JPH11193547A - 油圧ショベル - Google Patents

油圧ショベル

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JPH11193547A
JPH11193547A JP36925197A JP36925197A JPH11193547A JP H11193547 A JPH11193547 A JP H11193547A JP 36925197 A JP36925197 A JP 36925197A JP 36925197 A JP36925197 A JP 36925197A JP H11193547 A JPH11193547 A JP H11193547A
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和弘 大谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレッシュな空気をエンジンに供給すること
ができ、発生騒音が低く、雨水や雑草等の異物を吸い込
むことが少ないエンジン用エアフィルタを備えた油圧シ
ョベルを提供する。 【解決手段】 上部旋回体13の内部に、エンジン31
と、エンジン31に接続された冷却用ファン32と、冷
却用ファン32の前方に配置されたラジエター33とが
収納されている。ラジエター33とエンジン31との間
は遮閉手段35によってエンジンスペース36とラジエ
タースペース37とに仕切られている。また、エンジン
31のエアフィルタが、内部にフィルタエレメントが収
納されたエアフィルタ本体44と、エアフィルタ本体4
4にエアを吸気する吸気配管48と、エアフィルタ本体
44で瀘過されたエアをエンジン31に送気する送気配
管42とからなっている。吸気配管48の吸気開口50
は、ラジエタースペース37の下奥部に配置されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エンジン用エア
フィルタを備えた油圧ショベルに関し、特に、エンジン
用エアフィルタを備えた後端旋回半径を小さくした小旋
回型の油圧ショベルに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベルは、上部旋回体の
内部に収納された内燃エンジンで駆動される。このエン
ジンは、水冷方式で冷却されており、この水冷に用いた
冷却水は、ラジエターに導入されて冷却される。このラ
ジエターを空冷するための空気は、上部旋回体の外部か
ら取り込まれ、ラジエターを冷却した後にエンジンルー
ムに達する。
【0003】また、エンジンの配置されているエンジン
スペースとラジエターが配置されているスペースとの間
は、通常の場合、遮閉手段によって仕切られており、エ
ンジンスペースの熱気がラジエタースペースに逆流する
のを防止している。
【0004】また、一般に、油圧ショベルの内燃エンジ
ンの燃焼に使用するエアは、エアフィルタを通して瀘過
された後に、送気配管を経てエンジンに供給される。内
燃エンジンのおける燃料の燃焼に使用した後のエアは、
エンジンに付設されたマフラーを通して上部旋回体の外
部に放出される。
【0005】従来においては、この小旋回型油圧ショベ
ルのエンジン用エアフィルタは、エンジンスペース内に
配置されることが多かった。もっとも、従来において
も、エンジン用エアフィルタをラジエタースペースに配
置したものもあったが、エアフィルタの吸気開口は、上
部旋回体の外周部近傍か上面付近に配置されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、後端小旋回
型の油圧ショベル等の上部旋回体の内部スペースが小さ
い油圧ショベルにおいて、エンジン用エアフィルタをエ
ンジンスペース内に配置しようとすると、上部旋回体の
内部スペースが小さいため、エンジン用エアフィルタを
マフラーやエンジン本体の近傍に配置せざるを得ない。
ところが、マフラーやエンジン本体の近傍のエアは高温
であるため、エアクリーナ本体が加熱されてエンジンへ
の吸気温度が高くなる傾向にある。
【0007】一方、エンジン用エアフィルタをラジエタ
ースペースに配置すれば、エンジンにフレッシュなエア
を供給することはできるが、従来においては、エアフィ
ルタの吸気開口が上部旋回体の外周部近傍か上面付近に
配置されていたので、吸気開口で発生する騒音が上部旋
回体の外部に漏れ、油圧ショベルの発生騒音が増大する
という問題があった。
【0008】さらに、エアフィルタの吸気開口を上部旋
回体の外周部近傍か上面付近に配置した場合、雨水や雑
