JPH11196043A - 送信方法、送信電力制御方法及び基地局装置 - Google Patents

送信方法、送信電力制御方法及び基地局装置

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JPH11196043A
JPH11196043A JP9367733A JP36773397A JPH11196043A JP H11196043 A JPH11196043 A JP H11196043A JP 9367733 A JP9367733 A JP 9367733A JP 36773397 A JP36773397 A JP 36773397A JP H11196043 A JPH11196043 A JP H11196043A
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transmission
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power
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Kazuyuki Sakota
和之 迫田
Mitsuhiro Suzuki
三博 鈴木
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/18TPC being performed according to specific parameters
    • H04W52/24TPC being performed according to specific parameters using SIR [Signal to Interference Ratio] or other wireless path parameters

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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は送信方法に関し、隣接チヤネル干渉の
影響を未然に回避して良好に通信し得るようにする。 【解決手段】予め設定された送信電力で送信するような
場合に、送信電力が最大となるチヤネルに関しては設定
された送信電力で送信するようにし、次に送信電力が大
きいチヤネルに関しては、隣に確定チヤネルがあれば、
その確定チヤネルの送信電力に基づいて送信電力を補正
して送信するようにしたことにより、隣接チヤネルから
の漏洩信号(干渉波)によつてそのチヤネルの信号対干
渉波電力比C/Iが劣化することを未然に防止し得る。
かくするにつき隣接チヤネル干渉の影響を未然に回避し
て良好に通信し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。
【0002】発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題(図14及び図15) 課題を解決するための手段 発明の実施の形態 (1)第1の実施の形態 (1−1)セルラー無線通信システムの全体構成(図1
〜図3) (1−2)基地局装置の具体的構成(図4〜図11) (1−3)通信端末装置の具体的構成(図12) (1−4)動作及び効果 (2)他の実施の形態(図13) 発明の効果
【0003】
【発明の属する技術分野】本発明は送信方法、送信電力
制御方法及び基地局装置に関し、例えばセルラー無線通
信システムに適用して好適なものである。
【0004】
【従来の技術】従来、セルラー無線通信システムにおい
ては、通信サービスを提供するエリアを所望の大きさの
セルに分割して当該セル内にそれぞれ固定局としての基
地局装置を設置し、移動局としての通信端末装置は通信
状態が最も良好であると思われる基地局装置と無線通信
するようになされている。
【0005】ところでこの種のセルラー無線通信システ
ムにおいては、所望の通信を行うとき移動局の位置によ
つては大きな送信電力で送信しなければならない場合や
低い送信電力でも十分通信し得る場合が存在する。この
ためセルラー無線通信システムにおいては、基地局装置
及び通信端末装置において互いに受信電力を監視してお
り、その監視結果に基づいた電力制御情報を逆に通知し
合うことによつてフイードバツクループを形成し、これ
によつて必要最低限の送信電力で通信する、いわゆる送
信パワーコントロールを行うようになされている。これ
によりセルラー無線通信システムでは、必要最低限の送
信電力で効率的に通信し得、一定電力で通信する場合に
比して消費電力を低減し得ることから特に通信端末装置
にとつては電池の使用時間を延ばせるといつた格別な効
果が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでかかる従来の
セルラー無線通信システムにおいては、通信相手から通
知される電力制御情報に基づいて送信することにより不
要な送信電力を抑えることはできるが、単に電力制御情
報に基づいて送信電力を制御しただけでは通信し得なく
なることがある。
【0007】例えば図14に示すように、基地局装置1
が自局のセル内に存在する通信端末装置2A〜2Dと通
信しており、通信端末装置2Aとは下りチヤネルf1を
使用して通信し、通信端末装置2Bとは下りチヤネルf
2を使用して通信し、通信端末装置2Cとは下りチヤネ
ルf3を使用して通信し、通信端末装置2Dとは下りチ
ヤネルf5を使用して通信しているとする。また通信端
末装置2A、2C及び2Dは基地局装置1に対して比較
的距離が離れており、通信端末装置2Bは基地局装置1
に対して比較的距離が近い状態にあるとする。
【0008】このような状況で送信パワーコントロール
を行うと、基地局装置1は通信端末装置2A、2C及び
2Dに対して比較的大きな送信電力の送信信号を送信
し、通信端末装置2Bに対しては比較的小さな送信電力
の送信信号を送信するようになる。これは、伝送路上で
の信号損失は距離に比例するので、通信端末装置2A、
2C及び2Dで受信する信号電力は比較的小さくなるか
らである。このためこのような状況にあると、通信端末
装置2A、2C及び2Dは送信電力を上げるような電力
制御情報を基地局装置1に対して通知するので、結果的
に、基地局装置1としては通信端末装置2A、2B及び
2Dに対して比較的大きな送信電力で送信するようにな
る。
【0009】ここでこの例の場合の送信電力の状況を図
15に示す。この図15に示すように、基地局装置1
は、通信端末装置2A、2C及び2Dとの通信に使用す
る下りチヤネルf1、f3及びf5の送信信号S1、S
3及びS5を大きい送信電力で送信し、通信端末装置2
Bとの通信に使用する下りチヤネルf2の送信信号S2
を小さい送信電力で送信する。
【0010】ところで基地局装置1において送信信号を
送信する場合には、通常、送信信号をフイルタに通すこ
とによつて帯域制限し、割り当てられたチヤネル以外に
信号を送出しないようになされている。例えば下りチヤ
ネルf1で送信される送信信号S1はチヤネルf1の帯
域に収まるように帯域制限される。しかしながら実際に
はフイルタによつて完全に帯域制限することはできず、
隣のチヤネルに漏洩する信号成分が存在する。この隣接
チヤネルへの漏洩信号は、帯域外の信号成分を100 パー
セントカツトし得るフイルタを製造し得ないことから、
避け得ない問題である。
【0011】実際上、図15に示した状況においても、
下りチヤネルf1で送信される送信信号S1の一部は隣
接するチヤネルf0及びf2に漏洩し、下りチヤネルf
3で送信される送信信号S3の一部も隣接するチヤネル
f2及びf4に漏洩している。この隣接チヤネルに漏洩
する信号成分は、隣接チヤネルが使用されていないとき
や隣接チヤネルで送信される送信信号の信号電力が大き
いときにはあまり問題にはならないが、隣接チヤネルで
送信される送信信号の信号電力が小さいときにはその漏
洩した信号成分が干渉波として影響を与えてしまうので
問題となる。
【0012】図15に示したチヤネルf2がこの例に当
てはまる。チヤネルf2のように、送信信号S2の送信
電力が小さい場合には、隣接チヤネルf1及びf3から
漏洩してくる信号成分によつて当該送信信号S2が埋も
れてしまい、その結果、受信側から要求されている送信
電力で送信しているにも係わらず、信号対干渉波電力比
C/Iが劣化して良好に通信し得なくなる。
