JPH11196193A - 通信システムの選択的自動着信方法およびその網制御装置 - Google Patents
通信システムの選択的自動着信方法およびその網制御装置Info
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- JPH11196193A JPH11196193A JP9361286A JP36128697A JPH11196193A JP H11196193 A JPH11196193 A JP H11196193A JP 9361286 A JP9361286 A JP 9361286A JP 36128697 A JP36128697 A JP 36128697A JP H11196193 A JPH11196193 A JP H11196193A
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Abstract
信端末、第三者発信端末の動作に影響を与えずに、選択
的な着信及びダイヤルイン契約無しでの着信を可能にす
る。 【解決手段】 センタからの呼出により需要家宅の電話
回線2に呼出信号が送出され、呼出信号を呼出信号検出
部4−1にて検出した需要家宅の網制御装置T−NCU
4はT−NCU4に接続された後段端末機器6がオフフ
ックするとオフフック検出部4−3からの後段端末機器
オフフック検出信号によりオフフック部4−2を制御し
てオフフックし、需要家宅のオフフックを検出したセン
タはセンタ識別信号を送出し、センタからのセンタ識別
信号を識別信号検出部4−5で検出したT−NCU4
は、リレー4−4により後段端末機器6を切り離し、セ
ンタ1とT−NCU4及び端末装置5間をスルーにし通
信状態とする。
Description
需要家宅に設置された自動検針ガスメータ、電気メー
タ、水道メータ、通信端末、センサー等(以下「端末装
置」という)との間において通信を行うことにより、検
針情報、その他の情報を特定の発信者等(以下「セン
タ」という)側が取得したり、センタから端末装置に対
して各種の制御信号を送信したり、情報を通報・表示し
たり、或いは第三者から需要家宅の電話器、ファックス
等(以下「後段端末機器」という)に信号が入った場合
の鳴動着信後の選択的自動着信方法及びその網制御装置
(T−NCU)に関するものである。
においては、各需要家宅にT−NCUを取り付け、この
T−NCUで電話回線を端末装置と後段端末機器に分岐
し、自動検針時等にセンタ側から呼出しがあった際に
は、T−NCUが作動して後段端末機器側を鳴動させな
いようにしている。
置の呼出しがあった場合、電話局の交換機が無鳴動着信
信号(緩極反+NRS、1300Hz呼出し信号等)を
需要家のT−NCUに送出し、通常の呼出し信号である
16Hzの信号を送出しないことにより鳴動着信させな
いという方式である。
機器(PBX)を利用し、呼出し信号受信時に自動でP
BXが着信し、その後センタからの内線への選択信号等
により、目的の端末装置をPBXが呼出し、接続する方
式等がある。
鳴動着信方式においては、無鳴動着信契約をライン所有
者と別に結ばなければならないと共に、次のような欠点
がある。アナログの場合、交換機のハードウェアに、I
SDNの場合は、ターミナルアダプター(TA)の機能
に依存し、これらの機能に対応しない場合は利用できな
いという欠点があり、又、交換機には依存しないが、P
BX所有者に課金されるという欠点がある。
宅、不在宅スイッチを有し、不在宅モードに設定されて
いるときにセンタ等からの呼出信号がある一定時間以上
検出された時、端末とセンタ間に通信ループを形成する
ことにより、ノーリンギング回線を使用しないようにす
る装置の提案がある(特開平4−95455号)。 し
かし、この方式は、スイッチ操作をいちいち需要家に要
請する必要があり、自動検針には馴みにくいという問題
がある。本発明の目的は、無鳴動着信(ノーリンギン
グ)契約無しで自動検針システム等を構築できる選択的
自動着信方法及びその装置を構築する網制御装置を提案
することである。
め、請求項1に記載の自動着信方法においては、センタ
と前記センタと電話回線を介して接続される網制御装置
(以下T−NCUという)と前記T−NCUに接続され
る端末装置と前記T−NCUを介して電話回線に接続さ
れる後段端末機器からなる通信システムであって、セン
タからの呼出信号を検出する呼出信号検出部と電話回線
をオフフックするオフフック部と後段端末機器のオフフ