草等の異物を吸い込み、この吸い込んだ異物によってエ
アクリーナが詰まり、エンジンの吸気抵抗が増大しやす
くなるという問題もあった。
【0009】そこで本発明は、このような事情に鑑み、
フレッシュな空気をエンジンに供給することができ、発
生騒音が低く、雨水や雑草等の異物を吸い込むことが少
ないエンジン用エアフィルタを備えた油圧ショベルを提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明に係る油圧ショベルでは、上部旋
回体の内部に、エンジンと、エンジンに接続された冷却
用ファンと、冷却用ファンの前方に配置されたラジエタ
ーとを収納しており、ラジエターとエンジンとの間は遮
閉手段によってエンジンスペースとラジエタースペース
とに仕切られている。また、エンジンのエアフィルタ
が、内部にフィルタエレメントが収納されたエアフィル
タ本体と、エアフィルタ本体にエアを吸気する吸気配管
と、エアフィルタ本体で瀘過されたエアをエンジンに送
気する送気配管とからなっており、吸気配管の吸気開口
が、ラジエタースペースの下奥部に配置されている。
【0011】本発明によれば、吸気配管の吸気開口をラ
ジエタースペースの下奥部に配置しているので、ラジエ
ターを通過する前のフレッシュな空気を吸気開口から吸
い込んでエンジンに供給することができる。また、吸気
開口から空気を吸い込む際に発生する騒音が上部旋回体
の外に漏れにくく、油圧ショベルの発生騒音を下げるこ
とができる。さらに、吸気開口から雨水や雑草等の異物
を吸い込むことを抑制することができる。
【0012】また、請求項2に係る発明のように、吸気
配管の一部を上部旋回体に立設された吸気ダクトによっ
て構成し、この吸気ダクトを遮閉手段の一部としてもよ
い。
【0013】この場合、吸気ダクトが遮閉手段の一部と
なるので、別途遮閉手段を設ける必要がなく、効率的に
上部旋回体内の内部スペースを使用することができる。
また、吸気ダクトによって吸気の脈動を抑えることがで
き、発生騒音をさらに低減することができる。
【0014】さらに、請求項3に係る発明のように、吸
気開口を吸気ダクトの下端より所定高さだけ上方に設け
てもよい。
【0015】この場合、雑草などのようなラジエタース
ペースの底部分に溜まった堆積物を吸い込むことがな
い。
【0016】さらに、請求項4に係る発明のように、吸
気ダクトをラジエターの側方に配置してもよい。
【0017】この場合、ラジエターに通風されるエアの
経路を吸気ダクトが遮ることがないので、吸気ダクトを
ラジエタースペースに配置したにもかかわらず、ラジエ
ターの冷却能率を低下させることがない。
【0018】さらに、請求項5に係る発明のように、エ
アフィルタ本体を上部旋回体の外周部近傍に設けてもよ
い。
【0019】この場合、エアフィルタ本体に上部旋回体
の外周部から容易にアクセスすることができるので、定
期的に清掃と交換が必要なフィルタエレメントのメンテ
ナンス作業を非常に容易におこなうことができる。
【0020】さらに、請求項6に係る発明のように、送
気配管に、送気配管で発生する送気の脈動を低減させる
ための分岐配管を接続してもよい。
【0021】この場合、送気配管で発生する送気の脈動
を低減することができ、油圧ショベルの発生騒音をさら
に抑えることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を図
面を参照しつつ説明する。
【0023】図1は、本発明が適用される一例としての
後端小旋回型油圧ショベルの側面図であり、図2は、そ
の上面図である。
【0024】図1および図2において、11は下部走行
体である。この下部走行体11は、センタフレームの両
端に無限回転自在に設けられた左右一対のクローラ12
を備えている。
【0025】この下部走行体11の上方には、上部旋回
体13が旋回自在に配置されている。この上部旋回体1
3の左側部には、運転席を備えたキャビン14が設けら
れている。また、この上部旋回体13の後部には、カウ
ンタウエイト15が設けられているとともに、その上部
にはカバー16が開閉自在に設けられている。このカバ
ー16を開けて、エンジン等のメンテナンスをおこな
う。また、上部旋回体13の後方左側部にもカバー17
が開閉自在に設けられており、このカバー17に穿設さ
れた通風孔から外気を吸気してラジエターを冷却する。
【0026】上部旋回体13の中央部には、作業アタッ
チメント18のブーム19が起伏自在に取り付けられて
いる。この作業アタッチメント18は、ブーム19、該
ブームの先端に回動自在に取り付けられたアーム20、
