JPH11197023A - 茶飲料の温蔵方法および緑茶飲料の供給方法 - Google Patents
茶飲料の温蔵方法および緑茶飲料の供給方法Info
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- JPH11197023A JPH11197023A JP10006571A JP657198A JPH11197023A JP H11197023 A JPH11197023 A JP H11197023A JP 10006571 A JP10006571 A JP 10006571A JP 657198 A JP657198 A JP 657198A JP H11197023 A JPH11197023 A JP H11197023A
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- tea beverage
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 添加物を添加せず、茶飲料本来の味、香り、
風味、色などを損なわずに温蔵する方法および美味しい
茶飲料を供給する方法を提供すること。 【解決手段】 茶葉原料と湯より抽出した茶飲料を、好
ましくは濃縮して、さらに好ましくは約3〜5倍に濃縮
して60〜70℃で温蔵貯蔵することにより茶飲料の劣
化を抑制でき美味しい茶飲料を供給できる。濃縮して6
0〜70℃で温蔵貯蔵した茶飲料を湯で希釈して70℃
を超える温度にして供給する。
風味、色などを損なわずに温蔵する方法および美味しい
茶飲料を供給する方法を提供すること。 【解決手段】 茶葉原料と湯より抽出した茶飲料を、好
ましくは濃縮して、さらに好ましくは約3〜5倍に濃縮
して60〜70℃で温蔵貯蔵することにより茶飲料の劣
化を抑制でき美味しい茶飲料を供給できる。濃縮して6
0〜70℃で温蔵貯蔵した茶飲料を湯で希釈して70℃
を超える温度にして供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は茶飲料の温蔵方法お
よび緑茶飲料の供給方法に関する。
よび緑茶飲料の供給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、茶飲料は、その芳味豊で滋味のあ
る風味が大切にされ、その味、香り、風味を覚味するこ
とを日本人は古くから楽しみとしており、茶樹から摘採
した緑茶葉に機械加工または手揉加工を施して製成した
煎茶等の茶葉原料に70〜90℃程度の温湯または熱湯
を注ぎ、1〜2分程度浸漬して茶成分が抽出された茶飲
料を賞味することが普通である。しかし茶飲料の味、香
り、風味等は上述した茶の入れ方によって大きく影響さ
れるので、茶飲料の味、香り、風味を大切に保って茶を
入れるには十分な注意と手間をかけることが必要であ
り、このため、新時代における生活様式の変化に伴い茶
飲料の需要が減少する傾向がある。
る風味が大切にされ、その味、香り、風味を覚味するこ
とを日本人は古くから楽しみとしており、茶樹から摘採
した緑茶葉に機械加工または手揉加工を施して製成した
煎茶等の茶葉原料に70〜90℃程度の温湯または熱湯
を注ぎ、1〜2分程度浸漬して茶成分が抽出された茶飲
料を賞味することが普通である。しかし茶飲料の味、香
り、風味等は上述した茶の入れ方によって大きく影響さ
れるので、茶飲料の味、香り、風味を大切に保って茶を
入れるには十分な注意と手間をかけることが必要であ
り、このため、新時代における生活様式の変化に伴い茶
飲料の需要が減少する傾向がある。
【0003】最近茶飲料の缶やPETボトルに入ったも
のが市販されるようになったが、アスコルビン酸やサイ
クロテキストリンなどが添加されているため、茶飲料本
来の香りや風味がない。粉末のものも提供されている
が、茶飲料本来の香りや風味がない上、単価も高くなっ
ている。また、アスコルビン酸、サイクロテキストリン
などを添加した湯に茶葉原料を浸漬して緑茶成分を抽出
後、限外濾過して濃縮茶とし、透過液は逆浸透して前記
濃縮茶に混合する方法(特開平5−236877号公
報)、緑茶の抽出時または抽出後に活性炭を添加した抽
出液を濃縮して濃縮茶を製造する方法(特開平7−32
7601号公報)などにより濃縮茶を作り、この濃縮茶
を適量の水または湯で希釈して供給する方法が提案され
ているが、添加物を利用すると茶飲料本来の香りや風味
