JPH11193787A - スクロール型流体機械 - Google Patents
スクロール型流体機械Info
- Publication number
- JPH11193787A JPH11193787A JP36683697A JP36683697A JPH11193787A JP H11193787 A JPH11193787 A JP H11193787A JP 36683697 A JP36683697 A JP 36683697A JP 36683697 A JP36683697 A JP 36683697A JP H11193787 A JPH11193787 A JP H11193787A
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- JP
- Japan
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- scroll
- notch
- fixed
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フレーム6に固定された固定スクロール1と
フレーム6上に摺動自在に支持された旋回スクロール2
とを互いに偏心させ、かつ、位相をずらせて噛み合わ
せ、旋回スクロール2をその自転を阻止しながら公転旋
回運動させるスクロール型流体機械において、その運転
時、旋回スクロール1の端板21の外周面と内面との角隅
が固定スクロール1の外周フランジ14の内周面と内面と
の角隅に干渉して衝撃や騒音が発生したり、旋回スクロ
ール2又は固定スクロール1が損傷するのを防止する。 【解決手段】 旋回スクロール2の端板21の外周面と内
面との角隅及び固定スクロール1の外周フランジ14の内
周面と内面との角隅のいずれか一方又は双方に切り欠き
91、92を設けることによってこれら角隅同志の干渉を回
避する。
フレーム6上に摺動自在に支持された旋回スクロール2
とを互いに偏心させ、かつ、位相をずらせて噛み合わ
せ、旋回スクロール2をその自転を阻止しながら公転旋
回運動させるスクロール型流体機械において、その運転
時、旋回スクロール1の端板21の外周面と内面との角隅
が固定スクロール1の外周フランジ14の内周面と内面と
の角隅に干渉して衝撃や騒音が発生したり、旋回スクロ
ール2又は固定スクロール1が損傷するのを防止する。 【解決手段】 旋回スクロール2の端板21の外周面と内
面との角隅及び固定スクロール1の外周フランジ14の内
周面と内面との角隅のいずれか一方又は双方に切り欠き
91、92を設けることによってこれら角隅同志の干渉を回
避する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧縮機又は膨張機と
して用いられるスクロール型流体機械に関する。
して用いられるスクロール型流体機械に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスクロール型圧縮機の1例が図8
に示されている。密閉ハウジング8は円筒状本体8aと、
上部鏡板8bと、下部鏡板8cとからなる。密閉ハウジング
8内上部にディスチャージカバー31を配設することによ
ってその上方に吐出チャンバー44が限界され、その下方
に低圧室45が限界されている。
に示されている。密閉ハウジング8は円筒状本体8aと、
上部鏡板8bと、下部鏡板8cとからなる。密閉ハウジング
8内上部にディスチャージカバー31を配設することによ
ってその上方に吐出チャンバー44が限界され、その下方
に低圧室45が限界されている。
【0003】低圧室45内にはスクロール型圧縮機構C及
びこれを駆動する電動モータMが内蔵され、これらは回
転シヤフト5を介して互いに連動連結されている。電動
モータMはロータMaとステータMbとからなり、ロータMa
は回転シヤフト5に固定され、ステータMbは密閉ハウジ
ング8に固定されている。
びこれを駆動する電動モータMが内蔵され、これらは回
転シヤフト5を介して互いに連動連結されている。電動
モータMはロータMaとステータMbとからなり、ロータMa
は回転シヤフト5に固定され、ステータMbは密閉ハウジ
ング8に固定されている。
【0004】スクロール型圧縮機構Cは固定スクロール
1、旋回スクロール2、自転阻止機構3、フレーム6等
からなる。固定スクロール1は端板11とその内面に立設
されたうず巻き状ラップ12とこのうず巻状ラップを囲む
外周フランジ14とを備え、端板11の中央部には吐出ポー
ト13が穿設されている。
1、旋回スクロール2、自転阻止機構3、フレーム6等
からなる。固定スクロール1は端板11とその内面に立設
されたうず巻き状ラップ12とこのうず巻状ラップを囲む
外周フランジ14とを備え、端板11の中央部には吐出ポー
ト13が穿設されている。
【0005】旋回スクロール2は端板21とこの内面に立