【0013】このようにして従来の送信パワーコントロ
ールでは、通信相手から要求される送信電力で送信して
も、隣接チヤネル干渉の影響を受けて良好な通信を維持
し得なくなることがあり、未だ不十分なところがある。
【0014】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、隣接チヤネル干渉の影響を未然に回避して良好に通
信し得る送信方法及び送信電力制御方法並びにそれを用
いた基地局装置を提案しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、周波数方向に複数のチヤネルを形
成し、当該複数のチヤネルを介して送信信号を予め設定
された送信電力で送信する際に、複数のチヤネルのうち
送信信号の送信電力が最大となるチヤネルに関しては送
信電力を予め設定された送信電力に確定して送信し、次
に送信信号の送信電力が大きいチヤネルに関しては、隣
に送信電力を確定した確定チヤネルがあれば、予め設定
された送信電力を当該確定チヤネルの送信電力に基づい
て補正して送信するようにする。
【0016】このようにして予め設定された送信電力で
送信するような場合に、送信電力が最大となるチヤネル
に関しては設定された送信電力で送信するようにし、次
に送信電力が大きいチヤネルに関しては、隣に確定チヤ
ネルがあれば、その確定チヤネルの送信電力に基づいて
送信電力を補正して送信するようにしたことにより、隣
接チヤネルからの漏洩信号(干渉波)によつてそのチヤ
ネルの信号対干渉波電力比C/Iが劣化することを未然
に防止し得る。
【0017】また本発明においては、周波数方向に複数
のチヤネルを形成し、当該複数のチヤネルを介して送信
信号を予め設定された送信電力で送信する際、複数のチ
ヤネルのうち送信信号の送信電力が最大となるチヤネル
に関しては送信電力を予め設定された送信電力に確定し
て送信し、送信電力を確定した確定チヤネルの隣接チヤ
ネルに関しては予め設定された送信電力を当該確定チヤ
ネルの送信電力に基づいて補正して送信するようにす
る。
【0018】このようにして予め設定された送信電力で
送信するような場合に、送信電力が最大となるチヤネル
に関しては設定された送信電力で送信するようにし、そ
の送信電力を確定した確定チヤネルの隣に位置する隣接
チヤネルに関しては、当該確定チヤネルの送信電力に基
づいて送信電力を補正して送信するようにしたことによ
り、隣の確定チヤネルからの漏洩信号(干渉波)によつ
てそのチヤネルの信号対干渉波電力比C/Iが劣化する
ことを未然に防止し得る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0020】(1)第1の実施の形態 (1−1)セルラー無線通信システムの全体構成 図1において、10は全体として本発明を適用したセル
ラー無線通信システムを示し、基地局装置11と通信端
末装置12との間で無線回線を接続して通信するように
なされている。この場合、基地局装置11は受信部1
3、制御部14及び送信部15を有し、また通信端末装
置12も受信部16、制御部17及び送信部18を有し
ており、基地局装置11及び通信端末装置12はこれら
の回路ブロツクを使用して通信するようになされてい
る。
【0021】基地局装置11の受信部13は通信端末装
置12からの送信信号を受信して送られてくる送信デー
タを復調すると共に、送信信号に含まれるパワーコント
ロールのための制御データを検出し、当該検出した制御
データを制御部14に通達する。また受信部13は通信
端末装置12からの送信信号を受信したときに当該送信
信号の受信電力を測定し、当該測定した受信電力も制御
部14に通達する。
【0022】制御部14は、受信部13からの制御デー
タを基に通信端末装置12に向けて送信する送信信号の
送信電力を制御するためのパワー制御信号を生成し、こ
れを送信部15に送出すると共に、受信部13からの受
信電力を基に通信端末装置12の送信電力を制御するた
めの制御データを生成し、これも送信部15に送出す
る。
【0023】送信部15は、制御部14から受けた制御
データを送信データに挿入して送信信号を生成すると共
に、制御部14から受けたパワー制御信号に基づいてそ
の送信信号の送信電力を制御し、さらには隣接チヤネル
干渉の影響が大きい場合にはその送信信号の送信電力を
隣接チヤネルの送信電力に応じて補正し、その結果得ら
れる送信信号を通信端末装置12に向けて送信する。
【0024】同様に、通信端末装置12の受信部16は
基地局装置11からの送信信号を受信して送られてくる
送信データを復調すると共に、送信信号に含まれるパワ
ーコントロールのための制御データを検出し、当該検出
した制御データを制御部17に通達する。また受信部1
6は基地局装置11からの送信信号を受信したときに当
該送信信号の受信電力を測定し、当該測定した受信電力
も制御部17に通達する。
【0025】制御部17は、受信部16からの制御デー
タを基に基地局装置11に向けて送信する送信信号の送
信電力を制御するためのパワー制御信号を生成し、これ
を送信部18に送出すると共に、受信部16からの受信
電力を基に基地局装置11の送信電力を制御するための
制御データを生成し、これも送信部18に送出する。
【0026】送信部18は、制御部17から受けた制御
データを送信データに挿入して送信信号を生成すると共
に、制御部17から受けたパワー制御信号に基づいてそ
の送信信号の送信電力を制御し、その結果得られる送信
信号を基地局装置11に向けて送信する。
【0027】このようにしてセルラー無線通信システム
10においては、基地局装置11と通信端末装置12と
の間で互いに相手から送られてくる信号の電力を検出
し、その検出した電力に応じた制御データを相手方に通
知することによつて送信電力の制御を行うようになされ
ている。
【0028】なお、基地局装置11においては、実際に
は、受信部13及び送信部15は内部にそれぞれ複数の
受信ブロツク及び送信ブロツクを有しており、これら複
数の受信ブロツク及び送信ブロツクを使用して、当該基
地局装置11が設置されているセル内の他の通信端末装
置とも同様の無線通信を行い得るようになされている。
【0029】またこのセルラー無線通信システム10で
は、マルチキヤリア通信方式(OFDM方式等とも呼ば
れている)を用いて無線通信するようになされている。
因みに、マルチキヤリア通信方式とは、図2に示すよう
に、1周波数スロツトを直交する複数のサブキヤリアに
よつて構成し、通信時にはその周波数スロツトを使用し
て複数のサブキヤリアに送信対象の情報を割り当てて送
信するものである。これにより送信対象の情報を周波数
軸上で分散させて送信し得ることから、周波数選択性フ
エージングに強い無線通信を実現することができる。
【0030】またこのセルラー無線通信システム10で
は、通信に使用する周波数スロツトを時間的に所定パタ
ーンに基づいて変更するようになされており、いわゆる
周波数ホツピングを行うようになされている。例えばこ
の基地局装置11に対しては9つの周波数スロツトF1
〜F9が割り当てられており、その9つの周波数スロツ
トF1〜F9を使用して9つの下り通信チヤネルA〜I
を構成しているとすると、図3に示すように、その周波
数スロツトF1〜F9を一義的に下り通信チヤネルA〜
Iの9つのチヤネルに割り当てるのではなく、各下り通
信チヤネルA〜Iにおいて、時間スロツト毎に使用する
周波数スロツトF1〜F9を変更する。
【0031】例えば下り通信チヤネルAにおいては、時
間スロツトt1で周波数スロツトF1を使用し、時間ス
ロツトt2で周波数スロツトF8を使用し、時間スロツ
トt3で周波数スロツトF4を使用する。そして下り通
信チヤネルAにおいては、時間スロツトt1から時間ス
ロツトtnまでの選択パターンを同様にして繰り返す。
同様に、下り通信チヤネルBにおいては、時間スロツト
t1で周波数スロツトF2を使用し、時間スロツトt2
で周波数スロツトF5を使用し、時間スロツトt3で周
波数スロツトF2を使用する。そして下り通信チヤネル
Bにおいては、時間スロツトt1から時間スロツトtn
までの選択パターンを同様に繰り返す。このようにして
時間スロツト毎に使用する周波数スロツトを変更するこ
とにより、常に同一周波数の干渉波を受けることを回避
し得、干渉波の影響を低減することができる。
【0032】なお、通信端末装置12においても、基地
局装置11と同様に、通信に使用する周波数スロツトを
