JPH11195153A - 通行量制御システム、および通行量制御方法 - Google Patents

通行量制御システム、および通行量制御方法

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JPH11195153A
JPH11195153A JP9366780A JP36678097A JPH11195153A JP H11195153 A JPH11195153 A JP H11195153A JP 9366780 A JP9366780 A JP 9366780A JP 36678097 A JP36678097 A JP 36678097A JP H11195153 A JPH11195153 A JP H11195153A
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則道 土居
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、通行量を自動的に判断でき、この
判断に基づいて通行方向の入出比を自動的に切換えるこ
とができ、混雑を緩和できる通行量制御システム、およ
び通行量制御方法を提供することを課題とする。 【解決手段】鉄道の各駅に設置された自動改札システム
1は、複数の通路毎に設けられた複数の自動改札機2を
有している。各自動改札機2は、駅構外から駅構内への
入場を規制する入場ゲート2aおよび出場を規制する出
場ゲート2bを有し、入場或いは出場のいずれか1方向
のみの通行を可能にしている。通行量を制御する場合、
各通路を通過する乗客数がカウントされ、入場者数およ
び出場者数が監視され、予め用意された交通量の基準デ
ータと比較されて入出比が切換えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の通路によ
る通行方向を切換えて通行量を制御する通行量制御シス
テム、および通行量制御方法に係り、特に、鉄道の駅に
設置された複数の自動改札機による入出場方向を切換え
て通行量を制御する通行量制御システム、および通行量
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、鉄道の駅には、複数の通路を有す
る自動改札システムが設置されつつある。各通路には、
駅構内への入場および駅構外への出場のうち1方向のみ
の通行を許可するための入出場ゲートを有する自動改札
機が設けられている。各通路に設けられた入出場ゲート
は、駅員の操作によっていずれの方向にも切換可能とな
っている。
【0003】自動改札を通行する乗客の入出場方向の比
率や通行量は自動改札システムの設置駅、時間帯、曜日
などによって異なるため、従来の制御では、各駅に勤務
している駅員が曜日や時間帯に応じた適切な入出場比率
を判断し、各入出場ゲートをその都度切換えるようにし
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように駅
員による判断で入出場ゲートを切換える場合、適切な切
換えタイミングを判断しづらく、他の業務が忙しいとき
などには入出場ゲートの切換え制御自体が為されなくな
る。このため、通行量が急激に変化したような場合に
は、通行量の制御が間に合わず、改札口で混雑を生じて
しまう問題がある。この発明は、以上の点に鑑みなされ
たもので、その目的は、通行量を自動的に判断でき、こ
の判断に基づいて通行方向の入出比を自動的に切換える
ことができ、混雑を緩和できる通行量制御システム、お
よび通行量制御方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のうち請求項1記載の通行量制御システム
は、第1位置および第2位置を連絡した複数の通路と、
上記各通路毎に設けられ、上記第1位置から第2位置へ
向う第1の方向および上記第2位置から第1位置へ向う
第2の方向のうちいずれか一方向の通行を許可する複数
のゲートと、上記複数のゲートを切換える切換手段と、
上記各通路を通る人数を計数し、上記第1位置から第2
位置に向う第1の人数および上記第2位置から第1位置
へ向う第2の人数を計数する計数手段と、上記計数手段
にて計数された上記第1の人数が予め設定された第1の
基準値を超えたか否かを判断する第1の判断手段と、上
記計数手段にて計数された上記第2の人数が予め設定さ
れた第2の基準値を超えたか否かを判断する第2の判断
手段と、上記第1の判断手段にて上記第1の人数が上記
第1の基準値を超えたことが判断されたとき、この時点
で上記第1の方向への通行が許可されている通路の数を
増やすように、上記切換手段によって上記ゲートを切換
える第1の制御手段と、上記第2の判断手段にて上記第
2の人数が上記第2の基準値を超えたことが判断された
とき、この時点で上記第2の方向への通行が許可されて
いる通路の数を増やすように、上記切換手段によって上
記ゲートを切換える第2の制御手段と、を備えている。
【0006】また、この発明のうち請求項2記載の通行
量制御システムは、第1位置および第2位置を連絡した
複数の通路と、上記各通路毎に設けられ、上記第1位置
から第2位置へ向う第1の方向および上記第2位置から
第1位置へ向う第2の方向のうちいずれか一方向の通行
を許可する複数のゲートと、上記複数のゲートを切換え
る切換手段と、上記各通路を通る人数を計数し、上記第
1位置から第2位置に向う第1の人数および上記第2位
置から第1位置へ向う第2の人数を計数する計数手段
と、上記計数手段にて計数された上記第1の人数が予め
設定された第1の基準値を超えたか否かを判断する第1
の判断手段と、上記計数手段にて計数された上記第2の
人数が予め設定された第2の基準値を超えたか否かを判
断する第2の判断手段と、上記第1の判断手段にて上記
第1の人数が上記第1の基準値を超えたことが判断され
たとき、上記第2の判断手段にて上記第2の人数が上記
第2の基準値を超えていないことを条件に、この時点で
上記第1の方向への通行が許可されている通路の数を増
やすように、上記切換手段によって上記ゲートを切換え
る第1の制御手段と、上記第2の判断手段にて上記第2
の人数が上記第2の基準値を超えたことが判断されたと
き、上記第1の判断手段にて上記第1の人数が上記第1
の基準値を超えていないことを条件に、この時点で上記
第2の方向への通行が許可されている通路の数を増やす
ように、上記切換手段によって上記ゲートを切換える第
2の制御手段と、を備えている。
【0007】また、この発明のうち請求項3記載の通行
量制御システムは、第1位置および第2位置を連絡した
複数の通路と、上記各通路毎に設けられ、上記第1位置
から第2位置へ向う第1の方向および上記第2位置から
第1位置へ向う第2の方向のうちいずれか一方向の通行
を許可する複数のゲートと、上記複数のゲートを切換え
る切換手段と、上記各通路毎に設けられ、上記各通路を
一定時間内に通る人数をそれぞれ計数し、該一定時間内
に上記第1位置から第2位置に向う第1の人数および該
一定時間内に上記第2位置から第1位置へ向う第2の人
数を計数する計数手段と、予め設定した各時間帯毎に前
もって調査した上記第1および第2の人数の最大値を第
1および第2の基準値として記憶した記憶手段と、上記
計数手段にて計数された上記第1の人数が上記記憶手段
にて予め記憶されている第1の基準値を超えたか否かを
判断する第1の判断手段と、上記計数手段にて計数され
