JPH11196527A - 直流電源ラインの保護回路 - Google Patents

直流電源ラインの保護回路

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JPH11196527A
JPH11196527A JP9361550A JP36155097A JPH11196527A JP H11196527 A JPH11196527 A JP H11196527A JP 9361550 A JP9361550 A JP 9361550A JP 36155097 A JP36155097 A JP 36155097A JP H11196527 A JPH11196527 A JP H11196527A
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JP
Japan
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circuit
power supply
load circuit
supply line
fuse
Prior art date
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Application number
JP9361550A
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English (en)
Inventor
Takeshi Tokura
武 戸倉
Shinichi Nikaido
伸一 二階堂
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒューズ交換を不要にし、障害復帰後も回路
を動作させるのに何ら支障のない保護回路を提供する。 【解決手段】 直流電源供給回路1から負荷回路5へ供
給された電流が異常に大きくなった場合、過電流・過熱
保護素子6がトリップ(保護動作)し、負荷回路5へ流
れる電流を遮断することにより、負荷回路5を保護す
る。そして、障害が復旧した場合には、直流電源ライン
を自動的に復帰させることが可能となるので、ヒューズ
と異なり交換の必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流電源供給回路
から負荷回路へ電源を供給する直流電源ラインに関す
る。
【0002】
【従来の技術】直流電源ラインの保護回路としては、一
般に融断型のヒューズが使われている。図5に従来の直
流電源ライン保護回路の例を示す。この図において、D
C電源供給回路1の正極は装置部2の接続端子3と、D
C電源供給回路1の負極は装置部2の接続端子4と、そ
れぞれ接続されている。また装置部2の内部において
は、接続端子3と負荷回路5の間に融断型ヒューズ15
が接続されており、電流が異常に大きくなったり、過大
な電圧によって電流の値が大きくなり過ぎた場合に融断
型ヒューズ15が融断して回路を保護する構成となって
いる。
【0003】また、上記のような負荷回路5に過大な電
圧がかかったり、過大な電流が流れた場合の他に、DC
電源供給回路1を逆接続した場合にも直流電源ラインを
保護することが必要とされている。この逆接続防止のた
めに、一般的に用いられている方式を図6に示す。この
図においては、図5で用いられている融断型ヒューズ1
5の他に、ダイオード7を負荷回路5と並列に設けてい
る。これにより、たとえDC電源供給回路1が逆接続、
すなわちDC電源供給回路1の正極が接続端子4に、負
極が接続端子3に接続された際でも、負荷回路5にかか
る逆電圧をダイオード7の順方向電圧分に抑えて負荷回
路5の故障を防ぎ、さらに一定以上の逆電流が流れれ
ば、融断型ヒューズ15が溶断して発火などの危険を防
ぐことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、融断型
のヒューズを用いている限り、何らかの原因で過大な電
流が流れた場合、障害を復帰してもヒューズを交換しな
ければ、回路を動作させることができないという問題が
あった。従って、例えば、ユーザーが容易にアクセスで
きる箇所にヒューズがない場合、交換不可能なタイプの
ヒューズ(表面実装型タイプのチップヒューズなど)を
使用している場合、及び電源供給元と装置が物理的に離
れていて容易に装置に近づけない場合など、ヒューズ交
換が難しいため、回路の復旧に時間がかかるという課題
があった。
【0005】本発明はこのような点を考慮してなされた
もので、ヒューズ交換を不要にし、障害復帰後も回路を
容易に動作させることのできる保護回路を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
直流電源供給回路から負荷回路へ電源を供給する直流電
源ラインにおいて、前記直流電源供給回路の正極または
負極のいずれか一方と前記負荷回路との間に接続され、
前記負荷回路に流れる電流が一定値以上になった時に電
流の流れを遮断する過電流・過熱保護素子と、この過電
流・過熱保護素子と直列に、なおかつ前記負荷回路と並
列に接続され、前記負荷回路にかかる逆電圧を順方向電
圧に抑える整流手段を具備してなることを特徴とする直
流電源ラインの保護回路である。請求項2記載の発明
は、請求項1記載の直流電源ラインの保護回路におい
て、前記整流手段が、発光ダイオード(LED)である
ことを特徴とする。請求項3記載の発明は、請求項1記
載の直流電源ラインの保護回路において、前記整流手段
が、警報装置をスイッチングするフォトカプラの一部を
なす発光ダイオード(LED)であることを特徴とす
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態
による直流電源ラインの保護回路の構成を示すブロック
図である。この図において、本発明の直流電源ライン保
護回路は、DC電源供給回路1及び装置部2より構成さ
れる。DC電源供給回路1の正極は装置部2の接続端子
3と、DC電源供給回路1の負極は装置部2の接続端子
4と、それぞれ接続されている。装置部2の内部におい
て、符号5は負荷回路である。また符号6は過電流・過
熱保護素子であり、接続端子3と負荷回路5の正極の間
に接続されており、7はダイオードであり、負荷回路5
と並列に接続されている。
【0008】過電流・過熱保護素子6については、従来
の融断型ヒューズと同様に使用することが可能で、かつ
トリップ(保護動作)した場合にも、障害を取り除けば
復帰して何度も繰り返し使用できることを特長としてい
るデバイスである。この過電流・過熱保護素子6を用い
ることにより、何らかの原因で過大な電流が流れた場合