所定パターンで変更するようになされている。すなわち
基地局装置11に合わせて9つの周波数スロツトf1〜
f9が割り当てられており、これを使用して上り通信チ
ヤネルa〜iを構成しているとすると、各上り通信チヤ
ネルa〜iでは時間スロツト毎に使用する周波数スロツ
トf1〜f9を所定パターンで変更するようになされて
いる。
【0033】(1−2)基地局装置の具体的構成 続いてこの項では、基地局装置11の具体的構成につい
て説明する。図4に示すように、基地局装置11の受信
部13は、アンテナ20、受信処理回路21及び上り通
信チヤネルa〜iに対応して設けられた複数の受信ブロ
ツク22a〜22iによつて構成されている。
【0034】この受信部13においては、まずアンテナ
20で受信された受信信号S10を受信処理回路21に
入力する。受信処理回路21は、後述するように受信信
号S10に対して周波数変換やフーリエ変換処理等を行
うことにより、当該受信信号S10から各上り通信チヤ
ネルa〜iで送られてくる受信シンボルS11a〜S1
1iを取り出し、これを各受信ブロツク22a〜22i
に出力する。
【0035】受信ブロツク22aにおいては、まず受信
シンボルS11aを復調部23aの復調回路23aaに
入力する。復調回路23aaはDQPSK(Differenti
al Quadrature Phase Shift Keying:差動4相位相変
調)変調されている受信シンボルS11aにDQPSK
復調処理を施し、その結果得られる受信シンボルS12
aを後段のデマルチプレクサ24aに出力すると共に、
復調部23a内の受信電力検出回路23abに出力す
る。なお、復調回路23aは差動変調分を復調するだけ
であり、出力される受信シンボルS12aとしてはQP
SK変調されたままの状態である。
【0036】受信電力検出回路23abは、供給される
受信シンボルS12aの振幅を基に上り通信チヤネルa
で送られてきた信号の受信電力を検出し、これを受信電
力情報S13aとして制御部14に送出する。
【0037】一方、デマルチプレクサ24aは、受信シ
ンボルS12aの中から送信電力の制御データを示す制
御シンボルS14aを抽出し、この抽出した制御シンボ
ルS14aを制御部14に送出する。またデマルチプレ
クサ24aは制御シンボルS14aの抽出処理の結果残
つた受信シンボルS15aをチヤネルデコーダ25aに
出力する。
【0038】チヤネルデコーダ25aは、受信シンボル
S15aにQPSK復調処理を施すことによつて上り通
信チヤネルaで送られてきたデータビツトS16aを復
元する。
【0039】同様に、受信ブロツク22b〜22iにお
いても、復調部23b〜23i、デマルチプレクサ24
b〜24i及びチヤネルデコーダ25b〜25iによつ
て同様の処理を行うことにより、各通信チヤネルb〜i
で送られてきた信号の受信電力をそれぞれ検出して受信
電力情報S13b〜S13iを制御部14に送出すると
共に、送信電力の制御データを示す制御シンボルS14
b〜S14iをそれぞれ抽出して制御部14に送出し、
さらに各通信チヤネルb〜iによつて送られてきたデー
タビツトS16b〜S16iをそれぞれ復元する。
【0040】ここで受信処理回路21の構成を図5に示
す。この図5に示すように、受信処理回路21は、大き
く分けて受信回路26、ウインドウイング回路27、高
速フーリエ変換回路(FFT)回路28及びデマルチプ
レクサ29によつて構成されており、アンテナ20によ
つて受信された受信信号S10をまず受信回路26に入
力するようになされている。
【0041】受信回路26は受信信号S10に対してフ
イルタリング処理を施した後、周波数変換処理を施すこ
とによつて当該受信信号S10をベースバンドの受信信
号S17に変換し、これをウインドウイング回路27に
出力する。ウインドウイング回路27は、受信信号S1
7に対して窓かけ処理を施して当該受信信号S17から
時間スロツト1個分の信号成分を取り出し、これを受信
信号S18として高速フーリエ変換回路28に出力す
る。
【0042】高速フーリエ変換回路28は受信信号S1
8にフーリエ変換処理を施すことにより、図6(A)及
び(B)に示すように、複数のサブキヤリアに割り当て
られて周波数軸上に並べられているシンボル情報を時間
軸上に並べて取り出し、これを受信シンボルS19とし
てデマルチプレクサ29に出力する。デマルチプレクサ
29は全上り通信チヤネルa〜iのシンボルが混じつて
いる受信シンボルS19を各チヤネル毎に分け、その結
果得られる受信シンボルS11a〜S11iを後段の各
チヤネル毎の受信ブロツク22a〜22iに出力する。
なお、このセルラー無線通信システムの場合には、周波
数ホツピングを行つているため、図6(A)及び(B)
に示すように、チヤネルa〜iの順番としては必ずしも
そのチヤネル番号順とは限らない。
【0043】続いて基地局装置11の制御部14及び送
信部15の構成を図7を用いて説明する。この図7に示
すように、制御部14は大きく分けてパワー制御信号生
成回路30と制御データ生成回路31とによつて構成さ
れている。パワー制御信号生成回路30は、上述した受
信部13の各デマルチプレクサ24a〜24iによつて
抽出された制御シンボルS14a〜S14iを受け、当
該制御シンボルS14a〜S14iが示す電力制御量に
基づいて、下り通信チヤネルA〜Iの送信電力を制御す
るためのパワー制御信号S20A〜S20Iをそれぞれ
生成し、これを後述する送信部15の各送信ブロツク3
2A〜32Iに出力する。
【0044】また制御データ生成回路31は、上述した
受信部13の各復調部23a〜23iから送出された受
信電力情報S13a〜S13iを受け、当該受信電力情
報S13a〜S13iを基に、上り通信チヤネルa〜i
を使用して通信する各通信端末装置の送信電力を制御す
るための電力制御量をそれぞれ決め、その決めた電力制
御量を示す制御シンボルS21A〜S21Iをそれぞれ
生成し、これを後述する送信部15の各送信ブロツク3
2A〜32Iに出力する。
【0045】なお、制御データ生成回路31は、電力制
御量を決めるとき、後述する送信処理回路33において
隣接チヤネル干渉に対する電力補正を行つた場合には、
当該送信処理回路33から出力されるチヤネル情報S2
2に基づいて、そのチヤネルの電力制御量に隣接チヤネ
ル干渉に対する補正量を加えて制御シンボルを生成する
ようになされている。これにより下り通信チヤネルA〜
Iのうち所望のチヤネルに対して隣接チヤネル干渉に対
する補正を行つた場合には、そのチヤネルに対応する上
り通信チヤネルに対しても隣接チヤネル干渉に対する補
正を行うことができる。
【0046】一方、送信部15は大きく分けてアンテナ
34、送信処理回路33及び下り通信チヤネルA〜Iに
対応して設けられた複数の送信ブロツク32A〜32I
によつて構成されている。
【0047】送信ブロツク32Aにおいては、下り通信
チヤネルAを使用して送信するデータビツトS23Aを
まずチヤネルエンコーダ35Aに入力する。チヤネルエ
ンコーダ35Aは、データビツトS23AにQPSK変
調を施すことにより送信シンボルS24Aを生成し、こ
れをマルチプレクサ36Aに出力する。マルチプレクサ
36Aは、制御データ生成回路31によつて生成した上
り通信チヤネルaに関する制御シンボルS21Aを受
け、当該制御シンボルS21Aを送信シンボルS24A
の所定位置に挿入して送信シンボルS25Aを生成し、
これを変調部37Aに出力する。
【0048】変調部37Aは送信シンボルS25Aに対
して差動変調を施すことによりDQPSK変調された送
信シンボルS26Aを生成し、これを可変利得増幅器3
8Aに出力する。可変利得増幅器38Aは、パワー制御
信号生成回路30によつて生成されたパワー制御信号S
20Aを受け、当該パワー制御信号S20Aに基づいた
利得値で送信シンボルS26Aを増幅することにより、
通信相手の通信端末装置から指示された送信電力になる
ように当該送信シンボルS26Aの振幅を調整し、その
結果得られる送信シンボルS27Aを送信処理回路33
に出力する。
【0049】同様に、送信ブロツク32B〜32Iにお
いては、チヤネルエンコーダ35B〜35Iによつてデ
ータビツトS23B〜S23Iからそれぞれ送信シンボ
ルS24B〜S24Iを生成し、マルチプレクサ36B
〜36Iによつてその送信シンボルS24B〜S24I
にそれぞれ制御シンボルS21B〜S21Iを挿入して
送信シンボルS25B〜S25Iを生成する。そして送