た上記第2の人数が上記記憶手段にて予め記憶されてい
る第2の基準値を超えたか否かを判断する第2の判断手
段と、上記第1の判断手段にて上記第1の人数が上記第
1の基準値を超えたことが判断されたとき、この時点で
上記第1の方向への通行が許可されている通路の数を増
やすように、上記切換手段によって上記ゲートを切換え
る第1の制御手段と、上記第2の判断手段にて上記第2
の人数が上記第2の基準値を超えたことが判断されたと
き、この時点で上記第2の方向への通行が許可されてい
る通路の数を増やすように、上記切換手段によって上記
ゲートを切換える第2の制御手段と、を備えている。
【0008】また、この発明のうち請求項4記載の通行
量制御システムは、第1位置および第2位置を連絡した
複数の通路と、上記各通路毎に設けられ、上記第1位置
から第2位置へ向う第1の方向および上記第2位置から
第1位置へ向う第2の方向のうちいずれか一方向の通行
を許可する複数のゲートと、上記複数のゲートを切換え
る切換手段と、上記各通路毎に設けられ、上記各通路を
一定時間内に通る人数をそれぞれ計数し、該一定時間内
に上記第1位置から第2位置に向う第1の人数および該
一定時間内に上記第2位置から第1位置へ向う第2の人
数を計数する計数手段と、予め設定した各時間帯毎に前
もって調査した上記第1および第2の人数の最大値を第
1および第2の基準値として記憶した記憶手段と、上記
計数手段にて計数された上記第1の人数が上記記憶手段
にて予め記憶されている第1の基準値を超えたか否かを
判断する第1の判断手段と、上記計数手段にて計数され
た上記第2の人数が上記記憶手段にて予め記憶されてい
る第2の基準値を超えたか否かを判断する第2の判断手
段と、上記第1の判断手段にて上記第1の人数が上記第
1の基準値を超えたことが判断されたとき、この時点で
上記第1の方向への通行が許可されている通路の数を増
やすように、上記切換手段によって上記ゲートを切換
え、この後、上記第1の判断手段にて上記第1の人数が
上記第1の基準値を下回ったことが判断されたとき、上
記切換手段によって上記ゲートを元の状態に戻す第1の
制御手段と、上記第2の判断手段にて上記第2の人数が
上記第2の基準値を超えたことが判断されたとき、この
時点で上記第2の方向への通行が許可されている通路の
数を増やすように、上記切換手段によって上記ゲートを
切換え、この後、上記第2の判断手段にて上記第2の人
数が上記第2の基準値を下回ったことが判断されたと
き、上記切換手段によって上記ゲートを元の状態に戻す
第2の制御手段と、を備えている。
【0009】また、この発明のうち請求項5記載の通行
量制御システムは、第1位置および第2位置を連絡した
複数の通路と、上記各通路毎に設けられ、上記第1位置
から第2位置へ向う第1の方向および上記第2位置から
第1位置へ向う第2の方向のうち少なくとも一方向の通
行を阻止する複数のゲートと、上記各ゲートを、上記第
1の方向への通行を許可する第1の状態、上記第2の方
向への通行を許可する第2の状態、または上記第1およ
び第2の方向への通行を両方向とも阻止する第3の状態
のうちいずれかの状態に切換える切換手段と、上記各通
路毎に設けられ、上記各通路を一定時間内に通る人数を
それぞれ計数し、該一定時間内に上記第1位置から第2
位置に向う第1の人数および該一定時間内に上記第2位
置から第1位置へ向う第2の人数を計数する計数手段
と、予め設定した各時間帯毎に前もって調査した上記第
1および第2の人数の最大値を第1および第2の基準値
として記憶した記憶手段と、上記計数手段にて計数され
た上記第1の人数が上記記憶手段にて予め記憶されてい
る第1の基準値を超えたか否かを判断する第1の判断手
段と、上記計数手段にて計数された上記第2の人数が上
記記憶手段にて予め記憶されている第2の基準値を超え
たか否かを判断する第2の判断手段と、上記第1の判断
手段にて上記第1の人数が上記第1の基準値を超えたこ
とが判断されたとき、この時点で上記切換手段にて上記
第3の状態に切換えられているゲートのうち少なくとも
1つのゲートを上記第1の状態に切換え、この後、上記
第1の判断手段にて上記第1の人数が上記第1の基準値
を下回ったことが判断されたとき、上記切換手段によっ
て上記第3の状態から第1の状態に切換えられたゲート
を上記第3の状態に戻す第1の制御手段と、上記第2の
判断手段にて上記第2の人数が上記第2の基準値を超え
たことが判断されたとき、この時点で上記切換手段にて
上記第3の状態に切換えられているゲートのうち少なく
とも1つのゲートを上記第2の状態に切換え、この後、
上記第2の判断手段にて上記第2の人数が上記第2の基
準値を下回ったことが判断されたとき、上記切換手段に
よって上記第3の状態から第2の状態に切換えられたゲ
ートを上記第3の状態に戻す第2の制御手段と、を備え
ている。
【0010】また、この発明のうち請求項6記載の通行
量制御システムは、第1位置および第2位置を連絡した
複数の通路と、上記各通路毎に設けられ、上記第1位置
から第2位置へ向う第1の方向および上記第2位置から
第1位置へ向う第2の方向のうち少なくとも一方向の通
行を許可する複数のゲートと、上記各ゲートを、上記第
1の方向への通行を許可する第1の状態、上記第2の方
向への通行を許可する第2の状態、または上記第1およ
び第2の方向への通行を両方向とも許可する第3の状態
のうちいずれかの状態に切換える切換手段と、上記各通
路毎に設けられ、上記各通路を一定時間内に通る人数を
それぞれ計数し、該一定時間内に上記第1位置から第2
位置に向う第1の人数および該一定時間内に上記第2位
置から第1位置へ向う第2の人数を計数する計数手段
と、予め設定した各時間帯毎に前もって調査した上記第
1および第2の人数の最大値を第1および第2の基準値
として記憶した記憶手段と、上記計数手段にて計数され
た上記第1の人数が上記記憶手段にて予め記憶されてい
る第1の基準値を超えたか否かを判断する第1の判断手
段と、上記計数手段にて計数された上記第2の人数が上
記記憶手段にて予め記憶されている第2の基準値を超え
たか否かを判断する第2の判断手段と、上記第1の判断
手段にて上記第1の人数が上記第1の基準値を超えたこ
とが判断されたとき、この時点で上記切換手段にて上記
第3の状態に切換えられているゲートのうち少なくとも
1つのゲートを上記第1の状態に切換え、この後、上記
第1の判断手段にて上記第1の人数が上記第1の基準値
を下回ったことが判断されたとき、上記切換手段によっ
て上記第3の状態から第1の状態に切換えられたゲート
を上記第3の状態に戻す第1の制御手段と、上記第2の
判断手段にて上記第2の人数が上記第2の基準値を超え
たことが判断されたとき、この時点で上記切換手段にて
上記第3の状態に切換えられているゲートのうち少なく
とも1つのゲートを上記第2の状態に切換え、この後、
上記第2の判断手段にて上記第2の人数が上記第2の基
準値を下回ったことが判断されたとき、上記切換手段に
よって上記第3の状態から第2の状態に切換えられたゲ
ートを上記第3の状態に戻す第2の制御手段と、を備え
ている。
【0011】また、この発明のうち請求項7記載の通行
量制御方法は、第1位置および第2位置を連絡した複数
の通路にそれぞれ設けられた複数のゲートを、上記第1
位置から第2位置への通行を許可する第1の状態および
上記第2位置から第1位置への通行を許可する第2の状
態のいずれかに設定する設定工程と、上記設定工程にて