ックを検出するオフフック検出部と後段端末機器を電話
回線から切り離すリレー部と前記オフフック部を介して
電話回線に接続されセンタからのセンタ識別信号を検出
する識別信号検出部と制御部からなるT−NCUにおい
て、センタからの呼出により需要家宅の電話回線に呼出
信号が送出され、前記呼出信号を呼出信号検出部にて検
出した需要家宅のT−NCUはT−NCUに接続された
後段端末機器がオフフックするとオフフック検出部から
の後段端末機器オフフック検出信号によりオフフック部
を制御してオフフックする、需要家宅のオフフックを検
出したセンタはセンタ識別信号を送出する、センタから
の前記センタ識別信号を識別信号検出部にて検出したT
−NCUは、リレーにより後段端末機器を切り離し、セ
ンタとT−NCUおよび端末装置間をスルーにし通信状
態とすることを特徴とするものである。
いては、センタと前記センタと電話回線を介して接続さ
れるT−NCUと前記T−NCUに接続される端末装置
と前記T−NCUを介して電話回線に接続される後段端
末機器からなる通信システムであって、センタからの呼
出信号を検出する呼出信号検出部と電話回線をオフフッ
クするオフフック部と後段端末機器のオフフックを検出
するオフフック検出部と後段端末機器を電話回線から切
り離すリレー部と前記オフフック部を介して電話回線に
接続されセンタからのセンタ識別信号を検出する識別信
号検出部と制御部からなるT−NCUにおいて、センタ
以外の第三者からの呼出において、第三者の呼出により
需要家宅の電話回線に呼出信号が送出され、前記呼出信
号を呼出信号検出部にて検出した需要家宅のT−NCU
は後段端末機器がオフフックするとオフフック検出部か
らの後段端末機器オフフック検出信号によりオフフック
部を制御してオフフックする、T−NCUはセンタから
のセンタ識別信号未検出またはセンタ以外の第三者から
の識別信号の検出に基づき、オフフック部を制御して回
線をオンフックし第三者と後段端末機器とをスルーにす
る、ことを特徴とするものである。
いては、センタからの呼出により、需要家宅の電話回線
に呼出信号が送出され、前記呼出信号を呼出信号検出部
にて検出した需要家宅のT−NCUは、T−NCUに接
続された後段端末機器がオフフックしない場合、所定回
数の呼出信号検出または制御部のタイマ回路による所定
時間経過後、オフフックし、識別信号検出状態となり、
センタからの呼出の場合、センタから送られてくるセン
タ識別信号を検出し、リレーにより後段端末機器を切り
離し、センタとT−NCUおよび端末装置間をスルーに
し通信状態にする、ことを特徴とするものである。
いては、センタ以外の第三者からの呼出において、第三
者の呼出により、需要家宅の電話回線に呼出信号が送出
され、前記呼出信号を呼出信号検出部にて検出した需要
家宅のT−NCUはT−NCUに接続された後段端末機
器がオフフックしない場合、所定回数の呼出信号検出ま
たは制御部のタイマ回路による所定時間経過後、オフフ
ックし識別信号検出状態となるが、T−NCUはセンタ
からのセンタ識別信号未検出またはセンタ以外の第三者
からの識別信号の検出に基づき、第三者に対しT−NC
U着信応答信号を送出し、オフフック部を制御して回線
をオンフックする、または第三者に対しT−NCU着信
応答信号を送出せずオフフック部を制御して回線をオン
フックする、ことを特徴とするものである。
いては、センタと前記センタと電話回線を介して接続さ
れるT−NCUと前記T−NCUに接続される端末装置
と前記T−NCUを介して電話回線に接続される後段端
末機器からなる通信システムであって、センタからの呼
出信号を検出する呼出信号検出部と電話回線をオフフッ
クするオフフック部と後段端末機器のオフフックを検出
するオフフック検出部と後段端末機器を電話回線から切
り離すリレー部と前記オフフック部を介して電話回線に
接続されセンタからのセンタ識別信号を検出する識別信
号検出部と制御部と電話回線と後段端末機器間に接続さ
れ制御部からの制御信号により切り離し可能な信号を減
衰させる信号減衰部からなるT−NCUにおいて、セン
タからの呼出により、需要家宅の電話回線に呼出信号が
送出され、前記呼出信号を呼出信号検出部にて検出した
需要家宅のT−NCUはT−NCUに接続された後段端
末機器がオフフックするとオフフック検出部からの後段
端末機器オフフック検出信号によりオフフック部を制御
してオフフックする、需要家宅のオフフックを検出した
センタはセンタ識別信号を送出する、センタからの前記
センタ識別信号を識別信号検出部にて検出したT−NC