信ブロツク32B〜32Iにおいては、変調部37B〜
37Iによつてその送信シンボルS25B〜S25Iに
対して差動変調を施して送信シンボルS26B〜S26
Iを生成し、可変利得増幅器38B〜38Iによつてそ
の送信シンボルS26B〜S26Iの振幅を調整するこ
とにより通信相手の通信端末装置から指示された送信電
力の送信シンボルS27B〜S27Iを生成し、かくし
てこの送信シンボルS27B〜S27Iを同様にして送
信処理回路33に送出する。
【0050】送信処理回路33は、各送信ブロツク32
A〜32Iで生成された送信シンボルS27B〜S27
Iを1つにまとめて逆フーリエ変換処理や周波数変換処
理等を行うことにより送信信号S28を生成し、これを
アンテナ34に出力して送信する。その際、送信処理回
路33は、隣接チヤネル干渉の影響を受ける下り通信チ
ヤネルが存在すると判定された場合には、その下り通信
チヤネルで送信する送信シンボルに隣接チヤネル干渉に
対する電力補正を行うようになされている。これにより
隣接チヤネル干渉の影響を未然に防止して良好に通信を
行うことができる。なお、隣接チヤネル干渉に対する電
力補正を行つた場合には、送信処理回路33は、そのチ
ヤネルを示すチヤネル情報S22を上述したように制御
部14の制御データ生成回路31に出力するようになさ
れている。
【0051】ここで送信処理回路33の構成を図8に示
す。この図8に示すように、送信処理回路33において
は、まず各送信ブロツク32A〜32Iから供給された
送信シンボルS27A〜S27Iをそれぞれマルチプレ
クサ39に入力する。なお、送信シンボルS27A〜S
27Iは、可変利得増幅器38A〜38Iによつて振幅
調整がなされていることから、図9(A)に示すよう
に、通信相手の通信端末装置から指示された送信電力に
既に設定されている。
【0052】マルチプレクサ39は、この送信シンボル
S27A〜S27Iを時間軸上で1つにまとめると共
に、図3に示した周波数ホツピングのホツピングパター
ンに基づいてその順番を並び替え、その結果得られる送
信シンボルS30を電力補正回路40に出力する。例え
ば送信タイミングが図3に示す時間スロツトt1に相当
する場合には、チヤネル順番としてはA、B、C、D、
E、F、G、H、Iの順番であることから、図9(B)
に示すように、チヤネルA、B、C、D、E、F、G、
H、Iの順番で送信シンボルS27A〜S27Iを時間
軸上に並べる。
【0053】電力補正回路40は、各チヤネルA〜Iの
中で隣接チヤネル干渉の影響が大きいチヤネルを見つ
け、そのチヤネルの送信シンボルに電力補正を行うこと
により隣接チヤネル干渉によつて信号対干渉波電力比C
/Iが劣化することを防止する回路である。
【0054】ここでこの電力補正回路40における電力
補正処理を図10に示すフローチヤートを用いて説明す
る。まず電力補正回路40は、ステツプSP1から入つ
たステツプSP2において、送信シンボルS30の中か
ら送信電力が最も大きいチヤネルを探し、そのチヤネル
の送信電力を既に設定されている送信電力にまずは確定
する。次にステツプSP3において、電力補正回路40
は、確定したチヤネルを除いたチヤネルの中で送信電力
が最も大きいチヤネルを探し、次のステツプSP4にお
いてそのチヤネルの両隣に既に送信電力を確定した確定
チヤネルが存在するか否か判断する。その結果、両隣に
確定チヤネルが存在しない場合には、ステツプSP5に
移り、ここで電力補正回路40はそのチヤネルの送信電
力を既に設定されている値に確定してステツプSP3に
戻り、処理を繰り返す。
【0055】一方、ステツプSP4の判断の結果、両隣
に送信電力を確定した確定チヤネルが存在する場合に
は、ステツプSP6に移り、ここで電力補正回路40
は、その確定チヤネルの送信電力P1と着目しているチ
ヤネルに設定されている送信電力P2との送信電力比P
1/P2を算出する。次にステツプSP7において、電
力補正回路40はその算出した送信電力比P1/P2が
所定の閾値Tよりも大きいか否か判断し、その結果、所
定の閾値Tよりも小さければ(すなわち隣の確定チヤネ
ルの送信電力が基準よりも小さければ)、隣接チヤネル
干渉の影響は小さいと判断してステツプSP5に進み、
ここでそのチヤネルの送信電力を設定されている値に確
定する。
【0056】これに対してステツプSP7の判断の結
果、送信電力比P1/P2の比が所定の閾値Tよりも大
きければ(すなわち隣の確定チヤネルの送信電力が基準
よりも大きければ)、隣接チヤネル干渉の影響が大きい
と判断してステツプSP8に移る。ステツプSP8にお
いては、電力補正回路40は、そのチヤネルの送信電力
を隣の確定チヤネルの送信電力P1の1/T倍に確定
し、この後、ステツプSP3に戻つて処理を繰り返す。
【0057】このようにして電力補正回路40において
は、まず最も送信電力が大きいチヤネルを探してそのチ
ヤネルの送信電力を確定し、次に送信電力が大きいチヤ
ネルを探してそのチヤネルの両隣に送信電力を確定した
確定チヤネルが存在するか否か判断し、確定チヤネルが
存在する場合には、その確定チヤネルとの送信電力比P
1/P2を算出し、その送信電力比P1/P2が所定の
閾値Tよりも大きければそのチヤネルの送信電力を隣の
確定チヤネルの送信電力P1の1/T倍に設定する。以
下、同様にして設定されている送信電力が大きい順にこ
の処理を繰り返すことにより、電力補正回路40は、隣
接チヤネル干渉の影響が大きいチヤネルを探してそのチ
ヤネルの送信電力を補正するようになされている。
【0058】なお、このセルラー無線通信システム10
では、周波数ホツピングを行つていることから時間スロ
ツト毎にチヤネルの並びが変わるので、電力補正回路4
0では、この電力補正処理を時間スロツト毎に行うよう
になされている。また基準となる閾値Tの値は、通信端
末装置におけるチヤネルアイソレーシヨン(すなわちチ
ヤネル分離度)や電波の伝搬状況(すなわち通信環境に
おけるマルチパスフエージングやドツプラー効果等の状
況)等に基づいて決定された値であり、例えば「10」〜
「20」ぐらいの値に設定されている。
【0059】ここでこの電力補正回路40の電力補正処
理例を図11を用いて説明する。図11(A)に示すよ
うに、時間スロツトt1において各チヤネルA〜Iの並
びがA、B、C、D、E、F、G、H、Iの順番であつ
たとすると、電力補正回路40はこの中から最も送信電
力が大きく設定されているチヤネルを探し、そのチヤネ
ルの送信電力をまずは確定する。この図11(A)に示
す例では、チヤネルCが最も送信電力が大きいので、電
力補正回路40はまずチヤネルCの送信電力を確定す
る。
【0060】次に電力補正回路40は、確定したチヤネ
ルCを除いたチヤネルの中で送信電力が最も大きいチヤ
ネルを探し、そのチヤネルの両隣に送信電力を確定した
チヤネルが存在するか否か判断し、確定チヤネルがあれ
ばその確定チヤネルとの送信電力比P1/P2を求めて
閾値Tとの比較を行い、閾値Tよりも大きければそのチ
ヤネルの電力補正を行い、小さければ電力補正を行わず
にそのチヤネルの送信電力を確定する。この図11
(A)に示す例では、確定チヤネルを除いた中ではチヤ
ネルDが最も大きいので、そのチヤネルDの両隣に確定
チヤネルがあるか否か判断する。この場合、チヤネルC
が確定チヤネルであるので当該チヤネルCとチヤネルD
の送信電力比P1/P2を算出して閾値Tとの比較を行
う。この例では、送信電力比P1/P2は閾値Tよりも
小さいので、電力補正を行わず、チヤネルDの送信電力
を設定されている値に確定する。
【0061】次に確定チヤネルを除いたチヤネルの中で
送信電力が最も大きいのは、チヤネルBであるので、電
力補正回路40は、このチヤネルBの両隣に確定チヤネ
ルがあるか否か判断する。この例では、チヤネルCが確
定チヤネルであるので、そのチヤネルCとチヤネルBの
送信電力比P1/P2を算出し、それを閾値Tと比較す
る。この例では、チヤネルC及びB間の送信電力比P1
/P2は閾値Tよりも大きいので、電力補正回路40は
このチヤネルBの送信電力をチヤネルCの送信電力の1
/T倍に確定する。
【0062】電力補正回路40は、このような処理を順
に繰り返して行くことにより、隣接チヤネル干渉の影響
が大きいチヤネルの送信電力を補正する。このように隣
接チヤネル干渉の影響が大きいチヤネルの送信電力を予
め上げることにより、隣接チヤネル干渉波によつて信号
対干渉波電力比C/Iが劣化することを未然に回避する
ことができ、良好に通信することができる。