上記第1の状態に設定されたゲートを通過する第1の人
数、および上記設定工程にて上記第2の状態に設定され
たゲートを通過する第2の人数を計数する計数工程と、
上記計数工程にて計数された上記第1の人数が予め設定
された第1の基準値を超えたか否かを判断する第1の判
断工程と、上記計数工程にて計数された上記第2の人数
が予め設定された第2の基準値を超えたか否かを判断す
る第2の判断工程と、上記第1の判断工程にて上記第1
の人数が上記第1の基準値を超えたことが判断されたと
き、上記第1の方向への通行を許可する通路の数を増や
すように、上記設定工程にて設定されたゲートの状態を
切換える第1の切換工程と、上記第2の判断工程にて上
記第2の人数が上記第2の基準値を超えたことが判断さ
れたとき、上記第2の方向への通行を許可する通路の数
を増やすように、上記設定工程にて設定されたゲートの
状態を切換える第2の切換工程と、を備えている。
【0012】また、この発明のうち請求項8記載の通行
量制御方法は、第1位置および第2位置を連絡した複数
の通路を、一定時間内に、上記第1位置から第2位置へ
向う第1の方向へ通行する第1の人数、および上記第2
位置から第1位置へ向う第2の方向へ通行する第2の人
数を、予め設定した各時間帯毎に前もって調査し、各時
間帯における上記第1および第2の人数の最大値を各時
間帯における第1および第2の基準値として予め記憶し
た記憶工程と、上記複数の通路にそれぞれ設けられた複
数のゲートを、上記第1の方向への通行を許可する第1
の状態および上記第2の方向への通行を許可する第2の
状態のいずれかに設定する設定工程と、上記設定工程に
て上記第1の状態に設定されたゲートを上記一定時間内
に通過する第3の人数、および上記設定工程にて上記第
2の状態に設定されたゲートを該一定時間内に通過する
第4の人数を計数する計数工程と、上記計数工程にて計
数された上記第3の人数が、上記記憶工程にて予め記憶
された第1の基準値を超えたか否かを判断する第1の判
断工程と、上記計数工程にて計数された上記第4の人数
が、上記記憶工程にて予め記憶された第2の基準値を超
えたか否かを判断する第2の判断工程と、上記第1の判
断工程にて上記第3の人数が上記第1の基準値を超えた
ことが判断されたとき、上記第2の判断工程にて上記第
4の人数が上記第2の基準値を超えていないことを条件
に、上記第1の方向への通行を許可する通路の数を増や
すように、上記設定工程にて上記第2の状態に設定され
たゲートのうち少なくとも1つを上記第1の状態に切換
え、この後、上記第1の判断工程にて上記第3の人数が
上記第1の基準値を下回ったことが判断されたとき、上
記第1の状態に切換えられたゲートを上記第2の状態に
戻す第1の切換工程と、上記第2の判断工程にて上記第
4の人数が上記第2の基準値を超えたことが判断された
とき、上記第1の判断工程にて上記第3の人数が上記第
1の基準値を超えていないことを条件に、上記第2の方
向への通行を許可する通路の数を増やすように、上記設
定工程にて上記第1の状態に設定されたゲートのうち少
なくとも1つを上記第2の状態に切換え、この後、上記
第2の判断工程にて上記第4の人数が上記第2の基準値
を下回ったことが判断されたとき、上記第2の状態に切
換えられたゲートを上記第1の状態に戻す第2の切換工
程と、を備えている。
【0013】また、この発明のうち請求項9記載の通行
量制御方法は、第1位置および第2位置を連絡した複数
の通路を、一定時間内に、上記第1位置から第2位置へ
向う第1の方向へ通行する第1の人数、および上記第2
位置から第1位置へ向う第2の方向へ通行する第2の人
数を、予め設定した各時間帯毎に前もって調査し、各時
間帯における上記第1および第2の人数の最大値を各時
間帯における第1および第2の基準値として予め記憶し
た記憶工程と、上記複数の通路にそれぞれ設けられた複
数のゲートを、上記第1の方向への通行を許可する第1
の状態、上記第2の方向への通行を許可する第2の状
態、および、上記第1および第2の方向への通行を両方
向とも阻止する第3の状態のいずれかに設定する設定工
程と、上記設定工程にて上記第1の状態に設定されたゲ
ートを上記一定時間内に通過する第3の人数、および上
記設定工程にて上記第2の状態に設定されたゲートを該
一定時間内に通過する第4の人数を計数する計数工程
と、上記計数工程にて計数された上記第3の人数が、上
記記憶工程にて予め記憶された第1の基準値を超えたか
否かを判断する第1の判断工程と、上記計数工程にて計
数された上記第4の人数が、上記記憶工程にて予め記憶
された第2の基準値を超えたか否かを判断する第2の判
断工程と、上記第1の判断工程にて上記第3の人数が上
記第1の基準値を超えたことが判断されたとき、上記第
1の方向への通行を許可する通路の数を増やすように、
上記設定工程にて上記第3の状態に設定されたゲートの
うち少なくとも1つを上記第1の状態に切換え、この
後、上記第1の判断工程にて上記第3の人数が上記第1
の基準値を下回ったことが判断されたとき、上記第1の
状態に切換えられたゲートを上記第3の状態に戻す第1
の切換工程と、上記第2の判断工程にて上記第4の人数
が上記第2の基準値を超えたことが判断されたとき、上
記第2の方向への通行を許可する通路の数を増やすよう
に、上記設定工程にて上記第3の状態に設定されたゲー
トのうち少なくとも1つを上記第2の状態に切換え、こ
の後、上記第2の判断工程にて上記第4の人数が上記第
2の基準値を下回ったことが判断されたとき、上記第2
の状態に切換えられたゲートを上記第3の状態に戻す第
2の切換工程と、を備えている。
【0014】更に、この発明のうち請求項10記載の通
行量制御方法は、第1位置および第2位置を連絡した複
数の通路を、一定時間内に、上記第1位置から第2位置
へ向う第1の方向へ通行する第1の人数、および上記第
2位置から第1位置へ向う第2の方向へ通行する第2の
人数を、予め設定した各時間帯毎に前もって調査し、各
時間帯における上記第1および第2の人数の最大値を各
時間帯における第1および第2の基準値として予め記憶
した記憶工程と、上記複数の通路にそれぞれ設けられた
複数のゲートを、上記第1の方向への通行を許可する第
1の状態、上記第2の方向への通行を許可する第2の状
態、および、上記第1および第2の方向への通行を両方
向とも許可する第3の状態のいずれかに設定する設定工
程と、上記設定工程にて上記第1の状態に設定されたゲ
ートを上記一定時間内に通過する第3の人数、および上
記設定工程にて上記第2の状態に設定されたゲートを該
一定時間内に通過する第4の人数を計数する計数工程
と、上記計数工程にて計数された上記第3の人数が、上
記記憶工程にて予め記憶された第1の基準値を超えたか
否かを判断する第1の判断工程と、上記計数工程にて計
数された上記第4の人数が、上記記憶工程にて予め記憶
された第2の基準値を超えたか否かを判断する第2の判
断工程と、上記第1の判断工程にて上記第3の人数が上
記第1の基準値を超えたことが判断されたとき、上記第
1の方向への通行を許可する通路の数を増やすように、
上記設定工程にて上記第3の状態に設定されたゲートの
うち少なくとも1つを上記第1の状態に切換え、この
後、上記第1の判断工程にて上記第3の人数が上記第1
の基準値を下回ったことが判断されたとき、上記第1の
状態に切換えられたゲートを上記第3の状態に戻す第1
の切換工程と、上記第2の判断工程にて上記第4の人数