には負荷回路5を保護し、かつ障害復帰後には自動復帰
することができる。さらに、ダイオード7と組み合わせ
て使用することにより、電源の逆接続時にも負荷回路5
を保護し、かつ障害復旧後には自動復帰することができ
る。
【0009】上記のような構成の直流電源ライン保護回
路において、負荷回路5の電流が異常に大きくなった
り、過大な電圧によって電流が大き過ぎる状態になった
場合には過電流・過熱保護素子6がトリップ(保護動
作)し、負荷回路5を保護する。また、障害が復旧した
場合には自動復帰することが可能であるので、ヒューズ
と異なり交換の必要がない。また、DC電源供給回路1
を逆接続、すなわちDC電源供給回路1の正極を接続端
子4に、負極を接続端子3に接続してしまった場合で
も、まず負荷回路5に並列に接続されたダイオード7が
ON状態となり、負荷回路5にかかる逆電圧をダイオー
ド7の順方向電圧に抑えて保護し、その後一定以上の電
流が流れれば、過電流・過熱保護素子6がトリップ(保
護動作)し、高抵抗になって電流が流れなくなる。これ
により、例えばパソコンの増設部分のような、ユーザー
がアクセスする箇所で誤接続があり得る場合のトラブル
を防ぐことができる。
【0010】ところで、上記実施形態においては、過電
流・過熱保護素子6は、その性質上融断型ヒューズと異
なり警報接点の機能を実現し難い。そこで、他の実施形
態として、図3にDC電源供給回路1を逆接続した時に
警報表示として発光ダイオード(LED)が点灯する応
用例を示す。この図においては、逆電圧がかかることを
防止するためのダイオードとして発光ダイオード(LE
D)8を使用し、負荷回路5と並列に接続している。ま
た、発光ダイオード(LED)8に流れる電流を制限す
る制限抵抗10を、過電流・過熱保護素子6と並列に設
けている。このような構成において、DC電源供給回路
1の正極を接続端子4に、負極を接続端子3に逆接続し
てしまった場合でも、負荷回路5に並列に接続された発
光ダイオード(LED)8がON状態となり、負荷回路
5にかかる逆電圧を発光ダイオード(LED)8の順方
向電圧に抑えて保護すると同時に、警報表示が点灯す
る。これにより、部品点数としては抵抗1個分の追加で
電源逆接続の警報表示を示すことが可能となる。
【0011】さらに他の実施形態として、図4にDC電
源供給回路1を逆接続した時に警報接点が出力される応
用例を示す。この図においては、逆電圧がかかることを
防止するためのダイオードとしてフォトカプラ9を使用
し、負荷回路5と並列に接続している。また、フォトカ
プラ9に流れる電流を制限する制限抵抗10を、過電流
・過熱保護素子6と並列に設けている。このような構成
において、DC電源供給回路1を逆接続してしまった場
合でも、負荷回路5に並列に接続されたフォトカプラ9
がON状態となり、負荷回路5にかかる逆電圧をフォト
カプラ9内部の発光ダイオード(LED)の順方向電圧
に抑えて保護すると同時に、フォトカプラ9内部のフォ
トトランジスタを動作させて警報接点を出力しいる。さ
らに、この実施形態においては、フォトカプラの他にフ
ォトMOSリレーを用いてもよい。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
負荷回路と並列に接続され、前記負荷回路にかかる逆電
圧を順方向電圧に抑える整流手段を設けているので、電
源供給回路を逆接続してしまった場合でも、負荷回路を
逆電圧から保護することができるという効果が得られ
る。また、従来のヒューズの代わりに過電流・過熱保護
素子を使用しているので、保護回路の障害復帰後も交換
することなくそのまま使用できる。また、ヒューズをア
クセスするための機構(アクセス可能なパネルにヒュー
ズを設けるなど)が不要であり、保護回路をプリント基
板内の回路だけで実現できる。さらに、高所に設置した
装置など、容易にアクセスができない装置における電源
ラインの保護にも有効であり、保守作業の軽減につなが
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による直流電源ラインの
保護回路の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の構成において、直流電源供給回路を逆
接続した場合を示したブロック図である。
【図3】 本発明の他の実施形態による直流電源ライン
の保護回路の構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の他の実施形態による直流電源ライン
の保護回路の構成を示すブロック図である。
【図5】 従来技術による直流電源ラインの保護回路の
構成を示すブロック図である。
【図6】 図5の構成において、直流電源供給回路を逆
接続した場合の対策を示した直流電源ライン保護回路の
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1.DC電源供給回路、2.装置部、3,4.接続端
子、5.負荷回路、6.過電流・過熱保護素子、7.ダ
イオード、8.発光ダイオード(LED)、9.フォト
カプラ、10.制限抵抗、15.融断型ヒューズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02J 1/00 309 H02J 1/00 309G

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源供給回路から負荷回路へ電源を
    供給する直流電源ラインにおいて、 前記直流電源供給回路の正極または負極のいずれか一方
    と前記負荷回路との間に接続され、前記負荷回路に流れ
    る電流が一定値以上になった時に電流の流れを遮断する
    過電流・過熱保護素子と、この過電流・過熱保護素子と
    直列に、なおかつ前記負荷回路と並列に接続され、前記
    負荷回路にかかる逆電圧を順方向電圧に抑える整流手段
    を具備してなることを特徴とする直流電源ラインの保護
    回路。
  2. 【請求項2】 前記整流手段は、発光ダイオード(LE
    D)であることを特徴とする請求項1記載の直流電源ラ
    インの保護回路。
  3. 【請求項3】 前記整流手段は、警報装置をスイッチン
    グするフォトカプラの一部をなす発光ダイオード(LE
    D)であることを特徴とする請求項1記載の直流電源ラ
    インの保護回路。
JP9361550A 1997-12-26 1997-12-26 直流電源ラインの保護回路 Pending JPH11196527A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040608