【0063】このセルラー無線通信システム10では、
周波数ホツピングを行つているので、各チヤネルの並び
は時間スロツト毎に変わる。このため電力補正回路40
は、時間スロツト毎にこのような電力補正処理を行う。
例えば時間スロツトt2においてチヤネルの並びが図1
1(B)に示すように変わつたとすると、電力補正回路
40は、この時間スロツトt2においても電力補正処理
を行う。この場合、同様な手順で電力補正処理を行つて
行くと、先程電力補正を行つたチヤネルBの隣には送信
電力が大きい確定チヤネルが存在しないことになるの
で、チヤネルBの電力補正は行われないことになる。こ
のように時間スロツト毎に電力補正処理を行うことによ
り、隣接チヤネル干渉の影響が大きいときに限つて電力
補正を行うことになるので、効率的に電力補正を行うこ
とができる。
【0064】ここで再び図8に戻つて送信処理回路33
の説明を続ける。このような電力補正回路40の処理に
より電力補正がなされた送信シンボルS31は高速逆フ
ーリエ変換回路(IFFT)41に出力される。高速逆
フーリエ変換回路41は、送信シンボルS31に対して
逆フーリエ変換処理を施すことにより時間軸上に並んで
いるシンボル情報を周波数軸上に並べて当該シンボル情
報を各サブキヤリアに割り当て、その結果得られる送信
信号S32をウインドウイング回路42に出力する。ウ
インドウイング回路42は、送信信号S32に対して窓
かけ処理を施して当該送信信号S32を時間スロツト1
個分の信号成分に制限し、その結果得られる送信信号S
33を送信回路43に出力する。送信回路43はこの送
信信号S33に周波数変換処理を施すことにより下り通
信チヤネルA〜Iの周波数帯域に変換された送信信号S
34を生成し、これにフイルタリング処理を施してアン
テナ34を介して送信する。
【0065】(1−3)通信端末装置の具体的構成 続いてこの項では、通信端末装置12の具体的構成につ
いて説明する。図12に示すように、通信端末装置12
においては、アンテナ20で受信された受信信号S40
をまず受信処理回路51を構成する受信回路52に入力
する。受信回路52は、受信信号S40にフイルタリン
グ処理を施すことによつて所定の下り通信チヤネルで送
られてきた受信信号を取り出した後、その取り出した受
信信号に周波数変換処理を施すことによつてベースバン
ドの受信信号S41を生成し、これをウインドウイング
回路53に出力する。
【0066】ウインドウイング回路53は、受信信号S
41に対して窓かけ処理を施して当該受信信号S41か
ら時間スロツト1個分の信号成分を取り出し、これを受
信信号S42として高速フーリエ変換回路(FFT)5
4に出力する。高速フーリエ変換回路54は、受信信号
S42に対してフーリエ変換処理を施すことにより、複
数のサブキヤリアに割り当てられて周波数軸上に並べら
れているシンボル情報を時間軸上に並べて取り出し、こ
れを受信シンボルS43として復調部55に出力する。
【0067】復調部55は、基地局装置11の復調部2
3aと同様の構成を有し、内部の復調回路によつてDQ
PSK変調されている受信シンボルS43に差動復調を
施して受信シンボルS44を生成すると共に、内部の受
信電力検出回路によつてその受信シンボルS44を基に
受信電力を検出して受信電力情報S45を生成する。そ
して復調部55は、その受信シンボルS44をデマルチ
プレクサ56に出力すると共に、その受信電力情報S4
5を制御部17に出力する。
【0068】デマルチプレクサ56は、受信シンボルS
44の中から送信電力の制御データを示す制御シンボル
S46を抽出し、この抽出した制御シンボルS46を制
御部17に送出する。またデマルチプレクサ56は制御
シンボルS46の抽出処理の結果残つた受信シンボルS
47をチヤネルデコーダ57に出力する。
【0069】チヤネルデコーダ57は、受信シンボルS
47にQPSK復調処理を施すことによつて通信相手の
基地局装置11から所定の下り通信チヤネルを介して送
られてきたデータビツトS48を復元する。
【0070】一方、制御部17は大きく分けてパワー制
御信号生成回路58及び制御データ生成回路59によつ
て構成されており、受信部16から受けた制御シンボル
S46をパワー制御信号生成回路58に入力すると共
に、受信部16から受けた受信電力情報S45を制御デ
ータ生成回路59に入力するようになされている。
【0071】パワー制御信号生成回路58は、制御シン
ボルS46に基づいて、基地局装置11に向けて送信す
る送信電力を制御するためのパワー制御信号S49を生
成し、これを後述する送信部18に送出する。また制御
データ生成回路59は、受信電力情報S45に基づい
て、基地局装置11の送信電力を制御するための電力制
御量を決め、その電力制御量を示す制御シンボルS50
を生成してこれを後述する送信部18に送出する。
【0072】これに対して送信部18においては、基地
局装置11に向けて送信するデータビツトS51をまず
チヤネルエンコーダ60に入力する。チヤネルエンコー
ダ60は、データビツトS51にQPSK変調を施すこ
とによつて送信シンボルS52を生成し、これをマルチ
プレクサ61に出力する。マルチプレクサ61は、制御
部17の制御データ生成回路59から制御シンボルS5
0を受け、当該制御シンボルS50を送信シンボルS5
2の所定位置に挿入して送信シンボルS53を生成し、
これを変調部62に出力する。
【0073】変調部62は送信シンボルS53に対して
差動変調を施すことによりDQPSK変調された送信シ
ンボルS54を生成し、これを可変利得増幅器63に出
力する。可変利得増幅器63は、制御部17のパワー制
御信号生成回路58によつて生成したパワー制御信号S
49を受け、当該パワー制御信号S49に基づいた利得
値で送信シンボルS54を増幅することにより、通信相
手の基地局装置11から指示された送信電力になるよう
に当該送信シンボルS54の振幅を調整し、その結果得
られる送信シンボルS55を送信処理回路64の高速逆
フーリエ変換回路(IFFT)65に出力する。
【0074】なお、基地局装置11において受信部16
が受信する下り通信チヤネルに対して隣接チヤネル干渉
の電力補正を行つた場合には、当該基地局装置11から
送られてくる制御シンボルS46も、その下り通信チヤ
ネルの電力補正に合わせて補正されていることから、こ
の制御シンボルS46に基づいて上り通信チヤネルの送
信電力を制御すれば、自動的に上り通信チヤネルに関し
ても隣接チヤネル干渉に対する電力補正を行うことがで
き、隣接チヤネル干渉の影響を未然に防止することがで
きる。
【0075】高速逆フーリエ変換回路65は、送信シン
ボルS55に対して逆フーリエ変換処理を施すことによ
り時間軸上に並んでいるシンボル情報を周波数軸上に並
べて当該シンボル情報を各サブキヤリアに割り当て、そ
の結果得られる送信信号S56をウインドウイング回路
66に出力する。ウインドウイング回路66は、送信信
号S56に対して窓かけ処理を施して当該送信信号S5
6を時間スロツト1個分の信号成分に制限し、その結果
得られる送信信号S57を送信回路67に出力する。送
信回路67は、この送信信号S57に周波数変換処理を
施すことにより所定の上り通信チヤネルの周波数帯域に
変換された送信信号S58を生成し、これにフイルタリ
ング処理を施してアンテナ68を介して送信する。
【0076】(1−4)動作及び効果 以上の構成において、このセルラー無線通信システム1
0では、基地局装置11と通信端末装置12との間で通
信する場合には、互いに通信相手から送られてくる信号
の受信電力を検出し、その検出結果に基づいた送信電力
制御用の制御データを通信相手に送信し、この制御デー
タに基づいてそれぞれの装置が送信する送信電力を設定
する。
【0077】その際、基地局装置11においては、通信
端末装置11に向けて送信する下り通信チヤネルA〜I
のうち隣接チヤネル干渉の影響が大きいチヤネルを探
し、そのチヤネルに関しては制御データに基づいた送信
電力に補正を加えることにより、当該隣接チヤネル干渉
の影響を低減するようにする。具体的には、基地局装置
11の電力補正回路40は、まず下り通信チヤネルA〜
Iのうち最も送信電力が大きいチヤネルを探し、そのチ
ヤネルに関しては制御データに基づいて設定された送信
電力に確定する。次に電力補正回路40は、送信電力を
確定した確定チヤネルを除いたチヤネルの中から送信電
力が最も大きいチヤネルを探し、そのチヤネルの両隣に