が上記第2の基準値を超えたことが判断されたとき、上
記第2の方向への通行を許可する通路の数を増やすよう
に、上記設定工程にて上記第3の状態に設定されたゲー
トのうち少なくとも1つを上記第2の状態に切換え、こ
の後、上記第2の判断工程にて上記第4の人数が上記第
2の基準値を下回ったことが判断されたとき、上記第2
の状態に切換えられたゲートを上記第3の状態に戻す第
2の切換工程と、を備えている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0016】図1には、この発明の通行量制御システム
として、鉄道の駅改札口に設置された自動改札システム
1(以下、単にシステム1と称する)を概略的に示して
ある。このシステム1は、乗客の通行を区分する複数の
通路(本実施の形態では10個の通路を設けた)、およ
び各通路毎に設けられた10機の自動改札機2を有して
いる。自動改札機2は、図中左側から右側に向って1号
機から10号機となっている。これらの自動改札機2の
上方には、各通路(即ち、各自動改札機2)に対応し
て、通行可能な方向(入場或いは出場)を○×で示す案
内表示器4が設けられている。さらに、自動改札機2の
1号機に図中左側に隣接して、これらの自動改札機2に
よる通行方向および案内表示器4による○×表示を切換
え操作する操作部6が配置されている。
【0017】各通路に設けられた自動改札機2は、駅構
外から駅構内への入場を規制する入場ゲート2a、駅構
内から駅構外への出場を規制する出場ゲート2b、およ
び通路を通過する通行人数をカウントするセンサ(図示
せず)を備えている。入場ゲート2aは駅構外に近い自
動改札機2の入口側に設けられ、出場ゲート2bは駅構
内に近い出口側に設けられ、各ゲート2a、2bの開閉
は操作部6の制御によりなされる。また、センサでカウ
ントされた通行人数は、その都度、オンラインによって
操作部6へ送信されて集計される。
【0018】各自動改札機2に対応して設けられた案内
表示器4は、駅構外から見た入場側および駅構内から見
た出場側のそれぞれに設けられ、上述した入場ゲート2
aおよび出場ゲート2bと連動して切換えられる。例え
ば、図1に示した例では、1号機から4号機の入場ゲー
ト2aが開かれて入場が許可されており、対応した入場
側の案内表示器4には○が表示されている。一方、5号
機から10号機の入場ゲート2aは閉じられており、対
応した入場側の案内表示器4には×が表示されている。
このとき、駅構内に近い各出場ゲート2bおよび駅構内
から見た出場側の案内表示器4はそれぞれ駅構外から見
たものとは逆に切換えられている。
【0019】操作部6には、駅員による操作入力がなさ
れる監視盤6aが設けられている。監視盤6aには、各
自動改札機2の入場ゲート2aおよび出場ゲート2bを
開閉させて通行方向を切換えるための切換スイッチ、火
災発生などの緊急時に押下される緊急モードスイッチ、
および通行量異常(後述する)が生じたときに点灯され
る警告ランプが設けられている。切換スイッチおよび緊
急モードスイッチは、それぞれスイッチ自体が点灯する
ことによりそのスイッチング状態を判断できるようにな
っている。ここでは、1号機から4号機の切換スイッチ
が点灯され、5号機から10号機の切換スイッチが消灯
されている。尚、緊急モードスイッチがONされたとき
には、全ての出場ゲート2bが開かれて、駅構内から見
た全ての案内表示器4が○にされ、駅構外から見た全て
の案内表示器4が×にされ、駅構内から駅構外への出場
方向のみの通行が許可される。
【0020】ここで、上述した入場ゲート2a、出場ゲ
ート2b、および案内表示器4の切換動作について、例
えば、図1に示す状態(1〜4号機;入場、5〜10号
機;出場)から出場者数が増加した場合の動作を例にと
って説明する。
【0021】図1の状態から出場者数が増えた場合に
は、出場可能な通路の数を増やすように各ゲートを切換
える制御が必要となる。本実施の形態では、出場用の5
号機に隣接した4号機の通行方向が駅員の操作によって
或いは自動的に切換えられる。つまり、出場のみが許可
された5号機に隣接した4号機の通行方向を出場方向に
切換えることにより、人の流れを妨げることなく、スム
ーズな切換えができる。4号機を出場用に切換える場
合、例えば駅員によって監視盤6aの4号機の切換スイ
ッチが押下される。すると、4号機の入場側(駅構外)
から見た案内表示器4の表示が○から×に切換えられ
て、入場が禁止される。このとき、4号機の反対側(駅
構内)から見た案内表示器4にも×が表示されており、
両方向とも通行が禁止された状態となる。そして、10
秒〜20秒後に、4号機の入場ゲート2aが閉じられ
て、その後、出場ゲート2bが開かれる。同時に、駅構
内から見た4号機の案内表示器4の表示が×から○に切
換えられる。このように、案内表示器4、入場ゲート2
a、および出場ゲート2bの切換えタイミングを設定す
ることにより、入場する乗客と出場する乗客がぶつかる
ことなく安全に通行させることができる。
【0022】次に、上記のように構成された自動改札シ
ステム1による通行量の制御動作について説明する。
【0023】システム1を通過する乗客の入場者数と出
場者数との比率(以下、入出比とする)は、システム1
の設置駅、時間帯、曜日などにより異なるため、通行量
の制御に先立って、各駅毎に時間帯や曜日に応じた通行
量を一定期間調査し、図2に示すようなデータテーブル
を予め用意しておく。このデータテーブルは、各駅に設
置されたシステムを平日/休日の各時間帯で1分間に通
過した入場者数および出場者数の最大値をプロットして
作成される。尚、このデータテーブルは、一定期間経過
後、例えば前週のデータに基づいて毎日更新される。
【0024】基本的には、このデータテーブルに基づい
て各時間帯の入場者数と出場者数の比率が判断され、改
札システム1の10機の自動改札機2の入出比が切換え
られる。例えば、7:30〜8:00の時間帯では入場
者数100に対して出場者数200(入出場比、1:
2)であるため、この時間帯では入場可能な自動改札機
を4機とし、出場可能な自動改札機を6機とする。ま
た、8:00〜8:30の時間帯では入場者数100に
対して出場者数300(入出場比、1:3)となるた
め、この時間帯では入場可能な自動改札機を3機とし、
出場可能な自動改札機を7機とするように1機の自動改
札機による通行方向を切換える。
【0025】以上のように、本システムでは、予め用意
したデータテーブルから各時間帯に応じた基準データを
取得し、この基準データに基づいて、各自動改札機2の
入出比を各時間帯毎に切換えるようにしている。
【0026】次に、各時間帯において、上記データテー
ブルに基づいて自動改札機2の入出比を設定した上で、
入場/出場方向の通行人数(交通量)を監視して、交通
量の変化に応じて自動改札機2による入出比を切換える
制御方法について、図3に示すフローチャートを参照し
て説明する。
【0027】まず、切換制御に先立ち、該当する時間帯
の基準データがデータテーブルから取得され、この基準
データに基づいて自動改札機2による入出比が設定され
る(ステップ1)。例えば、図2のデータテーブルから
7:30〜8:00の時間帯の基準データが取得された
場合、10機の自動改札機のうち4機が入場用、6機が
出場用としてその通行方向が設定される(図1参照)。
【0028】この状態で、改札システム1を通過する入
場者数および出場者数が各自動改札機2のセンサを介し
