで停
止する(図12(a)参照)。そして、薬袋7が、順
次、コンベア3によって薬袋収納装置30に搬送され、
トレイ棚34b上のトレイ6に収納される。そのトレイ
6への薬袋収納中に点灯しているのは通常処理ポインタ
44によって指し示されているランプ37cだけであ
る。
【0046】しかし、トレイ棚34b上のトレイ6への
薬袋収納が済むと、優先処理ポインタ45によって指し
示されているランプ37bは、単なる点灯よりも目立つ
ように点滅させられる(図13(a)参照)。こうし
て、単に点灯しているランプ37cの横のトレイ6より
も、点滅しているランプ37bの横のトレイ6を優先し
て取り出すように、作業者が促される。
【0047】さらに、その後は、薬袋7に関する通常処
理の情報が送受信されると、通常処理ルーチン42に制
御が戻されて通常処理が継続される。そして、制御情報
テーブル46のうち空きトレイ6の載ったトレイ棚34
aに対応するデータ領域へのポインタが通常処理のうち
では先のトレイ棚34cに対応するデータ領域にセット
されて(図13(b)参照)、通常処理の順序に対応し
たチェイニングが延長される。それから、エレベータ3
4が棚一段分だけ上昇し、薬袋7がそこのトレイ6に収
納される(図13(a)参照)。
【0048】そして、点滅しているランプ37bの横の
トレイ6をトレイ棚34b上から取り出すと(図14
(a)参照)、制御情報テーブル46のうちトレイ棚3
4bに対応したデータ領域におけるフラグがトレイ無し
の状態に変更されるとともに、優先処理ポインタ45が
クリアされる(図14(b)参照)。それから、優先処
理ポインタ45によって指し示されなくなったランプ3
7bは消灯させられ、通常処理ポインタ44によって指
されているランプ37cの点灯は継続させられる(図1
4(a)参照)。こうして、通常処理の順序に縛られる
こと無く、しかも通常処理の順序を壊すこと無く、再発
行された薬袋7等を優先的に処理することができる。
【0049】このように、この薬袋収納装置にあって
は、多数の薬袋を複数の受器に分けて自動的に収納させ
るとともに表示通りに受器を取り出すことで容易に薬袋
作成順序を保って処理することができるようにもするた
めに薬袋収納済みの受器に関して収納順序に基づく表示
を行うに際して、収納および表示についての順序管理を
二系統に多重化したことにより、基本的には薬袋作成順
序を乱すこと無く例外もこなすという柔軟な処理が行え
るようになったのである。
【0050】なお、上記の実施例では、収納および表示
の順序管理についての多重化に際して、通常処理(第1
制御手段)と優先処理(第2制御手段)との二系統を採
用したが、これに限定されるものではなく、入院患者向
け処理と外来患者向け処理との二系統や、錠剤処理と散
薬処理と外用薬処理との三系統などへの適用も、僅かな
変形や適宜の拡張を施すだけで直ちに実現することがで
きる。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の薬袋収納装置にあっては、多数の薬袋を複数の受器に
分けて自動的に収納させるに際し、薬袋収納済みの受器
に関して収納順序に基づく表示がなされるようにしたこ
とにより、表示通りに受器を取り出すことで容易に薬袋
作成順序を保って処理することができるようになったと
いう有利な効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の薬袋収納装置の一実施例につい
て、その正面および縦断側面の模式図である。
【図2】 その制御部のブロック図である。
【図3】 本装置を薬袋作成装置に連結するところ
である。
【図4】 作動を開始させた時の状態である。
【図5】 先頭の受器に薬袋を収納しているところ
である。
【図6】 2番目の受器に薬袋を収納しているとこ
ろである。
【図7】 3番目の受器に薬袋を収納しているとこ
ろである。
【図8】 総ての受器に薬袋を収納し終えたところ
である。
【図9】 先頭の受器を取り出したところである。
【図10】 2番目の受器を取り出したところであ
る。
【図11】 3番目の受器を取り出したところであ
る。
【図12】 優先処理を開始したところである。
【図13】 通常処理を続行したところである。
【図14】 優先処理の受器を取り出したところであ
る。
【図15】 従来の薬袋印字機(一括収納型)である。
【図16】 従来の薬袋印字機(分割収納型)である。
【図17】 その分配機構である。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 排紙路 3 コンベア(薬袋搬送機構、薬袋排出機構、薬袋
収集機構) 4 一括受箱(受器) 5 分割受棚 6 トレイ(受器) 7 薬袋 10 薬袋印字機(薬袋印刷装置、薬袋作成装置) 20 薬袋印字機(薬袋印刷装置、薬袋作成装置) 21 集合搬送部(薬袋搬送機構、薬袋排出機構、薬
袋収集機構) 22 薬袋分割収納機構(薬袋収納部) 30 薬袋収納装置 31 キャスタ 32 ベース(基台、座部) 33 フレーム(支柱、枠部) 34 エレベータ(リフタ、可動板、昇降部材、可動
部材) 34a トレイ棚(区画室、受器乗載室、棚部) 34b トレイ棚(区画室、受器乗載室、棚部) 34c トレイ棚(区画室、受器乗載室、棚部) 34d トレイ棚(区画室、受器乗載室、棚部) 35 トレイディテクタ(受器検出子) 35a トレイディテクタ(受器検出子) 35b トレイディテクタ(受器検出子) 35c トレイディテクタ(受器検出子) 35d トレイディテクタ(受器検出子) 36 ペーパーディテクタ(薬袋検出子) 37a ランプ(発光素子、表示部材) 37b ランプ(発光素子、表示部材) 37c ランプ(発光素子、表示部材) 37d ランプ(発光素子、表示部材) 38 操作パネル(操作部) 39 昇降機構(往復駆動手段) 40 コントローラ(第1制御手段兼第2制御手段、
制御手段) 41 指令受理ルーチン(第1制御手段兼第2制御手
段) 42 通常処理ルーチン(第1制御手段) 43 優先処理ルーチン(第2制御手段) 44 通常処理ポインタ(第1制御手段) 45 優先処理ポインタ(第2制御手段) 46 制御情報テーブル(第1制御手段兼第2制御手
段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】薬袋を受け入れて受器に収納させる薬袋収
    納装置であって、前記受器を乗載しうる棚部が複数形成
    された可動部材と、前記可動部材またはその支持部のう
    ち前記受器の取り出し側の面に対して設けられた表示部
    材と、前記複数の棚部についての薬袋収納の順序に基づ
    いて前記表示部材による表示を順に行わせる制御手段と
    を備えたことを特徴とする薬袋収納装置。
JP10018201A 1998-01-13 1998-01-13 薬袋収納装置 Pending JPH11197214A (ja)

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