が損なわれる上、一般的な利用が困難である。
のが市販されるようになったが、アスコルビン酸やサイ
クロテキストリンなどが添加されているため、茶飲料本
来の香りや風味がない。粉末のものも提供されている
が、茶飲料本来の香りや風味がない上、単価も高くなっ
ている。また、アスコルビン酸、サイクロテキストリン
などを添加した湯に茶葉原料を浸漬して緑茶成分を抽出
後、限外濾過して濃縮茶とし、透過液は逆浸透して前記
濃縮茶に混合する方法(特開平5−236877号公
報)、緑茶の抽出時または抽出後に活性炭を添加した抽
出液を濃縮して濃縮茶を製造する方法(特開平7−32
7601号公報)などにより濃縮茶を作り、この濃縮茶
を適量の水または湯で希釈して供給する方法が提案され
ているが、添加物を利用すると茶飲料本来の香りや風味
が損なわれる上、一般的な利用が困難である。
【0004】一方茶飲料は劣化が激しく、70℃を超え
る温度で温蔵すると、茶飲料の味、香り、風味、色など
が変化するため通常温蔵出来ない。しかし、省力化が進
んでいる現在、いつでも美味しい茶飲料の提供が求めら
れている。
る温度で温蔵すると、茶飲料の味、香り、風味、色など
が変化するため通常温蔵出来ない。しかし、省力化が進
んでいる現在、いつでも美味しい茶飲料の提供が求めら
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、添加物などを添加することなく、茶飲料本来の味、
香り、風味、色などを損なわずに温蔵する方法を提供す
ることであり、第2の目的は美味しい茶飲料を供給する
方法を提供することである。
は、添加物などを添加することなく、茶飲料本来の味、
香り、風味、色などを損なわずに温蔵する方法を提供す
ることであり、第2の目的は美味しい茶飲料を供給する
方法を提供することである。
【0006】
【問題点を解決するための手段】上記課題を解決するた
め請求項1の発明は、茶葉原料と湯より抽出した茶飲料
を60〜70℃で温蔵貯蔵することを特徴とする茶飲料
の温蔵方法である。温蔵温度が60℃未満では雑菌が増
殖する恐れがあり、温蔵温度が70℃を超えると茶飲料
の劣化が早く進行する。60〜70℃で温蔵貯蔵するこ
とにより茶飲料本来の味、香り、風味、色などを損なわ
ずに温蔵できる。茶葉原料と湯より茶飲料を抽出したり
温蔵したりする方法や装置は特に限定されない。例えば
特願平9−288789号明細書に記載の緑茶飲料製造
機や特開平9−28573号公報に記載の抽出装置など
を用いることができる。
め請求項1の発明は、茶葉原料と湯より抽出した茶飲料
を60〜70℃で温蔵貯蔵することを特徴とする茶飲料
の温蔵方法である。温蔵温度が60℃未満では雑菌が増
殖する恐れがあり、温蔵温度が70℃を超えると茶飲料
の劣化が早く進行する。60〜70℃で温蔵貯蔵するこ
とにより茶飲料本来の味、香り、風味、色などを損なわ
ずに温蔵できる。茶葉原料と湯より茶飲料を抽出したり
温蔵したりする方法や装置は特に限定されない。例えば
特願平9−288789号明細書に記載の緑茶飲料製造
機や特開平9−28573号公報に記載の抽出装置など
を用いることができる。
【0007】本発明の請求項2の発明は、茶葉原料と湯
より抽出した茶飲料を濃縮して60〜70℃で温蔵貯蔵
することを特徴とする茶飲料の温蔵方法である。茶葉原
料と湯より抽出した茶飲料を濃縮して60〜70℃で温
蔵貯蔵することによりさらに茶飲料本来の味、香り、風
味、色などを損なわずに温蔵できる。温蔵温度が60℃
未満ではやはり雑菌が増殖する恐れがあり、温蔵温度が
70℃を超えると茶飲料の劣化が進行する。濃縮する方
法は特に限定されず公知の方法を用いることができる。
濃縮する一方法として、例えば通常の湯量と茶葉原料の
量の比率より茶葉原料の比率を高めて茶葉原料と湯より
一度に濃縮茶を製造する方法は好ましく使用できる。
より抽出した茶飲料を濃縮して60〜70℃で温蔵貯蔵
することを特徴とする茶飲料の温蔵方法である。茶葉原
料と湯より抽出した茶飲料を濃縮して60〜70℃で温
蔵貯蔵することによりさらに茶飲料本来の味、香り、風
味、色などを損なわずに温蔵できる。温蔵温度が60℃
未満ではやはり雑菌が増殖する恐れがあり、温蔵温度が
70℃を超えると茶飲料の劣化が進行する。濃縮する方
法は特に限定されず公知の方法を用いることができる。
濃縮する一方法として、例えば通常の湯量と茶葉原料の
量の比率より茶葉原料の比率を高めて茶葉原料と湯より
一度に濃縮茶を製造する方法は好ましく使用できる。