てカウントされ、監視盤6aに送信されて集計される。
そして、監視盤6aにて1分当たりの入場者数および出
場者数、即ち交通量が調査される(ステップ2)。
【0029】次に、監視盤6aにて取得された1分間の
入場者数または出場者数がステップ1で取得した基準デ
ータを超えたか否かが判断される(ステップ3)。ここ
では、出場者数を基準データと比較した場合の制御につ
いて代表して説明するが、入場者数についても同様であ
る。
【0030】この結果、出場者数が基準データを超えた
ことが判断されると(ステップ3;YES)、この後、
出場者数が基準データを連続して3回以上超えたか否か
が判断される(ステップ4)。尚、このチェック回数
は、操作部6を介して任意に設定される。そして、ステ
ップ4で出場者数が基準データを3回以上超えたことが
判断される(ステップ4;YES)と、出場方向の交通
量の異常が判断され、入場者数が基準データを超えてい
ないことを条件に(ステップ5;NO)、監視盤6aの
警告ランプが点灯されて駅員に対する警告が発せられる
(ステップ6)。一方、ステップ5で入場者数も基準デ
ータを超えたことが判断された場合には、入場者数およ
び出場者数ともに基準値を超えて増加したことが判断さ
れ、警告を発することなく、ステップ2に戻って再度交
通量の調査がなされる。
【0031】ステップ6の警告ランプの点灯によって駅
員が異常を認識した場合には、駅員の操作によって自動
改札機2による入出比が切換えられ、交通整理が行われ
る。ここでは、出場者数が増加しているため、例えば、
入場用の自動改札機のうちの1機が出場用に切換えられ
る。
【0032】ところが、ステップ6の警告ランプの点灯
から1分経っても駅員によって自動改札機2の入出比が
切換えられない場合(ステップ7;NO)には、監視盤
6aの制御によって入出比が自動的に切換えられる(ス
テップ8)。尚、警告ランプを点灯してからの待機時間
は、任意に設定される。このようにして、入出比が切換
えられた後も、1分毎の交通量が引き続き監視され(ス
テップ9)、一旦増加した出場者数が基準データを下回
ったか否かが判断される(ステップ10)。
【0033】この結果、出場者数が基準データを下回っ
たことが判断されると(ステップ10;YES)、自動
改札機2による入出比がステップ1における初期値に自
動的に戻されて(ステップ11)、交通量が引き続き監
視される。一方、ステップ10で出場者数が基準データ
を下回っていないことが判断された場合、ステップ9に
戻されて交通量が監視される。
【0034】尚、図4に示すように、上述した通行量の
制御とは別に、監視盤6aの緊急モードスイッチが駅員
によって押下された場合(ステップ12;YES)に
は、全ての自動改札機2の通行方向が出場側に切換えら
れる(ステップ13)。
【0035】以上のように、本実施の形態によると、各
自動改札機2のセンサによって入場者数および出場者数
をカウントすることにより各時間帯における入場方向お
よび出場方向の通行量を自動的に判断でき、この判断に
基づいて、自動改札機による入出比を自動的に切換える
ことができる。これにより、改札システム1を通過する
入場者数および出場者数のうちいずれか一方が基準値を
超えて増えた場合、通行量の増加した方向の比率を上げ
て交通整理をすることができ、混雑を緩和することがで
きる。
【0036】次に、改札システム1を通過する乗客が比
較的少ない時間帯における通行量の制御動作について、
図5に示すフローチャートを参照して説明する。尚、こ
こで説明する制御は、通行量の比較的少ない駅にも適用
できる。
【0037】まず、制御に先立ち、該当する時間帯の基
準データがデータテーブルから取得され、この基準デー
タに基づいて自動改札機2による入出比が設定される
(ステップ1)。ここでは、比較的交通量の少ない時間
帯の基準データが抽出されるため、例えば、1号機およ
び2号機が入場用、6号機から10号機が出場用に切換
えられ、中間に位置した3号機から5号機が両方向とも
通行止めになるように設定される。
【0038】この状態で、システム1を通過する入場者
数および出場者数が各自動改札機2のセンサを介してカ
ウントされ、監視盤6aに送信されて集計される。そし
て、監視盤6aにて1分当たりの入場者数および出場者
数、即ち交通量が調査される(ステップ2)。
【0039】次に、監視盤6aにて取得された1分間の
入場者数または出場者数がステップ1で取得したそれぞ
れの基準データを超えたか否かが判断される(ステップ
3)。ここでは、出場者数を基準データと比較した場合
の制御について代表して説明するが、入場者数について
も同様である。
【0040】この結果、出場者数が基準データを超えた
ことが判断されると(ステップ3;YES)、この後、
出場者数が基準データを連続して3回以上超えたか否か
が判断される(ステップ4)。尚、このチェック回数
は、操作部6を介して任意に設定される。そして、ステ
ップ4で出場者数が基準データを3回以上超えたことが
判断される(ステップ4;YES)と、出場方向の交通
量の異常が判断され、監視盤6aの警告ランプが点灯さ
れて駅員に対する警告が発せられる(ステップ5)。
【0041】ステップ5の警告ランプの点灯によって駅
員が異常を認識した場合には、駅員の操作によって自動
改札機2による入出比が切換えられ、交通整理が行われ
る。ここでは、出場者数が増加しているため、例えば、
出場用の6号機に隣接した5号機が通行止めの状態から
出場用に切換えられる。
【0042】ところが、ステップ5の警告ランプの点灯
から1分経っても駅員によって自動改札機2の入出比が
切換えられない場合(ステップ6;NO)には、監視盤
6aの制御によって入出比が自動的に切換えられる(ス
テップ7)。尚、警告ランプを点灯してからの待機時間
は、任意に設定される。このようにして、入出比が切換
えられた後も、1分毎の交通量が引き続き監視され(ス
テップ8)、一旦増加した出場者数が基準データを下回
ったか否かが判断される(ステップ9)。
【0043】この結果、出場者数が基準データを下回っ
たことが判断されると(ステップ9;YES)、自動改
札機2による入出比がステップ1における初期値に自動
的に戻されて(ステップ10)、交通量が引き続き監視
される。一方、ステップ9で出場者数が基準データを下
回っていないことが判断された場合、ステップ8に戻さ
れて交通量が監視される。
【0044】ところで、上記ステップ1で通行止めに設
定された中間に位置した3号機から5号機を入場/出場
両方向とも通行可能に設定しても良い。この場合、入場
者数および出場者数のうちいずれか一方が基準値を超え
たとき、3号機から5号機のうち1機が1方向のみ通行
可能となるように切換えられる。
【0045】尚、この発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変形可
能である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の通行量
制御システム、および通行量制御方法は、上記のような
構成および作用を有しているので、通行量を自動的に判
断でき、この判断に基づいて通行方向の入出比を自動的
に切換えることができ、混雑を緩和できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る改札システムを示
す概略図。
【図2】図1のシステムで用いられるデータテーブルの