Uは、リレーにより後段端末機器を切り離し、センタと
T−NCUおよび端末装置間をスルーにし通信状態にす
る、また、第三者からの呼出時には、T−NCUはセン
タからのセンタ識別信号未検出またはセンタ以外の第三
者からの識別信号の検出に基づき、信号減衰部を制御部
からの制御により電話回線と後段端末機器間から切り離
し、オフフック部を制御して回線をオンフックし第三者
と後段端末機器とをスルーにする、ことを特徴とするも
のである。
いては、センタと前記センタと電話回線を介して接続さ
れるT−NCUと前記T−NCUに接続される端末装置
と前記T−NCUを介して電話回線に接続される後段端
末機器からなる通信システムであって、センタからの呼
出信号を検出する呼出信号検出部と電話回線をオフフッ
クするオフフック部と後段端末機器のオフフックを検出
するオフフック検出部と後段端末機器を電話回線から切
り離すリレー部とT−NCUがハイインピーダンスの状
態でセンタからのセンタ識別信号を検出する識別信号検
出部と制御部とからなるT−NCUにおいて、センタか
らの呼出により、需要家宅の電話回線に呼出信号が送出
され、前記呼出信号を呼出信号検出部にて検出した需要
家宅のT−NCUはT−NCUに接続された後段端末機
器がオフフックするとオフフック検出部からの後段端末
機器オフフック検出信号によりT−NCUはハイインピ
ーダンス状態のまま識別信号検出部動作状態とする、需
要家宅のオフフックを検出したセンタはセンタ識別信号
を送出する、センタからの前記センタ識別信号を識別信
号検出部にて検出したT−NCUは、リレーにより後段
端末機器を切り離し、オフフック部を制御してオフフッ
クし、センタとT−NCUおよび端末装置間をスルーに
し通信状態にする、また、第三者からの呼出時には、T
−NCUはセンタからのセンタ識別信号未検出またはセ
ンタ以外の第三者からの識別信号の検出に基づき、信号
減衰部を非動作状態とする、ことを特徴とするものであ
る。
いては、センタと前記センタと交換機および電話回線を
介して接続されるT−NCUと前記T−NCUに接続さ
れる端末装置と前記T−NCUを介して電話回線に接続
される後段端末機器からなる通信システムであって、セ
ンタからの呼出信号を検出する呼出信号検出部と電話回
線をオフフックするオフフック部と後段端末機器のオフ
フックを検出するオフフック検出部と後段端末機器を電
話回線から切り離すリレー部と前記オフフック部を介し
て電話回線に接続されセンタからのセンタ識別信号を検
出する識別信号検出部と制御部と制御部からなるT−N
CUと、特定の発信者からの選択信号を受信した場合、
着信先に呼出信号を送出し、着信先オフフックを検出し
た後、特定発信者用の識別信号及びセンタ識別信号を着
信側に送出する発信者識別信号送出手段機能を有する前
記交換機により、センタからの呼出により、需要家宅の
電話回線に呼出信号が送出され、前記呼出信号を呼出信
号検出部にて検出した需要家宅のT−NCUはT−NC
Uに接続された後段端末機器がオフフックするとオフフ
ック検出部からの後段端末機器オフフック検出信号によ
りオフフック部を制御してオフフックする、需要家宅の
オフフックを検出した交換機はセンタ識別信号を送出す
る、前記交換機からのセンタ識別信号を識別信号検出部
にて検出したT−NCUは、リレーにより後段端末機器
を切り離し、センタとT−NCUおよび端末装置間をス
ルーにし通信状態とする、ことを特徴とするものであ
る。
ては、センタと電話回線で接続され、且つ端末装置と後
段端末が接続されていて、センタからの呼出信号に基づ
いて無鳴動で端末装置とセンタ間の通信を可能にするT
−NCUにおいて、センタからの呼出信号を検出する呼
出信号検出部と前記電話回線をオフフックするオフフッ
ク部と前記後段端末機器のオフフックを検出するオフフ
ック検出部と前記後段端末機器を電話回線から切り離す
リレー部と前記オフフック部を介して電話回線に接続さ
れセンタからのセンタ識別信号を検出する識別信号検出
部とこれらの制御部からなり、前記センタからの呼出に
より、需要家宅の電話回線に呼出信号が送出され、前記
呼出信号を呼出信号検出部にて検出すると、接続された
後段端末機器がオフフックするとオフフック検出部から
の後段端末機器オフフック検出信号によりオフフック部
を制御してオフフックし、需要家宅のオフフックを検出
したセンタから送出されたセンタ識別信号を識別信号検
出部にて検出すると、リレーにより後段端末機器を切り
離し、センタとT−NCUおよび端末装置間をスルーに