【0008】本発明の請求項3の発明は、請求項2記載
の茶飲料の温蔵方法において、約3〜5倍に濃縮して温
蔵貯蔵することを特徴とする。本発明においては、約2
倍に濃縮しても茶飲料の劣化を抑制できるが、約3〜5
倍に濃縮することによりさらに茶飲料本来の味、香り、
風味、色などを損なわずに温蔵できる。約5倍を超えて
濃縮しても劣化を抑制する効果はあまり変わらない。
の茶飲料の温蔵方法において、約3〜5倍に濃縮して温
蔵貯蔵することを特徴とする。本発明においては、約2
倍に濃縮しても茶飲料の劣化を抑制できるが、約3〜5
倍に濃縮することによりさらに茶飲料本来の味、香り、
風味、色などを損なわずに温蔵できる。約5倍を超えて
濃縮しても劣化を抑制する効果はあまり変わらない。
【0009】本発明の請求項4の発明は、濃縮して60
〜70℃で温蔵貯蔵した茶飲料を湯で希釈して70℃を
超える温度にして供給することを特徴とする茶飲料の供
給方法である。例えば、通常の湯量と茶葉原料の量の比
率より茶葉原料の比率を高めて茶葉原料と約80℃の湯
より一度に約3倍濃縮茶を製造し、通常の飲用温度(約
75℃)より低温の約60℃でこの濃縮茶を温蔵した
後、高温度の湯で約3倍に希釈して適温の約75℃の茶
飲料として供給すれば、上記約3倍濃縮茶を長時間温蔵
できる上、茶飲料本来の味、香り、風味、色などを損な
わずに常に同じ濃度の美味しい茶飲料を供給できる。
〜70℃で温蔵貯蔵した茶飲料を湯で希釈して70℃を
超える温度にして供給することを特徴とする茶飲料の供
給方法である。例えば、通常の湯量と茶葉原料の量の比
率より茶葉原料の比率を高めて茶葉原料と約80℃の湯
より一度に約3倍濃縮茶を製造し、通常の飲用温度(約
75℃)より低温の約60℃でこの濃縮茶を温蔵した
後、高温度の湯で約3倍に希釈して適温の約75℃の茶
飲料として供給すれば、上記約3倍濃縮茶を長時間温蔵
できる上、茶飲料本来の味、香り、風味、色などを損な
わずに常に同じ濃度の美味しい茶飲料を供給できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態を詳述する。図1は、本発明を実施するための茶
飲料製造機1の内部構成の一実施の形態を示す概略図で
ある。茶飲料製造機1の内部には、湯タンク2、茶葉原
料容器3、抽出用チャンバ4、ペーパーフィルタ5、エ
アポンプ6、弁7などを備えた抽出装置、抽出用チャン
バ4で抽出した茶飲料を温蔵する容器8などが設置され
ている。
の形態を詳述する。図1は、本発明を実施するための茶
飲料製造機1の内部構成の一実施の形態を示す概略図で
ある。茶飲料製造機1の内部には、湯タンク2、茶葉原
料容器3、抽出用チャンバ4、ペーパーフィルタ5、エ
アポンプ6、弁7などを備えた抽出装置、抽出用チャン
バ4で抽出した茶飲料を温蔵する容器8などが設置され
ている。
【0011】前記湯タンク2内には図示しない給水管に
より給水される。湯タンク2内の水位を検出する図示し
ないフロートスイッチにより湯タンク2内の水位は常時
一定とされる。湯タンク2にはヒーター9が取り付けら
れており、このヒーター9の加熱によって湯タンク2内
の水は加熱され、常時凡そ+63℃以上(例えば70℃
から90℃)の熱湯とされる。そして、この湯タンク2
内の熱湯は給湯管10によって抽出用チャンバ4に必要
量だけ供給される。
より給水される。湯タンク2内の水位を検出する図示し
ないフロートスイッチにより湯タンク2内の水位は常時
一定とされる。湯タンク2にはヒーター9が取り付けら
れており、このヒーター9の加熱によって湯タンク2内
の水は加熱され、常時凡そ+63℃以上(例えば70℃
から90℃)の熱湯とされる。そして、この湯タンク2
内の熱湯は給湯管10によって抽出用チャンバ4に必要
量だけ供給される。
【0012】前記茶葉原料容器3内には原料としての茶
葉が収納されており、図示の矢印の如く濃縮度に見合っ
た必要量だけ抽出用チャンバ4内に供給される。すなわ
ち通常の湯量と茶葉原料の量の比率より茶葉原料の比率
を高めた量、例えば茶葉原料の比率を約3倍に高めた量
の茶葉原料が抽出用チャンバ4内に供給される。
葉が収納されており、図示の矢印の如く濃縮度に見合っ
た必要量だけ抽出用チャンバ4内に供給される。すなわ
ち通常の湯量と茶葉原料の量の比率より茶葉原料の比率
を高めた量、例えば茶葉原料の比率を約3倍に高めた量
の茶葉原料が抽出用チャンバ4内に供給される。