例を示す図。
【図3】図1の改札システムによる制御動作を説明する
ためのフローチャート。
【図4】緊急モードスイッチが押下された場合の制御動
作を説明するためのフローチャート。
【図5】通行量が比較的少ない場合における制御動作を
説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…改札システム、 2…自動改札機、 2a…入場ゲート、 2b…出場ゲート、 4…案内表示機、 6…操作部、 6a…監視盤。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1位置および第2位置を連絡した複数
    の通路と、 上記各通路毎に設けられ、上記第1位置から第2位置へ
    向う第1の方向および上記第2位置から第1位置へ向う
    第2の方向のうちいずれか一方向の通行を許可する複数
    のゲートと、 上記複数のゲートを切換える切換手段と、 上記各通路を通る人数を計数し、上記第1位置から第2
    位置に向う第1の人数および上記第2位置から第1位置
    へ向う第2の人数を計数する計数手段と、 上記計数手段にて計数された上記第1の人数が予め設定
    された第1の基準値を超えたか否かを判断する第1の判
    断手段と、 上記計数手段にて計数された上記第2の人数が予め設定
    された第2の基準値を超えたか否かを判断する第2の判
    断手段と、 上記第1の判断手段にて上記第1の人数が上記第1の基
    準値を超えたことが判断されたとき、この時点で上記第
    1の方向への通行が許可されている通路の数を増やすよ
    うに、上記切換手段によって上記ゲートを切換える第1
    の制御手段と、 上記第2の判断手段にて上記第2の人数が上記第2の基
    準値を超えたことが判断されたとき、この時点で上記第
    2の方向への通行が許可されている通路の数を増やすよ
    うに、上記切換手段によって上記ゲートを切換える第2
    の制御手段と、 を備えていることを特徴とする通行量制御システム。
  2. 【請求項2】 第1位置および第2位置を連絡した複数
    の通路と、 上記各通路毎に設けられ、上記第1位置から第2位置へ
    向う第1の方向および上記第2位置から第1位置へ向う
    第2の方向のうちいずれか一方向の通行を許可する複数
    のゲートと、 上記複数のゲートを切換える切換手段と、 上記各通路を通る人数を計数し、上記第1位置から第2
    位置に向う第1の人数および上記第2位置から第1位置
    へ向う第2の人数を計数する計数手段と、 上記計数手段にて計数された上記第1の人数が予め設定
    された第1の基準値を超えたか否かを判断する第1の判
    断手段と、 上記計数手段にて計数された上記第2の人数が予め設定
    された第2の基準値を超えたか否かを判断する第2の判
    断手段と、 上記第1の判断手段にて上記第1の人数が上記第1の基
    準値を超えたことが判断されたとき、上記第2の判断手
    段にて上記第2の人数が上記第2の基準値を超えていな
    いことを条件に、この時点で上記第1の方向への通行が
    許可されている通路の数を増やすように、上記切換手段
    によって上記ゲートを切換える第1の制御手段と、 上記第2の判断手段にて上記第2の人数が上記第2の基
    準値を超えたことが判断されたとき、上記第1の判断手
    段にて上記第1の人数が上記第1の基準値を超えていな
    いことを条件に、この時点で上記第2の方向への通行が
    許可されている通路の数を増やすように、上記切換手段
    によって上記ゲートを切換える第2の制御手段と、 を備えていることを特徴とする通行量制御システム。
  3. 【請求項3】 第1位置および第2位置を連絡した複数
    の通路と、 上記各通路毎に設けられ、上記第1位置から第2位置へ
    向う第1の方向および上記第2位置から第1位置へ向う
    第2の方向のうちいずれか一方向の通行を許可する複数
    のゲートと、 上記複数のゲートを切換える切換手段と、 上記各通路毎に設けられ、上記各通路を一定時間内に通
    る人数をそれぞれ計数し、該一定時間内に上記第1位置
    から第2位置に向う第1の人数および該一定時間内に上
    記第2位置から第1位置へ向う第2の人数を計数する計
    数手段と、 予め設定した各時間帯毎に前もって調査した上記第1お
    よび第2の人数の最大値を第1および第2の基準値とし
    て記憶した記憶手段と、 上記計数手段にて計数された上記第1の人数が上記記憶
    手段にて予め記憶されている第1の基準値を超えたか否
    かを判断する第1の判断手段と、 上記計数手段にて計数された上記第2の人数が上記記憶
    手段にて予め記憶されている第2の基準値を超えたか否
    かを判断する第2の判断手段と、 上記第1の判断手段にて上記第1の人数が上記第1の基
    準値を超えたことが判断されたとき、この時点で上記第
    1の方向への通行が許可されている通路の数を増やすよ
    うに、上記切換手段によって上記ゲートを切換える第1
    の制御手段と、 上記第2の判断手段にて上記第2の人数が上記第2の基
    準値を超えたことが判断されたとき、この時点で上記第
    2の方向への通行が許可されている通路の数を増やすよ
    うに、上記切換手段によって上記ゲートを切換える第2
    の制御手段と、 を備えていることを特徴とする通行量制御システム。
  4. 【請求項4】 第1位置および第2位置を連絡した複数
    の通路と、 上記各通路毎に設けられ、上記第1位置から第2位置へ
    向う第1の方向および上記第2位置から第1位置へ向う
    第2の方向のうちいずれか一方向の通行を許可する複数
    のゲートと、 上記複数のゲートを切換える切換手段と、 上記各通路毎に設けられ、上記各通路を一定時間内に通
    る人数をそれぞれ計数し、該一定時間内に上記第1位置
    から第2位置に向う第1の人数および該一定時間内に上
    記第2位置から第1位置へ向う第2の人数を計数する計
    数手段と、 予め設定した各時間帯毎に前もって調査した上記第1お
    よび第2の人数の最大値を第1および第2の基準値とし
    て記憶した記憶手段と、 上記計数手段にて計数された上記第1の人数が上記記憶
    手段にて予め記憶されている第1の基準値を超えたか否
    かを判断する第1の判断手段と、 上記計数手段にて計数された上記第2の人数が上記記憶
    手段にて予め記憶されている第2の基準値を超えたか否
    かを判断する第2の判断手段と、 上記第1の判断手段にて上記第1の人数が上記第1の基
    準値を超えたことが判断されたとき、この時点で上記第
    1の方向への通行が許可されている通路の数を増やすよ
    うに、上記切換手段によって上記ゲートを切換え、この
    後、上記第1の判断手段にて上記第1の人数が上記第1
    の基準値を下回ったことが判断されたとき、上記切換手
    段によって上記ゲートを元の状態に戻す第1の制御手段
    と、 上記第2の判断手段にて上記第2の人数が上記第2の基
    準値を超えたことが判断されたとき、この時点で上記第
    2の方向への通行が許可されている通路の数を増やすよ