設されたうず巻き状ラップ22とを備え、この端板21の外
面中央に立設されたボス23内にはドライブブッシュ54が
旋回軸受73を介して回転自在に嵌装されている。
設されたうず巻き状ラップ22とを備え、この端板21の外
面中央に立設されたボス23内にはドライブブッシュ54が
旋回軸受73を介して回転自在に嵌装されている。
【0006】このドライブブッシュ54に穿設されたスラ
イド穴55内には回転シヤフト5の上端から突出する偏心
ピン53がスライド自在に嵌合されている。固定スクロー
ル1と旋回スクロール2とを相互に所定距離だけ偏心さ
せ、かつ、180 度だけ角度をずらせて相互に噛み合わせ
ることによって複数個の密閉空間24が形成されている。
イド穴55内には回転シヤフト5の上端から突出する偏心
ピン53がスライド自在に嵌合されている。固定スクロー
ル1と旋回スクロール2とを相互に所定距離だけ偏心さ
せ、かつ、180 度だけ角度をずらせて相互に噛み合わせ
ることによって複数個の密閉空間24が形成されている。
【0007】フレーム6は密閉ハウジング8に固定さ
れ、このフレーム6のスラスト面上に旋回スクロール2
が摺動自在に支持されている。旋回スクロール2とフレ
ーム6との間には旋回スクロール2の公転旋回運動を許
容するが、その自転を阻止するオルダムリンク等からな
る自転阻止機構3が配設されている。
れ、このフレーム6のスラスト面上に旋回スクロール2
が摺動自在に支持されている。旋回スクロール2とフレ
ーム6との間には旋回スクロール2の公転旋回運動を許
容するが、その自転を阻止するオルダムリンク等からな
る自転阻止機構3が配設されている。
【0008】固定スクロール1はその外周フランジ14を
貫通する複数のボルト32によってフレーム6に締結さ
れ、これら固定スクロール1及びフレーム6は複数の位
置決めピン33によって相対位置が規制されている。
貫通する複数のボルト32によってフレーム6に締結さ
れ、これら固定スクロール1及びフレーム6は複数の位
置決めピン33によって相対位置が規制されている。
【0009】固定スクロール1の端板11の外面中央には
円筒状フランジ16が上方に向かって突設され、このフラ
ンジ16の外周面とディスチャージカバー31の下面に下方
に向かって突設された円筒状フランジ38の内周面とをO
リング39を介して封密的に嵌合させることによって吐出
キャビティー42が形成され、その外周側には吸入室43が
形成されている。
円筒状フランジ16が上方に向かって突設され、このフラ
ンジ16の外周面とディスチャージカバー31の下面に下方
に向かって突設された円筒状フランジ38の内周面とをO
リング39を介して封密的に嵌合させることによって吐出
キャビティー42が形成され、その外周側には吸入室43が
形成されている。
【0010】回転シヤフト5の上端部はフレーム6に設
けた上部軸受71により軸承され、下端部はステイ15に設
けた下部軸受72により軸承され、このスティ15は密閉ハ
ウジング8に固定されている。
けた上部軸受71により軸承され、下端部はステイ15に設
けた下部軸受72により軸承され、このスティ15は密閉ハ
ウジング8に固定されている。
【0011】電動モータMを駆動することによって回転
シヤフト5、偏心ピン53、ドライブブッシュ54、旋回軸
受73、ボス23を介して旋回スクロール2が駆動され、旋
回スクロール2は自転阻止機構3によって自転を阻止さ
れながら公転旋回運動する。
シヤフト5、偏心ピン53、ドライブブッシュ54、旋回軸
受73、ボス23を介して旋回スクロール2が駆動され、旋
回スクロール2は自転阻止機構3によって自転を阻止さ
れながら公転旋回運動する。
【0012】すると、ガスが吸入管82を経て低圧室45内
に入り、図示しないガス通路を経て吸入室43から密閉空
間24内に吸入される。そして、旋回スクロール2の公転
旋回運動により密閉空間24の容積が減少するのに伴って
圧縮されながら中央部に至り、次いで、吐出ポート13か
ら吐出キャビティー42、吐出穴46を経て吐出弁47を押し
開いて吐出チャンバー44に入り、ここから吐出管83を経
て外部に吐出される。
に入り、図示しないガス通路を経て吸入室43から密閉空
間24内に吸入される。そして、旋回スクロール2の公転
旋回運動により密閉空間24の容積が減少するのに伴って
圧縮されながら中央部に至り、次いで、吐出ポート13か
ら吐出キャビティー42、吐出穴46を経て吐出弁47を押し
開いて吐出チャンバー44に入り、ここから吐出管83を経
て外部に吐出される。
【0013】なお、48は吐出弁47の揚程を規制する弁押
えで、これら吐出弁47及び弁押え48の一端はボルト49に
よってディスチャージカバー31の外面に固定されてい
る。
えで、これら吐出弁47及び弁押え48の一端はボルト49に
よってディスチャージカバー31の外面に固定されてい
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のスクロール