制御することを特徴とするものである。
もので、1は自動検針センタ、2は公衆電話回線、3は
電話局(交換機)、4はT−NCU、5はT−NCU4
に接続された自動検針ガスメータ等のような端末装置、
6は需要家宅の電話器、ファックス等のような後段端末
機器、7は後段端末機器6と通信を希望する第三者であ
る。
2、3に記載のT−NCU4は図2に示すように、セン
タ1からの呼出信号を検出する呼出信号検出部4−1と
電話回線2をオフフックするオフフック部4−2と後段
端末機器6のオフフックを検出するオフフック検出部4
−3と後段端末機器6を電話回線2から切り離すリレー
部4−4と前記オフフック部4−2を介して電話回線2
に接続されセンタ1からのセンタ識別信号を検出する識
別信号検出部4−5と制御部4−6からなり、センタ1
からの呼出により需要家宅の電話回線に呼出信号が送出
され、前記呼出信号を呼出信号検出部4−1にて検出し
た需要家宅のT−NCU4はT−NCU4に接続された
後段端末機器6がオフフックするとオフフック検出部4
−3からの後段端末機器オフフック検出信号によりオフ
フック部4−2を制御してオフフックする。
ンタ1はセンタ識別信号を送出し、センタ1からの前記
センタ識別信号を識別信号検出部4−5にて検出したT
−NCU4は、リレー部4−4により後段端末機器6を
切り離し、センタ1とT−NCU4および端末装置5間
をスルーにし通信状態とする。
おいて、第三者7の呼出により需要家宅の電話回線2に
呼出信号が送出され、前記呼出信号を呼出信号検出部4
−1にて検出した需要家宅のT−NCU4は後段端末機
器6がオフフックするとオフフック検出部4−3からの
後段端末機器オフフック検出信号によりオフフック部4
−2を制御してオフフックし、T−NCU4はセンタ1
からのセンタ識別信号未検出またはセンタ1以外の第三
者7からの識別信号の検出に基づき、オフフック部4−
2を制御して回線をオンフックし第三者7と後段端末機
器6とをスルーにするものである。
宅の電話回線2に呼出信号が送出され、前記呼出信号を
呼出信号検出部4−1にて検出した需要家宅のT−NC
U4は、T−NCU4に接続された後段端末機器6がオ
フフックしない場合、所定回数の呼出信号検出または制
御部4−6のタイマ回路による所定時間経過後、オフフ
ックし、識別信号検出状態となり、センタ1からの呼出
の場合、センタ1から送られてくるセンタ識別信号を検
出し、リレー部4−4により後段端末機器6を切り離
し、センタ1とT−NCU4および端末装置5間をスル
ーにし通信状態にするものである。
の実施例であって、このT−NCU4は、図2で説明し
た機能に加えて、トーキー音送出部4−7を有し、セン
タ1以外の第三者7からの呼出において、第三者7の呼
出により、需要家宅の電話回線2に呼出信号が送出さ
れ、前記呼出信号を呼出信号検出部4−1にて検出した
需要家宅のT−NCU4はT−NCU4に接続された後
段端末機器6がオフフックしない場合、所定回数の呼出
信号検出または制御部4−6のタイマ回路による所定時
間経過後、オフフックし識別信号検出状態となるが、T
−NCU4はセンタ1からのセンタ識別信号未検出また
はセンタ以外の第三者7からの識別信号の検出に基づ
き、第三者7に対しT−NCU着信応答信号を送出し、
オフフック部4−2を制御して回線をオンフックする、
または第三者7に対しT−NCU着信応答信号を送出せ
ずオフフック部4−2を制御して回線をオンフックする
ものである。
の実施例であって、図2に示した機能に加えて、電話回
線2と後段端末機器6間に接続され制御部4−6からの
制御信号により切り離し可能な信号を減衰させる信号減
衰部4−8からなり、センタ1からの呼出により、需要
家宅の電話回線2に呼出信号が送出され、前記呼出信号
を呼出信号検出部4−1にて検出した需要家宅のT−N
CU4はT−NCU4に接続された後段端末機器6がオ
フフックするとオフフック検出部4−3からの後段端末
機器オフフック検出信号によりオフフック部4−2を制
御してオフフックし、需要家宅のオフフックを検出した
センタ1はセンタ識別信号を送出し、センタ1からの前
記センタ識別信号を識別信号検出部4−5にて検出した
T−NCU4は、リレー部4−4により後段端末機器6
を切り離し、センタ1とT−NCU4および端末装置5
間をスルーにし通信状態にする。
CU4はセンタ1からのセンタ識別信号未検出またはセ
ンタ1以外の第三者7からの識別信号の検出に基づき、
信号減衰部4−8を制御部4−6からの制御により電話
