JPH11195868A - ガス機器の制御基板 - Google Patents

ガス機器の制御基板

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Publication number
JPH11195868A
JPH11195868A JP36859397A JP36859397A JPH11195868A JP H11195868 A JPH11195868 A JP H11195868A JP 36859397 A JP36859397 A JP 36859397A JP 36859397 A JP36859397 A JP 36859397A JP H11195868 A JPH11195868 A JP H11195868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solder
board
substrate
pins
pads
Prior art date
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Pending
Application number
JP36859397A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Kondo
文夫 近藤
Takeshi Watase
猛司 渡瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Paloma Kogyo KK
Original Assignee
Paloma Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Paloma Kogyo KK filed Critical Paloma Kogyo KK
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Publication of JPH11195868A publication Critical patent/JPH11195868A/ja
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 実装面積のロスを大きくすることなく表面実
装型ICの半田切れを良くする。 【解決手段】 フロー方式により半田付けを行なうと、
半田槽内の半田が基板10表面から離れる際に、IC固
定用パッド11,11,…のうち基板10の移動方向側
の余分な半田が移動方向反対側に順に移っていき、捨て
パッド12,12に移る。捨てパッド12,12にはリ
ード挿入孔13,13がそれぞれ形成されており、余分
な半田が素子30,40のリード31,41とリード挿
入孔13,13とのそれぞれの間に形成される隙間に引
き込まれる。従って、IC20のピン21,21,…に
付着した余分な半田が効率よく取り除かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス機器に組み込ま
れる制御基板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からガス機器において、電気的負荷
を制御するための制御基板を組み込んだものが知られて
いる。そして、制御基板におけるICや抵抗といった素
子の半田付け方法としては、半田を付着させる部分とな
る複数のパッドを表面の所定箇所に形成した基板に素子
を仮固定し、この基板をコンベヤにより半田槽の上部に
沿って移動させ、半田槽の上部を通過させる際に半田槽
内の液状の半田を基板の下面全体に接触させることによ
りパッドに半田を付着させて素子を半田付けするといっ
たフロー方式が知られている。このようなフロー方式で
は、一度に複数のパッドの半田付けができるため安価で
あるが、全ての素子に確実に半田を接触させる必要か
ら、パッドに付着する半田の量が多めになることがあ
る。このような場合、ピンを基板の孔に挿入した状態で
半田付けするタイプの素子では余分な半田がピンと孔と
の間の隙間に吸い込まれやすいが、ピンを基板表面に接
触させた状態で半田付けするタイプの素子では余分な半
田がそのまま残ってしまう。特に、ピンを基板表面に接
触させて固定する表面実装型ICを半田付けする際に
は、ICのピンを半田付けするためのIC固定用パッド
を複数並設させるため、余分な半田が残るとピン間を橋
渡しして短絡させてしまう恐れがある。そのため、図3
に示すように、IC固定用パッド11,11,…を基板
10のコンベヤによる移動方向に沿って配置して、半田
槽内の半田が基板10下面から離れる際に、IC固定用
パッド11,11,…のうち移動方向側の余分な半田が
移動方向反対側のパッドに順に移りやすいようにしてい
た。更に、余分な半田を取り込むための捨てパッド1
2,12をIC固定用パッド11,11,…の移動方向
反対側に隣接して形成することで、IC固定用パッド1
1,11,…の半田切れを良くしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような表面実
装型のICでは、ピンの間隔が狭いものほど半田により
橋渡しして短絡しやすくなる。余分な半田をより多く取
り除くには捨てパッド12,12を大きく形成すればよ
いが、捨てパッド12,12を大きくするほど基板10
における実装面積のロスが大きくなってしまい、またパ
ターンによっては捨てパッドをつくる場所が確保できな
いといった問題があった。本発明のガス機器の制御基板
は上記課題を解決し、実装面積のロスを大きくすること
なく表面実装型ICの半田切れを良くすることを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のガス機器の制御基板は、複数並設したピンを基板の
表面に接触させた状態で半田付けするタイプの表面実装
ICを備え、表面に半田を付着させるための複数のIC
固定用パッドを上記ピンの位置に対応させて形成した基
板に該ICを仮固定した状態で、上記基板を該基板表面
が液状の半田に接触する位置を通過するように移動させ
て上記ICを上記基板に半田付けしたガス機器の制御基
板において、上記基板表面の上記IC固定用パッドの上
記基板の移動方向反対側に隣接して、該基板に形成した
孔にリードを挿入して固定するタイプの素子の挿入孔を
配置したことを要旨とする。
【0005】上記構成を有する本発明のガス機器の制御
基板は、複数並設したピンを基板の表面に接触させた状
態で半田付けするタイプの表面実装ICを備える。基板
表面には半田を付着させる部分となる複数のIC固定用
パッドをICのピンの位置に対応させて形成し、ICを
仮固定した状態で表面が液状の半田に接触する位置を通
過するように基板を移動させ、複数のIC固定用パッド
に半田を付着させてICを半田付けしている。基板表面
が液状半田に接触する位置を通過する際には、複数のI
C固定用パッドのうち液状の半田に接触する位置から早
く離れる側、即ち基板の移動方向側の余分な半田は、表
面張力により移動方向反対側のIC固定用パッドに移り
やすい。そのため、複数のIC固定用パッドのうち移動
方向反対側には余分な半田が溜まりやすく、ピンを橋渡
しして短絡させてしまう恐れがあるが、基板に形成した