型圧縮機の運転時、旋回スクロール2に作用する遠心力
を低減するため、旋回スクロール2の端板21の径を小さ
くすることによってこれを軽量化すると、旋回スクロー
ル2の公転旋回運動によってその端板21の内面と外周面
との角隅が固定スクロール1の外周フランジ14の内面と
内周面との角隅と干渉して衝撃や騒音を発生したり、端
板21又は外周フランジ14が損傷するおそれがあった。
型圧縮機の運転時、旋回スクロール2に作用する遠心力
を低減するため、旋回スクロール2の端板21の径を小さ
くすることによってこれを軽量化すると、旋回スクロー
ル2の公転旋回運動によってその端板21の内面と外周面
との角隅が固定スクロール1の外周フランジ14の内面と
内周面との角隅と干渉して衝撃や騒音を発生したり、端
板21又は外周フランジ14が損傷するおそれがあった。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、フレームに固定された固定スクロールと上記フ
レーム上に摺動自在に支持された旋回スクロールとを互
いに偏心させ、かつ、位相をずらせて噛み合わせ、上記
旋回スクロールをその自転を阻止しながら公転旋回運動
させるスクロール型流体機械において、上記旋回スクロ
ールの端板の外周面と内面との角隅及び上記固定スクロ
ールの外周フランジの内周面と内面との角隅のいずれか
一方又は双方に切り欠きを設けてこれら角隅同志の干渉
を回避したことを特徴とするスクロール型流体機械にあ
る。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、フレームに固定された固定スクロールと上記フ
レーム上に摺動自在に支持された旋回スクロールとを互
いに偏心させ、かつ、位相をずらせて噛み合わせ、上記
旋回スクロールをその自転を阻止しながら公転旋回運動
させるスクロール型流体機械において、上記旋回スクロ
ールの端板の外周面と内面との角隅及び上記固定スクロ
ールの外周フランジの内周面と内面との角隅のいずれか
一方又は双方に切り欠きを設けてこれら角隅同志の干渉
を回避したことを特徴とするスクロール型流体機械にあ
る。
【0016】他の特徴とするところは、上記切り欠きを
面取りによって形成したことにある。
面取りによって形成したことにある。
【0017】更に他の特徴とするところは、上記切り欠
きをコーナRによって形成したことにある。
きをコーナRによって形成したことにある。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態が図1な
いし図5に示されている。図1及び図2に示すように、
旋回スクロール2の端板21の内面と外周面との角隅の一
部に切り欠き91が設けられ、かつ、固定スクロール1の
外周フランジ14の内面と内周面との角隅の一部に切り欠
き92が設けられている。
いし図5に示されている。図1及び図2に示すように、
旋回スクロール2の端板21の内面と外周面との角隅の一
部に切り欠き91が設けられ、かつ、固定スクロール1の
外周フランジ14の内面と内周面との角隅の一部に切り欠
き92が設けられている。
【0019】これら切り欠き91及び92はいずれか一方の
みであってもよく、また、切削、鋳造又は鍛造のいずれ
によって形成しても良い。なお、図2において、15は外
周フランジ14に穿設されたガス通路、16は外周フランジ
14の外周面に形成された凹所で密閉ハウジング8の内周
面と協働してガス通路を形成する。
みであってもよく、また、切削、鋳造又は鍛造のいずれ
によって形成しても良い。なお、図2において、15は外
周フランジ14に穿設されたガス通路、16は外周フランジ
14の外周面に形成された凹所で密閉ハウジング8の内周
面と協働してガス通路を形成する。
【0020】図3には旋回スクロール2と固定スクロー
ル1との干渉状態が示されている。図3において、 Ro ;旋回スクロール2の端板21の半径 ρ ;旋回スクロール2の公転旋回半径 Rf ;固定スクロール1の外周フランジ14の内周面の半
径 rf ;固定スクロール1の最外周のラップ12の外周面の
半径 Rt ;フレーム6のスラスト面の半径 δ ;フレーム6のスラスト面と固定スクロール1のラ
ップ12の先端面の隙間 を表わしている。
ル1との干渉状態が示されている。図3において、 Ro ;旋回スクロール2の端板21の半径 ρ ;旋回スクロール2の公転旋回半径 Rf ;固定スクロール1の外周フランジ14の内周面の半
径 rf ;固定スクロール1の最外周のラップ12の外周面の
半径 Rt ;フレーム6のスラスト面の半径 δ ;フレーム6のスラスト面と固定スクロール1のラ
ップ12の先端面の隙間 を表わしている。
【0021】旋回スクロール2が公転旋回半径ρで公転
旋回運動中に隙間δ内で図示のように傾斜したとき、ハ
ッチングを施した部位で旋回スクロール2と固定スクロ