確定チヤネルがあるか否か調べる。その結果、確定チヤ
ネルが無ければ、電力補正回路40は、そのチヤネルの
送信電力を制御データに基づいた値に確定し、確定チヤ
ネルがあればその確定チヤネルの送信電力P1とそのチ
ヤネルの送信電力P2の電力比P1/P2を求め、その
電力比P1/P2が所定の閾値Tを越えていれば隣接チ
ヤネル干渉の影響が大きいと判断してそのチヤネルの送
信電力を確定チヤネルの送信電力P1の1/T倍に設定
する。このような補正処理を順次行うことにより、全チ
ヤネルの送信電力を確定して行く。
【0078】このようにして基地局装置11において
は、複数の下りチヤネルA〜Iのうち送信電力が最大と
なるチヤネルに関してはその送信電力を制御データに基
づいて設定された電力に確定し、次に送信電力が大きい
チヤネルに関してはそのチヤネルの隣に送信電力を確定
した確定チヤネルがあれば、当該確定チヤネルの送信電
力に基づいてそのチヤネルの送信電力を補正するように
したことにより、隣接チヤネル干渉の影響が大きいチヤ
ネルの信号対干渉波電力比C/Iを補正して当該信号対
干渉波電力比C/Iが劣化することを未然に防止し得
る。
【0079】以上の構成によれば、複数の下りチヤネル
A〜Iのうち送信電力が最大となるチヤネルに関しては
その送信電力を制御データに基づいて設定された電力に
確定し、次に送信電力が大きいチヤネルに関してはその
チヤネルの隣に送信電力を確定した確定チヤネルがあれ
ば、当該確定チヤネルの送信電力に基づいてそのチヤネ
ルの送信電力を補正するようにしたことにより、隣接チ
ヤネル干渉によつて信号対干渉波電力比C/Iが劣化す
ることを未然に防止し得、かくして隣接チヤネル干渉の
影響を未然に回避して良好に通信することができる。
【0080】(2)他の実施の形態 なお上述の実施の形態においては、図10に示すよう
に、送信電力が最も大きいチヤネルの送信電力を確定し
た後、次に送信電力が大きいチヤネルを探してそのチヤ
ネルの両隣に送信電力を確定した確定チヤネルがあるか
否か判断し、確定チヤネルがあればその確定チヤネルと
の電力比P1/P2を算出して所定の閾値Tと比較し、
当該電力比P1/P2が閾値Tよりも大きければそのチ
ヤネルの送信電力を確定チヤネルの送信電力に基づいて
補正するようにした場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、送信電力が最も大きいチヤネルの送信電力
を確定した後、その確定チヤネルに隣接する隣接チヤネ
ルについて送信電力比を算出して閾値Tと比較し、当該
送信電力比が閾値Tを越えていればその隣接チヤネルの
送信電力を確定チヤネルの送信電力に基づいて補正する
ようにしても、上述の場合と同様の効果を得ることがで
きる。
【0081】ここでこの場合の電力補正処理を図13に
示す。この図13に示すように、電力補正回路40は、
ステツプSP10から入つたステツプSP11におい
て、送信電力が最も大きいチヤネルを探し、そのチヤネ
ルの送信電力を制御データに基づいて設定された送信電
力に確定する。次に電力補正回路40は、ステツプSP
12において、その送信電力を確定した確定チヤネルの
送信電力P1と、その確定チヤネルの隣にあるチヤネル
の送信電力P2との送信電力比P1/P2を算出する。
次にステツプSP13において、電力補正回路40は、
その算出した送信電力比P1/P2が所定の閾値Tより
も大きいか否か判断し、その結果、当該送信電力比P1
/P2が閾値Tよりも小さければステツプSP14に移
り、ここでそのチヤネルの送信電力を制御データに基づ
いて設定された電力に確定し、次のステツプSP16に
進む。これに対して比較の結果、送信電力比P1/P2
が閾値Tよりも大きければ、そのチヤネルの送信電力を
隣の確定チヤネルの送信電力P1の1/T倍に確定し、
次のステツプSP16に進む。次のステツプSP16で
は、電力補正回路40は、確定したこれらのチヤネルを
チヤネルサーチ候補から除き、再びステツプSP11に
戻つて処理を繰り返す。
【0082】このようにして複数の下りチヤネルA〜I
のうち送信電力が最大となるチヤネルに関してはその送
信電力を制御データに基づいて設定された電力に確定
し、次にその確定チヤネルの隣のチヤネルに関してはそ
の確定チヤネルの送信電力に基づいて送信電力を補正す
るようにしたことにより、上述の場合と同様に、隣接チ
ヤネル干渉の影響が大きいチヤネルの信号対干渉波電力
比C/Iを補正して当該信号対干渉波電力比C/Iが劣
化することを未然に防止し得る。
【0083】また上述の実施の形態においては、隣接チ
ヤネル干渉の影響があるチヤネルの送信電力を増やすよ
うにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、通信環境の変動等、場合によつては送信電力を減ら
すようにしても良い。
【0084】また上述の実施の形態においては、周波数
ホツピングを行うようにした場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、周波数ホツピングを行わないよう
にしても上述の場合と同様の効果を得ることができる。
【0085】また上述の実施の形態においては、マルチ
キヤリア方式を用いて通信するセルラー無線通信システ
ム10に本発明を適用した場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、TDMA(Time Division Multiple
Access :時分割多重)方式を用いて通信するセルラー
無線通信システムに適用しても上述の場合と同様の効果
を得ることができる。要は、周波数方向に複数のチヤネ
ルを形成し、当該複数のチヤネルを介して予め設定され
た送信電力の送信信号を送信するような無線システムで
あれば、上述の場合と同様の効果を得ることができる。
【0086】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、予め設定
された送信電力で送信するような場合に、送信電力が最
大となるチヤネルに関しては設定された送信電力で送信
するようにし、次に送信電力が大きいチヤネルに関して
は、隣に確定チヤネルがあれば、その確定チヤネルの送
信電力に基づいて送信電力を補正して送信するようにし
たことにより、隣接チヤネル干渉の影響を未然に回避し
て良好に通信することができる。
【0087】また予め設定された送信電力で送信するよ
うな場合に、送信電力が最大となるチヤネルに関しては
設定された送信電力で送信するようにし、その送信電力
を確定した確定チヤネルの隣に位置する隣接チヤネルに
関しては、当該確定チヤネルの送信電力に基づいて送信
電力を補正して送信するようにしたことにより、隣接チ
ヤネル干渉の影響を未然に回避して良好に通信すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したセルラー無線通信システムの
概略を示すシステム構成図である。
【図2】マルチキヤリア通信方式の説明に供する略線図
である。
【図3】周波数ホツピングの説明に供するチヤネル配置
図である。
【図4】基地局装置の受信部の構成を示すブロツク図で
ある。
【図5】基地局装置の受信部に設けられた受信処理回路
の構成を示すブロツク図である。
【図6】高速フーリエ変換回路の動作の説明に供する略
線図である。
【図7】基地局装置の送信部及び制御部の構成を示すブ
ロツク図である。
【図8】基地局装置の送信部に設けられた送信処理回路
の構成を示すブロツク図である。
【図9】送信処理回路のマルチプレクサの動作の説明に
供する略線図である。
【図10】電力補正回路による電力補正処理を示すフロ
ーチヤートである。
【図11】電力補正処理の動作の説明に供する略線図で
ある。
【図12】通信端末装置の構成を示すブロツク図であ
る。
【図13】他の実施の形態による電力補正処理を示すフ
ローチヤートである。
【図14】セル内の通信状況の説明に供する略線図であ
る。
【図15】隣接チヤネル干渉によつて信号対干渉波電力
比C/Iが劣化することの説明に供する略線図である。
【符号の説明】
1、11……基地局装置、2A〜2D、12……通信端
末装置、10……セルラー無線通信システム、13、1
6……受信部、14、17……制御部、15、18……
送信部、20、34、50、68……アンテナ、21、
51……受信処理回路、22a〜22i……受信ブロツ
ク、23a〜23i、55……復調部、23aa……復