【0013】抽出用チャンバ4は上部分4aと下部分4
bとから成り、上部分4aと下部分4bの間には、ペー
パーフィルター5が介挿されている。このペーパーフィ
ルタ5はロール状に巻回されており、フィードローラ1
1によりロールから引き出されたペーパーフィルタ5
は、抽出用チャンバ4の上部分4aと下部分4bの間に
密着して介挿され、濃縮した茶飲料12を抽出した後、
上部分4aを上方に移動させて抽出した後の茶葉13と
ともに前記フィードローラ11を経てカス容器14に廃
棄される。
bとから成り、上部分4aと下部分4bの間には、ペー
パーフィルター5が介挿されている。このペーパーフィ
ルタ5はロール状に巻回されており、フィードローラ1
1によりロールから引き出されたペーパーフィルタ5
は、抽出用チャンバ4の上部分4aと下部分4bの間に
密着して介挿され、濃縮した茶飲料12を抽出した後、
上部分4aを上方に移動させて抽出した後の茶葉13と
ともに前記フィードローラ11を経てカス容器14に廃
棄される。
【0014】前記抽出用チャンバ4は、上部分4aの上
端に弁7を備え、下部分4bの下端は排出管15に連通
し、抽出した茶飲料12をこの排出管15に設けた開閉
弁16を開けて容器8に送り、容器8内に濃縮した茶飲
料12を温蔵する。容器8の下部に温蔵ヒーター17が
設けられている。この温蔵ヒーター17は容器8内の濃
縮した茶飲料12を常時60℃〜70℃に調節して温蔵
するものである。そして、容器8の下端には排出電磁弁
18を設けた供給管19が備えられている。
端に弁7を備え、下部分4bの下端は排出管15に連通
し、抽出した茶飲料12をこの排出管15に設けた開閉
弁16を開けて容器8に送り、容器8内に濃縮した茶飲
料12を温蔵する。容器8の下部に温蔵ヒーター17が
設けられている。この温蔵ヒーター17は容器8内の濃
縮した茶飲料12を常時60℃〜70℃に調節して温蔵
するものである。そして、容器8の下端には排出電磁弁
18を設けた供給管19が備えられている。
【0015】以上の構成の茶飲料製造機1において、排
出管15に設けた開閉弁16を閉じた後、湯タンク2と
茶葉原料容器3より必要量の熱湯と茶葉原料が矢印で示
したように抽出用チャンバ4に供給され、抽出用チャン
バ4内で一定時間蒸らし、抽出を行う。所定時間経過後
弁7を上方に移動して抽出用チャンバ4の開口部を閉
じ、開閉弁16を開けてエアポンプ6を作動すると空気
圧により抽出用チャンバ4内の茶飲料12は容器8内に
送られて60℃〜70℃に調節して温蔵される。使用後
のペーパーフィルタ5は、抽出用チャンバ4の上部分4
aを上方に移動させ、上部分4aと下部分4bとの間か
ら茶葉13とともに前記フィードローラ11を経てカス
容器14に廃棄される。
出管15に設けた開閉弁16を閉じた後、湯タンク2と
茶葉原料容器3より必要量の熱湯と茶葉原料が矢印で示
したように抽出用チャンバ4に供給され、抽出用チャン
バ4内で一定時間蒸らし、抽出を行う。所定時間経過後
弁7を上方に移動して抽出用チャンバ4の開口部を閉
じ、開閉弁16を開けてエアポンプ6を作動すると空気
圧により抽出用チャンバ4内の茶飲料12は容器8内に
送られて60℃〜70℃に調節して温蔵される。使用後
のペーパーフィルタ5は、抽出用チャンバ4の上部分4
aを上方に移動させ、上部分4aと下部分4bとの間か
ら茶葉13とともに前記フィードローラ11を経てカス
容器14に廃棄される。
【0016】その後、要求に応じて容器8内に温蔵した
茶飲料12を排出電磁弁18を開けて供給管19より出
し、例えば湯タンク2中の湯で約3倍に希釈して70℃
を超える温度、例えば約75℃にして飲用に供する。こ
のようにすることにより、容器8中に濃縮した茶飲料1
2を長時間温蔵できる上、茶飲料本来の味、香り、風
味、色などを損なわずに常に同じ濃度の美味しい茶飲料
を飲用に供給できる。20は容器8内の茶飲料12の酸
化を防止し、断熱するための浮蓋である。
茶飲料12を排出電磁弁18を開けて供給管19より出
し、例えば湯タンク2中の湯で約3倍に希釈して70℃
を超える温度、例えば約75℃にして飲用に供する。こ
のようにすることにより、容器8中に濃縮した茶飲料1
2を長時間温蔵できる上、茶飲料本来の味、香り、風
味、色などを損なわずに常に同じ濃度の美味しい茶飲料
を飲用に供給できる。20は容器8内の茶飲料12の酸
化を防止し、断熱するための浮蓋である。