ール1との干渉が発生する。
旋回運動中に隙間δ内で図示のように傾斜したとき、ハ
ッチングを施した部位で旋回スクロール2と固定スクロ
ール1との干渉が発生する。
【0022】この干渉部分の大きさは、図4及び図5に
示す幾何学的関係から 径方向 Ro +ρ−Rf 高さL =(Ro +ρ−Rf )δ/(Rt +rf ) で表わされる。
示す幾何学的関係から 径方向 Ro +ρ−Rf 高さL =(Ro +ρ−Rf )δ/(Rt +rf ) で表わされる。
【0023】従って、図5に示すように切り欠き91又は
92或いはこれらの合計を上記干渉部分の大きさ以上とす
れば干渉を未然に防止できる。
92或いはこれらの合計を上記干渉部分の大きさ以上とす
れば干渉を未然に防止できる。
【0024】本発明の第2の実施形態が図6に示されて
いる。この第2の実施形態においては、旋回スクロール
2の端板21の外周面と内面との角隅にこれを面取りする
ことによって切り欠き91が形成され、かつ、固定スクロ
ール1の外周フランジ14の内周面と内面との角隅にこれ
を面取りすることによって切り欠き92が設けられてい
る。
いる。この第2の実施形態においては、旋回スクロール
2の端板21の外周面と内面との角隅にこれを面取りする
ことによって切り欠き91が形成され、かつ、固定スクロ
ール1の外周フランジ14の内周面と内面との角隅にこれ
を面取りすることによって切り欠き92が設けられてい
る。
【0025】本発明の第3の実施形態が図6に示されて
いる。この第3の実施形態においては、旋回スクロール
2の端板21の外周面と内面との角隅にコーナRを形成す
ることによって切り欠き91が設けられ、かつ、固定スク
ロール1の外周フランジ14の内周面と内面との角隅にコ
ーナRを形成することによって切り欠き92が設けられて
いる。
いる。この第3の実施形態においては、旋回スクロール
2の端板21の外周面と内面との角隅にコーナRを形成す
ることによって切り欠き91が設けられ、かつ、固定スク
ロール1の外周フランジ14の内周面と内面との角隅にコ
ーナRを形成することによって切り欠き92が設けられて
いる。
【0026】
【発明の効果】本発明においては、旋回スクロールの端
板の外周面と内面との角隅及び固定スクロールの外周フ
ランジの内周面と内面との角隅のいずれか一方又は双方
に切り欠きを設けたため、これら角隅の干渉を回避する
ことができる。この結果、これら角隅の干渉に基づく衝
撃、騒音及び固定スクロール又は及び旋回スクロールの
損傷を防止できる。
板の外周面と内面との角隅及び固定スクロールの外周フ
ランジの内周面と内面との角隅のいずれか一方又は双方
に切り欠きを設けたため、これら角隅の干渉を回避する
ことができる。この結果、これら角隅の干渉に基づく衝
撃、騒音及び固定スクロール又は及び旋回スクロールの
損傷を防止できる。
【0027】切り欠きを面取りによって形成すれば、切
り欠きを容易に形成できる。
り欠きを容易に形成できる。
【0028】切り欠きをコーナRによって形成すれば、
切り欠きを容易に形成できる。
切り欠きを容易に形成できる。
【図1】本発明の第1の実施形態を示すスクロール型流
体機械の部分的縦断面図である。
体機械の部分的縦断面図である。
【図2】図1のB−B線に沿って視た固定スクロールの
下面図である。
下面図である。
【図3】干渉現象を説明する模式図である。
【図4】上記模式図の幾何学的関係を示す線図である。
【図5】上記模式図の部分的拡大図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示すスクロール型流
体機械の部分的縦断面図である。
体機械の部分的縦断面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態を示すスクロール型流
体機械の部分的縦断面図である。
体機械の部分的縦断面図である。
【図8】従来のスクロール型圧縮機の縦断面図である。
6 フレーム 1 固定スクロール 11 端板 12 ラップ 14 外周フランジ 2 旋回スクロール 21 端板 22 ラップ 3 自転阻止機構 91、92 切り欠き
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】図3には旋回スクロール2と固定スクロー
ル1との干渉状態が示されている。図3において、 Ro;旋回スクロール2の端板21の半径 ρ ;旋回スクロール2の公転旋回半径 Rf;固定スクロール1の外周フランジ14の内周面の
半径 rf;固定スクロール1の最外周ラップ12の外周面の
半径 Rt;フレーム6のスラスト面の半径 δ ;フレーム6のスラスト面に支持された旋回スクロ
ール2と固定スクロール1のラップ12の先端面の隙間 h ;旋回スクロール2の端板21の厚さ を表わしている。
ル1との干渉状態が示されている。図3において、 Ro;旋回スクロール2の端板21の半径 ρ ;旋回スクロール2の公転旋回半径 Rf;固定スクロール1の外周フランジ14の内周面の