    うに、上記切換手段によって上記ゲートを切換え、この
    後、上記第2の判断手段にて上記第2の人数が上記第2
    の基準値を下回ったことが判断されたとき、上記切換手
    段によって上記ゲートを元の状態に戻す第2の制御手段
    と、 を備えていることを特徴とする通行量制御システム。
  5. 【請求項5】 第1位置および第2位置を連絡した複数
    の通路と、 上記各通路毎に設けられ、上記第1位置から第2位置へ
    向う第1の方向および上記第2位置から第1位置へ向う
    第2の方向のうち少なくとも一方向の通行を阻止する複
    数のゲートと、 上記各ゲートを、上記第1の方向への通行を許可する第
    1の状態、上記第2の方向への通行を許可する第2の状
    態、または上記第1および第2の方向への通行を両方向
    とも阻止する第3の状態のうちいずれかの状態に切換え
    る切換手段と、 上記各通路毎に設けられ、上記各通路を一定時間内に通
    る人数をそれぞれ計数し、該一定時間内に上記第1位置
    から第2位置に向う第1の人数および該一定時間内に上
    記第2位置から第1位置へ向う第2の人数を計数する計
    数手段と、 予め設定した各時間帯毎に前もって調査した上記第1お
    よび第2の人数の最大値を第1および第2の基準値とし
    て記憶した記憶手段と、 上記計数手段にて計数された上記第1の人数が上記記憶
    手段にて予め記憶されている第1の基準値を超えたか否
    かを判断する第1の判断手段と、 上記計数手段にて計数された上記第2の人数が上記記憶
    手段にて予め記憶されている第2の基準値を超えたか否
    かを判断する第2の判断手段と、 上記第1の判断手段にて上記第1の人数が上記第1の基
    準値を超えたことが判断されたとき、この時点で上記切
    換手段にて上記第3の状態に切換えられているゲートの
    うち少なくとも1つのゲートを上記第1の状態に切換
    え、この後、上記第1の判断手段にて上記第1の人数が
    上記第1の基準値を下回ったことが判断されたとき、上
    記切換手段によって上記第3の状態から第1の状態に切
    換えられたゲートを上記第3の状態に戻す第1の制御手
    段と、 上記第2の判断手段にて上記第2の人数が上記第2の基
    準値を超えたことが判断されたとき、この時点で上記切
    換手段にて上記第3の状態に切換えられているゲートの
    うち少なくとも1つのゲートを上記第2の状態に切換
    え、この後、上記第2の判断手段にて上記第2の人数が
    上記第2の基準値を下回ったことが判断されたとき、上
    記切換手段によって上記第3の状態から第2の状態に切
    換えられたゲートを上記第3の状態に戻す第2の制御手
    段と、 を備えていることを特徴とする通行量制御システム。
  6. 【請求項6】 第1位置および第2位置を連絡した複数
    の通路と、 上記各通路毎に設けられ、上記第1位置から第2位置へ
    向う第1の方向および上記第2位置から第1位置へ向う
    第2の方向のうち少なくとも一方向の通行を許可する複
    数のゲートと、 上記各ゲートを、上記第1の方向への通行を許可する第
    1の状態、上記第2の方向への通行を許可する第2の状
    態、または上記第1および第2の方向への通行を両方向
    とも許可する第3の状態のうちいずれかの状態に切換え
    る切換手段と、 上記各通路毎に設けられ、上記各通路を一定時間内に通
    る人数をそれぞれ計数し、該一定時間内に上記第1位置
    から第2位置に向う第1の人数および該一定時間内に上
    記第2位置から第1位置へ向う第2の人数を計数する計
    数手段と、 予め設定した各時間帯毎に前もって調査した上記第1お
    よび第2の人数の最大値を第1および第2の基準値とし
    て記憶した記憶手段と、 上記計数手段にて計数された上記第1の人数が上記記憶
    手段にて予め記憶されている第1の基準値を超えたか否
    かを判断する第1の判断手段と、 上記計数手段にて計数された上記第2の人数が上記記憶
    手段にて予め記憶されている第2の基準値を超えたか否
    かを判断する第2の判断手段と、 上記第1の判断手段にて上記第1の人数が上記第1の基
    準値を超えたことが判断されたとき、この時点で上記切
    換手段にて上記第3の状態に切換えられているゲートの
    うち少なくとも1つのゲートを上記第1の状態に切換
    え、この後、上記第1の判断手段にて上記第1の人数が
    上記第1の基準値を下回ったことが判断されたとき、上
    記切換手段によって上記第3の状態から第1の状態に切
    換えられたゲートを上記第3の状態に戻す第1の制御手
    段と、 上記第2の判断手段にて上記第2の人数が上記第2の基
    準値を超えたことが判断されたとき、この時点で上記切
    換手段にて上記第3の状態に切換えられているゲートの
    うち少なくとも1つのゲートを上記第2の状態に切換
    え、この後、上記第2の判断手段にて上記第2の人数が
    上記第2の基準値を下回ったことが判断されたとき、上
    記切換手段によって上記第3の状態から第2の状態に切
    換えられたゲートを上記第3の状態に戻す第2の制御手
    段と、 を備えていることを特徴とする通行量制御システム。
  7. 【請求項7】 第1位置および第2位置を連絡した複数
    の通路にそれぞれ設けられた複数のゲートを、上記第1
    位置から第2位置への通行を許可する第1の状態および
    上記第2位置から第1位置への通行を許可する第2の状
    態のいずれかに設定する設定工程と、 上記設定工程にて上記第1の状態に設定されたゲートを
    通過する第1の人数、および上記設定工程にて上記第2
    の状態に設定されたゲートを通過する第2の人数を計数
    する計数工程と、 上記計数工程にて計数された上記第1の人数が予め設定
    された第1の基準値を超えたか否かを判断する第1の判
    断工程と、 上記計数工程にて計数された上記第2の人数が予め設定
    された第2の基準値を超えたか否かを判断する第2の判
    断工程と、 上記第1の判断工程にて上記第1の人数が上記第1の基
    準値を超えたことが判断されたとき、上記第1の方向へ
    の通行を許可する通路の数を増やすように、上記設定工
    程にて設定されたゲートの状態を切換える第1の切換工
    程と、 上記第2の判断工程にて上記第2の人数が上記第2の基
    準値を超えたことが判断されたとき、上記第2の方向へ
    の通行を許可する通路の数を増やすように、上記設定工
    程にて設定されたゲートの状態を切換える第2の切換工
    程と、 を備えていることを特徴とする通行量制御方法。
  8. 【請求項8】 第1位置および第2位置を連絡した複数
    の通路を、一定時間内に、上記第1位置から第2位置へ
    向う第1の方向へ通行する第1の人数、および上記第2
    位置から第1位置へ向う第2の方向へ通行する第2の人
    数を、予め設定した各時間帯毎に前もって調査し、各時
    間帯における上記第1および第2の人数の最大値を各時
    間帯における第1および第2の基準値として予め記憶し
    た記憶工程と、 上記複数の通路にそれぞれ設けられた複数のゲートを、