回線2と後段端末機器6間から切り離し、オフフック部
4−2を制御して回線をオンフックし第三者7と後段端
末機器6とをスルーにするものである。図5は信号減衰
部4−8の実施例である。但し、この信号減衰部4−8
に加えて、方向性結合器を挿入してもよい。
NCUの実施例であって、図2に示した機能に加えて、
センタ1からの呼出により、需要家宅の電話回線2に呼
出信号が送出され、前記呼出信号を呼出信号検出部4−
1にて検出した需要家宅のT−NCU4はT−NCU4
に接続された後段端末機器6がオフフックするとオフフ
ック検出部4−3からの後段端末機器オフフック検出信
号によりT−NCU4はハイインピーダンス状態のまま
識別信号検出部4−5を動作状態となし、需要家宅のオ
フフックを検出したセンタ1はセンタ識別信号を送出
し、センタ1からの前記センタ識別信号を識別信号検出
部4−5にて検出したT−NCU4は、リレー部4−4
により後段端末機器6を切り離し、オフフック部4−2
を制御してオフフックし、センタ1とT−NCU4およ
び端末装置6間をスルーにし通信状態にする。
CU4はセンタ1からのセンタ識別信号未検出またはセ
ンタ1以外の第三者7からの識別信号の検出に基づき、
識別別信号検出部4−5を非動作状態とするものであ
る。次に、上記T−NCU4の機能に基づく通信フロー
を図7から図10に基づいて詳述する。
要求信号が入力され(100)、センタ1から発呼(ダ
イヤリング)が行われると(101)、受信側のT−N
CU4は、端末装置5と後段端末機器6を並列オフフッ
クしてこの確認を行い(102)、T−NCU呼出信号
を送出し(103)、次にトーキー音を送出する(10
4)。
信した場合(105)、T−NCU4と通信を開始し
(106)、T−NCU4との通信が正常に終了した場
合(107)、初期状態に戻る(108)。
合、リンギング回数又は接続待ち時間が所定以上になっ
たか否かの判定を行い(109)、NOの場合は受信側
オフフック(102)に戻る。一方、ステップ105で
NOの場合、タイムアウトか否かの判定を行い(11
1)、NOの場合、ステップ105に戻る。ステップ1
07でNO、ステップ109でYESの場合、リトライ
は所定回数以上か否かの判定を行い(112)、YES
の場合は異常を表示し(113)、NOの場合はステッ
プ110に戻る。
て、リングトーン検出待機状態(200)において、リ
ングトーンが入信されると(201)、リングトーンを
カウントし(202)、後段端末機器6がオフフックし
たか否かの判定を行い(203)、NOの場合、所定回
数以上か否かの判定を行い(204)、YESの場合、
自己オフフックし(205)、NOの場合、ステップ2
02に戻る。一方、ステップ203でYESの場合、後
段オフフック時動作(206)へ移行する。
あって、自己オフフックし(300)、センタ1からの
呼出信号受信待機にあり(301)、センタ1から識別
信号が送出されると(302)、センタ1からの識別信
号が入力したか否かの判定を行い(304)、YESの
場合、応答信号をセンタ1側に送出し(313)、セン
タ通信モードに入り(305)、NOの場合、ステップ
303でタイムアウトしたか否かの判定を行う。
開始信号を受信したか否かの判定を行い、NOの場合、
タイムアウトしたか否かの判定を行い(306)、YE
Sの場合、準備完了信号を送信し(308)、後段5を
切断し、後段再オフフック監視状態に入り(309)、
通信を開始する(310)。ステップ303でタイムア
ウトした場合、第三者7からの電話として応答信号を送
出し(311)、オンフックする(312)。
を示す。センタ1からの呼出しにより、T−NCU4は
端末装置5と後段端末機器6を並列接続し(400)、
センタ1からの識別信号を受信待機にあり(401)、
センタ1からの識別信号が入力されると(403)、タ
イムアウトしたか否かの判定を行い(402)、YES
の場合、センタ1からの呼出信号待機状態を停止し(4
13)、後段端末機器6のオンフックを検出し、初期状
態に戻る。センタ1からの識別信号が入力した場合、セ
ンタ通信モードに入り(405)、応答信号を送出する
(412)。NOの場合、ステップ404に戻る。通信
開始信号が入力されると(407)、通信開始信号を受
信したか否かの判定を行い(408)、YESの場合、
準備完了の信号を送信し(409)、後段を切断し、後
段再オフフック監視状態に入り(410)、通信を開始
する(411)。NOの場合、タイムアウトしたか否か
を判定し(406)、YESの場合、自己オフフック