半径 rf;固定スクロール1の最外周ラップ12の外周面の
半径 Rt;フレーム6のスラスト面の半径 δ ;フレーム6のスラスト面に支持された旋回スクロ
ール2と固定スクロール1のラップ12の先端面の隙間 h ;旋回スクロール2の端板21の厚さ を表わしている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】この干渉部分の大きさは、図4及び図5に
示す幾何学的関係から 径方向長さ Lr=Ro+ρ−Rf 高さ L=(Ro+ρ−rf)δ/(Rt+
rf)
示す幾何学的関係から 径方向長さ Lr=Ro+ρ−Rf 高さ L=(Ro+ρ−rf)δ/(Rt+
rf)
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
フロントページの続き (72)発明者 水野 尚夫 愛知県西春日井郡西枇杷島町字旭町三丁目 1番地 三菱重工業株式会社エアコン製作 所内
Claims (3)
- 【請求項1】 フレームに固定された固定スクロールと
上記フレーム上に摺動自在に支持された旋回スクロール
とを互いに偏心させ、かつ、位相をずらせて噛み合わ
せ、上記旋回スクロールをその自転を阻止しながら公転
旋回運動させるスクロール型流体機械において、 上記旋回スクロールの端板の外周面と内面との角隅及び
上記固定スクロールの外周フランジの内周面と内面との
角隅のいずれか一方又は双方に切り欠きを設けてこれら
角隅同志の干渉を回避したことを特徴とするスクロール
型流体機械。 - 【請求項2】 上記切り欠きを面取りによって形成した
ことを特徴とする請求項1記載のスクロール型流体機
械。 - 【請求項3】 上記切り欠きをコーナRによって形成し
たことを特徴とする請求項1記載のスクロール型流体機
械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36683697A JPH11193787A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | スクロール型流体機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36683697A JPH11193787A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | スクロール型流体機械 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11193787A true JPH11193787A (ja) | 1999-07-21 |
Family
ID=18487803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36683697A Withdrawn JPH11193787A (ja) | 1997-12-26 | 1997-12-26 | スクロール型流体機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11193787A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030051089A (ko) * | 2001-12-20 | 2003-06-25 | 주식회사 엘지이아이 | 스크롤 압축기의 스크롤 간섭방지구조 |
WO2018021058A1 (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | スクロール圧縮機 |
-
1997
- 1997-12-26 JP JP36683697A patent/JPH11193787A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030051089A (ko) * | 2001-12-20 | 2003-06-25 | 주식회사 엘지이아이 | 스크롤 압축기의 스크롤 간섭방지구조 |
WO2018021058A1 (ja) * | 2016-07-29 | 2018-02-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | スクロール圧縮機 |
JPWO2018021058A1 (ja) * | 2016-07-29 | 2019-05-09 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | スクロール圧縮機 |
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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