および該アーム20の先端に回動自在に取り付けられた
バケット21とからなる。
【0027】図1および図2に示された油圧ショベルで
は、上部旋回体16の後端が円弧状に成形されている。
このため、上部旋回体16の後端が、上部旋回体16を
旋回させても一対のクローラ12の幅からはみ出ること
がない。
【0028】図3は、本発明の第1実施形態に係る油圧
ショベルの上部旋回体の内部構造を示す上面図であり、
図4は、その後側面図であり、図5は、その左側面図で
ある。図3、図4および図5において、図1および図2
と同一符号を付したものは、その説明を省略する。
【0029】図3において、31は内燃エンジンであ
る。このエンジン31の出力軸には、ベルトとプーリを
介して冷却ファン32が回転自在に接続されており、こ
の冷却ファン32の前方には、ラジエター33とオイル
クーラ34が、この順に配置されている。冷却ファン3
2の回転によって、カバー17に配された通風孔から図
中矢印A方向に外気を吸い込んで、ラジエター33とオ
イルクーラ34を空冷する。
【0030】ラジエター33とエンジン31との間に
は、遮閉板35(遮閉手段)が設けられており、上部旋
回体13の内部スペースを、エンジンスペース36とラ
ジエタースペース37に区画している。ラジエタースペ
ース37とキャビン14との間にも、別の遮閉板38が
設けられている。
【0031】この第1実施形態の場合、ラジエター33
が遮閉板35の一部となっている。また、後述する吸気
ダクト49も遮閉板35の一部となっている。このよう
に他の部品を遮閉板35の一部として利用すると、上部
旋回体13の内部スペースを有効に利用することができ
る。ただし、この第1実施形態のように、他の部品を遮
閉板35の一部として利用することなく、遮閉板を独立
した部材としてもよいのはいうまでもない。
【0032】なお、この発明における遮閉手段は、エン
ジンスペース36とラジエタースペース37との間を完
全に遮閉する必要はなく、ラジエター33を通過後の熱
気がエンジンスペース36からラジエタースペース37
に逆流してくるのを阻害することができれば十分であ
る。例えば、この第1実施形態のように、遮閉板35の
一部(例えば下方)に、完全にはエンジンスペース36
とラジエタースペース37との間を遮断していない部分
があってもかまわない。
【0033】内燃エンジン31には、第1送気ホース3
9、送気鋼管40、第2送気ホース41とからなる送気
配管42が接続されている。送気鋼管40は、遮閉板3
5に溶接されており、遮閉板35と送気鋼管40との間
に隙間ができないようにしてある。また、送気鋼管40
の部分で支持することで、第1送気ホース39と第2送
気ホース41が垂れ下がることを防止している。
【0034】この送気配管42の第2送気ホースの一端
は、エアフィルタ本体45の送気継手43に接続されて
いる。このエアフィルタ本体45の中には、フィルタエ
レメントが収納されている。このフィルタエレメント
は、エアフィルタ本体45の下部に覆着されたキャップ
45を取り外した後、下方に引き抜きくことで、フィル
タエレメントの清掃と交換をすることができる。この第
1実施形態の場合、エアフィルタ本体45が、上部旋回
体13のカバー17の近傍かつ比較的上方に設けられて
いるので、フィルタエレメントの交換が非常に容易であ
る。
【0035】この第1実施形態の場合、エアフィルタ本
体45が、ラジエタースペース37内の遮閉板38の近
傍に配置されているので、ラジエター33に向かうエア
の通風の邪魔にならず、ラジエター33の冷却能率を低
下させることがない。
【0036】また、エアフィルタ本体45の側面上方に
は、給気継手43が設けられている。この給気継手43
には、給気ホース47と給気ダクト49とからなる給気
配管48が接続されている。この給気ダクト49は、ラ
ジエタスペース37の奥部である遮閉板35と他の遮閉
板38との交差部に立設されており、ラジエタースペー
ス37とエンジンスペース36とを区分する遮閉板35
の一部となっている。
【0037】この第1実施形態の場合、給気ダクト49
がラジエター33の側方に立設されているので、ラジエ
ター33に向かう外気の通風の邪魔にならず、ラジエタ
ー33の冷却能率を低下させることがない。また、給気
配管48で発生する音波の脈動を抑えることができる。
【0038】給気ダクト49の下端より所定高さだけ上
方には、給気開口50が、カバー17の方向に向けて穿
設されており、この給気開口50から必要なエアを給気
する。
【0039】なお、この第1実施形態の場合、給気開口