(415)へ、YESの場合、ステップ408に戻る。
ステップ402でタイムアウトがYESの場合、センタ
1からの呼出信号受信待機を停止し(413)、後段端
末機器6のオンフックを検出し、初期状態(図7)に戻
る。
作を行うことにより、ノーリンギング契約無しで通常の
使用時に端末装置、後段端末機器の動作に影響を与えず
に、選択的な自動着信が可能である。また、ダイヤルイ
ン契約無しでの着信も可能である。
図。
段オフフック時の動作フローの説明図。
Claims (8)
- 【請求項1】 センタと前記センタと電話回線を介して
接続される網制御装置(以下T−NCUという)と前記
T−NCUに接続される端末装置と前記T−NCUを介
して電話回線に接続される後段端末機器からなる通信シ
ステムであって、 センタからの呼出信号を検出する呼出信号検出部と電話
回線をオフフックするオフフック部と後段端末機器のオ
フフックを検出するオフフック検出部と後段端末機器を
電話回線から切り離すリレー部と前記オフフック部を介
して電話回線に接続されセンタからのセンタ識別信号を
検出する識別信号検出部と制御部からなるT−NCUに
おいて、 センタからの呼出により需要家宅の電話回線に呼出信号
が送出され、前記呼出信号を呼出信号検出部にて検出し
た需要家宅のT−NCUはT−NCUに接続された後段
端末機器がオフフックするとオフフック検出部からの後
段端末機器オフフック検出信号によりオフフック部を制
御してオフフックする、 需要家宅のオフフックを検出したセンタはセンタ識別信
号を送出する、 センタからの前記センタ識別信号を識別信号検出部にて
検出したT−NCUは、リレーにより後段端末機器を切
り離し、センタとT−NCUおよび端末装置間をスルー
にし通信状態とする、ことを特徴とする通信システムの
選択的自動着信方法。 - 【請求項2】 センタと前記センタと電話回線を介して
接続されるT−NCUと前記T−NCUに接続される端
末装置と前記T−NCUを介して電話回線に接続される
後段端末機器からなる通信システムであって、 センタからの呼出信号を検出する呼出信号検出部と電話
回線をオフフックするオフフック部と後段端末機器のオ
フフックを検出するオフフック検出部と後段端末機器を
電話回線から切り離すリレー部と前記オフフック部を介
して電話回線に接続されセンタからのセンタ識別信号を
検出する識別信号検出部と制御部からなるT−NCUに
おいて、 センタ以外の第三者からの呼出において、第三者の呼出
により需要家宅の電話回線に呼出信号が送出され、前記
呼出信号を呼出信号検出部にて検出した需要家宅のT−
NCUは後段端末機器がオフフックするとオフフック検
出部からの後段端末機器オフフック検出信号によりオフ
フック部を制御してオフフックする、T−NCUはセン
タからのセンタ識別信号未検出またはセンタ以外の第三
者からの識別信号の検出に基づき、オフフック部を制御
して回線をオンフックし第三者と後段端末機器とをスル
ーにする、ことを特徴とする通信システムの選択的自動
着信方法。 - 【請求項3】 センタからの呼出により、需要家宅の電
話回線に呼出信号が送出され、前記呼出信号を呼出信号
検出部にて検出した需要家宅のT−NCUは、T−NC
Uに接続された後段端末機器がオフフックしない場合、
所定回数の呼出信号検出または制御部のタイマ回路によ
る所定時間経過後、オフフックし、識別信号検出状態と
なり、センタからの呼出の場合、センタから送られてく
るセンタ識別信号を検出し、リレーにより後段端末機器
を切り離し、センタとT−NCUおよび端末装置間をス
ルーにし通信状態にする、ことを特徴とする請求項1記
載の通信システムの選択的自動着信方法。 - 【請求項4】 センタ以外の第三者からの呼出におい
て、第三者の呼出により、需要家宅の電話回線に呼出信
号が送出され、前記呼出信号を呼出信号検出部にて検出
した需要家宅のT−NCUはT−NCUに接続された後
段端末機器がオフフックしない場合、所定回数の呼出信
号検出または制御部のタイマ回路による所定時間経過
後、オフフックし識別信号検出状態となるが、T−NC
Uはセンタからのセンタ識別信号未検出またはセンタ以
外の第三者からの識別信号の検出に基づき、第三者に対
しT−NCU着信応答信号を送出し、オフフック部を制
御して回線をオンフックする、または第三者に対しT−
NCU着信応答信号を送出せずオフフック部を制御して
回線をオンフックする、ことを特徴とする請求項3記載
の通信システムの選択的自動着信方法。 - 【請求項5】 センタと前記センタと電話回線を介して