孔にリードを挿入して固定するタイプの素子の挿入孔を
IC固定用パッドの基板の移動方向反対側に隣接して配
置することで、IC固定用パッドに溜まった余分な半田
をその素子のリードと挿入孔との間の隙間に引き込むこ
とができるため、IC固定用パッドの余分な半田を減少
させることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用
を一層明らかにするために、以下本発明のガス機器の制
御基板の好適な実施例について説明する。図1は本発明
の一実施例としてのガス機器に組み込まれる制御基板に
おけるICの取り付け箇所の説明図である。この基板1
0の表面には、表面実装型IC20の複数のピン21,
21,…を半田付けするための複数のIC固定用パッド
11,11,…を基板10の移動方向に沿ってそれぞれ
形成すると共に、余分な半田を取り込ませるための捨て
パッド12,12をIC固定用パッド11,11,…の
移動方向反対側に隣接してそれぞれ形成する。更に、捨
てパッド12,12の形成箇所には、基板10の孔にリ
ードを差し込んだ状態で固定するタイプの素子(例えば
抵抗等)のリード挿入孔13を配置する。
【0007】以上の様な構成により、図2に示すように
フロー方式により半田付けを行なうと、半田槽内の半田
が基板10表面から離れる際に、IC固定用パッド1
1,11,…のうち基板10の移動方向側の余分な半田
が移動方向反対側に順に移っていき、捨てパッド12,
12に移る。捨てパッド12,12にはリード挿入孔1
3,13がそれぞれ形成されており、余分な半田が素子
30,40のリード31,41とリード挿入孔13,1
3とのそれぞれの間に形成される隙間に引き込まれる。
従って、IC20のピン21,21,…に付着した余分
な半田が効率よく取り除かれる。
【0008】以上説明したように、本実施例の制御基板
によれば、捨てパッド12,12の部分に他の素子3
0,40のリード挿入孔13,13を意図的に配置する
ことで、IC20のピン21,21,…に付着した余分
な半田を素子30,40のリード31,41とリード挿
入孔13,13とのそれぞれの間に取り込むことがで
き、また素子30,40のリード31,41自体の表面
張力によっても余分な半田を取り除くことができるた
め、捨てパッド12,12を大きくしなくても余分な半
田を効率よく取り除くことができる。従って、捨てパッ
ド12,12を大きくすることにより基板10の実装面
積のロスを大きくすることなく、表面実装型IC20の
ピン21,21,…間を短絡しにくくすることができ
る。
【0009】尚、本実施例では捨てパッド12,12の
形成位置にリード挿入孔13,13をそれぞれ配置した
が、これに限ったものではなく、例えば捨てパッド1
2,12を形成せずリード挿入孔13,13のみをIC
パッド11,11,…に隣接して配置する構成であって
もよい。また、ICピン固定用パッドの配設方向は基板
10の移動方向に近いほど半田切れが良く、移動方向に
対して垂直に近いほど半田切れが悪くなるが、例えば四
方にピンを有するICにおいてはICピン固定用パッド
を移動方向に対して斜めに配置し、リード挿入口を移動
方向反対側に隣接して配置してもよい。
【0010】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる
態様で実施し得ることは勿論である。
【0011】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のガス機器
の制御基板によれば、基板に形成した孔にリードを挿入
して固定するタイプの素子の挿入孔をIC固定用パッド
の基板の移動方向反対側に隣接して配置することで、I
C固定用パッドに溜まった余分な半田を減少させること
ができるため、ピン間を短絡しにくくすることができ
る。また、他の素子の挿入孔を利用しているため、基板
の実装面積のロスを大きくすることなく表面実装型IC
の半田切れを良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例としての制御基板におけるICの取り
付け箇所の説明図である。
【図2】半田付けの説明図である。
【図3】従来例としての制御基板におけるICの取り付
け箇所の説明図である。
【符号の説明】
10…基板、 11…IC固定用パッド、 12…捨て
パッド、13…リード挿入孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数並設したピンを基板の表面に接触さ
    せた状態で半田付けするタイプの表面実装ICを備え、
    表面に半田を付着させるための複数のIC固定用パッド
    を上記ピンの位置に対応させて形成した基板に該ICを
    仮固定した状態で、上記基板を該基板表面が液状の半田
    に接触する位置を通過するように移動させて上記ICを
    上記基板に半田付けしたガス機器の制御基板において、 上記基板表面の上記IC固定用パッドの上記基板の移動
    方向反対側に隣接して、該基板に形成した孔にリードを
    挿入して固定するタイプの素子の挿入孔を配置したこと
    を特徴とするガス機器の制御基板。
JP36859397A 1997-12-26 1997-12-26 ガス機器の制御基板 Pending JPH11195868A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36859397A JPH11195868A (ja) 1997-12-26 1997-12-26 ガス機器の制御基板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36859397A JPH11195868A (ja) 1997-12-26 1997-12-26 ガス機器の制御基板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11195868A true JPH11195868A (ja) 1999-07-21

Family

ID=18492231

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36859397A Pending JPH11195868A (ja) 1997-12-26 1997-12-26 ガス機器の制御基板

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JP (1) JPH11195868A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100362640C (zh) * 2004-06-04 2008-01-16 英业达股份有限公司 防止半导体组件引脚焊接短路的方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100362640C (zh) * 2004-06-04 2008-01-16 英业达股份有限公司 防止半导体组件引脚焊接短路的方法

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