50を給気ダクト49の下端より所定高さだけ上方に設
けたが、ラジエタースペースの下奥部であれば、他の位
置に設けてもよい。例えば、給気ダクト49の下端に設
けてもよい。
【0040】次いで、この第1実施形態に係るエンジン
用エアフィルターの動作を説明する。給気開口50から
給気されたエアは、給気配管48を経てエアフィルタ本
体44に導入され、このエアフィルタ本体44の内部に
収納されたフィルタエレメントによって瀘過される。瀘
過された後のエアは、送気配管42によって内燃エンジ
ン31によって送り込まれ、燃料の燃焼に使用される。
【0041】図6は、本発明の第2実施形態に係る油圧
ショベルのエンジン用エアフィルタの構造を示す上面図
であり、図7は、その後側面図であり、図8は、その左
側面図である。図6乃至図8において、図4乃至図6と
同一符号を付したものは、その説明を省略する。
【0042】この第2実施形態においては、送気鋼管4
0の側面中部には、下方に伸延した後に水平方向に伸延
する分岐配管64が接続されている。この分岐配管64
は、送気鋼管40に溶接固着された第1分岐鋼管61
と、この第1分岐鋼管61に接続された分岐ホース62
と、この分岐ホース62に接続された第2分岐鋼管63
とから構成されている。この第2分岐鋼管63は、下方
に伸延した後に90度屈曲し、水平方向に伸延し、その
端部は閉塞されている。このように分岐配管64を屈曲
させて配置することで、上部旋回体13の内部スペース
を有効に活用することができる。
【0043】なお、この分岐配管64の長さは、送気配
管で発生する音波の周波数によって適宜定められる。
【0044】この第2実施形態においては、必要とされ
る分岐配管64の長さが長いので、下方に伸延した後に
水平方向に伸延するようにしているが、必要とされる分
岐配管の長さが短い場合は、水平方向に屈曲させる必要
はない。また、下方に伸延させる必要は必ずしもなく、
スペースが許せば側方に伸延させてもよい。さらに、送
気配管で発生する音波の脈動が小さい場合は、この分岐
配管64を設ける必要はない。
【0045】
【発明の効果】以上述べたように本発明では、ラジエタ
ーを通過する前のフレッシュな空気を吸気開口から吸い
込んでエンジンに供給することができ、油圧ショベルの
発生騒音を下げることができ、さらに、吸気開口から雨
水や雑草等の異物を吸い込むことを抑制することができ
る。
【0046】したがって、本発明に係る油圧ショベルで
は、フレッシュな空気の吸い込みにより、エンジンの能
力を十分に発揮させることができる。また、発生騒音の
低下により、静音作業が要求される市街地での作業にも
適している。さらに、異物吸い込みの抑制により、エン
ジンのトラブルを少なくでき、エンジンの寿命を伸ばす
ことができる。
【0047】さらに、請求項2に係る本発明では、別途
遮閉手段を設ける必要がなく、効率的に上部旋回体内の
ラジエタースペースを使用することができる。また、吸
気の脈動を抑えることができ、発生騒音をさらに低減す
ることができる。
【0048】したがって、請求項2に係る油圧ショベル
は、発生騒音のさらなる低下により、静音作業が要求さ
れる市街地での作業に適している。また、上部旋回体の
内部スペースが制限されている後端小旋回タイプの油圧
ショベルへの構造として、より適している。
【0049】さらに、請求項3に係る本発明では、雑草
等のラジエタースペースの底部分に溜まった堆積物を吸
い込むことがない。
【0050】したがって、請求項3に係る油圧ショベル
は、異物吸い込みをさらに抑制でき、エンジンのトラブ
ルをさらに少なくでき、エンジンの寿命をさらに伸ばす
ことができる。
【0051】さらに、請求項4に係る本発明では、ラジ
エターに通風されるエアの経路を吸気ダクトが遮らない
ので、ラジエターの冷却能率が低下することがない。
【0052】したがって、請求項4に係る油圧ショベル
では、ラジエターでの冷却効率を高めることができ、ひ
いてはエンジンの能力を高めることができる。
【0053】さらに、請求項5に係る本発明では、エア
フィルタ本体に上部旋回体の外周部から容易にアクセス
することができるので、定期的に清掃と交換が必要なフ
ィルタエレメントのメンテナンス作業を非常に容易にお
こなうことができる。
【0054】したがって、請求項5に係る油圧ショベル
は、エアフィルタの清掃または交換時期を逸することに
よるトラブルを未然に防止することができ、ひいては油
圧ショベルのエンジンの寿命をさらに伸ばすことにつな
がる。
【0055】さらに、請求項6に係る本発明では、送気
配管で発生する送気の脈動を低減することができ、油圧