接続されるT−NCUと前記T−NCUに接続される端
末装置と前記T−NCUを介して電話回線に接続される
後段端末機器からなる通信システムであって、 センタからの呼出信号を検出する呼出信号検出部と電話
回線をオフフックするオフフック部と後段端末機器のオ
フフックを検出するオフフック検出部と後段端末機器を
電話回線から切り離すリレー部と前記オフフック部を介
して電話回線に接続されセンタからのセンタ識別信号を
検出する識別信号検出部と制御部と電話回線と後段端末
機器間に接続され制御部からの制御信号により切り離し
可能な信号を減衰させる信号減衰部からなるT−NCU
において、 センタからの呼出により、需要家宅の電話回線に呼出信
号が送出され、前記呼出信号を呼出信号検出部にて検出
した需要家宅のT−NCUはT−NCUに接続された後
段端末機器がオフフックするとオフフック検出部からの
後段端末機器オフフック検出信号によりオフフック部を
制御してオフフックする、 需要家宅のオフフックを検出したセンタはセンタ識別信
号を送出する、 センタからの前記センタ識別信号を識別信号検出部にて
検出したT−NCUは、リレーにより後段端末機器を切
り離し、センタとT−NCUおよび端末装置間をスルー
にし通信状態にする、 また、第三者からの呼出時には、T−NCUはセンタか
らのセンタ識別信号未検出またはセンタ以外の第三者か
らの識別信号の検出に基づき、信号減衰部を制御部から
の制御により電話回線と後段端末機器間から切り離し、
オフフック部を制御して回線をオンフックし第三者と後
段端末機器とをスルーにする、ことを特徴とする通信シ
ステムの選択的自動着信方法。 - 【請求項6】 センタと前記センタと電話回線を介して
接続されるT−NCUと前記T−NCUに接続される端
末装置と前記T−NCUを介して電話回線に接続される
後段端末機器からなる通信システムであって、 センタからの呼出信号を検出する呼出信号検出部と電話
回線をオフフックするオフフック部と後段端末機器のオ
フフックを検出するオフフック検出部と後段端末機器を
電話回線から切り離すリレー部とT−NCUがハイイン
ピーダンス状態でセンタからのセンタ識別信号を検出す
る識別信号検出部と制御部からなるT−NCUにおい
て、 センタからの呼出により、需要家宅の電話回線に呼出信
号が送出され、前記呼出信号を呼出信号検出部にて検出
した需要家宅のT−NCUはT−NCUに接続された後
段端末機器がオフフックするとオフフック検出部からの
後段端末機器オフフック検出信号によりT−NCUはハ
イインピーダンス状態のまま識別信号検出部動作状態と
する、 需要家宅のオフフックを検出したセンタはセンタ識別信
号を送出する、 センタからの前記センタ識別信号を識別信号検出部にて
検出したT−NCUは、リレーにより後段端末機器を切
り離し、オフフック部を制御してオフフックし、センタ
とT−NCUおよび端末装置間をスルーにし通信状態に
する、 また、第三者からの呼出時には、T−NCUはセンタか
らのセンタ識別信号未検出またはセンタ以外の第三者か
らの識別信号の検出に基づき、信号減衰部を非動作状態
とする、ことを特徴とする選択的自動着信方法。 - 【請求項7】 センタと前記センタと交換機および電話
回線を介して接続されるT−NCUと前記T−NCUに
接続される端末装置と前記T−NCUを介して電話回線
に接続される後段端末機器からなる通信システムであっ
て、 センタからの呼出信号を検出する呼出信号検出部と電話
回線をオフフックするオフフック部と後段端末機器のオ
フフックを検出するオフフック検出部と後段端末機器を
電話回線から切り離すリレー部と前記オフフック部を介
して電話回線に接続されセンタからのセンタ識別信号を
検出する識別信号検出部と制御部と制御部からなるT−
NCUと、特定の発信者からの選択信号を受信した場
合、着信先に呼出信号を送出し、着信先オフフックを検
出した後、特定発信者用の識別信号及びセンタ識別信号
を着信側に送出する発信者識別信号送出手段機能を有す
る前記交換機により、 センタからの呼出により、需要家宅の電話回線に呼出信
号が送出され、前記呼出信号を呼出信号検出部にて検出
した需要家宅のT−NCUはT−NCUに接続された後
段端末機器がオフフックするとオフフック検出部からの
後段端末機器オフフック検出信号によりオフフック部を
制御してオフフックする、 需要家宅のオフフックを検出した交換機はセンタ識別信
号を送出する、 前記交換機からのセンタ識別信号を識別信号検出部にて