【0017】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から
逸脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。
るものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から
逸脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
するが、本発明はこれらの実施例に何等限定されるもの
ではない。 (実施例1)茶葉原料(静岡やぶ北中級煎茶)と約80
℃の湯(水道水)を用いてチャンバ内で下記の抽出条件
で茶飲料を抽出してポンプにより抽出物を取り出し、抽
出物を60℃で3時間温蔵した。抽出後の茶葉は金網フ
ィルタにより分離した。1倍(通常の茶飲料濃度)の茶
飲料はそのまま1時間ごとに、そして、2倍濃縮(通常
の茶飲料濃度の2倍)の茶飲料は60℃の湯で2倍に希
釈して通常の茶飲料の濃度として1時間ごとに、同様に
して3倍濃縮(通常の茶飲料濃度の3倍)の茶飲料は6
0℃の湯で3倍に希釈して通常の茶飲料の濃度として1
時間ごとに、4倍濃縮(通常の茶飲料濃度の4倍)の茶
飲料は60℃の湯で4倍に希釈して通常の茶飲料の濃度
として1時間ごとに、そして5倍濃縮(通常の茶飲料濃
度の5倍)の茶飲料は60℃の湯で5倍に希釈して通常
の茶飲料の濃度として1時間ごとに、HPLCを用いて
ビタミンCの濃度(mmol/l)およびビタミンCの
残存量(%)を測定した。測定結果を表1に示す。 抽出条件: 1倍(通常の茶飲料濃度):茶葉4g、湯300cc、
抽出時間90秒 2倍濃縮:茶葉8g、湯300cc、抽出時間90秒 3倍濃縮:茶葉12g、湯300cc、抽出時間90秒 4倍濃縮:茶葉16g、湯300cc、抽出時間90秒 5倍濃縮:茶葉20g、湯300cc、抽出時間90秒
するが、本発明はこれらの実施例に何等限定されるもの
ではない。 (実施例1)茶葉原料(静岡やぶ北中級煎茶)と約80
℃の湯(水道水)を用いてチャンバ内で下記の抽出条件
で茶飲料を抽出してポンプにより抽出物を取り出し、抽
出物を60℃で3時間温蔵した。抽出後の茶葉は金網フ
ィルタにより分離した。1倍(通常の茶飲料濃度)の茶
飲料はそのまま1時間ごとに、そして、2倍濃縮(通常
の茶飲料濃度の2倍)の茶飲料は60℃の湯で2倍に希
釈して通常の茶飲料の濃度として1時間ごとに、同様に
して3倍濃縮(通常の茶飲料濃度の3倍)の茶飲料は6
0℃の湯で3倍に希釈して通常の茶飲料の濃度として1
時間ごとに、4倍濃縮(通常の茶飲料濃度の4倍)の茶
飲料は60℃の湯で4倍に希釈して通常の茶飲料の濃度
として1時間ごとに、そして5倍濃縮(通常の茶飲料濃
度の5倍)の茶飲料は60℃の湯で5倍に希釈して通常
の茶飲料の濃度として1時間ごとに、HPLCを用いて
ビタミンCの濃度(mmol/l)およびビタミンCの
残存量(%)を測定した。測定結果を表1に示す。 抽出条件: 1倍(通常の茶飲料濃度):茶葉4g、湯300cc、
抽出時間90秒 2倍濃縮:茶葉8g、湯300cc、抽出時間90秒 3倍濃縮:茶葉12g、湯300cc、抽出時間90秒 4倍濃縮:茶葉16g、湯300cc、抽出時間90秒 5倍濃縮:茶葉20g、湯300cc、抽出時間90秒
【0019】
【表1】
【0020】(実施例2)実施例1と同様にして茶葉原
料と約80℃の湯(水道水)を用いて1倍〜4倍濃縮茶
飲料を抽出した後、抽出物を60℃で3時間温蔵した。
60℃で温蔵した1倍〜4倍濃縮茶飲料につき実施例1
と同様にして1時間ごとにHPLCを用いてビタミン
C、ガロカテキン、エピガロカテキン、テアニンを測定
するとともに色彩色差計を用いて色差を測定した。ビタ
ミンC、ガロカテキン、エピガロカテキン、テアニンお
よび色差の測定結果をそれぞれ表2〜表6に示す。ビタ
ミンC濃度と温蔵時間の関係を図2に示す。ガロカテキ
ン濃度と温蔵時間の関係を図3に示す。エピガロカテキ
ン濃度と温蔵時間の関係を図4に示す。テアニン濃度と
温蔵時間の関係を図5に示す。そして色差と温蔵時間の
関係を図6に示す。
料と約80℃の湯(水道水)を用いて1倍〜4倍濃縮茶
飲料を抽出した後、抽出物を60℃で3時間温蔵した。
60℃で温蔵した1倍〜4倍濃縮茶飲料につき実施例1
と同様にして1時間ごとにHPLCを用いてビタミン
C、ガロカテキン、エピガロカテキン、テアニンを測定
するとともに色彩色差計を用いて色差を測定した。ビタ