調回路、23ab……受信電力検出回路、24a〜24
i、29、56……デマルチプレクサ、25a〜25
i、57……チヤネルデコーダ、26、52……受信回
路、27、42、53、66……ウインドウイング回
路、28、54……高速フーリエ変換回路、30、58
……パワー制御信号生成回路、31、59……制御デー
タ生成回路、32A〜32I……送信ブロツク、33、
64……送信処理回路、35A〜35I、60……チヤ
ネルエンコーダ、36A〜36I、61……マルチプレ
クサ、37A〜37I、62……変調部、38A〜38
I、63……可変利得増幅器、39……マルチプレク
サ、40……電力補正回路、41、65……高速逆フー
リエ変換回路、43、67……送信回路。

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周波数方向に複数のチヤネルを形成し、当
    該複数のチヤネルを介して送信信号を予め設定された送
    信電力で送信する送信方法において、 上記複数のチヤネルのうち上記送信信号の送信電力が最
    大となるチヤネルに関しては送信電力を予め設定された
    上記送信電力に確定して送信し、次に送信信号の送信電
    力が大きいチヤネルに関しては、隣に上記送信電力を確
    定した確定チヤネルがあれば、予め設定された上記送信
    電力を当該確定チヤネルの送信電力に基づいて補正して
    送信することを特徴とする送信方法。
  2. 【請求項2】上記送信電力を補正する際には、上記確定
    チヤネルの送信電力と、着目している上記チヤネルに予
    め設定された上記送信電力との電力比に基づいて補正す
    るか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の
    送信方法。
  3. 【請求項3】上記電力比が所定の閾値よりも大きけれ
    ば、着目している上記チヤネルに予め設定された上記送
    信電力を補正し、上記電力比が上記閾値よりも小さけれ
    ば、着目している上記チヤネルの送信電力を予め設定さ
    れた上記送信電力に確定することを特徴とする請求項2
    に記載の送信方法。
  4. 【請求項4】上記送信電力を補正する際には、予め設定
    された上記送信電力を増やす及び又は減らすことによつ
    て補正することを特徴とする請求項3に記載の送信方
    法。
  5. 【請求項5】周波数方向に複数のチヤネルを形成し、当
    該複数のチヤネルを介して送信信号を予め設定された送
    信電力で送信する送信方法において、 上記複数のチヤネルのうち上記送信信号の送信電力が最
    大となるチヤネルに関しては送信電力を予め設定された
    上記送信電力に確定して送信し、上記送信電力を確定し
    た確定チヤネルの隣接チヤネルに関しては予め設定され
    た上記送信電力を当該確定チヤネルの送信電力に基づい
    て補正して送信することを特徴とする送信方法。
  6. 【請求項6】上記送信電力を補正する際には、上記確定
    チヤネルの送信電力と、上記隣接チヤネルに予め設定さ
    れた上記送信電力との電力比に基づいて補正するか否か
    を判断することを特徴とする請求項5に記載の送信方
    法。
  7. 【請求項7】上記電力比が所定の閾値よりも大きけれ
    ば、上記隣接チヤネルに予め設定された上記送信電力を
    補正し、上記電力比が上記閾値よりも小さければ、上記
    隣接チヤネルの送信電力を予め設定された上記送信電力
    に確定することを特徴とする請求項6に記載の送信方
    法。
  8. 【請求項8】上記送信電力を補正する際には、予め設定
    された上記送信電力を増やす及び又は減らすことによつ
    て補正することを特徴とする請求項7に記載の送信方
    法。
  9. 【請求項9】周波数方向に複数のチヤネルを形成し、当
    該複数のチヤネルを介してマルチキヤリアによる送信信
    号を予め設定された送信電力で送信する送信方法におい
    て、 上記複数のチヤネルのうち上記送信信号の送信電力が最
    大となるチヤネルに関しては送信電力を予め設定された
    上記送信電力に確定して送信し、次に送信信号の送信電
    力が大きいチヤネルに関しては、隣に上記送信電力を確
    定した確定チヤネルがあれば、予め設定された上記送信
    電力を当該確定チヤネルの送信電力に基づいて補正して
    送信することを特徴とする送信方法。
  10. 【請求項10】上記送信電力を補正する際には、上記確
    定チヤネルの送信電力と、着目している上記チヤネルに
    予め設定された上記送信電力との電力比に基づいて補正
    するか否かを判断することを特徴とする請求項9に記載
    の送信方法。
  11. 【請求項11】上記電力比が所定の閾値よりも大きけれ
    ば、着目している上記チヤネルに予め設定された上記送
    信電力を補正し、上記電力比が上記閾値よりも小さけれ
    ば、着目している上記チヤネルの送信電力を予め設定さ
    れた上記送信電力に確定することを特徴とする請求項1
    0に記載の送信方法。
  12. 【請求項12】上記送信電力を補正する際には、予め設
    定された上記送信電力を増やす及び又は減らすことによ
    つて補正することを特徴とする請求項11に記載の送信
    方法。
  13. 【請求項13】周波数方向に複数のチヤネルを形成し、
    当該複数のチヤネルを介してマルチキヤリアによる送信
    信号を予め設定された送信電力で送信する送信方法にお
    いて、 上記複数のチヤネルのうち上記送信信号の送信電力が最
    大となるチヤネルに関しては送信電力を予め設定された
    上記送信電力に確定して送信し、上記送信電力を確定し
    た確定チヤネルの隣接チヤネルに関しては予め設定され
    た上記送信電力を当該確定チヤネルの送信電力に基づい
    て補正して送信することを特徴とする送信方法。
  14. 【請求項14】上記送信電力を補正する際には、上記確
    定チヤネルの送信電力と、上記隣接チヤネルに予め設定
    された上記送信電力との電力比に基づいて補正するか否
    かを判断することを特徴とする請求項13に記載の送信
    方法。
  15. 【請求項15】上記電力比が所定の閾値よりも大きけれ
    ば、上記隣接チヤネルに予め設定された上記送信電力を
    補正し、上記電力比が上記閾値よりも小さければ、上記
    隣接チヤネルの送信電力を予め設定された上記送信電力
    に確定することを特徴とする請求項14に記載の送信方
    法。
  16. 【請求項16】上記送信電力を補正する際には、予め設
    定された上記送信電力を増やす及び又は減らすことによ
    つて補正することを特徴とする請求項15に記載の送信
    方法。
  17. 【請求項17】周波数方向に複数のチヤネルを形成し、
    当該複数のチヤネルを介して時分割による送信信号を予
    め設定された送信電力で送信する送信方法において、 上記複数のチヤネルのうち上記送信信号の送信電力が最
    大となるチヤネルに関しては送信電力を予め設定された
    上記送信電力に確定して送信し、次に送信信号の送信電
    力が大きいチヤネルに関しては、隣に上記送信電力を確
    定した確定チヤネルがあれば、予め設定された上記送信
    電力を当該確定チヤネルの送信電力に基づいて補正して
    送信することを特徴とする送信方法。
  18. 【請求項18】上記送信電力を補正する際には、上記確
    定チヤネルの送信電力と、着目している上記チヤネルに
    予め設定された上記送信電力との電力比に基づいて補正
    するか否かを判断することを特徴とする請求項17に記
    載の送信方法。
  19. 【請求項19】上記電力比が所定の閾値よりも大きけれ
    ば、着目している上記チヤネルに予め設定された上記送
    信電力を補正し、上記電力比が上記閾値よりも小さけれ
    ば、着目している上記チヤネルの送信電力を予め設定さ
    れた上記送信電力に確定することを特徴とする請求項1
    8に記載の送信方法。
  20. 【請求項20】上記送信電力を補正する際には、予め設
    定された上記送信電力を増やす及び又は減らすことによ