検出したT−NCUは、リレーにより後段端末機器を切
り離し、センタとT−NCUおよび端末装置間をスルー
にし通信状態とする、ことを特徴とする通信システムの
選択的自動着信方法。 - 【請求項8】 センタと電話回線で接続され、且つ端末
装置と後段端末が接続されていて、センタからの呼出信
号に基づいて無鳴動で端末装置とセンタ間の通信を可能
にするT−NCUにおいて、 センタからの呼出信号を検出する呼出信号検出部と前記
電話回線をオフフックするオフフック部と前記後段端末
機器のオフフックを検出するオフフック検出部と前記後
段端末機器を電話回線から切り離すリレー部と前記オフ
フック部を介して電話回線に接続されセンタからのセン
タ識別信号を検出する識別信号検出部とこれらの制御部
からなり、前記センタからの呼出により、需要家宅の電
話回線に呼出信号が送出され、前記呼出信号を呼出信号
検出部にて検出すると、接続された後段端末機器がオフ
フックするとオフフック検出部からの後段端末機器オフ
フック検出信号によりオフフック部を制御してオフフッ
クし、需要家宅のオフフックを検出したセンタから送出
されたセンタ識別信号を識別信号検出部にて検出する
と、リレーにより後段端末機器を切り離し、センタとT
−NCUおよび端末装置間をスルーに制御する網制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36128697A JP3844163B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 通信システムの選択的自動着信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP36128697A JP3844163B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 通信システムの選択的自動着信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11196193A true JPH11196193A (ja) | 1999-07-21 |
JP3844163B2 JP3844163B2 (ja) | 2006-11-08 |
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ID=18472955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36128697A Expired - Fee Related JP3844163B2 (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | 通信システムの選択的自動着信方法 |
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---|---|
JP (1) | JP3844163B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006238349A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Ntt Telecon Co Ltd | ネットワーク・コントロール・ユニットおよびその制御方法,ネットワーク・コントロール・ユニットを制御するプログラム |
JP2016063486A (ja) * | 2014-09-19 | 2016-04-25 | シャープ株式会社 | 通信システム及び網制御装置 |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP36128697A patent/JP3844163B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2006238349A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Ntt Telecon Co Ltd | ネットワーク・コントロール・ユニットおよびその制御方法,ネットワーク・コントロール・ユニットを制御するプログラム |
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JP3844163B2 (ja) | 2006-11-08 |
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