    上記第1の方向への通行を許可する第1の状態および上
    記第2の方向への通行を許可する第2の状態のいずれか
    に設定する設定工程と、 上記設定工程にて上記第1の状態に設定されたゲートを
    上記一定時間内に通過する第3の人数、および上記設定
    工程にて上記第2の状態に設定されたゲートを該一定時
    間内に通過する第4の人数を計数する計数工程と、 上記計数工程にて計数された上記第3の人数が、上記記
    憶工程にて予め記憶された第1の基準値を超えたか否か
    を判断する第1の判断工程と、 上記計数工程にて計数された上記第4の人数が、上記記
    憶工程にて予め記憶された第2の基準値を超えたか否か
    を判断する第2の判断工程と、 上記第1の判断工程にて上記第3の人数が上記第1の基
    準値を超えたことが判断されたとき、上記第2の判断工
    程にて上記第4の人数が上記第2の基準値を超えていな
    いことを条件に、上記第1の方向への通行を許可する通
    路の数を増やすように、上記設定工程にて上記第2の状
    態に設定されたゲートのうち少なくとも1つを上記第1
    の状態に切換え、この後、上記第1の判断工程にて上記
    第3の人数が上記第1の基準値を下回ったことが判断さ
    れたとき、上記第1の状態に切換えられたゲートを上記
    第2の状態に戻す第1の切換工程と、 上記第2の判断工程にて上記第4の人数が上記第2の基
    準値を超えたことが判断されたとき、上記第1の判断工
    程にて上記第3の人数が上記第1の基準値を超えていな
    いことを条件に、上記第2の方向への通行を許可する通
    路の数を増やすように、上記設定工程にて上記第1の状
    態に設定されたゲートのうち少なくとも1つを上記第2
    の状態に切換え、この後、上記第2の判断工程にて上記
    第4の人数が上記第2の基準値を下回ったことが判断さ
    れたとき、上記第2の状態に切換えられたゲートを上記
    第1の状態に戻す第2の切換工程と、 を備えていることを特徴とする通行量制御方法。
  9. 【請求項9】 第1位置および第2位置を連絡した複数
    の通路を、一定時間内に、上記第1位置から第2位置へ
    向う第1の方向へ通行する第1の人数、および上記第2
    位置から第1位置へ向う第2の方向へ通行する第2の人
    数を、予め設定した各時間帯毎に前もって調査し、各時
    間帯における上記第1および第2の人数の最大値を各時
    間帯における第1および第2の基準値として予め記憶し
    た記憶工程と、 上記複数の通路にそれぞれ設けられた複数のゲートを、
    上記第1の方向への通行を許可する第1の状態、上記第
    2の方向への通行を許可する第2の状態、および、上記
    第1および第2の方向への通行を両方向とも阻止する第
    3の状態のいずれかに設定する設定工程と、 上記設定工程にて上記第1の状態に設定されたゲートを
    上記一定時間内に通過する第3の人数、および上記設定
    工程にて上記第2の状態に設定されたゲートを該一定時
    間内に通過する第4の人数を計数する計数工程と、 上記計数工程にて計数された上記第3の人数が、上記記
    憶工程にて予め記憶された第1の基準値を超えたか否か
    を判断する第1の判断工程と、 上記計数工程にて計数された上記第4の人数が、上記記
    憶工程にて予め記憶された第2の基準値を超えたか否か
    を判断する第2の判断工程と、 上記第1の判断工程にて上記第3の人数が上記第1の基
    準値を超えたことが判断されたとき、上記第1の方向へ
    の通行を許可する通路の数を増やすように、上記設定工
    程にて上記第3の状態に設定されたゲートのうち少なく
    とも1つを上記第1の状態に切換え、この後、上記第1
    の判断工程にて上記第3の人数が上記第1の基準値を下
    回ったことが判断されたとき、上記第1の状態に切換え
    られたゲートを上記第3の状態に戻す第1の切換工程
    と、 上記第2の判断工程にて上記第4の人数が上記第2の基
    準値を超えたことが判断されたとき、上記第2の方向へ
    の通行を許可する通路の数を増やすように、上記設定工
    程にて上記第3の状態に設定されたゲートのうち少なく
    とも1つを上記第2の状態に切換え、この後、上記第2
    の判断工程にて上記第4の人数が上記第2の基準値を下
    回ったことが判断されたとき、上記第2の状態に切換え
    られたゲートを上記第3の状態に戻す第2の切換工程
    と、 を備えていることを特徴とする通行量制御方法。
  10. 【請求項10】 第1位置および第2位置を連絡した複
    数の通路を、一定時間内に、上記第1位置から第2位置
    へ向う第1の方向へ通行する第1の人数、および上記第
    2位置から第1位置へ向う第2の方向へ通行する第2の
    人数を、予め設定した各時間帯毎に前もって調査し、各
    時間帯における上記第1および第2の人数の最大値を各
    時間帯における第1および第2の基準値として予め記憶
    した記憶工程と、 上記複数の通路にそれぞれ設けられた複数のゲートを、
    上記第1の方向への通行を許可する第1の状態、上記第
    2の方向への通行を許可する第2の状態、および、上記
    第1および第2の方向への通行を両方向とも許可する第
    3の状態のいずれかに設定する設定工程と、 上記設定工程にて上記第1の状態に設定されたゲートを
    上記一定時間内に通過する第3の人数、および上記設定
    工程にて上記第2の状態に設定されたゲートを該一定時
    間内に通過する第4の人数を計数する計数工程と、 上記計数工程にて計数された上記第3の人数が、上記記
    憶工程にて予め記憶された第1の基準値を超えたか否か
    を判断する第1の判断工程と、 上記計数工程にて計数された上記第4の人数が、上記記
    憶工程にて予め記憶された第2の基準値を超えたか否か
    を判断する第2の判断工程と、 上記第1の判断工程にて上記第3の人数が上記第1の基
    準値を超えたことが判断されたとき、上記第1の方向へ
    の通行を許可する通路の数を増やすように、上記設定工
    程にて上記第3の状態に設定されたゲートのうち少なく
    とも1つを上記第1の状態に切換え、この後、上記第1
    の判断工程にて上記第3の人数が上記第1の基準値を下
    回ったことが判断されたとき、上記第1の状態に切換え
    られたゲートを上記第3の状態に戻す第1の切換工程
    と、 上記第2の判断工程にて上記第4の人数が上記第2の基
    準値を超えたことが判断されたとき、上記第2の方向へ
    の通行を許可する通路の数を増やすように、上記設定工
    程にて上記第3の状態に設定されたゲートのうち少なく
    とも1つを上記第2の状態に切換え、この後、上記第2
    の判断工程にて上記第4の人数が上記第2の基準値を下
    回ったことが判断されたとき、上記第2の状態に切換え
    られたゲートを上記第3の状態に戻す第2の切換工程
    と、 を備えていることを特徴とする通行量制御方法。
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