    つて補正することを特徴とする請求項19に記載の送信
    方法。
  21. 【請求項21】周波数方向に複数のチヤネルを形成し、
    当該複数のチヤネルを介して時分割による送信信号を予
    め設定された送信電力で送信する送信方法において、 上記複数のチヤネルのうち上記送信信号の送信電力が最
    大となるチヤネルに関しては送信電力を予め設定された
    上記送信電力に確定して送信し、上記送信電力を確定し
    た確定チヤネルの隣接チヤネルに関しては予め設定され
    た上記送信電力を当該確定チヤネルの送信電力に基づい
    て補正して送信することを特徴とする送信方法。
  22. 【請求項22】上記送信電力を補正する際には、上記確
    定チヤネルの送信電力と、上記隣接チヤネルに予め設定
    された上記送信電力との電力比に基づいて補正するか否
    かを判断することを特徴とする請求項21に記載の送信
    方法。
  23. 【請求項23】上記電力比が所定の閾値よりも大きけれ
    ば、上記隣接チヤネルに予め設定された上記送信電力を
    補正し、上記電力比が上記閾値よりも小さければ、上記
    隣接チヤネルの送信電力を予め設定された上記送信電力
    に確定することを特徴とする請求項22に記載の送信方
    法。
  24. 【請求項24】上記送信電力を補正する際には、予め設
    定されている上記送信電力を増やす及び又は減らすこと
    によつて補正することを特徴とする請求項23に記載の
    送信方法。
  25. 【請求項25】周波数方向に複数のチヤネルを形成し、
    当該複数のチヤネルを介して送信信号を、通信端末装置
    からの電力制御データに基づいて設定された送信電力で
    送信する基地局装置の送信電力制御方法において、 上記複数のチヤネルのうち上記送信信号の送信電力が最
    大となるチヤネルに関しては送信電力を設定された上記
    送信電力に確定し、次に送信信号の送信電力が大きいチ
    ヤネルに関しては、隣に上記送信電力を確定した確定チ
    ヤネルがあれば、設定された上記送信電力を当該確定チ
    ヤネルの送信電力に基づいて補正することを特徴とする
    送信電力制御方法。
  26. 【請求項26】上記送信電力を補正する際には、上記確
    定チヤネルの送信電力と、着目している上記チヤネルに
    設定された上記送信電力との電力比に基づいて補正する
    か否かを判断することを特徴とする請求項25に記載の
    送信電力制御方法。
  27. 【請求項27】上記電力比が所定の閾値よりも大きけれ
    ば、着目している上記チヤネルに設定された上記送信電
    力を補正し、上記電力比が上記閾値よりも小さければ、
    着目している上記チヤネルの送信電力を設定された上記
    送信電力に確定することを特徴とする請求項26に記載
    の送信電力制御方法。
  28. 【請求項28】上記送信電力を補正する際には、設定さ
    れた上記送信電力を増やす及び又は減らすことによつて
    補正することを特徴とする請求項27に記載の送信電力
    制御方法。
  29. 【請求項29】周波数方向に複数のチヤネルを形成し、
    当該複数のチヤネルを介して送信信号を、通信端末装置
    からの電力制御データに基づいて設定された送信電力で
    送信する基地局装置の送信電力制御方法において、 上記複数のチヤネルのうち上記送信信号の送信電力が最
    大となるチヤネルに関しては送信電力を設定された上記
    送信電力に確定し、上記送信電力を確定した確定チヤネ
    ルの隣接チヤネルに関しては設定された上記送信電力を
    当該確定チヤネルの送信電力に基づいて補正することを
    特徴とする送信電力制御方法。
  30. 【請求項30】上記送信電力を補正する際には、上記確
    定チヤネルの送信電力と、上記隣接チヤネルに設定され
    た上記送信電力との電力比に基づいて補正するか否かを
    判断することを特徴とする請求項29に記載の送信電力
    制御方法。
  31. 【請求項31】上記電力比が所定の閾値よりも大きけれ
    ば、上記隣接チヤネルに設定された上記送信電力を補正
    し、上記電力比が上記閾値よりも小さければ、上記隣接
    チヤネルの送信電力を設定された上記送信電力に確定す
    ることを特徴とする請求項30に記載の送信電力制御方
    法。
  32. 【請求項32】上記送信電力を補正する際には、設定さ
    れた上記送信電力を増やす及び又は減らすことによつて
    補正することを特徴とする請求項31に記載の送信電力
    制御方法。
  33. 【請求項33】周波数方向に複数のチヤネルを形成し、
    当該複数のチヤネルを介して送信信号を、通信端末装置
    からの電力制御データに基づいて設定された送信電力で
    送信する基地局装置において、 上記通信端末装置からの上記電力制御データを受信する
    受信手段と、 上記電力制御データに基づいて上記送信信号の送信電力
    を設定する制御手段と、 上記送信信号を送信する送信手段と、 上記複数のチヤネルのうち上記送信信号の送信電力が最
    大となるチヤネルに関しては送信電力を設定された上記
    送信電力に確定し、次に送信信号の送信電力が大きいチ
    ヤネルに関しては、隣に上記送信電力を確定した確定チ
    ヤネルがあれば、設定された上記送信電力を当該確定チ
    ヤネルの送信電力に基づいて補正する電力補正手段とを
    具えることを特徴とする基地局装置。
  34. 【請求項34】上記電力補正手段は、 上記送信電力を補正する際には、上記確定チヤネルの送
    信電力と、着目している上記チヤネルに設定された上記
    送信電力との電力比に基づいて補正するか否かを判断す
    ることを特徴とする請求項33に記載の基地局装置。
  35. 【請求項35】上記電力補正手段は、 上記電力比が所定の閾値よりも大きければ、着目してい
    る上記チヤネルに設定された上記送信電力を補正し、上
    記電力比が上記閾値よりも小さければ、着目している上
    記チヤネルの送信電力を設定された上記送信電力に確定
    することを特徴とする請求項34に記載の基地局装置。
  36. 【請求項36】上記電力補正手段は、 上記送信電力を補正する際には、設定された上記送信電
    力を増やす及び又は減らすことによつて補正することを
    特徴とする請求項35に記載の基地局装置。
  37. 【請求項37】周波数方向に複数のチヤネルを形成し、
    当該複数のチヤネルを介して送信信号を、通信端末装置
    からの電力制御データに基づいて設定された送信電力で
    送信する基地局装置において、 上記通信端末装置からの上記電力制御データを受信する
    受信手段と、 上記電力制御データに基づいて上記送信信号の送信電力
    を設定する制御手段と、 上記送信信号を送信する送信手段と、 上記複数のチヤネルのうち上記送信信号の送信電力が最
    大となるチヤネルに関しては送信電力を設定された上記
    送信電力に確定し、上記送信電力を確定した確定チヤネ
    ルの隣接チヤネルに関しては設定された上記送信電力を
    当該確定チヤネルの送信電力に基づいて補正する電力補
    正手段とを具えることを特徴とする基地局装置。
  38. 【請求項38】上記電力補正手段は、 上記送信電力を補正する際には、上記確定チヤネルの送
    信電力と、上記隣接チヤネルに設定された上記送信電力
    との電力比に基づいて補正するか否かを判断することを
    特徴とする請求項37に記載の基地局装置。
  39. 【請求項39】上記電力補正手段は、 上記電力比が所定の閾値よりも大きければ、上記隣接チ
    ヤネルに設定された上記送信電力を補正し、上記電力比
    が上記閾値よりも小さければ、上記隣接チヤネルの送信
    電力を設定された上記送信電力に確定することを特徴と
    する請求項38に記載の基地局装置。
  40. 【請求項40】上記電力補正手段は、 上記送信電力を補正する際には、設定された上記送信電
    力を増やす及び又は減らすことによつて補正することを
    特徴とする請求項39に記載の基地局装置。
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