ミンC、ガロカテキン、エピガロカテキン、テアニンお
よび色差の測定結果をそれぞれ表2〜表6に示す。ビタ
ミンC濃度と温蔵時間の関係を図2に示す。ガロカテキ
ン濃度と温蔵時間の関係を図3に示す。エピガロカテキ
ン濃度と温蔵時間の関係を図4に示す。テアニン濃度と
温蔵時間の関係を図5に示す。そして色差と温蔵時間の
関係を図6に示す。
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】
【0023】
【表4】
【0024】
【表5】
【0025】
【表6】
【0026】表1、表2および図2から、1倍の茶飲料
でも60℃で温蔵すればビタミンCが1時間後も約50
%残存するが、濃縮率を上げると、一層貯蔵性が増すこ
とが判る。濃縮率を4倍として温蔵した場合、3時間の
貯蔵においても、ビタミンCの残存率は67〜68%と
なり、長期間の温蔵が可能となるが、ビタミンCの残存
率は濃縮率約5倍で頭打ちになることが判る。表3およ
び図3から、ガロカテキンは温蔵時間とともに増加する
が、濃縮率が大きくなると増加が抑制される傾向がある
ことが判る。表4および図4から、エピガロカテキンは
温蔵時間とともに急激に減少するが、濃縮率が大きくな
ると減少が抑制される傾向があることが判る。約3〜4
倍濃縮であれば約2時間は保持できるといえる。表5お
よび図5から、テアニンは温蔵時間とともにやや減少す
るが、濃縮率にあまり依存しないことが判る。表6およ
び図6から、色差は温蔵時間とともに増加し、濃縮率に
あまり依存しないことが判る。
でも60℃で温蔵すればビタミンCが1時間後も約50
%残存するが、濃縮率を上げると、一層貯蔵性が増すこ
とが判る。濃縮率を4倍として温蔵した場合、3時間の
貯蔵においても、ビタミンCの残存率は67〜68%と
なり、長期間の温蔵が可能となるが、ビタミンCの残存
率は濃縮率約5倍で頭打ちになることが判る。表3およ
び図3から、ガロカテキンは温蔵時間とともに増加する
が、濃縮率が大きくなると増加が抑制される傾向がある
ことが判る。表4および図4から、エピガロカテキンは
温蔵時間とともに急激に減少するが、濃縮率が大きくな
ると減少が抑制される傾向があることが判る。約3〜4
倍濃縮であれば約2時間は保持できるといえる。表5お
よび図5から、テアニンは温蔵時間とともにやや減少す
るが、濃縮率にあまり依存しないことが判る。表6およ
び図6から、色差は温蔵時間とともに増加し、濃縮率に
あまり依存しないことが判る。
【0027】(実施例3)抽出用チャンバー4の容量が
1000ccの図1に示した茶飲料製造装置1を使用し
た以外は実施例1と同様にして茶葉原料(静岡やぶ北中
級煎茶)と約80℃の湯(水道水)を用いて1倍〜9倍
濃縮茶飲料を抽出し、抽出物は容器8内に60℃で3時
間温蔵した。温蔵した1倍〜9倍濃縮茶飲料につき実施
例1と同様にして1時間ごとにHPLCを用いてビタミ
ンCの濃度(mmol/l)およびビタミンCの残存量
(%)を測定した。測定結果を表7に示す。
1000ccの図1に示した茶飲料製造装置1を使用し
た以外は実施例1と同様にして茶葉原料(静岡やぶ北中
級煎茶)と約80℃の湯(水道水)を用いて1倍〜9倍
濃縮茶飲料を抽出し、抽出物は容器8内に60℃で3時
間温蔵した。温蔵した1倍〜9倍濃縮茶飲料につき実施
例1と同様にして1時間ごとにHPLCを用いてビタミ
ンCの濃度(mmol/l)およびビタミンCの残存量
(%)を測定した。測定結果を表7に示す。
【0028】
【表7】
【0029】表7から、濃縮率を上げると貯蔵性が増す
ことが判る。濃縮率を3倍として温蔵した場合、2時間
の貯蔵においても、ビタミンCの残存率は83%とな
り、長期間の温蔵が可能となるが、ビタミンCの残存率
は濃縮率約5倍で頭打ちになることが判る。
ことが判る。濃縮率を3倍として温蔵した場合、2時間
の貯蔵においても、ビタミンCの残存率は83%とな
り、長期間の温蔵が可能となるが、ビタミンCの残存率
は濃縮率約5倍で頭打ちになることが判る。
【0030】(実施例4)茶葉原料(静岡やぶ北中級煎
茶)8gと約80℃の湯(水道水)300ccを用いて
通常の茶飲料濃度の2倍の茶飲料を抽出し、抽出物を6
0℃で3時間温蔵した。各成分の測定時に温蔵した2倍
濃縮茶飲料を90℃の湯で約2倍希釈して75℃の茶飲
料として実施例2と同様にして1時間ごとにHPLCを
用いてビタミンC、ガロカテキン、エピガロカテキン、
テアニンを測定した。測定結果をそれぞれ表8〜表11