ショベルの発生する騒音をさらに抑えることができる。
【0056】したがって、請求項6に係る油圧ショベル
は、発生騒音をさらに一層低下でき、静音作業が要求さ
れる市街地での作業に非常に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される後端小旋回型油圧ショベル
の側面図である。
【図2】本発明が適用される後端小旋回型油圧ショベル
の上面図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る油圧ショベルの上
部旋回体の内部構造を示す上面図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る油圧ショベルの上
部旋回体の内部構造を示す後側面図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る油圧ショベルの上
部旋回体の内部構造を示す左側面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る油圧ショベルのエ
ンジン用エアフィルタの構造を示す上面図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係る油圧ショベルのエ
ンジン用エアフィルタの構造を示す後側面図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る油圧ショベルのエ
ンジン用エアフィルタの構造を示す左側面図である。
【符号の説明】
13 上部旋回体 31 エンジン 32 冷却ファン 33 ラジエター 35 遮閉板(遮閉手段) 36 エンジンスペース 37 ラジエタースペース 42 送気配管 44 エアフィルタ本体 48 給気配管 49 給気ダクト 50 給気開口 64 分岐配管

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部旋回体の内部に、エンジンと、該エ
    ンジンに接続された冷却用ファンと、該冷却用ファンの
    前方に配置されたラジエターとを収納し、前記ラジエタ
    ーと前記エンジンとの間が遮閉手段によってエンジンス
    ペースとラジエタースペースとに仕切られた油圧ショベ
    ルにおいて、 前記エンジンのエアフィルタが、内部にフィルタエレメ
    ントが収納されたエアフィルタ本体と、該エアフィルタ
    本体にエアを吸気する吸気配管と、前記エアフィルタ本
    体で瀘過されたエアを前記エンジンに送気する送気配管
    とからなり、前記吸気配管の吸気開口が、前記ラジエタ
    ースペースの下奥部に配置されたことを特徴とする油圧
    ショベル。
  2. 【請求項2】 前記吸気配管の一部が、前記上部旋回体
    に立設された吸気ダクトから構成され、該吸気ダクトが
    前記遮閉手段の一部となっていることを特徴とする請求
    項1記載の油圧ショベル。
  3. 【請求項3】 前記吸気ダクトに吸気開口が設けられて
    おり、該吸気開口が前記吸気ダクトの下端より所定高さ
    だけ上方に設けられていることを特徴とする請求項2記
    載の油圧ショベル。
  4. 【請求項4】 前記吸気ダクトが、前記ラジエターの側
    方に配置されていることを特徴とする請求項2記載の油
    圧ショベル。
  5. 【請求項5】 前記エアフィルタ本体が、前記上部旋回
    体の外周部近傍に設けられていることを特徴とする請求
    項1記載の油圧ショベル。
  6. 【請求項6】 前記送気配管に、該送気配管で発生する
    送気の脈動を低減させるための分岐配管が接続されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の油圧ショベル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007016488A (ja) * 2005-07-07 2007-01-25 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械
US8646553B2 (en) 2011-03-16 2014-02-11 Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. Construction machine provided with heat exchanger

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