に示す。
茶)8gと約80℃の湯(水道水)300ccを用いて
通常の茶飲料濃度の2倍の茶飲料を抽出し、抽出物を6
0℃で3時間温蔵した。各成分の測定時に温蔵した2倍
濃縮茶飲料を90℃の湯で約2倍希釈して75℃の茶飲
料として実施例2と同様にして1時間ごとにHPLCを
用いてビタミンC、ガロカテキン、エピガロカテキン、
テアニンを測定した。測定結果をそれぞれ表8〜表11
に示す。
【0031】(比較例1)茶葉原料(静岡やぶ北中級煎
茶)4gと約80℃の湯(水道水)300ccを用いて
通常の茶飲料濃度(1倍)の茶飲料を抽出し、抽出物を
そのまま75℃で3時間温蔵した。75℃で温蔵した茶
飲料について実施例2と同様にして1時間ごとにHPL
Cを用いてビタミンC、ガロカテキン、エピガロカテキ
ン、テアニンを測定した。測定結果をそれぞれ表8〜表
11に合わせて示す。
茶)4gと約80℃の湯(水道水)300ccを用いて
通常の茶飲料濃度(1倍)の茶飲料を抽出し、抽出物を
そのまま75℃で3時間温蔵した。75℃で温蔵した茶
飲料について実施例2と同様にして1時間ごとにHPL
Cを用いてビタミンC、ガロカテキン、エピガロカテキ
ン、テアニンを測定した。測定結果をそれぞれ表8〜表
11に合わせて示す。
【0032】
【表8】
【0033】
【表9】
【0034】
【表10】
【0035】
【表11】
【0036】表8〜表11より、2倍濃縮茶飲料を60
℃で3時間温蔵した場合(実施例4)の方が、通常の茶
飲料濃度(1倍)の茶飲料を75℃で3時間温蔵した場
合(比較例1)に比較して、ビタミンC、エピガロカテ
キン、テアニンの残存量(%)が高く、ガロカテキンの
増加が抑制されることが判る。
℃で3時間温蔵した場合(実施例4)の方が、通常の茶
飲料濃度(1倍)の茶飲料を75℃で3時間温蔵した場
合(比較例1)に比較して、ビタミンC、エピガロカテ
キン、テアニンの残存量(%)が高く、ガロカテキンの
増加が抑制されることが判る。
【0037】
【発明の効果】茶葉原料と湯より抽出した茶飲料を60
〜70℃で温蔵貯蔵することにより茶飲料本来の味、香
り、風味、色などを損なわずに温蔵できる。茶葉原料と
湯より抽出した茶飲料を濃縮して、好ましくは約3〜5
倍に濃縮して60〜70℃で温蔵貯蔵することによりさ
らに茶飲料本来の味、香り、風味、色などを損なわずに
温蔵できる。例えば、通常の湯量と茶葉原料の量の比率
より茶葉原料の比率を高めて茶葉原料と約80℃の湯よ
り一度に約3〜5倍濃縮茶を製造し、通常の飲用温度
(約75℃)より低温の約60℃でこの濃縮茶を温蔵し
た後、高温度の湯で約3〜5倍に希釈して適温の約75
℃の茶飲料として供給すれば、茶飲料本来の味、香り、
風味、色などを損なわずに常に同じ濃度の美味しい茶飲
料を供給できる。
〜70℃で温蔵貯蔵することにより茶飲料本来の味、香
り、風味、色などを損なわずに温蔵できる。茶葉原料と
湯より抽出した茶飲料を濃縮して、好ましくは約3〜5
倍に濃縮して60〜70℃で温蔵貯蔵することによりさ
らに茶飲料本来の味、香り、風味、色などを損なわずに
温蔵できる。例えば、通常の湯量と茶葉原料の量の比率
より茶葉原料の比率を高めて茶葉原料と約80℃の湯よ
り一度に約3〜5倍濃縮茶を製造し、通常の飲用温度
(約75℃)より低温の約60℃でこの濃縮茶を温蔵し
た後、高温度の湯で約3〜5倍に希釈して適温の約75
℃の茶飲料として供給すれば、茶飲料本来の味、香り、
風味、色などを損なわずに常に同じ濃度の美味しい茶飲
料を供給できる。
【図1】 本発明を実施するための茶飲料製造機の内部
構成の一実施の形態を示す概略図である。
構成の一実施の形態を示す概略図である。
【図2】 ビタミンC濃度と温蔵時間の関係を示すグラ
フである。
フである。
【図3】 ガロカテキン濃度と温蔵時間の関係を示すグ
ラフである。
ラフである。
【図4】 エピガロカテキン濃度と温蔵時間の関係を示
すグラフである。
すグラフである。
【図5】 テアニン濃度と温蔵時間の関係を示すグラフ
である。
である。
【図6】 色差と温蔵時間の関係を示すグラフである。
1 茶飲料製造機 2 湯タンク 3 茶葉原料容器 4 抽出用チャンバ 5 ペーパーフィルタ 6 エアポンプ 7 弁 8 容器 9 ヒーター 11 フィードローラ 12 茶飲料 13 茶葉 14 カス容器 17 温蔵ヒーター 19 供給管
Claims (4)
- 【請求項1】 茶葉原料と湯より抽出した茶飲料を60
〜70℃で温蔵貯蔵することを特徴とする茶飲料の温蔵
方法。 - 【請求項2】 茶葉原料と湯より抽出した茶飲料を濃縮
して60〜70℃で温蔵貯蔵することを特徴とする茶飲
料の温蔵方法。 - 【請求項3】 約3〜5倍に濃縮して温蔵貯蔵すること
を特徴とする請求項2記載の茶飲料の温蔵方法。 - 【請求項4】 濃縮して60〜70℃で温蔵貯蔵した茶
飲料を湯で希釈して70℃を超える温度にして供給する
ことを特徴とする茶飲料の供給方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10006571A JPH11197023A (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 茶飲料の温蔵方法および緑茶飲料の供給方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10006571A JPH11197023A (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 茶飲料の温蔵方法および緑茶飲料の供給方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11197023A true JPH11197023A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11642034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10006571A Pending JPH11197023A (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 茶飲料の温蔵方法および緑茶飲料の供給方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11197023A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6612224B2 (en) | 2001-02-12 | 2003-09-02 | Les Thes Du Monde Enr. | Method and apparatus for the preparation of hot beverages |
EP1570774A2 (en) | 2004-03-03 | 2005-09-07 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Beverage manufacturing apparatus |
CN102686134A (zh) * | 2009-08-20 | 2012-09-19 | 可口可乐公司 | 用于按需提供冰茶的系统和方法 |
JP2013502238A (ja) * | 2008-08-08 | 2013-01-24 | ザ コカ・コーラ カンパニー | オンデマンドで冷茶を調製するシステムおよびその方法 |
WO2015166522A1 (en) * | 2014-04-30 | 2015-11-05 | Ito En, Ltd. | Method of manufacturing liquid food/beverage and liquid food/beverage manufactured using the method |
-
1998
- 1998-01-16 JP JP10006571A patent/JPH11197023A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN100405960C (zh) * | 2004-03-03 | 2008-07-30 | 三洋电机株式会社 | 饮料制造装置 |
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TWI600380B (zh) * | 2014-04-30 | 2017-10-01 | Ito En Ltd | Method of manufacturing liquid food and drink, and liquid food and drink manufactured using the same |
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